静岡市から通えるフリースクール10選|費用・出席扱い・末広中分教室まで公式情報で比較【2026年版】

静岡市のフリースクール10選 費用・助成・出席扱いのまとめ

メタバース校舎のオンライン体験会、受付中です

授業と休み時間のようすを、実際に体験できます。日程はカレンダーからその場で選べます。

在籍900名超/出席認定 希望者の97%(しくみを見る)/少人数8〜10人制

静岡市でフリースクールを探すとき、知っておくと動き方が変わることが3つあります。ひとつめ。静岡市は令和7年12月に、独自の「出席扱いガイドライン」を作りました。何を満たせば出席扱いになるのか、月にどれくらい学校へ報告が必要なのかが、市の文書としてはっきり書かれています。ふたつめ。市の資料に、こういう数字があります——令和6年度に民間施設を利用した子どもは157人。そのうち在籍校で出席扱いになったのは31人(19.7%)。8割は出席扱いになっていません。みっつめ。2026年4月に、静岡県内初の学びの多様化学校「静岡市立末広中学校分教室」が開校しました。葵区駒形通、定員34名です。静岡市とその周辺から通える10か所を、公式情報だけを出典にまとめました。
結論:静岡市から通えるフリースクール選びの要点
  • 選択肢は10か所——静岡市から通える学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——費用・出席扱い・末広中分教室まで公式情報で比較(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 静岡市と近隣の10か所の、住所・対象・費用・開所日
  • 静岡市の「出席扱いガイドライン」(令和7年12月)が求めている3つのこと
  • 民間施設を利用した157人のうち、出席扱いは31人だったという市の数字
  • 2026年4月に開校した「静岡市立末広中学校分教室」
  • 令和8年度に全小・中学校へ置かれる「校内サポートルーム」

静岡でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 静岡市には、令和7年12月に作られた「出席扱いガイドライン」があります

正式名称は「不登校児童生徒の指導要録上の出席扱いガイドライン」。静岡市教育委員会が令和7年12月に策定したものです。民間施設を利用する場合に何が求められるのかが、3つの観点で書かれています。

窓辺のノートパソコンとコーヒー
静岡市のガイドラインが求めていること(民間施設の場合)

施設の体制——実施者が「不登校の児童生徒に対する相談・指導などについて深い理解と知識、経験をもっ」ていること。営利本位でなく、料金体系が明確であること。
相談・指導の内容——「学校復帰が可能となるための個別支援を行」うこと。体罰や人権侵害がないこと。
学校・家庭・施設の連携——月1回程度、「活動状況報告書等を使用するなどして、学校に定期的な情報提供がなされ」ること。

市は活動状況報告書の様式(xlsx)まで公開しています。見学のときに「この様式の作成に対応してもらえますか」と聞けば、話が早く進みます。

自宅でICTを使って学習する場合の要件も書かれています。学校外の機関での支援が受けられないこと、「社会的な自立を助けるうえで有効・適切」であること、「学校の教育課程と関連性のあるもの」であること、そして「定期的かつ継続的な対面指導が行われていること」。オンラインだけで完結する形は、静岡市では出席扱いの要件を満たしません。対面の機会とセットで考える必要があります。

出典:静岡市 不登校児童生徒の指導要録上の出席扱いガイドライン(PDF)/静岡市 活動状況報告書 様式(xlsx)(2026年9月確認)

2. 民間施設を利用した157人のうち、出席扱いになったのは31人でした

静岡市が総合教育会議(令和7年8月29日)に出した別冊資料に、こういう数字があります。令和6年度、フリースクール等の民間施設を利用した児童生徒は157人(小学生75人・中学生82人)。そのうち在籍校で出席扱いとなったのは31人(19.7%)。

およそ8割は、民間施設に通っていても出席扱いになっていないということです。

これは「民間施設に通っても意味がない」という話ではありません。出席扱いは、通えば自動的に付いてくるものではない——それが数字で見えている、ということです。前の項目で見たとおり、静岡市は要件を文書にしています。施設選びの段階で、その施設が学校への報告に対応してくれるかを確認しておくと、あとで困りません。

なお公的な教育支援センター(公営)の令和6年度の利用は、小学校5人・中学校30人でした。

令和5年度(文部科学省の調査ベース)の不登校児童生徒数は、小学校701人(出現率2.3%)、中学校1,247人(出現率8.6%)。中学校の8.6%は、40人学級なら3人前後という水準です。

出典:静岡市 不登校児童生徒の現状に関する資料(令和7年8月29日 総合教育会議 別冊資料・PDF)(2026年9月確認)

3. 県内初の学びの多様化学校が、2026年4月に開校しました

静岡市立末広中学校分教室。所在地は静岡市葵区駒形通二丁目4番47号(静岡市立新通小学校 東校舎3・4階)で、2026年(令和8年)4月に開校しました。静岡県内では初めての設置です。

定員は34名(令和8年4月時点)。対象は不登校の状態、または不登校傾向の児童生徒です。

教育課程が特徴的です。年間850時間の授業(通常の中学校は1,015時間)、45分授業、そして新設教科「リフレクション」。「総合的な学習の時間」は年間102時間で、自己探究とグループ探究にあてられます。授業時間を減らし、そのぶん振り返りと探究に回すという設計です。

令和9年度の入学生徒(現小学6年生)の募集についての記載も市のページにあります。

令和8年度から、全小・中学校に「校内サポートルーム」が置かれます

静岡市は令和8年度に全小・中学校へ「校内サポートルーム」を設置予定とし、教育相談員を配置するとしています。「自分のクラスに入りづらい児童生徒が落ち着いた空間」で学習できる環境を整備する、というものです。
「学校の建物には入れる」という段階なら、まずここが選択肢になります。在籍校に確認してみてください。

出典:静岡市 学びの多様化学校(末広中学校分教室)/静岡市 不登校支援/静岡市 校内サポートルーム ガイドライン(PDF)(2026年9月確認)

【一覧表】静岡市から通えるフリースクール10選

静岡市とその周辺から通える10か所です。費用・対象・開所日は各施設の公式サイト、または静岡市・静岡県の公式資料に記載されている内容をそのまま掲載しています(2026年9月確認)。静岡県の公表情報による項目は「県公表情報(令和8年2月時点)」と明記しています。記載がない項目は「記載なし」「要問合せ」としています。

施設名市町村種別対象費用
① 静岡市教育支援センター(ふれあい・かがやく・はばたく)静岡市(葵区・駿河区・清水区)公的不登校傾向の児童生徒要問合せ
② TOMARIGI(静岡駅前教室・清水教室)葵区・清水区民間小4以上4,950〜49,500円/月
③ ひかり市民センター葵区民間小・中学生無料(県公表情報)
④ こどもっ家/ひだまりはうす(静岡市社会福祉協議会)清水区公的性格小1〜中3無料(県公表情報)
⑤ NPO法人 静岡あたらしい学校葵区民間小1〜6・中学生以上40,000円/月(県公表情報)
⑥ NPO法人 まんまぁる島田市民間小・中・高8,000〜16,000円/月(県公表情報)
⑦ NPO法人 もみの木島田市民間不登校の児童・生徒と保護者無料〜500円/回(県公表情報)
⑧ フリースクールゆいパーク焼津市民間小1〜中315,000〜25,000円/月
⑨ 藤枝みんなのミライ楽校藤枝市民間小中学生45,000円/月(県公表情報)
⑩ NIJINアカデミー静岡掛川校掛川市民間小・中43,943円/月
文房具を並べた机の上

静岡市の公的な受け皿と、葵区・清水区の3か所

公的な教室は3区すべてにあります。民間では、駅前の有料の施設と、無料の居場所が並んでいるのが静岡市の特徴です。

① 静岡市教育支援センター(ふれあい教室・かがやく教室・はばたく教室)

静岡市の公的な受け皿です。葵区・駿河区・清水区に1教室ずつ、計3教室。対象は「不登校傾向の児童生徒、またはその保護者」です。

利用の手続きは、市のページにこう書かれています。「保護者の方が電話または専用フォームにて教育支援センターへ『面談相談』をお申込みください」。見学・体験は随時受付です。電話は054-351-6555(月〜金 8:30〜17:15)。

費用については、静岡市の公式ページに記載がありませんでした。公設なので無料と思われますが、書かれていないので断定しません。要問合せとしてください。

かがやく教室の住所が、市と県で食い違っています

静岡市の公式ページでは「駿河区中野新田57番5号 大里複合施設」、静岡県教育委員会のPDF「県内の市町教育支援センター一覧(R7.8月現在)」では「駿河区南八幡町25-21 南部生涯学習センター1階」となっています。
県のPDFは令和7年8月時点のもので、古い可能性が高いです。この記事では設置者である静岡市の公式表記を採用しています。訪問前に一度お電話でご確認ください。

ふれあい教室(葵区)
静岡市葵区駿府町2番80号「静岡市中央体育館3階」
かがやく教室(駿河区)
静岡市駿河区中野新田57番5号「大里複合施設」※静岡県のPDFでは別の住所が記載されており要確認
はばたく教室(清水区)
静岡市清水区港町二丁目1番1号「キララシティ2階」
対象
不登校傾向の児童生徒、またはその保護者
利用の手続き
保護者が電話または専用フォームで「面談相談」を申込み。見学・体験は随時受付
費用
静岡市の公式ページに記載なし(要問合せ)
電話
054-351-6555(月〜金 8:30〜17:15)

出典:静岡市教育支援センター/静岡県 市町教育支援センター一覧(2026年9月確認)

② TOMARIGI(静岡駅前教室・清水教室)

一般社団法人Utakaが運営しています。静岡駅前教室は葵区御幸町、JR静岡駅から徒歩約3分。清水教室は清水区下清水町で、駐車場8台完備。葵区と清水区に1つずつ拠点があるので、通いやすいほうを選べます。

対象はフリースクール・TRY DAY・フリースペースが「小学4年生以上」(他の学年は相談可)、家庭教師は小学生以上。開所は月〜金(水曜は閉所)の10:30〜15:30で、相談サービスは10:30〜20:00の範囲で設定できます。休所は土日、GW(5/3〜5/5)、夏季(8/11〜8/17)、年末年始(12/29〜1/3)。

費用は入会金が全サービス19,800円、月額は4,950円〜49,500円(プランによる)。10倍の幅があるので、通い方に合わせて選べる設計です。

フリースクール・フリースペース・家庭教師・相談を一体で提供しているのがこの施設の特徴です。オンライン対応と出席扱いについては、公式サイトに記載がありませんでした。

静岡駅前教室
〒420-0857 静岡市葵区御幸町11-8(JR静岡駅 徒歩約3分)
清水教室
静岡市清水区下清水町3-5-1(駐車場8台完備)
対象
フリースクール・TRY DAY・フリースペースは小学4年生以上(他学年は相談可)/家庭教師は小学生以上
開所
月〜金(水曜は閉所)10:30〜15:30/相談サービスは10:30〜20:00の範囲で設定可
休所
土日、GW(5/3〜5/5)、夏季(8/11〜8/17)、年末年始(12/29〜1/3)
費用
入会金 全サービス19,800円/月額 4,950円〜49,500円(プランによる)
オンライン
公式サイトに記載なし
出席扱い
公式サイトに記載なし(要問合せ)

出典:TOMARIGI(一般社団法人Utaka)(2026年9月確認)

山が見える住宅街の道

③ ひかり市民センター

葵区古庄、静岡鉄道「古庄駅」から徒歩1分。元ひかり幼稚舎をリノベーションした民設民営の多目的スペースです。

静岡県が公表している「フリースクール等民間施設情報」(令和8年2月5日現在)によると、対象は小学生、中学3年生、小中学生の居場所・学習、費用は無料とされています。

駅から徒歩1分で無料という条件は、この記事のなかでもかなり珍しいです。ただし公式サイトには対象・時間・料金の記載がなく、情報が非常に少ないのが実情です。開所日時と出席扱いについては記載がありませんでした。

費用と対象は県の公表情報(令和8年2月5日時点)によります。実際に通うことを検討される場合は、必ず直接ご確認ください。

所在地
静岡市葵区古庄3-18-12-101(県公表情報)/静岡鉄道「古庄駅」徒歩1分
対象
小学生、中学3年生、小中学生の居場所・学習(県公表情報・令和8年2月5日現在)
開所
記載なし(要問合せ)
費用
無料(県公表情報・令和8年2月5日現在)
オンライン
記載なし
出席扱い
記載なし(要問合せ)
特色
元ひかり幼稚舎をリノベーションした民設民営の多目的スペース

出典:ひかり市民センター/静岡県 フリースクール等民間施設情報(令和8年2月5日現在・PDF)(2026年9月確認)

④ こどもっ家/ひだまりはうす(静岡市社会福祉協議会)

静岡市社会福祉協議会が運営している居場所です。清水区の入江地区ほかにあります。対象は「不登校の状態のこども」、県の公表情報では小学1年〜中学3年とされています。

この施設のいちばんの特徴は条件の組み合わせです。開所は平日 月〜金の10:00〜15:00、そして費用は無料(県公表情報)。「平日毎日開いていて、無料」という場所は、この記事の10か所のなかでここだけです。

社会福祉協議会という公的な性格が強い運営主体であることも、安心材料になると思います。

出席扱いについては記載がありませんでした。問い合わせは清水区地域福祉センター(054-371-0291)です。

所在地
こどもっ家=静岡市清水区入江地区/県公表情報では ①清水区大坪2丁目12-23 ②清水区追分3丁目5-17
対象
不登校の状態のこども(県公表情報では小学1年〜中学3年)
開所
平日 月〜金 10:00〜15:00
費用
無料(県公表情報・令和8年2月5日現在)
オンライン
記載なし
出席扱い
記載なし(要問合せ)
問合せ
清水区地域福祉センター 054-371-0291
運営
静岡市社会福祉協議会

出典:静岡市社会福祉協議会(こどもっ家)/同(ひだまりはうす)(2026年9月確認)

本棚のある学習スペース

葵区の山あいと、島田の2か所——自然のなかで過ごすという選び方

静岡市には、市街地とはまったく性格の違う学び場もあります。島田まで足を延ばすと、体験学習を中心にした施設が見つかります。

⑤ NPO法人 静岡あたらしい学校

葵区牛妻。安倍川の上流にある自然環境のなかのオルタナティブスクールです。公式サイトは「小学生向けの学び舎」としていますが、県の公表情報では小学部(小学1〜6年)とラーニングセンター(中学生以上)の二層構成とされています。

費用は県の公表情報によると会費3,000円/年、入学金100,000円、月額40,000円。公式サイトには金額の記載がありませんでした。

開所日時と出席扱いについても記載がありませんでした。自然環境を活かした学びの形がどういうものか、まずは見学して確かめるのがよさそうです。

なお費用・対象は県の公表情報(令和8年2月5日時点)によります。最新は直接ご確認ください。

所在地
〒421-2106 静岡市葵区牛妻2290
対象
公式は「小学生向けの学び舎」(学年の明記なし)/県公表情報では小学1〜6年(小学部)、中学生以上(ラーニングセンター)
開所
記載なし(要問合せ)
費用
公式サイトに記載なし/県公表情報では 会費3,000円/年、入学金100,000円、月額40,000円(令和8年2月5日現在)
オンライン
記載なし
出席扱い
記載なし(要問合せ)
特色
安倍川上流の牛妻地区にある自然環境下のオルタナティブスクール

出典:NPO法人 静岡あたらしい学校/静岡県 フリースクール等民間施設情報(PDF)(2026年9月確認)

⑥ NPO法人 まんまぁる

島田市日乃出町、寿真庵ビルの2階。2つの事業を並行して運営しているのが特徴です。

ひとつが「寺子屋まんまぁる」で、対象は小学生・中学生。もうひとつが「まなび庵」で、対象は「小・中学校、高等学校在学の不登校児童・生徒および通信制高等学校通学者」。高校生と通信制高校に通う人まで受け皿があるのは、この記事のなかでは珍しい構えです。

費用は県の公表情報によると、入会金なしで寺子屋が月額16,000円、まなび庵が月額8,000円。オンライン相談も対応可能とされています(学習のオンライン対応については記載がありません)。

開所日時と出席扱いについては記載がありませんでした。島田市は静岡駅からJR東海道本線で西へ向かった先にあります。

所在地
静岡県島田市日乃出町3-9 寿真庵ビル2階
対象
寺子屋まんまぁる=小学生・中学生/まなび庵=小・中学校、高等学校在学の不登校児童・生徒および通信制高等学校通学者
開所
記載なし(要問合せ)
費用
公式サイトに記載なし/県公表情報では 入会金なし、月額16,000円(寺子屋)・8,000円(まなび庵)(令和8年2月5日現在)
オンライン
オンライン相談も対応可能(学習のオンライン対応は記載なし)
出席扱い
記載なし(要問合せ)

出典:NPO法人 まんまぁる/静岡県 フリースクール等民間施設情報(PDF)(2026年9月確認)

街のバス停

⑦ NPO法人 もみの木

島田市元島田。対象は不登校の児童・生徒および保護者です。

出席扱いについて、この記事の10か所のなかでいちばんはっきり書いているのがここです。公式サイトの原文はこうです。「もみの木学級への出席は、学校の出席扱いとなります。」

活動の中心は体験学習です。自主学習と学習指導に加えて、合宿、料理教室、社会見学、山歩きなどが組み込まれています。

費用は、もみの木学級については公式サイトに記載がありません。カウンセリングは1回1時間3,000円(初回無料)。県の公表情報では「無料〜500円/回」とされています。開所日時については記載がありませんでした。

所在地
〒427-0057 静岡県島田市元島田288-13
対象
不登校の児童・生徒および保護者
開所
記載なし(要問合せ)
費用
もみの木学級は公式サイトに記載なし/カウンセリングは1回1時間3,000円(初回無料)/県公表情報では「無料〜500円/回」(令和8年2月5日現在)
オンライン
記載なし
出席扱い
「もみの木学級への出席は、学校の出席扱いとなります。」と記載
特色
合宿・料理教室・社会見学・山歩き等の体験学習が中心

出典:NPO法人 もみの木/静岡県 フリースクール等民間施設情報(PDF)(2026年9月確認)

自転車道のある通り

焼津・藤枝、そして掛川——東海道線沿いに広がる選択肢

静岡駅からJR東海道本線で西へ向かうと、性格の違う学び場が並んでいます。「市内」という区切りを外すと、選択肢はかなり増えます。

⑧ フリースクールゆいパーク

焼津市、JR「西焼津駅」の駅前にあります。静岡駅からJR東海道本線で数駅です。

この施設のいちばんの特徴は、料金プランが「通学型」と「オンライン型」ではっきり分かれていることです。対象は小学1〜3年、小学4〜6年、中学1〜3年の3区分。

費用は入会金10,000円。月額は小学1〜3年が15,000円(オンライン学習型)、小学4〜6年・中学生が20,000円(オンライン型)または25,000円(フリースクール型)。追加で2,000円(3教科)・3,300円(5教科)のオプションがあります。「今月はオンライン中心、来月は通学中心」という切り替えを想定した設計です。

出席扱いについては「文部科学省の通達により、学校ごとの基準を満たすことで、出席扱いすることができます」と明記されています。開所は火〜金の9:00〜13:00、土の9:00〜11:00——午前中の施設です。

なお公式サイトに番地の記載がありません(「西焼津駅前」とのみ)。県の公表情報では「焼津市柳新屋429-1-2F」となっています。

所在地
西焼津駅前(公式サイトに番地の記載なし)/県公表情報では 焼津市柳新屋429-1-2F
対象
小学1〜3年/小学4〜6年/中学1〜3年
開所
火〜金 9:00〜13:00/土 9:00〜11:00
費用
入会金 10,000円/月額 小1-3 15,000円(オンライン学習型)、小4-6・中学 20,000円(オンライン型)または25,000円(フリースクール型)/追加 2,000円(3教科)・3,300円(5教科)
オンライン
あり(オンライン学習型プランとフリースクール型プランの2種)
出席扱い
「文部科学省の通達により、学校ごとの基準を満たすことで、出席扱いすることができます」と記載

出典:フリースクールゆいパーク(2026年9月確認)

⑨ 藤枝みんなのミライ楽校(一般社団法人ほしとわ)

藤枝市瀬戸ノ谷。中山間地にある小中学生向けのオルタナティブスクールです。

開所は平日9時半〜15時。学校とほぼ同じ時間帯です。編入生の募集について「小1〜中2年生も若干名」と明記されていて、年度の途中から入れる枠があることが分かります。

費用は県の公表情報によると入学金100,000円、月額45,000円。公式サイトには金額の記載がありませんでした。

所在地の番地、オンライン対応、出席扱いについても公式サイトに記載がありませんでした。県の公表情報では藤枝市瀬戸ノ谷5894とされています。

所在地
公式サイトに記載なし/県公表情報では 藤枝市瀬戸ノ谷5894
対象
小中学生(編入生募集で「小1〜中2年生も若干名」と明記)
開所
平日 9:30〜15:00
費用
公式サイトに記載なし/県公表情報では 入学金100,000円、月額45,000円(令和8年2月5日現在)
オンライン
記載なし
出席扱い
記載なし(要問合せ)
特色
中山間地(瀬戸ノ谷)立地の小中学生向けオルタナティブスクール

出典:藤枝みんなのミライ楽校/静岡県 フリースクール等民間施設情報(PDF)(2026年9月確認)

芝生の広がる公園の小道

⑩ NIJINアカデミー静岡掛川校

掛川市上内田、キウイフルーツ農園のなかにある教室です。JR東海道線「掛川駅」から車で10分、送迎が可能で無料駐車場もあります。掛川駅は東海道新幹線こだまの停車駅なので、静岡駅からのアクセスは思ったより取りやすい場所です。

開校は火曜日の10:00〜15:00(収穫の時期などで相談することがあります)。定員は5名程度、対象は小学生〜中学生です。

この記事のほかの施設と違うのは、リアル教室とメタバース校舎の組み合わせが前提になっていることです。費用もその組み合わせで公開されています——月額合計43,943円(リアル校 授業料16,500円+施設使用料2,000円/メタバース 教育費23,760円+施設使用料1,683円)。入学金は33,000円(既にNIJINアカデミー生の場合を除く)で、メタバース教育費を年払いにすると月割で合計39,983円になります。

前半で見たとおり、静岡市のガイドラインは、自宅でのICT学習を出席扱いにするには「定期的かつ継続的な対面指導」が必要だとしています。火曜日に掛川へ通い、それ以外の平日は家から参加する——この組み合わせは、その要件を意識して組み立てられる形です。

所在地
静岡県掛川市上内田2040
アクセス
JR東海道線「掛川駅」より車で10分(送迎可・無料駐車場あり)
開校
火曜日 10:00〜15:00(収穫時期などにより相談することあり)
定員・対象
5名程度/小学生〜中学生
連絡先
0537-22-6543(マンボー松永先生またはコーシー先生)
費用
月額合計43,943円(リアル校 授業料16,500円+施設使用料2,000円/メタバース 教育費23,760円+施設使用料1,683円)
入学金
33,000円(既NIJINアカデミー生を除く)※メタバース教育費を年払いにすると月割で合計39,983円
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー静岡掛川校(2026年9月確認)

林のなかの道

静岡市・静岡県の支援制度|保護者向けの補助はなく、出席扱いの基準は市が明文化しています

静岡市・静岡県の公式資料で確認できた内容を整理します。静岡市は「費用を助ける」より「出席扱いの基準を示す」ほうに寄っているのが、資料を並べると見えてきます。

自治体確認できた内容
静岡市(指針)「不登校児童生徒の指導要録上の出席扱いガイドライン」(令和7年12月策定)。民間施設利用時の要件は3観点——実施者が「不登校の児童生徒に対する相談・指導などについて深い理解と知識、経験をもっ」ていること、営利本位でなく料金体系が明確であること/「学校復帰が可能となるための個別支援を行」うこと、体罰や人権侵害がないこと/月1回程度、「活動状況報告書等を使用するなどして、学校に定期的な情報提供がなされ」ること。活動状況報告書の様式(xlsx)も公開
静岡市(ICT)自宅でICTを活用して学習する場合の要件——学校外機関での支援が受けられないこと/「社会的な自立を助けるうえで有効・適切」/「学校の教育課程と関連性のあるもの」/「定期的かつ継続的な対面指導が行われていること」
静岡市(実績)令和6年度にフリースクール等民間施設を利用した児童生徒は157人(小学生75人・中学生82人)。うち在籍校で出席扱いとなったのは31人(19.7%)。教育支援センター(公営)の利用は小学校5人・中学校30人。令和5年度の不登校児童生徒数は小学校701人(出現率2.3%)・中学校1,247人(出現率8.6%)
静岡市(学校)静岡市立末広中学校分教室が2026年(令和8年)4月に開校(静岡県内初)。葵区駒形通二丁目4番47号(静岡市立新通小学校 東校舎3・4階)、定員34名。年間850時間の授業(通常の中学校は1,015時間)、45分授業、新設教科「リフレクション」、「総合的な学習の時間」年間102時間。令和8年度に全小・中学校へ「校内サポートルーム」を設置予定、教育相談員を配置
静岡市(施設)教育支援センター3教室(葵区ふれあい教室・駿河区かがやく教室・清水区はばたく教室)。対象は「不登校傾向の児童生徒、またはその保護者」。費用は市の公式ページに記載なし。市独自の保護者向け利用料補助は確認できず
静岡県「静岡県フリースクール等支援事業費補助金」は運営者(民間の団体)向け。補助率は対象経費の実支出額の2分の1以内、限度額は1運営主体あたり年1,000千円(100万円)。主な要件は県内に施設があること/1年以上の支援実績/県の連携協議会に登載・参加/学校との情報共有体制/保護者への経済負担の適切な情報提供など。保護者向けの利用料補助は確認できませんでした
静岡県(一覧)「フリースクール等民間施設情報」(令和8年2月5日現在)をPDFで公表。ほかに「不登校児童生徒を支援する民間施設に係るガイドライン」、連携協議会名簿(令和8年6月17日現在)。オンライン支援「しずおかバーチャルスクール」もあり
書類を前にした打ち合わせ
157人中31人——この数字をどう読むか

令和6年度に静岡市でフリースクール等の民間施設を利用した児童生徒は157人。そのうち在籍校で出席扱いとなったのは31人(19.7%)でした。約8割は出席扱いになっていません。
理由は資料には書かれていません。ただ、静岡市のガイドラインが求めていることを見ると、手がかりはあります。月1回程度の活動状況報告書を使った学校への情報提供——これは施設と学校の両方が動かないと成立しません。施設が報告書の作成に対応していなければ、要件を満たせません。
だからこそ、施設を選ぶ段階で「静岡市の活動状況報告書の様式に対応してもらえますか」と聞いておくことをおすすめします。通い始めてから気づくより、ずっと楽です。

オンラインだけでは、静岡市では出席扱いになりません

静岡市のガイドラインは、自宅でICTを活用して学習する場合の要件として「定期的かつ継続的な対面指導が行われていること」を挙げています。
つまりオンラインだけで完結する形は、静岡市では出席扱いの要件を満たしません。オンラインを軸にするなら、対面の機会をどう組み合わせるかをセットで考える必要があります。
週1日どこかに通う日を作る、あるいは訪問の支援を受ける——そういう組み立てを、最初から想定しておいてください。

「無料の居場所」と「毎日通える場所」を分けて考える

この記事の10か所を費用で並べると、極端に分かれています。無料——ひかり市民センター(葵区)、こどもっ家/ひだまりはうす(清水区)、もみの木(島田市・無料〜500円/回)。月2万円台まで——ゆいパーク(焼津市 15,000〜25,000円)、まんまぁる(島田市 8,000〜16,000円)。月4万円台——静岡あたらしい学校(40,000円)、藤枝みんなのミライ楽校(45,000円)、NIJINアカデミー掛川校(43,943円)。TOMARIGIは4,950円〜49,500円と幅があります。
このなかで「平日毎日開いていて無料」はこどもっ家/ひだまりはうすだけです。無料の居場所は選択肢が限られるので、まずは清水区地域福祉センター(054-371-0291)に相談してみる価値があります。

出典:静岡市 出席扱いガイドライン(PDF)/静岡市 不登校児童生徒の現状に関する資料(PDF)/静岡市 学びの多様化学校/静岡市教育支援センター/静岡県 フリースクール等支援事業費補助金/静岡県 フリースクール等民間施設情報(令和8年2月5日現在・PDF)/しずおかバーチャルスクール(2026年9月確認)

ノートに書き込む手元とコーヒー
NIJINアカデミーの校外活動で笑顔を見せる不登校を経験した子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 900名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

NIJINアカデミー静岡掛川校を、もう少し詳しく

掛川市上内田。キウイフルーツ農園のなかにある教室です。JR東海道線「掛川駅」から車で10分で、送迎が可能、無料駐車場もあります。掛川駅は東海道新幹線こだまの停車駅です。

開校は火曜日の10時〜15時(収穫の時期などで相談することがあります)。定員5名程度、対象は小学生〜中学生です。

この記事で見てきたとおり、静岡市とその周辺には無料の居場所から月4万円台の学校まで、性格の違う場所が並んでいます。そのなかで掛川校が違うのは、リアル教室とメタバース校舎の組み合わせが前提になっていることです。

そしてこの組み合わせは、静岡市のガイドラインとの相性がいい形でもあります。市のガイドラインは、自宅でのICT学習を出席扱いにするには「定期的かつ継続的な対面指導が行われていること」を求めています。火曜日に掛川へ通い、それ以外の平日は家からメタバース校舎の授業に参加する——対面とオンラインの両方が、最初から週のなかに入っています。

NIJINアカデミー静岡掛川校があるキウイフルーツ農園
所在地
静岡県掛川市上内田2040
アクセス
JR東海道線「掛川駅」より車で10分(送迎可・無料駐車場あり)
開校
火曜日 10:00〜15:00(収穫時期などにより相談することあり)
定員・対象
5名程度/小学生〜中学生
連絡先
0537-22-6543(マンボー松永先生またはコーシー先生)
費用
月額合計43,943円(リアル校 授業料16,500円+施設使用料2,000円/メタバース 教育費23,760円+施設使用料1,683円)
入学金
33,000円(既NIJINアカデミー生を除く)※メタバース教育費を年払いにすると月割で合計39,983円
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー静岡掛川校(2026年9月確認)

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

静岡市は、出席扱いの基準をきちんと文書にした地域です。令和7年12月にガイドラインを作り、活動状況報告書の様式まで公開し、県内初の学びの多様化学校も開校しました。令和8年度からは全小・中学校に校内サポートルームが置かれます。

そのうえで、市自身の資料がこう示しています。民間施設を利用した157人のうち、出席扱いになったのは31人。基準があることと、実際に認められることのあいだには、まだ距離があります。

費用の面でも壁があります。市にも県にも保護者向けの補助がありません。無料の居場所はありますが、平日毎日開いていて無料という場所は、この10か所でひとつだけでした。

そして市のガイドラインは、自宅でのICT学習に「定期的かつ継続的な対面指導」を求めています。オンラインだけ、では要件を満たせません。

NIJINアカデミーのメタバース校舎は、この「対面とオンラインの組み合わせ」を最初から前提にしています。平日は毎日開いていて、家から参加できます。そこに週1日の通学を足す形が、掛川校のハイブリッド通学です。

掛川の教室に行く火曜日と、家から参加する日を組み合わせる。あるいは市内の教育支援センターや無料の居場所に通う日と、家から参加する日を組み合わせる。週の埋め方として、候補に入れてみてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎の画面
メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

先生と子どもたちが、ふだんどんな話をしているのかがそのまま流れています。雰囲気を知るには早いと思います。

出席扱いを相談するときの進め方

窓辺に開かれた本

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 市町村の教育委員会 学校教育課に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、市町村教委が実質的な窓口です。市役所の代表番号から「教育委員会 学校教育課」につないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を必ず確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です

よくある質問

静岡市立の学校に通っています。まずどこに相談すればいいですか?
在籍校の担任の先生と、静岡市教育支援センター(054-351-6555/月〜金 8:30〜17:15)です。保護者の方が電話または専用フォームで「面談相談」を申し込む形になっています。見学・体験は随時受付です。教室は葵区(ふれあい教室)・駿河区(かがやく教室)・清水区(はばたく教室)の3区にあります。また令和8年度からは全小・中学校に「校内サポートルーム」が置かれる予定なので、在籍校にも確認してみてください。
フリースクールに通うと出席扱いになりますか?
自動的にはなりません。静岡市は令和7年12月に「不登校児童生徒の指導要録上の出席扱いガイドライン」を策定しています。民間施設の場合、実施者が不登校への深い理解と知識・経験をもっていること、営利本位でなく料金体系が明確であること、学校復帰が可能となるための個別支援を行うこと、そして月1回程度「活動状況報告書等を使用するなどして、学校に定期的な情報提供がなされ」ることが求められます。市は活動状況報告書の様式も公開しているので、見学のときに「この様式の作成に対応してもらえますか」と聞いておくと確実です。
実際に、どれくらいの人が出席扱いになっていますか?
静岡市の資料(令和7年8月29日 総合教育会議 別冊資料)によると、令和6年度にフリースクール等の民間施設を利用した児童生徒は157人(小学生75人・中学生82人)で、そのうち在籍校で出席扱いとなったのは31人(19.7%)でした。約8割は出席扱いになっていません。施設選びの段階で、学校への報告に対応してもらえるかを確認しておくことをおすすめします。
オンラインだけで出席扱いになりますか?
静岡市のガイドラインは、自宅でICTを活用して学習する場合の要件として「定期的かつ継続的な対面指導が行われていること」を挙げています。つまりオンラインだけで完結する形では、要件を満たしません。オンラインを軸にする場合は、週に1日通う日を作る、訪問の支援を受けるなど、対面の機会をどう組み合わせるかをセットで考えてください。
フリースクールの費用に補助はありますか?
2026年9月時点で、静岡市・静岡県ともに保護者がフリースクールの利用料の補助を受けられる制度は確認できませんでした。静岡県には「静岡県フリースクール等支援事業費補助金」がありますが、これは施設の運営者(民間の団体)向けで、補助率は対象経費の2分の1以内、限度額は1運営主体あたり年100万円です。最新情報は各自治体にご確認ください。
「静岡市立末広中学校分教室」はどんな学校ですか?
2026年(令和8年)4月に開校した、静岡県内初の学びの多様化学校です。静岡市葵区駒形通二丁目4番47号、静岡市立新通小学校の東校舎3・4階にあります。定員は34名(令和8年4月時点)、対象は不登校の状態または不登校傾向の児童生徒。年間850時間の授業(通常の中学校は1,015時間)、45分授業、新設教科「リフレクション」、「総合的な学習の時間」年間102時間での自己探究・グループ探究が特徴です。令和9年度の入学生徒(現小学6年生)の募集についての記載もあります。
費用をかけずに通える場所はありますか?
静岡市社会福祉協議会が運営する「こどもっ家」「ひだまりはうす」(清水区)は、平日 月〜金の10:00〜15:00に開いていて、静岡県の公表情報では費用は無料とされています。この記事の10か所のなかで「平日毎日開いていて無料」はここだけです。問い合わせは清水区地域福祉センター(054-371-0291)。ほかに葵区のひかり市民センター(静岡鉄道「古庄駅」徒歩1分・県公表情報では無料)、島田市のNPO法人もみの木(県公表情報では無料〜500円/回)があります。
この記事の情報は最新ですか?
2026年9月時点で、静岡市・静岡県の公式資料および各施設の公式サイトを確認して作成しています。この記事で「県公表情報」としているのは、静岡県の「フリースクール等民間施設情報」(令和8年2月5日現在)の記載です。各施設の自己申告に基づく情報なので、見学のお申し込み前に必ず直接ご確認ください。なお駿河区のかがやく教室の住所は、静岡市の公式ページと静岡県のPDFで記載が異なっています。この記事では設置者である静岡市の表記を採用しています。

まとめ

静岡市とその周辺から通える10か所を見てきました。選び方の軸は次の3つです。

静岡エリアでの選び方
  • まず公的な相談から始めるなら——静岡市教育支援センター(054-351-6555)。3区に1教室ずつあり、見学・体験は随時受付です
  • 費用をかけずに毎日の居場所がほしいなら——こどもっ家/ひだまりはうす(清水区・平日10:00〜15:00・県公表情報では無料)。この10か所で「平日毎日開いていて無料」はここだけです
  • 出席扱いを最優先にするなら——NPO法人もみの木(島田市)が「もみの木学級への出席は、学校の出席扱いとなります。」と明記、フリースクールゆいパーク(焼津市)も文部科学省の通達に触れて説明しています

静岡市は、出席扱いの基準を文書にした地域です。令和7年12月にガイドラインを作り、活動状況報告書の様式まで公開しました。県内初の学びの多様化学校も開校し、令和8年度からは全小・中学校に校内サポートルームが置かれます。

そのうえで、市自身の資料がこう示しています。民間施設を利用した157人のうち、出席扱いになったのは31人(19.7%)。基準があっても、施設と学校の両方が動かないと成立しません。施設を選ぶ段階で「静岡市の活動状況報告書の様式に対応してもらえますか」と聞いておく——この一手間が、あとで効いてきます。

そして最後にもうひとつ。この記事の費用の多くは、静岡県が令和8年2月に公表した情報によるものです。各施設の自己申告に基づくもので、公式サイトには金額が載っていない施設も多くありました。見学に行く前に、その施設に一度お電話で確かめる——それだけで、無駄足をひとつ減らせます。

のどかな田園の風景
NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

NIJINアカデミーを選ぶ家庭が、増えています。

2023年9月の開校から、累計900名を超える子どもたちが入学。
まずはLINEで、体験会の日程や学費を聞いてみませんか。

  • 平日毎日ひらく、メタバース校舎
  • 8〜10人の少人数クラス
  • カメラ・マイクオフから参加OK

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る