日立市のフリースクール/オルタナティブスクール9選|費用・補助【2026年最新】

日立市のフリースクール

日立市から通える範囲で、公式情報で確認できたフリースクール・居場所は9か所です(ひたちなか市・那珂市・東海村・常陸太田市・水戸市とNIJINアカデミー)。費用は無料〜月4万円台。公的な入口は日立市の教育支援センター「ちゃれんじくらぶ」(多賀・日立の2か所)で、茨城県には月15,000円が上限の授業料等補助(所得要件あり)があります。

この記事は、日立市・茨城県・文部科学省と各施設の公式情報で2026年10月に確認できた内容だけで作りました。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし(要問い合わせ)」と書いています。

結論:日立市でフリースクールを探すときの要点
  • 選択肢は9か所——ひたちなか市2か所、那珂市・東海村3か所、常陸太田市1か所、水戸市1か所、NIJINアカデミーの県内リアル教室とメタバース校舎。費用・最寄り駅・対象学年を一覧表にまとめました
  • 日立市内の民間フリースクールは、公式情報では確認できませんでした——そのぶん、JR常磐線・水郡線で通える隣の市町村まで広げて探すのが現実的です
  • 費用の幅は無料〜月4万円台——2026年度から利用料を無料にした場所、1回2,500円の居場所、週5日で月30,000円の学習型などがあります(入会金は別)
  • 公的な入口は「ちゃれんじくらぶ」——小学4年生〜中学3年生が原則の対象で、入級の相談は在籍校へ。水曜日は「学校ちゃれんじデー」で閉級です
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません(文部科学省通知 令和元年10月25日)

日立市でフリースクールを探す前に、知っておきたい3つのこと

1. 日立市内の民間施設は、とても少ないのが現状です

今回、日立市・茨城県・各施設の公式情報を順に確かめましたが、日立市内で、2026年10月時点で受け入れを公式に案内している民間のフリースクールは確認できませんでした。茨城県教育委員会がまとめている民間施設(フリースクール)の紹介資料(令和7年7月版)も、掲載は水戸市・ひたちなか市・那珂市・常陸太田市などで、日立市の項目はありませんでした。

市内の川尻町では、NPO法人が運営する「ひたち未来アカデミア」というフリースクールが開かれていました。ただ、運営法人は2026年7月、今年度は市の委託事業の学習支援だけを行い、今年度で法人を解散すると公式サイトで知らせています。今も子どもを受け入れているかは確認できなかったため、この記事の一覧には入れていません。

そこでこの記事では、JR常磐線で南へ向かえるひたちなか市・東海村・水戸市と、水郡線沿いの那珂市、常陸太田市まで広げ、公式に確認できた場所だけを紹介します。

2. 公的な入口は、市の教育支援センター「ちゃれんじくらぶ」です

日立市教育委員会の教育支援センター(以前の呼び方では適応指導教室)は、「ちゃれんじくらぶ 多賀」(多賀図書館4階)と「ちゃれんじくらぶ 日立」(教育プラザ3階)の2か所です。対象は原則として小学4年生〜中学3年生。入級を考えるときは、まず在籍校の先生に相談し、学校から教育研究所へ連絡してもらう流れです。

3. 「出席扱い」を決めるのは施設ではなく、在籍校です

文部科学省の通知(令和元年10月25日「不登校児童生徒への支援の在り方について」)は、学校外の施設で相談・指導を受けたときの出欠の取扱いを校長が判断するものとしています。この記事の「出席扱い」欄は、各施設の公式サイトなどの記載を写したもので、認定を約束するものではありません。

【一覧表】日立市から通えるフリースクール9か所|費用・最寄り駅・対象学年

ひたちなか市・那珂市・東海村・常陸太田市・水戸市の7か所と、NIJINアカデミーのリアル教室とメタバース校舎です。費用と対象は各施設の公式サイトや茨城県の資料の記載をそのまま載せています。金額は月額で、入会金・入学金は別の列に分けました。

施設名所在地最寄り対象月額入会金
01 フリースクール環学舎ひたちなか市東大島勝田駅 徒歩20分小・中学生7,000〜30,000円10,000円
02 茨城ゼミナール(フリースクール)ひたちなか市表町勝田駅小学生〜社会人10,000円〜(回数制5,000円〜)15,000円〜
03 サドベリースクールedit那珂市菅谷(東海村にも拠点)下菅谷駅 徒歩20分小1〜高3無料(2026年度から)2,000円
04 フリースペース田園那珂市本米崎東海駅から車15分小・中・高校生子ども無料(大人300円)記載なし(要問い合わせ)
05 とんぼ塾 フリースクール那珂市瓜連瓜連駅 徒歩3分小・中・高校生6,500〜9,500円(週1回)5,000円
06 こどもの新しい居場所えーぽいんと常陸太田市春友町常陸太田駅から車14分小・中学生1回2,500円0円
07 トライ式中等部 水戸キャンパス水戸市宮町水戸駅北口 徒歩1分中1〜中3記載なし(要問い合わせ)記載なし(要問い合わせ)
08 NIJINアカデミー 茨城県内のリアル教室阿見町・潮来市・下妻市教室ごとに異なる小1〜中343,043〜45,943円(メタバース込み)33,000円
09 NIJINアカデミー(メタバース校舎)オンライン自宅から参加小1〜中325,443円33,000円

※2026年10月に各公式サイトと茨城県教育委員会「茨城県内の民間施設(フリースクール)について」(令和7年7月)で確認。02・04・05は県の資料の記載です。01の月額は週1〜5回・半日〜全日の幅で、水道光熱費(月1,100円)が別にかかります。費用は改定されることがあるため、申し込み前に各施設へお確かめください。

NIJINアカデミーの校外活動で、橋の見える公園に集まって手を上げる子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 1000名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

01〜02|ひたちなか市の2か所|勝田駅から通える学習型

ひたちなか市は日立市の南隣で、日立駅からJR常磐線で勝田駅へ向かえます。どちらも茨城県の民間施設の紹介資料に載っている施設で、勉強の遅れを取り戻したい気持ちがあるお子さんの候補になります。

01 フリースクール環学舎(ひたちなか市)

株式会社淙愛が運営するフリースクールで、場所は東大島2丁目のアシストひたちなかビル3階です。公式サイトでは、在籍する小・中学校の先生と連携し、学校のカリキュラムに沿って進度が遅れないようにフォローすること、子どもの様子や学習内容を学校に報告し、学校に戻りたいときにいつでも戻れるようにサポートすることを掲げています。

利用時間は9時00分〜15時00分(土日祝・長期休暇は休み)。月謝は通う回数と時間で決まり、全日なら週1回10,000円・週3回20,000円・週5回30,000円、半日なら週1回7,000円〜週5回21,000円です。入会金は10,000円、水道光熱費が月1,100円かかります。体験コース(週1回3,500円〜)から試せるのも特徴です。

所在地
茨城県ひたちなか市東大島2-11-24 アシストひたちなかビル3階
最寄り
JR常磐線 勝田駅から徒歩20分(茨城県の資料による)
対象
小学生・中学生
開室日時
9時00分〜15時00分(土日祝・長期休暇は休校)
費用
入会金10,000円/水道光熱費 月1,100円/月謝 全日 週1回10,000円・週3回20,000円・週5回30,000円、半日 週1回7,000円・週3回14,000円・週5回21,000円/体験コース 週1回3,500円〜
出席扱い
子どもの様子や学習内容を小中学校に報告すると記載(判断は在籍校)
連絡先
029-212-3695

出典:株式会社淙愛「環学舎」/茨城県教育委員会「茨城県内の民間施設(フリースクール)について」(令和7年7月)(2026年10月確認)

02 茨城ゼミナール(ひたちなか市)

ひたちなか市表町の学習塾で、茨城県の資料では「小中高校部(フリースクール)」のコースを設けた施設として紹介されています。カウンセリングをしながら学習指導・進学指導を行う形で、通信制高校のサポートや中学・高校・大学の受験コースもあります。

開いているのは火曜〜土曜の16時30分〜22時30分と、夕方からの時間帯です。費用は入会金15,000円〜、月謝制10,000円〜、回数制5,000円〜。日中は別の場所で過ごし、夕方から勉強を進めたい中学生に合う使い方です。

所在地
茨城県ひたちなか市表町5-1-202 メゾンドビル2F
最寄り
JR常磐線 勝田駅
対象
小学生・中学生・高校生・大学生・社会人
開室日時
火・水・木・金・土曜日 16時30分〜22時30分
費用
入会金15,000円〜/月謝制10,000円〜/回数制5,000円〜
出席扱い
記載を確認できませんでした(要問い合わせ)
連絡先
029-272-1357(塾 17時〜22時)

出典:茨城県教育委員会「茨城県内の民間施設(フリースクール)について」(令和7年7月)/不登校・多様な学びネットワーク茨城「茨城ゼミナール」(2026年10月確認)

03〜05|那珂市・東海村の3か所|無料から通える場所も

JR水郡線の駅や、常磐線の東海駅から向かう場所です。費用をできるだけ抑えたいご家庭にとって、見ておきたい3か所です。

03 サドベリースクールedit(那珂市・東海村)

NPO法人MAPSが運営する、時間割もテストも「先生」もないサドベリー型のスクールです。学年やクラスはなく、子どもたちが自分で、あるいは仲間と予定を立てて過ごします。学びたいことができたら、地域の大人(「まちなかの先輩」)に教わりに行く、という考え方です。2025年4月に那珂市菅谷で開校し、2026年9月には東海村にも「サドベリースクールeditとうかい」を開いたと公式サイトで知らせています。

大きな特徴は費用です。2026年度から利用料を無料にしていて、かかるのは初回のみの入学金2,000円。公式サイトには、行政の利用料補助の制度が整うまでの暫定的な措置だと書かれています。開校は月・水・金曜日の9時00分〜14時00分(祝日を除く)で、毎回10時から自由参加のミーティングがあります。出席扱いについては「現時点で当施設に通うすべてのお子様の出席扱いが認められています」と記載されています。

所在地
茨城県那珂市菅谷3706-6(東海村の「editとうかい」の所在地は要問い合わせ)
最寄り
JR水郡線 下菅谷駅から徒歩20分(茨城県の資料による)
対象
小学1年生〜高校3年生(募集は約10名)
開室日時
月・水・金曜日 9時00分〜14時00分(祝日・長期休み・年末年始を除く)。公式サイトのトップページには9時00分〜13時00分の表記もあるため、見学時にご確認ください
費用
利用料 無料(2026年度から)/入学金2,000円(初回のみ)
出席扱い
現時点で通うすべての子の出席扱いが認められていると記載(判断は在籍校)
連絡先
029-352-3434(NPO法人MAPS)

出典:サドベリースクールedit/ご利用について/NPO法人MAPS(2026年10月確認)

04 フリースペース田園(那珂市)

不登校を理解し合う会(親の会)が開いているフリースペースです。場所は那珂市本米崎で、茨城県の資料によると東海駅から車で15分、額田駅から14分、駅からの送り迎えにも対応しています。日立市から常磐線で東海駅まで出れば、送迎を相談できるのは心強い点です。

決まった開設日は第1日曜日と第3水曜日の13時〜16時と、月2回です。それ以外の日も、調整すれば自学自習の場所として使えると書かれています。費用は子ども無料、大人300円。コースは定めず、室内遊びから屋外のサイクリングまで、その子に合わせて過ごし方を決めます。不登校の子をもった経験のある親が相談にのってくれる場所なので、保護者が先に話を聞いてもらう場としても使えます。

所在地
茨城県那珂市本米崎180-1
最寄り
JR常磐線 東海駅から車15分/JR水郡線 額田駅から14分(駅から送り迎えあり)
対象
小学生・中学生・高校生
開室日時
第1日曜日・第3水曜日 13時〜16時(ほかの日時も自学自習の場所として調整可)
費用
子ども無料/大人300円
出席扱い
記載を確認できませんでした(要問い合わせ)
連絡先
090-6927-4463

出典:茨城県教育委員会「茨城県内の民間施設(フリースクール)について」(令和7年7月)(2026年10月確認)

05 とんぼ塾 フリースクール(那珂市)

那珂市瓜連にある、フリースクールと一般の塾、こども食堂を組み合わせた場所です。JR水郡線の瓜連駅から徒歩3分で、地域の「瓜連・歴史を学ぶ会」やルピナス文庫と建物を共用しています。食育、自然体験、多世代交流、学習支援を組み合わせて、子どもの学びと育ちを支えることを掲げています。

開いているのは火曜・金曜の10時〜12時と15時〜21時。費用は入会金5,000円(免除・減額の制度あり)、週1回の月謝が小学生6,500円・中学生8,000円・高校生9,500円です。海外にルーツのある子どもも受け入れていて、電話で相談したあと、体験で数週間通ってから入るかどうかを決める流れです。

所在地
茨城県那珂市瓜連647-3
最寄り
JR水郡線 瓜連駅から徒歩3分
対象
小学生・中学生・高校生(海外ルーツの子も受け入れ)
開室日時
火曜日・金曜日 10時〜12時、15時〜21時
費用
入会金5,000円(免除・減額制度あり)/月謝(週1回)小学生6,500円・中学生8,000円・高校生9,500円
出席扱い
記載を確認できませんでした(教育支援センターと協力と記載。要問い合わせ)
連絡先
080-8118-5937(家庭の悩みごと相談)/090-8583-0743(学習の相談)

出典:茨城県教育委員会「茨城県内の民間施設(フリースクール)について」(令和7年7月)(2026年10月確認)

補足

ひたちなか市中根の正安寺では、NPO法人ただいまが「フリースクール ふらっと」(小・中学生、月・火・金 9時30分〜14時30分)を開いています。ただし茨城県の資料(令和7年7月版)には「定員に達しているため現在は募集していません」とあったため、一覧には入れていません。空き状況は直接お問い合わせください。

日立市から通えるフリースクールで、窓辺の机に向かって勉強する中学生とスタッフ(イメージ)

日立市からどう通う?|常磐線・水郡線・車の通いやすさ

フリースクールは、内容が合っていても通う道のりが負担になると続きにくいものです。日立市は南北に長く、北部の十王・小木津と、南部の大甕・常陸多賀では「近い施設」が変わります。各施設の公式サイトと県の資料に載っているアクセスだけで整理しました。

通い方施設公式情報のアクセス表記
JR常磐線で勝田駅へ01 環学舎/02 茨城ゼミナール勝田駅から徒歩20分/勝田駅
JR常磐線で東海駅へ04 フリースペース田園/03 editとうかい東海駅から車15分(送り迎えあり)/東海村(所在地は要問い合わせ)
JR常磐線で水戸駅へ07 トライ式中等部 水戸キャンパス水戸駅北口 ペデストリアンデッキ直結・徒歩1分
水戸駅からJR水郡線03 edit(那珂市)/05 とんぼ塾下菅谷駅から徒歩20分/瓜連駅から徒歩3分
車(常陸太田方面)06 えーぽいんと常陸太田駅から車14分
自宅から09 NIJINアカデミー メタバース校舎移動なし(平日毎日開校)

常磐線は1本で勝田・東海・水戸まで行けるので、南部(大甕・常陸多賀)にお住まいなら勝田駅・東海駅の施設が候補になりやすいはずです。山側の地域にお住まいなら、車で常陸太田市へ向かうほうが近いこともあります。見学は、実際に通う時間帯に、実際の経路で行ってみると、朝の電車の混み具合や乗り換えの負担まで確かめられます。

一方、北部の十王・小木津あたりからは、どの施設も片道に時間がかかります。「週1日だけ外の施設、ほかの日は自宅でオンライン」と組み合わせると、移動の負担を減らしながら外とのつながりを保てます。

06〜07|常陸太田市・水戸市の2か所|自然のなかの居場所と駅前の中等部

06 こどもの新しい居場所えーぽいんと(常陸太田市)

NPO法人が常陸太田市春友町で開いている、学校に行きづらい小・中学生のための居場所です。裏山や川の散歩、野菜づくり、楽器(ドラム・ギター・ピアノ)、工作、調理など、自然のなかで「やりたいこと」から始められるのが特徴で、犬や猫もいます。教科の学習も、必要に応じて見てもらえます。

利用は月・水・金曜日の9時00分〜16時00分。費用は入会金0円・1回2,500円で、見学と無料体験もできます。公式サイトには「これまで、えーぽいんとを利用したすべての児童・生徒が、在籍校において出席扱いとして認められています」と書かれています。

所在地
茨城県常陸太田市春友町592
最寄り
JR水郡線 常陸太田駅から車14分(茨城県の資料による)
対象
小学生・中学生
開室日時
月・水・金曜日 9時00分〜16時00分(祝日は休み)
費用
入会金0円/1回2,500円(県の資料では2人目は半額、特別な活動は別途集金)
出席扱い
これまでの利用者全員が在籍校で出席扱いになったと記載(判断は在籍校)
連絡先
0294-78-0257(利用可能時間に)

出典:NPO法人こどもの新しい居場所えーぽいんと/茨城県教育委員会「茨城県内の民間施設(フリースクール)について」(令和7年7月)(2026年10月確認)

07 トライ式中等部 水戸キャンパス(水戸市)

中学生を対象にしたフリースクールで、トライ式高等学院の水戸キャンパスに併設されています。場所は水戸駅北口のペデストリアンデッキ直結、改札から徒歩1分。日立駅から常磐線1本で着くので、乗り換えなしで通えるのが利点です。

開校時間は9時00分〜16時00分(日・祝を除く)。通学ペースは週1〜5日から選べ、登校時間や時間割も自由です。授業はマンツーマンで、在宅型を選ぶと教師が自宅を訪問します。学費は公式サイトに記載がありませんでした。資料請求か個別相談で確かめてください。

所在地
茨城県水戸市宮町1-2-4 マイムビル4F
最寄り
JR常磐線 水戸駅北口 ペデストリアンデッキ直結/改札から徒歩1分
対象
中学1年生〜中学3年生
開室日時
9時00分〜16時00分(日・祝を除く)/通学は週1〜5日から選択
費用
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
出席扱い
在籍中学校と連携して出席認定が可能と記載(基準は地域や学校により異なる)
連絡先
0120-919-439

出典:トライ式中等部 水戸キャンパス(2026年10月確認)

水戸市内のほかのフリースクールや居場所は、水戸市のフリースクール7選で詳しく紹介しています。

08〜09|NIJINアカデミーのリアル教室とメタバース校舎

日立市から週に何日も通える場所が見つからないとき、あるいは外に出るのがまだ難しいときは、自宅から参加できる形を組み合わせると選択肢が広がります。

08 NIJINアカデミー 茨城県内のリアル教室(阿見・潮来・下妻)

NIJINアカデミーは、全国52か所にリアル教室を持つオルタナティブスクールです。日立市内と近隣の市町村にはリアル教室はありませんが、茨城県内には阿見町・潮来市・下妻市の3つの教室があります。どれも週1日ひらく教室で、ほかの平日はメタバース校舎で過ごす「ハイブリッド通学」が基本です。

所在地
茨城県阿見町中郷2-26-10(スタジオラフラン内)/潮来市大塚野2-7-8/下妻市下妻戊93-2(TOKU BOOKS内)
対象
小学1年生〜中学3年生
開校日時
阿見校 金曜 9時30分〜14時30分/潮来校 木曜 10時00分〜15時00分/下妻校 水曜 10時00分〜15時00分
費用
ハイブリッド通学 月額43,043円(阿見校)〜45,943円(潮来校・下妻校)(いずれもメタバース校舎の学費込み、税込)/初月のみ入学金33,000円
出席扱い
出席扱いを希望したご家庭の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー 全国のリアル教室一覧/茨城阿見校/茨城潮来校/茨城下妻校(2026年10月確認)

09 NIJINアカデミー(メタバース校舎)

自宅からアバターで通うオンラインの校舎です。平日毎日開校し、月100コマのオンライン授業から選んで参加できます。クラスは少人数8〜10人制で、顔も声も出さずに参加できます。授業は後から録画で見ることもできるので、朝が苦手な日も自分の時間に参加できます。

日立市から通える民間施設は、多くが週1〜3日の開所です。施設に通う日は外で、通わない日はメタバース校舎でと、曜日で組み合わせる使い方もできます。これまでの累計入学者は1000名を超えています。

所在地
オンライン(自宅から参加)
対象
小学1年生〜中学3年生
開校日時
平日毎日(月100コマ、録画視聴も可)
費用
月額25,443円(メタバース料23,760円+施設利用料1,683円、税込)/初月のみ入学金33,000円/年払いは年間47,520円お得
出席扱い
出席扱いを希望したご家庭の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
連絡先
公式サイトのお問い合わせ/無料体験説明会から

出典:NIJINアカデミー 公式サイト/学費・プラン(2026年10月確認)

茨城県北部の不登校の子どもの居場所で、畑のそばの道をスタッフと歩く小学生(イメージ)

日立市の公的な支援と茨城県の補助|教育支援センター・相談窓口・授業料等補助

教育支援センター「ちゃれんじくらぶ」|多賀図書館4階と教育プラザ3階

登校についての悩みや不安がある子どもが、仲間とのふれあいを通して社会的に自立することを目指す教室です。場所は「ちゃれんじくらぶ 多賀」が末広町1丁目1番4号(日立市立多賀図書館4階)、「ちゃれんじくらぶ 日立」が神峰町1丁目6番11号(日立市教育プラザ3階)。利用料についての記載は市のページにはありませんでした。

開いているのは水曜日を除く月〜金曜日の週4日、9時00分〜15時30分(月曜日は13時00分から)。水曜日は「学校ちゃれんじデー」として閉級し、学校で担任の先生や学校訪問担当の相談員と話したり、給食や授業に参加したりと、できることから少しずつ学校に挑戦する日になっています。夏休み・冬休みなどの長期休みは学校と同じです。

一日の計画は本人と支援員が話し合って立て、自主学習のほか調理やハイキングなどの体験活動もあります。「午前だけ」「午後だけ」といった短い時間の利用もできます。対象は日立市在住、または市内の小・中・義務教育学校に在籍する原則として小学4年生〜中学3年生で、それ以外の学年は実態に応じて相談、とされています。

場所
多賀:日立市末広町1-1-4 多賀図書館4階/日立:日立市神峰町1-6-11 教育プラザ3階
開級日
月・火・木・金曜日 9時00分〜15時30分(月曜日は13時00分〜)。水曜日は「学校ちゃれんじデー」で閉級
対象
市内在住または市内の小・中・義務教育学校に在籍する、原則小学4年生〜中学3年生(ほかの学年は相談)
申し込み
保護者が子どもと話し合ったうえで在籍校の先生に相談 → 学校から教育研究所へ連絡
事務局
日立市教育委員会 教育研究所 0294-22-3111(内線681・682)

相談窓口|教育相談・青少年相談・24時間の電話

窓口内容場所・時間・電話
教育相談(こども発達相談センター)学校生活、不登校、発達の悩みなどの面接・電話相談。4歳〜義務教育修了までの子と保護者教育プラザ3階/電話 月〜金 9時30分〜16時30分・第2第4土 9時30分〜15時/0294-22-2525
学校での教育相談市内の小・中・義務教育学校に教育相談員を派遣相談員の在校日は学校ごとに異なるため在籍校へ
日立市青少年の悩みごと面接相談20歳未満の青少年と保護者。不登校・進学・家庭の問題など日立シビックセンター6階/土・日 13時〜17時15分(予約制、来所できないときは電話)/0294-26-7890
教育委員会 指導課教育内容・生徒指導に関すること0294-22-3111(内線657〜659・683)
24時間子供SOSダイヤル(文部科学省)夜間・休日も含めた子どもと保護者の相談0120-0-78310(24時間)

茨城県のフリースクール授業料等補助|月15,000円まで(所得要件あり)

茨城県教育委員会は「フリースクール連携推進事業」で、フリースクールに通う義務教育段階の子どものいる、経済的な事情のある世帯に授業料等を補助しています。令和7年度の要綱・実施要領の内容は次のとおりです。

補助額
保護者が支払う授業料等の2分の1以内(1,000円未満切り捨て)、子ども1人につき月15,000円(年間180,000円)が上限
対象世帯
茨城県内に住み、住民税非課税世帯・要保護世帯・準要保護世帯のいずれかであること
対象の施設
県が定める要件(学校と十分に連携していることなど)を満たす県内外のフリースクール
対象外
交通費などの付随的な経費
申請
保護者が郵送または電子メールで提出。令和7年度は年3回(8月・12月・3月)の締め切りで、支払いは精算払(あとから支給)
問い合わせ
茨城県教育庁 学校教育部 生徒支援・いじめ対策推進室 029-301-5229

NIJINアカデミーの茨城県内の教室ページでも、この事業による補助(月額上限15,000円、授業料等の2分の1以内)が案内されています。令和8年度の最新の要件と締め切りは、県教育委員会のホームページか上の窓口でお確かめください(2026年10月の確認時、県教育委員会のサイトは緊急メンテナンス中で、令和8年度の資料を開けませんでした)。なお、日立市独自のフリースクール利用料の助成は、市の公式サイトでは確認できませんでした。

茨城県内の「学びの多様化学校」

学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)は、不登校の子どもの実態に配慮した特別の教育課程を組める、文部科学大臣指定の学校です。文部科学省の設置者一覧では、日立市内に設置校は載っていません。茨城県内では、水戸市の私立リリーベール小学校の分教室「リリーガーデン」(令和7年指定)が載っています。こちらは「転校して通う学校」なので、在籍校に籍を置いたまま使うフリースクールとは位置づけが違います。

出典:日立市 教育支援センター「ちゃれんじくらぶ」/日立市 教育相談/こども発達相談センター/日立市青少年の悩みごと面接相談/日立市 教育関係相談窓口/茨城県教育委員会「令和7年度茨城県フリースクール連携推進事業(授業料等)補助金交付要綱・実施要領」/文部科学省 学びの多様化学校の設置者一覧(2026年10月確認)

NIJINアカデミーという選択肢|日立市からはメタバース校舎が中心

NIJINアカデミーは、メタバース校舎を軸にした、日本語で学べるオルタナティブスクールです。日立市とその周辺にリアル教室はありません。茨城県内のリアル教室は次の3つです。

教室場所開校日時定員・対象
茨城阿見校阿見町中郷2-26-10 スタジオラフラン内毎週金曜 9時30分〜14時30分15名・小1〜中3
茨城潮来校潮来市大塚野2-7-8毎週木曜 10時00分〜15時00分(祝日・年末年始を除く)5名・小学生・中学生
茨城下妻校下妻市下妻戊93-2 TOKU BOOKS内毎週水曜 10時00分〜15時00分(月4回)5名・小学生・中学生

阿見校はダンスやピラティスなど体を動かす活動、潮来校は地域とのコラボ、下妻校は本屋さんのなかの教室と、それぞれに色があります。ただ、日立市からはどこも距離があるので、まずはメタバース通学だけで始めるのが現実的です。月額は25,443円(税込)、初月のみ入学金33,000円。カメラもマイクもオフ、アバターとチャットだけの参加からで大丈夫です。

まだ何も決まっていない段階でも、無料体験説明会の日程を見るところから始められます。保護者の方だけの参加でもかまいません。

出典:NIJINアカデミー 全国のリアル教室一覧/学費・プラン(2026年10月確認)

タイプ別に比べる|わが子に合いそうなのはどこ?

9か所は、中身で分けると大きく4つのタイプになります。費用や距離より先に、「いまの子どもに必要なのは何か」から考えると、候補を絞りやすくなります。

タイプ施設向いている子通う頻度の目安
学習型(遅れを取り戻す)01 環学舎/02 茨城ゼミナール/05 とんぼ塾/07 トライ式中等部勉強の遅れが気になる、高校進学を考え始めた週1〜5日、夕方のみの施設も
居場所・体験型(まず休む・遊ぶ)04 フリースペース田園/06 えーぽいんと心と体を休めたい、自然や動物、手を動かすことが好き月2回〜週3日
自己決定型(自分で決めて過ごす)03 サドベリースクールedit決められた時間割が苦手、やりたいことを自分で探したい週3日
オンライン+リアル(家から始める)08・09 NIJINアカデミー外に出るのがまだ難しい、平日毎日の居場所がほしい平日毎日(リアルは週1日)

どのタイプにも良さがあり、一つに決めなくてもかまいません。最初は居場所型で心を休め、元気が出てきたら学習型を足す、という順番もあります。

日立市の自宅からオンラインのメタバース校舎に参加する親子(イメージ)

出席扱いを相談するときの進め方

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。日立市の場合も、まずは在籍校との話し合いが出発点です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. ちゃれんじくらぶ・教育相談を確認する小学4年生〜中学3年生なら「ちゃれんじくらぶ」も選択肢です。教育相談(0294-22-2525)では、不登校の悩みそのものを相談できます。ここを見ておくと、民間に求めるものがはっきりします。
  3. 民間・オンラインを見学する施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「県の授業料等補助の対象になりますか」を確認します。
  4. 補助の書類と、学校への記録をそろえる県の補助を使う場合は、施設が書く通所証明書や利用確認書が必要です。学校へは、通所の状況や学習内容の記録を定期的に届けます。
  5. 学校の判断を待ち、続けながら調整する判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安心です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい7つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——時間割があるほうが落ち着く子と、自由なほうが動ける子で、合う場所は真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けやすさが変わります
  • 日立市の学校で、出席扱いになった例はありますか——「対応できます」と「実績があります」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな内容で、どのくらいの頻度ですか——ここがあいまいだと、学校が判断しにくくなります
  • 茨城県の授業料等補助の対象施設ですか。書類は書いてもらえますか——補助の申請には施設側の書類が要ります
  • 駅からの送り迎えや、車での送迎の決まりはありますか——日立市から通うときは、移動の負担が続けやすさを左右します
  • 体験は何回できますか。子どもが来られない日は、保護者だけの相談でもいいですか——最初の一歩を小さくできるかどうかの確認です

よくある質問

日立市の適応指導教室(教育支援センター)は、どこにありますか。
「ちゃれんじくらぶ 多賀」が末広町1-1-4(多賀図書館4階)、「ちゃれんじくらぶ 日立」が神峰町1-6-11(教育プラザ3階)にあります。開級は水曜日を除く月〜金曜日の9時00分〜15時30分(月曜日は13時00分から)です。原則の対象は小学4年生〜中学3年生で、入級の相談は在籍校の先生が窓口です。
日立市内に民間のフリースクールはありますか。
2026年10月時点で、日立市内で受け入れを公式に案内している民間のフリースクールは確認できませんでした。市内のNPO法人が運営していた「ひたち未来アカデミア」は、運営法人が今年度での解散を公表しています。日立駅からJR常磐線で通えるひたちなか市・東海村・水戸市や、水郡線沿いの那珂市まで広げると選択肢が増えます。
日立市から通えるフリースクールの費用は、月にいくらくらいですか。
今回確認できた範囲では、利用料無料の場所(サドベリースクールedit、フリースペース田園の子ども)から、1回2,500円の居場所、週1回で月6,500円〜の塾併設型、週5日で月30,000円の学習型までありました。入会金は0円〜15,000円程度で、金額を公式サイトに載せていない施設もあります。
茨城県のフリースクール補助は、いくら・だれが受けられますか。
令和7年度の要綱では、保護者が支払う授業料等の2分の1以内で、子ども1人につき月15,000円(年間180,000円)が上限です。茨城県内に住み、住民税非課税世帯・要保護世帯・準要保護世帯のいずれかであることが条件で、交通費は対象外です。令和8年度の内容は、茨城県教育庁 生徒支援・いじめ対策推進室(029-301-5229)にお確かめください。
日立市独自のフリースクール助成はありますか。
2026年10月時点で、日立市が民間フリースクールの利用料を独自に助成する制度は、市の公式サイトでは確認できませんでした。制度は年度ごとに変わることがあるため、教育委員会にお確かめください。茨城県の授業料等補助は、要件を満たせば日立市にお住まいの方も申請できます。
小学1〜3年生が通える場所はありますか。
ちゃれんじくらぶは原則小学4年生からですが、ほかの学年も実態に応じて相談できるとされています。民間では、環学舎・えーぽいんと・とんぼ塾が小学生、サドベリースクールeditとフリースペース田園が小学生から受け入れています。NIJINアカデミーは小学1年生から参加できます。受け入れの可否はお子さんの様子にもよるので、見学で相談してください。
フリースクールに通うと、学校は出席扱いになりますか。
自動的にはなりません。在籍校の校長が、教育委員会と連携して判断します。通う前、検討している段階で担任の先生に伝えておくこと、施設から学校へ通所状況や活動内容の記録を出してもらうことが、相談を進めるうえでの土台になります。

まとめ

日立市でフリースクールを探すときの順番を、もう一度整理します。

1つめは、学校か教育研究所に先に話すこと。教育支援センター「ちゃれんじくらぶ」(多賀・日立)は原則小学4年生〜中学3年生が対象で、入級の相談は在籍校から。不登校の悩みそのものは、教育相談(0294-22-2525)で聞いてもらえます。

2つめは、市の外まで広げて「週に何日・何時間過ごせるか」で比べること。日立市内の民間施設は公式情報では確認できませんでした。常磐線で勝田・東海・水戸、水郡線で那珂市、車で常陸太田市まで広げると、無料の居場所から週5日の学習型まで選べます。

3つめは、茨城県の補助を前提に総額を計算すること。所得要件を満たせば、授業料等の2分の1以内・月15,000円まで補助されます。支給はあとからで、施設の書類が必要です。

どの場所が合うかは、お子さんによって違います。見学して「今日はここまで」で帰ってきても、それは前に進んだ一日です。外に出るのがまだ難しいときや、通える日が週に数日しかないときは、自宅から参加できるメタバース校舎も選択肢に入れてみてください。

NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

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