「何を言っても泣いてしまう」「学校のことを聞くと黙り込む」「急に怒り出して手がつけられない」。情緒が不安定な子どもを前にすると、どう接すればいいのかわからなくなる瞬間があります。
情緒障害の子への関わりで大切なのは、気持ちを直そうとするのではなく、安心できる条件を増やしていくことです。特別な技術は必要ありません。
この記事では、家庭と学校でできる対応を10のコツにまとめ、場面別の声かけ、避けたい言葉、学校に頼める配慮、そして保護者自身の休み方までを具体的に紹介します。
- 最初にすることは、叱ることでも励ますことでもなく安心の確保
- 行動の前にある「きっかけ」を探すと対応が見えてくる
- 落ち着いているときの関わりが、荒れたときの関わりより効果が大きい
- 学校には診断名より「困る場面とうまくいく条件」を伝える
- 保護者が休む時間をつくることも対応のひとつ
接し方の前に知っておきたいこと
文部科学省は情緒障害を、情緒の現れ方が偏っていたり激しかったりする状態を自分の意思ではコントロールできないことが続き、学校生活や社会生活に支障が出ている状態と説明しています。ここで大事なのは「自分の意思ではコントロールできない」という部分です。
泣く、黙る、怒る、動けなくなる。こうした姿は、わざとやっているのでも、甘えているのでもありません。本人も困っていて、どうにもできない状態です。この前提に立つと、「どうやめさせるか」ではなく「どうすれば楽になるか」という問いに変わります。
情緒障害の定義や原因については、専門ページの情緒障害とはと情緒障害の原因でくわしく説明しています。
- 行動には必ず理由があり、本人なりの精いっぱいである
- 変えるのは子どもの気持ちではなく、周りの環境と関わり方
- すぐに結果を求めず、月単位の変化を見る
家庭でできる接し方5つのコツ
まずは家庭です。家は、子どもが外で使い切ったエネルギーを回復させる場所です。ここで安心できるかどうかが、すべての土台になります。
どれかひとつから始めてください
「いやだったんだね」「こわかったね」と、気持ちを言葉にして返します。解決策を伝えるのはそのあとです。
予定の変更や初めての場所は、不安のもとになります。前日までに、何をどの順番でするかを伝えます。
ひとりになれる場所を家の中につくります。そこにいるあいだは話しかけないと約束します。
「どうしたいの」ではなく「AとBならどっちがいい」と、二つから選べる形で聞きます。
「起きられたね」「着がえたね」と、できたことをそのまま言葉にします。大げさにほめなくて大丈夫です。
五つのうち、最初に取り入れやすいのは「気持ちを先に受け止める」です。子どもが泣いているとき、大人はつい理由を聞いたり、解決策を示したりしたくなります。しかし気持ちが高ぶっている最中は、言葉が頭に入りません。まず気持ちを言葉にして返すだけで、落ち着くまでの時間が短くなることがあります。
学校でできる接し方5つのコツ
次に学校です。先生に直接お願いする内容でもあるので、面談の前に目を通しておくと役立ちます。
担任の先生と共有したい内容です
指名の順番を事前に伝える、うなずきや筆談での参加を認めるなど、参加の形を広げます。
つらくなったら行ける場所を決め、合図を決めておきます。保健室や別室が候補になります。
一日の流れや活動の終わりを黒板やカードで示します。変更は早めに伝えます。
みんなの前で注意されることは強い不安につながります。近くで小さな声で伝えます。
担任に限らず、養護教諭や支援員など、本人が話しやすい大人を一人決めておきます。
学校での支援の全体像は情緒学級とはでも紹介しています。通常学級にいながら受けられる配慮もあれば、通級による指導や情緒学級といった別の学びの場もあります。

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場面別の声かけと対応
ここからは、よくある場面ごとに具体的な対応を見ていきます。大人の言葉ひとつで、子どもの反応が変わることがあります。
| 場面 | 避けたい声かけ | 言いかえの例 |
|---|---|---|
| 朝、動けない | 「早くしなさい」「また休むの」 | 「今日はどこまでできそう?」 |
| 学校の話をしない | 「何があったの、話しなさい」 | 「話したくなったら聞くね」 |
| かんしゃくの最中 | 「いい加減にしなさい」 | (安全を確保して、落ち着くまで待つ) |
| 宿題に手がつかない | 「みんなやってるよ」 | 「最初の1問だけ一緒にやろうか」 |
| 失敗して落ち込む | 「気にしすぎだよ」 | 「くやしかったね」 |
| 人前で話せない | 「あいさつくらいしなさい」 | (代わりに親があいさつし、あとで責めない) |
かんしゃくやパニックが起きたとき
気持ちが爆発しているときにできることは、多くありません。優先するのは安全です。周りの物をどけ、きょうだいを別の部屋に移し、大人は少し距離をとって見守ります。説得や質問は、落ち着いてからにします。
落ち着いたあとに「どうしてあんなことをしたの」と問い詰めるのは避けてください。本人も理由がわからないことが多く、責められた記憶だけが残ってしまいます。
黙り込んでしまうとき
話さない、答えないという姿は、反抗ではなく、強い緊張や不安のあらわれであることがあります。とくに家では話せるのに学校で話せない場合は、選択性かん黙(場面緘黙)の可能性もあります。
話すことを求めないのが基本です。うなずく、指をさす、カードを見せる、紙に書くなど、声を使わない伝え方を認めます。「話せたらごほうび」といった約束は、かえって負担を大きくするので避けましょう。
登校をしぶるとき
朝になると腹痛や頭痛を訴える、玄関で動けなくなる。こうしたサインが出ているときに無理に登校させると、学校そのものへの恐怖が強まることがあります。まずは休ませ、落ち着いた時間に「何がいちばんつらいか」を聞いてみてください。答えられなくてもかまいません。
学校を休んでいるあいだの過ごし方や、情緒学級でも通えなくなった場合の考え方は情緒学級でも不登校になるのはなぜで取り上げています。
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年齢別に見る接し方のポイント
同じ情緒の不安定さでも、年齢によって関わり方の重心は変わります。子どもの発達段階に合わせて、大人の立ち位置を少しずつ変えていきましょう。
| 時期 | 子どもの様子 | 関わり方のポイント |
|---|---|---|
| 幼児期 | 言葉で気持ちを伝えにくく、泣く・かたまるで表現する | 気持ちを代わりに言葉にする。生活の流れを毎日そろえる |
| 小学校低学年 | 学校と家で様子がちがう。朝の不調が出やすい | 帰宅後は質問を控え、まず休ませる。予定は絵や表で見せる |
| 小学校高学年 | 周りとの違いを気にしはじめ、自信を失いやすい | 結果より過程を言葉にする。本人の意見を聞いて決める |
| 中学生 | 親に話さなくなる。昼夜逆転や部屋にこもることがある | 干渉を減らし、食事など日常の接点を保つ。第三者の大人を頼る |
幼児期から低学年は大人が気持ちを言葉にする
この時期の子どもは、自分の中で起きていることを言葉にできません。「くやしかったね」「びっくりしたね」と大人が言葉をつけていくことで、少しずつ自分の気持ちに名前をつけられるようになります。気持ちに名前がつくと、泣く・たたく以外の方法で伝えられるようになっていきます。
また、毎日の流れをそろえることも効果があります。起きる時間、食事、入浴、寝る時間がほぼ同じだと、次に何が起きるかを予想でき、不安が小さくなります。
高学年から中学生は本人と一緒に決める
学年が上がると、大人が決めたことに従うだけでは納得できなくなります。学校への配慮の依頼も、休む日の過ごし方も、本人の意見を聞いたうえで一緒に決めることが大切です。「先生にどこまで伝えていい?」と確認するだけでも、子どもは自分が尊重されていると感じます。
中学生になると、親には話さないことが増えます。これは成長の一部でもあるので、無理に聞き出す必要はありません。スクールカウンセラー、塾や習い事の先生、親せきなど、親以外に話せる大人が一人いることが大きな支えになります。中学校での支援については中学校の情緒学級はどんな場所でも紹介しています。
やってしまいがちな5つの対応
よかれと思ってした対応が、かえって不安を強めてしまうことがあります。当てはまるものがあっても、自分を責める必要はありません。気づいたところから少しずつ変えていけば十分です。
| やってしまいがちな対応 | 起きやすいこと | 代わりにできること |
|---|---|---|
| 理由をくり返し問い詰める | 本人も説明できず、黙り込む | 「答えられたらでいいよ」と伝えて待つ |
| ほかの子やきょうだいと比べる | 自信が下がり、挑戦を避けるようになる | 以前の本人と比べて、変化を伝える |
| ごほうびや罰で動かそうとする | できなかったときに不安と自己否定が強まる | できた事実だけを言葉にする |
| 先回りしてすべて代わりにやる | 自分で決める経験が減る | 二つの選択肢から選んでもらう |
| 大人の対応が日によって変わる | 何が正しいのかわからず混乱する | 家族で対応の方針をそろえる |
とくに「大人の対応が日によって変わる」は、気づきにくい点です。昨日は許されたことが今日は叱られる、父と母で言うことがちがう。こうした状態は、子どもにとって見通しが立たない環境になります。家族で話し合い、最低限のルールを三つほどに絞ってそろえておくと、子どもも大人も楽になります。
きっかけを見つける記録のつけ方
対応を考えるうえでいちばん役に立つのが、行動の前後を記録することです。行動だけを見ていると「突然怒り出した」としか見えませんが、前後を書き出すと、きっかけが見えてきます。
| 書くこと | 内容 | 記入例 |
|---|---|---|
| 前 | 直前に何があったか | ゲームの途中で「お風呂に入って」と言われた |
| 行動 | 見たままの様子 | コントローラーを投げて泣いた |
| 後 | 周りがどう対応し、どうなったか | 10分ほど一人にしたら落ち着いた |
この三つを1週間ほど書きためると、「予定の切りかえ」「大きな音」「急な指名」など、共通するきっかけが浮かび上がります。きっかけがわかれば、前もって伝える、時間に余裕をもたせるといった予防ができます。起きてから対応するよりも、起きにくくする工夫のほうが、親子ともに負担が小さくなります。

落ち着いているときの関わりが土台になる
荒れているときの対応にばかり目が向きがちですが、効果が大きいのは落ち着いているときの関わりです。安心の貯金は、何も起きていない時間に増えていきます。
- 1日10分、子どもの好きなことに付き合う時間をつくる
- 指示や質問をせず、子どもの話や遊びをそのまま聞く
- 気持ちを表す言葉を、絵カードや表情の絵で一緒に確認する
- つらくなったときの合図を、親子で決めておく
とくにおすすめなのが、1日10分の「口出しをしない時間」です。子どもが選んだ遊びに、指示も評価もせずに付き合います。短い時間でも、毎日続くことで「この人は自分の味方だ」という感覚が育ちます。この感覚があると、つらいときに大人を頼りやすくなります。
学校に伝えるときのまとめ方
学校への相談では、診断名や「情緒障害かもしれない」という言葉だけを伝えても、具体的な配慮にはつながりません。伝えたいのは次の三点です。
| 伝えること | 具体例 |
|---|---|
| 困る場面 | 全校集会、音読、給食、急な時間割変更 |
| そのときの様子 | かたまる、泣く、教室を出る |
| うまくいく条件 | 事前に流れを伝える、出入口に近い席、別室で過ごす |
そのうえで、学校にお願いできる配慮を相談します。障害のある子への合理的配慮は、学校が本人や保護者と話し合いながら検討することになっています。
| 相談しやすい配慮の例 | 内容 |
|---|---|
| 座席 | 出入口の近く、または先生の近くにする |
| 指名 | 順番を事前に伝える、挙手したときだけ当てる |
| 逃げ場 | 保健室や別室の利用、合図のカード |
| 行事 | 見学や部分参加を認める、事前に流れを説明する |
| 連絡 | 担任と保護者の連絡方法と頻度を決める |
通常学級での配慮だけではむずかしい場合は、通級による指導や情緒学級の利用を検討します。迷ったときは情緒学級と通常学級どっちがいいも参考にしてください。

一日の流れで見る関わりの例
ここまでのコツを、一日の流れに当てはめてみます。全部を行う必要はありません。自分の家庭で取り入れやすい場面をひとつ選んでみてください。
朝は一日でいちばん不安が高まりやすい時間です。この時間に「行くの、行かないの」と何度も迫ると、親子ともに消耗します。判断のタイミングを決めておくと、朝の衝突が減ります。たとえば「7時半に体調を聞いて、むずかしければ休む」と前もって決め、休むと決めたらそれ以上は責めません。
帰宅後は、学校で気を張っていた分の疲れが一気に出ます。「今日どうだった」と聞きたくなりますが、まずは休ませてください。話したいことがあれば、落ち着いたころに子どものほうから話しはじめます。
休んだ日は、罰のような過ごし方にしないことが大切です。ゲームや動画を全面的に禁止するよりも、起きる時間と食事の時間だけは守る、と決めておくほうが、生活のリズムを保ちやすくなります。
うまくいかない日の立て直し方
どれだけ気をつけていても、強く叱ってしまう日はあります。そのこと自体は、親子の関係を壊しません。大切なのは、そのあとの立て直しです。
- その場を離れ、深呼吸をして自分の気持ちを落ち着かせる
- 落ち着いてから「さっきは言いすぎた」と短く伝える
- 同じ場面が起きたときの対応を、ひとつだけ決めておく
大人があやまる姿は、子どもにとって「気持ちがくずれても、やり直せる」という手本になります。情緒が不安定な子ほど、失敗したあとのやり直し方を知りません。親の立て直しを見ることが、そのまま学びになります。
きょうだいと保護者自身のケア
情緒が不安定な子がいると、家族全体の生活がその子中心になりがちです。きょうだいは、がまんを重ねていることがあります。週に一度でも、きょうだいと親が二人だけで過ごす時間をつくってください。「あなたのことも見ているよ」というメッセージが伝わります。
そして、保護者自身の休息です。毎日気を張って対応していると、どんな人でも疲れます。疲れているときは、余裕のある声かけができなくなります。親が休むことは、手を抜くことではなく、対応を続けるための準備です。
- 配偶者や祖父母と、対応を交代する時間を決める
- スクールカウンセラーや相談機関に、親自身の気持ちを話す
- 同じ立場の保護者とつながり、情報と気持ちを共有する
- うまくいかなかった日は、早めに切り上げて翌日にまわす
NIJINアカデミーで自分らしさを取り戻した子どもたちと保護者が、自分の言葉で語ったインタビューです。
小1で不登校に|生徒インタビュー「学校っていう場所が、自分には合ってなかったっぽい」かなでさんが見つけた、爽やかな毎日
小6|生徒インタビュー「苦しいんだったらちゃんとみんなに言う」不登校を経験した僕が、そのままの自分でいられるようになるまで
中1の母|保護者インタビューオンラインスクールを選んで正解だったのか――悩み続けた母が見た、娘の変化
相談先につながる目安
家庭と学校の工夫だけではむずかしいと感じたら、専門の窓口を頼ってください。次のような状態が続く場合は、早めの相談をおすすめします。
- 食事や睡眠が大きく乱れている状態が2週間以上続いている
- 自分や人を傷つける行動がある
- 学校に行けない日が続いている
- 保護者自身が眠れない、気持ちが落ち込んでいる
特徴やサインを確認したい方は情緒障害の子どもの特徴とチェックリスト、発達障害との関係を知りたい方は情緒障害と発達障害の違いもあわせてご覧ください。

学校以外の居場所という選択肢
接し方を工夫しても、今の学校の環境そのものが合わないことはあります。そのときは、学びの場を広げて考えてみてください。文部科学省の調査では、2024年度に不登校だった小中学生は約35万4千人にのぼります。学校に通いづらくなることは、めずらしいことではありません。
出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」
子どもの今の状態に合うかどうかで選びます
| 通常学級 | 情緒学級 | 教育支援センター | NIJINアカデミー | |
|---|---|---|---|---|
| 少人数で過ごせる | × | ○ | ○ | ○ |
| 自宅から参加できる | × | × | × | ○ |
| 同年代の仲間と関われる | ○ | ○ | △ | ○ |
| 在籍校を変えずに使える | ○ | △ | ○ | ○ |
自治体や施設によって内容は異なります。NIJINアカデミーの出席扱いは在籍校の校長の判断によります。
NIJINアカデミーという選択肢
音や人の多さ、話すことにハードルがある子にとって、「自宅から、自分に合った距離で参加できる」ことは大きな意味を持ちます。
NIJINアカデミーは、全国から累計1000名を超える子どもたちが通う、不登校の小中学生のためのオルタナティブスクールです。公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、「学校では本来の姿を出せない子ども」と数多く出会ったことをきっかけに立ち上げました。
メタバース校舎に、いつでも入れる
授業や休み時間は、オンライン上の「メタバース校舎」で過ごします。アバターで校舎の中を動き回り、話したい子のところへ近づいて会話ができます。カメラや音声をオフにしたまま、チャットやリアクションボタンで参加することもできるので、人と話すことに不安がある子も、自分に合った距離から始められます。
8〜10人の少人数クラスと、1対1の担任
クラスは8〜10人ほどの少人数で、学年をこえた子どもたちが一緒に過ごします。一人ひとりに専任のサポート担任がつき、学習の進み具合や気持ちの変化を見ながら伴走します。担任は、教員経験や不登校経験を持つ大人から選ばれています。
授業を選べて、学び直しもできる
月100コマ以上の授業から、興味のあるものを選んで参加できます。教員研修の講師を務める先生や企業・専門家による授業もあり、TOPPANと共同研究したAI型学習ドリル「navima」で、小1〜中3の範囲の学び直しや先取りも自分のペースで進められます。
通い始めた子どもたちの変化
メタバース校舎では、異年齢・異地域の友達と平均3日で友達ができると言われています。自由度の高さに「半信半疑」だった保護者のもとで、入学初日に「友達できたよ!」と笑顔で話した子もいます。
小5から学校に行けなくなり、腹痛や眠れない日を抱えていた中学1年生は、NIJINでプログラミングに出会って「作る側」になり、教育の展示会で企業とともに登壇しました。読み書きに困難のある中学2年生は、デジタルツールでCG制作に打ち込み、展示会のステージで将来のビジョンを語っています。合う環境に出会うと、子どもは驚くほど変わっていく——それが、NIJINで日々見ている光景です。
在籍校の出席扱いと、全国のリアル教室
在籍校と連携し、学習の記録を共有しています。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終的な判断は在籍校の校長)。オンラインだけでなく、全国52か所のリアル教室に週1回から通うこともできます。
費用は、入学金33,000円、授業料は年払いで月19,800円・月払いで月23,760円(施設利用料 月1,683円が別途)です。
保護者にとっての安心
子どもが学校に行けなくなると、保護者も孤立しがちです。NIJINアカデミーでは、専任のサポート担任が子どもの様子を保護者と共有し、在籍校とのやりとりについても相談にのります。保護者同士がつながる機会もあり、「同じ悩みを持つ家庭がほかにもある」と知るだけで気持ちが軽くなったという声も聞かれます。学びの場選びに迷っている段階からでも、まずは話を聞いてみるところから始められます。
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
NIJINアカデミー公式YouTubeチャンネルの人気動画です。感覚の過敏さが理由で学校がつらくなったお子さんと、そのお母さんが「環境を変える」という答えにたどり着くまでを、越谷校に通うご家庭へのインタビューで紹介しています。
よくある質問
「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長がNIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。特性は、合う環境に出会えば「困りごと」から「その子らしさ」に変わっていきます。学校の種類よりも、その子が安心して力を出せる場所かどうかを大事にしてほしいと思います。
まとめ
情緒障害の子への接し方の中心にあるのは、安心できる条件を増やすことです。気持ちを先に受け止める、予定を早めに伝える、休める場所を決める。どれも今日から始められます。
荒れたときの対応よりも、落ち着いているときの関わりが土台になります。そして、保護者が休むことも大切な対応のひとつです。
家庭と学校の工夫を重ねても今の環境が合わないときは、学びの場そのものを広げて考えてみてください。子どもが安心できる場所は、ひとつとは限りません。
一緒に探しませんか
家から参加でき、少人数のクラスで仲間とつながれます。まずはLINEで気軽にご相談ください。
出典:文部科学省「障害のある子供の教育支援の手引」情緒障害/文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」/文部科学省「特別支援教育の現状」(2026年10月確認)

