松江市のフリースクール8選|費用は週1回11,000円から、公的支援4事業も比較【2026年最新】

松江市のフリースクール8選 費用・助成・出席扱いのまとめ

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在籍900名超/出席認定 希望者の97%(しくみを見る)/少人数8〜10人制

松江市教育委員会は、不登校支援事業として青少年相談室(ふれあい教室)・青少年支援センター・オンライン学習支援「ボタンねっと」・訪問型支援員派遣事業「こねくと」の4つを公表しています。さらに、市内の民間施設(フリースクール等)の一覧も市のホームページに掲載されています。

一方で、島根県はフリースクール利用料の助成を実施していません。県への提案に対して県教育委員会は「こうした学びの場への費用助成は考えていません」と回答し、代わりに費用の発生しない教育支援センター(県内10市町村に12施設)の利用を案内しています。松江市の公式サイトでも、利用料の助成制度は確認できませんでした。

この記事では、松江市が一覧に載せている施設と島根県のリーフレット掲載施設のうち、公式サイトで内容を確認できた7か所と、メタバース校舎のNIJINアカデミーを合わせた8つを、松江市・島根県・文部科学省の公式資料と各施設の公式サイトだけを出典に整理しました。

結論:松江市のフリースクール選びの要点
  • 選択肢は8か所——松江市の学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——費用は週1回11,000円から、公的支援4事業も比較(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 松江市内5か所+米子市1か所+出雲市1か所の所在地・対象・費用(各施設の公式サイトが出典)
  • 松江市の不登校支援4事業(ふれあい教室・青少年支援センター・ボタンねっと・こねくと)の対象と時間
  • 島根県がフリースクール費用の助成を実施していないと回答している事実と、その代わりに案内されているもの
  • 松江市内で費用を公式サイトで確認できたのが2か所だけという実情と、問い合わせるときの聞き方
  • 文部科学省の通知にもとづく、出席扱いの相談の進め方

松江市でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 公的な支援は4つ。入口は「学校」か「生徒指導推進室」です

松江市教育委員会が不登校支援事業として公表しているのは、青少年相談室(ふれあい教室)、青少年支援センター、オンライン学習支援「ボタンねっと」、訪問型支援員派遣事業「こねくと」の4つです。あわせて各学校に「校内教育支援センター(別室)」を設置しているとも案内されています。

市のページには「詳細については、在籍する学校又は下記お問い合わせ先までご連絡ください」とあり、問い合わせ先は教育委員会 生徒指導推進室(0852-55-5652)です。学校を離れる前に、学校のなかで使える選択肢があるということでもあります。

2. 島根県に利用料の助成制度はありません

フリースクールの費用助成を求める提案に対し、島根県教育委員会は「こうした学びの場への費用助成は考えていません」と回答しています。同じ回答のなかで、令和6年10月にフリースクール等連絡協議会を設置し、出席認定や学習評価などの課題整理を進めていること、県内10市町村に12施設ある教育支援センターは利用費用が発生しないこと、県内在住であれば隣接市町村の施設も利用できることが案内されています。

松江市の公式サイトでも、フリースクール利用料の助成制度についての記載は確認できませんでした。民間施設を使う場合、費用は基本的に自己負担になる前提で比べることになります。

3. 費用と開所時間は、公式サイトで分かる施設のほうが少数です

松江市は市内の民間施設(フリースクール等)の一覧を公開していますが、ページには「掲載施設については、松江市教育委員会が所管しているものではありません。詳細については、直接民間施設にご連絡ください」と注記があります。名簿であって、審査や認証の一覧ではありません。

実際に各施設の公式サイトを確認すると、費用まで公開していたのは市内5か所のうち2か所でした。金額の幅も、週1回11,000円から月会費29,000円までと開きがあります。同じ「フリースクール」でも、中身も料金の考え方もまったく違うということです。

立ち止まってしまう場所
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松江市は公的な支援の窓口が複数ありますが、民間施設の情報は公式サイトごとに公開の度合いが違います。

01
費用がどこまでかかるか

松江市内で費用を公式サイトで確認できたのは2か所だけでした。週1回11,000円から、月会費29,000円まで開きがあります。島根県は「学びの場への費用助成は考えていません」と回答しており、利用料の助成制度は確認できませんでした。

02
出席扱いになるかどうか

松江市の公的な支援も、市内の民間施設も、出席扱いについての記載を公式サイトで確認できませんでした。近隣では鳥取県米子市の施設が実績を公表しています。判断するのは在籍校なので、施設を決める前の相談が要になります。

03
平日に通える場所があるか

市の「ふれあい教室」は平日9時30分〜15時30分。民間で開所時間を公式サイトで確認できたのは2か所でした。開いている曜日と時間が分からないまま問い合わせるより、先に公的な窓口で整理するほうが早く進みます。

施設を決める前に、松江市青少年相談室(0852-21-7867)と在籍校に相談しておくと、その後の手続きがつながります。

【一覧表】松江市と近隣のフリースクール8選

松江市内5か所、鳥取県米子市1か所、出雲市1か所、メタバース校舎のNIJINアカデミーの8つです。対象・費用は各施設の公式サイト、または松江市・島根県の公式資料の記載をそのまま掲載しています(2026年9月確認)。

施設名市町村種別対象費用
① NPO法人志塾フリースクール まつえ教室松江市大正町民間(NPO法人)小学生・中学生・高校生入会金10,000円・月会費29,000円
② 特定非営利活動法人スペース松江市法吉町民間(NPO法人)小学生〜中学生週1回11,000円/週3〜5回33,000円
③ フリースクールREわっく松江校/みらい共創学園松江市学園民間小学生・中学生・高校生記載なし(要問合せ)
④ アスキ高等学院松江市白潟本町民間中学生・高校生記載なし(要問合せ)
⑤ こころの宝石箱松江市民間小・中・高校に在籍/不登校の生徒記載なし(要問合せ)
⑥ フリースクールきょういく米子校鳥取県米子市民間小1〜中3入学金不要・2プラン制(金額は要問合せ)
⑦ フリースクールたかきじゅく出雲市民間小学生〜高校生記載なし(要問合せ)
⑧ NIJINアカデミー(メタバース校舎)全国どこからでも民間(オンライン)小1〜中3月額23,760円+施設利用料1,683円

①〜⑤|松江市内で公式サイトを確認できた5施設

松江市が一覧に掲載している施設と、島根県のリーフレット掲載施設のうち、公式サイトで内容を確認できた5か所です。費用まで公開しているのは①②の2か所でした。

01 NPO法人志塾フリースクール まつえ教室

大正町442-6 今岡ビル1階。大阪・鳥取・岡山・島根で教室を運営するNPO法人が母体で、島根県のリーフレットでは受け入れ対象が小学生・中学生・高校生と案内されています。

費用は公式サイトに掲載されています。入会金10,000円(きょうだいが在籍している場合は5,000円)、月会費29,000円、保険代650円/年、空調費500円/月(夏期・冬期のみ)。イベント参加時には参加費や材料費が別途必要になる場合がある、提携通信制高校へ入学する場合は料金が異なる、訪問支援サービスは別料金、と注記があります。月額が明記されている数少ない施設です。開所曜日・時間と出席扱いについての記載は確認できませんでした。

所在地
〒690-0002 島根県松江市大正町442-6 今岡ビル1階
運営
NPO法人志塾フリースクール
対象
小学生・中学生・高校生(島根県リーフレットの記載)
開所日時
公式サイトに記載なし(要問合せ)
費用
入会金10,000円(きょうだい在籍は5,000円)/月会費29,000円/保険代650円・年/空調費500円・月(夏期・冬期)
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問合せ)
連絡先
080-9160-0956

出典:NPO法人志塾フリースクール 公式サイト(2026年9月確認)

02 特定非営利活動法人スペース

法吉町579-7。2020年4月に設立された法人で、フリースクールのほかに無料の受験対策学習支援「フリゼミ!」、長期休暇中の居場所づくり、農業体験やダンス体験などの体験事業を行っていると公表しています。

フリースクール事業のページに、対象・時間・費用がそろって書かれています。対象は小学校から中学生(公立高校受験対策も可能)、開所は月曜〜金曜の9時〜15時30分。月額利用料は週1回11,000円、週2回22,000円、週3〜5回33,000円で、半日対応の場合は上記の半額と記載されています。週1回11,000円は、この記事で確認できたなかで最も軽い月額です。出席扱いについての記載は確認できませんでした。

所在地
〒690-0861 島根県松江市法吉町579-7
運営
特定非営利活動法人スペース(2020年4月20日設立/代表 柳澤優大)
対象
小学校から中学生(公立高校受験対策も可能)
開所日時
月曜〜金曜 9:00〜15:30
費用
月額 週1回11,000円/週2回22,000円/週3〜5回33,000円(半日対応は半額)
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問合せ)
連絡先
0852-78-2294(月〜金 10:00〜17:00)/space.shimane@ymail.ne.jp

出典:特定非営利活動法人スペース フリースクール事業(2026年9月確認)

03 フリースクールREわっく松江校/みらい共創学園

学園二丁目13-10。島根県のリーフレットには、この住所と電話番号(070-8430-0529)で複数の名称が掲載されています。同じ場所・同じ連絡先で運営されているため、この記事では1か所として数えています。

REわっくの公式サイトには、開所が「平日月-金の9:00-15:00(土日祝休み)」と記載されています。費用については金額の記載がなく、「料金や過ごし方など、柔軟にお子さんに合わせることが出来ます」とあるだけなので、要問合せです。

みらい共創学園のサイトでは、「フリースクールです。通信制高校との連携により、高校卒業資格を取得することができます」と説明され、フリースクールコースの対象は学校に通いづらくなった中・高校生、通学は週2〜4日と記載されています。県のリーフレットでは受け入れ対象が小学生・中学生・高校生とされているため、小学生の受け入れは直接確認したほうが確実です。

所在地
〒690-0825 島根県松江市学園二丁目13-10
対象
島根県リーフレットでは小学生・中学生・高校生。みらい共創学園のフリースクールコースは中・高校生と記載
開所日時
平日 月〜金 9:00〜15:00(土日祝休み)
費用
金額の記載なし(「料金や過ごし方など、柔軟にお子さんに合わせることが出来ます」と記載/要問合せ)
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問合せ)
連絡先
070-8430-0529/rewak0401@gmail.com/matsue.miraigakuen@gmail.com

出典:フリースクールREわっく 公式サイト/みらい共創学園 公式サイト(2026年9月確認)

04 アスキ高等学院

白潟本町42、しらかたBASE 2階。名称は「高等学院」ですが、公式サイトには「中学生も勉強できます」と記載があり、通信制高校と連携して高校卒業資格を取得できる仕組みとフリースクールを兼ねていると説明されています。

島根県のリーフレットでは受け入れ対象が中学生・高校生とされています。この記事のなかでは、対象が中学生以上に寄っている施設です。開所曜日・時間、費用、出席扱いについての記載は公式サイトで確認できませんでした。松江市青少年支援センターと同じ白潟本町にあり、市街地からのアクセスはよい場所です。

所在地
〒690-0061 島根県松江市白潟本町42(しらかたBASE 2階)
対象
中学生・高校生(島根県リーフレットの記載)
開所日時
公式サイトに記載なし(要問合せ)
費用
公式サイトに記載なし(要問合せ)
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問合せ)
連絡先
0852-33-7997/080-8246-5401(FAX 0852-33-7870)

出典:アスキ高等学院 公式サイト(2026年9月確認)

05 こころの宝石箱

松江市が公表している民間施設一覧に掲載されている施設で、公式サイトには通信制サポートコースとフリースクールコースの2つがあると書かれています。フリースクールコースの説明は「現在、小・中・高校に在籍・通学している生徒、または不登校の生徒を対象とした、心のケア・学習支援・自立支援を行っていくコース」。小学生から受け入れる方針が明記されている点は、市内では貴重です。一方で、所在地・開所曜日・時間・費用・電話番号・出席扱いについては公式サイトで確認できませんでした。問い合わせの際に、この5点をまとめて聞くのが確実です。

所在地
公式サイトに記載なし(要問合せ/松江市の民間施設一覧に掲載)
対象
「小・中・高校に在籍・通学している生徒、または不登校の生徒」と記載
コース
通信制サポートコース/フリースクールコース(心のケア・学習支援・自立支援)
開所日時
公式サイトに記載なし(要問合せ)
費用
公式サイトに記載なし(要問合せ)
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問合せ)
連絡先
公式サイトに電話番号の記載なし(松江市教育委員会 生徒指導推進室 0852-55-5652 でも一覧を確認できます)

出典:こころの宝石箱 公式サイト/松江市 民間施設(フリースクール等)(2026年9月確認)

日本の街並み

⑥〜⑦|市外から通う選択肢|米子市・出雲市の2施設

島根県は「県内在住者であれば隣接市町村の施設も利用可能」と案内しています。松江市からは米子市が約26km、出雲市が約29km。通学時間はかかりますが、公式サイトで確認できる情報の量は市内の施設より多い場所もあります。

06 フリースクールきょういく米子校

鳥取県米子市、米子駅の近く。対象は「小学1年生から中学3年生までのお子さんが通えます」と明記されています。この記事のなかで出席扱いについて最も具体的に書いている施設です。公式サイトには、在籍する小・中学校の校長が認めればフリースクールに通うことも出席扱いとしてカウントされる制度があること、同校が鳥取県教育委員会に認定されていること、2026年4月時点で出席扱いを希望する全家庭が認められていることが記載されています。

費用は入学金は不要で、ビジタープランとフリープランの2プラン制。金額は料金表PDFで案内されており、通う日数や時間帯によって変わります。米子市・境港市などの利用料補助があるとの記載もありますが、これは施設のある自治体の制度なので、松江市在住の場合は対象を必ず確認してください。

所在地
鳥取県米子市(JR米子駅近く)
対象
小学1年生〜中学3年生(高校生年齢以上は個別相談)
開所日時
公式サイトに記載なし(要問合せ)
費用
入学金不要。ビジタープラン/フリープランの2プラン制(金額は料金表PDF・要問合せ)
出席扱い
鳥取県教育委員会に認定済み。2026年4月時点で出席扱いを希望する全家庭が認められていると記載
利用料補助
「米子市・境港市などの利用料補助あり」と記載(松江市在住者が対象かは要確認)
連絡先
公式サイトのお問い合わせフォーム(電話番号の記載なし)

出典:フリースクールきょういく米子校 公式サイト(2026年9月確認)

07 フリースクールたかきじゅく

出雲市のフリースクールで、公式サイトには対象が「小学生〜高校生対象」と記載されています。特徴的なのは時間の区切り方で、15時30分までがフリースクール、その後はeスポーツカフェに変わると説明されています。放課後の時間帯に別の顔を持つ場所ということです。入学金と授業料の項目はありますが、具体的な金額の記載は確認できませんでした。所在地、開所曜日、出席扱いについても記載を確認できず、要問合せです。

所在地
島根県出雲市(公式サイトに番地の記載なし/要問合せ)
対象
小学生〜高校生
開所日時
15時30分までフリースクール(曜日の記載なし/要問合せ)。以降はeスポーツカフェ
費用
「入学金と授業料」の項目はあるが金額の記載なし(要問合せ)
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問合せ)
連絡先
0853-81-2104

出典:フリースクールたかきじゅく 公式サイト(2026年9月確認)

松江市の公的な支援|ふれあい教室・ボタンねっと・こねくとと、島根県の方針

松江市教育委員会が公表している不登校支援事業と、島根県の公式回答を整理します。公的な支援は4事業+校内の別室で、フリースクール利用料の助成制度は県・市とも確認できませんでした。

制度・施設確認できた内容
松江市青少年相談室(ふれあい教室)松江市内中原町318/0852-21-7867。対象は「松江市内に在住する小学生・中学生」(市外住所の児童生徒も相談に応じると記載)。ふれあい教室は月〜金 9:30〜15:30(休日・長期休業中は休室)、教育相談は月〜金 9:00〜17:00(長期休業中も受付)。「小集団を中心に学習活動や体験活動」を実施。費用と出席扱いの記載は確認できず(要問合せ)
松江市青少年支援センター松江市白潟本町43番地 スティックビル6階/0800-200-2700(通話無料)、平日9:00〜17:00。悩みを抱えるこども・若者や家族などからの相談を受け、指導員による「1対1の伴走型支援」を行うと記載
オンライン学習支援「ボタンねっと」対象は登校などが難しい小学5年生〜中学3年生(松江市内の学校に在籍、または市内に住所がある児童生徒)。午前は平日10時〜12時、午後は火・木 14時〜15時。まなびタイム(教科関連授業)・自主学習タイム(ドリルソフト)・ムービータイム(学習動画)の3構成で、「いつ参加してもOK!顔や声出しは自由」と記載。申込は保護者と学校で相談後、学校が教育委員会に申込書を提出し、オリエンテーション(基本16時〜17時)を経て開始。費用・出席扱いの記載は確認できず
訪問型支援員派遣事業「こねくと」対象は全学年。大学生などが自宅や公民館で学習支援を行い、原則週1回(平日)、1回1時間程度
校内教育支援センター(別室)松江市は各学校に設置していると案内。スクールカウンセラー(心理専門家)、スクールソーシャルワーカー(福祉専門家)に相談できると記載
松江市の民間施設一覧市のホームページに民間施設(フリースクール等)の一覧を掲載。ただし「掲載施設については、松江市教育委員会が所管しているものではありません。詳細については、直接民間施設にご連絡ください」と注記あり
島根県のフリースクール費用助成県への提案に対し県教育委員会は「こうした学びの場への費用助成は考えていません」と回答(令和7年1月)。あわせて令和6年10月にフリースクール等連絡協議会を設置し出席認定や学習評価などの課題整理を進めていること、県内10市町村に12施設ある教育支援センターは利用費用が発生しないこと、県内在住者であれば隣接市町村の施設も利用できることを案内
松江市のフリースクール利用料助成松江市の公式サイトでは、フリースクール利用料の助成制度についての記載を確認できませんでした(2026年9月時点)
学びの多様化学校文部科学省の設置者一覧(全国84校)で、松江市内に設置されている学校は確認できませんでした
費用の助成はないという前提で比べる

島根県も松江市も、フリースクール利用料の助成制度は確認できませんでした。県が案内しているのは費用が発生しない教育支援センターの利用です。松江市では青少年相談室の「ふれあい教室」がこれにあたります。民間施設は全額自己負担になる前提で、月額と通う回数を並べて考えるのが現実的です。

出典:松江市 不登校支援事業/松江市青少年相談室/松江市 ボタンねっと/松江市 不登校支援事業・相談窓口について/松江市 民間施設(フリースクール等)/島根県 フリースクール費用の助成について(知事への提案箱)/文部科学省 学びの多様化学校 設置者一覧(2026年9月確認)

3つの選択肢を正直に比較
松江市の「ふれあい教室」・民間フリースクール・NIJINを6観点で
ふれあい教室(青少年相談室)民間フリースクールNIJIN(オンライン)
平日に毎日ひらいている○△○
移動なしで参加できる××○
顔や声を出さずに参加できる△△○
費用が公式サイトで確認できる△△○
出席扱いの実績が公表されている△△○
校庭や体育館で体を動かせる△△×

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※2026年9月に各公式サイトで確認できた記載にもとづく整理です。

NIJINアカデミーは、島根県からはメタバース校舎で参加します

公式の教室一覧で確認したかぎり、島根県内にNIJINアカデミーのリアル教室はありません。中国地方にあるのは、岡山県のNIJINアカデミー岡山校ワオ高校中等部と、広島県のNIJINアカデミー広島福山校(広島県福山市水呑町2704-5/水曜日 9:00〜14:00/小学生・中学生/定員8名)の2か所です。松江市からはどちらも日常的に通える距離ではありません。

それでも松江市の記事でNIJINアカデミーを紹介するのは、リアル教室ではなくメタバース校舎があるからです。メタバース校舎は全国どこからでも参加でき、平日は毎日ひらいています。

松江市内で開所曜日・時間を公式サイトで確認できたのは2か所でした。NIJINアカデミーが違うのは、通う日を決めるのが「その施設の開所曜日」ではなく「その日の自分の状態」になることです。松江市のどこに住んでいても、島根半島側でも宍道湖の南側でも、移動の条件は同じになります。

島根県内の教室
公式の教室一覧で確認したかぎり、島根県内にリアル教室はありません
中国地方のリアル教室
NIJINアカデミー岡山校ワオ高校中等部(岡山県)/NIJINアカデミー広島福山校(広島県福山市水呑町2704-5・水曜 9:00〜14:00・小中学生・定員8名)
メタバース校舎
全国どこからでも参加可能。平日毎日開校、月100コマ
対象
小学1年生〜中学3年生
クラス
少人数8〜10人。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
費用(メタバース通学)
教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円
出席扱い
希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
在籍
全国から900名を超える子どもたちが在籍

出典:NIJINアカデミー 全国のリアル教室一覧(2026年9月確認)

日本の街並み
NIJINアカデミーの校外活動で笑顔を見せる不登校を経験した子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 900名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

松江市には、ふれあい教室があり、ボタンねっとがあり、こねくとがあり、各学校に校内教育支援センターがあり、民間施設の一覧も公開されています。それでも、実際に選ぼうとすると壁が残ります。

ひとつは情報量の差です。市内5か所のうち、費用を公式サイトで確認できたのは2か所、開所時間を確認できたのは2か所でした。問い合わせないと比べられない状態から始まります。ふたつめは時間の短さです。ボタンねっとの午後配信は火・木の14時〜15時、こねくとは原則週1回1時間程度。「平日毎日の居場所」を求めると、候補が絞られます。三つめは費用の助成がないことで、島根県も松江市も利用料の助成制度は確認できませんでした。

NIJINアカデミーのメタバース校舎は、この3つの隙間を埋める選択肢です。費用は公開されていて、平日は毎日ひらいていて、移動がゼロなので市内のどこからでも条件は同じ。そして出席扱いについては、希望した生徒の97%が在籍校で認められています(最終判断は在籍校です)。

メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

NIJINアカデミーの生徒が、自分の得意な動画編集で作品を公開した回です。「好き」が学びにつながる様子が見られます。

出席扱いを相談するときの進め方

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 区の教育委員会 学務課・指導室に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、区教委が実質的な窓口です。区役所の代表番号からつないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を必ず確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です
日本の街並み

よくある質問

松江市立の学校に通っています。まずどこに相談すればいいですか?
在籍校の担任の先生と、松江市青少年相談室(松江市内中原町318、0852-21-7867)です。教育相談は月曜〜金曜の9時〜17時で、長期休業中も受け付けていると案内されています。松江市教育委員会 生徒指導推進室(0852-55-5652)も窓口です。市のページには「詳細については、在籍する学校又は下記お問い合わせ先までご連絡ください」と書かれています。
松江市や島根県に、フリースクールの利用料の助成はありますか?
2026年9月時点で、島根県・松江市とも利用料の助成制度は確認できませんでした。島根県教育委員会は費用助成を求める提案に対し「こうした学びの場への費用助成は考えていません」と回答し、代わりに費用が発生しない教育支援センター(県内10市町村に12施設)の利用を案内しています。松江市では青少年相談室の「ふれあい教室」がこれにあたります。
「ふれあい教室」はどんな場所ですか。費用はかかりますか?
松江市青少年相談室が運営する教室で、「小集団を中心に学習活動や体験活動」を行うと案内されています。開設は月曜〜金曜の9時30分〜15時30分(休日・長期休業中は休室)、対象は松江市内に在住する小学生・中学生です。費用については市の公式サイトで記載を確認できませんでした。島根県は教育支援センターについて「利用費用が発生しない」と説明していますが、詳細は0852-21-7867へ確認してください。
「ボタンねっと」は誰が使えますか。顔を出さないと参加できませんか?
対象は登校などが難しい小学5年生から中学3年生で、松江市内の学校に在籍しているか、市内に住所がある児童生徒が利用できます。配信は午前が平日10時〜12時、午後が火曜・木曜の14時〜15時。市の案内には「いつ参加してもOK!顔や声出しは自由」と書かれています。申込は保護者と学校で相談したうえで、学校から教育委員会へ申込書を提出する流れです。
松江市内で費用がいちばん軽い施設はどこですか?
公式サイトで金額を確認できた2か所のうち、特定非営利活動法人スペースの週1回11,000円(月額)が最も軽い水準でした。週2回は22,000円、週3〜5回は33,000円で、半日対応はそれぞれ半額と記載されています。NPO法人志塾フリースクール まつえ教室は入会金10,000円・月会費29,000円です。ほかの3か所は費用の記載を確認できず、要問合せです。
松江市の施設で、出席扱いの実績は確認できますか?
松江市内の5か所については、出席扱いについての記載を公式サイトで確認できませんでした。近隣では、鳥取県米子市のフリースクールきょういく米子校が「鳥取県教育委員会に認定済み」「2026年4月時点で出席扱いを希望する全家庭が認められている」と公表しています。判断するのは在籍校なので、施設に実績を確認したうえで、学校に相談する順番になります。

まとめ

松江市と近隣の8つを見てきました。選び方の軸は次の3つです。

松江市での選び方
  • 費用を先に確定させたいなら——公式サイトで金額を確認できるのは、特定非営利活動法人スペース(週1回11,000円〜)とNPO法人志塾フリースクール まつえ教室(入会金10,000円・月会費29,000円)の2か所です
  • まず費用をかけずに始めたいなら——青少年相談室の「ふれあい教室」(月〜金 9:30〜15:30)、オンラインの「ボタンねっと」(小5〜中3)、訪問型の「こねくと」(全学年・週1回)が公的な入口です。窓口は学校か生徒指導推進室(0852-55-5652)
  • 出席扱いを重視するなら——松江市内では公式サイトに記載のある施設を確認できませんでした。施設に実績を聞いたうえで、必ず在籍校と相談してください

そして覚えておきたいのが、島根県も松江市も、フリースクール利用料の助成制度は確認できなかったという点です。民間施設は全額自己負担になる前提で、月額と通う回数を並べて考えることになります。

この市にはもうひとつ、メタバース校舎という選択肢があります。市内の施設に片っ端から電話をかける前に、平日毎日ひらいているオンラインの授業をまず覗いてみる。そういう順番も、無理のない探し方のひとつです。

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