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フリースクールに通う中学生はどう変わった?5人の成長ストーリーを紹介

フリースクールに通う中学生はどう変わった?5人の成長ストーリーを紹介

フリースクールに通う中学生はどう変わった?
5人の成長ストーリーを紹介

フリースクールに通うと、本当に子どもに変化はある?

オンラインでも友達や社会とつながることはできる?

好きなことばかりしていて、将来につながるの?

中学生の子どものためにフリースクールを調べていても、 ホームページに書かれた教育方針やカリキュラムだけでは、 入学後の姿を具体的に想像しにくいことがあります。

「通い始めれば、すぐに元気になるのか」 「勉強や友達との関わりはどうなるのか」 「このまま好きなことだけを続けていて大丈夫なのか」と、 不安を感じる保護者の方も少なくありません。

5人の歩みから

子どもの成長は、全員が同じ形や速度で進むものではありません。 安心できる場所を見つけること、好きなことに夢中になること、 自分の思いを誰かに伝えることも、大切な成長の一歩です。

この記事では、NIJINアカデミーに通う5人の中学生が、 自分に合った居場所や学び方を見つけ、 好きなことを人や社会につなげていった実例を紹介します。

フリースクールでの成長は「学校へ戻ること」だけではない

不登校の子どもの成長というと、 「再び毎日学校へ行けるようになった」 「以前と同じように勉強できるようになった」といった変化を 想像する方もいるでしょう。

しかし、子どもが次の一歩を踏み出すまでには、 まず安心して過ごせることや、 自分を否定せずにいられることが必要な場合があります。

目に見えにくい変化も、成長の一部です

朝起きられた、オンライン空間へ入れた、 好きなことについて一言話せた、 誰かの活動に反応できた。 その小さな経験が、次の挑戦へつながることがあります。

今回紹介する5人も、最初から大きな舞台で活躍していたわけではありません。

自分に合う場所を探した時間、 好きなことを続けた時間、 安心できる仲間と出会った経験が積み重なり、 少しずつ人や社会へ活動を広げていきました。

1 自分に合う
場所を発見
2 苦手を越える
表現方法
3 ゲームから
社会へ
4 子どもの声を
企業へ
5 好きから
居場所づくり
1
中学2年生・パケロンさん

「何もできていない」から、自分に合う場所を見つけるまで

いくつもの学びの場を経験したからこそ、 「オンラインの方が自分に向いている」と気づくことができました。

BEFORE 人間関係と体調の負担

小学生の頃からクラスメイトとの関わり方に悩み、 体調の変化も重なって学校へ通うことが難しくなりました。

TURNING POINT 明るい先生たちとの出会い

NIJINアカデミーの体験会で、 堅苦しくない明るい雰囲気に触れ、 「入ってみよう」と思えました。

NOW 自分らしく活動できる場所へ

オンライン環境が自分に合うと分かり、 生徒会の活動や好きな絵にも意欲的に取り組んでいます。

パケロンさんは、学校へ行かなくなったあとも、 自分に合う学びの場を探し続けていました。

しかし、グループ活動が多い環境では、 周囲と比べて「自分は何もできていない」と感じ、 通うことが難しくなった時期もありました。

NIJINアカデミーに入学する前は、 オンラインでの活動にも少し不安があったそうです。 実際に参加してみると、自分のペースを保ちながら人とつながれる環境が、 自分には合っていると気づきました。

このストーリーから分かること

一度選んだ学びの場が合わなかったとしても、 それは失敗ではありません。 合わなかった経験も、自分に必要な環境を知るための手がかりになります。

パケロンさんの物語を読む
2
中学2年生・STAR

読み書きの苦手さから、自分らしく表現できる世界へ

苦手な方法に自分を合わせ続けるのではなく、 デジタルツールやCGを使った「自分に合う学び方」を探しました。

BEFORE 読み書きを前提とした学びへの困難

ディスレクシアがあり、 多くの授業で必要とされる文字の読み書きに 強い負担を感じていました。

TURNING POINT デジタルツールとの出会い

自分に合う学び方を探し、 デジタル学習やBlenderを使ったCG制作に挑戦しました。

NOW 自分の未来を大舞台で語る

EDIXのステージで、 シリコンバレーへの挑戦と未来のビジョンを 自分の言葉で発表しました。

STARにとって、読み書きを中心とした一般的な授業は、 自分に合わない方法を求められ続ける環境でもありました。

しかし、学ぶことそのものを諦めたわけではありません。 自分に合うツールを試し続け、 現在はBlenderを使ったCGモデリングなど、 得意を生かせる表現へ学びを広げています。

そして教育業界の大きな展示会であるEDIXでは、 多くの大人を前に、自分の経験と将来の夢を語りました。

このストーリーから分かること

「できないこと」があるから学べないのではありません。 表現方法や学習手段を変えることで、 これまで見えなかった力が表れることがあります。

STARの挑戦を読む
3
中学1年生・たっぴー

「ゲームが好き」を、社会とつながる力に変えた

自分のためにつくっていたゲームが、 人に届ける作品となり、企業と一緒に発表する挑戦へつながりました。

BEFORE 学校へ行きたいのに行けない

学校でのつらい経験が重なり、 お腹の痛みや眠れない日々を抱えていました。

TURNING POINT プログラミングとの出会い

好きなゲームを自分で制作し、 アイデアを作品として形にする経験を積みました。

NOW 作品を通して社会へ発信

制作したゲームを人に届け、 EDIXでは企業の方とともに大きな舞台で発表しました。

たっぴーは、小学校5年生の頃から学校へ行くことが難しくなりました。

「本当は学校へ行きたい」という気持ちがあっても、 心と体が思うように動かない時期が続きました。

その中で出会ったのが、プログラミングです。 ゲームを遊ぶだけでなく、自分で考え、つくり、 誰かに届ける活動へと発展していきました。

EDIXでは、企業と一緒に 「不登校児がオリジナルゲームで社会とつながる」というテーマで登壇。 好きなことが、自分の世界を外へ広げる力になりました。

このストーリーから分かること

ゲームが好きなことは、 将来と関係のない単なる遊びとは限りません。 制作、発表、協働へつながれば、 社会と関わるための大きな力になります。

たっぴーの物語を読む
4
中学1年生・しゅんしゅん

企業から教わる側ではなく、自分の考えを提案する側へ

子ども向けサービスを使う当事者として、 自分のアイデアを企業へ伝え、新しい機能を提案しました。

START 好きなことを伝える経験

小学6年生のときに企業のPR大使となり、 ブースでのプレゼンテーションに挑戦しました。

CHALLENGE 自分で企画し、人に届ける

ITリテラシーを楽しく学ぶための ビンゴ大会を自ら企画しました。

NOW 企業へ新機能を提案

EDIXの舞台で企業と共に発表し、 子どもの立場から新しいアイデアを届けました。

しゅんしゅんは、子どもの安全を守るスマートフォンアプリ 「コドマモ」のPR大使として活動しています。

大人が用意した内容をそのまま話すだけではなく、 親子でネットリテラシーを楽しく学べる企画を自分で考え、 実際のイベントとして形にしました。

さらにEDIXでは、利用する子どもの視点から企業へ新機能を提案。 子どもがサービスを受け取る側にとどまらず、 社会をより良くするアイデアを出す側になりました。

このストーリーから分かること

子どもの意見を「まだ中学生だから」と小さく扱わず、 本気で受け止めてくれる大人と出会うことで、 自分の考えを社会へ伝える力が育ちます。

しゅんしゅんの挑戦を読む
5
中学1年生・Tomaくん

「ポケモンが好き」から、仲間が安心できる居場所をつくった

好きなことを話せる仲間がほしいという思いから、 自分でサークルを立ち上げ、全国へつながりを広げました。

START 同じ好きを持つ人と話したい

ポケモンについて思い切り話し、 好きを共有できる仲間を増やしたいと考えました。

CHALLENGE 3人からサークルを開始

人数を増やすことだけでなく、 誰もが安心して参加できる場所づくりを大切にしました。

NOW 全国の仲間とつながる活動へ

オンライン交流やイベントを企画し、 リアルのポケモンGOイベントにも活動を広げました。

Tomaくんがポケモンサークルを始めたきっかけは、 「ポケモンが好きな人と一緒に話したい」という思いでした。

最初のメンバーは3人。 まだ小さなサークルでしたが、 好きなポケモンを紹介したり、ゲームの情報を交換したりしながら、 自然体で参加できる時間をつくっていきました。

活動は少しずつ広がり、 ポケモンカードの価値や価格が決まる仕組みを考える学びや、 ポケモンGOを通じたリアルイベントにも発展しました。

誰かにつくられた居場所へ参加するだけではなく、 自分で考え、仲間を集め、誰かが楽しめる場所をつくる。 Tomaくんの「好き」は、多くの人をつなぐ活動になっています。

このストーリーから分かること

子どもの好きなことを深める時間は、 調べる力、伝える力、企画する力、 仲間と関係をつくる力へ広がる可能性があります。

Tomaくんの物語を読む

5人の成長ストーリーに共通していたこと

5人の活動内容や歩んできた道は、それぞれ異なります。

しかし、成長の背景にはいくつかの共通点がありました。

1.自分に合う環境を選べた

一斉授業や大人数の集団に自分を合わせるのではなく、 オンライン、少人数、個別活動など、 自分が参加しやすい環境から始めています。

2.「好き」を否定されなかった

ゲーム、CG、ポケモンなどを単なる遊びとして終わらせず、 学びや活動の入口として大切にしています。

3.小さな挑戦を積み重ねた

最初から大きな舞台を目指したのではなく、 話す、つくる、見せる、企画するという経験を 少しずつ積み重ねています。

4.本気で向き合う大人と出会った

子どもの考えを練習として扱うのではなく、 企業や社会へ届ける価値のある意見として受け止めています。

5.仲間とのつながりが生まれた

好きなことや活動を通して、 同じ関心を持つ仲間と無理のない形で関係をつくっています。

6.学校以外にも社会との接点があった

オンラインサークル、企業、イベント、展示会など、 学校以外にも自分の力を試せる場所がありました。

同じ変化をすべての子どもに求める必要はありません

人前で発表することや、企業と活動することだけが成長ではありません。 安心して過ごせる、好きなことを話せる、 誰かと同じ時間を共有できることも、その子にとって大切な変化です。

子どもの変化を見るときに大切にしたいこと

フリースクールへ通い始めると、 「いつから勉強するのか」 「いつになったら次の行動ができるのか」と 先の結果が気になることもあるでしょう。

しかし、子どもが安心して動き出すまでの時間は一人ひとり異なります。

こんな小さな変化にも目を向けてみましょう
  • 自分からオンラインへ入れた
  • 先生や仲間へ挨拶できた
  • 好きなことについて話した
  • 誰かの発言に反応した
  • 次も参加したいと言った
  • 自分の作品を見せた
  • やりたいことを提案した
  • 困ったことを言葉にできた
  • 失敗してもやり直した
  • 誰かのために行動した
  • 将来について話した
  • 自分に合う方法を選んだ

周囲から見ると小さな変化でも、 本人にとっては大きな一歩である場合があります。

変化を急がせるのではなく、 本人が今できていることや、以前とは違う姿を見つけることが大切です。

まとめ|「好き」と安心できる環境が、次の一歩を生み出す

今回紹介した5人は、 全員が同じ授業や同じ方法で成長したわけではありません。

それぞれが自分に合う環境の中で、 好きなことや得意なことを見つけ、 少しずつ人や社会とのつながりを広げていきました。

  • パケロンさんは、自分に合うオンラインの居場所を見つけた
  • STARは、読み書き以外の表現方法で可能性を広げた
  • たっぴーは、ゲーム制作を社会とのつながりに変えた
  • しゅんしゅんは、子どもの意見を企業へ届けた
  • Tomaくんは、「好き」から仲間の居場所をつくった

フリースクールへ通えば、 必ずすぐに大きな変化が起きるわけではありません。

まず安心して過ごせること。 自分の好きなものを否定されないこと。 小さな挑戦を誰かが受け止めてくれること。

その積み重ねが、子ども自身の 「やってみたい」という次の一歩につながっていきます。

お子さまの「好き」や「やってみたい」を見つけてみませんか?

オンライン授業、サークル活動、リアル教室など、 現在の状態に合った参加方法から体験できます。

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