諏訪市のフリースクール12選|諏訪地域の費用・補助金・相談先【2026年】

長野県諏訪市のフリースクール10選 費用・助成・出席扱いのまとめ
諏訪市にはフリースクール等利用児童生徒支援補助金があります。月額上限3万円で、要保護世帯は100%、準要保護世帯は75%、その他の世帯も50%。所得で切られない設計です。ところが隣の茅野市は月1.5万円かつ就学援助・生活保護世帯限定、岡谷市は月1万円かつ就学援助世帯限定。車で20分の距離に、条件がまるで違う制度が並んでいます。しかも6市町村すべてが「信州型フリースクール認証」を補助の要件にしているため、認証の有無が家計に直結します。諏訪地域から通える12か所を、公式情報だけを出典にまとめました。
結論:諏訪市から通えるフリースクール選びの要点
  • 選択肢は12か所——諏訪市から通える学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——岡谷・茅野・原村まで費用と補助金を公式情報で比較(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 諏訪市と諏訪地域から通える12か所の、住所・対象・費用・開所日
  • 諏訪市の補助は月3万円・所得制限なしで、隣の市町とは条件が大きく違うこと
  • 長野県の「信州型フリースクール認証制度」が、補助を受けられるかどうかを決めていること
  • 諏訪6市町村すべてに中間教室があり、近隣市町村の子どもも受け入れられる設計であること

この記事の結論

諏訪市から通えるフリースクール・居場所は、市の中間教室を含めて12か所(諏訪市5・岡谷市1・茅野市3・原村1・富士見町2)。民間の月額は14,000〜33,600円ほどで、1日・1回単位の利用もあります。諏訪市は月3万円を上限に利用料を補助(その他の世帯も50%)。対象は信州型フリースクール認証施設です。不登校の相談は市の教育相談(0266-75-8150)と中間教室「フレンドリー教室」へ。

諏訪でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 諏訪市の補助は月3万円。しかも所得制限がない

諏訪市にはフリースクール等利用児童生徒支援補助金があります。月額の利用料上限3万円について、要保護世帯は100%、準要保護世帯は75%、その他の世帯も50%が補助されます。所得で対象から外されない設計です。

要件は、申請日から前1年以内に在籍校におおむね30日以上登校していないこと、原則として信州型フリースクールとして認証を受けた施設に月1回以上通所していること、他団体から補助を受けていないこと、市税の滞納がないこと。窓口は教育総務課学務係(0266-52-4141 内線461,462)です。

出典:諏訪市 フリースクール等にお通いの児童生徒のご家庭への補助制度(2026年9月確認)

2. 隣の市町だと、同じ施設に通っても補助がまるで違う

ここが諏訪地域の最大の特徴です。下諏訪町は諏訪市と同じ月3万円・その他世帯も50%。ところが茅野市は月1.5万円かつ就学援助または生活保護受給世帯に限定、岡谷市は月1万円(年間上限12万円)かつ就学援助受給世帯に限定です。原村・富士見町では利用料の補助が確認できませんでした。

諏訪地域は車で20〜30分圏に6市町村が密集していて、生活圏は事実上ひとつです。同じ施設に、同じ料金で通っていても、住んでいる市町村で自己負担がまったく変わる。長野県の調査で県内のフリースクール月額利用料の平均が23,850円と出ていることを踏まえると、諏訪市民はほぼ補助でまかなえる一方、岡谷市民の中間所得層は全額が自己負担になります。

出典:下諏訪町/茅野市/岡谷市(2026年9月確認)

3. 「信州型フリースクール認証」が、補助のスイッチになっている

長野県は2024年4月に信州型フリースクール認証制度を創設しました。県内の民間施設を認証して財政支援を行うもので、「居場所支援型」(週1日以上開所)と「学び支援型」(週3日以上開所、スタッフ1人以上が教員免許を保有)の2類型があります。認証期間は3年間です。

注目すべきは、諏訪市・下諏訪町・茅野市・岡谷市のいずれも、この認証を補助金の対象施設の要件にしている点です。つまり県の認証を受けていない施設に通うと、市町村の補助は1円も出ません。施設を選ぶ前に、県のポータル「kikka☆link」で認証施設かどうかを確認してください。

出典:長野県 信州型フリースクール認証制度/kikka☆link 諏訪エリア(2026年9月確認)

【一覧表】諏訪市から通えるフリースクール12選

諏訪市とその周辺から通える12か所です。費用・対象・開所日は各施設の公式サイトまたは諏訪市・長野県の公式資料に記載されている内容をそのまま掲載しています(2026年9月確認)。記載がない項目は「記載なし」「要問合せ」としています。

施設名市町村種別対象費用
① 諏訪市フレンドリー教室諏訪市公的市内小中記載なし
② 子どもサポートチームすわ諏訪市民間小〜高30,000円/月
③ みんなのお家すまいる諏訪市民間6〜20歳ごろ30,000円/月
④ NIJINアカデミー諏訪校諏訪市民間小〜高ハイブリッド
⑤ みんなの居場所 ゆめひろ諏訪市居場所全年代こども無料
⑥ 子ども・若者STEPハウス岡谷市民間小学生〜大人1,000円/日(入会金12,000円)
⑦ 居場所・フリースクール Glück茅野市民間6歳〜高校生800〜300円/時(年会費3,000円)
⑧ 蓼科ポニー牧場(ひだまりファーム)茅野市居場所子ども1,500円/回
⑨ 森の学校トゥルカ原村民間小・中14,000円〜/月
⑩ 八ヶ岳 森と高原の自然学校やっほー富士見町居場所子ども記載なし
⑪ チャイルドアカデミー友学舎 茅野校茅野市民間記載なし24,000〜33,600円/月
⑫ 平日昼間子どもの小さな居場所 ヨリバ富士見町居場所保育園〜30歳未満500円/回+200円/時
バケツを持って草地を歩く子ども

諏訪地域の市町村・地区ごとの早見|どこから通いやすいか

諏訪市は区のない市なので、ここでは市内の地区と、諏訪地域の市町村ごとに整理しました。補助は「住んでいる市町村」の制度が使われます。施設のある場所ではない点に注意してください。

住まい近い施設利用料の補助(住まいの市町村)
諏訪市(上諏訪駅・湖岸通り周辺)NIJINアカデミー諏訪校(諏訪1丁目)、諏訪市フレンドリー教室(湖岸通り)月3万円まで・その他の世帯も50%
諏訪市(四賀・末広・中洲)みんなのお家すまいる(四賀)、ゆめひろ(末広)、子どもサポートチームすわ(中洲)月3万円まで・その他の世帯も50%
下諏訪町町内の民間施設は県ポータルの諏訪エリア一覧で確認できず。諏訪市内・岡谷市の施設が候補月3万円まで・その他の世帯も50%
岡谷市子ども・若者STEPハウス(堀ノ内)月1万円まで・就学援助受給世帯に限定
茅野市Glück(玉川)、チャイルドアカデミー友学舎 茅野校(玉川神之原)、蓼科ポニー牧場(豊平)月1.5万円まで・就学援助または生活保護受給世帯に限定
原村森の学校トゥルカ利用料補助は確認できず
富士見町やっほー、ヨリバ(どちらも富士見)利用料補助は確認できず。通所交通費を月5,000円まで補助

諏訪市で不登校の相談をするときの窓口

施設を探す前に、まず市の窓口に話しておくと、出席扱いや補助の手続きが進めやすくなります。番号は諏訪市の公式ページで確認したものです(2026年10月確認)。

窓口相談できること連絡先
諏訪市 教育相談不登校・学校生活の相談0266-75-8150
諏訪市フレンドリー教室(中間教室)通室の相談(月〜金 9:00〜15:00)公式サイトに記載なし(要問い合わせ。市の教育相談 0266-75-8150 へ)
教育総務課 学務係(市役所本庁4階)フリースクール等利用の補助金の申請0266-52-4141(内線461・462)
在籍している学校出席扱い・学校との連絡の取り方担任の先生・校長先生

出典:諏訪市 フリースクール等にお通いの児童生徒のご家庭への補助制度(2026年3月24日更新/2026年10月確認)

諏訪市の公的な受け皿|まずここから

諏訪市立の小中学校に在籍しているなら、ここが出発点になります。設置要領に出席扱いが明文で書かれている点が特徴です。

① 諏訪市フレンドリー教室(中間教室)

諏訪市が湖岸通りに設置している中間教室です。市の例規集「諏訪市フレンドリー教室設置要領」に、名称・位置から運営方法まで明文で定められています。

目的は「不登校となっている児童若しくは生徒又は不登校の傾向がある児童若しくは生徒を対象に、学校生活への復帰及び社会的な自立に向けての指導援助」。開設は月〜金の午前9時〜午後3時です。

出席扱いについては要領に「児童生徒が中間教室に通室した日数を、指導要録上の出席扱いとすることができる」と明記されています。さらに「教育委員会が認めた場合は近隣市町村の児童生徒も対象」とされていて、広域利用が制度上あらかじめ想定されています。利用料については要領に規定がありません。

所在地
諏訪市湖岸通り五丁目12番18号
対象
諏訪市の小学校・中学校に就学する児童生徒(教育委員会が認めた場合は近隣市町村の児童生徒も対象)
開所
月〜金 9:00〜15:00
費用
設置要領に規定なし(要問合せ)
出席扱い
記載あり(「指導要録上の出席扱いとすることができる」)
手続き
保護者と児童生徒の希望、在籍学校長の認可により「通室依頼書」を教育委員会へ提出
連絡先
0266-75-8150(市担当)/0266-57-2352(教室直通)

出典:諏訪市フレンドリー教室設置要領(2026年9月確認)

田んぼに入って田植えをする様子

諏訪市内の民間4か所

上諏訪駅周辺と四賀・末広に散らばっています。学びの設計がそれぞれ違うので、中身で選ぶことになります。

② 子どもサポートチームすわ

NPO法人が運営する、諏訪地域では古くからある施設です。対象は小学生から高校生で、行きしぶり・不登校・ひきこもり・発達障害の子どもを受け入れています。

スタッフに認定心理士・教員免許保有者・産業カウンセラー・心療内科ドクターが含まれていると公式に記載されており、相談事業・親の会・講演会・研修会もあわせて実施しています。「学校ではないもうひとつの学校」として個別最適な学習支援を行うという立場です。

費用は定額制で月額30,000円。高校生以上は日額制(1回2,500円)もあります。NPO会員への加入が必要です。3回の体験(1日1,000円)が用意されています。信州型フリースクールの「学び支援型」認証施設です。

所在地
〒392-0015 諏訪市中州上金子2843
対象
小学生から高校生(行きしぶり・不登校・ひきこもり・発達障害)
開所
月〜金(開所時間は公式資料間で表記に差があるため要確認)
費用
定額制 月額30,000円。高校生以上は日額制1回2,500円も。NPO会員加入が必要。体験3回(1日1,000円)
出席扱い
公式サイトに記載なし(信州型「学び支援型」認証施設)

出典:子どもサポートチームすわ(2026年9月確認)

③ みんなのお家すまいる

四賀にある、一般社団法人フォースマイルが運営する施設です。平日10時〜15時がフリースクール、15時〜17時は居場所として開所という二段構えになっています。

活動内容はトランポリン、乗馬、スポーツ、調理実習、哲学対話など。個別学習サポートと「第三の居場所」(ゲーム・楽器・手芸など)を組み合わせています。親の会のネットワークづくりも行っています。

費用は年会費3,000円、月額利用料30,000円。長野県のポータルには諏訪市の家庭への補助、困窮家庭の減免がある旨の記載があります。信州型フリースクールの「学び支援型」認証施設です。

所在地
〒392-0012 諏訪市四賀1676-2 サニーズ2F
対象
小学生・中学生・高校生・若者(6歳〜20歳くらい)
開所
平日10時〜15時(フリースクール)、15時〜17時(居場所)
費用
年会費3,000円/月額利用料30,000円(諏訪市の家庭への補助、困窮家庭の減免あり)
出席扱い
公式サイトに記載なし(信州型「学び支援型」認証施設)
内容
トランポリン・乗馬・スポーツ・調理実習・哲学対話/個別学習サポート

出典:みんなのお家すまいる(2026年9月確認)

④ NIJINアカデミー諏訪校

上諏訪駅から徒歩1分、アーク諏訪2階にあるリアル教室です。月曜・木曜の10:00〜14:30、定員5名。週1回コースと週2回コースから選べます。開校日以外の平日は、自宅からメタバース校舎の授業に参加できる形です。詳しくは記事の後半で紹介します。

所在地
長野県諏訪市諏訪1丁目6番1号 アーク諏訪2階(上諏訪駅より徒歩1分)
開校
月・木 10:00〜14:30(週1回コース/週2回コースから選択。この曜日以外の時もあるため要問合せ)
定員
5名
対象
小学生〜高校生
連絡先
090-4462-7588
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー諏訪校(2026年9月確認)

⑤ みんなの居場所 ゆめひろ

末広にあるNPO法人末広プロジェクトの拠点です。食事提供・学習支援・悩み相談・多世代交流を行っていて、子ども食堂は毎週水曜17:30〜19:00。長野県の「信州こどもカフェ」の資料では、こども無料・おとな300円と記載されています。

フリースクールというより、地域の多世代の居場所という性格です。まだどこかに「通う」段階ではない時期の選択肢として使えます。なお、県のポータル諏訪エリア一覧には掲載がないため、信州型認証の有無は確認できませんでした(=市町村の補助の対象になるかは要確認)。

所在地
諏訪市末広1-11
対象
全年代(子どもからお年寄りまで)
開所
平日(開所時間は公式資料間で表記に差があるため要確認)。子ども食堂は毎週水曜17:30〜19:00
費用
こども無料/おとな300円
出席扱い
公式サイトに記載なし
備考
県ポータルの諏訪エリア一覧に掲載がなく、信州型認証の有無は確認できず

出典:みんなの居場所 ゆめひろ(2026年9月確認)

枝になった実を見上げる様子

諏訪湖の対岸と、八ヶ岳ろく側の6か所

岡谷・茅野・原村・富士見町の施設です。車で20〜40分の範囲に入りますが、補助の条件は市町村ごとに変わります。

⑥ 子ども・若者STEPハウス(みんなの古民家・岡谷)

岡谷市堀ノ内にある古民家型の居場所です。「ゆったりを大事にする居場所」「活動的な居場所」「学び・成長を大事にする居場所」の3つの柱を掲げています。

活動は音楽、料理、農業、工作など。月1回の誕生日会もあります。開所は月〜金の10:00〜17:00(長野県のポータルでは9:30〜17:00)。長野県のポータル「kikka☆link」には、対象は小学生から大人まで、入会金12,000円・利用料1日1,000円と掲載されています。公式サイトに信州型フリースクール認証を受けた旨の記載があります。費用は公式サイトに記載がなく、要問合せです。

所在地
〒394-0024 岡谷市堀ノ内1-14-8
対象
不登校児童生徒・若者(大人のひきこもりも相談対象)
開所
月〜金 10:00〜17:00
費用
公式サイトに記載なし(要問合せ)
出席扱い
公式サイトに記載なし(信州型フリースクール認証を受けた旨の記載あり)
内容
音楽・料理・農業・工作/月1回の誕生日会

出典:子ども・若者STEPハウス(2026年9月確認)

⑦ 居場所・フリースクール Glück(グリュック)

茅野市玉川の学び舎Planus内で運営されている、NPO法人グリュックの施設です。居場所・フリースクール事業は月曜・水曜、子どもカフェは毎週金曜と毎月第1日曜、親の会「くれよん」は毎月第2日曜14〜16時という構成です。

学習支援、相談支援、子どもカフェ、リユース品配布を組み合わせた複合型。公式サイトには「大人1人300円のご協力」というカンパ方式の記載がありますが、フリースクール事業としての月謝は公式サイトに記載がありません。長野県のポータル「kikka☆link」には、対象は6歳から高校生まで、年会費3,000円、利用料は1時間800円〜300円(利用頻度による)、相談・見学・体験は無料、活動日は月〜金の9時〜15時です。なお開所曜日は公式資料間で表記に差があるため、直接ご確認ください。

所在地
〒391-0011 茅野市玉川8509-1(学び舎Planus内)
対象
不登校・行きしぶり・学習支援が必要な子ども
開所
居場所・フリースクール事業=月曜・水曜/子どもカフェ=毎週金曜・毎月第1日曜(公式資料間で表記に差あり。要確認)
費用
公式サイトは「大人1人300円のご協力」。フリースクール事業の月謝は記載なし(要問合せ)
出席扱い
公式サイトに記載なし

出典:居場所・フリースクール Glück(2026年9月確認)

⑧ 蓼科ポニー牧場(ひだまりファーム)

茅野市豊平にある、公益財団法人ハーモニィセンターが運営する牧場です。ポニー牧場という環境を活かした動物介在型の居場所で、毎週火曜の10時〜15時に開いています。参加費は1,500円と諏訪市の資料に記載されています。

県のポータル諏訪エリアに「蓼科ポニー牧場(ひだまりファーム)」として掲載されています。室内で人と過ごすことがまだ負担、という段階の選択肢として考えられます。

所在地
茅野市豊平字東嶽4734
対象
子ども
開所
毎週火曜 10時〜15時
費用
参加費1,500円
出席扱い
公式サイトに記載なし
内容
ポニー牧場での動物介在型の活動

出典:長野県 kikka☆link 諏訪エリア(2026年9月確認)

⑨ 森の学校トゥルカ

原村にある、森の中の施設です。「野外活動を通して主体的に生きることを学ぶ」という方針で、自然体験と学習、体を動かすこととじっくり取り組むことのバランスを重視しています。興味・ペースに応じた個別カリキュラムを作成します。

費用は週2コース 月14,000円、週3コース 月18,000円、1日利用2,500円。野外調理日は材料費が別途500円/日。入会金の記載はありません。開所は月・水・木の9:00〜15:00(お弁当持参)です。信州型フリースクールの「学び支援型」認証施設です。

諏訪市民なら補助の上限3万円の枠に収まる料金設定ですが、原村在住の場合は村の利用料補助が確認できませんでした。住んでいる自治体で条件が変わる点にご注意ください。

所在地
長野県諏訪郡原村16267-2185(長野県のポータルの表記。公式資料間で表記が異なるため要確認)
対象
小・中学生
開所
月・水・木 9:00〜15:00(お弁当持参)
費用
週2コース 月14,000円/週3コース 月18,000円/1日利用2,500円。野外調理日は材料費500円/日
出席扱い
公式サイトに記載なし(信州型「学び支援型」認証施設)

出典:森の学校トゥルカ(2026年9月確認)

⑩ 八ヶ岳 森と高原の自然学校 やっほー

富士見町富士見の大丸屋2階を拠点とする任意団体です。自然体験・環境教育プログラムを提供しています。諏訪市のサポートブックでは、月・木・金・土・日の10時〜16時と記載されています。

公式サイト自体にはフリースクール機能の明示的な記載がありませんが、長野県のポータルの諏訪エリア一覧と、富士見町公式の「子どもの居場所」ページに掲載されています。費用は公式サイトに記載がなく、要問合せです。

なお富士見町には利用料の補助はありませんが、かわりに通所交通費を月額5,000円まで補助する制度があり、自家用車の利用費も対象に含まれています。

所在地
〒399-0211 諏訪郡富士見町富士見3590 大丸屋2階
対象
子ども(公式サイトに記載なし。諏訪市サポートブックの表記)
開所
月・木・金・土・日 10時〜16時(諏訪市サポートブックの記載。公式サイトには記載なし)
費用
公式サイトに記載なし(要問合せ)
出席扱い
公式サイトに記載なし

出典:八ヶ岳 森と高原の自然学校 やっほー(2026年9月確認)

⑪ チャイルドアカデミー友学舎 茅野校

茅野市玉川神之原にある施設で、長野県のポータルには2025年4月から活動していると掲載されています。信州型フリースクールの「学び支援型」認証施設です。活動日は火曜〜金曜。週2日から週4日まで、通う日数で月額を選べる料金になっています。

  • 所在地:〒391-0011 長野県茅野市玉川神之原4250-1
  • 開所:火〜金 9:15〜15:30(県ポータルの掲載)
  • 費用:週4日 月33,600円/週3日 月31,200円/週2日 月24,000円/1日利用 3,300円。入会金なし、兄弟割引あり。食費1回500円、活動費などが別にかかる場合あり(県ポータルの掲載)
  • 対象:公式サイト・県ポータルに記載なし(要問合せ)
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし
  • 連絡先:0266-55-3083(公式サイトの掲載)

出典:チャイルドアカデミー友学舎 茅野校/kikka☆link 掲載ページ(2026年10月確認)

⑫ 平日昼間子どもの小さな居場所 ヨリバ

富士見町富士見にある、団体「地球人」が開く居場所です。信州型フリースクールの「居場所支援型」認証施設で、開所は毎週水曜。保育園の年代から、おおむね30歳未満までの子ども・若者と保護者を対象にしています。保護者の会や学びの教室もあわせて行っています。

  • 所在地:〒399-0211 諏訪郡富士見町富士見2613-2
  • 開所:水曜 10:00〜15:00(相談は随時)
  • 費用:居場所は1回につき1家族500円+1時間200円/個別相談2,000円/学習教室1コマ(45分)2,500円
  • 対象:保育園から思春期・青年期まで(おおむね30歳未満)とその保護者
  • 出席扱い:記載なし
  • 問い合わせ:メールでの受付(県ポータルに掲載)

出典:長野県 kikka☆link ヨリバ掲載ページ(2026年10月確認)

諏訪地域の支援制度|同じ生活圏なのに、補助が3倍ちがいます

諏訪6市町村と長野県の公式資料で確認できた内容を整理します。車で20〜30分の同じ生活圏で、条件がここまで違うのが諏訪の特徴です。

自治体確認できた内容
諏訪市月額上限30,000円。要保護100%/準要保護75%/その他の世帯も50%。所得制限なし。対象は信州型フリースクール認証施設。中間教室「フレンドリー教室」を設置(出席扱いを設置要領に明記、近隣市町村の児童生徒も対象にできる)
下諏訪町月額上限30,000円。要保護100%/準要保護75%/その他の世帯も50%(入会費・交通費・教材費は対象外)。「スマイル教室」を設置(出席扱いを明記)
茅野市月額上限15,000円・1/2以内。就学援助または生活保護受給世帯に限定。小学生用「フレンドリールーム」と中学生用「まなざしルーム」を分けて設置
岡谷市月額上限10,000円(年間上限120,000円)・1/2以内。就学援助受給世帯に限定。「フレンドリー教室」に加え、市内4中学校と長地小学校に校内教育支援センターを設置
富士見町利用料補助は確認できず。かわりに通所交通費を月額5,000円まで補助(自家用車利用費・公共交通機関費、タクシーを除く)。中間教室を設置
原村利用料補助は確認できず。教育支援センター「たんぽぽ」を設置
長野県信州型フリースクール認証制度(2024年4月創設)。居場所支援型・学び支援型の2類型で、認証施設に運営費を補助。保護者向けの利用料補助は県ではなく市町村が実施する建て付け。施設一覧は県ポータル「kikka☆link」で公表
「県の認証」が、補助のスイッチになっています

諏訪市・下諏訪町・茅野市・岡谷市のいずれも、補助の対象施設を「信州型フリースクール認証制度により認証を受けたフリースクール」としています。
つまり認証を受けていない施設に通うと、市町村の補助は受けられません。諏訪市のサポートブックに載っている民間施設のうち、県ポータルの諏訪エリア一覧に掲載があるのは10件。掲載がない施設については、通う前に認証の有無を確認してください。

県の調査が示す、送迎の負担

長野県が令和7年に実施した調査(県内フリースクール利用の小1〜中3の保護者106件)では、月額利用料の平均23,850円、経済的負担を感じている保護者72%、働き方に変化を経験した保護者78%という結果が出ています。
諏訪地域は車移動が前提の地域で、原村・富士見町から諏訪市街の施設に通えば片道20〜30km。富士見町が利用料ではなく交通費を補助しているのは、この実情を制度が認めた例と読めます。「利用料は補助で埋まっても、送迎で親の働き方が変わる」という部分まで含めて検討する価値があります。

出典:諏訪市/富士見町 交通費補助/長野県 フリースクール利用家庭の調査結果(2026年9月確認)

紙を使った制作に取り組む手元
NIJINアカデミーの校外活動で笑顔を見せる不登校を経験した子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 1000名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

NIJINアカデミー諏訪校を、もう少し詳しく

上諏訪駅から徒歩1分、アーク諏訪2階にある教室です。月曜と木曜の10:00〜14:30、定員5名。週1回コースと週2回コースから選べます。

教室長は諏訪市と茅野市で学習塾を9年続けてきた方で、NIJINアカデミー開校当初はオンラインのクラス担任として関わっていた経歴があります。担任として関わるなかで対面の必要性も感じ、リアル教室の開校に至ったという経緯が教室ページに書かれています。

そしてもうひとつの柱が、リアル教室とメタバース校舎の組み合わせです。諏訪校の開校は月・木ですが、それ以外の平日は自宅からメタバース校舎の授業に参加できます。諏訪地域は車移動が前提で、送迎の負担が家庭に重くのしかかる地域です。通う日と家から参加する日を組み合わせられることの意味は、この地域では小さくありません。

NIJINアカデミー諏訪校で活動に取り組む子どもたち
所在地
長野県諏訪市諏訪1丁目6番1号 アーク諏訪2階(上諏訪駅より徒歩1分)
開校
月・木 10:00〜14:30(この曜日以外の時もあるためお問い合わせください)
コース
週1回コース/週2回コースから選択
定員
5名
対象
小学生〜高校生
連絡先
090-4462-7588
費用
メタバース通学/ハイブリッド通学/リアル教室通学から選べます。校舎使用料1,683円(詳細は教室ページをご確認ください)
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー諏訪校(2026年9月確認)

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

諏訪地域は、補助の条件が市町村ごとにまったく違う地域です。諏訪市・下諏訪町なら中間所得層でも月1.5万円が出ますが、岡谷市・茅野市では就学援助の対象でなければゼロ。原村・富士見町には利用料補助がありません。

加えて、車での送迎が前提になります。県の調査では働き方に変化を経験した保護者が78%。原村・富士見町から諏訪市街まで通おうとすると、片道20〜30kmです。

そのうえで、どの施設を選んでも「残りの平日をどう過ごすか」という問題は残ります。諏訪地域の民間施設は週1〜3日の開所が主流で、平日フル開所は多くありません。NIJINアカデミーのメタバース校舎は、その部分を埋める選択肢です。平日は毎日開いていて、家から参加できます。送迎する日と、家から参加する日を組み合わせられる、と考えてみてください。

NIJINアカデミーのオンラインサークルの画面
メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

子どもの「好き」がどこまで広がっていくのか。その一例が映っている動画です。教室でどんな会話が生まれているのかは、文章より映像のほうが伝わります。

諏訪地域の学びの場を、タイプ別に比べる

同じ「フリースクール」でも、目的や通い方がちがいます。お子さんの今の様子に近いものから見ていくと選びやすくなります。

タイプ諏訪地域の例費用の目安向いている時期
公的な中間教室諏訪市フレンドリー教室設置要領に規定なし(要問合せ)まず学校とつながりながら外で過ごしたい
学び支援型の認証施設子どもサポートチームすわ、すまいる、STEPハウス、Glück、友学舎、トゥルカ月14,000〜33,600円ほど/1日1,000〜3,300円ほど週に何日か通って、学習や活動を続けたい
居場所支援型の認証施設NIJINアカデミー諏訪校、ポニー牧場、やっほー、ヨリバ1回1,500円、1回500円+時間料金などまずは家の外に出る日をつくりたい
地域の居場所ゆめひろこども無料通う場所を決める前に、人と会う機会がほしい
オンラインNIJINアカデミーのメタバース校舎教育費 月23,760円+施設利用料1,683円外出が難しい日も、家から授業に参加したい

類型は長野県のポータル kikka☆link 諏訪エリア の掲載によります(2026年10月確認)。

出席扱いを相談するときの進め方

キーボードに向かう子ども

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 市町村の教育委員会 学校教育課に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、市町村教委が実質的な窓口です。市役所の代表番号から「教育委員会 学校教育課」につないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です

よくある質問

諏訪市立の学校に通っています。まずどこに相談すればいいですか?
在籍校の担任の先生と、諏訪市フレンドリー教室(湖岸通り五丁目)です。月〜金の9時〜15時で開いていて、市の設置要領に「指導要録上の出席扱いとすることができる」と明記されています。通室には在籍学校長の認可と「通室依頼書」の提出が必要です。連絡先は0266-75-8150(市担当)、0266-57-2352(教室直通)です。
フリースクールの費用に補助はありますか?
諏訪市にはフリースクール等利用児童生徒支援補助金があります。月額上限3万円で、要保護世帯100%・準要保護世帯75%・その他の世帯も50%。所得制限はありません。ただし対象は「信州型フリースクールとして認証を受けた施設」に限られ、申請日から前1年以内におおむね30日以上登校していないことなどの要件があります。窓口は教育総務課学務係(0266-52-4141 内線461,462)です。
隣の岡谷市・茅野市に住んでいます。同じ補助が受けられますか?
条件が違います。茅野市は月額上限15,000円・1/2以内で、就学援助または生活保護受給世帯に限定されています。岡谷市は月額上限10,000円(年間上限12万円)・1/2以内で、就学援助受給世帯に限定。下諏訪町は諏訪市と同じ月3万円・所得制限なしです。原村・富士見町では利用料の補助が確認できませんでした(富士見町には通所交通費の補助が月5,000円まであります)。
施設が「信州型フリースクール認証」かどうかは、どこで分かりますか?
長野県のポータルサイト「kikka☆link(きっか・リン)」の諏訪エリアのページで確認できます。諏訪エリアには10施設が掲載されています。諏訪市のサポートブックに載っている施設でも、県ポータルに掲載がないものは認証の有無を直接確認してください。認証がないと市町村の補助が受けられません。
この記事の情報は最新ですか?
2026年9月時点(2026年10月に一部を更新)で、諏訪市・下諏訪町・茅野市・岡谷市・富士見町・長野県の公式資料および各施設の公式サイトを確認して作成しています。なお諏訪市のサポートブックと各施設の公式サイトで、住所や開所時間の表記が食い違っている施設がいくつかありました。費用や開所日は変更されることもあるため、見学のお申し込み前に各施設へ直接ご確認ください。
諏訪市のフリースクールの費用は、月いくらくらいですか?
この記事で確認できた民間施設の月額は、森の学校トゥルカの週2コース14,000円から、チャイルドアカデミー友学舎 茅野校の週4日33,600円までです。子どもサポートチームすわ・みんなのお家すまいるは月30,000円。STEPハウスの1日1,000円など、1日単位で使える施設もあります。諏訪市に住んでいれば、認証施設の利用料は月3万円を上限に補助があります。
小学生と中学生で、選べる施設はちがいますか?
森の学校トゥルカは小学1年生〜中学3年生、Glückは6歳から高校生まで、子どもサポートチームすわは小学生から高校生までが対象です。ヨリバのように保育園の年代から利用できる居場所もあります。対象学年は施設ごとに違うため、見学の前に確認してください。
見学や体験はできますか?
Glückは相談・見学・体験が無料、子どもサポートチームすわは体験3回(1日1,000円)と公表されています。そのほかの施設も問い合わせれば見学の相談ができます。複数の施設を見てから決めると、お子さんに合う場所が分かりやすくなります。
下諏訪町に住んでいます。どこに通えますか?
県ポータルの諏訪エリア一覧では、下諏訪町内の民間施設は確認できませんでした。諏訪市内や岡谷市の施設が候補になります。下諏訪町の補助は諏訪市と同じ月3万円まで・その他の世帯も50%で、対象は信州型フリースクール認証施設です。町のページには施設の場所を町内に限る記載はありませんが、町外の施設に通う場合は、申請前に町の担当課へ確認してください。

まとめ

諏訪市とその周辺から通える12か所を見てきました。選び方の軸は次の3つです。

諏訪エリアでの選び方
  • 費用を抑えたいなら——まず諏訪市フレンドリー教室。民間なら週2コース月14,000円の森の学校トゥルカ(原村)、こども無料のゆめひろ
  • 補助を確実に使うなら——県ポータル「kikka☆link」で信州型フリースクール認証施設かどうかを先に確認。認証がないと補助が出ません
  • 学びの中身で選ぶなら——専門職スタッフの子どもサポートチームすわ、体験活動のみんなのお家すまいる、自然の中の森の学校トゥルカ、動物とすごす蓼科ポニー牧場

諏訪は、制度は整っているのに、住む市町村で結論が変わる地域です。県が全国に先がけて認証制度をつくり、6市町村すべてに中間教室があり、諏訪市と下諏訪町は所得制限なしで月3万円まで補助する。それでも岡谷市や茅野市では就学援助の対象でなければ補助が出ません。長野県の調査では市町村の補助制度を知らない保護者が54%という結果も出ています。まず自分の市町村の制度を確認し、そのうえで認証施設から選ぶ。この順番で進めると無駄がありません。どの施設に決めるにしても、見学は複数行ったほうが判断しやすくなります。

水辺で羽を広げる白鳥

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