東村山市のフリースクール/オルタナティブスクール9選|費用と都の助成を比較【2026年最新】

東村山市のフリースクール/オルタナティブスクール9選|不登校の子の学びの場と費用

東村山市と、東村山から通いやすい清瀬市・東久留米市・小平市・所沢市のフリースクール・居場所は、公式情報で確認できたものだけで9か所あります。費用は1回500円の居場所から、月52,800円の通い放題コースまで。東京都の助成(月額上限2万円)を使える場合があります。公的な入口は、市の教育支援センターにあたる健全育成学習室「希望学級」(恩多町・大岱小学校内)です。

この記事は、東村山市・東京都・文部科学省と各施設の公式サイトで2026年10月に確認できた内容だけで作りました。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし(要問い合わせ)」と書いています。

結論:東村山市のフリースクール選びの要点
  • 選択肢は9か所——東村山市内の民間1か所、清瀬市3か所、東久留米市・小平市・所沢市の各1か所、NIJINアカデミーの東村山校(2026年11月中旬開校)とメタバース校舎
  • 費用の幅は1回500円〜月52,800円——1回ごとに払う居場所、月会費20,000円の野外型、日数で選ぶコース制など、払い方がそれぞれ違います
  • 東京都の助成は月額上限2万円——令和8年度の申請受付は2026年5月27日〜2027年2月12日。入会金・施設維持費・教材費などは対象外です
  • 公的な入口は「希望学級」——月曜〜金曜の9時15分〜15時00分。見学・相談は希望学級(042-392-1423)へ保護者から申し込みます
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません(文部科学省通知 令和元年10月25日)

東村山市でフリースクールを探すときに、先に押さえておきたい3つのこと

1. 市の公的な入口は「希望学級」と「子ども相談室」です

東村山市の教育支援センターは、健全育成学習室「希望学級」という名前です。場所は恩多町4丁目の市立大岱小学校のなかで、開室は月曜〜金曜の9時15分〜15時00分。小学生も中学生も同じ場所に通います。

「まだ通う場所を決める段階ではない」「まず話を聞いてほしい」というときは、子ども相談室(042-391-0278)が、不登校をふくむ子どもの心と発達の相談を受けています。相談は予約制です。

2. 市内の民間フリースクールは少なく、隣の市まで広げて探すのが現実的です

東京都の「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」で東村山市の民間支援を検索すると、2026年10月時点で載っているのは東村山おしゃらフリースクールの1件でした。一方、隣の清瀬市には5件、東久留米市には2件が載っています。

東村山市は西武新宿線・西武池袋線・JR武蔵野線などが通り、清瀬・東久留米・小平・所沢のいずれにも出やすい場所です。「市内に1か所しかない」と考えず、通える範囲を地図で広げてみると選択肢が増えます。

3. 「出席扱い」を決めるのは施設ではなく、在籍校です

文部科学省の通知(令和元年10月25日「不登校児童生徒への支援の在り方について」)は、学校外の施設で相談・指導を受けたときの出欠の取扱いを校長が判断するものとしています。この記事の「出席扱い」欄は、各施設の公式サイトの文言を写したもので、認定を約束するものではありません。

【一覧表】東村山市とその周辺のフリースクール9か所|費用・開いている日・対象

東村山市内の民間1か所、清瀬市3か所、東久留米市・小平市・所沢市の各1か所、そしてNIJINアカデミーの東村山校とメタバース校舎です。費用と対象は各施設の公式サイトの記載をそのまま載せています。

施設名所在地開いている日対象費用入会金・入学金
01 東村山おしゃらフリースクール東村山市久米川町火・木・金 10時00分〜15時00分小学生〜中学生月20,000〜52,800円38,500円
02 シン・スクール清瀬市野塩火・水・木 9時00分〜15時00分/月・金 13時00分〜18時00分小学生・中学生・高校生記載なし(要問い合わせ)記載なし(要問い合わせ)
03 子どもの居場所「ゆいゆい」清瀬市梅園月・火・木 9時30分〜15時00分小学生以上1回500円(小中学生)記載なし(要問い合わせ)
04 フリースクール★これまな清瀬市内の公園・川・公共施設月・水・金 10時00分〜14時00分小中学生月会費20,000円記載なし(要問い合わせ)
05 オニバスの種東久留米市前沢月・水・金 10時00分〜14時00分学校に行かない子どもたち1回1,000円記載なし(要問い合わせ)
06 グラブリバティスクール小平市学園東町水曜を除く平日 10時〜16時小学生・中学生基本料金20,000円+1日3,000円×通った日数30,000円
07 きみの居場所【FYLコース】所沢市松葉町(集合場所)火・木 10時00分〜16時00分小学生〜20代くらい月12,000〜30,000円記載なし(要問い合わせ)
08 NIJINアカデミー 東村山校東村山市栄町木 10時00分〜15時00分(2026年11月中旬開校)小学生・中学生・高校生月45,243円(メタバース+リアル校週1回)33,000円
09 NIJINアカデミー(メタバース校舎)オンライン平日毎日小中高一貫月25,443円33,000円

※2026年10月に各公式サイトで確認。金額は公式サイトの表記どおりです(税込と書かれているものは01・06・07・08・09)。費用は改定されることがあるため、申し込み前に各施設へお確かめください。

NIJINアカデミーの校外活動で、橋の見える公園に集まって手を上げる子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 1000名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

01|東村山市内にある民間のフリースクール|久米川町

東京都のナビに載っている、東村山市内の民間フリースクールです。市の北側、久米川町にあります。

01 東村山おしゃらフリースクール

初等部(小学1〜6年生)と中等部(中学1〜3年生)がある通所型のフリースクールです。場所は東村山市久米川町4丁目。公式サイトには、在籍する小・中学校に籍を置いたまま通う場所で、登校日・時間・どう過ごすかを自分で決められると書かれています。日本財団の「子ども第三の居場所」プロジェクト(2023年度)に採択され、日本財団・東村山市・同スクールの三者で協定を結んでいることも案内されています。

開いているのは火曜・木曜・金曜の10時00分〜15時00分(月曜・水曜は休み。月曜はイベントで開く場合あり)。15時以降は放課後タイムとして、クラブ活動や学習の時間に開放されています。人工芝のグラウンドでの運動、プロジェクト・イベント学習、アウトドア教育、オンライン教材を使った教科学習が特徴として挙げられています。

費用は、月に通う日数で選ぶ4コース。月4日以下20,000円、月6日以内27,500円、月9日以内39,600円、月FREE 52,800円(いずれも税込)で、毎月コースを変えられます。入会金は38,500円(税込・初回のみ)。小学1〜3年生は、面談のうえで利用回数や過ごし方を相談して決める形です。体験見学は3回までできます。

所在地
東京都東村山市久米川町4-43-9
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
対象
小学生〜中学生(小学1〜3年生は面談のうえ利用回数などを相談)/定員は各日20名程度
開室日時
火曜・木曜・金曜 10時00分〜15時00分(月曜・水曜は休み、月曜はイベントで開校する場合あり)/15時以降は放課後タイム/夏・冬・春休みあり
費用
入会金38,500円(税込・初回のみ)/月4日以下20,000円・月6日以内27,500円・月9日以内39,600円・月FREE 52,800円(税込)/希望制でオンライン学習教材 月2,750円、給食1食660円/保険・課外活動・イベント参加費は実費
出席扱い
公式サイトに「出席認定について」の案内あり。詳しい条件は見学時に確認してください(最終判断は在籍校)
連絡先
contact@oxala-freeschool.com

出典:東村山おしゃらフリースクール 公式サイト/入会の案内(2026年10月確認)

東村山市周辺のフリースクール・居場所で、不登校の小学生がスタッフと一緒に工作をして過ごしている場面(イメージ)

02〜04|清瀬市にある3か所|野塩・梅園・公園や川

清瀬市は東村山市の北東側と接しています。秋津町・青葉町あたりにお住まいなら、市内を横切るより清瀬へ向かうほうが近いことがあります。ゲーム、家のような居場所、野外活動と、3か所とも性格がはっきり分かれています。

02 シン・スクール(清瀬市野塩)

ゲームやAIを入口に、遊びながら学ぶことを掲げるフリースクール・学童・学び場です。場所は清瀬市野塩4丁目。公式サイトには、子どもが好きなゲームなどの遊びから学びを深め、気の合う仲間とつながる安心な場を提供する、と書かれています。

フリースクールの時間は火曜・水曜・木曜の9時00分〜15時00分、月曜・金曜の13時00分〜18時00分(火・水・木の9〜10時と15時以降は追加の延長料金)。火・水・木の15時〜18時は学童の時間で、落ち着いて学習したい子にはこちらがすすめられています。教室でもオンラインでも参加できる形です。

個別の学習サポートは1時間1,000円で、月会費への加入が必要と案内されています。ただし月会費・入会金の金額は、公式サイトの本文で確認できませんでした。問い合わせフォームで確かめてください。

所在地
東京都清瀬市野塩4丁目81-13
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
対象
小学生・中学生・高校生
開室日時
フリースクール:火・水・木 9時00分〜15時00分(9〜10時と15時以降は延長料金)、月・金 13時00分〜18時00分/学童:火・水・木 15時00分〜18時00分/土日は定休
費用
月会費・入会金は公式サイトに記載なし(要問い合わせ)/個別サポート 1時間1,000円(月会費の加入が必要)
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
連絡先
support@shin-school.com

出典:シン・スクール 公式サイト(2026年10月確認)

03 子どもの居場所「ゆいゆい」(清瀬市梅園)

NPO法人ウイズアイが運営する居場所です。場所は清瀬市梅園2丁目、第六小学校の裏手にある一軒家の2階。専任スタッフが一緒に過ごし、絵を描いたり、工作をしたり、遊んだり、散歩をしたりと、子どもとやりとりしながら活動しています。

開所は月曜・火曜・木曜の9時30分〜15時00分(詳細は公式サイトのカレンダーで確認)。利用料は小中学生1人1回500円で、高校生以上は無料です。小学生以上が利用でき、見学も受け付けています。同じ場所で「不登校の子をもつ親の会」もひらかれていて、住んでいる市や在籍校に関係なく参加できると書かれています(参加費300円、日程は公式サイトに掲載)。

月額の契約ではなく1回ごとの利用料なので、「通えるかどうか、まだ読めない」段階で試しやすい場所です。

所在地
東京都清瀬市梅園2-2-29(みんなのおうち「ゆいゆい」)
最寄り
公式サイトに記載なし(第六小学校の裏手と案内)
対象
小学生以上の子ども
開室日時
月曜・火曜・木曜 9時30分〜15時00分(詳細はカレンダーを確認)
費用
1回500円(小中学生1人)/高校生以上は無料
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
連絡先
070-3827-8612(平日9時〜17時)

出典:NPO法人ウイズアイ 子どもの居場所・親の会(2026年10月確認)

04 フリースクール★これまな(清瀬市)

決まった建物を持たず、清瀬市内の公園・川・公共施設を拠点に活動するフリースクールです。学校に合わない子どもを持つ保護者どうしで2024年3月に立ち上げた任意団体で、「自分に出会う・自由に遊ぶ・世界をひろげる」をコンセプトにしています。プレイリーダーのもとで、火起こし、焚き火、川遊び、木登り、おやつ作りなどの体験活動をしています。

活動は毎週月曜・水曜・金曜の10時00分〜14時00分、対象は不登校および地域の学校に合わない小中学生、定員は15名。会員の月会費は20,000円(都外の方は15,000円)です。初回の見学は親子参加で無料、その後3回まで親子参加の体験が無料。入会せずに単発で親子参加する場合は1回2,500円と案内されています。

机に向かうより、外で体を動かすほうが表情がやわらぐお子さんに合いやすい場所です。集合場所は日によって変わるため、問い合わせのときに確かめてください。

所在地
東京都清瀬市内の公園、川、公共施設など(固定の住所は公式サイトに記載なし)
最寄り
活動場所により異なる(要問い合わせ)
対象
不登校および地域の学校に合わない小中学生/定員15名
開室日時
毎週月曜・水曜・金曜 10時00分〜14時00分
費用
会員月会費20,000円(都外の方15,000円)/初回見学と、その後3回までの体験は親子参加で無料/単発の親子参加は1回2,500円
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)

出典:フリースクール★これまな 公式サイト(2026年10月確認)

05〜07|東久留米市・小平市・所沢市まで広げると選べる3か所

東村山市の東・南・北に接する3つの市から、1か所ずつ紹介します。お住まいの町から近い方向を選んでください。

05 オニバスの種(東久留米市前沢)

NPO法人オニバスの種が運営する、学校に行かない子どもたちが集まる居場所です。場所は東久留米市前沢2丁目のコムーネハウス(民間の集会所)。大事にしているのは「一緒にお昼ご飯を食べること」と「自分で好きなことをすること」だと公式サイトに書かれています。

開いているのは毎週月曜・水曜・金曜の10時00分〜14時00分で、この時間のなかならいつ来ても、いつ帰ってもかまいません。利用料は1回1,000円。同じ法人が、保護者のための「どじょっこの会(不登校・登校拒否を考える東久留米の会)」もひらいています。

所在地
東京都東久留米市前沢2-1-41 コムーネハウス
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
対象
学校に行かない子どもたち(学年の記載なし)
開室日時
毎週月曜・水曜・金曜 10時00分〜14時00分(時間内の出入りは自由)
費用
1回1,000円
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
連絡先
080-6568-3757(草刈)

出典:NPO法人オニバスの種「オニバスの種」(2026年10月確認)

06 グラブリバティスクール(小平市学園東町)

合同会社G-LOVE LIBERTYが運営する、小学生・中学生向けの通学型フリースクールです。場所は小平市学園東町2丁目(公式サイトに移転のお知らせがあります)。一橋学園駅から徒歩10分で、希望者には半径3km以内に限り車での送迎(前日予約)にも対応すると書かれています。

開校は水曜日を除く平日の10時〜16時で、好きな時間に登下校できます。月に1回からでも通えます。費用は入学費用30,000円(税込)、月の基本料金20,000円に、通った日数×3,000円を足す形。日額にはスクール費用・昼食代・教材費用が含まれ、昼食なしの半日コース(日額1,000円)もあります。小学校教諭の免許を持つ講師が常駐し、学び直しに付き添うと案内されています。

所在地
東京都小平市学園東町2-10-28
最寄り
一橋学園駅 徒歩10分(半径3km以内は車送迎あり・前日予約)
対象
小学生・中学生
開室日時
平日(水曜日を除く)10時〜16時
費用
入学費用30,000円(税込)/月の基本料金20,000円+日額3,000円×通った日数(昼食代・教材費用を含む)/半日コース 日額1,000円(昼食なし)
出席扱い
在籍校の校長と相談のうえ出席扱いにできる場合があり、実績もあると記載。日誌・月ごとの利用状況報告・出席証明書などの提出に協力
連絡先
090-9106-7438/info@g-loveliberty.com

出典:グラブリバティスクール 公式サイト/よくあるご質問(2026年10月確認)

07 きみの居場所【FYLコース】(所沢市・新所沢駅)

NPO法人子ども地域ネットワーク所沢が運営する、平日昼間の居場所です。毎週火曜・木曜の10時00分〜16時00分で、開始場所は新所沢駅から徒歩2分のCo-learning park DEKOboko(所沢市松葉町)。対象は所沢市と周辺地域に住む、小学生から20代くらいまでの子ども・若者です。

費用(税込)は、月4回の目安で居場所のみ12,000円・居場所+学習(45分)15,000円、月8回の目安で居場所のみ18,000円・居場所+学習30,000円。中学生以上は、放課後に無料で開放されている「地域のリビング」も追加料金なしで使えると案内されています。

気をつけたいのは、所沢市は埼玉県なので、東京都の助成の対象になるかは事務局への確認が必要なことです。都の制度は「都内在住の保護者」が対象ですが、施設側にも要件があります。

所在地
埼玉県所沢市松葉町2-22 矢島ビル4階(開始場所:Co-learning park DEKOboko)
最寄り
新所沢駅 徒歩2分
対象
所沢市および周辺地域に住む小学生から20代くらいまで
開室日時
毎週火曜・木曜 10時00分〜16時00分(利用日の相談可)
費用
月4回目安:居場所のみ12,000円・居場所+学習15,000円/月8回目安:居場所のみ18,000円・居場所+学習30,000円(税込)
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
連絡先
090-4437-4756/shimizu@children-network.com

出典:NPO法人子ども地域ネットワーク所沢 きみの居場所【FYL】(2026年10月確認)

週に何日通える?|開いている曜日と払い方で比べる

フリースクールは、月額だけを見ても比べにくいものです。「週に何日開いているか」と「どういう単位でお金を払うか」の2つを並べると、わが家に合う形が見えてきます。

払い方のタイプ施設開いている曜日向いている場面
1回ごとに払う03 ゆいゆい(500円)/05 オニバスの種(1,000円)月・火・木/月・水・金通えるかまだ読めない。まず1回だけ行ってみたい
月の回数・日数で選ぶ01 おしゃら(月4日以下〜月FREE)/07 FYLコース(月4回・月8回)火・木・金/火・木週1〜2日から始めて、少しずつ増やしたい
基本料金+通った日数06 グラブリバティスクール月・火・木・金月によって通える日数に波がある
月会費(定額)04 これまな(20,000円)月・水・金決まった曜日に野外で過ごすリズムをつくりたい
オンライン+週1日のリアル教室08 NIJINアカデミー 東村山校/09 メタバース校舎平日毎日(リアル教室は木曜)外に出るのがまだ難しい日も、自宅から参加したい

開いている曜日を見ると、月・水・金の居場所と、火・木の居場所を組み合わせることもできそうだとわかります。ただし、掛け持ちは移動も人間関係も増えます。最初は1か所に絞り、慣れてから足すほうが無理がありません。見学は、実際に通う時間帯に、実際の経路で行ってみると、道のりの負担まで確かめられます。

東村山市の近くの公園で、フリースクールの子どもたちが野外活動を楽しんでいる場面(イメージ)

東村山市の公的な支援と東京都の助成|希望学級・学校内の支え・相談窓口を公式情報で確認

健全育成学習室「希望学級」|恩多町・大岱小学校内

学校での生活になじめなかったり、登校できなかったりする小・中学生に、学習やさまざまな活動の場を提供する教室です。東京都のナビでは「教育支援センター」に区分されています。対象は市内在住、または市立小・中学校に在学している小学生・中学生です。

場所
東京都東村山市恩多町4丁目17番地1(東村山市立大岱小学校内)
開室日時
月曜日〜金曜日 9時15分〜15時00分(祝日を除く)
内容
学習は1コマ40分。小学生は国語・算数、中学生は国語・数学・英語が中心。毎週水曜午後に健康タイム、金曜午後にわくわくタイム。小学生は原則として午前中までの活動
通い方
頻度は一人ひとりの状況に合わせて調整。小学1〜4年生は大人の送迎が必要。中学生からは自転車を使用可。昼食は各自持参
入級の流れ
保護者が見学・相談を申し込む → 見学・相談・面談 → 「入級願」を提出 → 体験入級から開始
連絡先
希望学級 042-392-1423/子ども・教育支援課 子ども相談係 042-393-5111(内線3810)

市のQ&Aには「慣れないうちは相談しながら、お子さんに合わせて調整します」とあります。申し込みの際に在籍校にも相談しておくと、その後の通級や支援が進めやすいと案内されています。なお、利用料については市の公式ページに記載を確認できませんでした。見学のときにお確かめください。

学校のなかの支え|別室登校・訪問支援員・スクールカウンセラー

東村山市教育委員会は、学校を休みがちな子どもを支える仕組みを公式サイトにまとめています。

校内適応支援員は、全中学校(第一〜第七中学校)と一部の小学校に置かれ、「学校には行きたいけれど教室には入りにくい」子の居場所として別室登校もできる体制を整えています。訪問支援員は市内すべての小学校に配置され、家庭訪問などを通じた登校のサポートや、登校後の学習のサポートをします。スクールカウンセラーはすべての小・中学校に原則週1回勤務、スクールソーシャルワーカーは家庭訪問もできます。いずれも、まず担任の先生に相談するのが入口です。

相談窓口|子ども相談室・子ども家庭支援センター

窓口内容場所・時間・電話
子ども相談室0〜18歳の子どもと保護者の相談。不登校をふくむ心と発達の心配ごと(予約制)本町1-2-3/月〜金 9時00分〜17時00分(祝日を除く)/042-391-0278
スクールソーシャルワーカー教育と福祉の両面から、本人・家庭・学校・関係機関に働きかける。家庭訪問も可月〜金 9時00分〜17時30分(祝日を除く)/042-393-5111(内線3810)
子ども家庭支援センター18歳までの子どもと家族のあらゆる相談。「どこに相談したらいいかわからない」ときにも本町1-2-3 いきいきプラザ3階/月〜金 9時00分〜17時00分(祝日・年末年始を除く)/042-390-2271

東京都「フリースクール等利用者支援事業」|利用料に月額上限2万円

東京都は、フリースクール等に通う不登校の小・中学生の保護者に、利用料の助成をしています。令和8年度(2026年度)の内容は次のとおりです。

助成額
フリースクール等の利用料に対して月額2万円(上限)
対象者
都内在住で、日中にフリースクール等に通所する不登校の小・中学生の保護者(ほかに東京都が定める要件あり)
対象外
入会金・施設維持費・教材費など/夜間や休日だけの利用
申請期間
令和8年5月27日〜令和9年2月12日
支給時期
四半期ごとに支給
問い合わせ
東京都フリースクール等利用料助成金事務局 03-6800-8763(9時00分〜18時00分、日曜・祝日を除く)

助成を当てはめると、家庭の負担がどう変わるかを試算しました。あくまで交付が決まった場合の計算で、受給を約束するものではありません。

利用の例(月額の利用料)助成額(上限2万円)自己負担の目安
01 おしゃら 月4日以下(20,000円)20,000円0円
01 おしゃら 月6日以内(27,500円)20,000円7,500円
01 おしゃら 月FREE(52,800円)20,000円32,800円
04 これまな 月会費(20,000円)20,000円0円
03 ゆいゆい 月8回(500円×8=4,000円)4,000円0円

※東京都の公式サイトの計算例(利用料が上限未満なら利用料の額、上限以上なら2万円)に沿った試算です。入会金・教材費・給食費・イベントの実費は含みません。

気をつけたい点が3つあります。先に支払い、あとから支給されること。施設側にも要件があるので、通う予定の施設が対象になるかを施設と事務局に確かめること。そして東京都以外から利用料の助成を受けている場合は、対象外になることがあることです。01・03・04・06・08の各公式サイトには、この助成を活用できる可能性があるという案内が載っています。

なお、東村山市が民間フリースクールの利用料を独自に助成する制度は、2026年10月時点の公式情報では確認できませんでした。制度は年度ごとに変わることがあるため、子ども・教育支援課にお確かめください。

出典:東村山市 健全育成学習室(希望学級)/東村山市 不登校への取組/TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ(東村山市)/東京都フリースクール等利用者支援事業(2026年10月確認)

08〜09|NIJINアカデミーという選択肢|東村山校(11月中旬開校)とメタバース校舎

NIJINアカデミーは、メタバース校舎を軸にしたオルタナティブスクールです。日本語で学ぶ場で、在籍校に籍を置いたまま利用します。リアル教室は全国52か所。東村山市では、久米川駅の近くに新しい教室がひらく予定です。

08 NIJINアカデミー 東村山校(東村山市栄町)

公式の教室ページには「2026年11月中旬開校・生徒募集中」と書かれています。場所は東村山市栄町2丁目、西武新宿線の久米川駅南口から徒歩4分の、リボーンステーション「ラビッツ村」らびっこランド。開校は毎週木曜日の10時00分〜15時00分、定員4名の少人数制です。

教室のなかには小さな駄菓子屋さんがあり、開校日にはガレージで「らびっこランド」をひらくこともあるそうです。お店の手伝いに挑戦することも、参加せずに教室のなかで静かに過ごすこともでき、「今日はやってみる」「今日はやめておく」を自分で決められることを大切にしていると案内されています。

通い方は、木曜日は東村山校、ほかの平日はメタバース校舎というハイブリッド通学。料金の内訳は次のとおりです。

内訳(東村山校・週1回のハイブリッド通学)月額(税込)
メタバース校23,760円(年払いの場合は19,800円)
施設使用料1,683円
リアル校16,500円
地域交流・保険代等3,300円
合計45,243円
所在地
東京都東村山市栄町2-31-36 リボーンステーション「ラビッツ村」らびっこランド
最寄り
西武新宿線 久米川駅南口 徒歩4分
対象
小学生・中学生・高校生/定員4名
開室日時
毎週木曜日 10時00分〜15時00分(2026年11月中旬開校・生徒募集中)
費用
ハイブリッド通学 月額45,243円(税込)/初月のみ入学金33,000円(税込)/遠足などは別途参加費がかかる場合あり
出席扱い
NIJINアカデミー全体で、出席認定を希望した生徒の97%が認められています(最終判断は在籍校)
連絡先
090-1550-6953(教室長)/nijinacademy.higashimurayama@gmail.com

出典:NIJINアカデミー 東村山校/全国のリアル教室一覧(2026年10月確認)

09 NIJINアカデミー(メタバース校舎)

自宅からアバターで通うオンラインの校舎です。平日毎日ひらき、月100コマのオンライン授業から選んで参加できます。クラスは8〜10人の少人数で、カメラ・マイクオフからの参加でも大丈夫です。

月額は25,443円(税込)で、内訳はメタバース料23,760円と施設利用料1,683円。初月のみ入学金33,000円(税込)がかかります。年払いにすると月払いより47,520円お得になります。通う日は市内や近くの居場所、通わない日はメタバース校舎と、曜日で組み合わせる使い方もできます。

所在地
オンライン(自宅から参加)
対象
小中高一貫のオルタナティブスクール(学年ごとの受け入れは説明会で確認してください)
開校日時
平日毎日(月100コマのオンライン授業)
費用
月額25,443円(メタバース料23,760円+施設利用料1,683円、税込)/初月のみ入学金33,000円(税込)/年払いは47,520円お得
出席扱い
出席認定を希望した生徒の97%が認められています(最終判断は在籍校)
体験
無料体験説明会の日程を見る

出典:NIJINアカデミー 公式サイト/学費・プラン(2026年10月確認)

合う子・合わないかもしれない子

正直にお伝えすると、NIJINアカデミーがどのお子さんにも合うわけではありません。合いやすいのは、外に出るのがまだ難しい日がある子、少人数のほうが落ち着く子、自分の興味から学びを広げたい子です。一方、毎日同じ教室に通って対面で過ごしたい子や、画面を見る時間をできるだけ減らしたいご家庭には、週3〜5日開いている通所型のほうが合うことがあります。東村山校は週1日・定員4名なので、毎日の通い先を探している場合は、ほかの場所との組み合わせで考えてください。

東村山市で不登校の子どもと保護者が、自宅でフリースクールの情報を一緒に調べている場面(イメージ)

出席扱いを相談するときの進め方

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が、設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものとしています。早めに学校と話しておくことが、相談を進める土台になります。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。
  2. 市の窓口に聞く子ども・教育支援課 子ども相談係(042-393-5111 内線3810)は、スクールソーシャルワーカーや希望学級の窓口です。学校に話しにくいときの入口にもなります。
  3. 希望学級を先に見ておく見学・相談は希望学級(042-392-1423)へ。公的な場を見ておくと、民間に求めるものがはっきりします。
  4. 民間・オンラインを見学する施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「東京都の助成の書類は書いてもらえますか」を確かめます。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安心です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい7つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——時間割があるほうが落ち着く子と、自由なほうが動ける子で、合う場所は真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けやすさが変わります
  • 東村山市内の学校で、出席扱いになった例はありますか——「相談できる」と「実績がある」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな内容で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断しにくくなります
  • 東京都の助成の対象になっていますか。必要な書類は作成してもらえますか——申請には施設側の協力が要ります
  • 入会金・月額のほかにかかる費用は何ですか。休んだ月はどうなりますか——助成の対象外になる費用を先に把握できます
  • 体験は何回できますか。子どもが来られない日は、保護者だけの相談でもいいですか——最初の一歩を小さくできるかどうかの確認です

よくある質問

東村山市の教育支援センター(適応指導教室)は、どこにありますか。
健全育成学習室「希望学級」が、恩多町4丁目17番地1の市立大岱小学校内にあります。開室は月曜〜金曜の9時15分〜15時00分(祝日を除く)で、市内在住または市立小・中学校に在学の小学生・中学生が対象です。見学・相談は、保護者から希望学級(042-392-1423)へ申し込みます。
東村山市内に民間のフリースクールはありますか。
東京都の「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」に載っているのは、2026年10月時点で東村山おしゃらフリースクール(久米川町)の1件です。このほか、NIJINアカデミー 東村山校(栄町)が2026年11月中旬に開校する予定です。隣の清瀬市・東久留米市・小平市・所沢市まで広げると、選択肢が増えます。
費用は、月にいくらくらいかかりますか。
今回確認できた範囲では、1回ごとに払う居場所が1回500円〜1,000円、月の回数や日数で選ぶタイプが月12,000円〜52,800円、月会費の野外型が月20,000円でした。入会金・入学金は30,000円〜38,500円です。金額を公式サイトに載せていない施設もあるので、問い合わせで確かめてください。
東京都の助成は、いくら・どうやって受け取れますか。
フリースクール等の利用料に対して月額2万円が上限です。令和8年度の申請受付は2026年5月27日から2027年2月12日までで、支給は四半期ごとです。入会金・施設維持費・教材費などは対象外です。審査があるため、受給できない場合もあります。問い合わせは事務局(03-6800-8763)へ。
東村山市独自のフリースクール助成はありますか。
2026年10月時点で、東村山市が民間フリースクールの利用料を独自に助成する制度は、公式情報では確認できませんでした。年度によって変わることがあるため、教育委員会の子ども・教育支援課(042-393-5111)にお確かめください。東京都の助成は、東村山市にお住まいの方も申請できます。
小学校の低学年でも通える場所はありますか。
公的な場では、希望学級が小学生から対象です(小学1〜4年生は大人の送迎が必要)。民間では、東村山おしゃらフリースクールが小学1〜3年生について面談のうえ利用回数などを相談して決める形、子どもの居場所「ゆいゆい」が小学生以上、グラブリバティスクールが小学生・中学生を対象としています。受け入れは学年だけでなくお子さんの様子にもよるので、見学で相談してください。
フリースクールに通うと、学校は出席扱いになりますか。
自動的にはなりません。在籍校の校長が、教育委員会と連携して判断します。検討している段階で担任の先生に伝えておくこと、施設から学校へ通った日や活動内容の記録を出してもらうことが、相談を進める土台になります。
NIJINアカデミー 東村山校は、いつから通えますか。
公式の教室ページでは「2026年11月中旬開校・生徒募集中」と案内されています。場所は久米川駅南口から徒歩4分の東村山市栄町、開校は毎週木曜日の10時00分〜15時00分、定員は4名です。開校前でも、メタバース校舎は平日毎日ひらいています。

まとめ

東村山市でフリースクールを探すときの順番を、もう一度整理します。

1つめは、市の入口を知っておくこと。教育支援センターは恩多町の「希望学級」。まず話を聞いてほしいときは子ども相談室(042-391-0278)へ。学校のなかにも、別室登校や訪問支援員の仕組みがあります。

2つめは、隣の市まで地図を広げること。市内の民間は久米川町の1か所と、11月中旬開校予定の栄町の教室。清瀬・東久留米・小平・所沢まで広げると、ゲーム、家のような居場所、野外活動、学び直しと、性格の違う場所が見つかります。

3つめは、「開いている曜日」と「払い方」で比べること。1回500円から試せる場所もあれば、月の日数で選ぶ場所もあります。東京都の助成(月額上限2万円)を当てはめて、総額で考えてみてください。

どの場所が合うかは、お子さんによって違います。見学して「今日はここまで」で帰ってきても、それは前に進んだ一日です。外に出るのがまだ難しいときは、自宅から参加できるメタバース校舎も選択肢に入れてみてください。

NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

NIJINアカデミーを選ぶ家庭が、増えています。

2023年9月の開校から、累計1000名を超える子どもたちが入学。
まずはLINEで、体験会の日程や学費を聞いてみませんか。

  • 平日毎日ひらく、メタバース校舎
  • 8〜10人の少人数クラス
  • カメラ・マイクオフから参加OK

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る