大阪市の私立中学23校と、受験しない選択肢|中学で環境を変える5つの方法

大阪市で環境を変える5つの方法|私立中学・公立・受験しない道

小学校の同じクラスの子たちとの関係が、ここしばらくずっとしんどそう。今は何とか通えているけれど、校区の中学に上がれば、同じ顔ぶれがほぼそのまま持ち上がる。それなら私立に入れて、いちど人間関係を組み直させてあげたい——大阪市で小5・小6のお子さんを育てる保護者の方の多くが、一度はこう考えるのではないでしょうか。

この記事では、大阪市で環境を変える方法を5つ、費用と結果が出る時期まで並べます。私立受験だけが方法ではありません。大阪市には区ごとの学校選択制、市内全域から選べる小中一貫校の募集、「いじめ」を許可事項に含む指定校変更の仕組みがあります。受験するかどうかを決める前の材料としてお使いください。

結論:大阪市で私立中学を考えるときの要点
  • 大阪市内の私立中学は23校——文部科学省「学校コード」で所在地を確認した学校の一覧と、費用の目安をまとめました
  • 費用は公立の約2.9倍——私立中学の年間学習費は平均1,560,359円(公立542,450円)。受験準備の塾代は小4〜小6で約233万〜287万円とされます
  • 私立で変わるのは「誰と過ごすか」——同じ年齢の30〜40人・固定の時間割という学校の「構造」は、公立でも私立でも変わりません
  • 受験せずに環境を変える方法もある——NIJINアカデミーは在籍校はそのままで、8〜10人の異年齢クラス、月100コマから授業を選べるメタバース校舎。出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 大阪市は平成31年度入学から全区で学校選択制を実施。方式と選べる範囲は区ごとに異なる
  • 市内6校の小中一貫校は中学1年生も全市募集。令和9年度入学の希望調査票は令和8年10月30日必着
  • 大阪市の指定校変更の許可事項に「いじめにより心身の安全が脅かされるような深刻な悩み」の項目がある
  • 大阪市内の私立中学23校と、大阪府の私立中学生向け授業料支援の現状
  • 「場所・人」と「構造」という、環境を変える2つの意味と、受験しないで環境を変える方法
NIJINアカデミーより

この記事は、全国から累計1000名を超える子どもたちが通うオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の知見も踏まえて構成しています。NIJINには、学校に通いながら併用しているお子さんも在籍しています。「学校に行けなくなってから」ではなく、「行けているうちに別の場所も見ておく」という使い方をされているご家庭もあります。

「この子たちと、あと3年間同じ教室にいるのか」

大阪市立中学校の就学先は、住所ごとに決まる通学区域の学校が基本です。それに加えて大阪市では学校選択制が平成26年度入学から順次導入され、平成31年度入学から全区で実施されています(中学校は平成26年度に12区で開始)。市の案内では、学校選択制の希望調査は9〜10月頃に行われ、入学する予定の学校が記載された就学通知書は12月末日までに区役所から届きます。

ただし、学校選択制の実施内容は区ごとに違います。たとえば北区では「北区内の全ての市立中学校と、大阪市内の小中一貫校が対象」で、8月下旬に希望調査票が配られ、10月下旬が提出期限、希望者が多ければ12月上旬に公開抽選会が行われます。北区の令和9年度入学分の案内では、通学区域外から受け入れる見込み人数は学校ごとに「10人未満」から「10〜19人程度」とされています。選べるとはいえ枠は大きくありません。お住まいの区のページで必ず確認してください。

「この子たちと、あと3年間同じ教室にいるのか」。そう考えて胸がふさがるのは、心配しすぎではありません。子ども本人はまだ言葉にできていなくても、毎朝の表情や帰宅したときの疲れ方で、親はたいてい先に気づいています。

ただ、焦って「私立しかない」と決める前に、何がしんどいのかを少しだけ分解してみると、取れる手が変わってきます。この記事では、その分解のしかたと、大阪市で実際に使える制度を順に並べていきます。

出典:大阪市教育委員会「小学校・中学校・義務教育学校の入学」(2026年9月確認)

出典:大阪市教育委員会「学校選択制にかかる検証報告書」(令和5年3月)(2026年9月確認)

出典:大阪市北区「中学校の学校選択制について」(2026年9月確認)

出典:大阪市北区「令和9年度中学校入学予定者にかかる学校選択制について」(2026年9月確認)

中学に上がるとき、不登校は1.5倍に増えます

まず、保護者が感じている不安がデータとして裏づけられることを確認しておきます。

文部科学省の調査(令和6年度)によると、全国の不登校児童生徒数は学年が上がるごとに増え、小6で38,080人、中1で58,736人。小6から中1にかけて1年で20,656人、率にして52.1%の増加で、小1から中3までのどの学年の変わり目よりも大きな跳ね上がりです。

中学に上がると、教科担任制になって先生との関係が薄くなり、定期テストで順位がつき、部活動の上下関係が入ってきます。同じ調査では、不登校のきっかけとして「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が13.2%、「教職員との関係をめぐる問題」が15.6%挙がっています。

大阪市の数字も見ておきます。令和6年度、大阪市立中学校の不登校生徒は4,893人、在籍比率9.55%でした。市立小学校は2,294人(2.05%)で、大阪市でも中学校に上がると割合が大きく増えています。

出典:大阪市教育委員会「令和6年度 大阪市立学校における暴力行為・いじめ認知・不登校数」(2026年9月確認)

出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要(不登校抜粋版)」(2026年9月確認)

ここが大切

この数字は脅すためのものではありません。「中学に上がる前に手を打っておきたい」という判断は、遅すぎるどころか、むしろ早いということを確認するためのものです。多くのご家庭が動き出すのは、子どもが実際に行けなくなってからです。

大阪市の中学受験と、市内の私立中学の事情

大阪市内に所在地がある私立中学は、文部科学省の学校コードで23校。大学の系列校や、高等学校の附属中学校も含まれます。受験を考える場合は、校風や男女別・共学の別、通学時間を各校の公式サイトと学校説明会で確かめて比べることになります。

小学校卒業後に私立中学へ進む人数や割合について、大阪市・大阪府の公表資料で市全体の数字は確認できませんでした。そのため、ここでは割合を示しません。一方で、公立の側にも中学入学時の選択肢があります。大阪府は咲くやこの花・水都国際・富田林の府立中学校3校で入学者選抜(適性検査など)を行っており、令和7年度の志願倍率は2.48〜3.74倍でした。大阪市も市内6校の小中一貫校で中学1年生の全市募集をしています。「私立か校区の中学か」の二択ではないのが、大阪市の特徴です。

出典:大阪府教育庁「令和9年度大阪府立中学校入学者選抜について」(2026年9月確認)

出典:大阪府教育庁「令和7年度大阪府立中学校入学者選抜 志願者数」(2026年9月確認)

出典:大阪市教育委員会「令和9年度 小中一貫校の児童生徒を全市募集します」(2026年9月確認)

大阪市の保護者が迷う3つのこと
大阪市で中学の環境を考えるとき

「私立にするか、校区の中学か」の二択にする前に、迷いを3つに分けてみます。

01
人間関係が持ち上がる不安

校区の中学に進むと、小学校の顔ぶれの多くがそのまま入学します。大阪市は全区で学校選択制があり、受験なしで別の市立中を希望できる場合があります(範囲は区ごと、希望者が多ければ抽選)。

02
受験の費用と時間

市内に私立中は23校。私立中学生向けの府の授業料支援は家計急変時の減免が中心で、塾代と1年半ほどの準備期間も加わります。市の習い事・塾代助成(月1万円上限)は登録事業者で使えます。

03
合わなかったときの次の一手

市立中なら、指定校変更の許可事項に「いじめ」の項目があり、学校を変える道が残ります。私立の場合は、別の学校を受け直すか市立中に入り直すことになります。

「誰から離れたいのか」「どんな場ならいられるのか」を分けると、選択肢は二択より多くなります。
緑の多い公園

「環境を変える」には、2つの意味があります

ここがこの記事のいちばん大事なところです。環境を変えるというとき、実は性質のちがう2つの軸があり、ほとんどの場合この2つは区別されずに語られています。

環境を変える2つの軸
学区の中学・私立中学・NIJINで何が変わるか
学区の公立中学私立中学NIJIN(オンライン)
① 場所・人が変わる(誰と過ごすか)×○○
② 構造が変わる(同学年だけ/時間割が固定)××○
対面の校舎・部活動がある○○×
受験なしで始められる○×○

○=変わる・ある ×=変わらない・ない / ※一般的な傾向。制度は2026年9月時点。

私立中学は、①を確実に変えられます。学区の同級生とは離れられる。新しい顔ぶれのなかで、もう一度やり直せる。これは本当に効きます。ただし②は私立でも変わりません。同じ年齢の子が30〜40人集まった教室に、決められた時間割で毎日いる。この構造そのものは公立でも私立でも同じです。

私立を選んで解決するケース

困りごとが「特定の誰か」との関係にはっきりしているなら、私立中学はとても有効な手段です。小学校の同級生がほとんどいない環境で、ゼロから関係を作り直せます。からかってくる子、グループの主導権を握っている子と物理的に離れることは、それだけで毎日の負担を大きく減らします。

大阪市の場合、市内だけで23校の私立中学があり、男子校・女子校・共学校と、学校ごとの校風の違いを比べながら選べます。「通える範囲に、この子が一からやり直せる学校があるか」という目で学校説明会を回ることは、十分に意味のある準備です。

場所を変えても、同じことが起きうるケース

困りごとが「同学年の集団のなかで自分の位置を作ること、そのもの」にある場合は、少し慎重に考えたほうがいいかもしれません。たとえば、こういうお子さんです。

  • 教室のざわざわした音や人の多さで、帰る頃には消耗しきっている
  • グループを作る場面(班決め、体育のペア、休み時間)がいちばんしんどい
  • 大人数のなかだと発言できないが、少人数や年下の子となら話せる
  • 「みんなと同じペース」で進むことに無理が出ている

こうした場合、顔ぶれが入れ替わっても、半年から1年ほどで似た構図が戻ってくることがあります。問題が「誰といるか」ではなく「どういう作りの場にいるか」にあるからです。そして私立の場合、合わなかったときの次の一手が限られます。学区がないので、転校するにはもう一度どこかを受け直すか、大阪市の公立中学に入り直すことになります。

大阪市の私立中学23校と、かかる費用

文部科学省の「学校コード」一覧(2026年5月20日更新)で、大阪市内に所在地がある私立の中学校・中等教育学校は次の23校です。

追手門学院大手前中学校/相愛中学校/大阪女学院中学校/明星中学校/清風中学校/大阪星光学院中学校/四天王寺中学校/金蘭会中学校/プール学院中学校/大阪信愛学院中学校/大谷中学校/建国中学校/帝塚山学院中学校/城南学園中学校/浪速中学校/大阪金剛インターナショナル中学校/開明中学校/上宮学園中学校/桃山学院中学校/昇陽中学校/関西大学北陽中学校/常翔学園中学校/大阪学芸高等学校附属中学校

出典:文部科学省「学校コード」(2026年9月確認)。通信制や特定の対象者向けの学校を含む場合があります。募集状況は各校の公式サイトでご確認ください。

大阪府が公表している資料では、府内私立中学校の初年度納付金や授業料の平均額は確認できませんでした。個々の学校の学費は、各校の募集要項で確かめる必要があります。

助成についても整理しておきます。大阪府の授業料支援補助金は私立高校や高等専修学校等の生徒が対象で、私立中学生は通常の対象ではありません。私立中学生については、学資負担者の家計が急変した場合に授業料減免の対象になる場合があり、保護者の失職(授業料全額)や所得の大幅な減少(授業料の2分の1)などの要件に当てはまるとき、通っている学校を通じて申請します。高校には国の就学支援金がありますが、私立中学の授業料を支援する国の制度はありません。なお、中高一貫校で高校に上がると、府の授業料支援(所得制限なし、全日制の標準授業料は年63万円、就学支援推進校が対象)を受けられる可能性があります。

大阪市独自の制度としては、習い事・塾代助成事業があります。市内在住の小学5年生〜中学3年生を対象に、塾や習い事の費用を月額1万円まで助成するもので、令和8年度からはスマートフォンで使う「デジタルクーポン」になりました。受験塾の費用にも使えますが、参画事業者として登録された塾・教室に限られます。

出典:大阪府「大阪府の私立小中学校生に対する授業料支援はありますか。」(2026年9月確認)

出典:大阪府「私立小中学校授業料減免制度(家計急変)」(2026年9月確認)

出典:大阪府「令和8年度以降の授業料支援制度について」(2026年9月確認)

出典:大阪市「大阪市習い事・塾代助成事業」(2026年9月確認)

全国の平均では、文部科学省の令和5年度「子供の学習費調査」で私立中学校に通う子ども1人あたりの年間の学習費総額は1,560,359円(塾・習い事などの学校外活動費422,981円を含む)。公立中学校は542,450円で、およそ2.9倍です。3年間では私立で約468万円になります。

出典:文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」(2026年9月確認)

受験までの塾代と、1年半という時間

私立中学に進むまでには、受験準備の費用もかかります。中学受験の大手4塾(SAPIX・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミー)の場合、小4から小6までの3年間でおよそ233万円〜287万円とされています(季節講習・テスト代を含む試算)。受験料や入学手続き金は別です。

出典:ダイヤモンド教育ラボ「中学受験の大手4大塾の年間費用(料金)を比較」(2026年9月確認)

費用と同じくらい大事なのが時間です。いま小5のお子さんの場合、受験の結果が出るのは2028年の1〜2月、小6なら2027年の1〜2月です。その間、通塾と定期的なテストによる順位づけが続きます。これが合うお子さんもいます。塾に自分の居場所を見つけて、学校がしんどくても塾があるから持ちこたえた、という話は珍しくありません。ただ、すでに人間関係で消耗しているお子さんにとっては、評価される場が1つ増えることでもあります。

もうひとつ。中学受験では、第一志望に合格するのは3割程度と言われます(公的な統計はなく、塾や受験メディアでよく語られる経験則です)。併願をしっかり組めば進学先そのものは確保できますが、結果によっては、離れたかった学区の中学に進む可能性もあります。そのときに何を用意しておくかも、受験を決める前に考えておく価値があります。

日本の街並み
NIJINアカデミーの校外活動で笑顔を見せる不登校を経験した子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 1000名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

私立以外に、大阪市で環境を変える方法があります

「校区の中学が不安」なら私立受験、と考えがちですが、大阪市には受験をしなくても使える仕組みがいくつかあります。

① 学校選択制・小中一貫校の全市募集で、校区以外の市立中を希望する

前述のとおり、大阪市は全区で学校選択制を実施しています。選べる範囲は区ごとに違い、北区のように区内の全市立中学校から選べる区もあります。希望調査は9〜10月頃です。また、やたなか・むくのき学園・いまみや・咲洲みなみ・日本橋・中之島の小中一貫校6校は、中学1年生も大阪市内全域から募集しています。令和9年度入学の希望調査票は令和8年10月30日(金)必着で、希望者が受け入れ見込み人数を超えた場合は抽選です。

② 入学後に「指定校変更」で学校を変える

大阪市の指定校変更は、市が定めた許可事項に当てはまる場合に認められます。許可事項の6号は「いじめにより心身の安全が脅かされるような深刻な悩みを持っている児童生徒及びその保護者が転学を希望し、かつ指定校変更することにより就学環境の改善が見込まれる場合」で、許可期限は当該学校の卒業までです。7号には「長期の通院加療等、心身的な事情により特に教育的配慮を要する場合」(医師の診断書等が必要)もあります。一方で、許可事項の一覧に「友人関係」という区分はありません。相談・申請の窓口は、お住まいの区の区役所 就学事務担当窓口です。

③ 学びの多様化学校・登校支援室・教育支援センター

  • 大阪市立心和中学校(浪速区):令和6年に文部科学省の指定を受けた学びの多様化学校。昼間部は、市立中学校に在籍し不登校または不登校の傾向にある生徒が、在籍校を通じて申し込んで転入する仕組みです。令和9年4月転入の募集は中学2・3年生が対象で15人程度です。
  • 登校支援室「なごみ」:心和中学校内にあり、市立小中学校・義務教育学校の児童生徒と保護者、学校関係者の相談を受けています。心和中学校への転学の相談窓口も兼ねています。
  • 教育支援センター:花園(西成区)・新大阪(東淀川区)・桃谷(生野区)の3か所。市立小中学校・義務教育学校に在籍する児童生徒が対象です。

まず相談するなら、学校選択制・指定校変更はお住まいの区の区役所 就学事務担当窓口、制度全体は大阪市教育委員会事務局 総務部 学事課(06-6208-9114)です。学校に行きづらさがある場合は、在籍校か教育委員会事務局 指導部(06-6208-9174)、心和中学校については登校支援室「なごみ」(06-6636-5210)が窓口です。

出典:大阪市教育委員会「指定校変更の許可事項について」(2026年9月確認)

出典:大阪市教育委員会「指定校変更・区域外就学について」(2026年9月確認)

出典:大阪市教育委員会「令和9年度 小中一貫校の児童生徒を全市募集します」(2026年9月確認)

出典:大阪市教育委員会「心和中学校昼間部生徒転入案内(令和9年前期転入生)」(2026年9月確認)

出典:文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」(2026年9月確認)

出典:大阪市教育委員会「登校支援室『なごみ』について」(2026年9月確認)

出典:大阪市教育委員会「不登校児童生徒支援のための大阪市教育支援センターについて」(2026年9月確認)

大阪市で取れる選択肢を、並べます

ここまでの内容を、大阪市で実際に取れる選択肢ごとに並べます。どれか1つに絞る必要はなく、組み合わせることもできます。

大阪市で取れる選択肢を比較
大阪市で環境を変える選択肢
学区の公立中学学校選択制私立中学公立中高一貫校NIJIN(併用可)
小学校の顔ぶれから離れられる×△○○○
受験なしで始められる○○××○
費用の負担が小さい○○×○△
同学年だけの集団ではない××××○
対面の校舎・部活動がある○○○○×

○=あてはまる △=一部 ×=あてはまらない / ※一般的な傾向。費用・制度は2026年9月時点。公立中高一貫校は大阪府立中学校3校(入学者選抜あり)。

NIJINアカデミーは、ほかの選択肢と両立できます。学区の公立中学に在籍したまま併用することも、私立に通いながら使うこともできます。「受験するかどうかを決める前に、もうひとつの場を見てから決められる」——これがこの選択肢の実用的な意味です。

受験しないで、環境を変えるという方法

NIJINアカデミーは、メタバース(バーチャル)校舎を中心としたオルタナティブスクールです。全国から累計1000名を超える子どもたちが通っています。この記事の文脈で大事なのは、①の場所・人だけでなく、②の構造そのものが変わるという点です。

全国から参加します。クラスメイトは北海道から九州まで、いろいろな地域の子です。大阪市の同級生と同じクラスになることは、ほとんどありません。8〜10人の少人数・異年齢クラスなので、「同学年のなかで自分の位置を確保する」という競技そのものがありません。授業は月100コマから選びます。時間割が上から決められているのではなく、受けたいものを選んで参加します。カメラも音声もオフのまま参加できます。「まず見ているだけ」から始められます。

メタバース校舎の基本データ
  • 平日毎日開校。月100コマのリアルタイム授業から選べます(アーカイブ授業500本以上)
  • 8〜10人の少人数×異年齢クラス。担任がつき、週2回のクラス会議・ホームルームがあります
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけの参加から始められます
  • 在籍校はそのまま。出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 費用は月額25,443円(教育費23,760円+施設利用料1,683円)。年払いなら教育費が月あたり19,800円。入学金33,000円は初月のみ

大阪市内のリアル教室は、NIJINアカデミー大阪都島校(大阪市都島区)です。都島駅から徒歩15分で、毎週水曜日9:00〜14:00に開校しています(2027年度は変更の可能性があると案内されています)。

市の北部からは、NIJINアカデミー大阪茨木校(茨木市南春日丘、毎週金曜日9:30〜14:30、対象は小1〜中3)も選択肢になります。リアル教室に通わない日も、メタバース校舎なら大阪市の自宅から毎日参加できます。

出典:NIJINアカデミー大阪都島校(2026年9月確認)

出典:NIJINアカデミー大阪茨木校(2026年9月確認)

出典:NIJINアカデミー 学費・プラン/全国のリアル教室一覧(2026年9月確認)

タツロー校長からのメッセージ

「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長がNIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。教室でうまく話せない子も、グループに入れない子も、場所が変われば別の顔を見せます。変わる必要があるのは子どもではなく、その子に合う場のほうかもしれません。

自宅の机に置かれたノートパソコン

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

年中でのいじめと体調不良を経て、小1で自分で新しい学びの道を選んだお子さんの話です。

よくある質問

学校に行けている子でも入れますか。不登校の子のための場所ではないのですか。
学校に通いながら併用しているお子さんも在籍しています。NIJINアカデミーは「学校に行けなくなった子の受け皿」としてだけでなく、学び方の選択肢として使っていただけます。在籍校はそのままです。お子さんの状況に合うかどうかは、無料の説明会やLINEでご相談ください。
大阪市で、校区以外の市立中学に進むにはどうすればいいですか。
大阪市は全区で学校選択制を実施しており、希望調査は9〜10月頃です。選べる範囲や日程は区ごとに異なるので、お住まいの区役所の就学事務担当窓口で確認してください。市内6校の小中一貫校は中学1年生も全市募集で、令和9年度入学の希望調査票は令和8年10月30日必着です。
入学後に人間関係でつらくなった場合、大阪市では学校を変えられますか。
大阪市の指定校変更の許可事項には「いじめにより心身の安全が脅かされるような深刻な悩みを持っている児童生徒及びその保護者が転学を希望し、かつ指定校変更することにより就学環境の改善が見込まれる場合」があります。まずは在籍校と、お住まいの区役所の就学事務担当窓口にご相談ください。
大阪市に住んでいると、私立中学の授業料の助成はありますか。
大阪府の授業料支援補助金は私立高校生等が対象で、私立中学生は家計が急変した場合に授業料減免の対象になる場合がある、という扱いです(学校を通じて申請)。私立中学の授業料を支援する国の制度もありません。大阪市の習い事・塾代助成(小5〜中3、月1万円上限)は、登録事業者の塾であれば受験準備にも使えます。
大阪市から通えるNIJINの教室はありますか。
都島区の大阪都島校(毎週水曜日9:00〜14:00、都島駅から徒歩15分)があります。市の北部からは茨木市の大阪茨木校(毎週金曜日)も選べます。メタバース校舎なら自宅から毎日参加できます。
中学受験の勉強と両立できますか。
できます。メタバース校舎の授業は月100コマから受けたいものを選ぶ形なので、塾のある日は参加を減らすなど、ご家庭の予定に合わせて調整できます。受験するかどうかを決める前に、塾とは別の居場所として使っていただくこともできます。

まとめ

大阪市で「校区の中学に行かせたくない」と考えたとき、方法は私立受験だけではありません。全区の学校選択制、中学1年生を市内全域から募集する小中一貫校、「いじめ」を許可事項に含む指定校変更、心和中学校や教育支援センターなど、市の制度だけでもいくつかの道があります。

私立中学は、「特定の誰か」から離れるという意味での環境の変化を、確実に実現できる選択肢です。一方で、同学年の集団と固定された時間割という「構造」は、公立でも私立でも変わりません。お子さんのしんどさがどちらにあるのかを見極めることが、いちばんの近道です。

小中一貫校の全市募集は令和8年10月30日必着で、学校選択制の希望調査も秋に行われます。期限のあるものは確認しつつ、結論そのものは急がなくて大丈夫です。

受験するかどうかを、今日決める必要はありません。決める前に、もうひとつの場所を見てから決めていただければと思います。

NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

NIJINアカデミーを選ぶ家庭が、増えています。

2023年9月の開校から、累計1000名を超える子どもたちが入学。
まずはLINEで、体験会の日程や学費を聞いてみませんか。

  • 平日毎日ひらく、メタバース校舎
  • 8〜10人の少人数クラス
  • カメラ・マイクオフから参加OK

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る