宮崎市のフリースクール10選|公的な受け皿と費用・出席扱いを比較【2026年】

宮崎県宮崎市のフリースクール10選 費用・助成・出席扱いのまとめ

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宮崎市でフリースクールを探すと、他県とは少し違う手ざわりに気づきます。宮崎市教育委員会は、連携している民間施設の一覧を施設名・住所・電話つきで公開しています。しかもその基準を「市教育委員会がそのフリースクール等の視察や、ガイドラインの説明を行い、連携をしているフリースクール等」と書いている。担当者が実際に足を運んだ施設のリスト、ということです。さらに市は、出席扱いの要件と民間施設のガイドラインをPDFで公開しています。ここまで手札を開いている自治体は多くありません。
ただし、同じページには但し書きが添えられています。「ただし、出席の扱いにつきましては、各学校による判断となります。」——一覧に載っていることと、出席扱いになることは別、と市自身が書いている。そして保護者向けのフリースクール利用料の補助は、宮崎県にも宮崎市にも公式に確認できません。宮崎市とその周辺から通える10か所を、公式情報だけを出典にまとめました。
なおNIJINアカデミー宮崎校のリアル教室は、2027年4月まで休校しています。この記事ではその事実を明記したうえで、いま使える形を書いています。
結論:宮崎市から通えるフリースクール選びの要点
  • 選択肢は10か所——宮崎市から通える学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——市が視察して連携する施設と、出席扱い・費用を公式情報で比較(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 宮崎市・国富町の10か所の、住所・対象・費用・開所日・出席扱いの記載(休校中の教室も、その事実ごと書いています)
  • 市の一覧は「市教委が視察して連携した施設」で、それでも出席扱いは各学校の判断であること
  • 市が出席扱いの要件と民間施設ガイドラインをPDFで公開していて、保護者が自分で照らせること
  • 県にも市にもフリースクール利用料の補助が公式に確認できず、公的な受け皿の厚さでカバーされている構図

宮崎でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 市の一覧は「担当者が見に行った施設」のリストです

宮崎市の「フリースクール等との連携」のページには、施設名・住所・電話番号が並んだ表があります。この表の前に、掲載の基準がはっきり書かれています。「ここに掲載しているフリースクール等は、市教育委員会がそのフリースクール等の視察や、ガイドラインの説明を行い、連携をしているフリースクール等になります。」

「申請があった施設」でも「アンケートに答えた施設」でもなく、市の担当者が現地を見て、ガイドラインを説明したうえで載せているという書き方です。他県では「掲載に同意した施設」「利用実績のある施設」という基準がほとんどで、視察まで明記している例は多くありません。

同時に、市は同じページでこうも書いています。「それぞれのフリースクール等は、運営方針・活動内容・費用等が大きく異なりますので、各施設に十分ご確認ください。」 一覧に並んでいても中身は別物だ、という注意書きです。実際にこの表には、民間フリースクール、通信制高校の中等部、放課後等デイサービス、医療機関のデイケアまでが同じ列に並んでいます。「載っているから同じようなもの」ではありません。この記事では、施設ごとに種別を明記しています。

出典:宮崎市 5.フリースクール等との連携(2026年9月確認)

手づくりの品が並ぶ棚を見ている様子

2. 一覧に載っていることと、出席扱いになることは別です

同じページの注意書きは、こう続きます。「ただし、出席の扱いにつきましては、各学校による判断となります。」

市の一覧に載っている施設に通えば自動的に出席扱いになる、という制度ではありません。判断するのは在籍校の校長です。市はその判断の基準として、「義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出席扱いの要件について」(令和6年6月)というPDFを公開しています。そこには「保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること」「学校の教育活動が行われる時間帯に、当該施設に通所することを前提とすること」といった要件が並んでいます。

つまり、夜間や週末だけの利用は要件から外れるということです。施設を選ぶときは「何時に開いているか」が、費用と同じくらい重要になります。

出典:宮崎市 指導要録上の出席扱いの要件について(PDF)(2026年9月確認)

3. 利用料の補助は、県にも市にも公式に確認できません

宮崎市の教育関係の「手当・助成」のページ、不登校支援のページ、フリースクール等との連携のページを順に確認しましたが、フリースクールの利用料を補助する制度は見当たりませんでした。宮崎県側も同様で、県の教育施策の資料を含めて確認した範囲では、保護者向けの利用料補助は公式に確認できません。

東京都の月額上限2万円、山梨県と甲府市の二階建て、神奈川県の一部市町のような制度を宮崎で探すと、空振りになります。そのかわりに宮崎市が積み上げているのが、公的な受け皿の厚さです。教育支援教室「まなビバ!」が市内8か所、校内教育支援教室が市内20校、そして学びの多様化学校が1校。この記事の前半は、その公的な層から始めます。

出典:宮崎市 不登校支援の状況(2026年9月確認)

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【一覧表】宮崎市から通えるフリースクール10選

種別・対象・費用の記載を並べています。費用は「入会金」「月額」など性格が違うので、詳しくは各施設の項をご覧ください。公式サイトに金額の記載がないものは「記載なし」としています。

施設名市町村種別対象費用
① 教育支援教室「まなビバ!」宮崎市公的(教育支援センター)学校に登校することが難しい児童生徒市公式サイトに記載なし
② 宮崎市立ひなた中学校【昼間部】宮崎市公的(学びの多様化学校)市内全域の中学生公立中学校
③ 校内教育支援教室宮崎市公的(校内別室)設置校に在籍する児童生徒公立小中学校
④ NIJINアカデミー宮崎校宮崎市民間フリースクール(リアル教室は2027年4月まで休校中)小学生・中学生メタバース 授業料23,760円+施設利用料1,683円
⑤ わくわくフリースクール エデュコクラブ宮崎市民間フリースクール公式サイトに記載なし利用料 無料
⑥ フリースクール ZigZagCompass宮崎市民間フリースクール小学生〜高校生月謝 15,000円/日数制もあり
⑦ フリースクール ケアパケ宮崎市民間フリースクール小学生・中学生夕方 月6,000円/終日 月15,000円(入会金5,000円)
⑧ 児童思春期デイケア「ふりすく」宮崎市医療機関のデイケア小学生〜大学生各種健康保険・子ども医療費助成が適用
⑨ 勇志国際高等学校中等部 宮崎学習センター宮崎市通信制高校の中等部中学生通学生 月40,000円/ネット生 月30,000円
⑩ オンラインフリースクール feat.宮崎市(オンライン)オンラインフリースクール小学4年生〜中学3年生オンラインのみ 20,000円/体育つき 30,000円
屋外で笑い合う子どもたちと大人

宮崎市のフリースクールの選び方|目的別の早見表と、費用・出席扱いの比べ方

「フリースクール 宮崎市」で探している方に向けて、上の一覧の10か所を目的別に並べ直した早見表と、民間の月額を比べる表、見学から出席扱いの相談までの流れを表にしました。金額・開所日・出席扱いの書き方は、上の一覧と同じく宮崎市と各施設の公式情報に記載のある内容だけです(2026年9月確認)。

目的別|宮崎市から通えるフリースクールの早見表

目的別に見た、宮崎市の候補
目的候補(一覧の番号)確認できている内容
費用をかけずに始めたい① まなビバ!/③ 校内教育支援教室/⑤ エデュコクラブまなビバ!は「登室した日は出席扱いになります」と市が明記。エデュコクラブは利用料無料(火・金の午後)
学校そのものを変えたい(中学生)② 宮崎市立ひなた中学校【昼間部】年間770時間・登校は8:50〜か9:50〜を選択。説明会と体験会への参加が必須
平日を通しで過ごしたい⑥ ZigZagCompass/⑧ ふりすく平日9:00〜16:00の週5日/月〜金(医療機関のデイケア)
好きなことから入りたい⑦ ケアパケゲーミングPC10台。夕方 月6,000円/終日 月15,000円
家から参加したい⑩ feat./④ NIJINアカデミー(メタバース校舎)feat.は小4〜中3・月20,000円〜。NIJINは平日毎日開校

民間の月額を並べて比べる

宮崎市の民間の費用(公式に記載のある金額)
施設月額入会金など
⑤ エデュコクラブ無料カウンセリング 1時間3,000円(初回無料)
⑦ ケアパケ夕方 6,000円/終日 15,000円入会金5,000円。スポット利用あり
⑥ ZigZagCompass月謝制 15,000円(日数制もあり)日数制は3時間まで1,000円・3時間以上2,000円
⑩ feat.オンラインのみ 20,000円/体育つき 30,000円入会金0円
④ NIJINアカデミー(メタバース)授業料23,760円+施設利用料1,683円年払いの場合は月あたり19,800円
⑨ 勇志国際中等部通学生 40,000円/ネット生 30,000円入学金22,000円(通学生は施設設備費 年11,000円)

宮崎県・宮崎市ともに、保護者向けのフリースクール利用料の補助は公式に確認できません。表の金額がそのまま家計に乗る前提で比べてください。

見学から出席扱いの相談までの5ステップ

宮崎市でフリースクールを決めるまでの5ステップ
ステップやること宮崎市でのポイント
① 在籍校に相談する担任に今の様子を伝えるまなビバ!の入級は担任への相談から始まる7段階の手続き
② 公的な受け皿を確かめる校内教育支援教室・まなビバ!・ひなた中学校を確認校内教育支援教室は市内20校のみ。在籍校にあるか学校に確認
③ 民間の候補を2〜3か所に絞る上の早見表で目的に合う所を選ぶ開いている曜日と時間帯を必ず比べる
④ 見学・体験に行く本人と一緒に雰囲気を見る市のガイドラインの項目をそのまま質問にする(下のチェックリスト)
⑤ 在籍校に出席扱いを相談する活動内容と記録の出し方を学校に伝える市は「出席の扱いにつきましては、各学校による判断」と明記。課業時間中の通所が前提
宮崎市のフリースクール見学チェックリスト(市のガイドラインをもとに)
確かめたいことチェック
入会金・授業料などの料金体系を、はっきり説明してもらえるか□
指導の内容・方法を、事前に教えてもらえるか□
在籍校とどうやり取りしてくれるか(面談への同席・毎月の報告など)□
学校の授業がある時間帯に開いているか(夕方・週末だけでは要件外になりうる)□
同年代の子どもが何人くらい通っているか□
家から通う手段と時間(送迎の有無)□

宮崎市の公的な受け皿3つ|通室・転入学・校内別室

宮崎市は「学校の中」「学校とは別の教室」「もう一つの中学校」を、それぞれ別の仕組みとして持っています。入口と手続きが違うので、順に見ていきます。

① 教育支援教室「まなビバ!」

宮崎市の教育支援センターにあたる教室で、小戸・田吉・神宮・里山・佐土原・田野・高岡・清武の8か所が市内に置かれています。人口40万人規模の市で8か所というのは、政令市以外ではかなり手厚い配置です。里山教室は小学生が対象と、市公式に明記されています。

開室は「月曜日から金曜日」「9:15~12:00、13:00~15:00」で、休みは学校の休業日に準じます。午前と午後のあいだに1時間の区切りがあるので、午前だけ・午後だけという通い方も想像しやすい形です。

出席の扱いは市が断定形で書いています。「登室した日は出席扱いになります」。民間施設の項で後述するとおり、宮崎市内で出席扱いをここまで言い切っているのは公的な場だけです。

入級までは7つの段階を踏みます。担任との相談 → 保護者が「入級意思確認書」を学校に提出 → 校長との面談 → チーフスクールアドバイザーとの面談 → 校長が入級申込書を市教委へ提出 → 市教委からアドバイザーへ連絡 → 通室開始。入口は必ず在籍校で、保護者が直接申し込む形ではありません。相談だけなら小戸教室に電話できます。

各教室の住所は、市の公式ページには文字情報として掲載されていません。通える範囲かどうかは、市教委または小戸教室に確認してください。費用についても市公式サイトに記載を確認できませんでした。

所在地
宮崎市内8教室(小戸・田吉・神宮・里山・佐土原・田野・高岡・清武)/各教室の住所は市公式サイトに記載なし
対象
学校に登校することが難しい児童生徒(里山教室は小学生対象)
開室
月曜日〜金曜日 9:15〜12:00、13:00〜15:00(学校の休業日に準じる)
費用
市公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
出席扱い
市公式に記載あり「登室した日は出席扱いになります」
入級
在籍校の担任へ相談することから始まる7段階の手続き
電話
0985-22-9674(小戸教室・相談は月〜金 9:15〜12:00、13:00〜15:30)/学校教育課 0985-85-1825

出典:宮崎市 6.教育支援教室「まなビバ!」(2026年9月確認)

② 宮崎市立ひなた中学校【昼間部】

不登校の子どもの実態に配慮した教育課程を組む「学びの多様化学校」として、令和7年4月に開設された市立の中学校です。所在地は旭1丁目4番1号の宮崎市教育情報研修センター内、JR宮崎駅から歩ける距離にあります。

特徴は教育課程そのものです。年間の授業時数が770時間(通常の中学校の標準は1,015時間)に抑えられ、対面とオンラインを併用します。さらに登校時刻を「8:50〜」か「9:50〜」から選べるという設計になっています。朝が動かないことが通えない理由になっている子には、ここがいちばん効きます。担任も複数教職員によるチーム担任制です。

定員は1学年15名程度・全校45名程度と小さく、通学区域は宮崎市内全域。学区に縛られません。ただし入学には条件があります。市は「入学又は転入学していただくためには、この学校説明会及び学校体験会への参加が必須」と明記しています。

令和9年度入学の申込締切は令和8年9月24日(木)で、説明会は10月15日(木)と17日(土)、体験会は10月27日・29日・30日に予定されています。そのあと11月と12月に教育相談が2回、1月に入学願書の提出、定員を超えた場合は1月下旬に抽選、2月上旬に入学者決定というスケジュールです。興味があるなら、動くのは秋より前ということになります。

なお同じひなた中学校には、令和6年4月に開校した宮崎県初の夜間中学(夜間部)もあります。こちらは「中学校に通う年齢を過ぎた人」が対象で、授業料と教科書代は無料です。昼間部とは対象がまったく違うので、混同しないようにしてください。

所在地
宮崎市旭1丁目4番1号(宮崎市教育情報研修センター内)
種別
公立中学校(学びの多様化学校・令和7年4月開設)
対象
宮崎市内全域の中学生(令和9年度は新中学1年生15名程度・新中学2年生若干名)
定員
1学年15名程度/全校45名程度
教育課程
年間770時間・対面とオンラインの併用・登校時刻は8:50〜か9:50〜から選択
入学
学校説明会と学校体験会への参加が必須。令和9年度の申込締切は令和8年9月24日(木)
電話
0985-26-6521(学校)/0985-85-1822(教育委員会 企画総務課)

出典:宮崎市の学びの多様化学校について/宮崎市 令和9年度入学に関する案内(2026年9月確認)

木箱に手を入れて作業する子どもの手元

③ 校内教育支援教室(市内20校)

学校の中に置かれた別室です。市の説明は「教室に入ることができない児童生徒の支援・指導を行うために、市内の一部の小中学校に校内教育支援教室を設置しております」。ポイントは人の配置で、「この教室が設置されている学校には、教員免許を有する指導員を配置し」と明記されています。空き教室を用意しただけ、ではありません。

設置校は「市内20校(小学校8校、中学校12校)」。全校ではないので、在籍校にあるかどうかは学校に確認が必要です。内容は学習支援・指導、学校行事等に関する支援・指導、自立心や集団への適応力を高めるための生活指導や教育相談などが挙げられています。

校舎そのものは行ける、教室に入るのがつらい——という段階なら、まずここが候補になります。校内なので移動も転校も要らず、在籍校の中で完結するのが、まなビバ!や民間施設との決定的な違いです。

所在地
宮崎市内20校の設置校内(小学校8校・中学校12校)
種別
公的(校内別室/校内教育支援センター)
対象
不登校やその傾向にあり、教室に入ることができない、設置校の児童生徒
体制
教員免許を有する指導員を配置
費用
公立小中学校の校内のため利用料の設定なし
確認
設置校かどうかは在籍校に確認が必要
電話
0985-85-1825(宮崎市教育委員会 学校教育課)

出典:宮崎市 8.校内教育支援教室(2026年9月確認)

体育館に集まった子どもたち

宮崎市内の民間フリースクール4か所|ものづくり・伴走・ゲーム

市が視察して連携している施設のなかから、日中に通える民間フリースクールを4つ取り上げます。活動の中心がそれぞれ大きく違うので、子どもの「入りやすさ」で選べます。

④ NIJINアカデミー宮崎校(リアル教室は2027年4月まで休校中)

先にはっきり書きます。この教室のリアル通学は、現在お休みしています。 教室ページに「2027年4月まで休校しております。」と明記されています。宮崎市内で火曜日に通える場所を探している方は、いまは候補から外してください。

そのうえで、どんな教室なのかを残しておきます。場所は小松の体験型シェア工房「ツクレタ」の中。教室長の増田恭之さんご夫婦が工房を運営していて、「ものづくりの楽しさをわかちあう」をモットーに100名を超える講師と活動してきた場所です。開校していたときは毎週火曜日の9時30分〜14時30分、定員6名、対象は小学生・中学生でした。

活動の中身は工房そのものです。編み物、洋裁、お絵描き、デジタル、木工、キャンドル、フラワー、つまみ細工。教室ページには開校の理由がこう書かれています。「ものづくり大好き!色んなものづくり体験がしたい!だけど、材料が準備するのが大変。」 家では場所も道具も材料も揃えられないことを、工房が丸ごと引き受ける形でした。

いま宮崎市から使えるのは、自宅から参加するメタバース校舎のほうです。平日は毎日開いていて、リアル教室の休校とは関係なく通えます。記事の後半で詳しく紹介します。

現在の状況
2027年4月まで休校(教室ページに記載)。リアル通学の受け入れは停止中
開校場所
宮崎県宮崎市小松受別府268-1(体験型シェア工房ツクレタ内)
休校前の開校
毎週火曜日 9:30〜14:30/定員6名
対象
小学生・中学生
いま使える形
メタバース校舎(平日毎日・自宅から参加)
費用
メタバース 授業料23,760円(年払の場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円/リアル教室は休校中(再開時は授業料16,500円+施設利用料6,600円)
連絡先
0985-71-4011(9:30〜17:00・水木を除く)/nijinacademy.miyazaki@gmail.com
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー宮崎校(2026年9月確認)

⑤ わくわくフリースクール エデュコクラブ(一般社団法人educolabo)

南宮崎駅前ビルの1階にある、利用料が無料のフリースクールです。一般社団法人educolabo(代表理事・市園京子さん)が運営し、プログラミング教室や個別学習指導などを併設しています。

開所は火曜日と金曜日の13時30分〜17時、定員5名。「無料」と「週2日・午後だけ」はセットで見てください。出席扱いの要件のひとつが「学校の教育活動が行われる時間帯に通所すること」なので、午後からの2日間がどう評価されるかは在籍校の判断になります。費用がかからないぶん、他の居場所や家庭での学習と組み合わせる前提で考えるのが現実的です。

活動は子どもの「やりたいこと」を中心に組み立てられ、ゲーム会・たこ焼き会・カラオケ会・作品展といった催しを在籍する子どもたちと一緒に企画しています。体験は随時無料。別途、カウンセリングが1時間3,000円(初回無料)で用意されています。

対象年齢・学年と出席扱いについては、公式サイトに記載を確認できませんでした。

所在地
宮崎市大淀4丁目5-25 南宮崎駅前ビルD棟1F《南宮崎駅前》
種別
民間フリースクール(一般社団法人educolabo)
開所
火曜日・金曜日 13:30〜17:00
定員
5名
対象
公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
費用
フリースクールの利用料は無料/カウンセリングは1時間3,000円(初回無料)
出席扱い
公式サイトに記載を確認できず
電話
080-5792-3715

出典:わくわくフリースクール エデュコクラブ(2026年9月確認)

机の上に広げられた画材と制作中の作品

⑥ フリースクール ZigZagCompass

小学校教員を32年つとめた牧野泰子さんが運営する、「伴走型フリースクール」を名乗る施設です。宮崎市内で平日9時〜16時、週5日開いていて、この記事で扱う民間のなかではもっとも長く開いています。

この施設がはっきりしているのは、在籍校との関係に手を入れると公言している点です。掲げている5つの柱は「学びのサポート」「在籍校との連携」「つながりをサポート」「ご家族をサポート」「自己決定をサポート」。在籍校や学級担任との連携、学校での面談への同席、登校支援、保護者向けのオフミーティングまでが活動に含まれています。

出席扱いについて、公式に「在籍校との相談により利用日は出席扱い可能 *宮崎市教育委員会」と記載があります。断定ではなく「在籍校との相談により」という条件つきである点は、そのまま受け取ってください。この記事で取り上げた民間施設のうち、出席扱いに言及しているのはここを含めて3か所だけです。

費用は月謝制が月15,000円、日数制が3時間まで1,000円・3時間以上2,000円。保護者相談などは1時間1,000円です。調理活動の実習費や講師を招く活動の費用は別途調整と書かれています。自宅からメタバースを使ってオンラインで利用することもできます。なお公式サイトには市内であることまでしか書かれておらず、番地は宮崎市の一覧で確認できます。

所在地
宮崎市新別府町城元316-1(宮崎市の一覧による。公式サイトは「宮崎市」までの表記)
種別
民間フリースクール(伴走型・運営は牧野泰子さん/小学校教員32年)
開所
平日 9:00〜16:00(延長は要相談)
対象
小学生〜高校生
費用
月謝制 15,000円/月 日数制 1,000円(3時間まで)・2,000円(3時間以上) 保護者相談等 1時間1,000円
出席扱い
公式に記載あり「在籍校との相談により利用日は出席扱い可能 *宮崎市教育委員会」
オンライン
自宅からメタバースを使った利用が可能
電話
090-5020-5019

出典:フリースクール ZigZagCompass(2026年9月確認)

⑦ ゲームを活用したフリースクール ケアパケ

一般社団法人 宮崎県eスポーツ協会が運営する、ゲームを入口にしたフリースクールです。本郷1丁目にあり、ゲーミングPCが常時10台、PlayStation4/5、Nintendo Switchが設置されています。マインクラフト、フォートナイト、ロブロックスなどがそのまま活動に使われます。

開所は毎週水曜日・木曜日・金曜日(祝日は休み)。夕方コース(3時間)が15時〜18時、終日コース(8時間)が10時〜18時と、2つの時間帯が用意されています。ここは選び方が分かれるところで、出席扱いを視野に入れるなら、学校の課業時間に重なる終日コースが前提になります。夕方コースは「学校の教育活動が行われる時間帯」からは外れます。

費用は夕方コースが月6,000円、終日コースが月15,000円で、どちらも入会金5,000円。スポット利用もあり、夕方1日2,000円、終日1日4,000円です。「まず1日だけ試す」ができる料金設計になっています。対象は小学生・中学生で、その他の年齢は相談に応じると書かれています。出席扱いについては公式サイトに記載を確認できませんでした。

所在地
宮崎市本郷1丁目16-3
種別
民間フリースクール(一般社団法人 宮崎県eスポーツ協会)
開所
毎週水曜日・木曜日・金曜日(祝日は休み)/夕方コース 15:00〜18:00・終日コース 10:00〜18:00
対象
小学生・中学生(その他の年齢は要相談)
費用
夕方コース 月6,000円/終日コース 月15,000円(いずれも入会金5,000円) スポット利用 夕方2,000円・終日4,000円
設備
ゲーミングPC10台、PlayStation4/5、Nintendo Switch
出席扱い
公式サイトに記載を確認できず
電話
090-4358-1994

出典:ゲームを活用したフリースクール ケアパケ(2026年9月確認)

水辺の高台を歩く子どもたち

医療・通信制・オンラインという別の入口3つ

「フリースクール」の枠の外にも、宮崎市が連携先として挙げている受け皿があります。保険が使えるもの、高校まで続く進路が見えるもの、家から出なくていいもの。入口の性格がまったく違います。

⑧ 医療法人ハートピア みよしクリニック 児童思春期デイケア「ふりすく」

精神科・心療内科・児童精神科のクリニックが運営するデイケアです。フリースクールではなく医療機関のプログラムなので、入口は受診になります。そのかわり「子ども医療費助成制度,各種健康保険が適用になります。また,自立支援医療制度も利用できます。」と公式に書かれていて、月額いくらという民間施設とは費用の考え方がまったく違います。

出席扱いについては、この記事で扱った施設のなかでもっとも具体的な記載があります。「宮崎市,西都市,新富町,高鍋町,国富町などから,児童思春期デイケア『ふりすく』の利用につきまして,各小中学校の校長の判断によって『学校への出席扱いと認定可能』と許可をいただいております」。断定ではなく「各小中学校の校長の判断によって」という実績ベースの書き方ですが、市外の自治体名まで挙げているのは珍しい形です。

開所は月曜日〜金曜日(祝日・年末年始を除く)、定員50名。対象は小学生・中学生・高校生・大学生と幅広く取られています。活動は個別学習、創作活動、クッキング、スポーツ、室内ゲーム、映画鑑賞、音楽鑑賞、楽器演奏、園芸、散歩、季節の行事など。時間帯は公式サイトに記載を確認できませんでした。

住所についてひとつ注意があります。公式サイトはクリニックの所在地を「宮崎市江平中町6番地17」と書いており、宮崎市の一覧の「橘通西1丁目5-3」とは一致しません(電話番号は一致しています)。行く前に電話で確認してください。

所在地
公式サイトは「宮崎市江平中町6番地17」/宮崎市の一覧は「宮崎市橘通西1丁目5-3」(電話番号は一致。訪問前に要確認)
種別
医療機関の児童思春期デイケア(医療法人ハートピア みよしクリニック)
開所
月曜日〜金曜日(祝日・年末年始を除く)/時間帯は公式サイトに記載を確認できず
対象
小学生・中学生・高校生・大学生
定員
50名
費用
子ども医療費助成制度・各種健康保険が適用。自立支援医療制度も利用可(金額の記載なし)
出席扱い
公式に記載あり「各小中学校の校長の判断によって『学校への出席扱いと認定可能』と許可をいただいております」
電話
0985-35-1100

出典:みよしクリニック 児童思春期デイケア「ふりすく」(2026年9月確認)

⑨ 勇志国際高等学校中等部 宮崎学習センター

通信制の勇志国際高等学校(学校法人青叡舎学院)が運営する中等部で、宮崎学習センターは橘通西の宮崎ナナイロ東館7階にあります。公式サイトは「フリースクール 勇志国際中等部」と名乗っていますが、位置づけは通信制高校の中等部です。高校まで続く進路が最初から見えているのが、この形のいちばんの特徴になります。

コースは通学生とネット生の2つ。費用は通学生が入学金22,000円+施設設備費 年11,000円+学費 月40,000円、ネット生が入学金22,000円+月30,000円です。この記事で扱った民間のなかでは高い水準ですが、そのぶん仕組みが用意されています。オンライン・通学で取り組んだ学習内容や出席状況をまとめた「学習状況報告書」を、毎月、在籍中学校へ共有するという運用です。

出席扱いについての書き方は、この記事のなかでもっとも慎重です。「学校外での活動を在籍中学校の『出席扱い』とできる制度です。」と説明したうえで、「出席認定の可否・条件は、在籍中学校の規定および校長判断によります。すべてのケースで認定を保証するものではありません。」と明記しています。保証しないと自分から書いているのは、誠実な部類に入ります。

開所の曜日と時間については、公式サイトに記載を確認できませんでした。

所在地
宮崎市橘通西3-10-32 宮崎ナナイロ東館7F
種別
通信制高校の中等部(学校法人青叡舎学院/勇志国際高等学校)
対象
中学生
開所
公式サイトに記載を確認できず(要問合せ)
費用
通学生 入学金22,000円+施設設備費 年11,000円+学費 月40,000円/ネット生 入学金22,000円+月30,000円
出席扱い
公式に記載あり。ただし「出席認定の可否・条件は、在籍中学校の規定および校長判断によります。すべてのケースで認定を保証するものではありません。」と明記
連携
毎月「学習状況報告書」を在籍中学校へ共有
電話
0985-31-5931

出典:勇志国際中等部 宮崎学習センター(2026年9月確認)

牧場で牛とふれあう

⑩ オンラインフリースクール feat.

家から出ずに参加できるオンラインのフリースクールです。対象は小学4年生〜中学3年生。公開されている時間割は、12時にオンライン教室へ登校してホームルーム、13時に昼食、16時30分から学校教材を使った学習、17時に終わりの会、19時に課外授業、という流れです。午後から動き出す時間割になっているのが、他の施設との大きな違いです。

費用は入会金0円で、オンラインスクールのみが20,000円、宮崎校限定の体育をつけると30,000円(体育受講生は登録料800円/年)。宮崎校の体育は中国武術と筋力トレーニングという、かなり珍しい内容です。

出席扱いについては、公式に「出席扱い認定を受けるまでは無料でオンライン授業を受ける事が可能です」という記載があります。出席扱いになるまでは費用が発生しない、という料金の条件として書かれているもので、認定の条件そのものの説明は確認できませんでした。仕組みを詳しく聞いたうえで判断してください。開所の曜日についても記載を確認できていません。

所在地
宮崎市大字恒久5122(宮崎市の一覧による。公式サイトは「宮崎県」までの表記)
種別
オンラインフリースクール
対象
小学4年生〜中学3年生
開所
時間割は12:00のホームルームから19:00の課外授業まで。曜日は公式サイトに記載を確認できず
費用
入会金0円/オンラインスクールのみ 20,000円/スクール+体育(宮崎校限定)30,000円/登録料(体育受講生限定)800円・年
出席扱い
公式に記載あり「出席扱い認定を受けるまでは無料でオンライン授業を受ける事が可能です」(認定条件の説明は確認できず)
電話
090-7466-9500

出典:オンラインフリースクール feat.(2026年9月確認)

机とホワイトボードが並んだ学びの部屋

宮崎市の制度を、保護者の側から読み直す

市は「出席扱いの要件」と「施設のガイドライン」を先に開いています

宮崎市の「フリースクール等との連携」のページには、施設一覧のほかに2つのPDFが置かれています。ひとつは出席扱いの要件を示した通知(令和6年6月)、もうひとつは「宮崎市における民間の団体・施設で相談・指導を受けている不登校児童生徒の出席の取扱いに関するガイドライン」です。

後者には、施設が満たすべき考え方が7つの項目で並んでいます。実施主体は専門性のある技術・知識・経験を有する法人または個人であること。事業運営は不登校支援を主たる目的とし、「著しく営利本位でなく、入会金や授業料等が明確」であること。相談・指導の在り方として、指導内容・方法を事前に明示すること、体罰や人権侵害行為を行わないこと。スタッフ、施設・設備、学校との連携、家庭との関係についても記載があります。

これは行政向けの文書に見えますが、保護者にとっては見学のチェックリストとして使えます。料金体系が説明されるか、指導の内容を事前に教えてもらえるか、在籍校との連携をどう考えているか。ガイドラインに書かれていることを、そのまま質問にしてしまえばいい。何を聞けばいいか分からない、という最初の壁を、市の文書が越えさせてくれます。

出典:宮崎市 民間の団体・施設で相談・指導を受けている不登校児童生徒の出席の取扱いに関するガイドライン(PDF)(2026年9月確認)

子どもたちがつくったガラスの作品

出席扱いを断定している民間施設は、宮崎市内にありません

この記事で取り上げた民間の7か所を、出席扱いの記載だけで並べ直すと、はっきりした段差が見えます。

条件つきで言及しているのが3か所。ZigZagCompassの「在籍校との相談により利用日は出席扱い可能」、ふりすくの「各小中学校の校長の判断によって『学校への出席扱いと認定可能』と許可をいただいております」、feat.の「出席扱い認定を受けるまでは無料で」。勇志国際中等部にいたっては「すべてのケースで認定を保証するものではありません。」と自分から書いています。そしてエデュコクラブとケアパケは、公式サイトに記載を確認できませんでした。

一方、公的な教育支援教室「まなビバ!」は「登室した日は出席扱いになります」と断定しています。断定できるのは公的な場だけ、というのが宮崎市の現在地です。これは施設の質の問題ではなく、判断する主体が在籍校の校長だからです。民間施設が「出席扱いになります」と言い切れないのは、むしろ正確な表現をしているということでもあります。

だから、見学のときに聞くべきことは「出席扱いになりますか」ではありません。「在籍校とどうやり取りしてくれますか」「学校に出す記録はありますか」です。勇志国際中等部の毎月の「学習状況報告書」、ZigZagCompassの学校での面談への同席のように、校長が判断するための材料を用意してくれるかどうかが、実際の分かれ目になります。

利用料の補助はなく、そのかわり公的な層が厚い

宮崎県と宮崎市の公式サイトを確認した範囲では、保護者向けのフリースクール利用料の補助・助成は見当たりませんでした。宮崎市の教育関係の手当・助成のページにも、該当する項目はありません。近隣の都城市・西都市についても同様に確認できませんでした。「制度がない」と断定はできませんが、公式に確認できるものはない、というのが正確なところです。費用は、各施設に示されている金額がそのまま家計に乗ると考えてください。

そのかわり、宮崎市は公的な受け皿を積み上げています。教育支援教室「まなビバ!」が市内8か所、校内教育支援教室が市内20校、そして学びの多様化学校が1校。文部科学省の学びの多様化学校の一覧で宮崎県内に載っているのは、宮崎市立ひなた中学校と、令和8年4月に開校した都城市立あやめ野中学校の2校です。宮崎市に住んでいれば、そのうち1校に学区の制約なく応募できる——これは全国的に見ても恵まれた条件です。

補助金で民間の費用を下げる方向ではなく、無償で通える公的な場を増やす方向に振っている。宮崎市の設計はそう読めます。民間を検討する前に、まなビバ!とひなた中学校を一度確認する価値があるのは、そのためです。

出典:宮崎市 教育に関する手当・助成/文部科学省 学びの多様化学校(2026年9月確認)

宮崎校で押し花の作品づくりに取り組む
まずは、メタバース校舎をのぞいてみませんか

無料の体験説明会では、実際の授業の様子をご覧いただけます。お子さんの参加は必須ではありません。保護者の方だけで、話を聞くところから始めていただけます。

NIJINアカデミー宮崎校は休校中|いま宮崎市から使えるのは、メタバース校舎です

もう一度、はっきり書いておきます。宮崎市小松のリアル教室は、2027年4月まで休校しています。 教室ページにそう明記されています。火曜日に通える場所として当てにしないでください。

どんな教室だったかは、残しておく価値があります。場所は体験型シェア工房「ツクレタ」の中。教室長の増田恭之さんご夫婦が工房を営み、100名を超える講師と一緒に、編み物、洋裁、お絵描き、デジタル、木工、キャンドル、フラワー、つまみ細工といったワークショップを開いてきました。場所が最初から「つくる場所」だった教室です。道具も材料も、すでにそこにありました。

教室ページには、開校の理由がこう書かれています。「ものづくり大好き!色んなものづくり体験がしたい!だけど、材料が準備するのが大変。安心してください。たくさんのものづくりが体験できます。子どもたちに完成したときの達成感をたくさん感じてほしい!」

もうひとつ、この教室が大事にしてきた考え方があります。「実際に自分で体験をしてみると、自分でも思ってもみなかったことに楽しさを感じたり、苦手だと思っていたことが実は他の人よりも上手にできることを発見したりする」。得意も苦手も、やってみる前には分からない。選択肢の幅そのものを増やしにいくという発想です。

そして、メタバース校舎のほうは、この休校とは関係なく平日毎日開いています。宮崎市に住んでいても、自宅から参加できます。リアル教室が再開したときに通えるかどうかは、そのとき改めて考えればいい。いま動ける形はオンラインのほう、というのが2026年9月時点の宮崎市の状況です。

NIJINアカデミー宮崎校のスタッフ
現在の状況
リアル教室は2027年4月まで休校中(教室ページに「2027年4月まで休校しております。」と記載)
いま使える形
メタバース校舎(平日毎日開校・自宅から参加)
開校場所
宮崎県宮崎市小松受別府268-1(体験型シェア工房ツクレタ内)
休校前の開校
毎週火曜日 9時30分〜14時30分/定員6名
対象
小学生、中学生
連絡先
0985-71-4011(9時30分〜17時、水木を除く)/nijinacademy.miyazaki@gmail.com
料金
メタバース 授業料23,760円(年払の場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円/リアル教室は休校中(再開時は授業料16,500円+施設利用料6,600円、別途 遠足交通費など)
休校前の活動
編み物、洋裁、お絵描き、デジタル、木工、キャンドル、フラワー、つまみ細工などのものづくり
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー宮崎校(2026年9月確認)

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

宮崎市は、公的な受け皿が厚い市です。まなビバ!が8か所、校内教育支援教室が20校、学びの多様化学校が1校。それでも、ここまで並べてきて残る問題があります。どの入口にも「入級手続き」や「説明会への参加が必須」といった段取りがあり、動き出せるまでに時間がかかることです。ひなた中学校にいたっては、令和9年度入学の申込締切が令和8年9月24日。タイミングを逃すと、次は1年後になります。

民間側にも事情があります。宮崎市内で平日に週5日開いている民間フリースクールは限られていて、週2日・午後だけ、週3日、週1日と、それぞれ開いている時間が違う。どこを選んでも「残りの平日をどう過ごすか」が必ず残ります。

NIJINアカデミーのメタバース校舎は、その残りを埋める選択肢です。平日は毎日開いていて、家から参加できます。入級審査も抽選もなく、送迎も要りません。顔を出さず、声を出さず、チャットだけの参加から始められます。

宮崎校のリアル教室は2027年4月まで休校していますが、メタバース校舎はそれとは別に動いています。宮崎市に住みながら、家から参加できます。利用料の補助が確認できない地域だからこそ、費用の総額を見ながら設計できる形として、候補に入れてみてください。

オンラインでつながった授業の画面
メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

「好き」を突き詰めた子どもが、実際につくったものです。宮崎校のものづくりと同じで、手を動かした先に何が起きるかが見えます。

出席扱いを相談するときの進め方

机に並んでノートパソコンに向かう子どもたち

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 市町村の教育委員会 学校教育課に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、市町村教委が実質的な窓口です。市役所の代表番号から「教育委員会 学校教育課」につないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を必ず確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です

よくある質問

宮崎市立の学校に通っています。まずどこに相談すればいいですか?
在籍校の担任の先生と、宮崎市教育相談センター(宮崎市生目台西2丁目1番地1・旧生目台西小学校1階、0985-54-5511)です。受付は月曜日〜金曜日の9時〜16時(祝日を除く)、来所相談は事前予約制で、市公式に「相談は無料で、相談内容の秘密は厳守されます。」と書かれています。教育支援教室「まなビバ!」について聞きたい場合は、小戸教室(0985-22-9674)でも相談を受け付けています。
フリースクールの利用料に補助はありますか?
宮崎県と宮崎市の公式サイトを確認した範囲では、保護者向けのフリースクール利用料の補助・助成は見当たりませんでした。宮崎市の教育に関する手当・助成のページにも該当する項目はありません。近隣の都城市・西都市も同様です。「制度がない」と断定はできませんが、公式に確認できるものはない、というのが正確なところです。各施設に示されている金額がそのまま必要になると考えてください。
編み物でつくったバッグやポーチ
市の一覧に載っている施設なら、出席扱いになりますか?
いいえ。宮崎市は一覧の前に「ただし、出席の扱いにつきましては、各学校による判断となります。」と明記しています。市は判断の要件をPDFで公開していて、そこには「学校の教育活動が行われる時間帯に、当該施設に通所することを前提とすること」といった条件が書かれています。夕方や週末だけの利用は要件から外れる可能性があるので、通う曜日と時間帯を先に確認してください。
NIJINアカデミー宮崎校には、いま通えますか?
リアル教室は通えません。教室ページに「2027年4月まで休校しております。」と記載されています。宮崎市小松の体験型シェア工房「ツクレタ」の中にある教室で、休校前は毎週火曜日の9時30分〜14時30分、定員6名で開いていました。一方、自宅から参加するメタバース校舎はこの休校とは関係なく平日毎日開いているので、宮崎市からでも今日から使えます。再開の見込みについては教室(0985-71-4011/9時30分〜17時、水木を除く)にご確認ください。
教育支援教室「まなビバ!」に通うと、出席扱いになりますか?
宮崎市は「登室した日は出席扱いになります」と公式に明記しています。開室は月曜日〜金曜日の9時15分〜12時と13時〜15時で、休みは学校の休業日に準じます。入級までは、担任との相談から始まって校長面談、チーフスクールアドバイザーとの面談を経る7段階の手続きがあり、入口は必ず在籍校です。保護者が直接申し込む形ではないので、まず担任に相談してください。
宮崎市立ひなた中学校に入るにはどうすればいいですか?
市は「入学又は転入学していただくためには、この学校説明会及び学校体験会への参加が必須」と明記しています。令和9年度入学の場合、申込締切は令和8年9月24日(木)、説明会が10月15日(木)と17日(土)、体験会が10月27日・29日・30日です。そのあと11月と12月に教育相談が2回あり、1月に入学願書を提出、定員を超えた場合は1月下旬に抽選、2月上旬に入学者が決まります。通学区域は宮崎市内全域で、定員は1学年15名程度です。
市の一覧に「放課後等デイサービス」も載っているのはなぜですか?
宮崎市の一覧は「市教育委員会が視察やガイドラインの説明を行い、連携をしているフリースクール等」のリストで、種別で絞り込まれてはいません。そのため民間フリースクール、通信制高校の中等部、放課後等デイサービス、医療機関のデイケアが同じ表に並んでいます。放課後等デイサービスの利用には市町村が発行する受給者証が必要で、費用の仕組みもフリースクールとはまったく違います。市自身も「運営方針・活動内容・費用等が大きく異なりますので、各施設に十分ご確認ください。」と書いています。
学校の教室には入れませんが、校舎までは行けます。何かありますか?
宮崎市は「校内教育支援教室」を市内20校(小学校8校、中学校12校)に設置していて、教員免許を持つ指導員を配置しています。全校ではないので、在籍校にあるかどうかは学校に確認してください。あれば、移動も転校もなく在籍校の中で完結します。
オンラインだけで、在籍校の出席扱いになりますか?
宮崎市が公開している出席扱いの要件には「当該施設に通所又は入所して相談・指導を受ける場合を前提とすること」という項目があり、通所が前提として書かれています。一方でNIJINアカデミーでは、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)。ICTを使った学習の出席扱いには別の要件が国から示されているので、在籍校と具体的に相談するのが確実です。

まとめ

宮崎市は、行政が手札を開いている市です。連携している施設の一覧を住所と電話つきで公開し、その掲載基準が「視察とガイドラインの説明を行った施設」だと書き、出席扱いの要件と民間施設のガイドラインまでPDFで出している。ここまで揃っている自治体は多くありません。

同時に、市は限界もはっきり書いています。「ただし、出席の扱いにつきましては、各学校による判断となります。」 一覧に載っていることと、出席扱いになることは別。この一文があるかないかで、保護者の動き方は変わります。

だから、順番はこうなります。まず在籍校の担任と宮崎市教育相談センター。次に、無償で通える公的な受け皿——校内教育支援教室(市内20校)、教育支援教室「まなビバ!」(市内8か所)、宮崎市立ひなた中学校【昼間部】。ひなた中学校は令和9年度入学の申込締切が令和8年9月24日なので、関心があるなら確認は早いほうがいいです。

そのうえで民間を見るときは、「出席扱いになりますか」ではなく「在籍校とどうやり取りしてくれますか」と聞いてください。毎月の学習状況報告書、学校での面談への同席——校長が判断するための材料を用意してくれる施設かどうかが、実際の分かれ目です。そして開いている曜日と時間帯。学校の課業時間に重なっているかどうかで、同じ施設でも扱いが変わります。

最後にもう一度。NIJINアカデミー宮崎校のリアル教室は2027年4月まで休校しています。この記事では、その事実を隠さずに書きました。宮崎市から今日使えるのは、メタバース校舎のほうです。

宮崎市には、ゲームの部屋も、医療につながるデイケアも、伴走してくれる小さな居場所も、家から出なくていいオンラインもあります。入口が多いということは、合わなかったときに次を試せるということです。一度で決めなくていい、というのがこの街の条件です。

工房の机で制作に集中する子ども
まず一歩だけ、話を聞いてみませんか

NIJINアカデミーでは、無料の体験説明会を毎週開いています。「まだ何も決めていない」「他のフリースクールと比べたい」という段階のご相談で大丈夫です。平日毎日開いているメタバース校舎の授業を、実際にご覧いただけます。