釧路市で、学校に行けない日が続いている。相談先はどこなのか、フリースクールは市内にあるのか、費用はいくらかかるのか。調べ始めても、施設の数が多い都市とは事情が違い、情報がまとまっている場所がなかなか見つかりません。
この記事では、釧路市内のフリースクール・民間の相談施設3か所と、オンラインのNIJINアカデミーを合わせた4つの選択肢を、各施設の公式サイトと北海道教育委員会の一覧で確認して紹介します。あわせて、2026年4月に開校した市立「くしろ創明学園」と教育支援センター「まなびや城山」「まなびや鳥取」、助成制度の有無も公式情報だけでまとめました。
数を多く見せるために確認できない施設を足すことはしていません。確認できなかったことは「記載なし(要問合せ)」と書いています。
- 選択肢は4か所——釧路市の学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
- この記事のポイント——公的な「まなびや」2教室と月2万円の通い放題を比較(2026年9月時点・各公式情報で確認)
- 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
- 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
- 釧路市内のフリースクール・民間施設3か所の所在地・開所日時・費用・連絡先
- 市立くしろ創明学園(学びの多様化学校)の対象・定員・費用・1日の流れ
- 教育支援センター「まなびや城山」「まなびや鳥取」の場所と問い合わせ先
- 北海道と釧路市にフリースクール利用料の助成があるかどうか
- 公的な学校・民間施設・オンラインを5つの観点で比較
- 在籍校に出席扱いを相談するときの進め方と、文科省通知の要件
この記事の結論
釧路市内のフリースクール・民間施設は、各施設の公式サイトと北海道教育委員会の一覧で確認できた3か所。オンラインを合わせて4つの選択肢を紹介します。費用を公表しているのはなんらぼの1回2,000円/月20,000円(通い放題)で、ほかは要問合せです。公的には市立くしろ創明学園(中学生・授業料なし・定員45名)と教育支援センターまなびや城山・鳥取があり、市独自の利用料助成は確認できませんでした。最初の相談先は市教委 学校指導課(0154-23-5189)です。
- 民間:なんらぼ(喜多町)/自由学道(鳥取大通)/スクールさぽーとネットワーク(新川町)
- 公的:くしろ創明学園(寿・中学生)/まなびや城山(城山)/まなびや鳥取(鳥取北)
- 自宅から:NIJINアカデミー メタバース校舎(小・中学生、平日毎日)
釧路市で不登校の居場所を探すときに、最初に知っておきたいこと
北海道教育委員会が公表している「フリースクールなど民間の相談・指導施設一覧」(2026年9月16日更新)には、釧路市内の施設として2か所(釧路こども家庭支援センター、スクールさぽーとネットワーク)が掲載されています。この記事では、スクールさぽーとネットワークに、公式サイトで確認できたなんらぼ・フリースクール自由学道を加えた民間の3か所を紹介します。札幌市のように十数か所から選べる状況ではないため、「まず市内の3か所を確認し、足りなければ公的な受け入れ先とオンラインを組み合わせる」という順番で考えるのが現実的です。
近隣の釧路町・白糠町・厚岸町については、同じ一覧に民間施設の掲載がありませんでした。通える範囲を広げても民間の選択肢が増えにくいのが、釧路市の特徴です。
一方で、公的な受け入れ先は2026年に大きく変わりました。2026年4月、北海道で初の公立の学びの多様化学校「くしろ創明学園」が開校し、市立中央小学校の3階で中学生を受け入れています。授業料はかからず、給食も出ます。ただし対象は釧路市在住の中学生で、今の在籍校から転入学するという形をとります。小学生の場合や、在籍校を変えずに通いたい場合は、教育支援センター「まなびや城山」「まなびや鳥取」か、民間施設、オンラインから探すことになります。
釧路市は、民間のフリースクール・相談施設が市内に3か所という規模です。そのぶん、公的な受け入れ先と民間、オンラインをどう組み合わせるかで迷いやすくなります。
欠席が続くと、まず気になるのが高校受験です。指導要録上の出席扱いにするかどうかを判断するのは在籍校で、文部科学省の通知でも校長が教育委員会と連携して判断するとされています。公的な受け入れ先でも民間施設でも、学校に届ける記録の出し方を先に確かめておくと話が進みます。
釧路市内の民間施設は、1回2,000円から、月20,000円の通い放題という料金を公表しているところがあります。一方で料金を公表していない施設もあり、見学のときに聞くしかありません。市立のくしろ創明学園は公立学校なので授業料はかかりません。
市立のくしろ創明学園は中学生が対象です。小学生の場合は、市の教育支援センター「まなびや城山」「まなびや鳥取」か、民間施設、オンラインから探すことになります。
【一覧表】釧路市のフリースクール・民間施設とオンライン4か所
各施設の公式サイトと北海道教育委員会の一覧で確認した内容です。費用は2026年9月時点の公表内容で、変わることがあるため見学時に確認してください。市立のくしろ創明学園と教育支援センターは、次の章でまとめています。
| 施設名 | 市町村 | 種別 | 対象 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| 一般社団法人なんらぼ | 釧路市 | フリースクール(日中の受け入れ) | 不登校の児童生徒 | 1回2,000円/月20,000円(通い放題) |
| フリースクール自由学道 | 釧路市 | フリースクール(学習塾併設) | 小学生〜高校生 | 記載なし(要問合せ) |
| スクールさぽーとネットワーク | 釧路市 | 民間の相談・指導施設 | 記載なし(要問合せ) | 記載なし(要問合せ) |
| NIJINアカデミー(メタバース校舎) | オンライン | オルタナティブスクール | 小学生・中学生 | 月23,760円+施設利用料1,683円 |
地域別の早見|釧路駅周辺・西部(鳥取)・東部(城山)・阿寒町・音別町
釧路市には区がないため、住んでいる地域ごとに、近くにある施設と窓口をまとめました。所在地は各施設の公式サイト・北海道教育委員会の一覧・釧路市の公式ページで確認したものです。通いやすさは家からの道のりや送迎の有無で変わるので、見学の前に経路を確かめてください。
| 地域 | 民間のフリースクール・施設 | 公的な受け入れ先・窓口 |
|---|---|---|
| 釧路駅周辺・中心部(寿・新川町・喜多町・錦町など) | なんらぼ(喜多町8-2)/スクールさぽーとネットワーク(新川町1-7) | くしろ創明学園(寿1丁目・中学生)/学校指導課(錦町2丁目 釧路フィッシャーマンズワーフMOO 4階) |
| 西部(鳥取方面) | フリースクール自由学道(鳥取大通り4-6-16) | まなびや鳥取(鳥取北3丁目) |
| 東部(城山方面) | 北海道教育委員会の一覧に掲載なし | まなびや城山(城山1丁目) |
| 阿寒町・音別町 | 北海道教育委員会の一覧に掲載なし | 阿寒町行政センター 保健福祉課(0154-66-2120)/音別町行政センター 保健福祉課(01547-9-5252)。学校のことは学校指導課(0154-23-5189)へ |
阿寒町・音別町からは市の中心部まで距離があるため、在籍校と相談しながら、自宅から参加できるオンラインを組み合わせる方法も考えられます。
出典:北海道教育委員会「フリースクールなど民間の相談・指導施設一覧」/北海道教育委員会「教育支援センターの設置状況」/釧路市「子育てに関する各種相談窓口」(2026年10月確認)
釧路市内のフリースクール(2か所)
公式サイトで対象や受け入れ方を確認できた2か所です。料金と開所日時が公表されている施設と、問い合わせが必要な施設に分かれます。
01 一般社団法人なんらぼ
釧路市喜多町にある一般社団法人で、不登校の子どもの日中の受け入れと、ひきこもりに関する訪問支援、プログラミング教室、シェア工房を運営しています。公式サイトでは、日中の受け入れは火曜から土曜の10時30分〜18時30分と案内されています。月曜は13時〜16時30分が無料開放の時間です。
料金は1回2,000円、月20,000円で通い放題という2本立てで、父子・母子家庭は半額、兄弟で通う場合は2人目以降が月10,000円という割引も公表されています。料金がはっきり書かれている施設は釧路市内では少なく、費用の見通しを立てやすいのが特徴です。
訪問支援は1回5,000円で、電話相談は無料です。「まず家から出るところが難しい」という段階なら、訪問支援から相談するという入り方もできます。
- 所在地
- 北海道釧路市喜多町8-2
- 対象
- 不登校の児童生徒、ひきこもりの状態にある人(公式サイト記載)
- 開所日時
- 火〜土曜 10:30〜18:30(月曜 13:00〜16:30は無料開放、日曜休業)
- 費用
- 日中の受け入れ 1回2,000円/月20,000円(通い放題)、父子母子家庭は半額、兄弟割引は2人目以降月10,000円
- 訪問支援
- 1回5,000円(電話相談は無料)
- そのほかの事業
- 子ども向け・教師向け・大人向けプログラミング教室、シェア工房
- 出席扱い
- 記載なし(要問合せ)
- 連絡先
- 0154-65-1304(電話・メール受付 10:00〜21:00)
出典:一般社団法人なんらぼ 公式サイト/同 サービス内容(2026年9月確認)
02 フリースクール自由学道
釧路市鳥取大通の学習塾「月見学道」に併設されたフリースクールです。公式サイトでは、不登校の生徒や学校に通うことが難しい子ども、発達障がいのある生徒を受け入れ、保健室登校・校長室登校の段階の生徒も対象にすると説明しています。
掲げているのは「生徒の心に寄り添い回復を優先する」「自主性を大切にする」「学力向上をサポートする」「保護者の心にも寄り添う」の4つです。1日の過ごし方は、一般的な生徒、療育手帳を持つ生徒、起立性の症状がある生徒、通信制課程の生徒という4パターンが示されています。
月見学道は高野山高校マイ・ウェイコース(広域通信課程)のサポート校でもあり、公式サイトには「自由学道に通う事ができていたら同じ環境のまま高校卒業の資格が得られます」と書かれています。中学卒業後の進路まで同じ場所で考えたい場合の候補になります。料金は公式サイトに記載がないため、問い合わせが必要です。
- 所在地
- 北海道釧路市鳥取大通り4-6-16
- 対象
- 不登校の生徒、学校に通うことが困難な子ども、発達障がいのある生徒(公式サイト記載)
- 開所日時
- 公式サイトに記載なし(要問合せ)
- 費用
- 公式サイトに記載なし(要問合せ)
- 高校進学のサポート
- 高野山高校マイ・ウェイコース(広域通信課程)のサポート校
- 併設
- 学習塾 月見学道(幼児〜高校生以上のコース)
- 出席扱い
- 記載なし(要問合せ)
- 連絡先
- 0154-65-6024(FAX 0154-65-6739)
Googleマップで場所を見る(北海道釧路市鳥取大通り4-6-16)
出典:フリースクール自由学道 公式サイト/月見学道 教室案内(2026年9月確認)

釧路市内の民間の相談・指導施設(1か所)
北海道教育委員会の一覧に掲載されている施設です。公表されている情報が少ないため、確認できた事実だけを書いています。
03 スクールさぽーとネットワーク
釧路市新川町にある民間の相談・指導施設です。北海道教育委員会の「フリースクールなど民間の相談・指導施設一覧」(2026年9月16日更新)に掲載されており、所在地は「釧路市新川町1-7 NPO法人和 シッポファーレ!内」、電話は0154-32-4080と記載されています。
案内はSNSのページが中心で、開所日時や費用は道の一覧にも記載がありません。通える範囲かどうかを含めて、まずは電話で「今、小学生(中学生)を受け入れていますか」「週に何日来られますか」を確認するところから始めるのが確実です。
- 所在地
- 北海道釧路市新川町1-7(NPO法人和 シッポファーレ!内)
- 対象
- 記載なし(要問合せ)
- 開所日時
- 記載なし(要問合せ)
- 費用
- 記載なし(要問合せ)
- 出席扱い
- 記載なし(要問合せ)
- 掲載
- 北海道教育委員会「フリースクールなど民間の相談・指導施設一覧」(2026年9月16日更新)
- 連絡先
- 0154-32-4080
出典:北海道教育委員会「フリースクールなど民間の相談・指導施設一覧」(2026年9月確認)
釧路市の公的な支援|くしろ創明学園・まなびや城山・鳥取・助成制度
釧路市の公的な受け入れ先は、大きく2種類あります。ひとつは2026年4月に開校した市立の学びの多様化学校「くしろ創明学園」、もうひとつは教育支援センター「まなびや(学び舎)城山」「まなびや(学び舎)鳥取」です。どちらも費用や対象の考え方が違うので、順番に見ていきます。
釧路市立くしろ創明学園(学びの多様化学校)
市のリーフレットには「令和8年4月に開校しました。北海道では初の公立の『学びの多様化学校』です」と書かれています。スクールビジョンは「自分らしく安心して過ごせる場」。釧路市立中央小学校の3階に置かれ、中学1年生から3年生を受け入れます。
- 所在地
- 北海道釧路市寿1丁目2番16号(釧路市立中央小学校の3階)
- 対象
- 釧路市在住で中学校3学年までの生徒のうち、年間30日以上の欠席または不登校傾向にある生徒(病気休養・経済的理由を除く)で、保護者の理解が確認できた生徒
- 定員
- 45名(各学年15名程度)
- 1日の流れ
- 登校9:15/下校15:20。ホームルーム・ウォームアップのあと1〜3校時(各45分)、昼食休憩、4〜5校時、ホームルーム・クールダウン
- 教育課程
- 年間総授業時数850時間。新設教科として「体験と探究」「ソーシャルの時間」
- 費用
- 「公立の学校なので授業料は必要ありません」(教材費・校外活動費は負担)
- 給食・制服
- 給食は提供(弁当も可)。制服はなく、元の在籍校の制服やジャージ、私服で登校できる
- オンライン
- 「登校することが基本となりますが、必要と認められる場合は可能です」
- 電話
- 0154-65-8631(市の窓口は学校教育部学校指導課 0154-23-5189)
注意したいのは、くしろ創明学園は転入学という形をとる学校だという点です。今の在籍校に籍を置いたまま通う教室ではありません。市のページでは、令和8年10月の転入学について受付期間が令和8年6月22日〜8月18日、提出先は現在通っている中学校と案内されていました。次の受付時期は市の公式ページで確認してください。
出典:釧路市「学びの多様化学校について」/釧路市「くしろ創明学園リーフレット」(PDF)(2026年9月確認)
教育支援センター「まなびや城山」「まなびや鳥取」
釧路市教育委員会は、市内2か所に教育支援センターを置いています。北海道教育委員会が公表している設置状況では、名称・所在地・電話が次のとおりです。
- まなびや(学び舎)城山
- 北海道釧路市城山1丁目14番35号/0154-42-4222
- まなびや(学び舎)鳥取
- 北海道釧路市鳥取北3丁目13番24号/0154-51-7933
- 実施主体
- 釧路市教育委員会
- 対象・開所日時・費用
- 公表資料に記載なし(要問合せ)
- 出席扱い
- 公表資料に記載なし(在籍校と要相談)
北海道教育委員会がまとめた釧路管内の実践事例には、釧路市の取り組みとして「釧路市西部地区にある小学校内に設置した」ほか市内2か所という記述があり、区画を分けて個別の学習や活動を保障していること、高校説明会を開いていること、陶芸や調理などの体験活動を行っていること、ICT端末を活用した学習支援をしていることが挙げられています。
釧路市の「長期欠席・不登校支援リーフレット」では、支援の選択肢として青空学級・さわやか学級・ふれあい教室・まなびや城山・まなびや鳥取の名前が挙げられ、「個別での学びを希望する場合」はまなびや城山・鳥取、「生活リズムを整えることを希望する場合」は釧路こども家庭支援センターという整理がされています。それぞれの対象や開室時間はリーフレットに書かれていないため、学校か市教委に確認するのが確実です。
出典:北海道教育委員会「北海道における「教育支援センター」の設置状況」(釧路管内(PDF))/北海道教育委員会「釧路管内の教育支援センター実践事例」(PDF)/釧路市「長期欠席・不登校支援リーフレット」(PDF)(2026年9月確認)
最初の相談先と、近隣の町の教育支援センター
どこに通うかを決める前の相談先は、釧路市教育委員会 学校教育部 学校指導課(0154-23-5189、平日8時50分〜17時20分)です。市のページでは、いじめの相談窓口としてフリーダイヤル0120-783-228も案内されています。学校指導課は釧路市錦町2丁目4番地の釧路フィッシャーマンズワーフMOO4階にあります。
教育に関する調査研究や研修を担う釧路教育研究センターは、令和5年4月から釧路市立共栄小学校内に移っています(市のページの問い合わせ先は学校指導課 0154-23-5189。教育相談の電話は、市の「子育てに関する各種相談窓口」で0154-42-3311と案内されています)。
釧路市の隣接自治体では、北海道教育委員会の設置状況一覧に厚岸町教育委員会の「教育支援センター」(厚岸町宮園1丁目1番地/本の森厚岸情報館内、0153-53-2065)が掲載されています。釧路町と白糠町の教育支援センターは、この一覧では確認できませんでした。民間施設についても、道の一覧では釧路町・白糠町・厚岸町に該当がありません。
出典:釧路市「教育相談」/釧路市「長期欠席・不登校対応」/釧路市「釧路教育研究センターのご案内」/北海道教育委員会「教育支援センター設置状況(釧路管内)」(PDF)(2026年9月確認)
釧路市の不登校の相談窓口(電話の一覧)
通う場所を決める前に、気軽に話を聞いてもらえる窓口です。釧路市の公式ページに載っている番号だけをまとめました。受付時間の記載がない窓口は、電話で確かめてください(市役所の開庁時間は平日8時50分〜17時20分です)。
| 窓口 | 電話 | 相談できること(市のページの記載) |
|---|---|---|
| 釧路市教育委員会 学校指導課(錦町2丁目 釧路フィッシャーマンズワーフMOO 4階) | 0154-23-5189 | 学校教育全般、子どもの学校生活の悩み。平日8:50〜17:20、電話・メール・窓口、匿名の相談も可 |
| いじめの相談窓口(市教育委員会) | 0120-783-228(通話無料) | いじめや学校に関する子どもの悩み。平日8:50〜17:20、時間外は留守番電話で後日折り返し |
| 釧路教育研究センター(教育相談) | 0154-42-3311 | 学校や教育全般、不登校、いじめなど |
| 釧路こども家庭支援センター | 0154-32-1150 | 子育ての不安、いじめ、不登校など |
| くしろ家庭児童相談室(こども支援課) | 0154-31-4204 | 子育ての悩み、家庭のことなど |
| 北海道釧路児童相談所 | 0154-92-3717 | 発達や養育の相談など |
| 生活相談支援センター「くらしごと」 | 0154-65-1250 | 就労・生活費・住まい・引きこもりなど |
出典:釧路市「子育てに関する各種相談窓口」/釧路市「教育相談」(2026年10月確認)
フリースクール利用料の助成(北海道・釧路市)
気になる費用の助成について、公式サイトで確認できたことを正直に書きます。釧路市独自のフリースクール利用料の助成制度は、市の公式サイトでは確認できませんでした。北海道教育委員会についても、民間施設一覧の公表と相談窓口の案内が中心で、フリースクールの利用料・授業料を補助する制度は道の公式サイトでは確認できませんでした。
釧路市には学用品費などを対象とした就学援助制度のページがありますが、フリースクールの利用料が対象になるかどうかは、市の公式ページの記載では確認できません。利用を考えている施設が決まったら、学校指導課(0154-23-5189)に「この費用は何かの制度の対象になりますか」と直接聞くのが、いちばん早い確認方法です。
また、民間施設を選ぶときは、北海道教育委員会の「フリースクールなど民間の相談・指導施設一覧」に載っているかも見ておくとよい目印になります。この一覧は2026年9月16日に更新されており、釧路市内では2施設(釧路こども家庭支援センター、スクールさぽーとネットワーク)が掲載されています。
出典:釧路市「就学援助制度」/北海道教育委員会「フリースクールなど民間の相談・指導施設一覧」(2026年9月確認)
| くしろ創明学園(市立) | 民間フリースクール(釧路市内) | NIJIN(オンライン) | |
|---|---|---|---|
| 小学生も対象になる | × | ○ | ○ |
| 在籍校を変えずに利用できる | × | ○ | ○ |
| 平日毎日参加できる | ○ | △ | ○ |
| 自宅から参加できる | △ | × | ○ |
| 対面での行事・体験活動 | ○ | ○ | × |
○=対応 △=一部・条件つき ×=非対応 / くしろ創明学園は釧路市在住の中学生が対象、定員45名程度、オンラインは「必要と認められる場合は可能」(釧路市公式リーフレット)。制度・費用は2026年9月時点。

のぞいてみませんか。
無料の体験説明会では、実際の授業の様子をご覧いただけます。保護者の方だけの参加でも大丈夫です。
メタバース通学 月25,443円(税込・施設利用料込)/入学金33,000円(税込)
ハイブリッド通学は月41,943円〜。リアル教室の料金・開校日は教室によって異なります。
北海道内のNIJINアカデミー リアル教室
NIJINアカデミーは、メタバース校舎を中心に、全国にリアル教室を持つオルタナティブスクールです。2026年9月時点で、北海道内のリアル教室は札幌南校と札幌大きなかぶ校の2校で、釧路市内にはありません。
釧路市から札幌市までは約300km離れていて、通うことは現実的ではありません。そのため釧路市にお住まいの場合は、平日毎日開いているメタバース校舎を軸に考えることになります。市内の民間施設に週1〜2回通い、それ以外の日はメタバース校舎の授業に出るという組み合わせもできます。
- 北海道内のリアル教室
- 札幌南校、札幌大きなかぶ校の2校(2026年9月時点。釧路市内にはなし)
- メタバース校舎
- 平日毎日開校、月100コマ、少人数8〜10人のクラス
- 対象
- 小学生・中学生
- 参加のしかた
- アバターで参加し、顔も声も出さずにチャットだけで参加できます
- 出席扱い
- 希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
- 費用
- 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円
- 在籍
- 全国から累計1000名を超える子どもたちが在籍
出典:NIJINアカデミー 全国の教室一覧(2026年9月確認)

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学
釧路市内の民間施設は3か所で、そのうち開所日時が公表されているのは1か所です。「毎日どこかに所属していたい」「冬の通学が心配」「そもそも外に出るのがまだ難しい」という場合、自宅から参加できるNIJINアカデミーのメタバース校舎が選択肢になります。
メタバース校舎では、アバターで教室に入り、顔も声も出さずにチャットから参加できます。平日毎日開校し、月100コマの授業から受けたいものを選べます。クラスは8〜10人の少人数で、担任の先生がつきます。タツロー校長のもと、全国から累計1000名を超える子どもたちが同じ教室で学んでいます。
釧路市の公的な受け入れ先と組み合わせる家庭もあります。たとえば、週1〜2回はなんらぼの日中受け入れで人と会い、それ以外の平日はメタバース校舎の授業に出るという形です。自宅からの参加が出席扱いになるかどうかについては、文部科学省の通知が要件を示しています。保護者と学校の間に十分な連携・協力関係が保たれていること、訪問等による対面指導が適切に行われることを前提に定期的・継続的に支援していること、本人の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること、校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していることなどが挙げられ、学校外の公的機関や民間施設で相談・指導を受けられない場合に適用するとされています。NIJINアカデミーでは、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められていますが、最終的な判断は在籍校の校長が行います。
出典:文部科学省「不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日(2026年9月確認)
- 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
- 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
- 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
- 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
- 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
NIJINアカデミーの生徒が、自分の得意な動画編集で作品を公開した回です。「好き」が学びにつながる様子が見られます。
出席扱いを相談するときの進め方
フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。
- 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
- 市町村の教育委員会(学務課・指導室など)に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、教育委員会が実質的な窓口です。市役所・町村役場の代表番号からつないでもらえます。
- 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
- 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を確認します。
- 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。
参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日
- 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
- 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
- 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
- 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
- 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
- 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です

よくある質問
まとめ
釧路市で不登校の居場所を探すときは、まず釧路市教育委員会 学校教育部 学校指導課(0154-23-5189)に相談します。中学生で、在籍校を移ることに家族で納得できるなら、2026年4月に開校した市立くしろ創明学園は授業料がかからず、給食も制服なしの環境で、有力な選択肢になります。在籍校を変えずに通いたい場合や小学生の場合は、教育支援センター「まなびや城山」「まなびや鳥取」の利用条件を市教委に確認してください。
民間では、料金と開所日時を公表している一般社団法人なんらぼ(1回2,000円/月20,000円の通い放題)と、高校進学まで見通せるフリースクール自由学道が市内の候補です。助成制度は北海道・釧路市ともに公式サイトで確認できなかったため、費用は自己負担を前提に見積もっておくと安心です。
平日毎日の居場所や、冬の通学が難しい時期の参加先を考えるなら、NIJINアカデミーのメタバース校舎も比べてみてください。どの選択肢を選ぶ場合も、出席扱いの相談は早めに在籍校としておくことが大切です。

話を聞いてみませんか。
「まだ何も決めていない」「他のフリースクールと比べたい」という段階のご相談で大丈夫です。NIJINの先生がご案内します。
メタバース通学 月25,443円(税込・施設利用料込)/入学金33,000円(税込)
ハイブリッド通学は月41,943円〜。リアル教室の料金・開校日は教室によって異なります。
違いフリースクールとオルタナティブスクールの違い|定義・費用・出席扱いを比較表で解説
選び方不登校の子とフリースクール|制度・選び方・オンラインとリアルの違いを解説
選び方オルタナティブスクールの選び方
デメリットフリースクールのデメリット7つ|費用・出席扱い・学習の遅れと後悔しないための確認ポイント
補助金フリースクールの補助金・助成金|自治体の制度15例と対象・金額・申請の流れ【2026年度】
費用中学生のフリースクール費用はいくら?月謝・入会金・助成金と年間総額
出席扱い不登校の「出席扱い」とは?条件・手続きとオンライン学習で認定される仕組み
公的支援教育支援センター(適応指導教室)とは?対象・費用・1日の流れとフリースクールとの違い
進路フリースクールから高校受験はできる?内申点・出席扱いの影響と準備

