まだ何も決められなくて大丈夫です
2学期の「行きたくない」に、家庭でどう向き合うか。同じ時期の保護者の声と、校長からの短い手紙をLINEでお届けしています。名前を出さずに、まず読むだけでも。
LINEで受け取る(無料)あわせて読みたい。就学相談の前に、場面緘黙の基礎と家庭でできることを整理しておくと話が進みます。
場面緘黙の子への接し方|家では話せるのに学校で話せない理由
場面緘黙と学びの場の悩み
場面緘黙のある子どもは、家庭では普通に話せるのに、学校など特定の場面で話せなくなります。話せないことは「話したくない」のではなく、不安が強く働いて声が出せなくなっている状態であり、本人の意思とは関係なく起こるものです。この特性ゆえに、通常級での集団生活に強いストレスを感じる子もいれば、逆に慣れた環境の中で少しずつ安心を積み重ねていける子もいます。どちらが良い・悪いということではなく、本人の状態に合わせた検討が必要です。
通常級のメリット・気をつけたい点
- メリット:同年代との関わりの機会が多く、話せなくても集団に参加する経験を積みやすい
- 気をつけたい点:発言を求められる場面が多く、不安が強まりやすい。周囲の理解が得られないと孤立感を感じることも
支援級のメリット・気をつけたい点
- メリット:少人数で個別の配慮を受けやすく、無理に発言を求められる場面が少ない
- 気をつけたい点:交流の機会が限られる場合があり、通常級の子どもたちとの関わりが少なくなることも

オルタナティブスクールという選択肢学校に合わないからこそ、輝く個性がある。
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場面緘黙の子は支援級と通常級どちらが合う?|比較表とチェックリスト
結論から言うと、場面緘黙の子に「支援級のほうが良い」「通常級のほうが良い」という決まった答えはありません。見るべきなのは「話せているか」ではなく、その教室で安心して過ごせているか、活動に参加できているかです。上の2つの節の内容を、学校の外の学び方も含めて1つの表に並べ直しました。
| 比べる点 | 通常級 | 支援級 | 学校外(オンライン等) |
|---|---|---|---|
| クラスの人数 | 多い | 少人数 | NIJINアカデミーは8〜10人の少人数制 |
| 発言を求められる場面 | 多く、不安が強まりやすい | 少なく、個別の配慮を受けやすい | 発言を強制しない。チャットやリアクションで参加できる |
| 同年代との関わり | 機会が多い | 交流が限られる場合がある | オンライン上のクラスで関わる |
| 配慮の受け方 | 在籍したまま、発言を強制しない・筆談を認めるなどの配慮を受けられる場合がある | 少人数で個別の配慮を受けやすい | カメラ・音声オフで参加できる |
| あとから変えられるか | 就学相談で支援級への変更を検討できる | 状態の変化に応じて再度就学相談を行い、通常級に戻れる場合がある | 在籍校と併用でき、「今の環境をやめる」必要はない |
今の教室が合っているかを見るチェックリスト
| 見るポイント | 当てはまるとき | 当てはまらないとき |
|---|---|---|
| 話せなくても、表情や仕草で楽しそうに過ごせているか | 大きなサイン。環境を急いで変える必要は小さい | 安心できていない可能性。配慮の相談を始める |
| 活動(授業・行事)に参加できているか | 発話が無くても参加の積み重ねを大切にする | 参加の形(筆談・ジェスチャー)を学校と相談する |
| 発言を求められる場面で、強い不安が出ていないか | 今の配慮を続ける | 発言を強制しない配慮を担任に相談する |
| 数か月〜1年の単位で、少しずつ変化があるか | 1学期だけで判断せず、様子を見続ける | 就学相談で学びの場の見直しを検討する |
| 家ではいつも通り話せているか | 家庭が安心できる場所になっている | 家庭でも緊張が続くなら、専門家への相談を早める |
学びの場を選ぶときに考えたい視点
1. 「話せる・話せない」だけで判断しない
発話の有無だけでなく、本人がその環境でどれだけ安心して過ごせているか、活動に参加できているかを見ることが大切です。話せなくても表情や仕草で楽しそうに過ごせているなら、それは大きなサインです。
2. 「今」だけでなく「継続的な変化」で見る
場面緘黙の改善は、短期間で結果が出るものではありません。1学期だけで判断せず、数ヶ月〜1年単位で本人の様子の変化を見ながら、環境の見直しを検討することが大切です。
3. 学校・専門家と一緒に判断する
就学相談や特別支援教育コーディネーターとの面談を通じて、本人の状態を客観的に把握した上で判断することが望ましいです。保護者だけで抱え込まず、専門的な視点を取り入れてください。
安心度・参加度を見る
数ヶ月〜1年単位
就学相談・コーディネーター
「支援級か通常級か」以外の選択肢
場面緘黙のある子どもにとって、話すことを求められる場面そのものが負荷になっている場合、「学校の教室」という環境自体を見直すという発想も一つの選択肢です。オンラインでの学びであれば、声を出さずにチャットやリアクションで参加できる環境もあり、話せないことがハードルにならない形で学びを続けられます。
NIJINアカデミーでは、カメラ・音声オフでの参加、チャットやリアクションボタンでの意思表示が可能です。声を出す・顔を出すこと自体がハードルになる場面緘黙の子どもにとって、無理なく参加できる環境として活用されています。
学校以外の「居場所」を先に用意しておく
NIJINアカデミーは、午前でも午後からでも参加できるオンラインのオルタナティブスクールです。在籍校の出席扱いになる例も多く、まずは体験会で雰囲気を見てから決められます。
無料体験会に申し込むNIJINアカデミーという選択肢
NIJINアカデミーは、小学1年生から中学3年生を対象としたオンラインのオルタナティブスクールです。話すことを強制されない環境の中で、8〜10人の少人数制クラスに少しずつ参加していくことができます。在籍校と併用しながら通う生徒も多く、「今の環境をやめる」のではなく「選択肢を増やす」形での活用も可能です。

まずは無料の体験説明会で、雰囲気を確かめてみませんか。
NIJINアカデミーの雰囲気が伝わる動画
子どもたちの声
「話さなくてもチャットで参加できるのが楽だった。少しずつ声を出せる場面が増えていった」という声が聞かれます。
「支援級か通常級かでずっと悩んでいたけれど、まずは話さなくていい環境で安心できる経験を積ませることができた」という声も寄せられています。
就学相談・転籍の進め方
支援級への転籍や、通常級から支援級への変更を検討する場合は、在籍校を通じて教育委員会の就学相談を利用することができます。相談から実際の変更まで一定の期間がかかることもあるため、早めに担任や特別支援教育コーディネーターに相談しておくと安心です。

| ステップ | やること | 相談先 |
|---|---|---|
| 1 | 家庭と学校での様子(安心度・参加度)を、数か月単位でメモしておく | 家庭 |
| 2 | 担任の先生と特別支援教育コーディネーターに、今の教室での様子を聞く | 在籍校 |
| 3 | 支援級への転籍や通常級での配慮を、在籍校を通じて教育委員会の就学相談にかける(変更まで一定の期間がかかるので早めに) | 教育委員会の就学相談 |
| 4 | 必要に応じて専門家に、本人に合った関わり方と環境調整のヒントを聞く | 児童精神科・発達外来・言語聴覚士・スクールカウンセラー |
| 5 | 決めたあとも本人の様子を見続け、合わなければ再度就学相談をする。学校外の学びを併用する選択肢もある | 在籍校・教育委員会 |
専門家への相談も選択肢に
場面緘黙は、適切な理解と段階的なアプローチによって改善が期待できるとされています。児童精神科や発達外来、言語聴覚士などの専門家に相談することで、本人の状態に合った関わり方や環境調整のヒントを得られる場合があります。
音やざわめきがつらくて教室に入りにくい子には、道具で負担を減らす方法もあります。 聴覚過敏 耳栓 学校
学校に行きづらい時期に生活リズムが崩れてきたら、こちらも参考にしてください。 不登校 昼夜逆転 スマホ
よくある質問
まとめ
「支援級か通常級か」という選択に唯一の正解はなく、本人の安心度や参加のしやすさを継続的に見ながら、専門家とも相談して判断していくことが大切です。また、学校の教室という環境そのものを見直し、話すことを強制されないオンラインの学びを選択肢に加えることも、場面緘黙のある子どもにとって有効な方法の一つです。

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参考文献:発達障害情報・支援センター等の公的情報を参考に作成


