横浜市神奈川区のフリースクール10選|ハートフルの使い方と費用を比較【2026年】

神奈川県横浜市神奈川区のフリースクール10選 費用・助成・出席扱いのまとめ

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在籍900名超/出席認定 希望者の97%(しくみを見る)/少人数8〜10人制

神奈川区は横浜駅を抱える区です。鉄道はいくらでもある。それなのに、横浜市の教育支援センター「ハートフル」13拠点のうち、神奈川区にあるのは1つもありません。いちばん近い拠点でもJRか相鉄で数駅先です。ただし、ここには救いもあります。ハートフルの対象は「横浜市在住または横浜市立小中学校に在籍」であって、区で区切られていません。区内にないことは、使えないことを意味しないのです。いっぽうお金の話は厳しく、横浜市にフリースクール利用料の補助は確認できず、神奈川県が市町村を補助する事業にも横浜市は参加していません(実施は相模原・鎌倉・海老名・藤沢・葉山・二宮の6市町)。神奈川区とその周辺から通える10か所を、公式情報だけを出典にまとめました。
結論:横浜市神奈川区から通えるフリースクール選びの要点
  • 選択肢は10か所——横浜市神奈川区から通える学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——反町・横浜駅・桜木町の費用と制度を公式情報で比較(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 神奈川区・西区・港北区・鶴見区・保土ケ谷区・南区の10か所の、住所・対象・費用・開所日
  • ハートフル13拠点に神奈川区がゼロであること。それでも横浜市在住なら区をまたいで使えること
  • 横浜市に利用料補助がなく、県の市町村補助事業にも参加していないこと
  • 区内の民間3件のうち2件が通信制高校グループの「中等部」で、費用の幅が月100円台から5万円台まで開いていること

神奈川区でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 区内にハートフルはゼロ。でも「使えない」わけではありません

横浜市の教育支援センターは「ハートフル」という名前で、令和8年のパンフレットにハートフルスペース3か所・ハートフルルーム7か所・ハートフルセンター1か所・民間委託2か所の計13拠点が並んでいます。区の内訳を見ると、鶴見区・保土ケ谷区・都筑区・旭区・緑区・港南区・南区・泉区。神奈川区にある拠点は1つもありません。西区にも中区にもなく、横浜駅を中心とした都心部がまるごと空白です。

ここで多くの自治体なら「区外の施設は使えない」という話になります。この記事シリーズで取材してきた市町村の公的な教室は、ほぼ例外なく「その市に在籍する児童生徒」が入口の条件でした。ところが横浜市のハートフルの対象は「横浜市在住または横浜市立小中学校に在籍し」で、区による線引きがありません。神奈川区の子が鶴見区のハートフルスペースに通うことは、制度上ふつうに想定されています。

つまり神奈川区の課題は資格ではなく距離です。JR鶴見駅、相鉄上星川駅、地下鉄阪東橋駅。どれも通えない距離ではありませんが、毎週となると話が変わります。「どこなら続くか」を最初に考えることが、この区ではとくに効きます。

出典:横浜市 令和8年 横浜教育支援センター「ハートフル」(PDF)/横浜市 不登校児童生徒への支援について(2026年9月確認)

2. お金の支援は、横浜市では確認できません

神奈川県には「フリースクール等に通う子どもへの支援」という事業があります。ただしこれは県が保護者に直接払う制度ではなく、保護者を支援する市町村を県が補助する仕組みです。基準額は児童・生徒1人につき通所月数×1万円、補助率は3分の1。

肝心なのは、どの市町村がこれを実施しているかです。県のページに挙がっているのは相模原市・鎌倉市・海老名市・藤沢市・葉山町・二宮町の6市町で、横浜市は含まれていません。県のページは「お住まいの市町村が事業を実施している必要があります」と明記しています。さらに横浜市の公式サイトを見ても、フリースクール利用料の保護者向け補助は確認できませんでした。

政令指定都市だから対象外、という話ではありません。実施6市町には政令市の相模原市が入っています。横浜市が実施していない、というだけです。神奈川区に住んで民間施設に通うなら、費用は全額自己負担で見積もるのが前提になります。

出典:神奈川県 フリースクール等に通う子どもへの支援(市町村による取組を支援)(2026年9月確認)

保護者と先生が机を囲んで相談している様子

3. 横浜駅の周りは「中等部」が集まる場所です

横浜市教育委員会の居場所一覧で神奈川区を見ると、民間は3件。そのうちルネ中等部 横浜校(金港町)と第一学院中等部 横浜校(栄町)の2件が、通信制高校グループが運営する「中等部」です。隣の西区・桜木町にはクラーク国際中等部があります。横浜駅・桜木町というオフィス街に、高校の系列中等部が並んでいる構造です。

中等部は在籍中学校に籍を置いたまま通う形で、出席扱いや高校進学を見すえた設計になっています。そのぶん費用は月額で1万円台から5万円台まで。いっぽう地域に根ざした居場所型は、神奈川区のはるみやホーム(菅田町)と、港北区のSOWなど。はるみやホームの利用料は子ども1名100円です。

同じ「フリースクール」という言葉で、費用が500倍ちがう。神奈川区で探すときは、まず「学校の代わりになる場所」を探しているのか、「週に何時間か安心して過ごせる場所」を探しているのかを決めてから一覧を見るほうが、迷いません。

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【一覧表】横浜市神奈川区から通えるフリースクール10選

神奈川区とその周辺から通える10か所です。費用・対象・開所日は各施設の公式サイトまたは横浜市・神奈川県の公式資料に記載されている内容をそのまま掲載しています(2026年9月確認)。記載がない項目は「記載なし」「要問合せ」としています。

施設名市町村種別対象費用
① NIJINアカデミー横浜反町校神奈川区民間小〜中49,943円/月
② ルネ中等部 横浜校神奈川区民間(中等部)中学生13,800〜56,100円/月
③ 第一学院中等部 横浜校神奈川区民間(中等部)中学生年代記載なし
④ はるみやホーム神奈川区居場所・体験の場幼保〜高校生子ども100円/回
⑤ クラーク国際中等部 横浜西区民間(中等部)小6〜中3記載なし
⑥ SOW港北区居場所・親の会小・中ほか記載なし
⑦ フリースペースたんぽぽ鶴見区居場所学齢期の子ども記載なし
⑧ ハートフルスペース鶴見鶴見区公的市内在住・在籍記載なし
⑨ ハートフルスペース上星川保土ケ谷区公的市内在住・在籍記載なし
⑩ ハートフルみなみ南区公的(民間委託)市内在住の小・中記載なし
教室で手を挙げる子どもたち

神奈川区からハートフルを使うには|近い3拠点の比較と、利用までの流れ

横浜市の教育支援センター「ハートフル」は神奈川区に1つもありませんが、対象は「横浜市在住または横浜市立小中学校に在籍」で区による制限がありません。神奈川区から通いやすい3拠点と、見学から入室までの流れ、区内の民間の費用を表にまとめました。数字と記載は、上の一覧と同じく各自治体・各施設の公式情報に書かれている内容だけです(2026年9月確認)。

神奈川区から近いハートフル3拠点

神奈川区から通えるハートフル(公的)
拠点場所・アクセス過ごし方対象
⑧ ハートフルスペース鶴見鶴見区豊岡町27-1 豊岡小学校内/JR鶴見駅から徒歩6分ほど1回1時間半程度。同じ建物のハートフルルーム豊岡は9:30〜14:30頃横浜市在住または市立小中学校に在籍
⑨ ハートフルスペース上星川保土ケ谷区釜台町5-5号棟4階/相鉄線 上星川駅 徒歩4分1回1時間半程度同上(小学3年までは保護者の送迎が必須)
⑩ ハートフルみなみ(民間委託)南区浦舟町3-46 浦舟複合福祉施設9F/地下鉄 阪東橋駅 徒歩5分居場所・学習の両機能。時間と活動を自分で決めて利用横浜市在住の小学生・中学生

ハートフルを使うまでの5ステップ

見学から入室・出席の扱いまで
ステップやることポイント
① 見学を申し込む学校、または横浜教育支援センター(045-671-4637)に連絡見学は原則 毎週火曜・木曜の15時から
② 施設を見学する本人と一緒に雰囲気を見るスペース(短時間)とルーム(1日型)の違いを確かめる
③ 利用について相談する学校と横浜教育支援センターで、支援が適切かを相談本人の通室の意思と、安全に通えるかが要件
④ 申込み・入室面談申し込んで面談を受け、入室する小学3年までは保護者の送迎が必須
⑤ 通室の記録が学校へ施設が通室した日と活動内容を学校に伝える「学校長の判断で指導要録上の出席扱いにすることができます」

神奈川区内の民間|費用と通える日

神奈川区内の民間4か所の費用
施設(一覧の番号)通える日・時間費用
① NIJINアカデミー横浜反町校木曜 10:00〜15:00(ほかの平日はメタバース校舎)ハイブリッド通学(週1回)合計49,943円/月。初月のみ入学金33,000円
② ルネ中等部 横浜校昼の部 月・木・土 13:10〜16:45/夕方の部 水・木 17:00〜19:00受講料 昼 週1日37,400円〜・夕 週1日13,800円〜。入会金 昼50,000円・夕20,000円、設備費15,000円
③ 第一学院中等部 横浜校公式サイトに記載を確認できず公式サイトに記載を確認できず
④ はるみやホーム主に金曜 12:00〜17:00子ども1名100円(大人200円)

横浜市にはフリースクール利用料の保護者向け補助が確認できず、神奈川県の市町村補助事業にも参加していません。民間に通う場合は全額自己負担で見積もってください。

神奈川区内の4か所|反町・横浜駅・菅田町

市の居場所一覧に神奈川区として載っている3件と、反町駅前のリアル教室です。性格も費用もまったく違います。

① NIJINアカデミー横浜反町校

東急東横線の反町駅から徒歩1分。横浜駅からも徒歩15分、市営地下鉄ブルーラインの三ッ沢下町駅からは徒歩7分です。「横浜スタジオみんなのあそVIVA」の1・2階を使っています。毎週木曜日の10時〜15時、定員8名、対象は小学生〜中学生。

費用は教室ページに内訳まで出ていて、ハイブリッド通学(週1回)で合計49,943円。リアル校16,500円+メタバース23,760円+施設使用料1,683円に、月2回の調理実習材料費・製作費・運動プログラム代・農業体験費を含む8,000円が加わる形です。年払いならメタバース分が19,800円になります。初月のみ入学金33,000円。

木曜以外の平日は、自宅からメタバース校舎の授業に参加します。教室ページには通いやすいエリアとして神奈川区・西区・港北区・鶴見区のほか、川崎市中原区・幸区・高津区まで挙げられています。詳しくは記事の後半で紹介します。

所在地
〒221-0821 神奈川県横浜市神奈川区上反町2-16-7 横浜スタジオみんなのあそVIVA 1・2階
アクセス
東急東横線「反町駅」徒歩1分/横浜駅 徒歩15分/市営地下鉄ブルーライン「三ッ沢下町駅」徒歩7分
開校
毎週木曜日 10:00〜15:00
定員
8名
対象
小学生〜中学生
費用
ハイブリッド通学(週1回)合計49,943円/月。初月のみ入学金33,000円
連絡先
080-5380-4152
見学
毎週木曜日は各週2組限定のじっくり見学&相談デー
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー横浜反町校(2026年9月確認)

② ルネ中等部 横浜校

横浜駅きた東口から徒歩4分、金港町のビルにあります。ルネサンス高等学校グループの中等部で、対象は中学生。クラスはeスポーツクラスとベーシッククラス、それにオンラインクラスという構成です。

時間割がはっきりしています。昼の部は月・木・土の13時10分〜16時45分、夕方の部は水・木の17時〜19時。それぞれ週1日か週2日を選びます。午前に起きるのが難しい時期でも組みやすい時間帯です。

費用も公式サイトに金額が出ています。入会金は昼の部50,000円・夕方の部20,000円、設備費15,000円。受講料は月額で昼の部が週1日37,400円・週2日56,100円、夕方の部が週1日13,800円・週2日26,800円。ベーシッククラスを選ぶ場合は別途月6,000円です。出席扱いについては「在籍中学校との連携に基づき、学習の成果が出席扱いになったり、フリースクールとして認められる場合があります。」と記載されています。

なお横浜市の居場所一覧では所在地が「金港第二ビル2階」、公式サイトでは「横浜金港町第2ビル2-3F」と表記が異なります。この記事では施設公式の表記を採用しました。

所在地
〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町6-9 横浜金港町第2ビル2-3F
アクセス
「横浜駅」きた東口より徒歩4分
対象
中学生(季節講習会は小学5年生〜中学3年生対象)
開校
昼の部 月・木・土 13:10〜16:45/夕方の部 水・木 17:00〜19:00(週1日または週2日)
クラス
eスポーツクラス/ベーシッククラス/オンラインクラス
費用
入会金 昼50,000円・夕20,000円、設備費15,000円。受講料(月額)昼 週1日37,400円・週2日56,100円/夕 週1日13,800円・週2日26,800円。ベーシッククラス選択時は別途月6,000円
出席扱い
記載あり(「在籍中学校との連携に基づき、学習の成果が出席扱いになったり、フリースクールとして認められる場合があります。」)
電話
045-534-8706

出典:ルネ中等部 横浜校/横浜市 不登校児童生徒の居場所情報(PDF)(2026年9月確認)

机の上で細かい部品を使って作品をつくる手元

③ 第一学院中等部 横浜校

神奈川区栄町、横浜駅の東側にあります。第一学院高等学校グループの中等部で、対象は中学生年代(横浜市の居場所一覧では小学6年生〜中学3年生)。在籍中学校に籍を置いたまま通う形です。

この施設の特徴は、学習の記録が残る仕組みを出席扱いの根拠として設計している点です。公式サイトには「保護者からの申請による在籍中学校との連携に基づき、第一学院中等部での学習の成果が、中学校での出席として認められる可能性がある」とあり、あわせて「『すらら』『デジタル自分未来史ファイル』など、ICTを活用し、学習や活動の記録が残るプログラムを採用」していると明記されています。学校側が判断するときに、何を見て判断するのかがはっきりしている形です。

いっぽう学費・諸費用の金額は公式サイトで確認できませんでした。通学コースや通学日数も同様です。この記事では推測で数字を書きません。電話番号も市の一覧は「045-453-2152」、公式サイトのキャンパス一覧は「045-453-2154」と食い違っています。公式サイトの番号を掲載します。

所在地
神奈川県横浜市神奈川区栄町2-6
対象
中学生年代(横浜市の居場所一覧では小学6年生〜中学3年生)
開校
公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
費用
公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
出席扱い
記載あり(「保護者からの申請による在籍中学校との連携に基づき、第一学院中等部での学習の成果が、中学校での出席として認められる可能性がある」)
学習記録
「すらら」「デジタル自分未来史ファイル」などICTを活用し、学習や活動の記録が残るプログラムを採用
電話
045-453-2154(横浜市の居場所一覧では045-453-2152)

出典:第一学院中等部 出席扱い・成績評価/第一学院中等部 キャンパス一覧(2026年9月確認)

④ はるみやホーム

神奈川区菅田町の、地域に開かれた居場所です。学校型のフリースクールではなく、手しごと・ものづくり体験と、地域・福祉・交流の社会体験の場として運営されています。種別が違うので、比べるときは同じ土俵に乗せないでください。

開放は「主に平日金曜日、不定期開放有、開放時間 12:00〜17:00」。加えて「個別曜日時間土日祝日対応可」とあります。横浜市の居場所一覧では対象を幼保〜高校生としており、公式サイトは「大人さんも子どもさんも」という書き方です。

特筆すべきは費用で、大人1名200円、子ども1名100円(麦茶フリードリンク・軽菓子付き)。カフェコーナーを使う場合は別途300円、手しごと・ものづくり体験は別途材料費です。出席扱いについての記載は確認できませんでした。週に一度、家の外で人と過ごす時間をつくる、という使い方に向いた場所です。

所在地
神奈川県横浜市神奈川区菅田町1018-25
種別
居場所・体験の場(学校型のフリースクールではありません)
対象
幼保〜高校生(横浜市の居場所一覧)。公式サイトは「大人さんも子どもさんも」
開所
主に平日金曜日 12:00〜17:00(不定期開放あり/個別に土日祝日対応可)
費用
大人1名200円・子ども1名100円(麦茶フリードリンク・軽菓子付き)。カフェコーナー利用は別途300円、体験は別途材料費
内容
手しごと・ものづくり体験、地域・福祉・交流の社会体験
出席扱い
公式サイトに記載を確認できず
電話
090-8512-3666(横浜市の居場所一覧)

出典:はるみやホーム/横浜市 不登校児童生徒の居場所情報(PDF)(2026年9月確認)

車座になって活動する子どもたち

横浜駅・新横浜から近い区外の民間3か所

神奈川区から1〜3駅の範囲です。桜木町の中等部、岸根公園の居場所、鶴見のフリースペース。

⑤ クラーク国際中等部 横浜キャンパス

JR桜木町駅から徒歩5分、クラーク記念国際高等学校の建物内にあります。反町駅から横浜駅経由で数分の距離です。公式サイトが自ら「小学6年生から中学3年生を対象としたフリースクールです」と書いており、種別があいまいになりません。

コースは3つ。全日型コース(通学)、クラークスマートⅡ(通学+オンライン)、クラークスマートⅠ(オンライン+通学)です。通学とオンラインの比率を変えられる設計で、「まず週1回から」「しばらくは家から」といった組み方ができます。クラーク記念国際高等学校と連携した「未来先取り教育」を掲げ、コーチング面談を通した個別支援を行うとしています。

キャンパスページには課外活動(アスレチック・動物園・トランポリン)、美術授業、理科授業、eスポーツ大会といった活動が並んでいます。学費の金額はキャンパスページで確認できませんでした。入学までの流れは、説明会・個別相談・授業体験→入学前面談→入学です。

所在地
〒220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町4-17-1(クラーク記念国際高校 建物内)
アクセス
JR「桜木町駅」より徒歩5分
対象
小学6年生〜中学3年生
コース
全日型コース(通学)/クラークスマートⅡ(通学+オンライン)/クラークスマートⅠ(オンライン+通学)
費用
キャンパスページに記載を確認できず(要問合せ)
出席扱い
キャンパスページに記載を確認できず
電話
045-641-8516(平日9:00〜17:00)

出典:クラーク国際中等部 横浜キャンパス(2026年9月確認)

⑥ SOW

学校に行きづらい子どもと保護者のための居場所です。神奈川県の公式ポータル「さぽなびかながわ」に取り上げられており、活動場所は市営地下鉄ブルーラインの岸根公園駅から徒歩3分の「COCOしのはら」。横浜市の居場所一覧では港北区篠原町1077と記載されています。反町駅から地下鉄で数駅の範囲です。

開所は毎週火曜日の12時〜17時(県のページには、実際の利用は12時〜15時と併記されています)。主な対象は小学生・中学生で、高校生や大学生の来訪もあるとされています。

活動はボードゲームや工作のほか、料理体験「はらぺこ料理倶楽部」、ヤギとの触れ合いイベント、農業体験など。子どもの居場所と親の会が同じ団体のなかにあるのがこの団体の形です。費用についての記載は、県・市いずれの公式資料でも確認できませんでした。なお横浜市の一覧に載るURLと実際のサイトのURLに表記の違いがあります。

所在地
神奈川県横浜市港北区篠原町1077(活動場所「COCOしのはら」=地下鉄ブルーライン「岸根公園駅」徒歩3分)
種別
フリースペース・親の会
対象
学校に行きづらい子どもと保護者(小学生・中学生が主。高校生・大学生の来訪もあり)
開所
毎週火曜日 12:00〜17:00(県ページには実際の利用は12:00〜15:00と併記)
費用
公式資料に記載を確認できず(要問合せ)
内容
ボードゲーム・工作、料理体験「はらぺこ料理倶楽部」、ヤギとの触れ合い、農業体験、親の会、情報発信
出席扱い
公式資料に記載を確認できず

出典:神奈川県 さぽなびかながわ「SOW」/横浜市 不登校児童生徒の居場所情報(PDF)(2026年9月確認)

校外学習で機材をのぞき込む子どもたち

⑦ NPO子どもと共に歩む フリースペースたんぽぽ

鶴見区佃野町にあるフリースペースです。JR鶴見駅の周辺で、神奈川区からはJR京浜東北線で数駅。横浜市教育委員会の居場所一覧に対象「学齢期の子ども(小学生〜大学生あたり)」として掲載されています。

ただし公式サイトは本記事の作成時点(2026年9月)で表示を確認できませんでした。そのため開所日時・費用・活動内容・出席扱いについては、公式情報として確認できたものがありません。この記事では推測で埋めることはしません。掲載されている電話番号(045-834-7970)から直接お問い合わせください。

なお横浜市の居場所一覧は、「横浜市教育委員会が実施したアンケートにおいてウェブサイトへの掲載に同意いただいた団体」を載せたもので、市が保証・推薦するものではないと明記されています。掲載は同意ベースなので、載っていない施設が区内にないとは限りません。

所在地
神奈川県横浜市鶴見区佃野町1-7-202
種別
フリースペース(NPO)
対象
学齢期の子ども(小学生〜大学生あたり)
開所
公式情報として確認できず(要問合せ)
費用
公式情報として確認できず(要問合せ)
出席扱い
公式情報として確認できず
電話
045-834-7970
備考
公式サイトは2026年9月時点で表示を確認できませんでした

出典:横浜市 不登校児童生徒の居場所情報(PDF)(2026年9月確認)

ステージでダンスを披露する子ども

区外にある公的な「ハートフル」3か所|神奈川区の子も使えます

神奈川区に拠点はありませんが、横浜市在住または市立小中学校に在籍していれば対象です。神奈川区から近い順に3か所を挙げます。

⑧ 横浜教育支援センター ハートフルスペース鶴見

鶴見区豊岡町、豊岡小学校の中にあります。JR鶴見駅から徒歩6分ほど。同じ建物にハートフルルーム豊岡もあり、スペースとルームが1か所にそろっている拠点です。神奈川区からはJR京浜東北線で2駅、乗り換えなしで着きます。

スペースとルームは役割が違います。ルームは9時半〜14時半頃で、学校の1日に近い形。スペースは1回1時間半程度で、短い時間から慣れていく形です。ハートフルスペース鶴見の活動として、市の資料には「スポーツ活動をしたり、創作活動を行ったりしています」「近くの公園でスポーツをすることもあります」と書かれています。

利用の流れは施設見学→利用についての相談→申込み→入室面談・入室。見学は「原則毎週火曜日・木曜日の15時から」で、学校または横浜教育支援センター(045-671-4637)に申し込みます。費用についての記載はパンフレットにありません。

所在地
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町27-1 豊岡小学校内
アクセス
JR「鶴見」駅から徒歩6分ほど
種別
公的(横浜市教育委員会)
対象
横浜市在住または横浜市立小中学校に在籍する児童生徒(区による制限なし)。本人の通室の意思、安全に通室できる状態、学校と横浜教育支援センターの相談による判断が要件
開室
スペースは1回1時間半程度(同じ建物のハートフルルーム豊岡は9:30〜14:30頃)
費用
パンフレットに記載なし
内容
スポーツ活動・創作活動。近くの公園でスポーツをすることもあり
出席扱い
記載あり(「学校長の判断で指導要録上の出席扱いにすることができます」)
申込
施設見学→利用についての相談→申込み→入室面談・入室(見学は学校または横浜教育支援センター 045-671-4637へ)

出典:横浜市 令和8年 横浜教育支援センター「ハートフル」(PDF)/横浜市 不登校児童生徒への支援について(2026年9月確認)

⑨ 横浜教育支援センター ハートフルスペース上星川

保土ケ谷区釜台町、相鉄線の上星川駅から徒歩4分。横浜駅から相鉄本線で数駅なので、神奈川区からは横浜駅乗り換えの1ルートで行けます。反町駅から歩いて横浜駅に出る動線と相性がよい拠点です。

対象・申込の流れ・出席の取扱いは、市内のハートフル共通です。対象は「横浜市在住または横浜市立小中学校に在籍し」ていること。加えて本人の通室の意思が確認できていること、安全に通室できる状態であること(小学3年までは保護者の送迎が必須)、学校と横浜教育支援センターで相談して支援が適切と判断されていることが挙げられています。

出席については、市のパンフレットが「それぞれの施設から、お子さんの通室した日や活動内容を学校に伝えています。学校長の判断で指導要録上の出席扱いにすることができます。」と明記しています。通室記録を施設側が学校に渡す仕組みが、制度としてすでに組まれている形です。

所在地
神奈川県横浜市保土ケ谷区釜台町5-5号棟4階
アクセス
相鉄線「上星川駅」徒歩4分
種別
公的(横浜市教育委員会)
対象
横浜市在住または横浜市立小中学校に在籍する児童生徒(区による制限なし)。小学3年までは保護者送迎が必須
開室
スペースは1回1時間半程度
費用
パンフレットに記載なし
出席扱い
記載あり(「それぞれの施設から、お子さんの通室した日や活動内容を学校に伝えています。学校長の判断で指導要録上の出席扱いにすることができます。」)
申込
施設見学→利用についての相談→申込み→入室面談・入室

出典:横浜市 令和8年 横浜教育支援センター「ハートフル」(PDF)(2026年9月確認)

グラウンドで体を動かして遊ぶ子どもたち

⑩ ハートフルみなみ(民間委託)

南区浦舟町、浦舟複合福祉施設の9階にあります。地下鉄阪東橋駅から徒歩5分。神奈川区からは横浜駅で乗り換えて市営地下鉄ブルーラインという動線です。距離はありますが、この拠点には他とは違う点があります。

運営しているのはNPO法人 教育支援協会南関東で、横浜市教育委員会から受託して2017年から運営しています。公的な教育支援センターでありながら、日々の運営は民間団体が担う形です。対象は「横浜市在住の小学生・中学生」。

内容は「居場所・学習の両機能を備え、自分の意志で、時間・活動内容を決めて利用できる環境」とされ、体験活動や人との関わりのなかで社会的自立を目指すと説明されています。開室日時と費用は、受託団体のページでは確認できませんでした。電話は045-243-6840(月〜金10:00〜17:00)です。なお市内には、泉区にも民間委託型の「ハートフル西部」があります。

所在地
神奈川県横浜市南区浦舟町3-46 浦舟複合福祉施設9F
アクセス
地下鉄「阪東橋駅」徒歩5分
種別
公的(横浜市教育委員会からの委託事業)
運営
NPO法人 教育支援協会南関東(2017年より受託運営)
対象
横浜市在住の小学生・中学生
開室
受託団体のページに記載を確認できず(要問合せ)
費用
受託団体のページに記載を確認できず(要問合せ)
内容
居場所・学習の両機能を備え、自分の意志で時間・活動内容を決めて利用できる環境
電話
045-243-6840(月〜金 10:00〜17:00)

出典:教育支援協会南関東 ハートフルみなみ/横浜市 令和8年 横浜教育支援センター「ハートフル」(PDF)(2026年9月確認)

校外学習で施設に向かって歩く子どもたち

横浜市・神奈川県の支援制度|お金は出ないが、県はオンラインの居場所を持っています

横浜市・神奈川県の公式資料で確認できた内容を整理します。神奈川区の家庭にとって重いのは、利用料の補助がどこにも見当たらないことです。そのかわり、県が用意している支援がひとつあります。

自治体確認できた内容
横浜市教育支援センター「ハートフル」13拠点(スペース3・ルーム7・センター1・民間委託2)を設置。対象は「横浜市在住または横浜市立小中学校に在籍し」で区による制限なし。神奈川区に拠点はなし。出席は「学校長の判断で指導要録上の出席扱いにすることができます」。フリースクール利用料の保護者向け補助は市公式サイトで確認できず
神奈川県
(補助)
「フリースクール等に通う子どもへの支援」は県が市町村を補助する仕組み。基準額は児童・生徒1人につき通所月数×1万円、補助率3分の1。実施は相模原市・鎌倉市・海老名市・藤沢市・葉山町・二宮町の6市町で、横浜市は含まれない。「お住まいの市町村が事業を実施している必要があります」と明記
神奈川県
(メタバース)
メタバースを活用した居場所を令和8年6月1日〜令和9年2月末(予定)で実施。対象は「学校に登校することや、家から出ることが難しい神奈川県在住の児童・生徒」=横浜市在住の子も対象。平日13時30分〜16時30分。フリースクール等のスタッフが支援。案内は在籍学校やフリースクール経由のほか、不登校相談会・進路情報説明会でも。費用の記載なし
横浜市の
居場所一覧
市教育委員会が民間の居場所情報を公表。ただし掲載は「横浜市教育委員会が実施したアンケートにおいてウェブサイトへの掲載に同意いただいた団体」で、市が保証・推薦するものではないと明記。同意ベースなので網羅的ではありません
同じ神奈川県内でも、市境で月1万円の差が出ます

県の補助は通所月数×1万円を基準額とし、その3分の1を県が市町村に補助する形です。保護者が実際にいくら受け取れるかは市町村の制度によりますが、そもそも横浜市はこの事業を実施していません。
鎌倉市・藤沢市・海老名市に住んでいれば入口があり、横浜市に住んでいるとない。政令市だから外れているのではありません——実施6市町には政令市の相模原市が入っています。横浜市が実施していない、それだけの違いです。

県は「オンラインの居場所」を公的に持っています

見落とされがちですが、神奈川県は令和8年度もメタバースを活用した居場所を運営しています(令和8年6月1日〜令和9年2月末予定、平日13時30分〜16時30分)。対象は県内在住の児童・生徒なので、横浜市の子どもも使えます。
ここで大事なのは、県という公的機関が「家から出られない時期の居場所」としてオンラインを正式に位置づけているという事実です。オンラインは代用品ではなく、制度のなかに置かれた選択肢になっています。案内は在籍学校やフリースクール経由なので、学校に相談するときに聞いてみてください。

出典:横浜市 不登校児童生徒への支援について/神奈川県 フリースクール等に通う子どもへの支援/神奈川県 メタバースを活用した居場所について(2026年9月確認)

校外学習に出かけた子どもたちとスタッフ
NIJINアカデミーの校外活動で笑顔を見せる不登校を経験した子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 900名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

NIJINアカデミー横浜反町校を、もう少し詳しく

反町駅から徒歩1分、「横浜スタジオみんなのあそVIVA」の1・2階にある教室です。毎週木曜日の10時〜15時、定員8名。対象は小学生から中学生までです。

この記事で見てきたとおり、神奈川区は公的な拠点が区内になく、利用料の補助もない区です。そのかわり交通の便だけは飛び抜けている。横浜反町校は、その横浜駅から歩ける距離にあるリアル教室です。教室ページには通いやすいエリアとして横浜市内の15区と、川崎市の7区が挙げられています。

費用は内訳まで公開されています。ハイブリッド通学(週1回)で合計49,943円——リアル校16,500円、メタバース23,760円、施設使用料1,683円、そして月2回の調理実習材料費・製作費・運動プログラム代・農業体験費を含む8,000円。この区の民間施設は費用を公開していないところが多いので、総額を事前に計算できることは比較のうえで意味があります。年払いにするとメタバース分が19,800円になります。

そしてもうひとつの柱が、リアル教室とメタバース校舎の組み合わせです。開校は木曜日ですが、それ以外の平日は自宅からメタバース校舎の授業に参加できます。区内の中等部や港北区のSOW(火曜)と曜日が重ならないので、週のなかで「行く日」と「家から参加する日」を設計する材料として見てみてください。見学は毎週木曜、各週2組限定です。

NIJINアカデミー横浜反町校の教室の様子
所在地
〒221-0821 神奈川県横浜市神奈川区上反町2-16-7 横浜スタジオみんなのあそVIVA 1・2階
アクセス
東急東横線「反町駅」徒歩1分/横浜駅 徒歩15分/市営地下鉄ブルーライン「三ッ沢下町駅」徒歩7分
開校
毎週木曜日 10:00〜15:00
定員
8名
対象
小学生〜中学生
費用
ハイブリッド通学(週1回)合計49,943円/月(リアル校16,500円+メタバース23,760円+施設使用料1,683円+8,000円)。年払いでメタバース分19,800円。初月のみ入学金33,000円
連絡先
080-5380-4152
見学
毎週木曜日は各週2組限定
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー横浜反町校(2026年9月確認)

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

神奈川区は、ここまで見てきたとおり区内に公的な拠点がなく、市にも県にも使える補助がない区です。そのうえで交通の便はよい。だから「通おうと思えば通える、でも毎週続くかは別問題」という迷い方になりやすい地域です。

実際、区内の民間はほとんどが週1〜2日です。ルネ中等部は昼の部が月・木・土、夕方の部が水・木。反町校は木曜。SOWは火曜。どれを選んでも、平日の大半は家で過ごす時間が残ります。神奈川県が公的にメタバースの居場所を持っているのも、この時間をどうするかという課題が広く共有されているからでしょう。

NIJINアカデミーのメタバース校舎は、その残りの時間のための選択肢です。平日は毎日開いていて、月100コマの授業から受けたいものを選べます。移動がないので、送迎の事情にも体調の波にも左右されにくい。顔も声も出さず、チャットだけの参加から始められます。

反町の教室に行く日と、家から参加する日を組み合わせる。補助のない地域だからこそ、総額を見ながら設計できる形として、候補に入れてみてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎で行われているオンライン授業の画面
メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

進路講演会で校長のタツローが話した回です。中学卒業後の進路をどう考えるか、迷っている時期にこそ見ていただきたい内容です。

出席扱いを相談するときの進め方

ノートパソコンでオンライン授業に参加する子どもたち

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 市町村の教育委員会 学校教育課に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、市町村教委が実質的な窓口です。市役所の代表番号から「教育委員会 学校教育課」につないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を必ず確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です

よくある質問

神奈川区に住んでいます。まずどこに相談すればいいですか?
在籍校の担任の先生と、横浜教育支援センター(045-671-4637)です。ハートフルの見学は「原則毎週火曜日・木曜日の15時から」で、学校または横浜教育支援センターに申し込みます。利用の流れは、施設見学→利用についての相談→申込み→入室面談・入室です。神奈川区に拠点はありませんが、横浜市在住または市立小中学校に在籍していれば、市内のどの拠点も対象になります。
神奈川区にハートフルがないのに、鶴見区や南区の拠点に通えるのですか?
通えます。横浜市のパンフレットは対象を「横浜市在住または横浜市立小中学校に在籍し」と定めており、区による制限を設けていません。神奈川区から近いのは、JR京浜東北線で数駅のハートフルスペース鶴見(鶴見区豊岡町・豊岡小学校内)と、相鉄線で横浜駅乗り換えのハートフルスペース上星川(保土ケ谷区釜台町)です。ただし通室の意思が確認できていること、安全に通室できる状態であること(小学3年までは保護者送迎が必須)、学校と横浜教育支援センターで相談して支援が適切と判断されていることが要件です。
フリースクールの費用に補助はありますか?
横浜市の公式サイトには、フリースクール利用料の保護者向け補助が確認できませんでした。神奈川県の「フリースクール等に通う子どもへの支援」は県が市町村を補助する仕組みで、実施しているのは相模原市・鎌倉市・海老名市・藤沢市・葉山町・二宮町の6市町です。横浜市は含まれておらず、県のページも「お住まいの市町村が事業を実施している必要があります」と明記しています。神奈川区在住で民間施設に通う場合、費用は全額自己負担で見積もってください。
費用が分かる施設はどこですか?
ルネ中等部 横浜校(入会金 昼50,000円・夕20,000円、設備費15,000円、受講料は月額13,800円〜56,100円)、NIJINアカデミー横浜反町校(ハイブリッド通学 合計49,943円/月)、はるみやホーム(子ども1名100円)の3か所です。第一学院中等部・クラーク国際中等部は公式サイトで金額を確認できず、SOW・たんぽぽ・ハートフル各拠点も公式資料に費用の記載がありませんでした。
見つけたものを見せてくれる子どもたち
オンラインで受けられる公的な支援はありますか?
神奈川県が、メタバースを活用した居場所を令和8年6月1日から令和9年2月末(予定)まで運営しています。対象は「学校に登校することや、家から出ることが難しい神奈川県在住の児童・生徒」で、横浜市に住んでいる子どもも含まれます。開設は平日の13時30分から16時30分まで、フリースクール等のスタッフが支援にあたります。案内は在籍学校やフリースクール経由のほか、不登校相談会・進路情報説明会でも行われているので、学校に相談する際に聞いてみてください。
この記事の情報は最新ですか?
2026年9月時点で、横浜市・神奈川県の公式資料および各施設の公式サイトを確認して作成しています。なおルネ中等部の所在地表記(市の一覧「金港第二ビル2階」/公式「横浜金港町第2ビル2-3F」)と第一学院中等部の電話番号(市の一覧045-453-2152/公式045-453-2154)は、市の一覧と施設公式で食い違っていました。この記事は施設公式を採用しています。費用や開所日は変更されることがあるため、見学のお申し込み前に必ず各施設へ直接ご確認ください。

まとめ

神奈川区とその周辺から通える10か所を見てきました。選び方の軸は次の3つです。

神奈川区での選び方
  • まず公的な相談から始めるなら——ハートフルスペース鶴見(JRで数駅)かハートフルスペース上星川(横浜駅乗り換え)。区内にはありませんが、横浜市在住なら対象です
  • 費用を先に知りたいなら——金額を公開しているルネ中等部 横浜校、NIJINアカデミー横浜反町校、はるみやホームの3か所。月100円台から5万円台まで開きがあります
  • 出席扱いを重視するなら——ハートフル(「学校長の判断で指導要録上の出席扱いにすることができます」)と、学習記録の仕組みを明記している第一学院中等部

神奈川区は、資格の壁はないのに、拠点の壁とお金の壁がある区です。市内のどの拠点も使えるのに区内にはひとつもなく、県の補助事業に横浜市は参加していない。そのかわり、横浜駅という国内有数の結節点が歩ける距離にあります。移動のしやすさを、通い続けられるかどうかに換算して考える——それがこの区での現実的な選び方です。そのうえで、行く日と家から参加する日をどう組むか。見学は複数行ったほうが判断しやすくなりますし、費用も学校への報告の形式も、聞いてみないと分からない施設が多い地域です。

自分で作ったパンを食べる子ども
NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

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