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「今すぐだれかに話を聞いてほしい」「窓口に出向く余裕がない」「顔を合わせて話すのは気が重い」。不登校の悩みを抱えているとき、電話やLINEでの相談は、いちばん手の届きやすい入口です。
電話やLINEの相談窓口には、無料で、名前を言わずに使えるものが多くあります。夜間や休日につながる窓口もあります。
この記事では、不登校の相談に使える電話・LINEの窓口、受付時間、子ども本人が使える窓口、かける前の準備と話し方の例を整理します。
- 不登校の相談は、無料の電話窓口から始められる
- 文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」は、夜間や休日もつながる
- 保護者だけでなく、子ども本人が使える窓口もある
- 電話が苦手なら、LINEやチャット、メールの窓口を選べる
- かける前に、伝えたいことを3行のメモにしておくと話しやすい
電話やLINEの相談が向いているとき
不登校の相談先には、学校、教育委員会、医療機関、民間の団体など、さまざまな窓口があります。全体像は専門ページの不登校の相談先で整理しています。その中で、電話やLINEの相談は、次のようなときに向いています。
| こんなとき | 電話・LINE相談のよさ |
|---|---|
| 今すぐ話を聞いてほしい | 予約なしで、その場でつながる |
| どこに相談すればよいかわからない | 話しながら、合う窓口を教えてもらえる |
| 外に出る余裕がない | 家から相談できる |
| 顔を合わせるのは気が重い | 名前を言わずに話せる窓口が多い |
| 夜や休日に不安が大きくなる | 夜間や休日につながる窓口がある |
文部科学省の調査では、2024年度に不登校だった小中学生は約35万4千人。そのうち約38%は、学校の内外で専門的な相談や指導を受けていませんでした。
出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」
相談につながっていない家庭は、少なくありません。電話一本が、最初の一歩になります。
無料で使える電話の窓口
国や公的な機関が設けている、主な電話の窓口です。番号や受付時間は変わることがあるため、かける前に公式の案内で確認してください。
| 窓口 | 番号 | 受付時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 24時間子供SOSダイヤル(文部科学省) | 0120-0-78310 | 24時間 | いじめや不登校など、子どもの悩み全般。保護者も利用できる。地域の教育委員会の相談機関につながる |
| こどもの人権110番(法務省) | 0120-007-110 | 平日8:30〜17:15 | いじめ、体罰、不登校など、子どもの人権に関わる相談 |
| 児童相談所相談専用ダイヤル | 0120-189-783 | 24時間 | 子育てや子どもの発達、家庭での対応についての相談 |
| 児童相談所虐待対応ダイヤル | 189 | 24時間 | 虐待が疑われるときの通告と相談 |
このほか、民間の団体が運営する、子ども本人向けの「チャイルドライン」や、年齢を問わず利用できる「よりそいホットライン」などもあります。受付時間や対象は、それぞれの公式サイトで確かめてください。
24時間子供SOSダイヤル
不登校の相談で、まず知っておきたいのがこの窓口です。番号の「78310」は「なやみ言おう」の語呂合わせです。全国どこからかけても、かけた地域の教育委員会の相談機関につながります。夜間や休日もつながり、通話料はかかりません。子ども本人だけでなく、保護者もかけられます。

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窓口の選び方
窓口がいくつもあると、どこにかければよいか迷います。困りごとの内容から選ぶと、わかりやすくなります。
| 困りごと | まずかけたい窓口 |
|---|---|
| どこに相談すればよいかわからない | 24時間子供SOSダイヤル |
| 学校との関わり方、学びの場を知りたい | 地域の教育相談室 |
| いじめや、学校の対応に納得できない | こどもの人権110番、24時間子供SOSダイヤル |
| 家庭での関わり方、子育ての悩み | 児童相談所相談専用ダイヤル、市区町村の子育て相談 |
| 眠れない、食べられないなど心身の不調 | かかりつけ医、精神保健福祉センター |
| 発達の特性が気になる | 発達障害者支援センター |
| 親自身がつらい | よりそいホットライン、市区町村の相談窓口 |
迷ったら、24時間子供SOSダイヤルにかけてください。子どもの悩み全般を受けつけていて、内容に応じて、合う窓口を教えてもらえます。
一つの窓口で、すべてが解決するわけではありません。電話をかけてみて、「ここはちがった」と感じることもあります。相談員との相性もあります。合わないと感じたら、別の窓口にかけ直してかまいません。いくつかの窓口を試しながら、自分に合う相談先を見つけていくのが、実際の進め方です。
同じ話を何度もくり返すのは、疲れるものです。最初にメモをつくっておけば、どの窓口でも同じメモを見ながら話せます。相談のたびに、聞いたことをメモに書き足していくと、情報がたまっていきます。
相談員はどんな人か
電話の向こうにいるのがどんな人なのかがわかると、かけるときの緊張がやわらぎます。
公的な電話相談の相談員は、教員の経験がある人、心理の資格を持つ人、福祉の仕事をしてきた人、研修を受けた相談員などです。窓口によってちがいますが、子どもや家庭の悩みを聞くことを仕事にしている人です。
- 名前や学校名を言わなくても、相談できる
- 話した内容は、原則として外にもれない
- 相談した内容を、本人の了解なく学校に伝えることは基本的にない(命に関わる心配があるときなどをのぞく)
- 途中で切ってもかまわない
「こんなことで電話していいのだろうか」と、ためらう保護者は多くいます。相談の内容に、大きい小さいはありません。「朝、子どもが起きてこなくて、どうしていいかわからない」という一言から、相談は始まります。
相談員は、答えを押しつけません。話を聞き、気持ちを整理する手伝いをし、選択肢を示します。「こうすべきです」と言われることは、あまりありません。話しているうちに、自分の考えがまとまってくるという経験をする人が多いようです。
命に関わる心配があるときなど、緊急の場合には、相談員から関係する機関への連絡をすすめられることがあります。そのときは、相談員の案内にしたがってください。
地域の電話相談も使える
全国共通の番号のほかに、都道府県や市区町村が設けている電話相談があります。
| 窓口 | 相談できること | 探し方 |
|---|---|---|
| 教育相談室(教育センター) | 不登校、学習、学校生活の相談 | 「市区町村名 教育相談 電話」で検索 |
| 子ども家庭支援の窓口 | 子育て全般、家庭での対応 | 市区町村の公式サイトや広報 |
| 精神保健福祉センター | 心の健康についての相談 | 都道府県の公式サイト |
| 発達障害者支援センター | 発達の特性に関する相談 | 都道府県の公式サイト |
地域の窓口のよさは、その地域で実際に使える支援につながりやすいことです。教育支援センターの場所、利用の手続き、地域のフリースクールの情報などを教えてもらえます。電話のあと、面談の予約に進むこともできます。
LINEやチャットで相談できる窓口
「電話は緊張して話せない」という人には、文字で相談できる窓口があります。
電話が苦手でも使えます
多くの都道府県や市が、LINEなどで子どもや保護者の相談を受けています。
子育てや親子関係の悩みを、保護者も子どもも相談できます。
法務省の窓口です。24時間送れますが、返事までに数日かかります。
子ども向けに、チャットでの相談を受けている団体があります。
LINEやチャットの相談は、受付の時間が決まっていたり、混み合ってつながりにくかったりすることがあります。急いでいるときは電話、ゆっくり整理したいときは文字、と使い分けるとよいでしょう。
学びの場を一緒に考えませんか
NIJINアカデミーでも、LINEでご相談を受けています。スタッフがお話をうかがいます。
電話とLINEのちがい
電話と、LINEなどの文字での相談には、それぞれよさがあります。
| 視点 | 電話 | LINE・チャット |
|---|---|---|
| 始めやすさ | 番号を押すだけで、すぐつながる | 友だち登録などの手続きが必要なことがある |
| 伝わり方 | 声の調子で、気持ちが伝わりやすい | 文字にするので、落ち着いて考えを整理できる |
| 速さ | その場でやりとりが進む | 返事を待つ時間がある。混み合うとつながりにくい |
| 受付時間 | 24時間の窓口がある | 曜日や時間が決まっていることが多い |
| 記録 | 自分でメモを取る必要がある | やりとりが残り、あとで読み返せる |
| 向いている人 | すぐ話したい。話しながら整理したい | 電話が苦手。家族に聞かれたくない |
電話のよさは、声で気持ちが伝わることです。うまく言葉にできなくても、声の調子から、相談員はつらさを受け取ってくれます。泣きながらでも、相談はできます。
LINEやチャットのよさは、周りに聞かれずに相談できることです。子どもが家にいる状態で、電話で不登校の相談をするのは、気が引けるものです。文字なら、同じ部屋にいても相談できます。やりとりが残るので、教えてもらった窓口の名前や番号を、あとで見返すこともできます。
子どもにとっては、電話よりもLINEやチャットのほうが、ずっと使いやすい方法です。今の子どもは、知らない大人と電話で話す経験がほとんどありません。子どもに相談窓口を伝えるときは、文字で相談できる窓口をあわせて伝えてください。
電話をかけるのがこわいとき
「かけようと思っても、番号を押せない」という保護者は少なくありません。相談することに、ためらいがあるのは自然なことです。
| ためらいの理由 | 考え方のヒント |
|---|---|
| うまく話せる自信がない | メモを読むだけでもよい。相談員が質問してくれる |
| 泣いてしまいそう | 泣いてもかまわない。相談員は慣れている |
| 責められそう | 責めるための窓口ではない。聞くことが相談員の仕事 |
| 大したことではないと言われそう | 相談の内容に大小はない |
| 相談しても変わらない気がする | 話すことで、気持ちと情報が整理される |
かける時間を決めておくのも、一つの方法です。「子どもが寝たあとの9時に、5分だけ話してみる」と決めると、動きやすくなります。最初の電話は、「どこに相談すればよいかを聞く」だけでも十分です。
どうしても電話ができないときは、文字で相談できる窓口や、メールの窓口を使ってください。それもむずかしければ、まず配偶者や親しい人に、「相談窓口に電話しようと思っている」と話すだけでも、一歩になります。
子ども本人が使える窓口
保護者には言えないことを、子どもが抱えていることがあります。子ども本人が使える窓口を、さりげなく伝えておくことも大切です。
- 番号を書いた紙を、目につく場所にはっておく
- 「使いなさい」ではなく「こういうところもあるよ」と伝える
- 名前を言わなくてよい、秘密は守られると伝える
- 使ったかどうかを、聞き出さない
学校からも、相談窓口の番号が書かれたカードが配られていることがあります。子どもが使うかどうかは、本人に任せます。「話せる場所がある」と知っていること自体が、子どもの支えになります。

かける前の準備
電話をかける前に、伝えたいことをメモにしておくと、落ち着いて話せます。
| 書いておくこと | 例 |
|---|---|
| 子どもの学年と性別 | 中学1年、男子 |
| いつから | 6月の終わりごろから |
| 今の状態 | 週に1〜2日しか登校できない。朝、腹痛を訴える |
| いちばん困っていること | どこに相談すればよいかわからない |
| 聞きたいこと | 住んでいる地域で使える支援を知りたい |
うまく話せなくても大丈夫です。相談員は、質問をしながら話を整理してくれます。
最初の一言の例
何から話せばよいかわからないときは、次のような一言で始められます。
| 場面 | 一言の例 |
|---|---|
| どこに相談すればよいかわからない | 「中学1年の子が学校に行けなくなっていて、どこに相談すればよいか教えてください」 |
| 対応に悩んでいる | 「小学4年の子が朝起きられず、どう関わればよいか悩んでいます」 |
| 自分がつらい | 「子どもの不登校が続いていて、親の私が眠れなくなっています」 |
緊急のときにかける番号
ふだんの相談とは別に、緊急のときにかける番号も知っておきましょう。子どもの様子がいつもとちがい、強い心配があるときは、ためらわずに連絡してください。
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| 命に関わる危険がある | 119番(救急)、110番(警察) |
| 子どもの心身の状態が急に悪くなった | かかりつけ医、地域の救急の相談窓口 |
| 家庭での対応に限界を感じている | 児童相談所相談専用ダイヤル 0120-189-783 |
| 夜間に強い不安がある | 24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310 |
「このくらいで連絡してよいのか」と迷うときは、連絡してください。相談員や窓口の担当者が、緊急かどうかを一緒に判断してくれます。迷ったら連絡する、と決めておくと、いざというときに動けます。
番号は、スマートフォンの連絡先に登録しておくか、紙に書いて冷蔵庫などにはっておきます。あわてているときは、番号を調べる余裕がありません。
事例で見る電話相談の使い方
相談の場でよく聞かれる三つの例を紹介します。特定の人ではなく、一般的な姿をもとにしています。
夜中に電話をかけたAさん
中学2年生の子どもが学校に行けなくなって1か月。Aさんは夜になると不安で眠れず、ある晩、24時間子供SOSダイヤルに電話しました。泣きながら話すAさんの話を、相談員は30分ほど聞いてくれました。最後に、住んでいる市の教育相談室の番号を教えてもらい、翌週、面談の予約を入れました。Aさんは「だれかに聞いてもらえただけで、少し眠れるようになった」と話しています。
LINEで相談を始めたBさん
小学5年生の子どもが家にいるため、Bさんは電話で相談することができませんでした。県のLINE相談に登録し、子どもが寝たあとに文字で相談しました。やりとりの中で、学校の外に通える公的な教室があることを知り、後日、見学に行きました。
子ども本人がチャットで相談したCさん
中学1年生のCさんは、学校に行けない理由を親に話せずにいました。学校で配られたカードにのっていたチャットの相談窓口に、自分でメッセージを送りました。相談員とやりとりするうちに、「親に話してみようかな」という気持ちになり、数日後、母親に話すことができました。
| 例 | 使った窓口 | そのあとの動き |
|---|---|---|
| Aさん | 24時間の電話相談 | 地域の教育相談室の面談へ |
| Bさん | 県のLINE相談 | 公的な教室の見学へ |
| Cさん | 子ども向けのチャット相談 | 親に話すことができた |
三つの例に共通しているのは、電話やLINEの相談が、次の一歩につながっていることです。相談そのもので問題が解決するわけではありませんが、気持ちが落ち着き、情報が手に入り、動き出すきっかけになります。
NIJINアカデミーで自分らしさを取り戻した子どもたちと保護者が、自分の言葉で語ったインタビューです。
小1で不登校に|生徒インタビュー「学校っていう場所が、自分には合ってなかったっぽい」かなでさんが見つけた、爽やかな毎日
小6|生徒インタビュー「苦しいんだったらちゃんとみんなに言う」不登校を経験した僕が、そのままの自分でいられるようになるまで
中1の母|保護者インタビューオンラインスクールを選んで正解だったのか――悩み続けた母が見た、娘の変化
相談を続けるために
一度の電話で終わらせず、相談を続けることが大切です。
- 相談した日、窓口、聞いたことを、ノートに残す
- 教えてもらった窓口には、1週間以内に連絡してみる
- 合わないと感じたら、別の窓口に変える
- 保護者自身の気持ちを話せる場所を、一つ持っておく
不登校の相談は、長く続くことがあります。保護者が疲れ切ってしまわないよう、親自身の相談先も持っておいてください。くわしくは不登校の親が相談できる場所と親の会で紹介しています。心身の不調が気になるときは、不登校で病院に行くなら何科?も参考にしてください。
電話相談でできることとできないこと
電話相談は入口です。できることと、できないことを知っておきましょう。
| できること | できないこと |
|---|---|
| 話を聞いてもらい、気持ちを整理する | 継続して同じ相談員に担当してもらうこと(窓口による) |
| 対応のヒントをもらう | 診断や、検査 |
| 地域の相談先を教えてもらう | 学校との調整を代わりにしてもらうこと |
| 緊急のときの対応を聞く | 出席扱いなどの手続き |
電話で気持ちが落ち着いたら、次は継続して相談できる窓口につながることをおすすめします。スクールカウンセラーについては不登校とスクールカウンセラーで、学校の外で通える公的な場所は教育支援センターとはで紹介しています。

相談してもうまくいかなかったとき
勇気を出して電話したのに、「期待していた答えがもらえなかった」「かえって落ちこんだ」ということもあります。
| うまくいかなかった理由 | 次にできること |
|---|---|
| 何度かけてもつながらない | 時間帯を変える。別の窓口にかける。文字の相談を使う |
| 一般的な話しか聞けなかった | 地域の教育相談室など、地元の窓口にかける |
| 相談員と合わなかった | 日を変えてかけ直す。別の窓口を試す |
| 「様子を見ましょう」と言われた | 具体的にいつまで、何を見ればよいかを聞く |
相談窓口は、一つではありません。一度うまくいかなかったからといって、相談そのものをあきらめないでください。窓口を変えると、まったくちがう対応に出合うことがあります。
「様子を見ましょう」と言われて、どうしてよいかわからなくなる保護者は多くいます。そのときは、「いつごろまで様子を見て、どうなったらまた相談すればよいですか」と聞いてみてください。目安がわかると、待つ時間の不安が小さくなります。
相談のあとの居場所を考える
相談を重ねるうちに、子どもが過ごす場所や学ぶ場所を考える段階がきます。
子どもの今の状態に合わせて選びます
| 別室登校 | 教育支援センター | 通学型フリースクール | NIJINアカデミー | |
|---|---|---|---|---|
| 外出がむずかしくても参加できる | × | × | × | ○ |
| 同年代の仲間と関われる | △ | ○ | ○ | ○ |
| 費用がかからない | ○ | ○ | × | × |
| 在籍校を変えずに使える | ○ | ○ | ○ | ○ |
自治体や学校によって運用は異なります。NIJINアカデミーの出席扱いは在籍校の校長の判断によります。

NIJINアカデミーという選択肢
音や人の多さ、話すことにハードルがある子にとって、「自宅から、自分に合った距離で参加できる」ことは大きな意味を持ちます。
NIJINアカデミーは、全国から900名を超える子どもたちが通う、不登校の小中学生のためのオルタナティブスクールです。公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、「学校では本来の姿を出せない子ども」と数多く出会ったことをきっかけに立ち上げました。
メタバース校舎に、いつでも入れる
授業や休み時間は、オンライン上の「メタバース校舎」で過ごします。アバターで校舎の中を動き回り、話したい子のところへ近づいて会話ができます。カメラや音声をオフにしたまま、チャットやリアクションボタンで参加することもできるので、人と話すことに不安がある子も、自分に合った距離から始められます。
8〜10人の少人数クラスと、1対1の担任
クラスは8〜10人ほどの少人数で、学年をこえた子どもたちが一緒に過ごします。一人ひとりに専任のサポート担任がつき、学習の進み具合や気持ちの変化を見ながら伴走します。担任は、教員経験や不登校経験を持つ大人から選ばれています。
授業を選べて、学び直しもできる
月100コマ以上の授業から、興味のあるものを選んで参加できます。教員研修の講師を務める先生や企業・専門家による授業もあり、TOPPANと共同研究したAI型学習ドリル「navima」で、小1〜中3の範囲の学び直しや先取りも自分のペースで進められます。
通い始めた子どもたちの変化
メタバース校舎では、異年齢・異地域の友達と平均3日で友達ができると言われています。自由度の高さに「半信半疑」だった保護者のもとで、入学初日に「友達できたよ!」と笑顔で話した子もいます。
小5から学校に行けなくなり、腹痛や眠れない日を抱えていた中学1年生は、NIJINでプログラミングに出会って「作る側」になり、教育の展示会で企業とともに登壇しました。読み書きに困難のある中学2年生は、デジタルツールでCG制作に打ち込み、展示会のステージで将来のビジョンを語っています。合う環境に出会うと、子どもは驚くほど変わっていく——それが、NIJINで日々見ている光景です。
在籍校の出席扱いと、全国のリアル教室
在籍校と連携し、学習の記録を共有しています。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終的な判断は在籍校の校長)。オンラインだけでなく、全国52か所のリアル教室に週1回から通うこともできます。
費用は、入学金33,000円、授業料は年払いで月19,800円・月払いで月23,760円(施設利用料 月1,683円が別途)です。
保護者にとっての安心
子どもが学校に行けなくなると、保護者も孤立しがちです。NIJINアカデミーでは、専任のサポート担任が子どもの様子を保護者と共有し、在籍校とのやりとりについても相談にのります。保護者同士がつながる機会もあり、「同じ悩みを持つ家庭がほかにもある」と知るだけで気持ちが軽くなったという声も聞かれます。学びの場選びに迷っている段階からでも、まずは話を聞いてみるところから始められます。
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
NIJINアカデミー公式YouTubeチャンネルの人気動画です。感覚の過敏さが理由で学校がつらくなったお子さんと、そのお母さんが「環境を変える」という答えにたどり着くまでを、越谷校に通うご家庭へのインタビューで紹介しています。
よくある質問
「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長がNIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。特性は、合う環境に出会えば「困りごと」から「その子らしさ」に変わっていきます。学校の種類よりも、その子が安心して力を出せる場所かどうかを大事にしてほしいと思います。
まとめ
不登校の相談は、無料の電話窓口から始められます。文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」は、夜間や休日もつながり、保護者も利用できます。電話が苦手なら、LINEやチャット、メールの窓口もあります。
かける前に、学年、いつから、今の状態、困っていることをメモにしておくと、落ち着いて話せます。
電話相談は、最初の一歩です。気持ちが落ち着いたら、継続して相談できる窓口や、子どもの居場所へとつなげていきましょう。
一緒に探しませんか
在籍校はそのままで、自宅から参加できます。まずはLINEで気軽にご相談ください。
出典:政府広報オンライン「暮らしの相談窓口(子育て・教育)」/文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2026年10月確認)

