「少人数の情緒学級なら通えると思ったのに、行けなくなってしまった」「不登校が続いていて、学校から情緒学級をすすめられた。入れば行けるようになるのだろうか」——情緒学級と不登校は、切り離せないテーマです。
情緒学級は、大人数の教室がつらい子にとって大きな支えになります。それでも、情緒学級に入れば必ず登校できるわけではありません。この記事では、情緒学級に在籍していても行けなくなる理由、休み始めたときの対応、そして不登校の子が情緒学級に入るという選択について、文部科学省の資料をもとに整理します。
- 情緒学級でも不登校は起こる——少人数でも、学校という場所・通学・人間関係が負担になることがあります
- 行けないのは本人や親のせいではない——環境と子どもの状態が合っていないサインです
- 不登校は情緒障害の状態像の一つ——文部科学省の手引でも、心理的な要因による不登校は情緒障害教育の対象に含まれています
- 学校の外にも学びの場がある——在籍校に籍を置いたまま使え、出席扱いになることもあります
- 情緒学級でも学校に行けなくなる5つの理由
- 休み始めたときに家庭でできること
- 学校と調整できること(時間割・登校時間・別室)
- 不登校の子が情緒学級に入る場合の考え方
- 学校外の居場所と、出席扱いの仕組み
この記事は、全国から累計1000名を超える不登校の小中学生が通うNIJINアカデミーが、文部科学省の資料と保護者から寄せられる相談をもとにまとめたものです。NIJINアカデミーには、情緒学級に在籍しながら参加している子、情緒学級を経て入学した子もいます。
情緒学級と不登校の関係
情緒学級は、正式には「自閉症・情緒障害特別支援学級」といいます。対象は、自閉症やそれに近い特性のある子と、心理的な要因による困りごとのある子です。
文部科学省の「障害のある子供の教育支援の手引」は、情緒障害の主な状態として、選択性かん黙(場面緘黙)とならんで不登校を挙げています。心理的な要因が大きく、本人は登校しなければと思っていても登校できず、学校生活に適応できなくなっている状態です。つまり、不登校の子の一部は、制度上、情緒学級や通級による指導の対象になり得ます。自閉症の子の不登校の原因とサインは自閉症の不登校ガイドもあわせてご覧ください。
ただし、不登校の子がすべて情緒障害にあたるわけではありません。情緒障害そのものについては情緒障害とは?、学級の仕組みは情緒学級とは?で解説しています。
出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」「特別支援教育の充実について」。2つの数字は別の調査で、重なりの人数は公表されていません。
出典:文部科学省「障害のある子供の教育支援の手引」情緒障害/文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2026年10月確認)
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情緒学級でも学校に行けなくなる5つの理由
情緒学級は8人までの少人数で、先生の目も届きやすい環境です。それでも行けなくなるのは、次のような理由が重なるためです。
一つだけでなく、いくつかが重なっていることがほとんどです
校門、廊下、チャイム、給食のにおいなど、教室に着くまでの環境がつらい
少人数のため、合わない子や先生が一人いるだけで居づらくなる
通常学級で過ごす時間に、強い緊張や疲れを感じている
複数学年が同じ教室で学ぶため、わからないまま進んでしまうことがある
通常学級でがんばり続けた疲れが、環境を変えたあとに出てくる
1. 学校という場所そのものが負担になっている
情緒学級の教室は落ち着いていても、そこにたどり着くまでが大変な子がいます。朝の昇降口の混雑、廊下ですれちがう人の多さ、チャイムの音、全校集会。感覚の過敏さがある子にとって、学校は教室の外にも刺激があふれています。
この場合、登校時間をずらす、人の少ない入口を使う、集会は見学にする、といった調整で楽になることがあります。
2. 学級の中の相性
8人までの学級は、相性の影響を強く受けます。大きな声を出す子がいる、自分のペースを乱される、先生の話し方が合わない。通常学級なら距離を取れる相手とも、少人数では毎日顔を合わせることになります。
先生との相性も大きな要素です。年度が替わって担任が替わったとたんに行けなくなった、という話は珍しくありません。
3. 交流学級での疲れ
情緒学級の子は、音楽や体育、給食、行事などを通常学級(交流学級)で過ごします。本人にとっては、慣れない大人数の中に一人で入っていく時間です。「交流の日だけ行きたがらない」「体育のある日に腹痛を訴える」という場合は、交流の時間が負担になっている可能性があります。
交流の教科や時間は、本人の状態に合わせて見直すことができます。
4. 勉強がわからなくなっている
情緒学級は学年どおりの内容を学びますが、複数の学年を一人の先生が教えることも多く、自習の時間が長くなることがあります。わからないところを聞けないまま進み、授業そのものが苦痛になっていることがあります。
反対に、内容がやさしすぎて物足りない、という理由で行きたがらなくなる子もいます。
5. これまでの疲れが出ている
通常学級で長く無理を重ねてきた子は、情緒学級に移って安心したとたんに、たまっていた疲れが表に出ることがあります。これは悪化ではなく、やっと休める状態になったサインとも言えます。この時期に無理に登校させると、回復が遠のくことがあります。

行き渋りのサインに気づく
完全に行けなくなる前に、多くの子は小さなサインを出しています。早く気づければ、調整できることが増えます。
| 場面 | よくあるサイン |
|---|---|
| 朝 | 起きられない。頭痛・腹痛・吐き気を訴える。支度に時間がかかる |
| 登校前 | 玄関で動けなくなる。泣く。怒る |
| 帰宅後 | ぐったりして動けない。癇癪を起こす。部屋にこもる |
| 夜 | 寝つけない。翌日の予定を何度も確認する |
| 休日 | 日曜の夕方から元気がなくなる。月曜に休みがちになる |
| 言葉 | 「疲れた」「行きたくない」「どうせ自分なんか」が増える |
こうしたサインが2週間以上続くときは、がんばらせるよりも、負担を減らす方向で学校と相談しましょう。体の症状が強い場合は、かかりつけの小児科を受診してください。行き渋りへの対応は「特別支援学級でも行き渋る…」ときに親が取れる選択肢でも解説しています。
休み始めたときに家庭でできること
学校を休み始めた直後は、保護者も不安でいっぱいになります。まず大切にしたいのは、次の3つです。
「どうして行けないの?」と聞いても、本人にも理由がわからないことがほとんどです。理由を言葉にできないことを責めず、「行けないくらいつらいんだね」と受け止めることが、回復の出発点になります。
休んでいる間、ゲームや動画ばかりになることを心配する保護者は多いのですが、休み始めの時期は、心のエネルギーを回復させている段階です。好きなことに取り組めているなら、それは回復に向かっているしるしです。生活リズムだけは保てるよう、起きる時間と寝る時間を一緒に決めておきましょう。
記録したメモは、学校や相談機関に状況を伝えるときに役立ちます。
学校と調整できること
情緒学級は、通常学級に比べて個別の調整がしやすい環境です。行きづらさが出てきたら、次のような調整を担任に相談できます。
| 調整できること | 具体例 |
|---|---|
| 登校する時間 | 2時間目から、午前だけ、放課後だけ |
| 登校する日 | 週に2〜3日から。行事の日は休む |
| 入口と動線 | 人の少ない入口を使う。保護者と一緒に教室まで行く |
| 交流学級 | 教科を減らす。当面は情緒学級だけで過ごす |
| 学習の内容 | 課題の量を減らす。得意な教科から取り組む |
| 過ごす場所 | 保健室、相談室、校内教育支援センターを使う |
| 連絡の方法 | 毎朝の欠席連絡をやめ、行ける日だけ連絡する形にする |
毎朝の欠席連絡は、保護者にとって大きな負担です。「行ける日だけ連絡します」という形に変えてもらうだけで、朝の空気が変わります。
担任だけで話が進まないときは、特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに加わってもらいましょう。校内の別の部屋で過ごす方法は別室登校とは?、保健室で過ごす方法は保健室登校とは?で紹介しています。
「情緒学級に移れば行けるようになると思っていたので、行けなくなったときは目の前が真っ暗になりました。でも担任の先生に『ここまでよくがんばりましたね。まず休みましょう』と言われて、親子で肩の力が抜けました」(小学5年生の保護者)
話を聞かせてください
学校に行けない日が続いている段階でも大丈夫です。NIJINアカデミーのスタッフがLINEでお話をうかがいます。

不登校の子が情緒学級に入るという選択
通常学級で不登校になった子に、学校から情緒学級をすすめられることがあります。この選択をどう考えればよいでしょうか。
情緒学級が合いやすいケース
- 行けなくなった理由が、大人数の教室の音や人の多さにある
- 少人数の場(習い事、少人数の塾など)には通えている
- 学校そのものは嫌いではなく、行きたい気持ちがある
- 特定の先生や少人数となら話せる
- 勉強の内容は理解できている
こうした子は、環境を少人数に変えることで、再び登校できるようになることがあります。まずは見学や体験で、本人が教室に入れるかを確かめてみましょう。
情緒学級でもむずかしいケース
- 学校の建物や通学路に近づくだけで強い不安が出る
- 長く休んでいて、外出そのものがむずかしい
- 学校で受けた傷つきが大きく、学校への信頼が戻っていない
- 朝起きられないなど、体調の問題が大きい
こうした場合、情緒学級に籍を移しても、登校できないことに変わりはありません。籍をどこに置くかよりも、いま安心して過ごせる場所をつくることが先です。学校の外の居場所で元気を取り戻してから、学校との関わり方を考えても遅くはありません。
籍を移す前に確かめたいこと
情緒学級に籍を移すには、教育委員会の就学相談と判断が必要です。手続きに数か月かかることもあります。その前に、次のことを試せないか学校に相談してみてください。
籍はそのままで、できることから始めます
放課後や人の少ない時間に、教室を見せてもらう
籍は通常学級のまま、校内の別の部屋で過ごしてみる
通常学級に籍を置いたまま、週に数時間の指導を受ける
入るまでの流れと基準は特別支援学級とは?で解説しています。
学年別に見た「行けなくなりやすい時期」
情緒学級に通う子が学校に行きづらくなるタイミングには、いくつかの山があります。前もって知っておくと、サインに早く気づけます。
| 時期 | 起きやすいこと | 備えておきたいこと |
|---|---|---|
| 4〜5月 | 担任や学級のメンバーが替わる。新しい時間割になる | 年度初めに、前年度うまくいった配慮を新しい担任に伝える |
| 連休明け・夏休み明け | 生活リズムが崩れる。休み前の疲れが出る | 休みの終わりに、起きる時間を少しずつ戻す |
| 行事の前後 | 運動会、発表会、宿泊行事の練習で負担が増える | 参加の形を事前に相談する。見学や一部参加も選べるようにする |
| 小学校高学年 | 周りの目を意識し始める。交流学級での居づらさ | 本人の気持ちを聞く。交流の教科を見直す |
| 中学校入学後 | 教科担任制、定期テスト、部活動 | 入学前の引き継ぎと下見。連絡方法を決めておく |
とくに長い休みのあとは、学校全体で不登校が増える時期です。「休み明けは行きづらくなるもの」とあらかじめ想定しておくだけで、保護者の気持ちの余裕がちがってきます。最初の1週間は短い時間だけ登校する、と前もって学校と決めておく方法もあります。
学校の外の居場所と出席扱い
学校の中の調整だけでは行けないときは、学校の外に目を向けます。在籍校に籍を置いたまま使える場が増えています。
| 学校の外の場 | 特徴 | 出席の扱い | 費用 |
|---|---|---|---|
| 教育支援センター | 自治体が運営。少人数で学習や体験活動 | 出席扱いになることが多い | 無料 |
| フリースクール | 民間の居場所と学びの場 | 在籍校の校長が判断 | 月3万円前後が多い |
| オンラインスクール | 自宅から参加できる | 在籍校の校長が判断 | 月1〜3万円程度 |
| 学びの多様化学校 | 不登校の子に合わせた授業を組める正式な学校 | その学校の出席(転校が必要) | 公立は授業料なし |
学校の外で学んだ日が出席扱いになるかどうかは、在籍校の校長が判断します。情緒学級に在籍している子も、この仕組みを同じように使えます。出席扱いになれば、通知表や調査書の出欠にも反映されます。くわしくは不登校の「出席扱い」とは?、不登校の子に合わせた学校は学びの多様化学校とは?をご覧ください。
情緒学級に籍を置いたまま、学校の外の場を併用することもできます。週に1日は情緒学級、ほかの日はオンラインで学ぶ、という組み合わせをしている家庭もあります。
学校に伝えるときのメモの作り方
学校や相談機関に状況を伝えるとき、口頭だけでは大事なことが抜けてしまいます。1枚のメモにまとめておくと、何度も同じ説明をくり返さずにすみます。
- いつから休み始めたか。週に何日くらい行けているか
- 行けない日に多い様子(体の症状、表情、言葉)
- 行きやすい条件(時間帯、曜日、教科、一緒にいる人)
- 行きにくい条件(行事、交流学級、特定の教科)
- 家でうまくいっている関わり方
- 本人が話したこと。本人の希望
- 学校にお願いしたいこと(一つか二つに絞る)
お願いは、一度にたくさん伝えるより、いちばん変えてほしいことを一つか二つに絞るほうが実現しやすくなります。「毎朝の欠席連絡をなくしたい」「交流学級は当面お休みにしたい」のように、具体的な形で伝えましょう。面談のあとは、決まったことをメモに書き足し、次の面談で見直します。
きょうだいへの影響にも目を向ける
一人が学校を休み始めると、きょうだいにも影響が出ます。「どうして自分だけ行かなきゃいけないの」と不満を言う、保護者の関心が休んでいる子に向かうことで寂しさを感じる、といったことです。
きょうだいには、「いまは体と心を休める必要があるんだよ」と、病気で休むときと同じように説明します。そのうえで、きょうだいと二人だけで過ごす時間を短くてもつくることが、家庭全体の安定につながります。学校に行けている子も、がんばっていることを言葉にして認めてあげてください。
NIJINアカデミーで自分らしさを取り戻した子どもたちと保護者が、自分の言葉で語ったインタビューです。
小1で不登校に|生徒インタビュー「学校っていう場所が、自分には合ってなかったっぽい」かなでさんが見つけた、爽やかな毎日
小6|生徒インタビュー「苦しいんだったらちゃんとみんなに言う」不登校を経験した僕が、そのままの自分でいられるようになるまで
中1の母|保護者インタビューオンラインスクールを選んで正解だったのか――悩み続けた母が見た、娘の変化
回復の段階に合わせて関わり方を変える
不登校からの回復には段階があります。段階に合わない働きかけは、かえって回復を遅らせることがあります。
| 段階 | 子どもの様子 | 家庭の関わり方 |
|---|---|---|
| 休み始め | 体調不良、強い不安、学校の話を嫌がる | 登校を促さない。安心して休める環境をつくる |
| 落ち着いてきた | 表情が戻る。好きなことに取り組む | 生活リズムを整える。好きなことを一緒に楽しむ |
| 動き出したい | 「ひま」「何かしたい」と言い出す | 外出や新しい体験に誘う。学校外の居場所を一緒に見る |
| つながり直す | 人と関わりたい、学びたい気持ちが出る | 本人が選んだ場に、少しずつ通う |
保護者が焦って「そろそろ学校に」と言いたくなるのは、落ち着いてきた段階です。しかしこの時期は、まだエネルギーをためている途中です。本人から「何かしたい」という言葉が出るまで待つことが、結果的に近道になります。
保護者自身を支えるもの
子どもが学校に行けなくなると、保護者は自分を責め、孤立しがちです。情緒学級を選んだことが間違いだったのではないか、と考えてしまう方もいます。
情緒学級を選んだ判断は、その時点で子どもに合うと考えた最善の選択だったはずです。行けなくなったのは、選択が間違っていたからではなく、子どもの状態が変わったからです。状態が変われば、合う環境も変わります。
一人で抱えこまず、相談できる場所を持ってください。スクールカウンセラーは保護者だけの面談にも応じています。同じ立場の保護者とつながれる親の会もあります。相談先は不登校の相談先12選にまとめています。
「学校に戻ること」だけをゴールにしない
休みが長くなると、「いつ学校に戻れるのか」が気になります。けれども、目標を登校だけに置くと、行けない日が続くたびに親子で落ちこむことになります。
目標を、「安心して過ごせる」「誰かとつながっている」「学びが続いている」の3つに置き直してみてください。この3つが満たされていれば、場所が学校でなくても、子どもは育っています。その結果として情緒学級に戻る子もいれば、学校の外の場を軸に進路を選ぶ子もいます。どちらも、その子にとっての前進です。
学校との関係は、行けない間も細く長く保っておくと、あとで選択肢が広がります。月に一度、担任と短く連絡を取り合う、配布物だけ受け取る、といった形で十分です。
情緒学級と学校外の学びの場を比べる
学校に行きづらい子が使える代表的な場を並べました
| 情緒学級 | 教育支援センター | 民間フリースクール | NIJIN(オンライン) | |
|---|---|---|---|---|
| 少人数で過ごせる | ○ | ○ | △ | ○ |
| 学年どおりの内容を学べる | ○ | △ | △ | ○ |
| 家から出られない日も参加できる | × | × | × | ○ |
| 出席扱いにつながる | ○ | ○ | △ | ○ |
| カメラ・声を出さずに参加できる | × | × | × | ○ |
| 毎日通える対面の場がある | ○ | ○ | ○ | × |
○=対応 △=場所による ×=非対応。一般的な傾向で、学校・施設によって異なります。

NIJINアカデミーという選択肢
音や人の多さ、話すことにハードルがある子にとって、「自宅から、自分に合った距離で参加できる」ことは大きな意味を持ちます。
NIJINアカデミーは、全国から累計1000名を超える子どもたちが通う、不登校の小中学生のためのオルタナティブスクールです。公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、「学校では本来の姿を出せない子ども」と数多く出会ったことをきっかけに立ち上げました。
メタバース校舎に、いつでも入れる
授業や休み時間は、オンライン上の「メタバース校舎」で過ごします。アバターで校舎の中を動き回り、話したい子のところへ近づいて会話ができます。カメラや音声をオフにしたまま、チャットやリアクションボタンで参加することもできるので、人と話すことに不安がある子も、自分に合った距離から始められます。
8〜10人の少人数クラスと、1対1の担任
クラスは8〜10人ほどの少人数で、学年をこえた子どもたちが一緒に過ごします。一人ひとりに専任のサポート担任がつき、学習の進み具合や気持ちの変化を見ながら伴走します。担任は、教員経験や不登校経験を持つ大人から選ばれています。
授業を選べて、学び直しもできる
月100コマ以上の授業から、興味のあるものを選んで参加できます。教員研修の講師を務める先生や企業・専門家による授業もあり、TOPPANと共同研究したAI型学習ドリル「navima」で、小1〜中3の範囲の学び直しや先取りも自分のペースで進められます。
通い始めた子どもたちの変化
メタバース校舎では、異年齢・異地域の友達と平均3日で友達ができると言われています。自由度の高さに「半信半疑」だった保護者のもとで、入学初日に「友達できたよ!」と笑顔で話した子もいます。
小5から学校に行けなくなり、腹痛や眠れない日を抱えていた中学1年生は、NIJINでプログラミングに出会って「作る側」になり、教育の展示会で企業とともに登壇しました。読み書きに困難のある中学2年生は、デジタルツールでCG制作に打ち込み、展示会のステージで将来のビジョンを語っています。合う環境に出会うと、子どもは驚くほど変わっていく——それが、NIJINで日々見ている光景です。
在籍校の出席扱いと、全国のリアル教室
在籍校と連携し、学習の記録を共有しています。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終的な判断は在籍校の校長)。オンラインだけでなく、全国52か所のリアル教室に週1回から通うこともできます。
費用は、入学金33,000円、授業料は年払いで月19,800円・月払いで月23,760円(施設利用料 月1,683円が別途)です。
保護者にとっての安心
子どもが学校に行けなくなると、保護者も孤立しがちです。NIJINアカデミーでは、専任のサポート担任が子どもの様子を保護者と共有し、在籍校とのやりとりについても相談にのります。保護者同士がつながる機会もあり、「同じ悩みを持つ家庭がほかにもある」と知るだけで気持ちが軽くなったという声も聞かれます。学びの場選びに迷っている段階からでも、まずは話を聞いてみるところから始められます。
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
NIJINアカデミー公式YouTubeチャンネルの人気動画です。感覚の過敏さが理由で学校がつらくなったお子さんと、そのお母さんが「環境を変える」という答えにたどり着くまでを、越谷校に通うご家庭へのインタビューで紹介しています。
よくある質問
「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長がNIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。特性は、合う環境に出会えば「困りごと」から「その子らしさ」に変わっていきます。学校の種類よりも、その子が安心して力を出せる場所かどうかを大事にしてほしいと思います。

まとめ
情緒学級は少人数で落ち着いた環境ですが、在籍していても学校に行けなくなることはあります。学校という場所そのものの負担、学級内の相性、交流学級での疲れ、勉強のつまずき、これまでの疲れが重なるためです。休み始めたら、まず安心して休ませ、登校時間や交流学級の調整を学校に相談します。不登校の子が情緒学級に入る選択は、大人数の教室が原因だった子には合いやすい一方、学校そのものに強い不安がある子にはむずかしいこともあります。籍をどこに置くかより、いま安心して過ごせる場所をつくることが先です。学校の外にも、籍を置いたまま使える学びの場があります。
一緒に考えませんか
情緒学級に在籍したままでも参加できます。NIJINアカデミーのスタッフがLINEでお話をうかがいます。

