ADHDと不登校の関係|中学生・小学生の対応と学校に行きたくない時の動き方

発達特性シリーズ ・ ADHD

ADHDと不登校の関係|2つのタイプと家庭でできる6つのサポート

「集中できない」「じっとしていられない」――そんな特性が、学校生活のストレスにつながることがあります。ADHDと不登校の関係、家庭でできるサポート、学年ごとの対応ポイントを、専門機関の相談先とあわせて整理しました。

NIJINアカデミー ・ 発達特性コラム
この記事の結論
ADHDの子が学校に行きたくなくなるのは、ADHDそのものが原因というより、小学生でも中学生でも、特性と学校環境が合わない状態が続くためです。対応の基本は、休むことも含めて気持ちを受け止め、学校と調整を相談することです。注意されることが重なる、集団のペースに合わせ続けて疲れる、といった学校環境とのミスマッチが続いたときに、登校がつらくなることがあります。特性に合う環境と関わり方を整えると、負担は減らせます。

ADHDの特性が、学校生活の困難につながることがある

ADHDそのものが直接的に不登校の原因になるとは限りません。ただし、ADHDの特性によって学校生活での困りごとが積み重なると、登校が難しくなる可能性が高まります。

ADHDの特性がある子どもは、自分なりに一生懸命取り組んでいても、周りの子と同じように行動できない場面が少なくありません。忘れ物、順番を待てないこと、思わず口をついて出てしまう発言――本人に悪気はなくても、結果として失敗や注意を受ける回数が増えていきます。

積み重なるストレスが、二次的な負担になる
「気をつけているのに、また怒られた」という経験が続くと、子どもは少しずつ「自分はできない」とネガティブに感じやすくなります。これがADHDそのものとは別の、いわば“二次的な”心理的負担です。緊張や不安が強まることで、学校が安心できる場所ではなくなり、「行きたくない」という気持ちが芽生えることがあります。

つまり不登校は、ADHDという特性そのものというより、特性への理解や配慮が不足した環境の中で生じる「二次的な結果」であることが多いのです。この視点を持つだけでも、子どもへの見方が変わってきます。

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ADHD(注意欠如・多動症)とは

ADHDは、生まれつきの発達特性の一つです。脳の機能特性によって、注意や行動のコントロールが難しくなっていると考えられており、原因は保護者の育て方や本人の努力不足ではありません。

TRAIT 01

不注意

他のことに注意が逸れやすく、話を最後まで聞いたり、課題を最後まで仕上げたりするのが難しい。忘れ物やケアレスミスも増えやすい。

TRAIT 02

多動性

じっと座っていることが難しく、体や手足を動かしたくなる。授業中に席を立ちたくなることもある。

TRAIT 03

衝動性

目の前の刺激にすぐ反応してしまい、考えるより先に行動や発言が出てしまう。順番を待つのが苦手なことも。

学校生活で起こりやすいこと

  • 授業中に集中力を維持するのが難しい
  • 先生や友達の話を最後まで聞けない
  • 思いついたことをすぐ行動・発言に移してしまう
  • 忘れ物やケアレスミスが多く、提出物の管理が苦手
  • 順番を待てず、集団行動でつまずきやすい

こうした特性は「不真面目」「やる気がない」と誤解されやすく、注意される場面が増えがちです。その結果、友人関係でつまずいたり、自信を失ったりと、心理的な負担につながることがあります。一方で、興味のあることには驚くほど深く集中できる(過集中)一面を持つ子も多く、特性は一様ではありません。

ADHDに見られる2つのタイプ

【図解1】タイプ別 比較表|学校で目立つこと・見落とされ方が違う

タイプ学校で目立つこと家庭で目立つこと見落とされ方
不注意が中心忘れ物・提出物が出せない/板書が追いつかない/ぼんやりして見える支度に時間がかかる/物をなくす困っているように見えないため「やる気がない」と評価される
多動・衝動が中心離席・私語/順番を待てない/手が出てしまうじっとしていられない/口が先に出る「落ち着きのない子」として叱られ続ける
混合上の両方が場面によって入れ替わる日によって様子が大きく違う「気分次第」「わがまま」と受け取られる

ADHDには、大きく分けて「不注意優勢型」と「多動・衝動性優勢型」の2つのタイプがあります。どちらか一方だけでなく、両方の特性を併せ持つ「混合型」であることも少なくありません。

不注意優勢型

集中が続きにくく、忘れ物やケアレスミスが多いのが特徴です。一方で、興味のあることには強く集中し、周囲の声が気にならなくなることもあります。物静かな印象で、特性が周囲から気づかれにくいこともあります。

多動・衝動性優勢型

静かにしているのが苦手です。授業中に席から立ち上がる、自分の話を一方的に続ける、順番を待たずに割り込むといった行動が出る子もいます。行動として目立ちやすく、注意を受けやすい傾向があります。

タイプによって困りごとの現れ方は異なりますが、どちらも本人の努力不足ではなく、特性として理解することが対応の出発点になります。

不登校の傾向がある子に親ができる6つのサポート

【図解2】6つのサポート ステップ表|順番と、つまずきやすい点

順番やること具体的につまずきやすい点
①困っている場面を書き出す時間帯・教科・そのときの様子を1〜2週間記録する「落ち着きがない」だけでは伝わらない
②叱る回数を意識的に減らす1日の中で注意する場面を3つまでに絞る全部直そうとすると、本人が自分を嫌いになる
③できた瞬間にその場で返す「今、切り替えられたね」と具体的に言うあとでまとめて褒めても本人には届かない
④環境を先に変える座席、持ち物の置き場、課題の量と出し方本人の努力で解決しようとする
⑤学校と情報をそろえる記録を見せて、家庭と学校の見え方をすり合わせる家庭と学校で違うのは普通。どちらも事実として扱う
⑥学校以外の居場所を先に用意する放課後等デイ、習いごと、オンラインの学びの場行けなくなってから探すと選択肢が減る

ADHDのお子さまが学校生活に困難を感じ、不登校の傾向が見られる場合、保護者は無理に登校を促すのではなく、特性や気持ちを理解し、安心できる環境を整えることが大切です。

1

学校に行きたくない気持ちを受け止める

無理に登校を促すのではなく、「行きたくない」という気持ちをそのまま受け止め、休ませることも大切です。無理に追い立てると、子どもは追い詰められているように感じ、反発や不安が強まってしまうことがあります。

大切なのは「親は自分の味方だ」と感じられること
2

安心して過ごせるよう自宅の環境を整える

登校が難しい子どもは、学校の中で安心できる居場所を見失っている可能性があります。まず自宅で落ち着いて過ごせる場所を作ることで、外で感じていた緊張や不安も少しずつ和らいでいきます。

リラックスできる空間・好きなことに集中できる時間を確保
3

無理のないペースで生活リズムを整える

不登校が長引くと生活リズムが乱れがちですが、いきなり元に戻そうとせず、負担の少ないことから始めます。昼間に家にいることへ罪悪感を覚える子もいるため、気持ちに丁寧に寄り添う姿勢が必要です。

起床時間を10分早める・日中に外の光を浴びる時間を増やす
4

学校や家庭以外の居場所を作る

学校や家庭以外に安心できる居場所があると、子どもは孤独を感じにくくなります。新しい場所で好きなことに取り組んだり、自分を受け入れてくれる相手と出会ったりすることで、少しずつ自信を取り戻す子もいます。

フリースクール・教育支援センター・児童館・図書館・習い事
5

学校と連携して必要な配慮をしてもらう

担任の教師や養護教諭、スクールカウンセラーなどに、現在の状況やADHDの特性、困っていることを具体的に伝えておきましょう。配慮ポイントを共有しておくと、久しぶりに登校する場合でも不安を感じにくくなります。

特性・困りごと・登校再開時の配慮を具体的に共有
6

ADHDに詳しい塾・家庭教師のサポートを受ける

不登校の背景に、ADHDの特性による学習の困難がある場合は、特性に配慮した指導を受けるのも一つの方法です。少しずつ自信を取り戻すことで、学校への復帰にもつなげやすくなります。

「集中が続かない」「じっと座っていられない」に配慮した個別指導

叱り方で気をつけたいこと

感情的に怒鳴る、人格を否定する、過去を持ち出す——これらは効果がないばかりか、二次障害の引き金になります。叱るときは「行動」だけを、短く、具体的に。そして、叱る回数より認める回数を多くすることを意識しましょう。

ADHDの中学生が「学校に行きたくない」と言うとき:数字と見分け方

数字を読むときの注意

文部科学省の令和6年度調査では、小中学校の不登校の子は全国で353,970人(小学校137,704人、中学校216,266人)で、過去最多でした。この数字はADHDの子だけを数えたものではありません。また同省の令和4年の調査では、通常の学級で「不注意」または「多動性-衝動性」の問題を著しく示すとされた子が4.0%(学習面・行動面を合わせた8.8%の内数)でした。担任などの回答に基づくもので、医師の診断ではありません。

ADHDの子が「学校に行きたくない」と言うとき、理由は「ADHDだから」と一つにまとめられないことが多いです。中学生は教科ごとに先生が変わり、提出物や持ち物の管理も自分で行う場面が増えます。小学生のときより、特性と学校のしくみが合わなくなりやすい時期です。次の表は、よくある場面と、家庭でできる最初の一歩の例です。

場面見られるサインの例家庭での最初の一歩学校に伝えること
朝の支度時間がかかる、腹痛や頭痛を訴える前夜に持ち物を一緒にそろえる。朝は急がせない朝の様子と、遅刻や欠席が増えた時期
提出物・持ち物出し忘れが続き、注意される回数が増える提出物の一覧を見える場所に貼る提出の仕方や期限の調整ができるか
授業中席にいるのがつらい、板書が追いつかないどの教科でつらいかを本人に聞いて書き出す席の位置、板書の写し方、休み時間の過ごし方
友だち関係思ったことをすぐ言ってしまい、気まずくなるあったことを責めずに聞く。解決を急がないトラブルの経緯と、本人がどう感じているか
疲れ・気持ちの落ち込み休日も寝てばかり、好きなことにも気が向かないまず休ませる。生活リズムは少しずつ戻す続くようなら、医師や専門機関への相談も検討

表の内容は、一般的な考え方の例です。お子さんの状態を判断したり、診断の代わりになったりするものではありません。気持ちの落ち込みや体調の変化が長く続くときは、医師や専門機関に相談してください。

最初の返事は「理由を聞く」より「受け止める」

  • 「行きたくないんだね」と、そのまま受け止めます。理由は、話せるようになってから聞きます。
  • 「なんで」と問いつめず、「しんどいのはどこ」「何があったら少し楽」のように選べる聞き方にします。
  • 休むと決めた日は、家で何をするかを細かく決めすぎません。
  • 保護者の関わり方が原因ではありません。ご自身を責めないでください。

ADHDの不登校への対応:学校と話す順番

診断の有無にかかわらず、まず担任の先生や学校の相談窓口に話してかまいません。文部科学省の通級による指導のリーフレットでも、通級の対象にはADHDが挙げられており、対象とするかどうかは医学的な診断の有無だけにとらわれずに総合的に判断するとされています。通級の実施は地域や学校によって異なるため、お住まいの自治体や学校に確認してください。

順番相談先話す内容の例
1担任の先生家での様子、つらい場面の記録、休むと決めたこと
2特別支援教育コーディネーター・養護教諭・スクールカウンセラー授業や提出物のやり方の調整、気持ちの面の相談
3教育支援センター・発達障害者支援センターなど学校以外の学びの場、家庭での関わり方の相談
4小児科・児童精神科などの医療機関特性や体調についての相談。診断や薬の判断は医師が行う

学びの場をどうするかは、在籍校と相談しながら決めます。フリースクールやオンラインでの学びが出席扱いになるかどうかは、在籍校の校長の判断です。

学年別・対応のポイント

不登校傾向のあるADHDの子どもは、学年ごとに抱える悩みや課題が異なるため、成長段階に応じたサポートが求められます。

小学生 ― 得意なことを伸ばして自信につなげる

特性に基づく行動が目立ちやすく、授業中に注意されたり、友達とトラブルになったりするケースが多くあります。得意なことや好きなことに集中できる環境を作り、成功体験を積ませてあげることが大切です。感情のコントロール方法を一緒に探すことも、学校に戻る意欲につながります。

中学生・高校生 ― 自己理解と環境への適応を促す

特性が人間関係や自己管理の難しさとして現れやすくなります。思春期ならではの心の揺れや進路選択に悩む時期でもあるため、特性に合った進路を一緒に考えたり、ストレスを発散できる場所を作ったりしましょう。「どんな過ごし方が自分に合っているか」を本人と一緒に考えていくことも大切です。

学校以外の「居場所」を先に用意しておく

NIJINアカデミーは、午前でも午後からでも参加できるオンラインのオルタナティブスクールです。在籍校の出席扱いになる例も多く、まずは体験会で雰囲気を見てから決められます。

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よくある誤解と、本当のところ

【図解3】よくある誤解 → 本当のところ チェックリスト

よく言われること本当のところ
「しつけの問題」育て方で生じるものではない。関わり方で困りごとの大きさは変わる
「大人になれば治る」現れ方は年齢とともに変わる。不注意は大人になっても残ることがある
「好きなことには集中できるから違う」興味のあることに強く集中できるのは、むしろよく見られる特徴
「薬を飲めば解決する」薬は困りごとを扱いやすくする手段のひとつ。環境の調整と組み合わせて考える
「不登校になるのは甘え」特性と環境が合わないことが積み重なった結果として起きる
「診断がつかないと支援は受けられない」診断がなくても、学校での配慮や通級の相談はできる
誤解

やる気があれば、落ち着いて行動できるはずだ

→ ADHDは脳機能の特性であり、気合いや努力だけでコントロールできるものではありません。本人も「気をつけたい」と思っていることがほとんどです。

誤解

不登校=甘え、休ませるとますます行かなくなる

→ 無理に登校させることでかえって心の負担が増し、回復が長引くこともあります。安心を土台にすることが、結果的に前進への近道になります。

誤解

家庭でのしつけが原因だ

→ ADHDの原因は育て方ではありません。周囲の無理解が二次的な負担を生むことはあっても、特性そのものは生まれつきのものです。

NIJINアカデミー校長からのメッセージ

ADHDの特性は、見方を変えれば強みにもなり得ます。NIJINアカデミー校長が、ADHDについて語った動画・記事もあわせてご紹介します。

ADHDや不登校のサポートで悩んだときの相談先

不登校の傾向があるADHDの子どもを家庭だけでサポートするのは簡単なことではありません。悩んだときは一人で抱え込まず、第三者に相談することが大切です。いずれの窓口も無料で相談できます。

相談先特徴
発達障害者支援センター発達特性のある子どもや保護者の相談に対応。家庭での関わり方に関するアドバイスや情報提供を行う
教育支援センター不登校の子どもの学校復帰を支援。学習面の悩みや進路の相談にも対応
児童相談所子ども全般に関する相談窓口。児童福祉司や児童心理司、医師などが在籍
児童家庭支援センター子どもの発達や学校生活、不登校など、子育てや家庭に関する幅広い相談に対応
スクールカウンセラー学校に配置された心理の専門家が、学校生活や友人関係の心理的な悩みに対応

予約が必要な窓口もあるため、まずは自治体や学校に問い合わせてみましょう。

ADHDの子が2学期に崩れやすい3つの節目|9月・11月・学年末

ADHDのある子の学校生活は、一年を通してなだらかに進むというより、決まった時期に負荷が集中するという形をとりやすくなります。どこで崩れやすいかが分かっていれば、崩れる前に手を打てます。

①9月|生活リズムと行事が同時に来る

長期休みで後ろにずれた睡眠が戻りきらないうちに、運動会や音楽会の練習が始まります。睡眠不足は、ADHDのある子ではそのまま不注意と衝動性の増加として出ます。ここで「気が緩んでいる」と評価されると、本人の自己評価が一気に下がります。手当ては単純で、就寝時刻を優先し、この時期だけ習いごとを減らすことです。

②11月|疲労がたまり、行事のあとの落差が来る

行事が終わったあとの、通常授業だけが続く時期です。見通しが立ちにくく、張り合いのない時間が長く続くのが、いちばん苦手な条件にあたります。加えて2学期の疲労が蓄積しています。ここでは、短い期間で終わる目標(今週の係、来週までの提出物ひとつ)を意図的に作ると持ち直しやすくなります。

③学年末|評価と進級への不安が重なる

成績が出て、進級・進学の話が具体化します。提出物の積み残しが一気に表面化する時期でもあります。ここで初めて「間に合っていない」と分かる状態を作らないのがこつです。2学期のうちに、提出物の一覧を担任と共有しておくと、学年末の衝撃が小さくなります。

節目の前にやっておく3つ:①就寝時刻を守る(宿題より優先してよい) ②予定を1つ減らす ③提出物の残りを担任と一緒に確認する。どれも「増やす」のではなく「減らす・見えるようにする」手当てです。

崩れたときは、戻すより先に止める

節目で崩れたとき、多くの家庭が「元に戻そう」と働きかけます。ですが先にやるべきは、負荷を止めることです。休ませる、予定を切る、宿題を出さないと決める。止めてから、動ける分だけ戻す。この順番を逆にすると、行き渋りが長引きます。

対人面のつまずきが目立つ場合はASD 小学生を、家での声のかけ方は不登校 声かけを、まばたきや咳払いが増えてきたときはチック 吃音もあわせてご覧ください。

ADHDのお子さんが、家から自分のペースで学べる場所もあります。
ADHDの子が通えるフリースクール(NIJINアカデミー)を見る →

ADHDのある子が不登校のとき、家での過ごし方

学校を休んでいるあいだは、「何をさせるか」よりも、まず安心して休めることが土台になります。そのうえで、ADHDの特性に合わせて次のような工夫をすると、家での時間が過ごしやすくなります。

  • 決めるのは「起きる時間」だけにする:1日の予定を細かく決めると、守れなかったときに自信をなくしやすくなります。まずは起きる時間と食事の時間だけをそろえます。
  • やることを見える形にして、短く区切る:口頭の指示は抜けやすいので、紙やホワイトボードに「今日やること」を2〜3個だけ書きます。1つを10〜15分ほどで終わる大きさにします。
  • 好きなこと・得意なことの時間を守る:ゲームや工作、動画づくりなど、集中できるものは回復の支えになります。時間の約束は、子どもと一緒に決めます。
  • 学びは在籍校と相談しながら:自宅でのオンライン学習やフリースクールでの学びが、在籍校の校長の判断で出席扱いになる制度があります。詳しくは不登校のオンライン授業と出席扱いの記事をご覧ください。

どれも一度に始める必要はありません。お子さんの様子を見ながら、できそうなものを1つだけ選んでみてください。

ADHDと不登校のよくある質問

ADHDの子は、みんな不登校になるのですか。

いいえ。ADHDがあるからといって、不登校になるとは限りません。特性による困りごとが積み重なり、周りの理解や調整が追いつかないときに、登校がつらくなることがあります。

中学生のADHDの子が「学校に行きたくない」と言ったら、まず何をしますか。

まず気持ちを受け止め、休むことも選択肢に入れます。そのうえで、つらい場面を本人と一緒に書き出し、担任の先生やスクールカウンセラーに伝えます。無理に登校させるかどうかを急いで決める必要はありません。

診断がないと、学校に相談できませんか。

診断がなくても、担任の先生や学校の相談窓口に話せます。通級による指導についても、文部科学省は診断の有無だけで判断しないとしています。診断や受診が必要かどうかは、医師や専門機関に相談してください。

ADHDの不登校は、薬を飲めば解決しますか。

薬を使うかどうかは、医師が本人の状態を見て判断します。この記事では効果を約束できません。薬の有無にかかわらず、休み方や学校との調整、居場所づくりが土台になります。

まとめ

不登校の傾向があるADHDの子どもに保護者ができるサポートは、次の6つです。

  • 学校に行きたくない気持ちを受け止める
  • 安心して過ごせるよう自宅の環境を整える
  • 無理のないペースで生活リズムを整える
  • 学校や家庭以外の居場所を作る
  • 学校と連携して必要な配慮をしてもらう
  • ADHDに詳しい塾・家庭教師のサポートを受ける

保護者だけで抱え込まず、学校や地域とも連携しながら、お子さまに合ったサポートを続けていくことが大切です。安心して過ごせる環境を整え、長い目でお子さまの成長を見守っていきましょう。

NIJINアカデミー ・ 発達特性コラム ― ADHDと不登校
NIJINアカデミーのイベントで笑顔で手を挙げる子どもたちとスタッフ 不登校オンラインフリースクール NIJINアカデミー

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