葛飾区のフリースクール10選|助成は都2万+区1万で月最大3万円、出席扱いの進め方まで【2026年最新】

葛飾区のフリースクール10選 費用・助成・出席扱いのまとめ
葛飾区には、東京都の助成金(月上限2万円)に、区独自の上乗せ(月上限1万円)を重ねる制度があります。両方が通れば、フリースクールの利用料に月最大3万円まで助成が出るということです。さらにこの区には、文部科学省が認可した「学びの多様化学校」の本校があります。東京都内で本校型は4校しかなく、そのうちの1校が葛飾区新小岩の東京シューレ葛飾中学校です。この記事では、葛飾区内の民間フリースクール・公的な居場所あわせて9か所と、近隣のNIJINアカデミー町屋南千住校を、葛飾区・東京都・文部科学省の公式資料と各施設の公式サイトだけを出典に整理しました。
結論:葛飾区のフリースクール選びの要点
  • 選択肢は10か所——葛飾区の学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——助成は都2万+区1万で月最大3万円、出席扱いの進め方まで(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 葛飾区内9か所+近隣1か所の住所・対象・費用・開所日(各施設の公式サイトが出典)
  • 都の月2万円+区の月1万円で、月最大3万円になる助成の申請順序と対象外になる費用
  • 文部科学省認可の「学びの多様化学校」の本校が区内にあること、区立双葉中学校の8組(チャレンジクラス)
  • 区内の民間施設が水元と青戸に偏っていること、費用が月3,000円から48,000円まで開いていること

葛飾区でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 都の月2万円に、区が月1万円を上乗せしています

東京都は「東京都フリースクール等利用者等支援事業」として、都内在住の小・中学生の保護者に月上限2万円を助成しています。葛飾区はこれに重ねて、区独自に月上限1万円を助成しています。両方そろえば月最大3万円です。

ただし順番が決まっています。区の助成は「都助成金の交付決定を受けた不登校児童・生徒の保護者で、保護者、児童・生徒ともに区内に住所を有する方」が対象です。先に都、そのあと区。この順序を逆にはできません。また区の助成の対象経費は利用料だけで、入会金・施設維持費・教材費は対象外です。この記事で紹介する施設には入会金が1万円台〜3万円のところがあるので、そこは自己負担になります。

商店街のアーケード

2. 文部科学省認可の「学びの多様化学校」が、この区にあります

文部科学省が公表している学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置校一覧を見ると、東京都内の「本校型」は4校だけです。八王子市立高尾山学園、東京シューレ葛飾中学校(葛飾区)、東京シューレ江戸川小学校(江戸川区)、東京みらい中学校(足立区)。23区で本校型があるのは葛飾・江戸川・足立の3区にとどまります。

さらに区立中学校のなかにも学びの場があります。葛飾区は「双葉中学校に、不登校の生徒を対象とする新たな学びの場として『8組(チャレンジクラス)』を設置しています」と公式サイトに記載しています。民間のフリースクールだけが選択肢ではない、というのがこの区の特徴です。

3. 民間施設は水元と青戸に偏っています

この記事で紹介する葛飾区内の民間施設を地図に置くと、水元エリアに3か所、青戸エリアに2か所が集まります。残りは四つ木・新宿(にいじゅく)・新小岩に1か所ずつです。区の南西側(堀切・お花茶屋・立石より西)には、公式サイトで確認できる施設が見あたりませんでした。

費用の幅も大きく、居場所利用だけなら月3,000円、週4日通うと月48,000円。同じ「フリースクール」という言葉でも、開所日数も運営主体も費用もまったく違います。なお葛飾区の資料によれば、区内の不登校児童・生徒は令和4年度で小学校482人・中学校763人。前年度から小学校164人・中学校115人増えています。

【一覧表】葛飾区のフリースクール10選

葛飾区内の9か所と、近隣のNIJINアカデミー町屋南千住校をあわせた10か所です。費用・対象・開所日は各施設の公式サイト、または葛飾区・東京都の公式ページに記載されている内容をそのまま掲載しています(2026年9月確認)。公式サイトに記載がない項目は「記載なし(要問合せ)」としています。

施設名市町村種別対象費用
① ふれあいスクール明石葛飾区鎌倉公的(区教育委員会)区内在住の小1〜中3記載なし(要問合せ)
② ふらっとフリースクール葛飾区南水元民間(NPO法人)小・中(高は応相談)入会金30,000円・月28,000〜48,000円
③ ふれあいスクール一朶葛飾区東水元民間(個人運営)未就学児〜中31回4,000円(きょうだい2人目以降2,000円)
④ フリースクール青砥葛飾区(住所の記載なし)民間(NPO法人)幼児・小・中・高居場所 月3,000円+学習指導費10,000〜30,000円
⑤ 翼学院フリースクール葛飾区青戸民間(株式会社)記載なし(要問合せ)週2日34,000円/週3日49,000円(税抜)
⑥ KIRARI-TOフリースクール葛飾区四つ木民間(記載なし)小・中入会金11,000円・月44,000円
⑦ フリースクールわくにこ葛飾区新宿民間(記載なし)記載なし(要問合せ)記載なし(要問合せ)
⑧ 葛飾まなビーバー葛飾区南水元民間(一般社団法人)満3歳〜高校生月謝制・月4回/月6回コース(額は要問合せ)
⑨ 東京シューレ葛飾中学校葛飾区新小岩私立中学校(学びの多様化学校)中学1〜3年記載なし(要問合せ)
⑩ NIJINアカデミー町屋南千住校荒川区(メタバース中心)民間(メタバース)小1〜中3教育費月額23,760円+施設利用料1,683円
静かな住宅街の道

①〜③|区が設置する居場所と、水元エリアの2施設

まず区の窓口、そして水元エリアに集まる施設です。費用の考え方が3か所ともまったく違います。

① ふれあいスクール明石

鎌倉2-12-1、葛飾区立総合教育センター(旧明石小学校)の中にあります。京成電鉄「京成高砂」駅から徒歩12分。区が設置している教育支援センター(適応指導教室)で、東京都のポータルサイトには開所時間が月〜金 9:00〜15:00(祝日・三季休業中を除く)と記載されています。

対象は「区内在住の小学校1年生〜中学校3年生で、不登校状態にある児童」。東京都のページには「個別学習に加え、活動・スポーツ・協働学習といった毎日変わるプログラムから自分がやりたいことを選び過ごせます」とあり、VLP(ビデオ学習プログラム)も利用できると記載されています。葛飾区の説明では、指導教授と心理専門員がペアで対応し、学校との連携を進めるとされています。入室を希望する場合の相談窓口は総合教育センターです。費用は公式ページに記載がないため、要問合せです。

所在地
〒125-0053 葛飾区鎌倉2-12-1(葛飾区立総合教育センター内)
アクセス
京成電鉄「京成高砂」駅より徒歩12分/京成バス「鎌倉小学校」下車 徒歩10分
運営
葛飾区(区立総合教育センター)
対象
区内在住の小学校1年生〜中学校3年生で、不登校状態にあるお子さん
開所
月曜〜金曜 9:00〜15:00(祝日・三季休業中を除く)
費用
公式ページに記載なし(要問合せ)
出席扱い
公式ページに記載なし(要問合せ)
相談・入室の窓口
葛飾区立総合教育センター 03-5668-7601(教育相談は03-5668-7603)

出典:東京都 TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ(葛飾区)/葛飾区 施設案内 総合教育センター(2026年9月確認)

② ふらっとフリースクール(NPO法人SouRire balloon)

南水元4-11-20。NPO法人SouRire balloonが運営しています。開室時間は10:00〜15:00で、週2日・週3日・週4日からコースを選べるのが特徴です。対象は小学生〜中学生(高校生は応相談)。

費用は週2日28,000円/週3日38,000円/週4日48,000円(いずれも1か月)。入会金は30,000円ですが、公式サイトには「現在キャンペーン中で0円」と記載されています。ほかに施設維持費12,000円(毎年4月)と、連絡アプリの利用料394円/月がかかります。週4日48,000円は、この記事で確認できた小中学生向けの費用としては最も高い水準です。出席扱いについては公式サイトに記載がなく、要問合せです。

所在地
〒125-0035 東京都葛飾区南水元4-11-20
運営
NPO法人SouRire balloon
対象
小学生〜中学生(高校生は応相談)
開所
開室時間 10:00〜15:00
費用
入会金30,000円(キャンペーン中で0円との記載あり)・週2日28,000円/週3日38,000円/週4日48,000円(1か月)・施設維持費12,000円(毎年4月)・連絡アプリ利用料394円/月
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問合せ)
電話
080-9648-9299

出典:SouRire balloon ふらっとフリースクール 公式サイト(2026年9月確認)

並木道に差し込む光

③ ふれあいスクール一朶(いちだ)

東水元1-7-3。葛飾区立の水元集い交流館(水元図書館2階)を使って開かれている点が、ほかの施設と違います。区の公共施設のなかにある居場所、ということです。代表はあべさや氏。

対象は「不登園・不登校・ホームエデュケーション(家庭を中心とした教育を行っている子ども)」。葛飾区子育て政策課とかつしか子育てネットワークが協働で運営する「かつしか子育てマップ」には、子どもコース(小1〜中3)1名4,000円/回、きょうだい2人目以降2,000円/回、未就学児コース(満5〜6歳+保護者)1組2名3,000円/回と掲載されています。一方、運営者側のサイトには「各ご家庭により状況が異なるため、一律の料金設定は行っておりません」との記載があります。月額ではなく1回ごとの費用なので、週1回から試しやすい設計です。開所曜日・時間は公式に確認できず、要問合せです。

所在地
〒125-0033 東京都葛飾区東水元1-7-3(水元集い交流館・水元図書館2階)
運営
あべさや(代表)
対象
不登園・不登校・ホームエデュケーションの子ども。子どもコースは小1〜中3、未就学児コースは満5〜6歳+保護者
開所
公式に確認できず(要問合せ)
費用
かつしか子育てマップの記載では 子どもコース4,000円/回(きょうだい2人目以降2,000円/回)・未就学児コース1組2名3,000円/回。運営者サイトには「一律の料金設定は行っておりません」との記載あり
出席扱い
記載なし(要問合せ)
連絡先
公式ブログ(ameblo.jp/fureai-school-ichida)から

出典:かつしか子育てマップ(葛飾区子育て政策課・かつしか子育てネットワーク協働運営)/共育ステーション地球の家/葛飾区 施設案内 水元集い交流館(2026年9月確認)

落ち葉が広がる地面

④〜⑥|青戸と四つ木の3施設|月3,000円から49,000円まで

同じ区内でも、費用の考え方が「居場所代」「コース制」「月謝制」と分かれます。

④ NPO法人フリースクール青砥

この記事で確認できたなかで、いちばん費用が低い施設です。公式サイトには「不登校中の小・中学生に居場所を提供します」とあり、居場所の利用料は月3,000円(月初めに持参)。学習指導を受ける場合は別に1教科月10,000円〜3教科以上月30,000円がかかります。

利用は週1〜4日から選べ、「1日1時間、自分の好きな教科から学習をはじめよう」「1日2〜4時間、週4日学習できるといいね」と、無理のない始め方が書かれています。高機能自閉症、アスペルガー症候群、不安症などの青少年を積極的に受け入れていますとの記載もあります。対象は幼児・小学生・中学生・高校生。公式サイトに住所の記載がなく、連絡先は「090-2915-5677(固定電話は経費節減のためありません)」とメールのみです。

所在地
公式サイトに記載なし(要問合せ)
運営
NPO法人フリースクール青砥(理事長 安井氏)
対象
幼児・小学生・中学生・高校生
開所
週1〜4日から選択(1日1時間〜4時間)。曜日・時間の詳細は記載なし
費用
居場所の利用料 月3,000円(月初めに持参)+学習指導費 1教科 月10,000円〜3教科以上 月30,000円
入会金
記載なし(要問合せ)
出席扱い
記載なし(要問合せ)
特色
高機能自閉症・アスペルガー症候群・不安症などの青少年を積極的に受け入れ。野外活動あり
連絡先
090-2915-5677(固定電話なし)/my_fs_aoto@yahoo.co.jp

出典:NPO法人フリースクール青砥 公式サイト(2026年9月確認)

⑤ 翼学院フリースクール

運営は株式会社ツバサ(翼学院グループ)。区内に2教室あり、青砥駅前校が青戸3-27-11 南葛ビル3F、青砥校が青戸6-4-25です。公式サイトには「不登校のお子様に対して、学習活動、教育相談、安心して活動できる環境の提供を行います」と書かれています。

公式サイトに掲載されている料金は週2日ゆっくり卒業コース 月額34,000円(税抜)、週3日3年卒業コース 月額49,000円(税抜)。ほかに入学選抜料・入学金・施設設備費・塾生総合保険料・教材費(実費)が必要です。長期欠席時の休学制度もあります。対象学年と開所日時の記載がないため、小中学生の利用条件は要問合せです。電話受付は平日14:00〜21:00(日曜を除く)。

所在地(青砥駅前校)
〒125-0062 東京都葛飾区青戸3-27-11 南葛ビル3F
所在地(青砥校)
〒125-0062 東京都葛飾区青戸6-4-25
運営
株式会社ツバサ(翼学院グループ)
対象
記載なし(要問合せ)
開所
記載なし(要問合せ)
費用
週2日ゆっくり卒業コース 月額34,000円(税抜)/週3日3年卒業コース 月額49,000円(税抜)。別途 入学選抜料・入学金・施設設備費・塾生総合保険料・教材費(実費)
出席扱い
記載なし(要問合せ)
電話
青砥駅前校 03-6231-2835/青砥校 03-3601-1283(受付 平日14:00〜21:00・日曜を除く)

出典:翼学院グループ フリースクール/高校・大学卒業サポート(2026年9月確認)

机に広げたノートと鉛筆

⑥ KIRARI-TOフリースクール

四つ木1-47-15。京成押上線「四ツ木駅」から徒歩圏内で、区の南西側では公式サイトで確認できた唯一の民間施設です。対象は小・中学生、開所は火・水・木の9:30〜15:00。

費用は入会金11,000円・月額44,000円で、学習サポート管理費・教材費が半期ごとに19,800円。兄弟割・セット割で月謝10%オフの記載もあります。1日の流れは、9:30〜10:30がチェックインと学習タイム、10:30〜11:30が主活動、11:30〜13:00が昼食、13:00〜がフリータイム、14:45〜15:00がお帰りの時間。栄養バランスを考えた温かい手作りごはんを提供しているのが、この施設だけの特徴です。出席扱いについては記載がなく、要問合せです。

所在地
東京都葛飾区四つ木1-47-15
アクセス
京成押上線「四ツ木駅」より徒歩圏内
対象
小・中学生
開所
火曜・水曜・木曜 9:30〜15:00
費用
入会金11,000円・月額44,000円・学習サポート管理費/教材費19,800円(半期ごと)。兄弟割・セット割で月謝10%オフ
出席扱い
記載なし(要問合せ)
特色
温かい手作り昼食の提供。個別伴走型学習。アート・料理・工作・動画編集などの活動
運営
公式サイトに記載なし(要問合せ)

出典:KIRARI-TOフリースクール 公式サイト(2026年9月確認)

住宅街の踏切

⑦〜⑩|新宿・南水元・新小岩の3か所と、オンラインという4つ目の選択肢

畑付きの居場所、区の交流館で開かれる場、学びの多様化学校、そしてメタバース校舎。性格がまったく違う4つです。

⑦ フリースクールわくにこ

新宿(にいじゅく)2-16-17。書道教室の建物の1階で、2025年5月に開校しました。小さな畑がついているフリースクールという、この区では珍しい設計です。「自然に触れながら、子どもも大人も自分らしくいられる場所」を掲げています。

立ち上げメンバーは中村友理恵氏・黒崎美雪氏・中村清道氏の3名。毎週金曜日に「探求・哲学」の時間を設けていることが公開されています。あわせて「わくにこ自由学習ルーム」も運営していて、こちらは小学生・中学生・高校生を対象に個別指導・自主学習・受験サポートを行うと案内されています。対象学年・開所時間・料金は公式サイトに明記がなく、問い合わせが必要です。なお、わくにこは葛飾区と東京都の助成金について、書類作成の案内と提出期限のリマインドを行うと公表しています。

所在地
東京都葛飾区新宿2-16-17
運営
フリースクールわくにこ(中村友理恵・黒崎美雪・中村清道)
開校
2025年5月
対象
記載なし(要問合せ)。併設の自由学習ルームは小学生・中学生・高校生
開所
記載なし(要問合せ)。毎週金曜日に「探求・哲学」の時間あり
費用
記載なし(要問合せ)
出席扱い
記載なし(要問合せ)
特色
小さな畑付き。都・区の助成金の書類作成案内と提出期限のリマインドに対応
連絡先
070-8536-3927/info@wakuniko-katsushika.com

出典:わくにこ自由学習ルーム 公式サイト(2026年9月確認)

⑧ 葛飾まなビーバー(共育ステーション地球の家)

運営は一般社団法人 共育ステーション地球の家。葛飾区の会場はいいづか集い交流館(南水元1-20-8)で、区の公共施設を使って開かれています。ここも、③のふれあいスクール一朶と同じく区の交流館が学びの場になっている例です。

対象は満3歳〜高校生と、この記事のなかで最も幅が広いのが特徴です。葛飾の開催は火曜日(月3〜5回)。費用は月謝制で、月4回コース・月6回コースなどが用意されていますが、具体的な金額は別資料に分かれているため要問合せです。松戸市・オンラインでも活動していて、公式サイトには東京都のフリースクール等利用者助成金と松戸市の補助金についての案内リンクが置かれています。

所在地
〒124-0021 東京都葛飾区南水元1-20-8(いいづか集い交流館)
運営
一般社団法人 共育ステーション地球の家
対象
満3歳〜高校生
開所
火曜日(月3〜5回)
費用
月謝制・月4回コース/月6回コースなど(具体的な金額は要問合せ)
出席扱い
記載なし(要問合せ)
その他の拠点
松戸市・オンライン
連絡先
chikyunoie.2013@gmail.com

出典:共育ステーション地球の家 公式サイト/葛飾区 施設案内 いいづか集い交流館(2026年9月確認)

川沿いの遊歩道

⑨ 東京シューレ葛飾中学校

新小岩3-25-1。学校法人東京シューレ学園が2007年4月に開校した私立中学校で、文部科学省から認可を受けた「学びの多様化学校」(不登校特例校)です。文部科学省の設置校一覧で、東京都内の本校型4校の1つとして掲載されています。

ここはフリースクールではなく中学校なので、在籍そのものが移ります。定員は120人で、「どのホームにも1、2、3年全学年がいます」という異学年の構成。公式サイトには「一般の中学校より、少し少なめの時間数で、ゆったりとした学校生活」と説明があり、通学のほかにホームスクール部門・マイコース部門があって、ICTを使った在宅での学習も支援されています。学費は公式サイトに掲載がないため、資料請求または学校へ直接お問い合わせください。

所在地
〒124-0024 東京都葛飾区新小岩3-25-1
設置法人
学校法人 東京シューレ学園
開校
2007年4月
位置づけ
文部科学省認可の「学びの多様化学校」(不登校特例校)・本校型
対象
中学1年生〜3年生
定員
120人(全学年が同じホームに在籍する構成)
学び方
通学のほか、ホームスクール部門・マイコース部門。ICTを活用した在宅学習支援あり
学費
公式サイトに記載なし(資料請求・要問合せ)
電話
03-5678-8171

出典:東京シューレ葛飾中学校「どんな学校?」/文部科学省 学びの多様化学校 設置校一覧(2026年9月確認)

⑩ NIJINアカデミー町屋南千住校

葛飾区内にNIJINアカデミーの教室はありません。いちばん近いリアル教室は、荒川区にある町屋南千住校です。ただ、この記事でNIJINアカデミーを挙げる理由は教室の場所ではありません。メタバース校舎は、住んでいる区に関係なく平日毎日開いているからです。

葛飾区に住んでいても、荒川区の教室に通う必要はありません。詳しくは記事の後半、「オンラインという選択肢」の章で紹介します。

開校場所
荒川区荒川8丁目(教室長宅のため詳細は要問合せ)/メタバース校舎は全国どこからでも参加可能
アクセス
町屋駅から徒歩12分/千住大橋駅から徒歩15分/南千住駅から徒歩17分
開校
リアル教室は毎週金曜日(祝日を除く)10:00〜15:00。メタバース校舎は平日毎日
対象
小学生・中学生
連絡先
nijinacademy.machiyaminamisenju@gmail.com
費用
メタバース通学/通学/ハイブリッドから選べます(詳細は教室ページをご確認ください)
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー町屋南千住校(2026年9月確認)

神社の参道と石畳

葛飾区の支援制度|都2万円+区1万円で月最大3万円、そして区立中学校の8組

葛飾区・東京都の公式ページで確認できた内容を整理します。この区のいちばんの強みは、都の助成に区が上乗せしていることです。

電卓とノートと硬貨
制度確認できた内容
東京都フリースクール等利用者等支援事業都内在住の小・中学生の保護者が対象で、月額上限2万円。四半期ごとに支給されます。令和8年度の申請期間は令和8年5月27日〜令和9年2月12日。令和6・7年度に登録済みの方は新規利用者登録が不要です
葛飾区フリースクール等利用者支援事業助成金児童・生徒一人につき、1月当たり1万円(上限)。対象は「都助成金の交付決定を受けた不登校児童・生徒の保護者で、保護者、児童・生徒ともに区内に住所を有する方」。対象施設は東京都の「児童生徒通所施設一覧」に掲載されている施設。入会金・施設維持費・教材費は対象外。令和8年度の申請期間は令和8年7月22日〜令和9年3月31日(第1期7月22日〜/第2期10月1日〜/第3期1月4日〜/第4期3月15日〜)。窓口は教育総務課教育総務係(03-5654-8447)
ふれあいスクール明石(教育支援センター)所在地葛飾区鎌倉2-12-1(葛飾区立総合教育センター内)。対象は区内在住の小・中学生で不登校状態にあるお子さん。月〜金 9:00〜15:00(祝日・三季休業中を除く)。問い合わせは総合教育センター 03-5668-7601
双葉中学校8組(チャレンジクラス)葛飾区は「双葉中学校に、不登校の生徒を対象とする新たな学びの場として『8組(チャレンジクラス)』を設置しています」と公表。区立中学校のなかにある学びの場です
校内サポートルーム/登校サポーター対象の小・中学校内に「校内サポートルーム」を設置し、教室に入ることができない児童・生徒を支援。対象の小学校には支援員「登校サポーター」を配置
申請は「都が先、区があと」です

区の助成は、都助成金の交付決定を受けた方が対象です。つまり都に申請して決定通知をもらってから、区に申請するという順番になります。区の申請には、都助成金交付決定書の写しと領収書などの支払状況確認書類が必要です。
また、区の助成の対象になるのは利用料だけで、入会金・施設維持費・教材費は対象外です。この記事の施設には入会金が11,000円〜30,000円のところがあるので、そこは自己負担として見ておいてください。

出典:葛飾区 フリースクール等利用者支援事業助成金について/葛飾区 不登校のお子さんへの支援について/東京都フリースクール等利用者等支援事業(2026年9月確認)

駅のホームと線路
NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真オルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 900名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

NIJINアカデミー町屋南千住校を、もう少し詳しく

くり返しになりますが、葛飾区内にNIJINアカデミーの教室はありません。いちばん近いリアル教室は、荒川区荒川8丁目にある町屋南千住校です。町屋駅から徒歩12分、千住大橋駅から徒歩15分、南千住駅から徒歩17分。開校は毎週金曜日(祝日を除く)の10時〜15時、対象は小学生・中学生です。

教室ページには通える範囲として荒川区をはじめ、足立区・台東区・墨田区など近隣エリアが挙げられていて、葛飾区は含まれていません。それでもこの記事でNIJINアカデミーを紹介するのは、メタバース校舎があるからです。区がどこでも関係なく、平日は毎日参加できます。葛飾区に住んでいて荒川まで足を運ぶのが難しくても、メタバース校舎だけで通うことができます。

この記事で見てきたとおり、葛飾区の民間施設は月3,000円から48,000円まで開きがあり、開所曜日も火・水・木だけ、金曜だけ、火曜だけとばらばらです。そのなかでNIJINアカデミーが違うのは、通う日を決めるのが「その施設の開所曜日」ではなく「その日の自分の状態」になることです。

NIJINアカデミーの活動の様子(合奏に取り組む子どもたち)
開校場所
荒川区荒川8丁目(教室長宅のため詳細は要問合せ)
アクセス
町屋駅から徒歩12分/千住大橋駅から徒歩15分/南千住駅から徒歩17分
開校
毎週金曜日(祝日を除く)10:00〜15:00。メタバース校舎は平日毎日
対象
小学生・中学生
連絡先
nijinacademy.machiyaminamisenju@gmail.com
費用
メタバース通学は教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円。ハイブリッド通学は合計47,943円(メタバース授業料23,760円+施設使用料1,683円+リアル校舎授業料16,500円+教材費6,000円、初月のみ入学金33,000円)
通える範囲
荒川区をはじめ、足立区・台東区・墨田区など近隣エリア(メタバース校舎は全国どこからでも)
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー町屋南千住校(2026年9月確認)

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

葛飾区には、公的な居場所も、学びの多様化学校も、民間のフリースクールもあります。助成も都と区の二段構えです。それでも、実際に選ぼうとすると壁が残ります。

ひとつは場所の偏りです。この記事の民間施設は水元に3か所、青戸に2か所。区の南西側から通うには、それなりの移動時間がかかります。もうひとつは開所日数です。火・水・木だけ、火曜だけ、といった施設が多く、「平日毎日の居場所」を求めると候補が絞られます。そして三つ目が出席扱いの情報です。この記事で調べた葛飾区内の施設には、出席扱いの実績を公式サイトに明記しているところが見あたりませんでした。

NIJINアカデミーのメタバース校舎は、この3つの隙間を埋める選択肢です。移動がゼロなので、区のどこに住んでいても条件は同じ。平日は毎日開いています。費用も公開されています。そして出席扱いについては、希望した生徒の97%が在籍校で認められています(最終判断は在籍校です)。

葛飾区の施設に通う日と、家から参加する日を組み合わせる。あるいは、まずメタバース校舎で様子を見て、落ち着いてきたら区内の施設を見学する。週の埋め方として、候補に入れてみてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎の授業画面
メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

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子どもの「好き」が学びに変わっていく過程を追った回です。

出席扱いを相談するときの進め方

ノートと万年筆

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 市町村の教育委員会 学校教育課に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、市町村教委が実質的な窓口です。市役所の代表番号から「教育委員会 学校教育課」につないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を必ず確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です

よくある質問

葛飾区立の学校に通っています。まずどこに相談すればいいですか?
在籍校の担任の先生と、葛飾区立総合教育センターの教育相談(葛飾区鎌倉2-12-1、03-5668-7603)です。月曜〜金曜の9時〜17時に電話相談と来所相談(予約制)を受け付けています。ふれあいスクール明石への入室を希望する場合の相談も、ここが窓口です。
助成金は都と区で両方もらえますか?合計いくらになりますか?
はい、要件を満たせば両方受けられます。東京都が月上限2万円、葛飾区が月上限1万円で、合計月最大3万円です。ただし区の助成は「都助成金の交付決定を受けた方」が対象なので、必ず都に先に申請してください。区の助成の対象は利用料だけで、入会金・施設維持費・教材費は対象外です。
費用がいちばん安い施設と高い施設はどこですか?
民間で最も低いのはNPO法人フリースクール青砥の居場所利用料(月3,000円。学習指導を受ける場合は別途1教科月10,000円〜)です。最も高いのは、ふらっとフリースクールの週4日コース(月48,000円)です。区が設置するふれあいスクール明石については、費用の記載が公式ページになく要問合せです。
葛飾区に「学びの多様化学校」はありますか?
あります。葛飾区新小岩の東京シューレ葛飾中学校が、文部科学省認可の学びの多様化学校(不登校特例校)です。文部科学省の設置校一覧では、東京都内の本校型4校のうちの1校として掲載されています。また区立双葉中学校には「8組(チャレンジクラス)」が設置されています。
この記事の情報は最新ですか?
2026年9月時点で、葛飾区・東京都・文部科学省の公式資料および各施設の公式サイトを確認して作成しています。公式サイトに記載がない項目は「記載なし(要問合せ)」としています。見学やお申し込みの前に、必ず各施設へ直接ご確認ください。

まとめ

葛飾区の10か所を見てきました。選び方の軸は次の3つです。

葛飾区での選び方
  • まず費用を抑えて始めたいなら——NPO法人フリースクール青砥の居場所利用(月3,000円)か、ふれあいスクール一朶の1回ごとの利用。区のふれあいスクール明石への相談も、総合教育センターから始められます
  • 週に何日か、しっかり通いたいなら——ふらっとフリースクール(週2〜4日のコース制)、KIRARI-TOフリースクール(火・水・木)、翼学院フリースクール(週2日・週3日)が候補です
  • 学校そのものを変えることを考えるなら——東京シューレ葛飾中学校が、文部科学省認可の学びの多様化学校として区内にあります

そして忘れずに使いたいのが助成金です。都の月2万円に区の月1万円が上乗せされ、月最大3万円。申請は都が先、区があとという順番だけ、覚えておいてください。

この区にはもうひとつ、メタバース校舎という選択肢があります。区内の施設をひとつずつ見学する時間がまだない、という段階でも、平日毎日開いているオンラインの授業をまず覗いてみる。そういう順番も、無理のない探し方のひとつです。

夕暮れの川と橋
NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

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