小学生が通える学びの多様化学校は全国16校|一覧と、小学生ならではの選び方

小学生が通える学びの多様化学校は全国16校|一覧と、小学生ならではの選び方

学びの多様化学校というと中学校のイメージが強いかもしれません。実際、全国84校のうち中学校段階の学校が大半ですが、小学生が通える学校も全国に16校あります。

この記事では、文部科学省の一覧(2026年4月時点)から小学校・小中一貫の学校を抜き出し、それぞれの工夫と、小学生の保護者が見学前に確認したいことをまとめました。

結論:小学生向けの学びの多様化学校
  • 全国16校——小学校のみが8校、小中一貫(小学部・中学部など)が8校です
  • 2026年4月に4校が加わった——さいたま市のいろどり学園、富山市の古志はるかぜ学園、志布志市の悠志学園、いの町の伊野小学校きぼうです
  • 公立12校・私立4校——公立は原則その市町村に住んでいる子が対象です
  • 対象学年は学校ごとに違う——たとえば八王子市立高尾山学園は小4〜中3の学校です
この記事でわかること
  • 小学生が通える学びの多様化学校16校の一覧
  • 小学生向けの学校に多い授業の工夫
  • 小学生の保護者が見学で確認したいこと
  • 近くにない場合の選択肢
NIJINアカデミーより

この記事は、全国から900名を超える子どもたちが通うオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の編集部が、文部科学省などの公表資料をもとにまとめています。NIJINにも、小学1年生から学校以外の学びの場を選んだ子どもたちが通っています。

小学生が通える学びの多様化学校16校一覧

文部科学省の一覧から、小学校段階を持つ学校を抜き出しました。小中一貫の学校は、中学校まで同じ環境で過ごせるのが特徴です。

学校名・所在地校種形態設置特徴(特別の教育課程)
八王子市立高尾山学園小学部・中学部
東京都八王子市
小・中本校型公立小4〜中3の総合的な学習に「講座学習」(スポーツ・文化・ものづくり等)を週4時間
東京シューレ江戸川小学校
東京都江戸川区
小学校本校型私立自然体験・文化体験を行う教科「いろいろタイム」
白石市立白石南小学校・白石南中学校
宮城県白石市
小・中本校型公立学び残しを重点的に扱う「白石タイム」、探究の「夢スタジオ」
ろりぽっぷ学園小学校
宮城県仙台市
小学校本校型私立学習進度に合わせた個別の時間と、協働的な学びの時間
玖珠町立くす若草小中学校
大分県玖珠町
小・中本校型公立「対話」「探究」「野遊び」を教科として新設(義務教育学校)
上山市立西郷小学校・西郷中学校
山形県上山市
小・中本校型公立学び残し・つまずきを個別に扱う「きらりタイム」
横浜きりん学園
神奈川県横浜市
小・中本校型私立農園での栽培・調理を軸にした食育。1コマを5分短縮
さいたま市立いろどり学園小学部・中学部
埼玉県さいたま市
小・中本校型公立「未来工房」(探究・学び直し・メンタルヘルス教育など4分野)
富山市立古志はるかぜ学園小学部・中学部
富山県富山市
小・中本校型公立学び直しの「マイタイム」と、地域とかかわる総合的な学習
志布志市立悠志学園
鹿児島県志布志市
小・中本校型公立対話中心の「コミュニケーション活動」と郷土を学ぶ「志学」
宇美町立原田小学校ハピネス分校
福岡県宇美町
小学校分校型公立人と動物と環境を一体で学ぶ「ワンヘルス」
大和郡山市立郡山北小学校ASU
奈良県大和郡山市
小学校分教室型公立学年を超えた習熟度別指導と体験活動(学科指導教室ASU)
大田区立大森第四小学校 みらい学園初等部
東京都大田区
小学校分教室型公立探究と創造を行き来する「おおたの未来づくり」
リリーベール小学校リリーガーデン
茨城県水戸市
小学校分教室型私立「アウトドアとスポーツ」「アグリカルチャー」「地域とキャリア教育」
習志野市立袖ヶ浦西小学校
千葉県習志野市
小学校分教室型公立60分と30分の2種類の授業。毎朝15分の体育の時間
いの町立伊野小学校きぼう
高知県いの町
小学校分教室型公立基礎を自分で計画する「チャレンジ」、探究「NIYODO」、体を動かす「アスレチック」

出典:文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」(2026年9月確認)

地域別に見ると、東京都3校、宮城県2校、高知県・福岡県・大分県・奈良県・埼玉県・富山県・鹿児島県・山形県・神奈川県・茨城県・千葉県に各1校です。都道府県ごとの全校一覧は学びの多様化学校一覧|全国84校を都道府県別にをご覧ください。

NIJINアカデミーの校外活動で笑顔を見せる不登校を経験した子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 900名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

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小学生の不登校は増え続けている

文部科学省の調査では、2024年度に不登校だった小学生は137,704人で、前年度から5.6%増えました。1,000人あたりでは23.0人で、およそ43人に1人の小学生が不登校という計算になります。中学生(1,000人あたり67.9人)より割合は低いものの、増え方は小学生のほうが大きくなっています。

小学校中学校
不登校の人数(2024年度)137,704人216,266人
前年度からの増え方5.6%増0.1%増
1,000人あたり23.0人67.9人

出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」(2026年9月確認)

一方で、小学生が通える学びの多様化学校は全国16校にとどまります。中学校段階の学校(62校)に比べるとまだ少なく、小学生の受け皿づくりはこれからという段階です。

小学生向けの学校に多い3つの工夫

一覧の「特別の教育課程」を見ると、小学生向けの学校には共通する工夫があります。

16校の教育課程から
小学生の学びの多様化学校によくある工夫

学校ごとに名前は違いますが、中身には共通点があります。

01
学び残しを取り戻す時間

白石南小の「白石タイム」、西郷小の「きらりタイム」、古志はるかぜ学園の「マイタイム」など、休んでいた間の学習を個別に扱う時間を設けています。

02
体験・自然・食

東京シューレ江戸川小の「いろいろタイム」、横浜きりん学園の農園と食育、リリーガーデンの「アグリカルチャー」など、体を動かしながら学ぶ時間が多めです。

03
授業の長さの調整

横浜きりん学園は1コマを5分短縮、習志野市立袖ヶ浦西小は60分と30分の2種類の授業を用意しています。集中できる長さに合わせる工夫です。

「何を減らし、何を増やしているか」を見ると、学校の考え方が見えてきます。

各校のカリキュラムの違いは学びの多様化学校のカリキュラムでさらに詳しく比べています。

色えんぴつと定規(イメージ写真)

16校の特徴をくわしく

小学生が通える16校それぞれの特徴を、文部科学省が公表している教育課程の内容をもとに紹介します。

八王子市立高尾山学園小学部・中学部(東京都八王子市)

2004年に全国で最初に指定された学校の一つで、小4〜中3が通う市立の小中一貫校です。総合的な学習の時間に「講座学習」を週4時間設け、スポーツ・文化・ものづくりなど、教科にとらわれない体験的な授業を行っています。

東京シューレ江戸川小学校(東京都江戸川区)

私立の小学校です。自然体験や文化体験などを行う「いろいろタイム」を教科として設け、学ぶ意欲や自主性・創造性・社会性を育てることを目指しています。

白石市立白石南小学校・白石南中学校(宮城県白石市)

宮城県白石市の市立小・中学校です。学び残しやつまずきを重点的に扱う「白石タイム」と、興味から課題を決めて探究する「夢スタジオ」を設けています。

ろりぽっぷ学園小学校(宮城県仙台市)

仙台市にある私立の小学校です。一人ひとりの学習進度に合わせた時間と、協働的な学びの時間の両方を大切にしています。

玖珠町立くす若草小中学校(大分県玖珠町)

大分県玖珠町の町立の義務教育学校です。「対話」「探究」「野遊び」を教科として新設し、自然の中で学ぶ時間を大切にしています。

上山市立西郷小学校・西郷中学校(山形県上山市)

山形県上山市の市立小・中学校です。国語・算数(数学)・社会・理科の学び残しを少人数で個別に扱う「きらりタイム」を設けています。

横浜きりん学園(神奈川県横浜市)

横浜市にある私立の小中学校です。学校法人の農園での栽培・収穫・調理といった「食育」を軸に教科横断的に学び、1コマを5分短くしています。

さいたま市立いろどり学園小学部・中学部(埼玉県さいたま市)

2026年4月にさいたま市に開校した市立の小中学校です。新しい教科「未来工房」で、探究・学び直し・メンタルヘルス教育などに取り組みます。

富山市立古志はるかぜ学園小学部・中学部(富山県富山市)

2026年4月に富山市に開校した市立の小中学校です。学び直しの「マイタイム」と、地域の人とかかわる総合的な学習を充実させています。

志布志市立悠志学園(鹿児島県志布志市)

2026年4月に鹿児島県志布志市に開校した市立の小中学校です。対話を通して自分を表現する「コミュニケーション活動」と、郷土を学ぶ「志学」を行います。

宇美町立原田小学校ハピネス分校(福岡県宇美町)

福岡県宇美町の原田小学校の分校です。人と動物と環境の健康を一体で学ぶ新しい教科「ワンヘルス」を設けています。

大和郡山市立郡山北小学校ASU(奈良県大和郡山市)

奈良県大和郡山市の郡山北小学校の分教室「ASU」です。学年を超えた習熟度別の指導や、興味・関心に応じた体験活動を行います。

大田区立大森第四小学校 みらい学園初等部(東京都大田区)

大田区立大森第四小学校の分教室で、小学生が通える学校です。実社会で活躍する人たちと連携しながら探究と創造を行き来する「おおたの未来づくり」を設けています。

リリーベール小学校リリーガーデン(茨城県水戸市)

茨城県水戸市の私立リリーベール小学校の分教室です。「アウトドアとスポーツ」「アグリカルチャー」「地域とキャリア教育」を実施しています。

習志野市立袖ヶ浦西小学校(千葉県習志野市)

千葉県習志野市の市立小学校です。60分と30分の2種類の授業を用意し、毎朝15分の体育の時間で体を動かす活動を行っています。

いの町立伊野小学校きぼう(高知県いの町)

2026年4月に高知県いの町に設けられた伊野小学校の分教室です。基礎を自分で計画する「チャレンジ」、探究の「NIYODO」、体を動かす「アスレチック」があります。

出典:文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」(2026年9月確認)

小学生の保護者が見学で確認したいこと

見学のときのチェックリスト(小学生向け)
  • 対象学年(小1から通えるか、高学年からか)
  • 送迎や通学の方法(小学生だけで通える距離か)
  • 保護者の付き添いが必要な期間があるか
  • 1クラスの人数と、異学年で過ごす時間があるか
  • 中学校段階までつながっているか(小中一貫か)
  • 転校(転学)の手続きと、元の学校へ戻る場合の流れ

小学生の場合、通学そのものが大きな負担になることもあります。本人が見学に行けない段階なら、まず保護者だけで説明会に参加する方法もあります。

低学年と高学年で、考えたいことは少し違う

低学年(1〜3年生)

低学年の子は、学校に行けない理由を言葉でうまく説明できないことが多く、腹痛や朝の不調として表れることもあります。この時期は「勉強の遅れ」より、安心して過ごせる場所と、信頼できる大人がいることを優先して考えたい時期です。学びの多様化学校を選ぶ場合も、送迎の負担や保護者の付き添いの必要性が大きなポイントになります。

高学年(4〜6年生)

高学年になると、友達関係や学習の難しさが理由になることが増え、中学校への進学も視野に入ってきます。小中一貫の学びの多様化学校なら、中学校まで同じ環境で過ごせます。小学校だけの学校の場合は、卒業後にどの中学校に進むのか(学びの多様化学校の中学校、地元の中学校、そのほかの選択肢)も、あわせて確認しておくと安心です。

進学を見すえて
小学生のうちに確認したい3つのこと

どの学年でも、次の3つは早めに確認しておくと安心です。

01
卒業後の進路

小中一貫か、小学校だけか。中学校はどこに進む子が多いか。

02
学習の記録

学んだ内容がどのように記録され、次の学校に引き継がれるか。

03
元の学校とのつながり

合わなかったときに元の学校へ戻る場合の手続き。

ふせんとペン(イメージ写真)

近くにない場合の選択肢

小学生が通える学びの多様化学校は16校しかなく、多くの地域には通える学校がありません。その場合は、教育支援センター(適応指導教室)、フリースクール、自宅から参加できるオンラインの学びの場などを並行して考えられます。学校以外で学んだ日数が、在籍校の判断で出席扱いになるケースもあります(最終判断は在籍校・校長)。

NIJINアカデミーは、住んでいる場所に関係なく参加できるオンライン中心のオルタナティブスクールです。メタバース校舎に8〜10人の少人数クラスがあり、1対1の専任サポート担任が伴走します。カメラや音声をオフにしたまま見学・参加することもできます。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています。

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小学1年生から中学3年生まで、自宅から参加できます。お子さんの様子をLINEで気軽にご相談ください。

希望者の出席認定率 97%8〜10人の少人数クラス在籍校はそのまま

学校以外の、小学生の学びの場

学びの多様化学校が近くにない場合に、小学生が使える主な学びの場を整理しました。

学びの場どんな場所か費用の目安向いている子
教育支援センター(適応指導教室)市区町村が運営。在籍校に籍を置いたまま通える無料のことが多い近くにあり、少人数の場に通える子
民間のフリースクールNPOや民間団体が運営。活動内容はさまざま月数万円程度のところが多い通える範囲に合う場所がある子
ホームスクーリング家庭を中心に学ぶ教材費など家庭で落ち着いて過ごせる子
オンラインの学びの場自宅から授業やクラスに参加月2〜3万円程度のところが多い外出が難しい子、通える場所がない子

※費用は一般的な目安で、場所によって大きく異なります。自治体によってはフリースクールの利用料を助成している地域もあります。

小学生の場合、「毎日どこかに通う」ことにこだわらず、家で落ち着いて過ごせる時間と、ほかの子や大人とつながれる時間のバランスを考えることが大切です。

また、小学生の時期は、学びの場を一つに決めてしまう必要はありません。たとえば「週に1〜2回は教育支援センターやリアル教室へ、それ以外の日は家からオンラインで」というように、子どもの体力や気持ちに合わせて組み合わせる家庭も増えています。いくつかの場を試しながら、子どもが「ここは楽しい」と感じる場所を見つけていくことが、次の一歩につながります。

小学生の不登校、家庭で大切にしたいこと

学びの場を探すのと同じくらい大切なのが、家庭での過ごし方です。小学生の場合、家庭が「安心できる基地」になっていることが、次の一歩につながります。

家庭で大切にしたいこと
  • 学校に行けないことを責めず、まず休ませる
  • 起きる時間・寝る時間など、生活のリズムをゆるやかに保つ
  • 好きなこと・夢中になれることを一緒に楽しむ
  • 保護者自身も、相談できる人や場所を持つ

小学生の不登校は、保護者にとっても不安の大きいものです。学校、教育委員会、スクールカウンセラー、民間の相談窓口など、保護者が一人で抱え込まないための相談先を持っておくことも大切です。

窓から光が入る教室(イメージ写真)

学びの多様化学校とほかの学びの場を比べる

小学生の場合、「通学の負担」や「保護者の付き添い」も学びの場を選ぶ大きなポイントになります。代表的な学びの場を並べて比べてみましょう。

4つの学びの場を正直に比較
学びの多様化学校・教育支援センター・フリースクール・NIJIN

不登校の子が使える代表的な学びの場を、6つの観点で並べました。

学びの多様化学校教育支援センター民間フリースクールNIJIN(オンライン)
住んでいる地域に関係なく使える×△△○
いまの学校に籍を置いたまま使える×○○○
少人数で過ごせる○△△○
学習の記録が在籍校の出席につながる○○△○
カメラ・声を出さずに参加できる×××○
毎日通える対面の校舎がある○○○×

○=対応 △=場所・施設による ×=基本的に非対応 / ※一般的な傾向。出席扱いは最終的に在籍校の校長が判断します。2026年9月時点。

学びの多様化学校は、少人数で、学校そのものに籍を置いて学べるのが最大の強みです。一方で、多くは転校が必要で、住んでいる地域に学校がなければ使えません。教育支援センター(適応指導教室)は市区町村が運営する無料の場で、在籍校に籍を置いたまま通えますが、開いている時間や人数は地域によって違います。フリースクールは場所ごとに雰囲気も費用もさまざまです。

NIJINアカデミーは、対面の校舎に毎日通う形ではないかわりに、住んでいる場所に関係なく、いまの学校に籍を置いたまま、自宅から参加できるのが特徴です。どれか1つを選ぶのではなく、たとえば「学びの多様化学校の見学を進めながら、いまはオンラインで学びを続ける」といった組み合わせもできます。

どの学びの場にも、得意なことと苦手なことがあります。大切なのは、制度の名前ではなく、いまのお子さんの状態に合っているかです。「毎日通う力がまだ戻っていない」「人の多い場所が苦手」「勉強の遅れが気になる」など、いちばん気になっていることから優先順位をつけると、選ぶべき場所が見えやすくなります。

川で生き物を探す子ども

NIJINアカデミーという選択肢

NIJINアカデミーには、小学1年生から通う子どもたちもいます。自宅から参加できるので、送迎や付き添いの負担がかかりません。

NIJINアカデミーは、全国から900名を超える子どもたちが通う、不登校の小中学生のためのオルタナティブスクールです。公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、「学校では本来の姿を出せない子ども」と数多く出会ったことをきっかけに立ち上げました。

メタバース校舎に、いつでも入れる

授業や休み時間は、オンライン上の「メタバース校舎」で過ごします。アバターで校舎の中を動き回り、話したい子のところへ近づいて会話ができます。カメラや音声をオフにしたまま、チャットやリアクションボタンで参加することもできるので、人と話すことに不安がある子も、自分に合った距離から始められます。

8〜10人の少人数クラスと、1対1の担任

クラスは8〜10人ほどの少人数で、学年をこえた子どもたちが一緒に過ごします。一人ひとりに専任のサポート担任がつき、学習の進み具合や気持ちの変化を見ながら伴走します。担任は、教員経験や不登校経験を持つ大人から選ばれています。

授業を選べて、学び直しもできる

月100コマ以上の授業から、興味のあるものを選んで参加できます。教員研修の講師を務める先生や企業・専門家による授業もあり、TOPPANと共同研究したAI型学習ドリル「navima」で、小1〜中3の範囲の学び直しや先取りも自分のペースで進められます。

通い始めた子どもたちの変化

メタバース校舎では、異年齢・異地域の友達と平均3日で友達ができると言われています。自由度の高さに「半信半疑」だった保護者のもとで、入学初日に「友達できたよ!」と笑顔で話した子もいます。

小5から学校に行けなくなり、腹痛や眠れない日を抱えていた中学1年生は、NIJINでプログラミングに出会って「作る側」になり、教育の展示会で企業とともに登壇しました。読み書きに困難のある中学2年生は、デジタルツールでCG制作に打ち込み、展示会のステージで将来のビジョンを語っています。合う環境に出会うと、子どもは驚くほど変わっていく——それが、NIJINで日々見ている光景です。

在籍校の出席扱いと、全国のリアル教室

在籍校と連携し、学習の記録を共有しています。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終的な判断は在籍校の校長)。オンラインだけでなく、全国52か所のリアル教室に週1回から通うこともできます。

費用は、入学金33,000円、授業料は年払いで月19,800円・月払いで月23,760円(施設利用料 月1,683円が別途)です。

保護者にとっての安心

子どもが学校に行けなくなると、保護者も孤立しがちです。NIJINアカデミーでは、専任のサポート担任が子どもの様子を保護者と共有し、在籍校とのやりとりについても相談にのります。保護者同士がつながる機会もあり、「同じ悩みを持つ家庭がほかにもある」と知るだけで気持ちが軽くなったという声も聞かれます。学びの場選びに迷っている段階からでも、まずは話を聞いてみるところから始められます。

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

NIJINアカデミーの公式YouTubeチャンネルで、いちばん多く再生されている動画です。メタバース校舎での授業やクラスの様子、子どもたちの表情から、学校とは違う学びの場の雰囲気が伝わると思います。

よくある質問

小学1年生から通える学びの多様化学校はありますか?
学校によって対象学年が違います。小学部を持つ学校でも、高尾山学園のように小4からの学校もあります。対象学年は各校の募集要項や教育委員会で確認してください。
小学生が学びの多様化学校に通うには転校が必要ですか?
多くの場合、その学校(分校・分教室なら母体校)への転校(転学)が必要です。扱いは自治体によって違うため、教育委員会に確認してください。
発達障害のある小学生も通えますか?
対象は診断名ではなく欠席の状況などで考えられていて、発達障害のある子も対象になり得ます。詳しくは学びの多様化学校は発達障害の子も通える?をご覧ください。
小学生のうちに学びの多様化学校に移ると、中学校はどうなりますか?
小中一貫の学校なら中学校段階まで続けて通えます。小学校だけの学校の場合、進学先は学校や教育委員会と相談して決めます。
低学年の子でもオンラインの学びの場に参加できますか?
参加できる場は多くあります。NIJINアカデミーは小学1年生から参加でき、最初は保護者と一緒に見学する子もいます。
小学生の場合、保護者の付き添いは必要ですか?
学校や子どもの状況によって違います。慣れるまでの期間だけ付き添いを求める学校もあるので、見学のときに確認してください。
小学生向けの学びの多様化学校は、今後増えますか?
2026年4月に小学生が通える学校が4校加わりました。国も設置を後押ししているため、今後も増えていく可能性があります。
小学生が学びの多様化学校を見学するとき、何を持っていけばよいですか?
特別な準備はいりませんが、これまでの学校での様子や困りごと、家での過ごし方をメモしておくと、学校との話がスムーズです。本人が見学に行く場合は、無理に教室に入らなくてもよいことを事前に伝えておくと安心です。
タツロー校長からのメッセージ

「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長がNIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。小学生のうちに「学校が合わない」と感じることは、決して珍しいことではありません。早い時期に合う環境に出会えるほど、その子らしさは伸びていきます。

タブレットを見る親子(イメージ写真)

まとめ

小学生が通える学びの多様化学校は、2026年4月時点で全国16校です。学び残しを取り戻す時間、体験や食を軸にした学び、授業の長さの調整など、小学生に合わせた工夫をしている学校が多くあります。一方で数はまだ少なく、公立は住んでいる市町村の子が対象です。見学では対象学年や通学方法、付き添いの必要性まで確認し、近くにない場合はオンラインなど学校以外の場も並行して考えてみてください。

小学生から通える、
もうひとつの学びの場

「近くに小学生向けの学校がない」というご相談もよくいただきます。NIJINアカデミーのスタッフが、LINEでお話をうかがいます。

希望者の出席認定率 97%8〜10人の少人数クラス在籍校はそのまま