新潟市から通えるフリースクール10選|8区の費用・出席扱い・連携協議会まで公式情報で比較【2026年版】

新潟市のフリースクール10選 費用・助成・出席扱いのまとめ

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新潟市でフリースクールを探すとき、知っておくと動き方が変わることが3つあります。ひとつめ。新潟市は「現在フリースクールに通うための利用者の補助はありません」と、公式に答えています。市長への手紙への回答(令和6年11月)に、その一文がそのまま載っています。ふたつめ。新潟市は「学びの多様化学校」の設置を検討していない、とも答えています。新潟県内では令和8年4月に小千谷市と上越市で県内初の2校が開校しましたが、いずれも新潟市外です。みっつめ。そのかわり新潟市には「フリースクール等連携協議会」があります。加盟施設の一覧も、設置要綱も、加盟審査に使うチェックシートまでPDFで公開されています。新潟市とその周辺から通える10か所を、公式情報だけを出典にまとめました。
結論:新潟市から通えるフリースクール選びの要点
  • 選択肢は10か所——新潟市から通える学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——8区の費用・出席扱い・連携協議会まで公式情報で比較(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 新潟市と近隣の10か所の、住所・対象・費用・開所日
  • 新潟市が「利用者の補助はありません」と公式に答えていること
  • 新潟市が学びの多様化学校を「現在検討していない」と答えていること
  • 「フリースクール等連携協議会」の加盟施設一覧と、その読み方
  • 営業を終了した施設が、まとめサイトにまだ残っていること

新潟でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 新潟市は「利用者の補助はありません」と、はっきり答えています

フリースクールの費用を自治体が助けてくれないか——多くのご家庭が最初に調べることだと思います。新潟市については、答えがはっきりしています。

机に置かれたノートとマグカップ

市の「市長への手紙」に、フリースクール利用者への補助と学びの多様化学校の設置についての質問が寄せられました(受付 令和6年10月)。それに対する市(学校支援課・教育総務課)の回答が、令和6年11月付で公開されています。原文はこうです。「現在フリースクールに通うための利用者の補助はありません」。続けて「国や県、市内のこどもたちの状況を鑑みながら、制度の必要性、あり方等について研究を進めたい」としています。

新潟県についても、保護者向けの補助制度を定めた公式ページは見つかりませんでした。県教育委員会の不登校対策ページと県教委の当初予算概要ページを確認しましたが、該当する制度の記載はありません。「ない」と断定はしませんが、確認できませんでした。新潟県教育庁生徒指導課(025-280-5793)へご確認ください。

出典:新潟市「市長への手紙」回答(フリースクール利用者への補助と学びの多様化学校設置について)(2026年9月確認)

2. 学びの多様化学校も、新潟市は「現在検討していない」と答えています

同じ回答のなかで、学びの多様化学校(かつての不登校特例校)についても現在検討していない旨が示されています。

いっぽう新潟県内では、令和8年4月に県内初の2校が開校しました。ひとつは小千谷市立小千谷中学校 上ノ山分校(小千谷市上ノ山4-4-2 市民学習センター「楽集館」/中学生対象)。もうひとつは上越市立諏訪中学校(旧諏訪小学校の校舎を活用/不登校の中学生対象/初年度は20人が転入学)。いずれも新潟市からは通えません。

つまり新潟市には、公立の「学びの多様化学校」という選択肢が今のところありません。市の公的な受け皿は、後述する「子ども支援室」です。

出典:新潟市「市長への手紙」回答/小千谷市 学びの多様化学校/上越市 学びの多様化学校(2026年9月確認)

3. そのかわり、新潟市には「フリースクール等連携協議会」があります

新潟市教育委員会(学校支援課 025-226-3257)が運営している枠組みです。市の公式サイトに、加盟施設一覧(令和8年7月31日現在)、設置要綱、連携の全体像、加盟審査の基準にあたるチェックシート、新規加盟希望施設用の調査票まで、PDFとExcelで公開されています。

加盟している施設は市の基準を満たしていることが確認されているということなので、施設を探すときの目安になります。実際、加盟施設のいくつかは公式サイトに「新潟市教育委員会のフリースクール等連携協議会のメンバー」であることを書いています。

ただし「加盟施設一覧=市内のフリースクールの全部」ではありません

この一覧は連携協議会に加盟している施設を載せたものです。加盟していない施設は載っていません。この記事で紹介するフリースペースすまいる(江南区)やフリースクールNOBINOBI(中央区)は、市の加盟施設一覧には掲載されていませんが、どちらも実際に活動しています。
逆に、市報にいがた(令和7年11月16日発行)でフリースクールとして紹介されていたフリースクールWALK(北区大夫内)は、令和8年7月31日現在の加盟施設一覧には載っていません。この間に加盟が外れたか、状況が変わった可能性があります。公式サイトも見つけられませんでした。この記事では掲載を見送っています。
「全◯件」という数え方はできない——そう思っておいたほうが安全です。

出典:新潟市フリースクール等連携協議会/同 加盟施設一覧(令和8年7月31日現在・PDF)/市報にいがた 令和7年11月16日 2851号(2026年9月確認)

【一覧表】新潟市から通えるフリースクール10選

新潟市とその周辺から通える10か所です。費用・対象・開所日は各施設の公式サイト、または新潟市・新潟県の公式資料に記載されている内容をそのまま掲載しています(2026年9月確認)。記載がない項目は「記載なし」「要問合せ」としています。

施設名市町村種別対象費用
① 子ども支援室(教育相談室に併設)新潟市(中央・北・江南・秋葉・南・西蒲ほか)公的小・中記載なし
② フリースクール・ロビオキ西区・北区民間小・中・高以上33,000円/月(中学生)
③ こどもおとな基地 イロトリドリ西区民間3歳〜中310,267〜25,300円/月
④ こころの学習支援室 イロドリ中央区民間年長児〜中学生11,000〜25,000円/月
⑤ フリースクールNOBINOBI中央区民間小・中・高記載なし
⑥ 第一学院中等部 新潟キャンパス中央区民間中学生記載なし
⑦ トライ式中等部 新潟キャンパス中央区民間中学生記載なし
⑧ フリースペース すまいる江南区民間6〜15歳1回200円
⑨ 元気カレッジ フリースクールあきは秋葉区民間中学生(小学生は調整中)記載なし
⑩ NIJINアカデミー燕三条校燕市民間小・中42,943円/月
文房具と付箋を並べた机

新潟市の公的な受け皿と、西区・北区の2か所

公的な「子ども支援室」は区ごとの教育相談室に置かれています。西区には性格の違う2つの民間施設があります。

① 子ども支援室(教育相談室に併設)

新潟市の公的な受け皿です。名前が少し独特で、「適応指導教室」ではなく「子ども支援室」と呼ばれています。それぞれの区の教育相談室に併設される形で運営されていて、教室ごとに愛称がついています。

北区「さわやかルーム」の説明が、この仕組みをよく表しています。「学校へはなかなか登校できないが、学校外の子ども支援室なら通室できるという小・中学生が対象です。教育相談や様々な体験を通して、一人ひとりの思いや願いを大切に受け止めながら、社会的自立に向けて支援します」。

利用の流れは共通しています。各区の教育相談室に電話で予約 → 教育相談(1回50分が基本)→ 面接・見学・通室体験 を経て通室。中央区の案内には「利用には本人、保護者との面接、見学、通室体験が必要です」と明記されています。

費用については、各ページとも記載がありませんでした。公費で運営されているので無料と思われますが、書かれていないので断定しません。

拠点の数え方に注意してください

新潟県教育委員会の「新潟県内の市町村教育委員会所管による教育支援センター一覧」(令和6年9月現在)には、新潟市分として6施設が掲載されています——新潟市教育相談センター(中央区)、北区・江南区・秋葉区・南区・西蒲区の各教育相談室。
いっぽう市のサイトを見ると、中央区「ぐみの木教室」には東区分室(東区役所2階/毎週木曜13:00〜15:30)と西区分室(西地区公民館2階/毎週火曜13:15〜15:30)があります。
つまり「全◯か所」と単純に数えられません。この記事では「県の一覧に新潟市分として6施設が掲載されている」という書き方にとどめます。

新潟市教育相談センター(ぐみの木教室)
新潟市中央区西大畑町458-1/025-222-8600 ※東区分室(東区下木戸1-4-1 東区役所2階・毎週木曜13:00〜15:30)、西区分室(西区内野町603 西地区公民館2階・毎週火曜13:15〜15:30)
北区教育相談室(さわやかルーム)
新潟市北区上土地亀941-2/025-387-3709/9:10〜17:00(予約制)
江南区教育相談室(そよ風ルーム)
新潟市江南区向陽2-1421-5/025-382-1156/通室9:30〜14:20
秋葉区教育相談室(レインボールーム)
新潟市秋葉区日宝町6-2(新津図書館2F)/0250-23-0101/9:10〜17:00(水曜午後は原則閉室)
南区教育相談室(おおぞら教室)
新潟市南区味方1544(味方出張所1F)/025-373-4895/9:30〜14:35(水曜は11:50終了)
西蒲区教育相談室(スペース「レスト」)
新潟市西蒲区西中860(岩室出張所2F)/0256-82-1800/9:30〜14:40(水曜午後閉室)
対象
小・中学生(相談は小学生〜20歳未満の児童生徒および保護者)
利用の流れ
電話予約 → 教育相談(1回50分が基本)→ 面接・見学・通室体験 → 通室
費用
各ページに記載なし(要問合せ)

出典:新潟市 子ども支援室について/新潟県 教育支援センター一覧(令和6年9月現在・PDF)(2026年9月確認)

② フリースクール・ロビオキ

西区松海が丘に2教室、北区つくし野に1教室。市内に3拠点を持っています。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。

開所時間が長いのが特徴です。本部校の第一・第二教室は9:00〜19:00(定休:水・日・祝)。夜7時まで開いているので、日中に来られない日でも選択肢があります。北教室は9:00〜15:30(定休:土・日・祝)。

出席扱いについて、公式サイトにはこう書かれています。「ロビオキでの学習は、学校の内申点に反映されます。学校との連携を通じて、学習内容や出席日数が内申点に反映されるように対応しています」。新潟市教育委員会の定めた基準を満たす必要がある旨も併記されています。「出席日数」ではなく「内申点」という言葉を使っているのが、この施設の特徴です。

費用は中学生コースで入学費33,000円(税込)、月謝33,000円(税込)。「施設使用料、冷暖房費、夏期講習・冬期講習などの追加料金はなし」と明記されています。小学生コース・高校生以上コースも別に設定されています。

保護者への支援(LINEでの情報交換、親子レク)もあり、通信制高校「明誠高等学校 新潟SHIP」と連携しています。

第一教室(フォスタ教室)
新潟市西区松海が丘3-9-24/9:00〜19:00(定休:水・日・祝)
第二教室(ミシエ教室)
新潟市西区松海が丘2-13-5/9:00〜19:00(定休:水・日・祝)
北教室
新潟市北区つくし野2-17-26/9:00〜15:30(定休:土・日・祝)
対象
小学生・中学生・高校生以上
費用(中学生コース)
入学費 33,000円(税込)/月謝 33,000円(税込)。「施設使用料、冷暖房費、夏期講習・冬期講習などの追加料金はなし」
オンライン
記載なし
出席扱い
「ロビオキでの学習は、学校の内申点に反映されます。学校との連携を通じて、学習内容や出席日数が内申点に反映されるように対応しています」と記載
電話
050-3746-1614
その他
新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設。通信制高校「明誠高等学校 新潟SHIP」と連携

出典:フリースクール・ロビオキ/同 中学生コース(2026年9月確認)

住宅街の静かな道

③ こどもおとな基地 イロトリドリ

西区寺尾西。民間の放課後児童クラブを兼ねたフリースクールです。対象は3歳〜中学3年生と幅広く、地域の一軒家を活動の舞台にしています。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。

方針は「自分で選ぶ」を重視すること。外部の専門家による日替わりのプロジェクトがあり、多世代の交流も活動に組み込まれています。中等部は別サイトで案内されています。

料金の設計が細かいのが特徴です。年会費3,960円(初年度入会時・自動継続)。低学年(1〜3年)は4日プラン8,800円/8日プラン15,950円/平日通い放題(月10日以上)12,650円/平日+土曜通い放題25,300円。高学年(4年〜)は継続利用者が月〜金12,100円、月〜土15,400円、高学年から利用を始める場合は月〜金10,267円から。ほかに訪問2,200円/回、早朝330円/回、長期休みの光熱費(春550円・夏2,200円・冬1,100円)があります。

「平日通い放題で月12,650円」というのは、この記事のなかでもかなり安い水準です。開所時間と出席扱いについては記載がありませんでした(料金プランに「早朝8時〜9時」の区分があるので、朝から開いていると読めます)。080-3708-8385 へご確認ください。

住所と電話が、資料によって違います

市報にいがた(令和7年11月)では「西区上新栄町5/025-201-8920」、市の加盟施設一覧(令和8年7月31日現在)では「西区寺尾西3-26-39/080-3708-8385」となっています。移転している可能性が高いので、この記事では新しいほう(加盟施設一覧)を採用しています。訪問前に必ずご確認ください。

所在地
新潟市西区寺尾西3-26-39(市の加盟施設一覧 令和8年7月31日現在)
対象
3歳〜中学3年生
開所
公式サイトに記載なし(料金プランに「早朝8時〜9時」の区分あり)
費用
年会費 3,960円(初年度入会時・自動継続)/低学年 4日プラン8,800円・8日プラン15,950円・平日通い放題(月10日以上)12,650円・平日+土曜通い放題25,300円/高学年 継続利用者 月〜金12,100円・月〜土15,400円、高学年からの利用者 月〜金10,267円ほか
その他の費用
訪問2,200円/回、未就学児550円/回、早朝330円/回、長期休み光熱費(春550円・夏2,200円・冬1,100円)
オンライン
記載なし
出席扱い
記載なし(要問合せ)
電話
080-3708-8385
その他
新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設。中等部は別サイトで案内

出典:こどもおとな基地 イロトリドリ/新潟市 フリースクール等連携協議会 加盟施設一覧(PDF)(2026年9月確認)

学校の廊下

中央区に集まる4か所——医療・教育・全国展開が並びます

新潟駅と万代の周辺に、性格のまったく違う施設が集まっています。クリニックのなかにある教室もあります。

④ こころの学習支援室 イロドリ

中央区湖南、新潟市民病院の前にある新潟こころの発達クリニックのなかにある学習支援室です。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟認定施設。

特徴は子どものこころ専門医が監修し、医学的なアセスメントに基づいて支援を組み立てることです。この記事の10か所のなかで、医療機関のなかにあるのはここだけです。

対象は年長児〜中学生。開所は月・火・水が9:00〜18:00、金・土が9:00〜13:30(定休:木・日・祝、お盆、年末年始)。土曜日も開いているのは、この記事のなかでは珍しい構えです。

費用は入会金10,000円。ただしクリニックの受診歴がある場合は1,000円になります。月謝は11,000円〜15,000円(コースによる)、通い放題は25,000円。

出席扱いについては記載がありませんでした。080-9712-9867 へご確認ください。

所在地
〒950-1151 新潟市中央区湖南21-5(新潟市民病院前)新潟こころの発達クリニック内
対象
年長児〜中学生
開所
月・火・水 9:00〜18:00/金・土 9:00〜13:30(定休:木・日・祝、お盆、年末年始)
費用
入会金 10,000円(クリニック受診歴がある場合は1,000円)/月謝 11,000円〜15,000円(コースによる)/通い放題 25,000円
オンライン
記載なし
出席扱い
記載なし(要問合せ)
電話
080-9712-9867
その他
子どものこころ専門医の監修。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟認定施設

出典:こころの学習支援室 イロドリ(2026年9月確認)

⑤ フリースクールNOBINOBI

中央区網川原。代表は元公立高校の教員です。対象は小学生・中学生・高校生で、公式サイトには「発達凸凹をおもちの生徒も対応」と書かれています。

開所時間が、この記事のなかでいちばん変わっています。月〜金は15:30〜21:30、土・日は9:00〜21:30。フリースクールは月〜土が1〜6時限、日曜が1〜11時限で、1時限50分+休憩10分という組み立てです。平日は午後から、土日もフルで開いている——「朝は起きられないけれど夕方なら」という段階や、「平日は家にいて土日に外へ出る」という段階に合います。

出席扱いについては「NOBINOBIへの登校は原籍校の登校になります」と書かれていますが、同時に「原籍校校長に必ずご確認ねがいます」とも併記されています。

費用はコースページに案内があるとされていますが、金額の掲載はありませんでした。遠方の生徒向けにオンライン対応があります。スタッフ犬(保護犬の柴犬)がいるのも特徴です。五泉市に五泉校もあります(五泉市馬場町1-7-29/0250-27-2986)。

なおこの施設は、市の加盟施設一覧には掲載されていません。加盟の有無と、施設が実際に活動しているかは別の話です。

所在地
〒950-0964 新潟市中央区網川原2-25-8
対象
小学生・中学生・高校生
開所
月〜金 15:30〜21:30/土・日 9:00〜21:30(フリースクールは月〜土1〜6時限、日曜1〜11時限。1時限50分+休憩10分)
費用
公式サイトに金額の記載なし(要問合せ)
オンライン
あり(遠方の生徒向け対応)
出席扱い
「NOBINOBIへの登校は原籍校の登校になります」(ただし「原籍校校長に必ずご確認ねがいます」と併記)
電話
025-369-4216/070-1380-5050
五泉校
〒959-1875 新潟県五泉市馬場町1-7-29/0250-27-2986/080-5830-2778(2024年10月開校)

出典:フリースクールNOBINOBI/同 五泉校(2026年9月確認)

駅のホーム

⑥ 第一学院中等部 新潟キャンパス

中央区万代、新潟あおばビルの5階(受付)と6階。「家庭でも学校でもない第3の居場所」を掲げています。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。

出席扱いについての書き方が、この記事のなかでいちばん条件を細かく書いています。原文はこうです。「保護者からの申請による在籍中学校との連携に基づき、第一学院中等部での学習の成果が、中学校での出席として認められる可能性があります」。さらにオプション受講者のみが対象であること、在籍中学校や地域によって対応が異なるため各キャンパス担当者への相談が必要であることが明記されています。文部科学省の令和元年10月25日通知を参照しています。

内容は学び直し学習とプログラミング講座。小学生の保護者向け相談会を毎月実施しています。

開所日時と費用は記載がありませんでした。025-241-5705 へご確認ください(市の加盟施設一覧には 025-241-5701 と記載されていますが、公式サイトの番号は 025-241-5705 です)。

所在地
〒950-0088 新潟市中央区万代4-1-6 新潟あおばビル5F(受付)・6F
対象
中学生
開所
記載なし(要問合せ)
費用
記載なし(要問合せ)
オンライン
記載なし
出席扱い
「保護者からの申請による在籍中学校との連携に基づき、第一学院中等部での学習の成果が、中学校での出席として認められる可能性があります」(オプション受講者のみが対象。在籍中学校・地域により対応が異なると明記)
電話
025-241-5705(市の加盟施設一覧では025-241-5701。要確認)
メール
niigata@daiichigakuin.jp
その他
新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設。小学生の保護者向け相談会を毎月実施

出典:第一学院中等部 新潟キャンパス/同 出席扱い・成績評価(2026年9月確認)

⑦ トライ式中等部 新潟キャンパス

中央区東大通、新潟駅の近くにあるIMA-3ビルの2階。対象は現在中学校に在学中の方です。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。

出席扱いについては「学校長の許可の元、トライ式のキャンパスに通うことで出席にカウントされます」と書かれています。この記事の10か所のなかで、いちばん言い切っている書き方です。ただし「学校長の許可の元」という条件がついていることは押さえておいてください。

特徴はマンツーマンの個別授業と、自宅訪問によるメンタル・学力サポート。そして声優・英会話・PCなどの小集団ゼミ、イベント、修学旅行があります。全日制高校の受験対策にも対応しています。

開所日時と費用は記載がありませんでした。0120-919-439 へご確認ください。

所在地
新潟市中央区東大通1-7-7 IMA-3ビル2階
対象
中学生(現在中学校に在学中の方)
開所
記載なし(要問合せ)
費用
記載なし(要問合せ)
オンライン
記載なし(自宅訪問サポートの記載あり)
出席扱い
「学校長の許可の元、トライ式のキャンパスに通うことで出席にカウントされます」と記載
電話
0120-919-439
その他
新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設。マンツーマン個別授業、小集団ゼミ(声優・英会話・PC等)、イベント・修学旅行

出典:トライ式中等部(2026年9月確認)

田園のなかを通る道

江南区・秋葉区、そして燕三条——1回200円の居場所から

市の東側には、費用の考え方がまったく違う場所があります。さらに燕三条まで視野を広げると、もうひとつ選択肢が増えます。

⑧ フリースペース すまいる

江南区城山。対象は6〜15歳(小中学生)で、学校での学習に困難を覚えている児童です。

費用が特徴的です。1回の参加費が200円。入会金も月額もありません。登録制で、保護者・児童・法人責任者の面談を経て契約する形です。「行った日だけ払う」ので、通える日が読めない段階にはとても合います。

開所は毎週火・木・土の12:00〜18:00。午後から夕方までという時間帯なので、朝が苦手な段階でも使えます。土曜日も開いています。

掲げているのは「あなたが、あなたのままで笑顔になれる」という居場所づくり。自主学習の場としても利用できます。出席扱いについては、施設のサイトに文部科学省の通知「学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱い」の参照資料が掲載されています。近年中に文部科学省の民間不登校児童相談支援施設としての位置づけを目指しているとも書かれています。

なおこの施設は、市の加盟施設一覧には掲載されていません。

所在地
〒950-0137 新潟市江南区城山2-4-34
対象
6〜15歳(小中学生)で学校での学習に困難を覚えている児童
開所
毎週火・木・土 12:00〜18:00
費用
1回の参加費 200円(入会金・月額の記載なし)。登録制で、保護者・児童・法人責任者の面談後に契約
オンライン
記載なし
出席扱い
施設サイトに文部科学省の通知「学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱い」の参照資料を掲載
その他
市の加盟施設一覧には未掲載。近年中に文部科学省の民間不登校児童相談支援施設としての位置づけを目指すと記載

出典:フリースペース すまいる(2026年9月確認)

⑨ 元気カレッジ フリースクールあきは

秋葉区天ヶ沢。新潟市フリースクール等連携協議会の加盟施設です。

出席扱いについて、公式サイトにこう書かれています。「新潟市教育委員会のフリースクール等連携協議会のメンバー」であり、「フリースクールあきはでの活動は在籍校(公立の小中)の出席日数にカウント」される。連携協議会に加盟していることを、出席扱いの根拠として明示しているのはこの施設です。連携協議会の意味がよく分かる書き方です。

掲げているのは「人とのつながりで安心と信頼感を得て元気を取り戻す場」。全日制通学型と書かれていますが、曜日と時間の記載はありません。

保護者へのサポートもあります。入会前の無料相談は無料、入会後は通学型で月1回無料、2回目以降は1時間2,000円。併設でプログラミング教室 KID’Sプロラボ、通信制高校の提携サポート校「秋葉キャンバス」もあります。また別部門として「オンラインスクール GENKI」があり、こちらは不登校または学校が苦手な中学生・高校生が対象です。

対象について、サイト内で記載が分かれています

コースのページには「現在は中学生のみ対象」(小学生は調整中)とあり、トップページには「小学生から高校生(もしくは20歳までの年代)」という記載もあります。小学生のお子さんの場合は、必ず事前に 0250-25-7353 へご確認ください。

所在地
新潟市秋葉区天ヶ沢253番地(市の加盟施設一覧)
対象
コースページは「現在は中学生のみ対象」(小学生は調整中)。トップページには「小学生から高校生(もしくは20歳までの年代)」の記載もあり要確認
開所
「全日制通学型」の記載のみ。曜日・時間は記載なし(要問合せ)
費用
記載なし(要問合せ)
オンライン
あり(別部門「オンラインスクール GENKI」/対象は不登校または学校が苦手な中学生・高校生)
出席扱い
「新潟市教育委員会のフリースクール等連携協議会のメンバー」であり「フリースクールあきはでの活動は在籍校(公立の小中)の出席日数にカウント」されると記載
保護者サポート
入会前の無料相談は無料/入会後は通学型で月1回無料、2回目以降は1時間2,000円
電話
0250-25-7353
併設
プログラミング教室 KIDʼSプロラボ、通信制高校提携サポート校「秋葉キャンバス」

出典:元気カレッジ/同 コース(2026年9月確認)

緑の公園とベンチ

⑩ NIJINアカデミー燕三条校

燕市井土巻、イオン県央店の3階「KaNaU」のなかにあります。開校は毎週火曜日の10:00〜15:00(祝日・年末年始を除く)、定員5名、対象は小学生・中学生です。

新潟市内ではありません。ただしJR越後線・信越本線で新潟駅から燕三条方面へ、あるいは国道8号・北陸自動車道でアクセスできます。南区や西蒲区からは、市の中心部へ出るより近いことがあります。ショッピングモールのなかなので、駐車場に困らないのも実際には大きい点です。

この記事のほかの施設と違うのは、リアル教室とメタバース校舎の組み合わせが前提になっていることです。費用もその組み合わせで公開されています——ハイブリッド通学で月額42,943円(リアル校授業料16,500円+教材費1,000円+メタバース教育費23,760円+施設利用料1,683円)。入学金は初月のみ33,000円で、メタバース教育費を年払いにすると月あたり19,800円になります。

所在地
新潟県燕市井土巻3-65 イオン県央店 3階 KaNaU
開校
毎週火曜日 10:00〜15:00(祝日・年末年始を除く)
定員
5名
対象
小学生・中学生
連絡先
090-5422-2066(教室長:三浦)/nijinacademy.tsubamesanjo@gmail.com
費用
ハイブリッド通学 月額42,943円(リアル校授業料16,500円+教材費1,000円+メタバース教育費23,760円+施設利用料1,683円)
入学金
33,000円(初月のみ)※メタバース教育費を年払いにすると月あたり19,800円
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー燕三条校(2026年9月確認)

木々に囲まれた並木道

新潟市・新潟県の支援制度|補助はなく、あるのは「連携協議会」という仕組みです

新潟市・新潟県の公式資料で確認できた内容を整理します。新潟市は「お金を出す」のではなく「施設と学校をつなぐ仕組みを作る」ほうに寄っているのが、資料を並べると見えてきます。

自治体確認できた内容
新潟市(補助)「現在フリースクールに通うための利用者の補助はありません」(市長への手紙への回答・受付 令和6年10月/回答 令和6年11月/担当 学校支援課・教育総務課)。続けて「国や県、市内のこどもたちの状況を鑑みながら、制度の必要性、あり方等について研究を進めたい」と回答
新潟市(学校)同じ回答のなかで、学びの多様化学校については現在検討していない旨を回答。新潟市内に学びの多様化学校はありません
新潟市(施設)公的な受け皿は「子ども支援室」。各区の教育相談室に併設。県の一覧(令和6年9月現在)には新潟市分として6施設が掲載。中央区「ぐみの木教室」には東区分室・西区分室もあり。利用は電話予約→教育相談(1回50分が基本)→面接・見学・通室体験。費用の記載は各ページとも確認できず
新潟市(連携)「新潟市フリースクール等連携協議会」(学校支援課 025-226-3257)。加盟施設一覧(令和8年7月31日現在)、設置要綱、連携の全体像、チェックシート、新規加盟希望施設用の調査票を公開。ただし加盟施設一覧は市内のフリースクールを網羅したものではありません
新潟県保護者向けの補助制度を定めた公式ページは確認できませんでした(県教育委員会の不登校対策ページ、県教委当初予算概要ページを確認)。運営者向けの補助についても、該当事業を確認できませんでした。県が公開しているのは教育支援センター一覧、不登校対策リーフレット、校内教育支援センター(SSR)設置・運営の手引き(令和7年3月)。民間施設の一覧・ガイドラインの公表は確認できず
県内の他市(参考)令和8年4月に県内初の学びの多様化学校が2校開校——小千谷市立小千谷中学校 上ノ山分校(小千谷市上ノ山4-4-2 市民学習センター「楽集館」/中学生対象)、上越市立諏訪中学校(旧諏訪小学校校舎/不登校の中学生対象/初年度20人が転入学)。いずれも新潟市からは通えません
書類に記入する手元
「連携協議会に加盟している」ことの意味

新潟市に補助金はありません。そのかわりにあるのが連携協議会です。市は設置要綱とチェックシート(加盟審査の基準にあたるもの)を公開しているので、加盟施設は市の基準を満たしていることが確認されているということになります。
実際、元気カレッジ フリースクールあきはは公式サイトで「新潟市教育委員会のフリースクール等連携協議会のメンバー」であることを、出席扱いの根拠として書いています。見学のときに「連携協議会に加盟していますか」と聞いてみる——これは新潟市ならではの有効な質問です。
ただし加盟していない施設が劣っているという意味ではありません。この記事で紹介したフリースペースすまいる(江南区)とフリースクールNOBINOBI(中央区)は加盟一覧に載っていませんが、どちらも実際に活動しています。

出席扱いの書き方は、施設によってかなり違います

フリースクールに通えば自動的に出席扱いになる制度ではありません。判断するのは在籍校の校長です。そのうえで、この記事の施設の書き方を並べると温度差がよく分かります。
トライ式中等部——「学校長の許可の元、トライ式のキャンパスに通うことで出席にカウントされます」
元気カレッジ フリースクールあきは——連携協議会のメンバーであり「フリースクールあきはでの活動は在籍校(公立の小中)の出席日数にカウント」される
フリースクールNOBINOBI——「NOBINOBIへの登校は原籍校の登校になります」。ただし「原籍校校長に必ずご確認ねがいます」と併記
第一学院中等部——「出席として認められる可能性があります」。オプション受講者のみが対象、在籍中学校・地域により対応が異なると明記
フリースクール・ロビオキ——「学校の内申点に反映されます」

断定に丸めないでください。見学のときは、その施設が学校にどんな報告を出してくれるのかを具体的に聞くのがいちばん確実です。

新潟市の不登校は、令和元年度の2倍以上になっています

市報にいがた(令和7年11月16日 2851号)の1面・2面「不登校で悩むあなたと家族へ ひとりじゃないよ、だいじょうぶ」に、こう書かれています。令和6年度の新潟市の不登校児童生徒数は2,301人。「これは令和元年度に比べ2倍以上という数字になっています」。全国は35万3,970人です。
不登校の要因として挙げられている上位はやる気が出ない30.1%、睡眠・生活リズム25.0%、不安・抑うつ24.3%。
相談先を探しているのは、あなたの家庭だけではありません。

出典:新潟市「市長への手紙」回答/新潟市フリースクール等連携協議会/新潟市 子ども支援室について/市報にいがた 令和7年11月16日 2851号/新潟県 教育支援センター一覧(PDF)/新潟県 不登校対策について(2026年9月確認)

卓上カレンダー
まずは、メタバース校舎をのぞいてみませんか

無料の体験説明会では、実際の授業の様子をご覧いただけます。お子さんの参加は必須ではありません。保護者の方だけで、話を聞くところから始めていただけます。

NIJINアカデミー燕三条校を、もう少し詳しく

燕市井土巻、イオン県央店の3階にある「KaNaU」というスペースのなかです。開校は毎週火曜日の10時〜15時(祝日・年末年始を除く)。定員5名、対象は小学生・中学生です。

新潟市内ではありません。ただし南区や西蒲区からは、市の中心部へ出るより近いことがあります。ショッピングモールのなかにあるので、駐車場に困りません。雪の日に「駐車場が停めにくくて行けなかった」ということが起きにくいのは、新潟では実際に効いてくる違いです。

この記事で見てきたとおり、新潟市内には1回200円のすまいるから月33,000円のロビオキまで、性格の違う施設が並んでいます。そのなかで燕三条校が違うのは、リアル教室とメタバース校舎の組み合わせが前提になっていることです。火曜日に燕三条へ行き、それ以外の平日は家からメタバース校舎の授業に参加する。そういう週の組み方を最初から想定しています。

NIJINアカデミー燕三条校が入っているKaNaUの室内
所在地
新潟県燕市井土巻3-65 イオン県央店 3階 KaNaU
開校
毎週火曜日 10:00〜15:00(祝日・年末年始を除く)
定員
5名
対象
小学生・中学生
連絡先
090-5422-2066(教室長:三浦)/nijinacademy.tsubamesanjo@gmail.com
費用
ハイブリッド通学 月額42,943円(リアル校授業料16,500円+教材費1,000円+メタバース教育費23,760円+施設利用料1,683円)
入学金
33,000円(初月のみ)※メタバース教育費を年払いにすると月あたり19,800円
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー燕三条校(2026年9月確認)

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

新潟市は、仕組みの面では独自の工夫をしている地域です。補助金はないけれど、連携協議会があり、加盟施設の一覧も審査のチェックシートも公開されています。「どの施設が市の基準を満たしているか」が分かるのは、探す側にとって助かります。

それでも残る問題があります。ひとつは費用です。市も県も保護者向けの補助がないので、民間の施設を選ぶと全額が自己負担になります。もうひとつは通える日数です。1回200円のすまいるは週3日の午後だけ、公的な子ども支援室も午後2時台までのところが多く、「平日毎日の居場所」を無理のない費用で、という組み合わせがなかなか見つかりません。

そして新潟ならではの事情として、冬があります。雪の朝に子どもを送り出せるか、駐車場に停められるか——それが通えるかどうかを左右する日が、年に何日もあります。

NIJINアカデミーのメタバース校舎は、この3つに直接効きます。区がどこでも関係なく、平日は毎日開いていて、費用が公開されています。移動がないので、雪の朝でも「行けなかった」になりません。

燕三条の教室に行く火曜日と、家から参加する日を組み合わせる。あるいは市内の子ども支援室に通う日と、家から参加する日を組み合わせる。週の埋め方として、候補に入れてみてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎の画面
メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

子どもがつくった動画作品です。「好きなことを仕事の形にしていく」ってどういうことか、見てもらうのが早いと思います。

出席扱いを相談するときの進め方

開かれたノート

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 市町村の教育委員会 学校教育課に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、市町村教委が実質的な窓口です。市役所の代表番号から「教育委員会 学校教育課」につないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を必ず確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です

よくある質問

新潟市立の学校に通っています。まずどこに相談すればいいですか?
在籍校の担任の先生と、お住まいの区の教育相談室です(新潟市教育相談センター 025-222-8600/北区 025-387-3709/江南区 025-382-1156/秋葉区 0250-23-0101/南区 025-373-4895/西蒲区 0256-82-1800)。子ども支援室への通室は、電話予約 → 教育相談(1回50分が基本)→ 面接・見学・通室体験 という流れです。東区・西区にお住まいの場合は、中央区「ぐみの木教室」の東区分室(毎週木曜13:00〜15:30)・西区分室(毎週火曜13:15〜15:30)もあります。
フリースクールの費用に補助はありますか?
新潟市は「市長への手紙」への回答(令和6年11月)で「現在フリースクールに通うための利用者の補助はありません」と明確に答えています。続けて「国や県、市内のこどもたちの状況を鑑みながら、制度の必要性、あり方等について研究を進めたい」としています。新潟県についても、保護者向けの補助制度を定めた公式ページは確認できませんでした。新潟県教育庁生徒指導課(025-280-5793)へご確認ください。
新潟市に「学びの多様化学校」はありますか?
ありません。新潟市は「市長への手紙」への回答で、学びの多様化学校について現在検討していない旨を答えています。新潟県内では令和8年4月に県内初の2校が開校しました。小千谷市立小千谷中学校 上ノ山分校(小千谷市上ノ山4-4-2)と上越市立諏訪中学校(旧諏訪小学校校舎)です。いずれも対象がその市の中学生なので、新潟市からは通えません。
「フリースクール等連携協議会」とは何ですか?
新潟市教育委員会(学校支援課 025-226-3257)が運営している、市とフリースクールをつなぐ枠組みです。市の公式サイトに加盟施設一覧(令和8年7月31日現在)、設置要綱、連携の全体像、加盟審査の基準にあたるチェックシートまで公開されています。加盟施設は市の基準を満たしていることが確認されているので、施設選びの目安になります。ただしこの一覧は市内のフリースクールを網羅したものではありません。加盟していない施設もあります。
フリースクールに通うと出席扱いになりますか?
自動的にはなりません。判断するのは在籍校の校長です。施設によって書き方にかなり差があります。トライ式中等部は「学校長の許可の元、トライ式のキャンパスに通うことで出席にカウントされます」、元気カレッジ フリースクールあきはは連携協議会のメンバーとして「在籍校(公立の小中)の出席日数にカウント」、フリースクールNOBINOBIは「原籍校の登校になります」としつつ「原籍校校長に必ずご確認ねがいます」、第一学院中等部は「認められる可能性があります」(オプション受講者のみ)。見学のときは、学校にどんな報告を出してくれるのかを具体的に聞いてみてください。
費用がはっきり分かる施設はどこですか?
フリースペースすまいる(江南区・1回200円)、こどもおとな基地イロトリドリ(西区・平日通い放題12,650円ほか)、こころの学習支援室イロドリ(中央区・月11,000〜15,000円、通い放題25,000円)、フリースクール・ロビオキ(西区・北区・中学生コース 入学費33,000円+月謝33,000円)、そしてNIJINアカデミー燕三条校(ハイブリッド 月42,943円)です。NOBINOBI、第一学院中等部、トライ式中等部、元気カレッジは公式サイトに金額の記載がありませんでした。
この記事の情報は最新ですか?
2026年9月時点で、新潟市・新潟県の公式資料および各施設の公式サイトを確認して作成しています。この記事をつくる過程で、フリースクール森のひだまり(中央区)の公式サイトに「令和8年3月31日をもって 営業を終了いたします。」と明記されているのを確認しました。複数のまとめサイトにはまだ掲載されていますが、この記事には載せていません。またフリースクールWALK(北区大夫内)は市報にいがたで紹介されていましたが、令和8年7月31日現在の加盟施設一覧には載っていないため掲載を見送りました。イロトリドリは市報と加盟施設一覧で住所・電話が異なっており、移転の可能性があります。見学のお申し込み前に必ず直接ご確認ください。

まとめ

新潟市とその周辺から通える10か所を見てきました。選び方の軸は次の3つです。

新潟エリアでの選び方
  • まず公的な相談から始めるなら——お住まいの区の教育相談室。電話予約から教育相談、見学、通室体験という流れが決まっています
  • 通える日が読めないなら——フリースペースすまいる(江南区・1回200円・火木土の12:00〜18:00)。行った日だけ払う形は、この10か所で唯一です
  • 夕方や夜のほうが動けるなら——フリースクールNOBINOBI(中央区・平日15:30〜21:30、土日9:00〜21:30)、フリースクール・ロビオキ(西区・9:00〜19:00)。時間帯の選択肢がある施設は限られています

新潟市は、補助金のかわりに仕組みを作った地域です。連携協議会があり、加盟施設の一覧も、審査のチェックシートも公開されています。「どの施設が市の基準を満たしているか」を自分で確認できるのは、探す側にとって大きな助けになります。

そのうえで、実際に選ぶときに効いてくるのは費用と、通える時間帯の組み合わせです。市も県も保護者向けの補助がないので、民間の施設は全額が自己負担になります。そして安いところは週2〜3日、毎日通えるところは月3万円台——この間を埋めるものが、この10か所のなかにはあまりありません。

そして最後にもうひとつ。まとめサイトの施設一覧には、すでに営業を終えた施設が残っています。この記事を書きながら、公式サイトに「令和8年3月31日をもって 営業を終了いたします。」と書かれている施設が、複数のまとめサイトにまだ載っているのを見つけました。見学に行く前に、その施設の公式サイトと電話で一度確かめる——それだけで、無駄足をひとつ減らせます。

落葉の並木道
まず一歩だけ、話を聞いてみませんか

NIJINアカデミーでは、無料の体験説明会を毎週開いています。「まだ何も決めていない」「他のフリースクールと比べたい」という段階のご相談で大丈夫です。平日毎日開いているメタバース校舎の授業を、実際にご覧いただけます。