「情緒学級をすすめられたけれど、入れて後悔しないだろうか」「一度入ったら通常学級に戻れないのでは」——就学相談や担任との面談のあと、こうした不安を抱える保護者は少なくありません。インターネットで調べると「デメリット」という言葉ばかりが目に入り、かえって決められなくなることもあります。
この記事では、情緒学級(正式には自閉症・情緒障害特別支援学級)のデメリットとして挙げられやすい7つの点を、制度の仕組みに照らして一つずつ整理します。あわせてメリットと、入る前に学校へ確認しておきたいこと、入ってから合わないと感じたときの選択肢もまとめました。
- デメリットの多くは制度そのものではなく運用の差——先生の経験、学級の人数や学年構成、交流学級の組み方は学校ごとに大きく違います
- 内申点は「つかない」と決まっているわけではない——学年どおりの内容を学ぶ情緒学級では、評定がつくことが多いとされています。ただし自治体・学校で扱いが違うため確認が必要です
- 一度入っても見直せる——国の通知でも、学びの場は子どもの状態に合わせて柔軟に見直すことが求められています
- 入る前の見学と質問で、ほとんどの不安は具体的になる——この記事の確認リストを使ってください
- 情緒学級のデメリットとして挙げられやすい7つの点と、その実際
- デメリットと比べたいメリット
- 入る前に学校へ確認しておきたい10の質問
- 入ってから合わないと感じたときの選択肢
この記事は、全国から累計1000名を超える不登校の小中学生が通うNIJINアカデミーが、文部科学省の資料をもとにまとめたものです。情緒学級に通う子、通っていた子、迷った末に通常学級を選んだ子の保護者から寄せられる声も参考にしています。学びの場の決定は、最終的に市区町村の教育委員会が行います。
そもそも情緒学級とはどんな学級か
情緒学級は、地域の小・中学校の中に置かれる特別支援学級の一つです。正式な名前は「自閉症・情緒障害特別支援学級」で、自閉症やそれに近い特性のある子と、場面緘黙など心理的な要因による困りごとのある子が対象になります。どちらも知的な発達の遅れがないことが前提です。
1クラスは8人までが国の標準で、原則として通常の学級と同じ学年の内容を学ぶのが大きな特徴です。そこに、気持ちの整え方や人との関わり方を学ぶ「自立活動」の時間が加わります。制度の全体像は情緒学級とは?でくわしく解説しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式な名前 | 自閉症・情緒障害特別支援学級 |
| 対象 | 自閉症やそれに近い特性のある子、心理的な要因による選択性かん黙などのある子(知的な遅れがないことが前提) |
| 人数 | 1学級8人まで(国の標準) |
| 学ぶ内容 | 原則として学年どおりの教科と、自立活動 |
| 籍 | 情緒学級に置く(通常学級ではない) |
| 在籍している子 | 約19万6,500人(2023年度) |
出典:文部科学省「特別支援教育の充実について」/福島県教育委員会「特別支援学級Q&A」(2026年10月確認)
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情緒学級のデメリットとして挙げられやすい7つの点
ここからは、保護者が不安に感じやすい点を7つ取り上げます。大切なのは、「どの学校でも必ず起きること」と「学校によって起きたり起きなかったりすること」を分けて考えることです。
制度上の決まりと、学校ごとの運用の差を分けて見ていきます
自治体や学校によって扱いが違い、事前の確認が欠かせません
週の半分以上を情緒学級で学ぶのが原則です
複式になりやすく、授業の進め方に工夫が必要です
特別支援教育の経験が浅い先生が担任になることもあります
本人や保護者が視線を感じることがあります
少人数のため、相性の影響を受けやすくなります
学びの場の変更は年度単位で進むことが多いです
1. 内申点・評定の扱いが学校によって違う
もっとも多い不安が、高校受験に関わる内申点です。情緒学級は学年どおりの内容を学ぶため、通常学級と同じ基準で評定がつくことが多いとされています。一方で、下の学年の内容に替えている教科は評定がつかなかったり、文章での評価になったりすることがあります。
ここで問題になるのは、扱いが全国一律ではないという点です。「情緒学級だから内申点がつかない」と決まっているわけでも、「必ずつく」と保証されているわけでもありません。中学校で情緒学級を検討する場合は、各教科に5段階の評定がつくか、交流学級で受けた教科は誰が評価するかを、入る前に確かめておきましょう。
2. 通常学級で過ごす時間が減る
2022年4月の文部科学省の通知では、特別支援学級に在籍する子は、原則として週の授業時数の半分以上を目安に特別支援学級で学ぶこととされました。以前は「籍は情緒学級、ほとんどの授業は通常学級」という運用も見られましたが、現在は見直しが進んでいます。
通常学級の友だちと過ごす時間を大切にしたい子にとっては、これがデメリットに感じられることがあります。逆に、大人数の教室で消耗していた子にとっては、落ち着ける時間が確保されるという意味でメリットになります。
出典:文部科学省「特別支援学級及び通級による指導の適切な運用について(通知)Q&A」(2026年10月確認)
3. 学年のちがう子が同じ教室で学ぶ
情緒学級は、1年生から6年生(中学校なら1〜3年生)までが同じ学級になることがあります。担任は一人で複数の学年の授業を同時に進めるため、自習の時間が増えたり、進度が遅れたりすることがあります。
ただし、これも学校によって大きく違います。学年ごとに時間割を分けている学校、支援員が入って個別に進めている学校、タブレットの学習教材を活用している学校もあります。見学のときに「いま何年生が何人いて、授業をどう進めているか」を聞くと、実際の様子がわかります。
4. 先生の専門性に差がある
特別支援学級の担任になるために、特別支援学校の教員免許は必須ではありません。経験豊富な先生が担任になることもあれば、初めて特別支援学級を受け持つ先生が担任になることもあります。年度が替わると担任が替わることも珍しくありません。
先生との相性は、情緒学級での生活を大きく左右します。担任個人の経験だけでなく、学校全体で支える体制があるか(特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラー、支援員の有無)を確認すると、担任が替わっても支援が続くかどうかの目安になります。
5. 周りの目が気になる
「支援級の子」と見られることへの不安は、本人にも保護者にもあります。通常学級の子から心ない言葉を言われた、という話を耳にして不安になる方もいるでしょう。
これは学校全体の雰囲気に左右されます。交流学級の担任が情緒学級の子を自然に迎え入れている学校、全校で特性やちがいについて学ぶ時間を設けている学校では、こうした問題は起きにくくなります。周りの子への伝え方については、特別支援学級とは?の「ずるいと言われる理由」でも取り上げています。
6. 友だち関係が狭くなりやすい
8人までの少人数は安心につながる一方で、同じ学年の子が自分だけ、気の合う子がいない、ということも起こります。相性の合わない子が一人いるだけで、教室に居づらくなることもあります。
交流学級や学校行事、放課後の活動、学校の外の居場所など、情緒学級の外にも人とのつながりを持てるかを考えておくと、関係が煮詰まったときの逃げ場になります。
7. 一度決めると見直しに時間がかかる
学びの場は見直せますが、手続きは年度単位で進むことが多く、「来週から通常学級に」というわけにはいきません。教育委員会の判断が必要なため、秋から冬にかけて次の年度の相談をするのが一般的です。
「合わなかったらどうするか」を入る前に担任と話しておくと、いざというときに動きやすくなります。

デメリットと比べたい情緒学級のメリット
デメリットだけを見て判断すると、子どもに合う環境を逃してしまうことがあります。情緒学級には、通常学級では得にくい良さもあります。
| メリット | 具体的には |
|---|---|
| 少人数で落ち着いて過ごせる | 音や人の多さによる疲れが減り、授業に集中しやすくなる |
| 学年どおりの勉強を続けられる | わからないところをその場で聞ける。進度を調整してもらえる |
| 自立活動がある | 気持ちの切り替え方、困ったときの伝え方などを、時間をとって学べる |
| 個別の指導計画がある | 一人ひとりの目標と手立てを文書にし、保護者と共有する |
| 交流学級とつながれる | 得意な教科や行事は、通常学級の友だちと一緒に参加できる |
| 地域の学校に通える | きょうだいや近所の友だちと同じ学校に通い続けられる |
通常学級で毎日ぐったりして帰ってくる、朝になるとお腹が痛くなる、教室では一言も話せない——そうした状態が続いているなら、環境を変えることで得られるものは小さくありません。メリットとデメリットのどちらが大きいかは、子どもの状態によって変わります。
通常学級・通級と比べるとどうちがうか
情緒学級を検討するとき、多くの場合は「通常学級のまま」「通常学級+通級」「情緒学級」の3つで迷うことになります。それぞれの特徴を並べてみます。
| 比べる点 | 通常学級 | 通常学級+通級 | 情緒学級 |
|---|---|---|---|
| 籍 | 通常学級 | 通常学級 | 情緒学級 |
| 人数 | 35〜40人まで | 通級の時間は個別〜少人数 | 8人まで |
| 別の場所で学ぶ時間 | なし | 週に数時間 | 週の半分以上 |
| 学ぶ内容 | 学年どおり | 学年どおり+自立活動 | 原則学年どおり+自立活動 |
| 向いている子 | 配慮があれば教室で学べる子 | おおむね教室で学べるが、一部に支援が必要な子 | 大人数の教室そのものが大きな負担になっている子 |
通級は、通常学級に籍を置いたまま週に数時間だけ別の教室で指導を受ける仕組みです。「教室にはいられるが、困りごとへの手立てがほしい」という子に向いています。情緒学級は、教室にいること自体がつらい子のための場です。どちらが上ということではなく、いまの子どもに必要な支援の量で選びます。
デメリットよりメリットが上回りやすい子の特徴
情緒学級が合うかどうかは、診断名よりも、いまの学校生活でどんな困りごとが起きているかで見えてきます。次のような様子が続いているなら、デメリットを差し引いても、少人数の環境に移る意味は大きいと考えられます。
- 教室の音や人の多さで、帰宅後にぐったりしている
- 教室では話せないが、家や少人数の場では話せる
- 予定の変更や集団行動で、パニックや強い不安が出る
- 勉強の内容はわかるのに、教室にいること自体がつらい
- 朝になると頭痛や腹痛を訴える日が増えてきた
反対に、通常学級でおおむね過ごせていて、困りごとが特定の場面に限られている場合は、通級による指導や、通常学級での配慮(座席、発表の方法、休憩できる場所など)から始めるほうが合うこともあります。迷ったときは、「いちばんつらい時間はいつか」を子どもと一緒に書き出してみると、必要な支援の量が見えてきます。心理的な困りごとの背景については情緒障害とは?も参考にしてください。
入る前に確認したい10の質問
デメリットの多くは、入る前の見学と質問で具体的に確かめられます。次の10項目をメモして、見学や面談に持っていってください。
- いまの学級の人数と、学年の内訳
- 担任の先生の特別支援教育の経験と、支援員がいるかどうか
- 1週間の時間割と、情緒学級で過ごす時間の割合
- 交流学級で受ける教科と、その決め方
- 自立活動でどんなことをしているか
- 通知表と評定(内申点)のつけ方
- 定期テストを通常学級と同じ問題で受けられるか
- 通常学級の子どもたちに情緒学級をどう説明しているか
- 通常学級へ戻る場合の手順と時期
- 卒業生の進学先
見学は、できれば授業だけでなく休み時間や給食の様子も見せてもらいましょう。子ども同士の関わり方や、先生の声のかけ方がよくわかります。本人が一緒に行ける場合は、「ここなら行けそう」と本人が感じるかどうかがいちばんの判断材料です。
「デメリットばかり調べて不安になっていましたが、見学に行ったら子どもが『ここがいい』と言いました。担任の先生に内申点のことを聞いたら、その学校では通常学級と同じようについていると教えてもらえて、迷いが消えました」(小学6年生の保護者)
話を聞かせてください
通常学級か情緒学級かで迷っている段階でも大丈夫です。NIJINアカデミーのスタッフがLINEでお話をうかがいます。

入ってから「合わない」と感じたときの選択肢
情緒学級に入ってみて、思っていた環境とちがった、ということは起こり得ます。そのときは、次の順に考えてみてください。
一度に大きく変えず、できることから順に
「何がつらいのか」を場面で伝えます。席、時間割、交流の量など、すぐ変えられることもあります
スクールカウンセラー、別室、校内教育支援センターなど、校内で使える場を増やします
次の年度に向けて、通常学級+通級などへの変更を教育委員会に相談します
教育支援センター、フリースクール、オンラインスクールを併用します
情緒学級に通いながら学校に行きづらくなる子もいます。少人数であっても、学校という場所そのものが負担になっていることがあるためです。その場合は、籍を今の学校に置いたまま、学校の外の居場所を使うことを考えます。在籍校の校長が認めれば、学校外での学びが出席扱いになる仕組みもあります(不登校の「出席扱い」とは?)。
校内の別の部屋で過ごす方法については別室登校とは?、相談先の選び方は不登校の相談先12選にまとめています。
「入れなければよかった」と後悔しないための考え方
学びの場選びに、あとから振り返って満点の答えはありません。それでも後悔を減らすために、3つのことを意識してみてください。
1つ目は、「ずっと」ではなく「今年度」で考えることです。子どもは成長し、必要な支援は変わります。今年度の環境として何が合うかを決め、年度末に見直す、という構えでいると、決断の重さが軽くなります。
2つ目は、子ども本人の感覚を大事にすることです。大人が良いと思った環境でも、本人がつらければ続きません。逆に、大人が不安に思っていても、本人が「こっちがいい」と言うなら、その感覚には理由があります。
3つ目は、学校だけを学びの場と考えないことです。情緒学級か通常学級かの二択で行き詰まったとき、学校の外にも学ぶ場所があると知っているだけで、選択肢は広がります。
学年によってデメリットの出方は変わる
同じ情緒学級でも、子どもの学年によって気になる点は変わってきます。いまの学年だけでなく、2〜3年先を見すえて考えておくと、あとで慌てずにすみます。
| 時期 | 気になりやすい点 | 考えておきたいこと |
|---|---|---|
| 小学校低学年 | 通常学級の友だちと離れる寂しさ。保護者の送り迎えや付き添い | 交流学級で過ごす時間の内容。朝の会や給食など、毎日顔を合わせる機会があるか |
| 小学校高学年 | 周りの目を本人が意識し始める。勉強の進度 | 本人が情緒学級をどう感じているか。中学校でも続けるかどうか |
| 中学校 | 内申点と高校受験。教科担任制への対応 | 各教科の評定のつけ方。定期テストの受け方。進学実績 |
低学年のうちは、少人数の環境で学校生活の土台をつくれることが大きな意味を持ちます。高学年になると、本人が「みんなとちがう」ことを気にし始める時期と重なります。このとき大人が先回りして決めるのではなく、本人に「どっちの教室のほうが楽か」を聞いてみることが大切です。中学校では進路が現実の問題になるため、入学前の学校説明会で評定の扱いを確認しておきましょう。
NIJINアカデミーで自分らしさを取り戻した子どもたちと保護者が、自分の言葉で語ったインタビューです。
小1で不登校に|生徒インタビュー「学校っていう場所が、自分には合ってなかったっぽい」かなでさんが見つけた、爽やかな毎日
小6|生徒インタビュー「苦しいんだったらちゃんとみんなに言う」不登校を経験した僕が、そのままの自分でいられるようになるまで
中1の母|保護者インタビューオンラインスクールを選んで正解だったのか――悩み続けた母が見た、娘の変化
保護者の負担として挙がりやすいこと
デメリットは子どもだけのものではありません。保護者の側にも、通常学級のときにはなかった負担が生まれることがあります。
- 就学相談や発達検査、面談など、入るまでの手続きに時間がかかる
- 個別の指導計画の面談など、学校とやりとりする機会が増える
- 学区の学校に情緒学級がなく、別の学校へ通うことになる場合がある
- 祖父母や親戚に説明するのが気が重い
- 「この選択でよかったのか」と一人で悩みやすい
学校とのやりとりが増えることは、裏を返せば、子どもの様子を先生とこまめに共有できるということでもあります。手続きや面談の負担が大きいときは、スクールソーシャルワーカーや教育相談室に、全体の流れを整理してもらう方法もあります。一人で抱えこまず、同じ立場の保護者とつながることも支えになります。
情緒学級とほかの学びの場を比べる
情緒学級を含めて、困りごとのある子が使える学びの場を、5つの観点で比べました。
特性や心理的な困りごとのある子が使える代表的な場を並べました
| 通常学級+通級 | 情緒学級 | 民間フリースクール | NIJIN(オンライン) | |
|---|---|---|---|---|
| 少人数で過ごせる | △ | ○ | △ | ○ |
| 学年どおりの内容を学べる | ○ | ○ | △ | ○ |
| いまの学校に籍を置いたまま使える | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 学校に行けない日も参加できる | × | × | △ | ○ |
| カメラ・声を出さずに参加できる | × | × | × | ○ |
| 毎日通える対面の校舎がある | ○ | ○ | ○ | × |
○=対応 △=学校や場所による ×=非対応。一般的な傾向で、学校・施設によって異なります。
学校の中の支援は、登校できることが前提になります。朝起きられない日や、どうしても校門をくぐれない日が増えてきたら、自宅から参加できる場を組み合わせることで、学びと人とのつながりを途切れさせずにすみます。

NIJINアカデミーという選択肢
音や人の多さ、話すことにハードルがある子にとって、「自宅から、自分に合った距離で参加できる」ことは大きな意味を持ちます。
NIJINアカデミーは、全国から累計1000名を超える子どもたちが通う、不登校の小中学生のためのオルタナティブスクールです。公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、「学校では本来の姿を出せない子ども」と数多く出会ったことをきっかけに立ち上げました。
メタバース校舎に、いつでも入れる
授業や休み時間は、オンライン上の「メタバース校舎」で過ごします。アバターで校舎の中を動き回り、話したい子のところへ近づいて会話ができます。カメラや音声をオフにしたまま、チャットやリアクションボタンで参加することもできるので、人と話すことに不安がある子も、自分に合った距離から始められます。
8〜10人の少人数クラスと、1対1の担任
クラスは8〜10人ほどの少人数で、学年をこえた子どもたちが一緒に過ごします。一人ひとりに専任のサポート担任がつき、学習の進み具合や気持ちの変化を見ながら伴走します。担任は、教員経験や不登校経験を持つ大人から選ばれています。
授業を選べて、学び直しもできる
月100コマ以上の授業から、興味のあるものを選んで参加できます。教員研修の講師を務める先生や企業・専門家による授業もあり、TOPPANと共同研究したAI型学習ドリル「navima」で、小1〜中3の範囲の学び直しや先取りも自分のペースで進められます。
通い始めた子どもたちの変化
メタバース校舎では、異年齢・異地域の友達と平均3日で友達ができると言われています。自由度の高さに「半信半疑」だった保護者のもとで、入学初日に「友達できたよ!」と笑顔で話した子もいます。
小5から学校に行けなくなり、腹痛や眠れない日を抱えていた中学1年生は、NIJINでプログラミングに出会って「作る側」になり、教育の展示会で企業とともに登壇しました。読み書きに困難のある中学2年生は、デジタルツールでCG制作に打ち込み、展示会のステージで将来のビジョンを語っています。合う環境に出会うと、子どもは驚くほど変わっていく——それが、NIJINで日々見ている光景です。
在籍校の出席扱いと、全国のリアル教室
在籍校と連携し、学習の記録を共有しています。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終的な判断は在籍校の校長)。オンラインだけでなく、全国52か所のリアル教室に週1回から通うこともできます。
費用は、入学金33,000円、授業料は年払いで月19,800円・月払いで月23,760円(施設利用料 月1,683円が別途)です。
保護者にとっての安心
子どもが学校に行けなくなると、保護者も孤立しがちです。NIJINアカデミーでは、専任のサポート担任が子どもの様子を保護者と共有し、在籍校とのやりとりについても相談にのります。保護者同士がつながる機会もあり、「同じ悩みを持つ家庭がほかにもある」と知るだけで気持ちが軽くなったという声も聞かれます。学びの場選びに迷っている段階からでも、まずは話を聞いてみるところから始められます。
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
NIJINアカデミー公式YouTubeチャンネルの人気動画です。感覚の過敏さが理由で学校がつらくなったお子さんと、そのお母さんが「環境を変える」という答えにたどり着くまでを、越谷校に通うご家庭へのインタビューで紹介しています。
よくある質問
「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長がNIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。特性は、合う環境に出会えば「困りごと」から「その子らしさ」に変わっていきます。学校の種類よりも、その子が安心して力を出せる場所かどうかを大事にしてほしいと思います。

まとめ
情緒学級のデメリットとして挙げられやすいのは、内申点の扱い、通常学級で過ごす時間が減ること、学年のちがう子との学習、先生の専門性の差、周りの目、友だち関係の狭さ、見直しに時間がかかることの7つです。ただし、その多くは制度そのものの欠点ではなく、学校ごとの運用の差から生まれます。見学と質問で確かめれば、漠然とした不安は具体的な確認事項に変わります。メリットとデメリットのどちらが大きいかは、いまの子どもの状態によって決まります。「ずっと」ではなく「今年度」の環境として考え、合わなければ見直す。そして学校の中だけで行き詰まったら、学校の外にも学びの場があることを思い出してください。
一緒に考えませんか
情緒学級を検討中の方も、合わないと感じている方も。NIJINアカデミーのスタッフがLINEでお話をうかがいます。

