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豊島区は、公的な受け皿の順路が公式にはっきり示されている区です。そのぶん、途中でつまずいたときに次の選択肢が見えにくくなります。この記事では、豊島区内の公的な受け皿3つ、区内の民間3か所、池袋から電車で15分ほどの近隣区3か所、そしてNIJINアカデミー池袋校を、すべて各施設の公式サイトと自治体の公式資料だけを出典にまとめました。公式に書かれていない項目は、書かれていないままにしてあります。
- 選択肢は10か所——豊島区・池袋から通える学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
- この記事のポイント——公的な3段階と民間の受け皿を公式情報だけでまとめました(2026年9月時点・各公式情報で確認)
- 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
- 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
- 豊島区は「校内教育支援センター → 柚子の木教室 → スリジエ」という三段の順路を公式に示しており、スリジエの入級要件に柚子の木教室の経由が組み込まれていること
- 校内教育支援センターは全区立中学校に設置済みで、令和8年2学期以降に全区立小学校へも順次設置されること(今がその時期です)
- 豊島区が「区と協働して運営する施設」と公式に明記している民間フリースクールがあること
- 区内で日中通える民間の場は、小学生と中学生で入口が分かれていること
- 使える助成は原則として東京都の月額最大2万円だけで、入会金・施設維持費・教材費は対象外であること
- 柚子の木教室の対象年齢が、区の資料と東京都のポータルで食い違っていること
まだ何も決められなくて大丈夫です
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LINEで受け取る(無料)豊島区で「通える場所」を探すとき、最初に知っておきたい3つのこと
池袋という街は、山手線・埼京線・湘南新宿ライン・丸ノ内線・有楽町線・副都心線・西武池袋線・東武東上線が集まる、東京でも指折りの結節点です。「通えるかどうか」だけで言えば、豊島区に住む家庭が選べる範囲は、23区のなかでもかなり広いほうです。
けれども、実際に探しはじめた保護者の方からよく聞くのは「区の窓口に相談したら公的な教室をすすめられたが、そこにも通えなかった」という話です。豊島区は、公的な受け皿の設計がきわめて整理されている自治体です。だからこそ、その順路のどこかでつまずいたときに、次に何があるのかが見えにくくなります。
豊島区は「校内 → 柚子の木 → スリジエ」という順路を公式に示している
豊島区の不登校支援は、三段の階段として設計されています。まず在籍校の中にある校内教育支援センター。次に、教育センターの中にある教育支援センター柚子の木教室。そして、西池袋中学校の中に置かれた登校支援学級「スリジエ」です。
この三段は、ただ並んでいるだけではありません。スリジエの対象を定めた区の公式ページには、柚子の木教室に通うことができた後に設定される体験入級(10日間程度)で、6割以上登校できる意欲のある児童生徒という条件が明記されています。つまりスリジエは、柚子の木教室を経由することが前提になっています。入級には審査会もあります。

階段に乗れないときのために、区は民間と組んでいる
もうひとつ、豊島区には他区であまり見ない特徴があります。区の公式ページが、民間のフリースクールを「協働して運営する施設」と明記していることです。豊島区千早の「だーちゃステーション」について、区はNPO法人「だーちゃらぼ」が豊島区と協働して運営する施設ですと書き、令和8年4月16日には教育長が訪問した記録も載せています。
公的な階段を整えたうえで、そこに乗れない子のために民間と組む。この二段構えが、豊島区の受け皿の形です。
ただし、学年で入口が分かれている
一方で、区内で日中を過ごせる民間の場は多くありません。東京都が運営する不登校支援ポータル「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」に豊島区所在で掲載されているのは、小学生向けのフリースクールが1か所、中学生向けが1か所、親の会が1か所です。小学生と中学生で、そもそも行き先が別になります。
この記事では、豊島区内の公的な受け皿と民間の場、そして池袋から電車で15分ほどの近隣区まで広げて10か所を、すべて各施設の公式サイトと自治体の公式資料だけを出典にまとめました。料金や対象が公式に書かれていない施設は、書かれていないことをそのまま「記載を確認できず」と記しています。
豊島区のフリースクールはどこから探す?公的3段階と学年別の入口早見表
豊島区でフリースクールを探すときは、まず区が公式に示している「校内教育支援センター → 柚子の木教室 → スリジエ」の3段階を知っておくと、相談の順番で迷いません。そのうえで、階段に乗れないときの民間の受け皿、学年で分かれる入口、東京都の月額最大2万円の助成を確認していくのが近道です。下の3つの表は、この記事で紹介している公式情報だけを整理したものです。
| 段階 | 場所 | 入り方・条件 |
|---|---|---|
| ① 校内教育支援センター | 在籍している区立学校の中(全区立中学校に設置済み。区立小学校には令和8年2学期以降に順次設置) | まず担任の先生に相談。学校と連絡が取れない家庭には家庭訪問・電話連絡も |
| ② 教育支援センター 柚子の木教室 | 教育センター内(雑司が谷) | 申込みは学校を通して。対象年齢は区の資料と都のポータルで記載が異なるため要確認 |
| ③ 登校支援学級「スリジエ」 | 西池袋中学校の中 | 柚子の木教室に通えた後の体験入級(10日間程度)で6割以上登校できる意欲があること+入級審査会 |
| こんなとき | 入口の例 | 費用 |
|---|---|---|
| まずは区の支援を受けたい | 担任の先生 → 校内教育支援センター | 区立の仕組み |
| 家からまだ出られない | バーチャル柚子の木(区配布のタブレットで家庭から参加)/オンラインのフリースクール | バーチャル柚子の木は区の仕組み |
| 中学生で、日中に家以外の場所がほしい | 中高生センタージャンプ(東池袋・長崎)/だーちゃプラス(中学生〜24歳) | 無料 |
| 日中に通える民間の場を探したい | 区内は小学生向け・中学生向けで入口が別。池袋から電車で15分ほどの近隣区も候補 | 施設ごとに異なる(一覧表を参照) |
| 確認すること | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 都内在住の、不登校の小・中学生の保護者 |
| 助成の範囲 | 月々の利用料だけ。入会金・施設維持費・教材費は対象外 |
| 申請期間(令和8年度) | 令和8年5月27日(水)〜令和9年2月12日(金) |
| 豊島区独自の助成 | 2026年9月時点で区の公式サイトから確認できず(最新は教育センターへ) |
| 見学で聞くこと | 「都の助成金を使った利用者はいますか」(施設側の申請実績) |
| 事業の取り違え | 施設サイトの「都の支援事業の対象」が事業者向けの話の場合がある |
公的な支援と民間の選び方を、地方の事例で比べたい方は秋田の記事もどうぞ。 秋田 フリースクール
関西で探している方、助成の「出席認定が先」という順番を確認したい方はこちら。 神戸市 フリースクール
【一覧表】豊島区・池袋から通えるフリースクール10選
費用と対象は、各施設の公式サイトおよび自治体の公式資料に記載されている内容だけを転記しています。公式に記載がない項目は「記載を確認できず(要問合せ)」としています。金額は変更されることがあるため、必ず各施設にご確認ください。
| 施設名 | 市町村 | 種別 | 対象 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| 教育支援センター柚子の木教室 | 豊島区雑司が谷 | 教育支援センター(公的) | 豊島区立学校在籍または区内在住の小中学生 ※資料により記載が異なる | 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ) |
| 校内教育支援センター | 豊島区(区立の各学校内) | 校内の支援室(公的) | 在籍する学校の児童生徒 | 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ) |
| 西池袋中学校チャレンジクラス「スリジエ」 | 豊島区西池袋 | 登校支援学級(区立中学校内) | 豊島区立学校在籍または区内在住の中学生(小6は翌年度入学)※審査あり | 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ) |
| フリースクールだーちゃ | 豊島区千早 | 民間フリースクール | 小学1〜6年生 | 初回面談10,000円/60分。月額は説明会で案内(要問合せ) |
| ルネ中等部 池袋校 | 豊島区東池袋 | 通信制高校グループの中等部 | 中学生 | 入会金20,000〜50,000円+設備費15,000円、月額13,800〜56,100円 |
| NPO法人 楽の会リーラ | 豊島区巣鴨 | 親の会・家族支援(フリースクールではない) | 本人と家族 | 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ) |
| 東京YMCA あっとY | 新宿区西早稲田 | 民間フリースクール | 中学1〜3年生 | 11,000円(税込)〜 ※日数による |
| FromU Jiorama School | 新宿区高田馬場 | 民間フリースクール | 小学1年〜中学3年生 | 入会金無料、月2回20,900円〜フリーパス59,400円 |
| フリースクール東京シューレ王子 | 北区岸町 | 民間フリースクール | 6歳〜23歳 | 入会金153,000円・月会費52,800円(減額制度あり) |
| NIJINアカデミー池袋校 | 豊島区(池袋・目白・雑司が谷エリア) | オルタナティブスクール(メタバース+リアル教室) | 小学生(池袋校) | 月49,943円(メタバース+リアル教室の合計) |

豊島区内の公的な受け皿|三段の階段
豊島区の公的支援は、在籍校の中 → 教育センター → 区立中学校内の学級、という順路で設計されています。ここではその3つを、順番どおりに見ていきます。
① 教育支援センター柚子の木教室(適応指導教室)
豊島区立教育センターの中にある、区の適応指導教室です。副都心線の雑司が谷駅2番出口と直結していて、都電荒川線の鬼子母神前からは徒歩2分。池袋駅からも歩けます。令和7年の夏休みに改装されました。
1日の流れがはっきりしているのが特徴です。午前9時から11時45分までは、一人ひとりが計画を立てて自分のペースで学習。火曜日はギター教室、水曜日はソーシャルスキルトレーニング(SST)の時間が設けられています。11時45分から昼食、12時20分からスポーツ、13時から15時30分までまた学習。来室すると用紙を受け取って一日の予定を書き、帰る前に「ふりかえり」をします。
SSTは、教室に所属する精神保健福祉士や心理士が担当します。ほかに園芸作業、調理体験、外部施設の見学、移動教室などの体験活動と、制作活動が不定期で行われます。中学3年生を中心とした進路指導もあり、2学期以降は都立チャレンジスクールの面接の受け方や作文の書き方まで支援するとページに書かれています。
「バーチャル柚子の木」という仮想空間があります。東京都教育委員会との連携で開設されたもので、運営時間中は都のオンライン支援員と柚子の木教室の職員が常駐します。区から配布されたタブレットPCを使って、家庭から参加することもできます。家を出るのがまだ難しい時期に、先に接点をつくれる仕組みです。
対象の書き方が資料によって違います。豊島区の公式ページは「豊島区立学校に在籍、または豊島区在住の小中学生」としていますが、東京都の不登校支援ポータルの豊島区ページは「区内在住の小学校4年生~中学生、私立学校に通う方も利用可能」と書いています。小学校3年生以下が対象に入るかどうかは、必ず電話で確認してください。申込みは学校を通して受け付けられます。
- 所在地
- 豊島区雑司が谷3-1-7 千登世橋教育文化センター内(豊島区立教育センター)
- 対象
- 豊島区立学校に在籍、または豊島区在住の小中学生。学校に行くことができていない小中学生。本人と保護者が学校と十分相談し、通級を希望する小中学生(東京都のポータルは「区内在住の小学校4年生~中学生、私立学校に通う方も利用可能」と記載)
- 開室
- 午前9時〜午後3時30分(午前は9時〜11時45分、午後は13時〜15時30分の活動)
- 費用
- 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
- 出席扱い
- 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
- 申込み
- 学校を通して受付
- そのほか
- 原則として、小学生は保護者の送り迎えが必要。オンラインの「バーチャル柚子の木」あり
- 連絡先
- 03-3590-1260(教育支援センター柚子の木教室)
- アクセス
- 東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅2番出口直結/JR山手線「目白」駅徒歩8分/JR「池袋」駅徒歩15分/都電荒川線「鬼子母神前」徒歩2分
Googleマップで場所を見る(豊島区雑司が谷3-1-7 千登世橋教育文化センター内)
出典:豊島区「教育支援センター柚子の木教室(適応指導教室)」、豊島区「教育センター(施設案内)」、東京都「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」豊島区(2026年9月確認)
② 校内教育支援センター(区立小中学校内)
「学校には行けるけれど、自分のクラスには入れない」「少し気持ちを落ち着かせたい」というときに使える、学校の中の部屋です。豊島区の公式ページは、豊島区では全区立中学校に設置されています。令和8年2学期以降には全区立小学校にも随時設置していきますと書いています。
この記事を書いている2026年9月は、まさにその「令和8年2学期」にあたります。小学生の保護者の方は、お子さんの学校に設置されたかどうかを、いま担任の先生に確認できる時期です。
中学校には、教員免許や不登校生徒への対応経験を持つ支援員が常駐します。巡回教員による支援もあります。学校と直接連絡が取れない生徒や保護者に対して、家庭訪問や電話連絡を行い、校内教育支援センターへの登校につなげていく、という役割まで公式に書かれているのが特徴です。区が公開している支援員の1日の例には、朝8時30分からの電話連絡、日中の学習支援とオンライン授業支援、給食、15時からの家庭訪問や保護者への電話が並んでいます。
開設時間は学校によって異なります。利用にあたっては学校の先生に相談する形です。
- 所在地
- 豊島区内の区立小中学校の中(設置校は学校にご確認ください)
- 対象
- 登校する習慣を身に付けたい生徒(在籍する学校の児童生徒)
- 設置状況
- 全区立中学校に設置。令和8年2学期以降、全区立小学校にも随時設置
- 開設時間
- 学校により異なる
- 費用
- 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
- 出席扱い
- 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
- 相談先
- 在籍校の先生、または教育センター不登校対策支援グループ 03-3590-1251
出典:豊島区「校内教育支援センター」(2026年9月確認)

③ 西池袋中学校チャレンジクラス(登校支援学級)「スリジエ」
区立西池袋中学校の中に置かれた登校支援学級です。通常の学級とは別の教室で、集団指導を基本にしながら、教員が個別指導や少人数の授業を行います。ゆとりのある生活時程が組まれ、体験的な学習や行事も入ります。本人と保護者との面談を定期的に行い、個別の支援計画を立てる仕組みです。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーにも相談できます。
「スリジエ」(cerisier)はフランス語で桜の木のこと。豊島区がソメイヨシノ発祥の地であること、花言葉に「よい教育」などの意味があることから名づけられた、と区のページに書かれています。
入級には条件と審査があります。対象は、豊島区立学校に在籍または豊島区在住で、年間30日以上出席しない(できない)状況にある児童生徒。そのうえで、柚子の木教室に通うことができた後に設定される体験入級(10日間程度)で6割以上登校できる意欲があること、そして教育委員会と学校関係者が出席する入級審査会で「入級が適切である」と判断されること、が公式に明記されています。小学6年生も対象ですが、入学は翌年度です。
区のページは「入級を検討する前に、まずは在籍校の校内教育支援センターを活用するなど、受けられる支援について先生にご相談ください」と案内しています。ここでも、三段の階段の順序がはっきり示されています。入級・入学説明会は例年11月ごろに開催されており、入級申請書や体験入級の申請様式もページからダウンロードできます。
- 所在地
- 豊島区立西池袋中学校内(豊島区西池袋)
- 対象
- 「スリジエに通いたい」という気持ちがある、豊島区立学校に在籍または豊島区在住の生徒。年間30日以上出席しない・できない状況にあること。小学6年生は翌年度に中学1年生として入学
- 入級の条件
- 柚子の木教室に通えた後の体験入級(10日間程度)で6割以上登校できる意欲があること/入級審査会で適切と判断されること
- 費用
- 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
- 出席扱い
- 区立中学校内の学級(公式サイトに出席の取扱いの記載を確認できず・要問合せ)
- 問合せ
- 教育センター不登校対策支援グループ 03-3590-1251
出典:豊島区「西池袋中学校チャレンジクラス(登校支援学級)「スリジエ」」(2026年9月確認)

豊島区内の民間と、区が協働する拠点
区内で日中を過ごせる民間の場と、保護者が相談できる場所です。小学生向けと中学生向けで、行き先が分かれます。
④ フリースクールだーちゃ(NPO法人だーちゃらぼ)
豊島区千早の「だーちゃステーション」にある、小学生に特化したフリースクールです。2021年に開校し、2022年4月から小学生に絞って活動しています。「だーちゃ」はロシア語の「別荘」にあたる言葉で、疲れた心を少し休ませる場所でありたい、という願いから名づけられたと公式サイトに書かれています。
この施設がこの記事で特別な位置にあるのは、豊島区の公式サイトが「NPO法人『だーちゃらぼ』が豊島区と協働して運営する施設です」と明記しているからです。令和8年4月16日には豊島区の教育長が訪問し、その記録が区のページに残っています。民間のフリースクールを区が名指しで「協働」と書く例は、23区でも多くありません。
教育や医療の現場で10年以上の経験を持つ心理士が常駐します。元保育施設の建物を使っていて、Wi-Fi、個別の学習机、卓球台があります。日替わりのプログラムと、一人ひとりの理解度に合わせた個別学習の時間が組み合わされています。
出席扱いについては、公式サイトのQ&Aが率直です。可否は在籍校の校長の判断によるとしたうえで、これまでの都内小学校の事例では、多くの場合で出席として認められていますと書いています。毎月「月間活動報告書」が渡され、通所日数と活動内容が記載されるので、そのまま学校に提出できます。学校指定の様式がある場合はそれに合わせて作成する、とも書かれています。東京都のフリースクール等利用者支援事業についても、利用者の申請実績があると明記されています。
通常活動中の見学は行っていません。利用を検討する人向けの説明会・体験会に参加する形です。送迎はありません。月額の利用料は公式サイト上では画像の料金表として掲げられており、本文からは金額を確認できませんでした。資料は説明会で配布され、郵送での資料請求には対応していないとのことなので、まず説明会に申し込むのが唯一の入口です。公式に金額が明記されているのは、保護者との初回面談10,000円/60分です。
同じ建物には、中学生から24歳までが無料で使える「だーちゃプラス」もあります。談話室や学習室で自分のペースで過ごしたり、ボランティアサークルで地域の活動に関わったりできます。小学生はフリースクール、中学生以上は無料の居場所、という分け方になっています。
- 所在地
- 豊島区千早1-12-7 だーちゃステーション
- 運営
- 特定非営利活動法人だーちゃらぼ(豊島区と協働して運営)
- 対象
- 小学1〜6年生(フリースクールだーちゃ)/中学生〜24歳(だーちゃプラス・無料)
- 開所
- 月・水〜土 10:00〜15:00(東京都のポータル掲載情報)
- 費用
- 初回面談10,000円/60分。月額の利用料は公式サイト本文では確認できず、説明会で案内(要問合せ)
- 出席扱い
- 可否は在籍校の校長の判断。都内小学校の事例では多くの場合で認められていると公式に記載。月間活動報告書を毎月発行
- 助成
- 東京都フリースクール等利用者支援事業の申請実績あり
- 入会の流れ
- 体験会・説明会 → 利用申込書 → 初回面談 → ウォーミングアップ → 3者面談 → 利用開始
- アクセス
- 東京メトロ副都心線・有楽町線「要町」駅徒歩5分/西武池袋線「椎名町」駅徒歩7分
Googleマップで場所を見る(豊島区千早1-12-7 だーちゃステーション)
出典:特定非営利活動法人だーちゃらぼ 公式サイト、豊島区「だーちゃステーション訪問」、東京都「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」(2026年9月確認)
⑤ ルネ中等部 池袋校
池袋駅から徒歩5分、東池袋のビルの5階にある中学生向けの教室です。通信制高校のルネサンス高等学校グループが運営しています。フリースクールというより、通信制高校グループの中等部という種別で見たほうが実態に近い施設です。
コースが2つあります。eスポーツクラスとベーシッククラスです。通学は昼の部が月・水・土の13時10分から16時50分、夕方の部が同じ曜日の17時から19時。午後からの設定なので、朝に起きづらい時期でも組み立てやすい時間割です。
費用は、入会金が昼の部50,000円・夕方の部20,000円、設備費15,000円(いずれも初回のみ)。月額の受講料は、昼の部が週1日37,400円・週2日56,100円、夕方の部が週1日13,800円・週2日26,800円です。ベーシッククラスを選ぶ場合は別途月額6,000円が加わります。夕方の部・週1日であれば、この記事で扱う民間施設のなかでは最も低い月額です。
出席扱いについては、公式サイトに「中学校での出席認定について」という案内の項目が設けられていますが、条件や実績の詳細はこちらでは確認できませんでした。問い合わせのときに必ず確認してください。対象は「中学生ならだれでも通える」と書かれています。
- 所在地
- 〒170-0013 豊島区東池袋1-30-6 セイコーサンシャインビルXII 5F
- 種別
- 通信制高校グループの中等部
- 対象
- 中学生
- コース
- eスポーツクラス/ベーシッククラス
- 通学日時
- 昼の部 月・水・土 13:10〜16:50/夕方の部 月・水・土 17:00〜19:00
- 費用
- 入会金 昼の部50,000円・夕方の部20,000円(初回のみ)、設備費15,000円(初回のみ)、月額受講料 昼の部 週1日37,400円/週2日56,100円、夕方の部 週1日13,800円/週2日26,800円。ベーシッククラス選択時は別途月額6,000円
- 出席扱い
- 公式サイトに案内の項目あり(詳細は要問合せ)
- アクセス
- 「池袋」駅より徒歩5分
Googleマップで場所を見る(豊島区東池袋1-30-6 セイコーサンシャインビルXII 5F)
出典:ルネ中等部 池袋校 公式サイト(2026年9月確認)

⑥ NPO法人 楽の会リーラ
ここはフリースクールではありません。ひきこもり状態からの脱出と社会参加を目的に活動しているNPO法人で、東京都のポータルには「親の会」として掲載されています。子どもが日中通う場所を探している方には直接あてはまりませんが、保護者が相談できる場所として、この地域では貴重なので入れました。
巣鴨駅近くのビルにあり、毎週水曜と金曜の13時から17時に受付をしています。電話相談、面接や訪問による支援、グループ相談会、月1回土曜日の月例会(学習会)、親の学習会といった事業があります。青年の居場所「楽壱楽拿」やコミュニティカフェ「葵鳥」も運営しています。
対象は当事者本人とその家族、そして行政・教育機関・企業です。小学生から成人まで幅がある一方で、活動の中心はひきこもり支援にあります。フリースクールを探す途中で「まず自分が誰かに話を聞いてほしい」という段階にある方に向いています。
参加費や会費については公式サイトで確認できませんでした。グループ相談会は事前申し込み制、月例会のオンライン参加は家族会員限定と書かれているので、まず電話で問い合わせる形になります。
- 所在地
- 豊島区巣鴨3-16-12 巣鴨GMビル202号室
- 種別
- 親の会・家族支援(フリースクールではありません)
- 対象
- ひきこもり状態にある本人とその家族、行政・教育機関・企業
- 受付
- 毎週水曜・金曜 13:00〜17:00。月例会は月1回土曜日
- 事業
- 電話相談/面接・訪問支援/グループ相談会/月例会(学習会)/親の学習会/青年の居場所「楽壱楽拿」/コミュニティカフェ「葵鳥」
- 費用
- 公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
- 出席扱い
- 該当なし(通所型のフリースクールではないため)
Googleマップで場所を見る(豊島区巣鴨3-16-12 巣鴨GMビル202号室)
出典:特定非営利活動法人 楽の会リーラ 公式サイト、東京都「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」民間支援(2026年9月確認)

池袋から電車で15分ほどの近隣区
区内の選択肢が合わなかったときに、現実的に通える距離にある3か所です。いずれも池袋から乗り換えなし、または1回で行けます。
⑦ 東京YMCA「あっとY」
池袋から副都心線で2駅、西早稲田にある中学生向けのフリースクールです。東京YMCAが運営しています。
1日の中身が3つに分かれているのが特徴です。個別学習タイムでは学年に関係なく理解度に合わせて学習し、グループタイムではボードゲームや謎解き、卓球などを通してソーシャルスキルを身につけます。そして選択ゼミは、ゲーム・映画・調理・音楽などから選ぶもので、半期ごとに内容が変わります。
出席扱いについては公式サイトが明確です。在籍する中学校が認めれば、あっとYに通うことも出席扱いとしてカウントされますと書かれており、これまでの利用者の多くが在籍校との連携で出席扱いになってきたとも記されています。
費用は11,000円(税込)からで、通う日数によって変わります。この記事で扱う民間施設のなかでは、入口の金額が低いほうです。
開所曜日と時間について、施設の公式サイトは「火曜日・木曜日 10:30〜13:00、水曜日 12:30〜15:00」としています。東京都のポータルの掲載は水曜日が「12:30〜15:10」となっており、10分の差があります。ここでは施設公式の表記を採りますが、見学の予約時に確認してください。
- 所在地
- 〒169-0051 新宿区西早稲田2-18-12
- 対象
- 学校に行きづらさを感じている中学1年生〜3年生
- 開所
- 火曜・木曜 10:30〜13:00、水曜 12:30〜15:00(東京都のポータルは水曜を12:30〜15:10と掲載)
- 費用
- 11,000円(税込)〜 ※日数によって異なる
- 出席扱い
- 在籍校が認めればカウントされると公式に記載。多くの利用者が在籍校との連携で出席扱いになっている
- 活動
- 個別学習タイム/グループタイム(ボードゲーム・謎解き・卓球など)/選択ゼミ(ゲーム・映画・調理・音楽など、半期ごとに変更)
Googleマップで場所を見る(新宿区西早稲田2-18-12)
出典:東京YMCA「あっとY」公式サイト、東京都「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」民間支援(2026年9月確認)
⑧ FromU Jiorama School
池袋から山手線で2駅、高田馬場にあるフリースクールです。小学1年生から中学3年生までが対象で、火・木・金の10時から16時に開いています(祝祭日は閉所)。
料金の体系が細かく公開されているのが、この施設のいちばんの特徴です。入会金は無料。初回面接が10,000円(50分)、アセスメントが11,000円(50分/回・全4回)。そのうえで、利用の仕方に応じて、スポット11,000円/回、月2回20,900円、月4回40,700円、月6回以上のフリーパス59,400円という段階になっています。
「週に何回通えるかまだ分からない」という段階では、月額固定の施設よりも見通しを立てやすい設計です。逆に、毎日通うつもりならフリーパスでも月59,400円になるので、東京都の助成(月額最大2万円)を使ってもそれなりの負担が残ります。通う頻度を決めてから比べたほうがよい施設です。
出席扱いについては、在籍校の校長や担当教諭に活動状況を共有し、連携が認められれば出席扱いとしてカウントされる、と公式サイトに書かれています。
活動は、体験の提供、個別の学習支援、仲間との共有活動、遊びを通じた育成という4つのアプローチで組み立てられています。
- 所在地
- 〒169-0075 新宿区高田馬場3-38-1 USpot 101
- 対象
- 小学1年生〜中学3年生
- 開所
- 火曜・木曜・金曜 10:00〜16:00(祝祭日は閉所)
- 費用
- 入会金 無料/初回面接 10,000円(50分)/アセスメント 11,000円(50分・全4回)/スポット 11,000円・月2回 20,900円・月4回 40,700円・月6回以上フリーパス 59,400円
- 出席扱い
- 在籍校に活動状況を共有し、連携が認められれば出席扱いとしてカウントされると公式に記載
- 活動
- 体験提供/個別学習支援/仲間との共有活動/遊びを通じた育成
Googleマップで場所を見る(新宿区高田馬場3-38-1 USpot 101)
出典:FromU Jiorama School 公式サイト、東京都「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」民間支援(2026年9月確認)

⑨ フリースクール東京シューレ王子
雑司が谷の柚子の木教室の最寄りである都電荒川線の鬼子母神前から、乗り換えなしで王子駅前まで行けます。王子駅から徒歩4〜6分。1985年から続く東京シューレのフリースクールのひとつです。
運営の考え方が、この記事のほかの施設とはっきり違います。プログラムは、子どもたちがミーティングで相談し決めていると公式サイトに書かれています。何をして過ごすかを自分で決められる場で、料理、ダンス講座、ハロウィンや夏祭りといった行事が並びます。時間割が決まっているほうが落ち着く子には合いませんが、決められた枠組みそのものがつらかった子には、ここが合うことがあります。
対象は6歳から23歳まで。入会の対象年齢は小学1年生の年齢から20歳までで、在籍は最長23歳までと書かれています。年齢の幅がこの記事のなかでいちばん広い施設です。
費用は高めです。入会金153,000円、月会費52,800円(施設整備費・冷暖房費・消費税を含む)。ただし経済状況に応じた減額制度ときょうだい割引があり、週2回の指定曜日利用にする「安心スタートプラン」(期間限定)なら入会金61,200円・月会費33,000円と案内されています。別途、NPOの入会金20,000円・年会費10,000円があります。説明見学会やオープンデイの参加は無料、体験見学3回は5,500円です。
出席扱いについては、入会案内のページでは明記を確認できませんでした。問い合わせのときに確認してください。
- 所在地
- 〒114-0021 北区岸町1-9-19
- 対象
- 6歳〜23歳の子ども・若者(入会対象年齢は小学1年生年齢〜20歳、在籍は最長23歳まで)
- 開所
- 月・水・木・金 10:00〜17:00(小学生は16:00まで)、火 10:00〜15:30(東京都のポータル掲載情報)
- 費用
- 入会金153,000円/月会費52,800円(税込・施設整備費・冷暖房費を含む)。経済状況に応じた減額制度、きょうだい割引あり。「安心スタートプラン」(期間限定・週2回指定曜日)は入会金61,200円・月会費33,000円。別途NPO入会金20,000円・年会費10,000円。体験見学3回5,500円
- 出席扱い
- 入会案内ページに記載を確認できず(要問合せ)
- 特徴
- プログラムは子どもたちがミーティングで相談して決める
- アクセス
- 「王子」駅徒歩4〜6分(都電荒川線「鬼子母神前」から乗り換えなし)
出典:フリースクール東京シューレ王子、東京シューレ「入会案内・利用料金」、東京都「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ」民間支援(2026年9月確認)

豊島区で使える経済的な支援と、お金がかからない選択肢
豊島区に住んでいる家庭が使える経済的な支援は、ほぼ東京都の制度に集約されます。ここを間違えると、使えるはずのものを使い損ねます。
東京都フリースクール等利用者支援事業(月額最大2万円)
東京都が、不登校の義務教育段階の児童生徒の保護者に対して、フリースクール等の利用料を月額最大2万円助成する制度です。対象は都内在住の小・中学生の保護者。令和8年度の交付申請の受付期間は、令和8年5月27日(水)から令和9年2月12日(金)までと公表されています。
入会金・施設維持費・教材費は助成の対象外です。東京シューレ王子の入会金153,000円や、ルネ中等部の設備費15,000円のような初期費用は、この助成では埋まりません。月々の利用料だけが対象になります。「月2万円出るから」と初期費用まで含めて見積もると、入会の直前で足りなくなります。
東京都の事業には、利用者向け(保護者に助成する「フリースクール等利用者支援事業」)と、事業者向け(フリースクールの運営を支援する「フリースクール等支援事業」)の2つがあり、別の事業として運営されています。フリースクールのサイトで「東京都の支援事業の対象です」と書かれていても、それが事業者向けの話である場合があるので、保護者向けの助成が使えるかどうかは個別に確認してください。

豊島区独自の利用料助成は、区公式サイトで確認できませんでした
フリースクールの利用料を豊島区が独自に助成する制度は、2026年9月時点で区の公式サイトから確認できませんでした。東京都の不登校支援ポータルに掲載されている豊島区の公的支援の一覧にも、利用料助成の項目はありません。豊島区に住む家庭が使えるのは、原則として都の月額最大2万円だけという前提で費用を見積もるのが安全です(最新の状況は教育センターにご確認ください)。
お金がかからない選択肢を、先に確認する
そのうえで、豊島区には費用がかからない、あるいは公式に費用の記載がない受け皿がいくつもあります。校内教育支援センター、柚子の木教室、スリジエ。いずれも区立の仕組みで、民間フリースクールの月額と比べれば負担はまったく違います。
加えて、中高生センタージャンプがあります。東池袋と長崎の2館で、18歳未満で区内在住または区内の中学校・高校に在学している人なら無料で利用できます。開館は月曜から金曜が10時から20時(中学生は19時まで)、土日が10時から18時。休館は祝日と年末年始です。初回に生徒証などを持って登録すれば使えます。音楽・芸術・スポーツなどをして過ごせる中高生の居場所で、「フリースクールに通うほどではないけれど、日中に家以外の場所がほしい」という時期に使える選択肢です。
そして「バーチャル柚子の木」。東京都教育委員会との連携で開設された仮想空間で、区から配布されたタブレットPCがあれば家庭から参加できます。家を出るところから始めなくていい入口が、公的な側にもあるということです。
出典:東京都フリースクール等利用者等支援事業(助成金)、東京都生活文化局「フリースクール等に関連する支援事業について」、豊島区「中高生センタージャンプについて」(2026年9月確認)

オルタナティブスクールという選択肢学校に合わないからこそ、輝く個性がある。
NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。
- 累計入学 900名超
- 出席認定率 97%(希望者)
- 全国52か所のリアル教室
※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。
友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る
NIJINアカデミー池袋校|料理からはじまる、家庭のキッチンの教室
ここまでの9か所を並べてみると、豊島区の受け皿には「学年で入口が分かれる」という性質があることが見えてきます。区内で日中通える民間のフリースクールは、小学生ならだーちゃ、中学生ならルネ中等部。近隣区に広げれば選択肢は増えますが、通学時間がそのぶん子どもの負担になります。
NIJINアカデミーは、全国から900名を超える子どもたちが通うオルタナティブスクールです。平日毎日開いているメタバース校舎(オンライン)を土台に、全国のリアル教室と組み合わせて通う形をとっています。豊島区には池袋校があります。
池袋校は、家庭のキッチンから始まった料理の教室です
池袋校は、ほかのリアル教室とかなり毛色が違います。「トモルテラス子ども料理教室」という名前を持つ、料理を活動の中心に据えた教室です。運営する川島玲子さんが、自宅を開いて開校しました。
教室の公式ページには、なぜ料理なのかが4つに整理されています。ひとつ目は、体験のハードルの低さ。料理は1つの工程のなかに小さな作業がたくさんあるので、「やってみよう→できた」を一度に何度も積み重ねられます。失敗してもリカバリーの方法が無限にあるので、「なんだ、大丈夫だった」という練習ができる、と書かれています。
ふたつ目は、五感が全部動くこと。見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れるをフル稼働させて作ったものを食べると、体があたたかくなる。自分が作ったごはんが自分を元気にしていることに気づく。そこから「自分を大切にする」という感覚につながっていく、という考え方です。
3つ目は、だれかとつながること。「これ、おいしいよ」「一緒に食べよう」。言葉にできなくても、同じ食卓に座って食べるだけで充分だと書かれています。そして4つ目が、学びのかたちをしていない学び。レシピを読むのは国語、食材の産地を調べるのは地理、材料を計るのは単位、調理による食材の変化は理科。学習の形をしていないところに、学習が作業として自然に入っています。
「学びのかたちをした学びは断固拒否」という時期にある子にとって、この入口はかなり現実的です。

- 開校場所
- 自宅開催につき、お問い合わせください(アクセス可能な駅:池袋/目白/雑司ヶ谷/鬼子母神)
- 開校曜日
- 火曜・木曜
- 開校時間
- 10:00〜15:00(9:50から入室可能)
- 定員
- 4名
- 対象
- 小学生
- 月会費
- 49,943円(税込)/内訳=メタバース授業料23,760円+メタバース利用料1,683円+リアル教室授業料16,500円+池袋校授業料8,000円
- 入学金
- 33,000円(税込・初回のみ)
- 助成
- 東京都のフリースクール利用者等助成金を活用できる可能性あり(詳細は教室へ)
- 割引制度
- 年払い制度・兄弟姉妹割引・ご紹介制度あり
- 連絡先
- nijin.academy.ikebukuro@gmail.com
出典:NIJINアカデミー池袋校(2026年9月確認)
オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学
池袋校は火曜と木曜の開校です。残りの平日は、NIJINアカデミーのメタバース校舎で過ごします。週2日のリアル通学と、平日毎日のオンラインが、ひとつの学校としてつながっているのがこの学校の形です。
メタバース校舎は、アバターで入る仮想の校舎です。顔も声も出さずに、チャットだけで参加することから始められます。「人がいる場所に行く」ことそのものがまだ難しい時期には、ここが最初の一歩になります。クラスは少人数の8〜10人で、異年齢で編成され、担任の先生がつきます。
豊島区には「バーチャル柚子の木」という公的なオンラインの場もあります。ただしあちらは柚子の木教室の利用が前提です。公的な階段の入口に立てない時期でも、家から入れる場所がもうひとつある——池袋という街で選択肢を数えるとき、ここは意外と大きな差になります。

- 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
- 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
- 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
- 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
- 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
「初登校のときどんな気持ちだった?」——NIJINアカデミーの子どもたちが、自分の言葉で最初の一日をふり返っています。これから見学や説明会に行こうとしているお子さんと、一緒に見てみてください。
出席扱いを相談するときの進め方

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。
- 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
- 市町村の教育委員会 学校教育課に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、市町村教委が実質的な窓口です。市役所の代表番号から「教育委員会 学校教育課」につないでもらえます。
- 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
- 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を必ず確認します。
- 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。
参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日
- 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
- 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
- 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
- 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
- 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
- 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です
よくある質問
資料によって書き方が違います。豊島区の公式ページは「豊島区立学校に在籍、または豊島区在住の小中学生」としており、学年の下限を示していません。一方、東京都の不登校支援ポータルの豊島区ページは「区内在住の小学校4年生~中学生」と記載しています。低学年のお子さんの場合は、必ず教育支援センター柚子の木教室(03-3590-1260)に直接ご確認ください。なお申込みは学校を通して受け付けられるため、担任の先生への相談から始めることになります。
区の公式ページを読む限り、直接の申込みは想定されていません。入級の条件として「柚子の木教室に通うことができた後に設定される体験入級(10日間程度)で6割以上登校できる意欲のある児童生徒」と明記されており、そのうえで入級審査会の判断があります。区のページ自身が「入級を検討する前に、まずは在籍校の校内教育支援センターを活用するなど、受けられる支援について先生にご相談ください」と案内しています。順序としては、校内教育支援センター、柚子の木教室、スリジエ、という流れになります。

東京都が定める要件を満たす必要があります。対象は都内在住の小・中学生の保護者で、不登校の義務教育段階の児童生徒が対象です。入会金・施設維持費・教材費は助成の対象外で、月々の利用料だけが対象になります。施設側に申請実績があるかどうかで手続きのスムーズさが変わるので、見学のときに「都の助成金を使った利用者はいますか」と聞いておくと確実です。フリースクールだーちゃは、公式サイトで申請実績があると明記しています。令和8年度の申請受付は令和9年2月12日までです。
2026年9月時点で、区の公式サイトからは確認できませんでした。東京都の不登校支援ポータルに掲載されている豊島区の公的支援の一覧にも、利用料の助成は挙がっていません。使えるのは東京都の月額最大2万円だけという前提で費用を見積もるのが安全です。ただし制度は年度ごとに変わるため、最新の状況は教育センター(03-3590-1251)にご確認ください。
2つあります。ひとつは中高生センタージャンプ(東池袋・長崎の2館)で、18歳未満かつ区内在住または区内の中学校・高校に在学していれば無料で利用できます。月〜金は10時から20時(中学生は19時まで)、土日は10時から18時です。初回に生徒証などを持って登録します。もうひとつは、だーちゃステーションの「だーちゃプラス」で、中学生から24歳までが無料で使えます。談話室や学習室で自分のペースで過ごしたり、ボランティアサークルに参加したりできます。
家から参加できる選択肢が、公的な側にも民間の側にもあります。公的な側では、柚子の木教室の「バーチャル柚子の木」。東京都教育委員会との連携で開設された仮想空間で、区から配布されたタブレットPCを使って家庭から参加できます。運営時間中は都のオンライン支援員と教室の職員が常駐しています。民間・オンラインの側では、NIJINアカデミーのメタバース校舎のように、顔も声も出さずチャットだけで参加できる場があります。また、豊島区の校内教育支援センターでは、学校と直接連絡が取れない生徒や保護者に対して家庭訪問や電話連絡を行うことが公式に書かれています。まずは担任の先生か、教育センター不登校対策支援グループ(03-3590-1251)に電話するところからで大丈夫です。
まとめ
豊島区は、公的な受け皿の設計がはっきりしている区です。校内教育支援センター → 柚子の木教室 → スリジエという三段の階段が公式に示され、スリジエの入級要件には柚子の木教室を経由することまで書かれています。この順路に乗れるなら、費用の面でも支援の厚みの面でも、まずここを検討する価値があります。校内教育支援センターは全区立中学校に設置済みで、令和8年2学期からは全区立小学校にも順次設置されます。今がちょうどその時期です。
同時に、豊島区はその階段に乗れない子のために、民間と組んでいます。だーちゃステーションを「豊島区と協働して運営する施設」と区が公式に書いているのは、23区でも珍しいことです。
そのうえで、区内で日中通える民間の場は、小学生ならフリースクールだーちゃ、中学生ならルネ中等部 池袋校と、学年で入口が分かれます。近隣区まで広げれば、西早稲田の東京YMCA「あっとY」、高田馬場のFromU Jiorama School、王子の東京シューレ王子が、いずれも池袋から15分ほどの距離にあります。都電荒川線を使えば、雑司が谷から王子まで乗り換えなしで行けます。
お金の面は、東京都の月額最大2万円がほぼ唯一の助成だと考えてください。豊島区独自の利用料助成は、区の公式サイトからは確認できませんでした。そして入会金・施設維持費・教材費は助成の対象外です。東京シューレ王子の入会金153,000円のような初期費用は、自分たちで用意することになります。
最後に、どこを選ぶにしても、出席扱いの可否を決めるのは在籍校の校長です。施設側に「実績はどのくらいありますか」「学校に渡す記録はどんな頻度で出ますか」を必ず聞いてください。フリースクールだーちゃのように、毎月の活動報告書を学校指定の様式に合わせて作ってくれるところもあります。
いま、どこにも通えていない時期であっても、それは何も進んでいないということではありません。家から参加できる場所も、午後から始まる時間割も、料理からはじまる教室も、この街にはあります。まずは見学や説明会を1つ予約するところからで大丈夫です。

NIJINアカデミーで自分らしさを取り戻した子どもたちと保護者が、自分の言葉で語ったインタビューです。
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2023年9月の開校から、累計900名を超える子どもたちが入学。
まずはLINEで、体験会の日程や学費を聞いてみませんか。
- 平日毎日ひらく、メタバース校舎
- 8〜10人の少人数クラス
- カメラ・マイクオフから参加OK
友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る
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