学びの多様化学校は発達障害の子も通える?特別支援学級との違いと見学で聞くこと

学びの多様化学校は発達障害の子も通える?特別支援学級との違いと見学で聞くこと

発達障害(またはその傾向)がある子が学校に行けなくなったとき、「学びの多様化学校なら合うのでは」と考える保護者は少なくありません。一方で、「特別支援学級とはどう違うの?」「診断があると入れないの?」という疑問もよく聞きます。

この記事では、文部科学省の資料をもとに、学びの多様化学校の対象と、特別支援学級・通級・特別支援学校との違いを整理し、見学のときに確認したいことをまとめました。

結論:発達障害と学びの多様化学校
  • 対象を決めるのは「診断」ではなく「欠席の状況」——国の手引きでは、相当の期間欠席している子(年間30日以上が一つの目安)や、不登校になるおそれが高い子が対象とされています
  • 発達障害があるから入れない、という仕組みではない——手引きには障害の有無による条件は書かれていません
  • ただし、特別支援教育のための学校ではない——特性に合わせた支援がどこまであるかは学校ごとに違うため、見学での確認が欠かせません
  • 全国84校しかない——通える範囲にないときは、特性に合った別の学びの場と並行して考えるのが現実的です
この記事でわかること
  • 学びの多様化学校の対象と、発達障害との関係
  • 特別支援学級・通級・特別支援学校との違い(比較表)
  • 見学で確認したい7つのこと
  • 合わなかったとき・近くにないときの選択肢
NIJINアカデミーより

この記事は、全国から900名を超える子どもたちが通うオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の編集部がまとめています。NIJINにも、発達特性があり、大人数の教室や一斉授業がしんどくなった子が多く通っています。

学びの多様化学校の対象は「診断」ではなく「欠席の状況」

学びの多様化学校は、不登校の子どもの実態に配慮した特別の教育課程を組むことを、文部科学大臣から認められた学校です。2026年4月時点で全国に84校あります。

文部科学省の手引きでは、対象を「相当の期間」学校を欠席していると認められる子どもとし、年間30日以上の欠席が一つの参考になるとしています。また、その基準に当てはまらなくても、不登校傾向が見られ、不登校になる可能性が高い子は対象になり得るとされています。

手引きには、発達障害の有無を入学の条件にする記述はありません。つまり、発達障害のある子も、欠席の状況などの条件を満たせば対象になり得る、というのが制度上の考え方です。具体的な基準や必要書類は学校・自治体ごとに違うため、最終的には教育委員会や学校に確認してください。

出典:文部科学省「学びの多様化学校の設置に向けて(手引き)」/文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」(2026年9月確認)

不登校と発達特性は重なることがある

文部科学省の調査では、2024年度に不登校だった小中学生は353,970人で、過去最多でした。不登校のきっかけや背景はさまざまですが、音や人の多さ、一斉授業のペース、見通しの立ちにくさなど、学校という環境と特性が合わないことが負担になっているケースもあります。

ここで大切なのは、「発達障害だから不登校になる」と決めつけないことです。同じ診断名でも困りごとは一人ひとり違います。気になる特性がある場合は、医療機関や発達相談の窓口など専門家に相談しながら、学びの場を考えていくのがおすすめです。

出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」(2026年9月確認)

NIJINアカデミーの校外活動で笑顔を見せる不登校を経験した子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 900名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

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特別支援学級・通級・特別支援学校との違い

発達障害のある子の学びの場として、学びの多様化学校と並んで名前が挙がるのが、特別支援学級・通級による指導・特別支援学校です。それぞれ何のための仕組みかがまったく違います。

比べる点学びの多様化学校特別支援学級通級による指導特別支援学校
何のための場か不登校の子に合わせた教育課程で学ぶ障害に応じた少人数の学級で学ぶ通常の学級に在籍し、一部の時間だけ別に指導を受ける障害のある子のための専門の学校
対象の決まり方欠席の状況(年30日以上が目安)障害の種類・程度障害の種類・程度障害の種類・程度
在籍その学校(分教室なら母体校)へ転校が必要なことが多い地域の小中学校いまの学級のまま特別支援学校
全国の数84校(2026年4月)多くの小中学校に設置多くの地域で実施各都道府県に設置

特別支援学級や特別支援学校については、特別支援学校とは?特別支援学級との違いと、発達障害の子の学びの場の選び方でくわしく解説しています。

ポイントは、学びの多様化学校は「障害に応じた支援」を目的に作られた学校ではない、ということです。少人数で、自分のペースに合わせた学習時間を設けている学校は多いものの、特性に合わせた専門的な支援がどこまであるかは学校ごとに違います。

実際に文部科学省の一覧を見ると、「個別学習」「学び直し」の時間を新しい教科として設けている学校や、1コマの授業を5分短くしている学校、ソーシャルスキルトレーニングを取り入れている学校などがあります。こうした工夫が、特性のある子にとって助けになる場合もあれば、体験活動や話し合いの多さが負担になる場合もあります。

学びの多様化学校と発達障害、よくある誤解

誤解と実際
よく聞く4つの誤解

保護者からよく寄せられる声を、制度の実際と並べました。

01
「診断があると入れない」

対象は欠席の状況などで考えられていて、障害の有無を条件とする記述は国の手引きにありません。

02
「特別支援学級の代わりになる」

目的の違う仕組みです。障害に応じた専門的な支援が前提の学校ではありません。

03
「入れば学校に行けるようになる」

合う子もいれば合わない子もいます。見学で本人の感覚を確かめることが大切です。

04
「一度入ったら戻れない」

元の学校に戻る場合の手続きもあります。転校の前に教育委員会で確認しておきましょう。

制度の名前より、その子にとっての環境の中身を見ることが大切です。

発達障害のある子の学びの場を考えるときは、学びの多様化学校、特別支援学級、通級による指導、教育支援センター、フリースクール、オンラインの学びの場など、いくつもの選択肢を組み合わせて考えるのが現実的です。たとえば在籍校の通級を使いながら、家ではオンラインで学ぶといった形もあります。

学校に行けない状態が続くと、保護者も「早くどこかに決めなければ」と焦りがちです。ですが、子どもにとって大切なのは、まず安心して過ごせる場所があること。学びの場探しは、本人のペースを尊重しながら進めてください。

窓辺の明るい学習机(イメージ写真)

見学で確認したい7つのこと

学びの多様化学校が「合うかどうか」は、制度より学校ごとの環境で決まります。見学や説明会では、次のことを聞いておくと判断しやすくなります。

見学のときのチェックリスト
  • 1クラスの人数と、教室の広さ・音の大きさ
  • 1日の時間割と、1コマの長さ(途中で休める場所はあるか)
  • 個別で学ぶ時間がどれくらいあるか
  • 特性についての相談先(スクールカウンセラー、特別支援教育の経験がある先生など)
  • 体験活動・行事への参加は選べるか
  • 通学にかかる時間と、遅刻・早退の柔軟さ
  • 転校が必要かどうか、合わなかったときに元の学校へ戻れるか

本人が見学に行くのが難しいときは、まず保護者だけで説明会に参加する方法もあります。いきなり決めず、本人が「ここならいけそう」と感じられるかを大事にしてください。

よくある声(一例)

「少人数で先生の目が届くので、安心して過ごせるようになった」という声がある一方で、「体験活動が多く、にぎやかな時間がつらかった」「通学時間が長く、朝がきつかった」という声もあります。同じ学校でも、合う・合わないは子どもによって分かれます。

特性の傾向ごとに、見ておきたい環境

同じ学びの多様化学校でも、合う・合わないは子どもの特性によって大きく変わります。ここでは診断名ではなく「こういう傾向がある子なら」という視点で、学校の環境のどこを見ておくとよいかをまとめました。当てはまるかどうかの判断は、医療機関や発達相談の窓口など専門家と一緒に行ってください。

特性の傾向負担になりやすい場面見学で確かめたいこと
音・光・においに敏感にぎやかな休み時間、体育館、給食の時間教室の広さと人数、静かに過ごせる別室があるか
見通しが立たないと不安急な予定変更、行事の多い時期時間割が事前にわかるか、予定の伝え方
集中が続きにくい・動きたくなる長い一斉授業、座り続ける時間1コマの長さ、途中で休める工夫
読み書きに時間がかかる板書を写す、プリント中心の授業タブレットや音声教材を使えるか
人前で話すことが難しい発表、話し合い、音読発表以外の参加方法があるか
朝起きるのがつらい朝から始まる授業、遅刻の扱い登校時間の柔軟さ、午後からの参加

学びの多様化学校の中には、1コマを短くしたり(横浜きりん学園)、登校時間を遅らせたり(大阪府の窓明分校)、ソーシャルスキルトレーニングを取り入れたり(東京みらい中学校など)している学校もあります。「制度として学びの多様化学校かどうか」より「その学校の環境が、この子の困りごとに合っているか」で見ていくのがおすすめです。

出典:文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」(2026年9月確認)

相談から入学までの流れ

発達特性のある子の場合、学校探しと並行して、困りごとを整理しておくと話がスムーズに進みます。一般的な流れは次のとおりです。

相談の順番
入学までの5つのステップ

自治体や学校によって順番が前後することもあります。

01
いまの学校に相談

担任や特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラーに、学校に行きづらい状況を伝えます。

02
困りごとを整理

必要に応じて医療機関や発達相談の窓口で、苦手なこと・得意なことを整理しておきます。

03
教育委員会に問い合わせ

通える学びの多様化学校があるか、対象になるか、手続きの流れを確認します。

04
説明会・見学

本人が行けない場合は、保護者だけで参加できるかも聞いておきます。

05
出願・面談・転校

多くの学校で面談があります。転校の手続きは教育委員会の案内に沿って進めます。

支援機関で整理した内容は、学校との面談でも役立ちます。
木漏れ日の並木道(イメージ写真)

保護者が準備しておくと役立つこと

学校見学や面談の前に、次のようなことをメモしておくと、学校側とのやりとりがぐっと具体的になります。

面談の前にまとめておきたいこと
  • 学校に行きづらくなった時期と、きっかけと思われること
  • 家ではどんなときに落ち着いて過ごせているか
  • 苦手な場面(音、人数、時間、発表など)と、得意なこと・好きなこと
  • これまでに学校で受けた配慮と、その結果
  • 医療機関や相談機関の受診・相談の状況

「できないこと」だけでなく、好きなことや得意なことを伝えるのがポイントです。学びの多様化学校の多くは探究や体験の時間を持っているので、好きなことが学びの入口になることもあります。

特性への配慮につながる工夫をしている学校の例

文部科学省の一覧から、発達特性のある子にとって助けになりそうな工夫をしている学校を例として紹介します。発達障害のある子のための学校という意味ではありません。

東京みらい中学校(東京都足立区)

足立区にある私立の中学校です。「ソーシャルスキルトレーニング」と「個別学習の時間」を新設し、自分で考え行動する力を育てることを目指しています。

尼崎市立尼崎琴葉中学校(兵庫県尼崎市)

2026年4月に指定された尼崎市立の中学校です。個別の探究活動と協働的な探究活動、ソーシャルスキルトレーニングを組み合わせ、心理的安全性を大切にしています。

横浜きりん学園(神奈川県横浜市)

横浜市にある私立の小中学校です。学校法人の農園での栽培・収穫・調理といった「食育」を軸に教科横断的に学び、1コマを5分短くしています。

府中市立浅間中学校「かがやき」(東京都府中市)

府中市立浅間中学校の分教室です。1コマを45分にしつつ学習内容は減らさず、週4日15分の「かがやきタイム」でデジタル教材を使った個別学習などを行います。

習志野市立袖ヶ浦西小学校(千葉県習志野市)

千葉県習志野市の市立小学校です。60分と30分の2種類の授業を用意し、毎朝15分の体育の時間で体を動かす活動を行っています。

大阪府教育センター附属高等学校窓明分校(大阪府大阪市)

大阪府教育センター附属高校の分校で、公立です。興味や進路に合った学校設定科目を多く設け、登校時間を遅らせて週25時間にするなど、体調に合わせて学べる工夫があります。

出典:文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」(2026年9月確認)

合わなかったとき・近くにないときの選択肢

学びの多様化学校は全国84校で、公立の多くは住んでいる市区町村の子どもしか通えません。近くにない場合や、見学して合わないと感じた場合は、次のような場も並行して考えられます。

教育支援センター(適応指導教室)、フリースクール、オンラインで学べるオルタナティブスクール、そして特別支援学級や通級による指導です。学校以外の場で学んだ日数が、在籍校の判断で出席扱いになるケースもあります(最終判断は在籍校・校長)。くわしくは不登校の「出席扱い」とは?をご覧ください。

NIJINアカデミーは、メタバース校舎で学ぶオンライン中心のオルタナティブスクールです。8〜10人の少人数クラスで、1対1の専任サポート担任が伴走します。カメラや音声をオフにしたまま、チャットやリアクションで参加することもできるので、音や人の多さ、話すことにハードルがある子も、自分に合った距離から始められます。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています。

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いまの学校に籍を置いたまま、自宅から参加できます。お子さんの特性や困りごとをLINEで気軽にご相談ください。

希望者の出席認定率 97%8〜10人の少人数クラス在籍校はそのまま
窓辺の観葉植物(イメージ写真)

通い始めてから、家庭でできるサポート

学びの多様化学校に通い始めても、最初からすべてがうまくいくとは限りません。特性のある子は、新しい環境に慣れるまでに時間がかかることもあります。

家庭でできること
新しい環境に慣れるまでの3つのサポート

がんばりすぎないペースで続けることが何より大切です。

01
疲れのサインを見る

帰宅後の様子、睡眠、食欲などを見て、疲れがたまっていないかを確かめます。

02
休む日をあらかじめ決める

週の途中に休む日を決めておくと、無理をしすぎずに続けやすくなります。

03
学校と情報を共有する

家での様子を担任に伝え、学校での様子も聞いて、配慮の方法を一緒に考えます。

「毎日通うこと」より「安心して続けられること」を大切に。

もし通うこと自体がつらくなってきたら、無理に続けず、学校や相談機関と話し合いながら別の学びの場を考えることも大切です。学びの形は一つではありません。

学びの多様化学校とほかの学びの場を比べる

学びの多様化学校のほかにも、発達特性のある子が使える学びの場はいくつかあります。特性との相性という視点で比べてみましょう。

4つの学びの場を正直に比較
学びの多様化学校・教育支援センター・フリースクール・NIJIN

不登校の子が使える代表的な学びの場を、6つの観点で並べました。

学びの多様化学校教育支援センター民間フリースクールNIJIN(オンライン)
住んでいる地域に関係なく使える×△△○
いまの学校に籍を置いたまま使える×○○○
少人数で過ごせる○△△○
学習の記録が在籍校の出席につながる○○△○
カメラ・声を出さずに参加できる×××○
毎日通える対面の校舎がある○○○×

○=対応 △=場所・施設による ×=基本的に非対応 / ※一般的な傾向。出席扱いは最終的に在籍校の校長が判断します。2026年9月時点。

学びの多様化学校は、少人数で、学校そのものに籍を置いて学べるのが最大の強みです。一方で、多くは転校が必要で、住んでいる地域に学校がなければ使えません。教育支援センター(適応指導教室)は市区町村が運営する無料の場で、在籍校に籍を置いたまま通えますが、開いている時間や人数は地域によって違います。フリースクールは場所ごとに雰囲気も費用もさまざまです。

NIJINアカデミーは、対面の校舎に毎日通う形ではないかわりに、住んでいる場所に関係なく、いまの学校に籍を置いたまま、自宅から参加できるのが特徴です。どれか1つを選ぶのではなく、たとえば「学びの多様化学校の見学を進めながら、いまはオンラインで学びを続ける」といった組み合わせもできます。

どの学びの場にも、得意なことと苦手なことがあります。大切なのは、制度の名前ではなく、いまのお子さんの状態に合っているかです。「毎日通う力がまだ戻っていない」「人の多い場所が苦手」「勉強の遅れが気になる」など、いちばん気になっていることから優先順位をつけると、選ぶべき場所が見えやすくなります。

マットの上で体を動かす子どもたち

NIJINアカデミーという選択肢

音や人の多さ、話すことにハードルがある子にとって、「自宅から、自分に合った距離で参加できる」ことは大きな意味を持ちます。

NIJINアカデミーは、全国から900名を超える子どもたちが通う、不登校の小中学生のためのオルタナティブスクールです。公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、「学校では本来の姿を出せない子ども」と数多く出会ったことをきっかけに立ち上げました。

メタバース校舎に、いつでも入れる

授業や休み時間は、オンライン上の「メタバース校舎」で過ごします。アバターで校舎の中を動き回り、話したい子のところへ近づいて会話ができます。カメラや音声をオフにしたまま、チャットやリアクションボタンで参加することもできるので、人と話すことに不安がある子も、自分に合った距離から始められます。

8〜10人の少人数クラスと、1対1の担任

クラスは8〜10人ほどの少人数で、学年をこえた子どもたちが一緒に過ごします。一人ひとりに専任のサポート担任がつき、学習の進み具合や気持ちの変化を見ながら伴走します。担任は、教員経験や不登校経験を持つ大人から選ばれています。

授業を選べて、学び直しもできる

月100コマ以上の授業から、興味のあるものを選んで参加できます。教員研修の講師を務める先生や企業・専門家による授業もあり、TOPPANと共同研究したAI型学習ドリル「navima」で、小1〜中3の範囲の学び直しや先取りも自分のペースで進められます。

通い始めた子どもたちの変化

メタバース校舎では、異年齢・異地域の友達と平均3日で友達ができると言われています。自由度の高さに「半信半疑」だった保護者のもとで、入学初日に「友達できたよ!」と笑顔で話した子もいます。

小5から学校に行けなくなり、腹痛や眠れない日を抱えていた中学1年生は、NIJINでプログラミングに出会って「作る側」になり、教育の展示会で企業とともに登壇しました。読み書きに困難のある中学2年生は、デジタルツールでCG制作に打ち込み、展示会のステージで将来のビジョンを語っています。合う環境に出会うと、子どもは驚くほど変わっていく——それが、NIJINで日々見ている光景です。

在籍校の出席扱いと、全国のリアル教室

在籍校と連携し、学習の記録を共有しています。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終的な判断は在籍校の校長)。オンラインだけでなく、全国52か所のリアル教室に週1回から通うこともできます。

費用は、入学金33,000円、授業料は年払いで月19,800円・月払いで月23,760円(施設利用料 月1,683円が別途)です。

保護者にとっての安心

子どもが学校に行けなくなると、保護者も孤立しがちです。NIJINアカデミーでは、専任のサポート担任が子どもの様子を保護者と共有し、在籍校とのやりとりについても相談にのります。保護者同士がつながる機会もあり、「同じ悩みを持つ家庭がほかにもある」と知るだけで気持ちが軽くなったという声も聞かれます。学びの場選びに迷っている段階からでも、まずは話を聞いてみるところから始められます。

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

NIJINアカデミー公式YouTubeチャンネルの人気動画です。感覚の過敏さが理由で学校がつらくなったお子さんと、そのお母さんが「環境を変える」という答えにたどり着くまでを、越谷校に通うご家庭へのインタビューで紹介しています。

よくある質問

発達障害の診断があると、学びの多様化学校に入れませんか?
文部科学省の手引きでは、対象は欠席の状況などで考えられており、障害の有無を条件とする記述はありません。発達障害のある子も対象になり得ます。ただし、具体的な基準や提出書類は学校ごとに違うため、教育委員会や学校に確認してください。
診断がないグレーゾーンの子も通えますか?
診断の有無ではなく欠席の状況などが目安になるため、グレーゾーンの子も対象になり得ます。困りごとの整理には、発達障害グレーゾーンと不登校も参考にしてください。
特別支援学級に在籍している子は、学びの多様化学校に移れますか?
学びの多様化学校への転校や、特別支援学級での学びとの関係は、自治体や学校によって扱いが異なります。いまの学校と教育委員会の両方に相談しながら進めるのが確実です。
学びの多様化学校と通級による指導は一緒に使えますか?
通級による指導の扱いは、自治体や学校によって違います。学びの多様化学校に転校したあとも通級を利用できるかどうかは、教育委員会に確認してください。
見学に本人が行けない場合はどうすればよいですか?
保護者だけで説明会や見学に参加できる学校もあります。まず保護者が雰囲気を確かめ、本人には写真や資料を見せながら少しずつ話していく方法もあります。
学びの多様化学校には、発達障害に詳しい先生がいますか?
学校によって異なります。国の手引きでは、配置する教職員への事前研修などが求められていますが、特別支援教育の専門性がどの程度あるかは、見学や面談で直接確認するのが確実です。
発達検査を受けていなくても相談できますか?
相談できます。学びの多様化学校の対象は欠席の状況などで考えられていて、検査や診断が前提ではありません。困りごとを整理したい場合は、医療機関や発達相談の窓口に相談する方法もあります。
タツロー校長からのメッセージ

「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長がNIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。特性は、合う環境に出会えば「困りごと」から「その子らしさ」に変わっていきます。学校の種類よりも、その子が安心して力を出せる場所かどうかを大事にしてほしいと思います。

パソコンを見る親子(イメージ写真)

まとめ

学びの多様化学校の対象は、診断名ではなく欠席の状況などで考えられていて、発達障害のある子も対象になり得ます。ただし、特別支援教育のための学校ではないため、特性に合わせた支援がどこまであるかは学校ごとに違います。見学ではクラスの人数や音の環境、個別学習の時間、合わなかったときの戻り方まで確認し、本人の感覚を大事にしながら選んでください。近くにない場合も、特性に合う学びの場は学校の外にもあります。

学びの多様化学校以外の選択肢も、
知っておきませんか

「うちの子の特性に合うのはどこだろう」という段階からで大丈夫です。NIJINアカデミーのスタッフが、LINEでお話をうかがいます。

希望者の出席認定率 97%8〜10人の少人数クラス在籍校はそのまま