小金井市から通えるフリースクール10選|貫井北町に集まる3か所と国分寺・武蔵野・三鷹・小平・府中まで、費用と助成を公式情報で比較【2026年版】

東京都小金井市のフリースクール10選 費用・助成・出席扱いのまとめ

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在籍900名超 / 出席認定 希望者の97% / 少人数8〜10人制

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小金井市でフリースクールを探すと、ひとつ変わった特徴に気づきます。市が設置している「もくせい教室」も、東京都のポータルに載っている市内唯一の民間の居場所も、NIJINアカデミーのリアル教室も、住所がすべて「貫井北町」です。しかも、もくせい教室とNIJINアカデミー東京学芸大学内ラボ校はどちらも東京学芸大学の構内にあります。公的と民間が同じ大学のキャンパスの中に並んでいる自治体は、そう多くありません。一方で市の外に目を向けると、武蔵野市のチャレンジルームは「原則として小学4年生~中学3年生」、府中市のフリースクール多摩川も小4以上がメインと、小学校低学年の入口が細くなります。費用も、入会金なしで週2日35,000円のところから、年間108万円のところまで開きがあります。小金井市とその周辺から通える10か所を、公式情報だけを出典にまとめました。
結論:小金井市から通えるフリースクール選びの要点
  • 選択肢は10か所——小金井市から通える学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——貫井北町に集まる3か所と国分寺・武蔵野・三鷹・小平・府中まで、費用と助成を公式情報で比較(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 小金井市・国分寺市・武蔵野市・三鷹市・小平市・府中市の10か所の、住所・対象・費用・開所日
  • 小金井市の受け皿が「貫井北町」に集まっていて、うち2か所は東京学芸大学の構内にあること
  • 周辺市には小学1〜3年生の入口が細い施設があり、小金井市内の3か所はいずれも小1から開いていること
  • 小金井市独自のフリースクール利用料助成は確認できず、使えるのは東京都の月額上限2万円だけであること

小金井でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 小金井市の受け皿は「貫井北町」に集まっています

小金井市が設置している教室の所在地を、市の公式ページで確認すると「小金井市貫井北町4丁目1番1号 東京学芸大学内」と書かれています。市の「もくせい教室」は、大学のキャンパスの中にあります。

そして東京都の「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」で小金井市を指定して民間の支援を探すと、市内で出てくるフリースクール等は「こどもの居場所ピカイチ」(貫井北町2-19-6 2F)です。さらにこの記事の後半で紹介するNIJINアカデミー東京学芸大学内ラボ校も、住所は貫井北町4-1-1 東京学芸大学構内 E4東4号館。公的な教室と民間の居場所とオルタナティブスクールが、同じ町名の中に並んでいるのが小金井市です。

これは「小金井市には貫井北町にしか選択肢がない」という意味でもあります。市の南側(前原町・貫井南町・東町)から通う場合、まず貫井北町までの動線を考えることになります。武蔵小金井駅の北口からバス、あるいは国分寺駅から歩く、という2通りが現実的な行き方です。

家庭のような居場所のリビングスペース

出典:小金井市 教育相談所、もくせい教室のご案内/東京都 TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 小金井市(2026年9月確認)

2. 市の外へ出ると、小学校低学年の入口が細くなります

小金井市の中で見ると、もくせい教室の対象は東京都のポータルで「小学1年生~中学3年生のうち市立学校に在籍する児童」、こどもの居場所ピカイチは「小学校1~6年生、中学校1~3年生」、NIJINアカデミー東京学芸大学内ラボ校は「小学1年生〜中学3年生」と、いずれも小1から入口があります。

ところが隣の市に目を向けると景色が変わります。武蔵野市のチャレンジルームは「原則として小学4年生~中学3年生」、NPO法人フリースクール多摩川(府中市)は「小4以上中3までのお子さんメイン」と公式に書かれています。小平市のすごしばハニカムも、公式サイトで案内されているクリエイティブクラスは「高学年以上対象」です。

お子さんが小学1〜3年生の場合、探す順番は「まず小金井市内の3か所」になります。この順番を知っているかどうかで、問い合わせの手間がかなり変わります。

3. 小金井市独自の利用料助成は確認できませんでした

小金井市の公式サイトで、教育相談に関するページ(教育相談・小金井市における教育相談について・教育相談所、もくせい教室のご案内・不登校支援冊子)をひととおり確認しましたが、フリースクール利用料の助成・補助に関する案内は見つかりませんでした。そもそも「フリースクール」という語がこれらのページに出てきません。

つまり小金井市在住で民間のフリースクールに通う場合、使える公的な助成は東京都フリースクール等利用者支援事業(月額上限2万円)だけ、というのが現時点で公式に確認できる範囲です。この都の助成は「入会金・施設維持費・教材費などの経費は対象外」と明記されているので、入会金5万円といった初期費用は自己負担になります。

出典:小金井市 教育相談/東京都生活文化局 フリースクール等に関連する支援事業について(2026年9月確認)

【一覧表】小金井市から通えるフリースクール10選

小金井市とその周辺から通える10か所です。費用・対象・開所日は各施設の公式サイト、または小金井市・東京都・近隣市の公式資料に記載されている内容をそのまま掲載しています(2026年9月確認)。記載がない項目は「記載なし」「要問合せ」としています。

施設名市町村種別対象費用
① もくせい教室小金井市公的(市内在籍)小1〜中3記載なし
② こどもの居場所ピカイチ小金井市民間小1〜中3週1日10,000円〜
③ NIJINアカデミー 東京学芸大学内ラボ校小金井市民間小1〜中3公式サイトに記載なし
④ 国分寺市教育支援センター トライルーム国分寺市公的(市内在住)小・中記載なし
⑤ 武蔵野市 チャレンジルーム武蔵野市公的(市内)原則 小4〜中3記載なし
⑥ サイボウズの楽校武蔵野市民間小1〜小6年間1,080,000円(税別)
⑦ 自由な学び場ヒルネット武蔵野市民間6〜18歳週2日35,000円/月
⑧ フリースクールIFラボ三鷹市民間小学生(中学生は要相談)50,000〜70,000円/月
⑨ すごしばハニカムフリースクール小平市民間小1〜中3公式サイトに記載なし
⑩ NPO法人フリースクール多摩川府中市民間小4以上中3までがメイン公式サイトに記載なし
大学の木の大屋根の下に集まった子どもたちの集合写真

小金井市内の3か所|すべて貫井北町にあります

公的な教室が1つ、民間が2つ。そのうち2つは東京学芸大学の構内にあります。

① もくせい教室(小金井市)

小金井市が学校以外の居場所として設置している教室です。東京都のポータルは「学校以外の居場所として小金井市が設置している教室」と説明し、「一人ひとりの子供のその子らしさを最大限に伸ばすために、日中の居場所として、また、様々な体験活動の場として、専門の指導員による支援が行われます」と書いています。

所在地は貫井北町4丁目1番1号 東京学芸大学内。市の「(仮称)小金井市教育支援センター基本構想(案)」によると、もともとは「シャトー小金井別館3階(小金井市本町 6-5-3)に教室3室」があり、そこに加えて「令和3年9月から、国立大学法人東京学芸大学の施設(教室2室)に試行的に設置」されたという経緯です。つまり大学構内の教室は、市が後から広げた場所ということになります。

体制は同じ構想(案)に「室長に指導室長、指導員5人(学校管理職経験者、教員免許状を所有している者)で運営」と書かれています。教員免許を持つ指導員が5人という体制は、市の規模から見て薄くはありません。

開室日時には注意が必要です。市の公式ページは「月火木9時~15時、水金9時~14時(土休日や入構禁止日等は休み)」としていますが、東京都のポータルは「月・火・木:9:00~15:00/水:9:00~13:00/金:9:00~14:00」と、水曜日の終了時刻が1時間違います。どちらも公式の情報源なので、行く前に必ず電話で確認してください。

費用と出席扱いについては、市の公式ページにも都のポータルにも記載を確認できませんでした。この記事では推測で数字を書くことはしません。申込みはまず教育相談所に相談し、そこから見学・体験・申請手続きという流れです。

なお、この構想(案)では「もくせい教室業務、教育相談所業務を1つに集約するとともに、学務課、指導室の所管である特別支援教育業務も合わせて集約し、教育相談等の総合窓口として(仮称)小金井市教育支援センターを設置する」という方針が示されています。将来的に窓口が1か所にまとまる可能性があるので、最新の状況は問い合わせ時に確認してください。

所在地
〒184-0014 東京都小金井市貫井北町4丁目1番1号 東京学芸大学内
対象
小金井市立小・中学校等に在籍している子ども(都ポータルでは「小学1年生~中学3年生のうち市立学校に在籍する児童」)
開室
市公式:月火木 9:00〜15:00/水金 9:00〜14:00(土休日・入構禁止日等は休み) ※都ポータルは水曜を9:00〜13:00と記載
費用
小金井市公式サイト・東京都ポータルのいずれにも記載を確認できず(要問合せ)
出席扱い
小金井市公式サイトに記載を確認できず(在籍校に要確認)
申込
まず教育相談所に相談 → 見学・体験・申請手続き
電話
070-1399-8087(教育委員会学校教育部指導室 042-387-9877)

出典:小金井市 教育相談所、もくせい教室のご案内/(仮称)小金井市教育支援センター基本構想(案)(PDF)/東京都 TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 小金井市(2026年9月確認)

② こどもの居場所ピカイチ

貫井北町2-19-6の2階にある、平日9時30分から17時まで開いている居場所です。東京都のポータルに小金井市所在のフリースクール等として掲載されています。公式サイトには「海外のオルタナティブ教育を取り入れた『こども主体』で『伴走支援型』の新しい施設を立ち上げました」と書かれており、モンテッソーリ教育やイエナプラン教育を参照した運営であることが明記されています。

この施設でいちばん特徴的なのは料金表の作り方です。週に何日通うかだけでなく、「何時に帰るか」を30分刻みで選ぶ形になっています。9時30分から14時30分までなら週1日10,000円、17時までなら週1日16,000円。週5日でも14時30分までなら28,000円、17時までなら58,000円です。午前中だけ、午後だけ、という通い方が料金にそのまま反映される設計で、体力や生活リズムに合わせて少しずつ時間を伸ばしていける組み立てになっています。1回だけの利用も2,500円から用意されています。

独自のプログラムとして、「マイニチNOTE」(登所日の活動を記録として残し、その積み重ねを成長記録にする)、「オープン・ダイアローグ」(職員がファシリテーターとなる対話の場)、「スケジュールの自己管理」(自分のスケジュールを自分で作成する)の3つが公式サイトに挙げられています。

代表は藤森光一さん。公式サイトには「早稲田大学教育学部卒業。大学時代はNPO団体に所属し、こどもの居場所づくりに取り組んだ。大学卒業後、東京都内の児童館・学童保育所にて勤務」とあり、児童厚生2級指導員・放課後児童支援員・中学校高等学校教諭一種免許状(国語科)・不登校訪問支援カウンセラーなどの資格が記載されています。学童保育事業も並行して運営しています。

出席扱いについては、公式サイトに記載を確認できませんでした。在籍校との相談が前提になります。

所在地
東京都小金井市貫井北町2-19-6 2F
対象
小学校1〜6年生、中学校1〜3年生
開所
月〜金 9:30〜17:00
費用
週1日 10,000円(9:30〜14:30)〜16,000円(〜17:00)/週5日 28,000円(〜14:30)〜58,000円(〜17:00)/1回利用 2,500円〜5,000円/12:00〜17:00の午後コースあり
出席扱い
公式サイトに記載を確認できず(在籍校に要確認)
特徴
帰宅時刻を30分刻みで選べる料金表/オルタナティブ教育/マイニチNOTE・オープン・ダイアローグ・スケジュールの自己管理

出典:こどもの居場所ピカイチ/東京都 TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 民間支援(2026年9月確認)

机に向かって小さな部品を組み立てる子どもの手元

③ NIJINアカデミー 東京学芸大学内ラボ校

東京学芸大学の構内、E4東4号館にあるリアル教室です。もくせい教室と同じ「貫井北町4-1-1」、つまり同じキャンパスの中にあります。公式ページには「オンラインのメタバース校舎と、大学の学びが出会う ハイブリッド型のスクールです」と書かれています。

教室長は伊佐隆さん。ページには「NIJINアカデミーの開校当初より、メタバース校舎で担任もしています」「場所は東京学芸大学のキャンパス内です。大学生がいます。教授がいます。広い敷地があります」とあり、産官学連携の枠組み「Explayground」の中で運営されていることも明記されています。

体験会は毎週水曜に開催・参加無料。公式のQ&Aには「持ち物は特にありません。お昼は学食が利用でき、お弁当の持参もOKです」と書かれています。大学の学食が使えるフリースクールは、この地域では他に見当たりません。

費用については、公式Q&Aが「体験会は無料でご参加いただけます。入学後の費用については個別にご案内していますので、お気軽にお問い合わせください」としており、金額はページ上では確認できません。NIJINアカデミー全体のメタバース校舎の費用は公開されているので、記事の後半で紹介します。詳しくはこのあとの専用セクションでまとめます。

所在地
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1 東京学芸大学構内 E4東4号館
対象
小学1年生〜中学3年生
体験会
毎週水曜に開催・参加無料(日程は公式ページのカレンダー)
費用
公式ページに金額の記載なし(「入学後の費用については個別にご案内」)
アクセス
JR中央線「武蔵小金井」駅 北口〔5番のりば〕から京王バス「小平団地」行で約10分、「学芸大正門」下車 徒歩約3分/JR中央線「国分寺」駅 北口から徒歩約20分
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
運営
株式会社NIJIN

出典:NIJINアカデミー 東京学芸大学内ラボ校(2026年9月確認)

校外学習で展示イベントの会場を見てまわる子どもたち

国分寺・武蔵野の4か所|中央線で1駅・2駅の範囲

国分寺駅は学芸大の正門から歩いて20分ほど。吉祥寺は武蔵小金井から中央線で数駅です。

④ 国分寺市教育支援センター トライルーム

国分寺市の公的な教室です。市の公式ページは「市内に在住する小・中学校の児童・生徒で、学校に行けない状態の子どもなら、だれでも通うことができます」と書いています。「在住」が入口なので、国分寺市に住んでいれば市立以外の学校に在籍していても相談の余地がある書き方です。ここは小金井市のもくせい教室(「小金井市立小・中学校等に在籍している子ども」)と対象の定め方が違うところです。

東京都のポータルによると、国分寺市はトライルームひかり・トライルームほんだの2施設を運営しています。トライルームひかりは「ひかりプラザの3階」(国分寺市光町1-46-8)。開室は月曜日から金曜日、午前9時30分から午後3時30分までです。

入室までの流れは「所属校にご相談いただき、所定の手続きや面談・体験後、入室となります」「入室の申込書は、学校にありますのでおたずねください」。費用と出席扱いについては、市の公式ページに記載を確認できませんでした。

ただし国分寺市について、もうひとつ知っておいてほしいことがあります。東京都のポータルで国分寺市を指定して民間の支援を探すと、出てくるのは親の会(国分寺の不登校を考える会)だけで、フリースクール等の掲載がありません。国分寺市は公的な教室が2か所と手厚い一方、都のポータルに載っている民間の選択肢は市内に見当たらない、という組み合わせになっています。

所在地
トライルームひかり:〒185-0034 東京都国分寺市光町1-46-8 ひかりプラザ3階/トライルームほんだ(国分寺市は2施設を運営)
対象
市内に在住する小・中学校の児童・生徒で、学校に行けない状態の子ども
開室
月曜日〜金曜日 9:30〜15:30
費用
国分寺市公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
出席扱い
国分寺市公式サイトに記載を確認できず(在籍校に要確認)
申込
所属校に相談 → 所定の手続き・面談・体験後に入室(申込書は学校にあり)

出典:国分寺市 不登校児童・生徒対象の国分寺市教育支援センタートライルーム/東京都 TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 国分寺市(2026年9月確認)

⑤ 武蔵野市 チャレンジルーム

武蔵野市の公的な教室です。所在地は「〒180-0001 武蔵野市吉祥寺北町4-11-37 武蔵野市立大野田小学校地下1階」。小学校の校舎の地下にあるのが特徴です。

対象は「さまざまな事情で学校に行くことのできない児童生徒(原則として小学4年生~中学3年生)」。この「原則として小学4年生~」という一文が、この地域を見るときの分かれ目になります。小学1〜3年生のお子さんの場合、武蔵野市のこの教室は原則の外にあたるため、まず相談の段階で確認が必要です。

開室は「月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)午前9時15分~午後2時45分」。申込みは「見学・申込(学校にご相談のうえ、スクールソーシャルワーカーにご連絡ください)」とあり、そのあと体験・面談を経て入室手続きという流れです。連絡先は武蔵野市教育委員会教育支援課スクールソーシャルワーカー(0422-60-1971)。費用と出席扱いは、市の公式ページに記載を確認できませんでした。

なお武蔵野市は、市立第五中学校に「チャレンジクラス」を設置したことも公表しています。こちらは中学校の中に置かれた別室なので、武蔵野市立中学校に在籍していることが前提です。

所在地
〒180-0001 東京都武蔵野市吉祥寺北町4-11-37 武蔵野市立大野田小学校地下1階
対象
さまざまな事情で学校に行くことのできない児童生徒(原則として小学4年生〜中学3年生)
開室
月曜日〜金曜日(祝日・年末年始を除く)9:15〜14:45
費用
武蔵野市公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
出席扱い
武蔵野市公式サイトに記載を確認できず(在籍校に要確認)
申込
学校に相談のうえ、スクールソーシャルワーカーに連絡 → 見学・体験・面談 → 入室手続き
電話
0422-60-1971(武蔵野市教育委員会教育支援課 スクールソーシャルワーカー)

出典:武蔵野市 チャレンジルーム/武蔵野市 不登校児童生徒への支援(2026年9月確認)

鍋の中の料理をのぞきこむ手元

⑥ サイボウズの楽校

吉祥寺駅から徒歩5分、サイボウズ株式会社が運営するオルタナティブスクールです。公式サイトは「サイボウズの楽校は、チームワークを大切にし、『仲間と一緒にしあわせに生きる力』を育むオルタナティブスクール(フリースクール)です」と書いています。「2023年12月からプレ開校をしています」という段階であることも明記されています。

開所は月曜・火曜・木曜・金曜の9:30〜14:45。対象は小学1年生〜6年生で、募集定員は「3名前後」。かなり少人数です。

費用は入会金50,000円(税別)、授業料 年間1,080,000円(税別)、運営費 年間180,000円(税別)。「年間通してのカリキュラムのため」この形になっており、支払いは4か月ごと・年3回(最初の3か月は月払い対応可能)です。年間126万円(税別)は、この記事で紹介する10か所の中でもっとも高額です。東京都の助成は月額2万円が上限で入会金も対象外なので、差額は自己負担になります。

もうひとつ、申し込みの前に知っておくべきことがあります。入学には選考があり、その方針として「ご家庭がサイボウズの楽校の方針に共感していること」「子どもに通う意思があること」「コミュニケーションに特別な配慮が必要ないこと」「本人およびクラスメイトの安全面で問題がないこと」の4点が公式に挙げられています(総合的に判断、とも書かれています)。選考方法は保護者との面談と、子どもの体験Day参加です。

出席扱いについては、公式サイトに記載を確認できませんでした。

所在地
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-17-2 マリオンワンビル B1(株式会社3rdschool内・吉祥寺駅から徒歩5分)
対象
小学1年生〜6年生
開所
月曜・火曜・木曜・金曜 9:30〜14:45
定員
募集定員 3名前後
費用
入会金 50,000円(税別)/授業料 年間1,080,000円(税別)/運営費 年間180,000円(税別) ※支払いは4か月ごと・年3回
選考
保護者とオンラインまたはオフライン面談+子どもの体験Day参加
出席扱い
公式サイトに記載を確認できず(在籍校に要確認)
電話
080-8052-3465

出典:サイボウズの楽校 募集について(2026年9月確認)

⑦ 自由な学び場ヒルネット(HIRU-net)

吉祥寺・井の頭公園の近くにあるフリースクールです。公式サイトは「都市と自然の環境を、『体験』することを大事」にすると書き、活動を「居場所」「学び場」「お出かけ探検活動」の3つで説明しています。

開校は「現在は、火曜日〜金曜日に開校しています。また月2回、月曜に『工作クラス』を開講」。活動時間は「原則、午前9時30分〜午後3時50分まで。ただし帰宅、解散の時間は自由です。いつ帰っても構いません。登室の時間についても柔軟に対応します」と明記されています。「いつ帰っても構いません」と公式に書いている施設は、この地域では珍しいです。

対象は「6歳〜18歳の子ども(小学1年〜高校3年)を区別なく受け入れます」。この記事で紹介する民間10か所のうち、小1から高3までを通して受け入れると明記しているのはここだけです。13歳以上については進学や高卒認定試験の相談にも応じると書かれています。

料金は週4日コース43,000円/月(+月曜「工作クラス」で45,000円/月)、週2日コース35,000円/月。そして「入会金のようなお金はいりません」と明記されています。教材費やお出かけ活動の交通費は別途かかる可能性がある、とも書かれています。週2日コースは金曜日(お出かけ探検活動)+他の曜日が原則です。

参加には事前の面談が必要です。受け入れ人数については「あまりたくさんは受け入れられません。アットホームなフリースクールとして活動しています」とあり、具体的な定員は記載されていません。出席扱いについても記載を確認できませんでした。

所在地
東京都武蔵野市御殿山1-5-5 つぼみビル3階(吉祥寺・井の頭公園前)
対象
6歳〜18歳(小学1年〜高校3年)を区別なく
開所
火曜〜金曜 9:30〜15:50(帰宅・解散の時間は自由)/月2回 月曜「工作クラス」
費用
週4日コース 43,000円/月(+工作クラスで45,000円/月)/週2日コース 35,000円/月 ※入会金なし。教材費・交通費は別途
出席扱い
公式サイトに記載を確認できず(在籍校に要確認)
参加
事前の面談が必要
電話
090-1966-0960

出典:自由な学び場ヒルネット 活動の内容・参加の案内(2026年9月確認)

屋外で大人と子どもたちが集まって荷物を受け渡している

三鷹・小平・府中の3か所|さらに外に広げるとき

費用の考え方も、通える曜日も、施設によってまったく違います。

⑧ フリースクールIFラボ

三鷹市下連雀にあるフリースクールです。開所は月・火・木・金が10:30〜16:00、水が10:30〜13:30。夏のキャンプや修学旅行、長期休暇中の開室も随時あると書かれています。

出席扱いについて、公式サイトは「在籍する小・中学校で皆さん出席認定を受けています」と書いています。この記事で紹介する施設のうち、出席認定の実績をこのかたちで明記しているのはIFラボとフリースクール多摩川の2か所だけです(最終的な判断は在籍校の校長によります)。

費用は入会金50,000円、通常会員70,000円/月(いつでも・週5回)、ライト会員50,000円/月(週2回お好きな曜日に)。公式サイトには東京都のフリースクール等利用者支援事業へのリンクも掲載されています。1か月の体験期間が設けられており、体験の費用は面談時に案内されます。

対象は「学校になじめないでいる小学生(中学生は要相談。小学生からお預かりしているお子さまは、ご家庭と話し合いの上、中学生でも継続受け入れをしています)」。小学生から入るのが基本で、中学生からの新規は要相談という設計です。

公式サイトには「配慮は十分にしておりますが、教育機関であり療育機関ではないことをご理解いただけるようお願いいたします」という一文もあります。定員は各曜日15名で、「若干名の空きがあります(2026年6月現在)」と告知されています。

所在地
東京都三鷹市下連雀2-18-12 アトチビル
対象
学校になじめないでいる小学生(中学生は要相談。小学生から在籍していれば中学生も継続受け入れ)
開所
月・火・木・金 10:30〜16:00/水 10:30〜13:30
定員
各曜日15名(「若干名の空きがあります」2026年6月現在の公式告知)
費用
入会金 50,000円/通常会員 70,000円/月(週5回)/ライト会員 50,000円/月(週2回)
出席扱い
公式サイトに「在籍する小・中学校で皆さん出席認定を受けています」と記載(最終判断は在籍校)
体験
1か月の体験期間あり(費用は面談時に案内)

出典:フリースクールIFラボ/東京都 TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 民間支援(2026年9月確認)

⑨ すごしばハニカムフリースクール

小平市花小金井にある施設です。運営は株式会社すごしばハニカム。子どもの居場所・シェアオフィス・シェアサロンが同じ建物に入っているという構成で、フリースクールはその機能のひとつです。

建物の営業日は公式サイトに「営業日…月~金曜日(土日祝定休/その他休業日) 営業時間…10:00~18:00」と書かれています。一方、東京都のポータルに掲載されているフリースクールとしての開所時間は「中学生:(月・金)13:00〜16:00、小学生:(火・水・木)14:00〜18:00」と、小学生と中学生で曜日も時間帯も分かれています。この記事で紹介する中で、学年で通う曜日が完全に分かれているのはここだけです。

都のポータルでの受入対象は「小学校1~6年生、中学校1~3年生」。ただし公式サイトで案内されているクリエイティブクラスは「高学年以上対象」とされており、「起立性調節障害など、午前中に行動することが難しかったり、学校授業は難しくともDXに可能性を見出している生徒」への言及があります。午後からの時間割は、朝が苦しい時期の子にとって現実的な設計です。

費用と出席扱いについては、公式サイトで確認できませんでした。問い合わせが必要です。

所在地
〒187-0002 東京都小平市花小金井4丁目33-7 カトレアハイツ 1F
対象
小学校1〜6年生、中学校1〜3年生(東京都ポータル) ※公式サイトのクリエイティブクラスは「高学年以上対象」
開所
東京都ポータル:中学生 月・金 13:00〜16:00/小学生 火・水・木 14:00〜18:00 ※建物の営業は月〜金 10:00〜18:00(土日祝定休)
費用
公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
出席扱い
公式サイトに記載を確認できず(在籍校に要確認)
運営
株式会社すごしばハニカム(子どもの居場所・シェアオフィス・シェアサロン併設)

出典:すごしば HONEYCOME/東京都 TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 民間支援(2026年9月確認)

室内のクライミングウォールをのぼる子ども

⑩ NPO法人フリースクール多摩川

府中市府中町にあるNPO法人が運営するフリースクールです。活動内容が具体的に書かれているのが特徴で、公式サイトには「工作、PC知識クイズや操作習得、カードゲーム、学習、公園運動、食作り、月1ミニ遠足、年2泊り合宿などを通して生の交友、生のグループ協調を育成します」とあります。火曜と木曜には府中公園での活動(15時30分〜16時30分)も行われています。

出席扱いについて、公式サイトは「小中は所属元学校の出席扱いとなります(当スクールの出席表を提出しています)」と書いています。出席表を学校に提出する、という運用まで明記しているのはこの施設の強みです。

対象は「小4以上中3までのお子さんメインですが、過去、数十人は通信高校進学後も来続けたケースもあります」。小学校低学年は基本の対象から外れるので、小1〜小3のお子さんの場合は、この記事の前半で紹介した小金井市内の3か所を先に検討することになります。

東京都のポータルによる開所時間は「(月、火、木)11:00〜17:30 (水、金)12:00〜17:30 ※小学生はいずれの曜日も16:30まで」。午前11時・正午スタートという遅めの時間割で、朝の起床が難しい時期でも通いやすい設計です。費用については公式サイトで金額を確認できませんでした。公式サイトには東京都から最大2万円/月の助成がある旨の記載があります。

所在地
〒183-0055 東京都府中市府中町2丁目18-17
対象
小4以上中3までがメイン(通信制高校進学後も継続したケースの記載あり)
開所
東京都ポータル:月・火・木 11:00〜17:30/水・金 12:00〜17:30 ※小学生はいずれの曜日も16:30まで
費用
公式サイトに金額の記載を確認できず(要問合せ)
出席扱い
公式サイトに「小中は所属元学校の出席扱いとなります(当スクールの出席表を提出しています)」と記載(最終判断は在籍校)
活動
工作、PC知識クイズや操作習得、カードゲーム、学習、公園運動、食作り、月1ミニ遠足、年2回の泊り合宿

出典:NPO法人フリースクール多摩川/東京都 TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 民間支援(2026年9月確認)

室内の遊具で体を動かす子どもたち

小金井市・東京都の支援制度|使えるのは都の月2万円だけ、という前提

小金井市に住んでいて、民間のフリースクールに通う場合。費用の面で使えるものを、公式情報だけで整理します。

小金井市独自のフリースクール利用料助成は、確認できませんでした

小金井市の公式サイトのうち、不登校支援に関係するページ(「教育相談」「小金井市における教育相談について」「教育相談所、もくせい教室のご案内」「不登校支援冊子を作成しました」「(仮称)小金井市教育支援センター基本構想(案)」)をひととおり確認しましたが、フリースクール利用料の助成・補助を案内するページは見つかりませんでした。これらのページには「フリースクール」という語そのものが出てきません。

市の不登校支援の記述は、教育相談所・もくせい教室・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーという、市が直接運営する相談と居場所に集中しています。民間施設との連携や費用の分担については、公式に確認できる記述がありませんでした。ここは近隣の自治体と比べても、はっきり性格が分かれるところです。

東京都の助成は月額2万円が上限。入会金は対象外です

小金井市在住の世帯が使える公的な助成として公式に確認できるのは、東京都フリースクール等利用者支援事業(助成金)です。東京都生活文化局のページは、対象を「フリースクール等に通所する不登校の小・中学生の保護者」、助成額を「月額2万円(上限)」としています。

ここで重要なのが対象外の経費です。同じページに「入会金・施設維持費・教材費などの経費は対象外」と明記されています。この記事で紹介した施設のうち、サイボウズの楽校は入会金50,000円(税別)、フリースクールIFラボは入会金50,000円。これらは助成の対象外なので全額自己負担です。逆に自由な学び場ヒルネットは「入会金のようなお金はいりません」と明記しており、初期費用の面では対照的です。

令和8年度の申請受付期間は令和8年5月27日(水曜日)から令和9年2月12日(金曜日)まで。年度の途中から通い始める場合も、この期間内であれば申請できます。なお東京都の事業には利用者向け(保護者への助成金)と事業者向け(施設への補助金)の2種類があり、まったく別の事業です。保護者が申請するのは前者です。

本棚とソファのある和室の居場所

月々の負担を具体的に置いてみる

この記事の10か所のうち、月額を公式に確認できたものを都の助成(月2万円上限)と重ねると、実際の負担がはっきりします。

自由な学び場ヒルネットの週2日コース35,000円/月なら、助成を受けられた場合の自己負担は月15,000円程度。こどもの居場所ピカイチの週1日・14時30分まで10,000円/月なら、助成の枠の中に収まります。一方フリースクールIFラボの通常会員70,000円/月では自己負担が月50,000円、サイボウズの楽校の年間1,080,000円+運営費180,000円(いずれも税別)では、月あたりに直すと10万円を超え、助成を差し引いても負担は大きく残ります。

ここで押さえておきたいのは、助成は在籍校との連携など東京都が定める要件を満たす必要があるということです。「通い始めたら自動的にもらえる」ものではありません。申請の前提条件は、通おうとしている施設と在籍校の両方に確認してください。

出典:東京都生活文化局 フリースクール等に関連する支援事業について/小金井市 教育相談/小金井市 不登校支援冊子「ひとりじゃないよ」(2026年9月確認)

大学の学食で昼ごはんを食べる子どもたち
まずは、メタバース校舎をのぞいてみませんか

無料の体験説明会では、実際の授業の様子をご覧いただけます。お子さんの参加は必須ではありません。保護者の方だけで、話を聞くところから始めていただけます。

NIJINアカデミー 東京学芸大学内ラボ校を、もう少し詳しく

この記事で紹介した③のリアル教室です。教員を養成する国立大学のキャンパスの中にあるという点で、他のどの施設とも性格が違います。

教室長の伊佐隆さん(NIJINアカデミーでは「いっさ」と呼ばれています)は、公式ページに「NIJINアカデミーの開校当初より、メタバース校舎で担任もしています」と書いています。つまりオンラインの担任と、リアル教室の教室長が同じ人です。オンラインで顔なじみになってから、水曜日にキャンパスへ行ってみる、という順番が自然に成り立ちます。

ページには立ち上げの理由も書かれています。「不登校で、『いまの環境は合わない』と感じているお子さん、保護者の方に、『こんな選択もあるんだ!社会・世界は広いな!』と希望を持って欲しい。新しい選択肢を創るために、この教室を立ち上げました」。

場所については「場所は東京学芸大学のキャンパス内です。大学生がいます。教授がいます。広い敷地があります。異年齢で混ざりあって、思いっきり体を動かして、興味があることをとことん追求します」と説明されています。「ラボ校」という名前の由来も、「ここに通うお子さんは段々と自分の〇〇ラボを立ち上げて、ときには1人でときには周りの力も借りながら、大学生も巻き込んで、遊ぶように学んでいきます」と書かれています。

運営は産官学が連携して「遊び」から学びを創る枠組み「Explayground」の中で行われており、大学のリソースを活かした学びが広がる、とページには記されています。

体験会は毎週水曜に開催、参加費無料。「持ち物 特にありません。手ぶらでお越しいただけます」「お昼ごはん 学食が利用できます。お弁当の持参もOK」という案内です。対象は小学1年生〜中学3年生と保護者の方。「見学・体験だけでも参加できますか?」というQ&Aには「もちろんです。毎週水曜に体験会を開催しています。まずは雰囲気を見にくる形で問題ありません」と書かれています。

費用については、公式Q&Aが「入学後の費用については個別にご案内していますので、お気軽にお問い合わせください」としており、ページ上に金額はありません。ただし全国共通のメタバース校舎の費用は公開されているので、次のセクションで紹介します。

東京学芸大学内ラボ校の木造の建物のデッキで活動する様子
所在地
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1 東京学芸大学構内 E4東4号館
対象
小学1年生〜中学3年生
教室長
伊佐隆(NIJINアカデミー開校当初よりメタバース校舎の担任も担当)
体験会
毎週水曜に開催・参加無料(日程は公式ページのカレンダー)/持ち物なし・学食利用可
アクセス
JR中央線「武蔵小金井」駅 北口〔5番のりば〕から京王バス「小平団地」行で約10分、「学芸大正門」下車 徒歩約3分/JR中央線「国分寺」駅 北口から徒歩約20分
特徴
産官学連携の枠組み「Explayground」の中で運営/オンラインのメタバース校舎とリアルの学びを組み合わせるハイブリッド型
費用
公式ページに金額の記載なし(「入学後の費用については個別にご案内」)
運営
株式会社NIJIN

出典:NIJINアカデミー 東京学芸大学内ラボ校(2026年9月確認)

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

ここまで紹介した10か所を見比べると、ひとつ共通点があります。どの施設も「通える曜日」が決まっていることです。武蔵野市のチャレンジルームは月〜金、サイボウズの楽校は月火木金、ヒルネットは火〜金、すごしばハニカムは学年ごとに曜日が分かれ、もくせい教室は曜日によって終わる時刻が違います。

つまり「行ける日」と「行けない日」が、施設の側の都合で先に決まっているということです。体調や気持ちの波が大きい時期には、ここがそのまま通えない日数になります。

NIJINアカデミーのメタバース校舎は、その逆側からの設計です。平日は毎日開いていて、月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加する形になっています。家から出られない日は家から、大学へ行ける水曜日はキャンパスから。通う場所を、その日の状態に合わせて選べるのがハイブリッドの意味です。

メタバース校舎で画面を共有しながら進むオンラインの活動
メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

NIJINアカデミーで担任をしている、小学校教員経験者の2人による対談です。東京学芸大学内ラボ校の教室長・伊佐さんも、開校当初からメタバース校舎で担任を務めています。どんな大人が子どもたちのそばにいるのかを、先に見ておけます。

出席扱いを相談するときの進め方

大人と子どもが向かい合って手を動かしている

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 市町村の教育委員会 学校教育課に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、市町村教委が実質的な窓口です。市役所の代表番号から「教育委員会 学校教育課」につないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を必ず確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です

よくある質問

小金井市に住んでいますが、市立学校に通っていません。もくせい教室は使えますか?
小金井市の公式ページは、もくせい教室の対象を「小金井市立小・中学校等に在籍している子ども」としています。東京都のポータルは「小学1年生~中学3年生のうち市立学校に在籍する児童」と書いています。どちらも「市立学校に在籍」を入口としているため、私立・国立に在籍している場合は、まず教育相談所(042-384-2097/2508)に相談してください。なお隣の国分寺市のトライルームは「市内に在住する小・中学校の児童・生徒」という書き方で、在住が入口になっています。自治体によって入口の定め方が違うので、居住地の自治体の表現を確認するのが確実です。
小学1年生です。通える場所はありますか?
あります。小金井市内の3か所――もくせい教室(小学1年生から)、こどもの居場所ピカイチ(小学校1〜6年生)、NIJINアカデミー東京学芸大学内ラボ校(小学1年生〜中学3年生)――はいずれも小学1年生から入口があります。市の外では、武蔵野市のチャレンジルームが「原則として小学4年生~中学3年生」、NPO法人フリースクール多摩川が「小4以上中3までのお子さんメイン」と、低学年の入口が細くなります。武蔵野市の自由な学び場ヒルネットは「6歳〜18歳の子ども(小学1年〜高校3年)を区別なく受け入れます」と明記しています。
自分たちでつくった、光を通す手づくりの作品
フリースクールに通うと、学校の出席になりますか?
出席扱いの最終的な判断は、在籍校の校長が行います。この記事で紹介した施設のうち、公式サイトに出席認定への言及があるのは、フリースクールIFラボ(「在籍する小・中学校で皆さん出席認定を受けています」)とNPO法人フリースクール多摩川(「小中は所属元学校の出席扱いとなります(当スクールの出席表を提出しています)」)の2か所です。その他の施設については、公式サイト上で記載を確認できませんでした。公的な教室(もくせい教室・トライルーム・チャレンジルーム)についても、各市の公式ページに出席扱いの記載を確認できなかったため、在籍校への確認が必要です。
東京都の助成は、どの施設でも使えますか?
東京都フリースクール等利用者支援事業は「東京都が定める要件を満たしている必要があります」とされており、通う施設の側にも要件があります。この記事で紹介した民間の施設は、東京都の「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」に掲載されている施設です。ただしポータルへの掲載と助成の対象かどうかは別の話なので、申請前に施設と東京都の案内の両方で確認してください。また月額2万円が上限で、入会金・施設維持費・教材費は対象外です。
小金井市にはフリースクールが1か所しかないのですか?
東京都の「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」で小金井市を指定して民間の支援を検索すると、フリースクール等として出てくるのは「こどもの居場所ピカイチ」です。ただしこのポータルの掲載は、施設側から情報が提供され、掲載に同意したものが載る仕組みです。実際にはNIJINアカデミー東京学芸大学内ラボ校も小金井市内にあります。つまり「ポータルに載っていない=存在しない」ではありません。市内・近隣の学習塾や地域の居場所が、不登校のお子さんを受け入れている場合もあります。
大学の構内にある教室と聞くと、少し身構えてしまいます。
NIJINアカデミー東京学芸大学内ラボ校の公式ページは、体験会について「参加は無料です。お子さんの様子に合わせて、無理のない形で参加いただけます」「持ち物は特にありません。手ぶらでお越しいただけます」と書いています。また「見学・体験だけでも参加できますか?」という質問に「もちろんです。(中略)まずは雰囲気を見にくる形で問題ありません」と答えています。お子さんが行かなくても、保護者の方だけで話を聞くところから始められます。

まとめ

小金井市でフリースクールを探すときに押さえておきたいことを、もう一度まとめます。

1つめ。市内の受け皿は貫井北町に集まっています。市が設置するもくせい教室(貫井北町4-1-1 東京学芸大学内)、東京都のポータルに載る唯一の民間の居場所であるこどもの居場所ピカイチ(貫井北町2-19-6)、NIJINアカデミー東京学芸大学内ラボ校(貫井北町4-1-1)。公的な教室と民間の教室が同じ大学のキャンパスの中にあるという配置は、この地域ならではです。

2つめ。小学1〜3年生なら、まず市内の3か所から。武蔵野市のチャレンジルームは原則小4から、府中市のフリースクール多摩川も小4以上がメインです。市外に広げる前に、市内の3か所と、武蔵野市の自由な学び場ヒルネット(6歳〜18歳を区別なく受け入れ)を確認するのが近道です。

3つめ。費用の幅が大きく、助成には上限があります。入会金なしで週2日35,000円のヒルネットから、入会金50,000円+年間1,080,000円(いずれも税別)のサイボウズの楽校まで。東京都の助成は月額2万円が上限で、入会金・施設維持費・教材費は対象外です。小金井市独自の助成は公式サイトで確認できませんでした。

4つめ。出席扱いは施設ごとに書き方がまるで違います。公式サイトで明記しているのはフリースクールIFラボとNPO法人フリースクール多摩川。公的な教室も含め、その他は記載を確認できませんでした。「記載がない」ことは「認められない」という意味ではありませんが、最終判断は在籍校なので、必ず学校と施設の両方に確認してください。

どこに通うかを決める前に、まずは見学と体験です。見学だけ、保護者だけ、という形で受け付けている施設がほとんどです。お子さんを連れて行くところから始める必要はありません。

芝生の広場に建つ木造の建物と、外で遊ぶ子どもたち
まず一歩だけ、話を聞いてみませんか

NIJINアカデミーでは、無料の体験説明会を毎週開いています。「まだ何も決めていない」「他のフリースクールと比べたい」という段階のご相談で大丈夫です。平日毎日開いているメタバース校舎の授業を、実際にご覧いただけます。