つくば市のフリースクール/オルタナティブスクール10選|費用は月1.6万〜6万円・市の補助は月2万円まで【2026年最新】

つくば市のフリースクール10選|不登校の小中学生が通える居場所と費用

つくば市のフリースクールは、市内6か所に土浦・牛久・阿見とオンラインを加えた10か所を公式情報で確認しました。月額は1万6,000円〜6万円で、市内在住なら月2万円までの市の補助があります。公的な入口はつくば市教育相談センター(029-866-2211)です。

つくば市は不登校を「問題行動ではない」と位置づけ、校内フリースクールを市立学校の全校に置き、民間施設の利用料も補助しています。制度が多いぶん、どこから手をつければいいのかが分かりにくいのが、つくば市で探すときのむずかしさです。

この記事は、つくば市・茨城県・文部科学省と各施設の公式サイトで確認できた内容だけで作りました。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし(要問い合わせ)」と書いています。

結論:つくば市のフリースクール選びの要点
  • 選択肢は10か所——つくば市内6か所、土浦市・牛久市・阿見町の3か所、オンライン1か所を一覧表にまとめました(2026年10月時点・各公式情報で確認)
  • 費用は月1万6,000円〜6万円——週1日の利用から週4日の利用までの幅です。入会金は0円〜3万3,000円(費用を公式サイトに載せていない施設を除く)
  • つくば市の補助は月2万円まで——月額利用料と2万円のどちらか少ない額が交付されます。茨城県にも月1万5,000円までの補助があります(所得の要件あり)
  • 公的な入口は教育相談センター——電話029-866-2211(月〜金 9時〜16時30分)。公設の居場所「つくしの広場」「ひだまり広場」の利用もここが窓口です
  • 出席扱いは在籍校が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生へ相談するのが近道です

つくば市でフリースクールを探すときに、先に押さえておきたい3つのこと

1. つくば市の公的な入口は「教育相談センター」です

つくば市の不登校の相談窓口は、教育局の「教育相談センター」(つくば市沼田40番地2)です。電話は029-866-2211、受付は月曜日から金曜日の9時から16時30分まで(祝日と年末年始を除く)。面談を希望するときは、先に電話で日時を予約します。

公設の居場所「つくしの広場」「ひだまり広場」の利用相談もここが受けています。民間のフリースクールを探す前に一度電話しておくと、公設と民間のどちらが合いそうかを整理しやすくなります。

2. つくば市には利用料の補助があり、「補助後の金額」で比べられます

つくば市は、民間の不登校児童生徒支援事業を利用する家庭に「民間不登校児童生徒支援事業利用者支援交付金」を交付しています。1か月あたりの金額は、月額利用料と2万円を比べて少ないほうです。市のページに書かれている保護者の条件は、つくば市に住民登録があり実際に住んでいること、市税の滞納がないことの2つです。

市内には公式サイトの料金表に「補助適用後の実質負担額」を並べている施設もあります。ただし年会費・教材費・体験活動費・交通費は対象外です。補助の対象になる部分とならない部分を分けて確認してください。

3. 「出席扱い」を決めるのは施設ではなく、在籍校です

文部科学省の通知(令和元年10月25日「不登校児童生徒への支援の在り方について」)は、学校外の施設で相談・指導を受けたときの指導要録上の出欠の取扱いを校長が判断するものとしています。つくば市も保護者向けの資料で、出席扱いや成績評価の判断は学校が行うと案内しています。

つくば市の並木道を歩く、フリースクールを探す親子(イメージ)

【一覧表】つくば市とその周辺のフリースクール10か所

対象・開室日・費用・最寄りは各施設の公式サイトの記載です。公式サイトに開室日の記載がない施設は、つくば市が公開している「民間事業者が運営する不登校児童生徒支援施設一覧」(各施設が市に提出した内容)で補いました。

施設名所在地対象開室日・時間費用(月額の目安)最寄り
01 むすびつくばライズ学園つくば市吾妻原則 小3〜中3月火木金 10〜15時/水 13〜17時週1日16,000円〜週4日40,000円(年会費6,000円)つくば駅A3出口 徒歩3分
02 TSUKUBA学びの杜学園つくば市吾妻小学生・中学生・高校生月〜金 10〜15時公式サイトに記載なし(要問い合わせ)つくば駅 徒歩15分
03 フリースクール つくば高等学院つくば市二の宮小5〜中3月火木金 10〜15時/水 13〜15時週1日 月額25,000円から(入学金なし)つくば駅 徒歩15〜17分/東新井南バス停 徒歩3分
04 サドベリースクール つくば空つくば市春日小1〜高校生年代月水木金 10〜15時入会金10,000円/月謝30,000〜35,000円公式サイトに記載なし(駐車場あり)
05 つくばフリースクール Kimiiroつくば市上ノ室小学生・中学生(高校生の料金表あり)月火木金 8時30分〜16時入会金20,000円/週1 32,000円〜週4 60,000円つくば駅から車で7分
06 こどもとつくる学校 でんでんつくば市(活動場所は竹園ほか)小学生〜中学生平日 9時〜14時30分1か月20,000円/1日参加1,500円公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
07 つちうら高等学院 中等部土浦市城北町中学生火〜金 10〜15時(通学コースの記載)入学金33,000円/月22,000円土浦駅 徒歩15分
08 フリースクール こどものSONORA牛久市柏田町小学生〜中学生火〜金 9時30分〜16時30分月利用30,000円/日利用は1日1,500円〜+登録料牛久駅 徒歩15分
09 NIJINアカデミー茨城阿見校阿見町中郷小1〜中3金 9時30分〜14時30分(ほかの平日はメタバース校舎)月43,043円(ハイブリッド)公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
10 NIJINアカデミー(メタバース校舎)オンライン小学生・中学生平日毎日月25,443円自宅から参加

費用は、つくば市や茨城県の補助を引く前の金額です。年度の途中で改定されることがあるため、申し込みの前に各施設へ確かめてください。

NIJINアカデミーの校外活動で笑顔を見せる不登校を経験した子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

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NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
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  • 出席認定率 97%(希望者)
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※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

01〜06|つくば市内にある6か所|吾妻・二の宮・春日・上ノ室・竹園

6か所のうち3か所は、公式サイトでつくば駅からの徒歩ルートが案内されています。過ごし方は「学習の時間がある」「すべて子どもが決める」「外で活動する」と分かれるので、お子さんが今いちばん楽にいられそうな形から見てください。

01 むすびつくばライズ学園

NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所が2000年11月に立ち上げた「ライズ学園」を前身とする居場所です。2024年4月に、つくばセンタービル1階の「co-en」へ拠点を移しました。つくば駅A3出口から徒歩3分です。

月火木金クラス(10〜15時)は、ゆっくり過ごすフリースペースと、学び方に合わせる学習スペースの組み合わせ。水曜クラス(13〜17時)は、大人数や朝が苦手な子のための少人数クラスです。火曜の午前にZoomで参加するオンラインクラス(2026年10月開講)も加わりました。

利用料は公式サイトに「2024年度」として載っており、週1日16,000円〜週4日40,000円。つくば市内在住の小中学生に市の補助が適用された場合の金額(週1日0円〜週4日20,000円)も併記されています。出席扱いは、体験通所の段階から学校で指導要録上の出席扱いになると案内されています。

所在地
茨城県つくば市吾妻1丁目10-1 つくばセンタービル1階 co-en Office C
対象
月火木金クラスは、原則としてつくば市内に住む小学3年生〜中学3年生(高校生・市外の小中学生は別に定員あり)/水曜クラスは小中学生
開室日・時間
月火木金クラス 10〜15時/水曜クラス 13〜17時(長期休暇中は一部閉所)/オンラインクラス 火曜 10時〜11時40分
費用
年会費6,000円/親の会費 年1,200円/月謝 週1日16,000円・週2日24,000円・週3日32,000円・週4日40,000円(公式サイトは2024年度として掲載。水曜クラスは月16,000円)
最寄り
つくばエクスプレス つくば駅A3出口から徒歩3分
出席扱い
体験通所・通所とも学校で出席扱い(指導要録上)になると記載
連絡先
080-3152-6298(つくば市の施設一覧より)/公式サイトのお問い合わせフォーム

出典:むすびつくば ライズ学園/通所までの流れ・利用料(2026年10月確認)

02 TSUKUBA学びの杜学園

義務教育期間の子どもから高校生までが同じ教室で一緒に過ごすスタイルのフリースクールです。月曜日から金曜日の10〜15時のあいだなら、いつ来てもよい仕組みで、午前だけ・午後だけの登校もできます。午前は主に学習、午後はそれぞれの興味に取り組む時間です。

特徴は登下校時の生徒送迎があること。つくば市を中心に対応しており、土浦市・牛久市・つくばみらい市などからの利用実績も紹介されています。

正式に利用を始めた時点でスタッフが在籍校へ説明に出向き、連携することで出席扱いとなっていると記載があります。費用は公式サイトに載っていません。茨城県教育委員会の施設一覧(令和7年7月)には入学金や施設利用費の記載がありますが、金額が変わっている可能性があるため、資料請求か電話で確かめてください。

所在地
茨城県つくば市吾妻3-11-5 ヴェルンハイムK103
対象
小学生・中学生(小中等部)/高校生(高等部・通信制高校サポート校)
開室日・時間
月曜日〜金曜日 10〜15時
費用
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
最寄り
つくば駅から徒歩15分/つくバス北部シャトル「妻木」バス停/専用駐車場・駐輪スペースあり
出席扱い
在籍校と学園が連携することで、つくば市内外・茨城県内外にかかわらず出席扱いとなっていると記載
連絡先
029-898-9905(月〜金 10〜17時)

出典:TSUKUBA学びの杜学園 フリースクール(小中等部)/アクセス(2026年10月確認)

03 フリースクール つくば高等学院

小学5年生から中学3年生を対象にしたフリースクールで、高校生向けには通信制高校のサポート校として運営されています。学校の課題や基礎学習に加えて、パソコン・プログラミング・ものづくりに取り組めるのが特徴です。ITに興味がない子に無理にすすめることはない、とも書かれています。

費用は週1日で月額25,000円から。通学コースの目安として、週2日は月33,000円、週4日は月40,000円(パソコン持ち込みの場合は33,000円)が示されています。入学金や積立金はありません。小・中学生は、通い方に応じた月謝制の相談もできます。

つくば駅から徒歩15〜17分、バスなら「東新井南」から徒歩3分。荒川沖駅・ひたち野うしく駅からのバスも案内されています。出席扱いは、在籍校の判断によって変わるという書き方です。

所在地
茨城県つくば市二の宮1-2-1
対象
小学5年生〜中学3年生(高校生は通信制高校サポート校として)
開室日・時間
月・火・木・金 10〜15時/水 13〜15時(つくば市の施設一覧より。夕方以降も応相談)
費用
週1日 月額25,000円から/週2日 月33,000円/週4日 月40,000円(目安)/入学金・積立金なし
最寄り
つくば駅から徒歩15〜17分/バス「東新井南」徒歩3分/つくバス学園南循環「二の宮公園北」徒歩6分/駐車スペースあり
出席扱い
在籍校の判断により異なると記載
連絡先
029-858-5208

出典:フリースクール つくば高等学院/費用/アクセス(2026年10月確認)

04 サドベリースクール つくば空

時間割はなく、その日に何をするかを子ども自身が決め、ルールや行事はミーティングで話し合って決めるサドベリー型のスクールです。場所は西大通り沿いの春日4丁目です。

開校は月・水・木・金の10〜15時(火曜休み)。月謝は小学1〜3年生35,000円、小学3年生〜中学生30,000円と書かれています(小学3年生がどちらに入るかは、公式サイトの表記からは読み取れませんでした)。入会金は10,000円、年間の保険料が800円です。

見学は無料、体験は3回まで(2・3回目は1,000円ほど)。出席扱いは、在籍校の校長の判断になるとしたうえで、通っている子の多くは出席扱いになっていると説明されています。

所在地
茨城県つくば市春日4丁目1-15-100
対象
小学1年生〜高校生年代(現在は小学2年生〜中学3年生が通っていると記載)
開室日・時間
月・水・木・金 10〜15時(火曜休み/9時からの登校は相談)
費用
入会金10,000円/保険料 年800円/月謝 小学1〜3年生35,000円・小学3年生〜中学生30,000円/高校生 週1回10,000円〜
最寄り
最寄り駅・バス停は公式サイトに記載なし(建物の前に駐車場あり)
出席扱い
在籍校の校長の判断。通っている子の多くは出席扱いになっていると記載

出典:サドベリースクール つくば空 公式サイト(2026年10月確認)

05 つくばフリースクール Kimiiro(キミイロ)

公立中学校や特別支援学校などで教員を務めた代表が開いたスクールです。人や物を大切にすること、自分の行動に責任を持つこと、互いの自由を認め合うこと、スクールをみんなでつくることの4つを目標に掲げ、ミーティングと掃除以外の過ごし方は子どもが自分で決めます。

開校は月・火・木・金の8時30分〜16時(祝日を除く)で、今回確認した市内6か所のなかではいちばん朝が早く、15時以降は30分300円の延長預かりもあります。月額は2026年4月に改定されており、週1コース32,000円、週2コース44,000円、週3コース52,000円、週4コース60,000円、入会金は20,000円。給食(1食500円)かお弁当を選べます。

料金表には、市の補助を受けた場合の実質負担額(週1コース12,000円〜週4コース40,000円)と、市外の小・中学生向けの独自の割引も並んでいます。出席扱いは校長の判断としたうえで、現時点で生徒は全員出席扱いになっていると書かれています。

つくば市の施設一覧には以前の住所と開校日が載っているため、公式サイトの住所(上ノ室2350-1)と開校日で確かめてください。

所在地
茨城県つくば市上ノ室2350-1
対象
小学生・中学生(料金表に高校生の区分あり)
開室日・時間
月・火・木・金 8時30分〜16時(祝日を除く)
費用
入会金20,000円/週1コース32,000円・週2コース44,000円・週3コース52,000円・週4コース60,000円(税込)/延長預かり30分300円
最寄り
つくば駅から車で7分/JR荒川沖駅から車で16分/駐車場6台(送迎は原則保護者)
出席扱い
所属校の校長の判断。現時点で生徒は全員出席扱いと記載
連絡先
080-2923-4635

出典:つくばフリースクール Kimiiro 公式サイト(2026年10月確認)

06 こどもとつくる学校 でんでん

イエナプランとシュタイナー教育を取り入れたオルタナティブスクールです。体験活動・創作活動・自然体験・遊びを学びの軸に置き、子どもの興味から基礎学習へつなげていく考え方をとっています。

活動は平日の9時〜14時30分(木曜は9時30分から)。月・火・水・金は「テラ子屋つくば」、木曜は「流星台プレイパーク」が活動場所で、公園や図書館、博物館へ出かけることもあります。

参加費は1か月20,000円、1日参加1,500円(材料費は別)で、つくば市の補助の上限と同じ金額です。入会金と出席扱いの記載は見当たりませんでした。見学は無料で、当日の飛び入りも電話をすれば受けてもらえます。

所在地
茨城県つくば市(活動場所:テラ子屋つくば、流星台プレイパーク)
対象
小学生〜中学生
開室日・時間
平日 9時〜14時30分(木曜は9時30分〜14時30分)
費用
1か月20,000円/1日参加1,500円(材料費がかかる場合は別途)/入会金は公式サイトに記載なし
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
連絡先
070-6405-6119

出典:こどもとつくる学校 でんでん 入会案内(2026年10月確認)

ほかにもあります

つくば市の施設一覧(令和8年9月版)には、保護犬・保護猫とふれあう認定NPO法人キドックス(下広岡)、外遊びと畑しごとのEuropean School Tsukuba(花室)、森を拠点にする「and BASE」(中別府)なども載っています。一覧は市の「不登校児童生徒支援事業」のページからPDFで見られます。

フリースクールの庭で植物を観察する子どもたち(つくば市の記事・イメージ)

つくば市のフリースクールはどのエリアにある?通いやすさの見方

つくば市は南北に長く、同じ市内でも通いやすさが違います。公式サイトのアクセス案内をもとに整理しました。

つくば駅周辺(吾妻・春日・二の宮)

むすびつくばライズ学園はつくば駅A3出口から徒歩3分、TSUKUBA学びの杜学園は徒歩15分、つくば高等学院は徒歩15〜17分です。つくばエクスプレスの沿線(つくばみらい市・守谷市方面)から電車で通うなら、この一帯が候補になります。

市の北部・西部(沼田・筑穂)

公設のつくしの広場は沼田、ひだまり広場は筑穂(大穂交流センター2階)にあります。下妻市のNIJINアカデミー茨城下妻校も、公式ページで「つくば市から通える」教室として案内されています。

市の南部・東部と、常磐線の沿線(上ノ室・土浦・牛久・阿見)

Kimiiroのある上ノ室はつくば駅から車で7分、荒川沖駅から車で16分。常磐線の駅が近いご家庭なら、土浦駅から徒歩15分のつちうら高等学院、牛久駅から徒歩15分のこどものSONORAも現実的な距離です。阿見町のNIJINアカデミー茨城阿見校も、公式ページで「つくば市から通える」と案内されています。

07〜10|土浦市・牛久市・阿見町とオンライン

となりの市町まで広げるか、自宅から参加できる形を組み合わせると、選択肢が増えます。

07 つちうら高等学院 中等部(中学生フリースクール)

土浦駅から徒歩15分、城北町にある通信制高校サポート校と中学生フリースクールです。少人数・個別指導を掲げ、中学生については、家の外にある、学校とは違う安心できる居場所として案内されています。

中等部の学費は入学金33,000円、月22,000円(税込)。公式サイトには通学コースの登校日として火〜金の10〜15時が示されていますが、中等部の通う日数や出席扱いの記載は確認できませんでした。

所在地
茨城県土浦市城北町16-18 北辰ビル2F
対象
中学生(中学校在籍者および小学校卒業見込み者)
開室日・時間
通学コースの登校日は火・水・木・金の10〜15時と記載(中等部の通う日数は要問い合わせ)
費用
入学金33,000円/月22,000円(税込)
最寄り
JR常磐線 土浦駅から徒歩15分/キララちゃんバス「月讀神社」下車1分/つくば方面からは関東鉄道バス「亀城公園前」徒歩5分
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)

出典:つちうら高等学院 募集要項/アクセス(2026年10月確認)

08 フリースクール こどものSONORA(ソノーラ)

牛久駅から歩いて約15分。プレーパーク(冒険遊び場)の考え方を軸にした、一般社団法人のフリースクールです。プログラムやカリキュラムは原則なし。過ごし方は毎日の「お昼の会」で子どもたちと一緒に決め、参加も自由です。屋内でも屋外でも過ごせます。

オープンは火・水・木・金の9時30分〜16時30分で、長期休暇中も開いています。予約はいらず、来たいときに来て帰りたいときに帰れます。

月利用は30,000円(登録料込み)、日利用は1日あたり1口500円を原則3口以上で、別に3か月ごとの登録料10,000円がかかります。「今月は数回だけ」という通い方がしやすい仕組みです。

所在地
茨城県牛久市柏田町1030
対象
学校に馴染めない・行きづらい小学生〜中学生(未就学児や高校生以上も可)
開室日・時間
火・水・木・金 9時30分〜16時30分(土日月・祝日・お盆・年末年始は休み)
費用
月利用 30,000円(登録料含む)/日利用 1口500円×原則3口以上+登録料10,000円(3か月間)
最寄り
JR常磐線 牛久駅から1.3km(徒歩15分)/「大岡山」バス停から徒歩4分
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
連絡先
029-874-8351

出典:こどものSONORA 利用方法/アクセス(2026年10月確認)

09 NIJINアカデミー茨城阿見校

NIJINアカデミーのリアル教室のひとつで、阿見町中郷のスタジオのなかにあります。公式ページの見出しは「阿見町、土浦市、牛久市、つくば市から通える」。毎週金曜日の9時30分〜14時30分に開いていて、ピラティス・ヨガ・ストレッチなど体を動かす活動と、メイクやデザイン、イベント企画といった表現の活動に取り組みます。

リアル教室は週1日で、ほかの平日はメタバース校舎の授業に参加するのが基本です。費用は授業料・リアル校の授業料・施設使用料を合わせて月43,043円、初月のみ入学金33,000円がかかります。

所在地
茨城県阿見町中郷2-26-10 スタジオラフラン内
対象
小学1年生〜中学3年生
開室日・時間
毎週金曜日 9時30分〜14時30分(ほかの平日はメタバース校舎)
費用(ハイブリッド)
月43,043円(授業料23,760円+リアル校16,500円+施設使用料2,783円)/初月のみ入学金33,000円
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
出席扱い
出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
連絡先
nijinacademy.ibarakiami@gmail.com

出典:NIJINアカデミー茨城阿見校(2026年10月確認)

10 NIJINアカデミー(メタバース校舎)

自宅からアバターで通うオンラインの校舎です。平日毎日ひらいていて、月100コマの授業から受けたいものを選べます。クラスは少人数の8〜10人制。顔を出しても、チャットだけでも、見るだけでも参加できます。

つくば市内の施設が開いていない曜日だけ使う、送迎がむずかしい日だけ自宅から参加する、という組み合わせもできます。

所在地
オンライン(自宅から参加)
対象
小学生・中学生
開室日・時間
平日毎日(月100コマ・授業のアーカイブ配信あり)
費用
月25,443円(メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/年払いは月あたり19,800円+施設利用料/初月のみ入学金33,000円
出席扱い
出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー 学費・プラン(2026年10月確認)

つくば市の公的な支援|教育相談センター・公設施設・校内フリースクール・補助金を公式情報で確認

つくば市は「つくば市の不登校に関する児童生徒支援の在り方」(令和5年3月)で、不登校は問題行動ではないという認識に立ち、学校に登校することだけを目標にしないと明記しています。

つくば市教育相談センター|最初の相談先

不登校や学校に行きたがらないことなど、教育上のさまざまな相談に専門の教育相談員が対応します。所在地は〒300-4353 つくば市沼田40番地2、電話は029-866-2211。受付は月曜日から金曜日の9時〜16時30分(祝日、12月29日〜1月3日を除く)です。年度始め・お盆・年度末には相談を行っていない期間があります。

つくしの広場・ひだまり広場|つくば市が設置する2つの居場所

市内に住み、在籍する小中学校に登校できていない児童生徒のための公設施設です。つくしの広場は沼田40-2(教育相談センター内)、ひだまり広場は筑穂1-10-4(大穂交流センター2階)にあります。

開所は月曜日から金曜日。月・水・木・金は9時30分〜15時、火曜は10時30分〜15時です。午前は自分で内容を決める学習、午後は運動や制作の「集団活動」と、ボードゲームなどの「みんなの時間」。利用は、教育相談センターでの相談を始めたあと、見学→体験→正式入級と段階を踏みます。利用料についての記載は市のページにありませんでした。

ハートフルSルーム|市立学校の全校にある校内フリースクール

つくば市は、学校や教室に行きづらい児童生徒が安心して過ごせる場所として、校内フリースクールを市立学校の全校に設置しています。呼び名は「ハートフルSルーム」。Sは Safe・Select・Special・Support・Space を表し、学校ごとに独自の愛称がついていることもあります。

市は在籍学級に戻ることだけを目的にしていないと説明しています。利用の希望は在籍校に問い合わせます。「教室には入れないけれど、学校には行けそう」という時期に、まず見せてもらうのも一つの方法です。

つくば市の利用料補助|月2万円までの「利用者支援交付金」

つくば市民間不登校児童生徒支援事業利用者支援交付金の要点
  • 金額——1か月につき、月額利用料と20,000円を比べて少ないほう。ほかの団体から補助を受けている場合は、その額を引いたうえで上限2万円
  • 対象外の費用——年会費、テキスト購入費、体験活動の費用、施設までの交通費など
  • 保護者の条件——つくば市に住民登録があり、つくば市に住んでいること。市税の滞納がないこと
  • 対象になる事業——民間事業者が運営する「通所事業」「オンライン支援事業」「訪問支援事業」。週3日以上・おおむね8時〜17時のあいだに4時間以上の開所や支援体制などの要件があります
  • 市外の施設——要件をすべて満たしていれば、つくば市外の施設も対象になります
  • 申請の時期——4〜7月分は8月1日〜31日、8〜11月分は12月1日〜28日、12〜3月分は3月1日〜31日。さかのぼっての申請はできません

気をつけたいのは、利用している施設が対象になるかを、申請の前に市役所で確認することはできないという点です。申請のときに施設の代表者が記入する「申立書」で判断されるため、入会の前に「つくば市の交付金の申立書を書いてもらえますか」と施設へ聞いておくと安心です。

茨城県の補助|月1万5,000円まで(所得の要件あり)

茨城県教育委員会の「民間フリースクール連携推進事業」にも、授業料等の補助があります。保護者が支払う金額の2分の1以内、1人につき月15,000円(年180,000円)が上限です。対象は、県内に住み、住民税非課税世帯・要保護世帯・準要保護世帯のいずれかにあたる家庭。令和8年度の申請は、第Ⅰ期が8月31日、第Ⅱ期が12月26日、第Ⅲ期が令和9年3月31日の必着です。

つくば市のQ&Aによると、県の補助を受けていても市の交付金を申請できます。ただし、合わせた額が支払った利用料を上回ることはありません。

学びの多様化学校について

文部科学省の設置者一覧に載っている茨城県内の学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)は、水戸市のリリーベール小学校の分教室「リリーガーデン」(学校法人リリー文化学園・令和7年)の1校です。2026年10月時点で、つくば市内の学校はこの一覧にありません。

出典:つくば市 不登校児童生徒支援事業/つくば市教育相談センター/茨城県教育委員会 民間フリースクール通所に係る授業料等の補助/文部科学省 学びの多様化学校の設置者一覧(2026年10月確認)

3つの選択肢を正直に比較
つくば市の公設施設・民間フリースクール・NIJINを5つの観点で
つくしの広場・ひだまり広場民間フリースクールNIJIN(オンライン)
対面で過ごせる場所がある○○△
自宅から参加できる×△○
平日毎日、日中にひらいている○△○
在籍校に籍を置いたまま通える○○○
出席扱いの状況を公式サイトで公表している△△○

○は対応、△は一部・施設による、×は非対応です。一般的な傾向で、NIJINの対面の場は阿見校・下妻校が週1日のため△としています。2026年10月時点。

自宅で学ぶ不登校の小学生と見守る父親(つくば市の記事・イメージ)

NIJINアカデミーという選択肢|つくば市から通える教室は阿見校と下妻校

NIJINアカデミーは、メタバース校舎を軸に、全国から累計1000名を超える子どもたちが通うオルタナティブスクールです。つくば市内にリアル教室はありませんが、公式の教室ページで「つくば市から通える」と案内されている教室が茨城県内に2か所あります。

ひとつは09番の茨城阿見校(阿見町中郷/毎週金曜日 9時30分〜14時30分)。もうひとつは2026年9月に開校した茨城下妻校(下妻市下妻戊93-2 TOKU BOOKS内/毎週水曜日 10〜15時/定員5名)です。本屋さんのなかにある小さな教室で、ハイブリッド通学は授業料と施設使用料を合わせて月45,943円です。

リアル教室に通うのは週1日でも、ほかの平日はメタバース校舎で授業に参加する組み合わせができますし、移動が負担ならまずメタバース通学だけで始めることもできます。

まずは、メタバース校舎をのぞいてみませんか

無料の体験説明会では、実際の授業と休み時間の様子をご覧いただけます。お子さんの参加は必須ではありません。保護者の方だけで、話を聞くところから始めていただけます。

出席扱いを相談するときの進め方

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、民間施設での相談・指導が適切かどうかを校長が、設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するとしています。つくば市のページにも、学校は学校外での学習活動を出席扱いにすることや学習の成果を評価できるよう、個別に相談し支援すると書かれています。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 教育相談センターに電話するつくば市の窓口は教育相談センター(029-866-2211)です。公設のつくしの広場・ひだまり広場が通える範囲か、校内のハートフルSルームが使えそうかも、あわせて聞けます。
  3. 公設と校内の場所を先に見ておく通知は、まず教育委員会などが設置する公的機関を基本としています。見学だけでもしておくと、民間やオンラインを選ぶ理由を学校に説明しやすくなります。
  4. 民間・オンラインを検討する施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「つくば市の交付金の申立書は書いてもらえますか」を確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい7つの質問

つくば市で見学するときの質問リスト
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——学習の時間がある施設と、すべて子どもが決める施設があります。合う・合わないが真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 在籍校とは、どんな形でやり取りしていますか——説明に出向く、報告書を出すなど、施設によって違います
  • つくば市の交付金の申立書を書いてもらえますか——申請のたびに必要です。交付の実績があるかも聞いておきます
  • 月謝のほかにかかる費用は何ですか——年会費・教材費・イベントの実費・昼食代は補助の対象外です
  • 休みが続いたとき、費用はどうなりますか——日払い・回数制・休会制度の有無で、負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、いちばん近いバス停は——つくば市では車の送迎が前提になりやすいので、最初に確かめます

よくある質問

つくば市に、フリースクールの利用料の補助はありますか。
あります。「つくば市民間不登校児童生徒支援事業利用者支援交付金」で、1か月につき月額利用料と2万円のどちらか少ない額が交付されます。保護者がつくば市に住民登録をして住んでいること、市税の滞納がないことが条件です。
つくば市の補助と茨城県の補助は、両方使えますか。
つくば市のQ&Aには、ほかの団体から補助を受けていても市の交付金を申請できると書かれています。ただし、合わせた額が支払った利用料を上回ることはありません。茨城県の補助は月15,000円が上限で、住民税非課税世帯・要保護世帯・準要保護世帯が対象です。
つくば市の教育支援センターは、どこにありますか。
公設の施設は2か所です。「つくしの広場」は沼田40-2の教育相談センター内、「ひだまり広場」は筑穂1-10-4の大穂交流センター2階にあります。開所は月・水・木・金が9時30分〜15時、火曜が10時30分〜15時。利用の相談は教育相談センター(029-866-2211)が窓口です。
つくば市の校内フリースクールは、どの学校にありますか。
市のページには、校内フリースクール「ハートフルSルーム」を市立学校の全校に設置していると書かれています。利用の希望や活動の内容は、在籍している学校に問い合わせます。
つくば市外の施設やオンラインのスクールも、市の補助の対象になりますか。
市のQ&Aでは、開所日数や学校・家庭との連携などの要件をすべて満たしていれば、市外の施設やオンラインの支援も対象になるとされています。ただし申請前に市役所で確認することはできず、申請時に施設が記入する申立書で判断されます。
費用をいちばん抑えられるのはどこですか。
今回、公式サイトで費用を確認できた市内の民間施設では、むすびつくばライズ学園の週1日利用(月16,000円・年会費など別)が最も低く、月単位で毎日通える形では、こどもとつくる学校 でんでんの月20,000円です。金額は改定されることがあるため、各施設に確かめてください。
つくば市から通えるNIJINアカデミーの教室はありますか。
つくば市内にリアル教室はありません。公式ページで「つくば市から通える」と案内されているのは、阿見町の茨城阿見校(毎週金曜日 9時30分〜14時30分)と、下妻市の茨城下妻校(毎週水曜日 10〜15時)です。メタバース校舎なら、自宅から平日毎日参加できます。

まとめ

つくば市でフリースクールを探すときの順番を、もう一度整理します。

1つめは、教育相談センターに先に電話すること。029-866-2211(月〜金 9時〜16時30分)。公設のつくしの広場・ひだまり広場や、校内のハートフルSルームの話を、まず聞けます。

2つめは、民間施設を「補助後の金額」と「過ごし方」で比べること。月謝は1万6,000円から6万円まで幅がありますが、つくば市の補助(月2万円まで)で見え方が変わります。

3つめは、在籍校に早めに伝えること。出席扱いを判断するのは在籍校です。検討している段階で担任の先生に話しておくと、施設が決まってからの連携が早く進みます。

曜日や送迎が合わないときは、土浦・牛久の施設や、阿見町・下妻市のNIJINアカデミーの教室、自宅から平日毎日参加できるメタバース校舎も選択肢に入れてみてください。お子さんが「ここなら行けそう」と言える場所がひとつ見つかれば、それが今のいちばんの答えです。

NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

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