不登校で病院に行くなら何科?小児科・児童精神科・心療内科の選び方と受診の目安

不登校で病院に行くなら何科?小児科・児童精神科・心療内科の選び方と受診の目安

メタバース校舎のオンライン体験会、受付中です

授業と休み時間のようすを、実際に体験できます。日程はカレンダーからその場で選べます。

在籍900名超/出席認定 希望者の97%(しくみを見る)/少人数8〜10人制

「朝になるとお腹が痛いと言う。病院に連れて行ったほうがいいのだろうか」「不登校で受診するなら、何科に行けばいいの?」。不登校が続くと、医療機関にかかるべきかどうか、迷う場面が出てきます。

不登校そのものは、病気ではありません。けれども、体や心の不調が背景にあることは少なくありません。不調があるなら、医療の力を借りることで、楽になることがあります。

この記事では、何科を受診すればよいか、症状別の選び方、受診の目安、初診までの流れと準備を整理します。

この記事の結論
  • 不登校そのものは病気ではないが、体や心の不調が関わっていることがある
  • 腹痛や頭痛、朝起きられないなど体の症状が中心なら、まず小児科
  • 不安、落ちこみ、眠れないなど心の症状が中心なら、児童精神科や心療内科
  • 迷ったら、かかりつけの小児科に相談して紹介してもらう
  • 専門の科は初診まで待つことが多いため、早めに予約する

不登校で病院に行く意味

不登校は、病名ではありません。学校に行けない状態を指す言葉です。そのため、「病院に行くようなことではない」と考える保護者もいます。

けれども、文部科学省の調査では、不登校の子について学校が把握した事実として、「不安・抑うつの相談があった」が24.3%、「生活リズムの不調に関する相談があった」が25.0%にのぼります。

データ
不登校の子について学校が把握した事実(小中学校・2024年度)
やる気が出ない等の相談30.1%
生活リズムの不調25.0%
不安・抑うつの相談24.3%

出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」

およそ4人に1人に、心や生活リズムの不調が見られます。こうした不調の中には、治療や助言によって軽くなるものがあります。

病院に行くことで得られるもの
  • 体の病気がかくれていないかを確かめられる
  • 心の不調について、専門的な見立てを受けられる
  • 必要に応じて、治療や生活の助言を受けられる
  • 学校に伝えるための、診断書や意見書を書いてもらえる
  • 保護者が、関わり方を相談できる

不登校の相談先の全体像は、専門ページの不登校の相談先で整理しています。

何科を受診すればよいか

子どもの不登校で受診する科は、主に次の四つです。

診療科対象のめやすみてもらえること
小児科中学生くらいまで腹痛、頭痛、朝起きられないなど、体の症状。発達の相談ができるところもある
児童精神科18歳くらいまで不安、落ちこみ、発達の特性など、子どもの心の問題全般
心療内科主に中学生以上(医療機関による)ストレスが関わる体の症状
精神科主に高校生以上(医療機関による)心の不調全般

小児科

最初の入口として、いちばんかかりやすいのが小児科です。腹痛、頭痛、吐き気、めまい、朝起きられないといった体の症状があるときは、まず体の病気がないかを確かめます。かかりつけの小児科があれば、そこに相談するのが近道です。必要に応じて、専門の医療機関を紹介してもらえます。

児童精神科

子どもの心の問題を専門にみる科です。不安が強い、気分が落ちこんでいる、眠れない、こだわりや感覚の過敏さが強い、といったときに受診します。数が少なく、初診まで数か月待つこともあります。

心療内科と精神科

心療内科は、ストレスが体の症状としてあらわれている場合をみる科です。精神科は、心の不調全般をみます。どちらも、子どもを受け入れているかどうかは医療機関によってちがいます。予約の前に、何歳からみてもらえるかを電話で確かめてください。

机の上のノートとペン(イメージ写真)
NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真オルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 900名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

症状別の選び方

症状から、どの科にかかればよいかを整理しました。

症状まず相談したい科
朝、腹痛や頭痛、吐き気がある小児科
朝起きられない。立ちくらみやめまいがある小児科
眠れない、夜中に目が覚める小児科、児童精神科
食欲がない、体重が減った小児科、児童精神科
強い不安がある、外に出られない児童精神科、心療内科
気分の落ちこみが続く、何も楽しめない児童精神科、心療内科
こだわりが強い、感覚が過敏、対人関係でつまずく児童精神科、小児科の発達外来
自分を傷つける行動がある児童精神科、精神科(急ぐときは早めに相談)

朝起きられない、立ちくらみがするといった症状は、起立性調節障害という体の病気が関わっていることがあります。思春期に多く見られ、怠けとまちがえられやすい病気です。小児科で相談できます。

迷ったら、小児科から始めてください。体の病気がないことを確かめたうえで、必要なら心の専門の科につないでもらえます。

受診とあわせて居場所も考えたい方へ
学びの場を一緒に考えませんか

在籍校はそのままで、自宅から参加できます。NIJINアカデミーのスタッフがLINEでお話をうかがいます。

希望者の出席認定率 97%8〜10人の少人数クラス在籍校はそのまま

医療機関の探し方

「何科かはわかったけれど、どこに行けばいいのかわからない」という声も多く聞かれます。探し方をまとめます。

探し方内容
かかりつけの小児科に聞く子どもの様子を知っている医師に、紹介してもらう
学校に聞く養護教諭やスクールカウンセラーが、地域の医療機関を知っていることがある
自治体の窓口に聞く保健センター、子ども家庭支援の窓口、精神保健福祉センターなど
発達障害者支援センターに聞く発達の特性が気になる場合、みてもらえる医療機関の情報がある
医療機関の案内を調べる都道府県が公開している、医療機関を探すための案内を使う

いちばん確実なのは、かかりつけの小児科に相談することです。紹介状を書いてもらえると、次の医療機関での診察がスムーズに進みます。紹介状がないと受診できない医療機関もあります。

医療機関を選ぶときは、次の点を電話で確かめてください。

予約の電話で確かめたいこと
  • 子どもの年齢で、みてもらえるか
  • 不登校の相談を受けているか
  • 初診までの待ち時間はどのくらいか
  • 紹介状は必要か
  • 保護者だけの相談はできるか
  • カウンセリングを行っているか

待ち時間が長い場合は、複数の医療機関に問い合わせて、早く受診できるところを探す方法もあります。キャンセルが出たら連絡をもらえるよう、お願いできることもあります。

通いやすさも大切です。心の不調の診察は、一度で終わらず、何度か通うことが多くなります。遠すぎる医療機関は、通い続けるのが負担になります。子どもにとって、通うこと自体が大きなストレスにならない距離を選んでください。

カラフルな文房具(イメージ写真)

受診の目安

「どのくらいの状態なら、病院に行くべきか」は、多くの保護者が迷うところです。次のような状態が続くときは、受診を考えてください。

受診の目安
受診を考えたい5つのサイン

一つでも当てはまれば、相談してよい状態です

01
体の症状が2週間以上続く

腹痛、頭痛、吐き気、めまいなどが、毎日のように続いています。

02
眠れない、食べられない

睡眠や食事が大きく乱れ、体重が減っています。

03
気分の落ちこみが続く

好きだったことにも関心を示さず、表情がとぼしくなっています。

04
強い不安で動けない

外出や人と会うことができず、日常の生活が回らなくなっています。

05
自分を傷つける言動がある

「消えたい」と話す、自分を傷つける行動がある場合は、早めに相談してください。

急ぐ必要があるサインもあります

五つめのサインがあるときは、ためらわずに医療機関や相談窓口に連絡してください。夜間や休日に強い心配があるときは、24時間つながる電話相談もあります。

初診までの流れ

専門の科は、予約から初診まで時間がかかることがあります。

流れ
受診までの流れ
STEP 1
医療機関を探す
かかりつけ医、自治体の相談窓口、学校などに聞きます
STEP 2
予約する
電話で、子どもの年齢と症状を伝えて予約します
STEP 3
準備する
これまでの経過をメモにまとめます
STEP 4
受診する
医師の診察を受けます。保護者だけの相談から始める場合もあります
STEP 5
続けて通う
必要に応じて、検査やカウンセリング、治療を受けます

児童精神科は、初診まで数か月待つことがめずらしくありません。待っているあいだも、学校やスクールカウンセラーへの相談は進められます。受診を待つことと、ほかの相談を進めることは、並行して行えます。

机の上のノートとペン(イメージ写真)

診察ではどんなことをするのか

初めての受診では、どんなことをするのかがわからず、不安になります。おおよその流れを知っておきましょう。

内容くわしく
問診いつから、どんな症状があるか。生活の様子、学校の状況、これまでの育ちなどを聞かれる
体の診察と検査小児科では、血圧や血液の検査など、体の病気がないかを調べることがある
心理検査必要に応じて、知能検査や、気持ちの状態を調べる検査を行う
見立ての説明今の状態について、医師の考えを聞く
今後の方針生活の助言、カウンセリング、薬、次の受診の時期など

問診では、保護者が話す時間と、子ども本人が話す時間を分けることがあります。子どもがうまく話せなくても、心配はいりません。医師は、子どもの表情や様子からも、多くのことを読み取ります。

1回の診察で、診断がつくとは限りません。心の不調は、何度か通って様子を見ながら、少しずつ見立てていくことが多いためです。「診断名がつかなかった」と落ちこむ必要はありません。診断名よりも、今の状態と、これからどうすればよいかがわかることが大切です。

診察で聞いておきたいこと
  • 今の状態を、どう考えればよいか
  • 家庭で気をつけることは何か
  • 学校を休ませたほうがよいか、行かせてよいか
  • 学校に伝えたほうがよいことは何か
  • 次の受診までに、様子を見るポイント

医師の説明がわかりにくいときは、その場で聞き直してかまいません。「家では、具体的にどうすればよいですか」と聞くと、実際の生活に結びついた助言をもらえます。

費用のめやす

受診にかかる費用も、気になるところです。

項目費用の考え方
診察保険診療。子どもの医療費の助成がある自治体では、自己負担が少ない、またはかからない
検査保険診療の範囲の検査は、助成の対象になることが多い
カウンセリング医療機関によって、保険診療の場合と、自費の場合がある
診断書・意見書自費。数千円のことが多い
交通費通院が続く場合は、負担になる

多くの自治体には、子どもの医療費を助成する制度があります。対象の年齢や、自己負担の額は、自治体によってちがいます。カウンセリングは、医療機関によって自費になることがあり、1回数千円から1万円ほどかかる場合があります。予約のときに、費用のめやすを聞いておくと安心です。

受診の前に準備すること

診察の時間は限られています。メモを用意しておくと、短い時間でも正確に伝わります。

準備するもの内容
経過のメモいつから、どんな症状が、どのくらいの頻度で出ているか
生活の記録起きる時間、寝る時間、食事の様子を1〜2週間分
学校の状況欠席の日数、学校での様子、担任から聞いたこと
これまでの記録母子手帳、健康診断の結果、過去の検査の結果
聞きたいこと質問を3つほどにしぼって書いておく
持ち物保険証、医療証、お薬手帳、紹介状(あれば)

子どもが受診を嫌がるとき

「病院には行きたくない」と言う子は少なくありません。

嫌がる理由対応の例
自分が病気あつかいされるのがいや「体の調子をみてもらうだけだよ」と伝える
何をされるかわからなくてこわい診察の流れを、先に説明する
知らない人に話したくない「話したくないことは、話さなくていいよ」と伝える
外に出ること自体がつらい保護者だけで相談できるか、医療機関に聞く

無理に連れて行くと、医療機関への不信感が残ります。保護者だけの相談から始められる医療機関もあります。予約のときに、「本人が来られない場合、親だけで相談できますか」と聞いてみてください。

学校に受診のことを伝える

受診したことや、医師から言われたことを、学校に伝えるかどうか迷う保護者もいます。伝えることで、学校での対応が変わることがあります。

伝えること例
受診したこと「小児科と児童精神科を受診しました」
医師の見立て「体の病気はなく、強い不安が関わっていると言われました」
休養の必要性「今は休養が必要な時期と言われています」
学校にお願いしたいこと「登校を促す声かけは、しばらく控えていただけますか」
今後の連絡「次の受診のあと、またご報告します」

医師の言葉は、学校に伝わりやすい力を持っています。保護者が「休ませたい」と言うよりも、「医師から、今は休養が必要と言われました」と伝えるほうが、学校は受け止めやすくなります。家庭と学校の方針をそろえるために、医師の見立てを使うことができます。

どこまで伝えるかは、保護者が決めてかまいません。診断名を伝えたくない場合は、「体調の面で、医療機関にかかっています。しばらくは、無理のない形で過ごさせたいと考えています」と伝えるだけでも十分です。

事例で見る受診のきっかけと経過

相談の場でよく聞かれる三つの例を紹介します。特定の子ではなく、一般的な姿をもとにしています。

朝起きられず小児科を受診したIさん

中学1年生のIさんは、朝になると頭痛とめまいで起きられず、午後には元気になりました。周りからは「怠けている」と見られていました。保護者が小児科に連れて行くと、起立性調節障害と診断されました。体の病気だとわかり、Iさんは「怠けていたのではなかった」とほっとした様子でした。学校にも診断を伝え、午後からの登校が認められました。

保護者だけで相談を始めたJさん

小学5年生のJさんは、「病院には絶対に行かない」と言いました。保護者は、児童精神科に電話で事情を伝え、まず保護者だけで相談に行きました。医師から、家庭での関わり方の助言を受け、2か月ほど続けたころ、Jさんが「どんなところか見てみたい」と言い、一緒に受診しました。

受診を待つあいだに相談を進めたKさん

中学2年生のKさんは、児童精神科の初診まで3か月待つことになりました。そのあいだ、保護者はスクールカウンセラーに月2回相談し、Kさんは自宅から参加できる学びの場を使いはじめました。初診の日には、生活のリズムが少し整い、医師に経過をくわしく伝えることができました。

例きっかけポイント
Iさん朝起きられない体の病気がわかり、学校の理解も得られた
Jさん本人が受診を嫌がった保護者だけの相談から始めた
Kさん初診まで3か月待ち待つあいだに、ほかの相談と学びの場を進めた

受診は、一つの手段です。受診だけですべてが解決するわけではありませんが、理由がわかり、関わり方の方向が見えることで、家族の気持ちが落ち着くことがあります。学校の中の相談先は不登校とスクールカウンセラーで、電話で相談できる窓口は不登校の相談を電話・LINEでしたいときで紹介しています。

診断書が必要になる場面

不登校で、診断書や意見書が役に立つ場面があります。

診断書や意見書が役に立つ場面
  • 学校に、体調や必要な配慮を伝えるとき
  • 放課後等デイサービスなど、福祉のサービスを申請するとき
  • 高校入試で、配慮を申請するとき
  • 学びの場を見直すときの、判断の材料として

診断書の発行には費用がかかります。必要かどうか、何を書いてもらいたいかを、学校や窓口に先に確かめてから依頼するとむだがありません。

カラフルな文房具(イメージ写真)

受診してもよくならないと感じたとき

受診したのに、「様子を見ましょうと言われただけだった」「薬を飲んでも変わらない」と感じることがあります。

感じたこと考え方と次の一歩
「様子を見ましょう」と言われたいつまで、何を見ればよいかを聞く。次の受診の時期を決める
説明がよくわからなかった次の診察で、質問をメモにして持っていく
医師と合わないほかの医療機関に相談する。紹介状を書いてもらえるか聞く
学校に行けるようにはならない受診の目的は、不調を軽くすること。登校は別の話として考える
薬について不安がある不安な点を医師に伝える。自分の判断でやめない

心の不調の治療は、時間がかかることが多くあります。数回の受診で大きく変わることを期待すると、がっかりするかもしれません。睡眠が少し整った、朝の腹痛の回数が減った、表情がやわらいだといった小さな変化に目を向けてください。

受診の目的は、学校に行けるようにすることではありません。体と心の不調を軽くし、子どもが楽に過ごせるようにすることです。不調が軽くなったあと、どこでどう学ぶかは、別に考えていくことです。

医師に対して、遠慮する必要はありません。わからないこと、不安なことは、何度でも聞いてください。医療機関を変えることも、めずらしいことではありません。

保護者自身の不調にも目を向ける

子どもの不登校が続くと、保護者自身が眠れなくなったり、気分が落ちこんだりすることがあります。子どものことで精いっぱいで、自分の不調を後回しにしてしまう保護者は多くいます。

保護者が受診や相談を考えたいサイン
  • 眠れない日が、2週間以上続いている
  • 食欲がなく、体重が減った
  • 何をしても楽しめない
  • 涙が止まらないことがある
  • 子どもにきつく当たってしまい、自分を責めている

保護者が元気でいることは、子どもを支える土台です。自分のために、かかりつけ医や相談窓口を使ってください。親自身の相談先は、不登校の親が相談できる場所と親の会で紹介しています。学校の外で通える公的な場所については、教育支援センターとはも参考にしてください。

医療と学びの場を並行して考える

受診して治療が始まっても、すぐに学校に行けるようになるとは限りません。体と心を休めながら、学びと人とのつながりをどう保つかを、並行して考えます。

比較
体調に波がある時期の学びの場をくらべる

体調に合わせて選びます

別室登校教育支援センター通学型フリースクールNIJINアカデミー
体調がすぐれない日も参加しやすい×××○
朝がつらくても参加できる時間がある△△△○
同年代の仲間と関われる△○○○
在籍校を変えずに使える○○○○

自治体や学校によって運用は異なります。NIJINアカデミーの出席扱いは在籍校の校長の判断によります。

NIJINアカデミーという選択肢

音や人の多さ、話すことにハードルがある子にとって、「自宅から、自分に合った距離で参加できる」ことは大きな意味を持ちます。

NIJINアカデミーは、全国から900名を超える子どもたちが通う、不登校の小中学生のためのオルタナティブスクールです。公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、「学校では本来の姿を出せない子ども」と数多く出会ったことをきっかけに立ち上げました。

メタバース校舎に、いつでも入れる

授業や休み時間は、オンライン上の「メタバース校舎」で過ごします。アバターで校舎の中を動き回り、話したい子のところへ近づいて会話ができます。カメラや音声をオフにしたまま、チャットやリアクションボタンで参加することもできるので、人と話すことに不安がある子も、自分に合った距離から始められます。

8〜10人の少人数クラスと、1対1の担任

クラスは8〜10人ほどの少人数で、学年をこえた子どもたちが一緒に過ごします。一人ひとりに専任のサポート担任がつき、学習の進み具合や気持ちの変化を見ながら伴走します。担任は、教員経験や不登校経験を持つ大人から選ばれています。

授業を選べて、学び直しもできる

月100コマ以上の授業から、興味のあるものを選んで参加できます。教員研修の講師を務める先生や企業・専門家による授業もあり、TOPPANと共同研究したAI型学習ドリル「navima」で、小1〜中3の範囲の学び直しや先取りも自分のペースで進められます。

通い始めた子どもたちの変化

メタバース校舎では、異年齢・異地域の友達と平均3日で友達ができると言われています。自由度の高さに「半信半疑」だった保護者のもとで、入学初日に「友達できたよ!」と笑顔で話した子もいます。

小5から学校に行けなくなり、腹痛や眠れない日を抱えていた中学1年生は、NIJINでプログラミングに出会って「作る側」になり、教育の展示会で企業とともに登壇しました。読み書きに困難のある中学2年生は、デジタルツールでCG制作に打ち込み、展示会のステージで将来のビジョンを語っています。合う環境に出会うと、子どもは驚くほど変わっていく——それが、NIJINで日々見ている光景です。

在籍校の出席扱いと、全国のリアル教室

在籍校と連携し、学習の記録を共有しています。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終的な判断は在籍校の校長)。オンラインだけでなく、全国52か所のリアル教室に週1回から通うこともできます。

費用は、入学金33,000円、授業料は年払いで月19,800円・月払いで月23,760円(施設利用料 月1,683円が別途)です。

保護者にとっての安心

子どもが学校に行けなくなると、保護者も孤立しがちです。NIJINアカデミーでは、専任のサポート担任が子どもの様子を保護者と共有し、在籍校とのやりとりについても相談にのります。保護者同士がつながる機会もあり、「同じ悩みを持つ家庭がほかにもある」と知るだけで気持ちが軽くなったという声も聞かれます。学びの場選びに迷っている段階からでも、まずは話を聞いてみるところから始められます。

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

NIJINアカデミー公式YouTubeチャンネルの人気動画です。感覚の過敏さが理由で学校がつらくなったお子さんと、そのお母さんが「環境を変える」という答えにたどり着くまでを、越谷校に通うご家庭へのインタビューで紹介しています。

よくある質問

不登校で病院に行くなら、何科ですか?
体の症状が中心なら小児科、心の症状が中心なら児童精神科や心療内科です。迷ったら、かかりつけの小児科に相談して紹介してもらうのがよいでしょう。
不登校は病気ですか?
病気ではありません。ただし、体や心の不調が背景にあることがあり、その場合は医療の力が役に立ちます。
どのくらいの状態なら受診すべきですか?
体の症状が2週間以上続く、眠れない・食べられない、気分の落ちこみが続く、強い不安で動けない、自分を傷つける言動がある、といった場合は受診を考えてください。
児童精神科は予約が取れないと聞きました。
初診まで数か月待つことがあります。早めに予約を入れ、待つあいだは小児科や学校の相談窓口を使ってください。
子どもが病院を嫌がります。
無理に連れて行かず、保護者だけで相談できるかを医療機関に聞いてみてください。
薬を飲むことになりますか?
薬が必要かどうかは、医師が状態を診て判断します。不安な点は、診察のときに遠慮なく質問してください。
タツロー校長からのメッセージ

「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長がNIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。特性は、合う環境に出会えば「困りごと」から「その子らしさ」に変わっていきます。学校の種類よりも、その子が安心して力を出せる場所かどうかを大事にしてほしいと思います。

まとめ

不登校そのものは病気ではありませんが、体や心の不調が関わっていることがあります。体の症状が中心なら小児科、心の症状が中心なら児童精神科や心療内科が入口です。迷ったら、かかりつけの小児科に相談してください。

専門の科は、初診まで時間がかかることがあります。早めに予約し、待つあいだも学校や相談窓口への相談を進めましょう。

受診は、子どもを病気あつかいすることではなく、楽に過ごすための手がかりを得ることです。

お子さんに合う居場所を
一緒に探しませんか

在籍校はそのままで、自宅から参加できます。まずはLINEで気軽にご相談ください。

希望者の出席認定率 97%8〜10人の少人数クラス在籍校はそのまま

出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」/政府広報オンライン「暮らしの相談窓口(子育て・教育)」(2026年10月確認)