奥州市のおすすめ不登校支援フリースクール6選|一覧や助成金について【2026年】

奥州市のフリースクール6選 費用・助成・出席扱いのまとめ

奥州市で、学校に行けない日が続いている。相談先はどこなのか、通える場所はあるのか、費用はどれくらいかかるのか。調べてみると、県の民間フリースクールの一覧には奥州市の団体が載っておらず、使える場所がなかなか見えてきません。

この記事では、奥州市の適応指導教室「フロンティア奥州」(水沢)と「えさし」(江刺)、居場所の「ワラタネスクエア奥州」、隣の北上市のKINOスクールと「なないろ」、花巻市のキャリノバ、NIJINアカデミーのメタバース校舎を合わせた6か所を、市・県・各施設の公式サイトで確認して紹介します。近隣の教育支援センターもまとめました。

公式サイトで確認できなかったことは「確認できず」「記載なし」と書き、推測では埋めていません。

結論:奥州市のフリースクール選びの要点
  • 選択肢は6か所——奥州市の学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——市の教室は月〜木9〜15時、居場所は火〜土13〜17時(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 奥州市から使えるフリースクール・居場所6か所の所在地・開所日時・費用
  • 市の「フロンティア奥州」で分かること・分からないこと(開室時間・費用・住所の書き方の違い)
  • ワラタネスクエア奥州の開設日時と、利用前に確認したいこと
  • 市の教育相談の受付時間と、北上市・花巻市・一関市などの教育支援センター
  • 公的な教室・民間の居場所・オンラインの違いを5つの観点で比較
  • 在籍校に出席扱いを相談するときの進め方

奥州市で不登校の居場所を探すときに、最初に知っておきたいこと

奥州市で最初に確認したいのは、市教育委員会の適応指導教室「フロンティア奥州」です。水沢と江刺(えさし)の2か所があり、在籍校の授業日の月曜日から木曜日、9時から15時まで利用できます。出席の扱いは市の紹介ページに記載がないため、在籍校への確認が必要です。まず話を聞いてもらいたい場合は、教育研究所の教育相談(月〜木曜日 9:00〜16:30、電話 0197-34-1636)が使えます。

民間では、岩手県の「フリースクール等民間団体」の一覧に、奥州市の団体は載っていません。市内の居場所としては、市の公式ページで案内されているワラタネスクエア奥州(火〜土曜日の13時〜17時)があります。ひきこもりの状態にある本人や家族が過ごせる場で、年齢は問われません。小・中学生が使えるかは、事前に電話で確認してください。

費用の面では、フロンティア奥州の紹介ページに記載がなく、奥州市と岩手県の公式ページで、フリースクール利用料を補助する制度の記載は確認できませんでした。月謝が明記されているKINOスクール(月17,000円)やキャリノバ(月8,800円)から比べるのが現実的です。

そしてもう一つ。どの場所も、それだけで平日の時間がすべて埋まるわけではありません。「通う」以外の形も最初から候補に入れておくと、選べる幅が変わってきます。

立ち止まってしまう場所
奥州市で学校に行けない日が続いたとき3つの不安

奥州市には、市の教育委員会が運営する「フロンティア奥州」と、ひきこもりの状態にある人と家族の居場所「ワラタネスクエア奥州」があります。不安を3つに分けると、確認する順番が見えてきます。

01
どこに通えるのか

市の教室は水沢の「フロンティア奥州」と江刺の「えさし」の2か所です。一方、岩手県のフリースクール等民間団体の一覧に、奥州市の団体は載っていません。北上市・花巻市の施設もあわせて考える形になります。

02
費用の壁

フロンティア奥州の紹介ページには、費用の記載がありません。北上市のKINOスクールは入会金10,000円・月謝17,000円、花巻市のキャリノバは月謝8,800円です。奥州市と岩手県の公式ページで、利用料の助成制度の記載は確認できませんでした。

03
出席と進路への不安

フロンティア奥州の出席の扱いは、市の紹介ページに記載がありません。市は、ICT等を活用した学習の指導要録上の出席認定を行うとしています。どの場所を選ぶ場合も、在籍校への相談が最初の一歩です。

「どこに通えるか」「費用をどう賄うか」「出席をどう確認するか」を分けて考えると、一つずつ決められます。

【一覧表】奥州市から使えるフリースクール・居場所6か所

市・県・各施設の公式サイトで確認した内容です。費用は2026年9月時点の公式記載で、変わることがあるため見学や相談の際に確認してください。

施設名市町村種別対象費用
フロンティア奥州・えさし奥州市公的な適応指導教室(市教育委員会)学校に登校できない小学生・中学生市の紹介ページに記載なし(要問合せ)
ワラタネスクエア奥州奥州市居場所(市が開設)ひきこもりの状態にある本人・家族など(年齢不問)市のページに記載なし(要問合せ)
KINOスクール北上市フリースクール小学1年〜中学3年相当の年齢入会金10,000円/月謝17,000円(税込)
学びのサポートセンター なないろ北上市公的な学びの場(市教育委員会)学校に行きにくい小中学生・帰国子女・外国籍児童生徒市の紹介ページに記載なし(要問合せ)
キャリノバ(いわて南ユースセンター)花巻市フリースクール(NPO法人)小学生〜中学生くらいの年齢年会費10,000円/月謝8,800円
NIJINアカデミー(メタバース校舎)オンラインオルタナティブスクール小学生・中学生月25,443円(教育費23,760円+施設利用料1,683円)

奥州市内の適応指導教室と居場所(2か所)

奥州市の教育委員会が運営する教室と、市が開設している居場所です。市の公式ページと県の一覧で確認できた内容を紹介します。

01 適応指導教室「フロンティア奥州」(水沢)・「フロンティア奥州えさし」(江刺)

奥州市教育委員会が運営する、不登校の児童生徒のための教室です。市の公式ページによると、水沢の「フロンティア奥州」は平成10年10月に開設され、令和6年4月には、閉園した岩谷堂幼稚園の園舎を活用した「江刺こども支援施設」に、江刺の「フロンティア奥州えさし」が加わりました。目的は、「不登校児童生徒の願いや思いを尊重しながら、将来の社会的な自立を目指すこと」とされています。

利用できるのは在籍校の授業日の毎週月曜日から木曜日、午前9時から午後3時までです。市の紹介ページには、生活のリズムを整えること、相談を受けて不安や悩みを軽くすることが目指すこととして書かれています。

対象は、市の紹介ページで「学校に登校できない小学生・中学生」とされています。一方、費用と出席の扱いは市の紹介ページに記載がありません。利用の手続きや他市在住の子どもが使えるかも書かれていないので、教育研究所か在籍校に相談してください。

市の2つのページで住所の書き方が異なりますが、「江刺大通り1-8」は問い合わせ窓口の教育研究所の住所で、教室の所在地は「奥州市水沢大畑小路」と書かれています。見学の前に、電話で場所を確認してください。

所在地
水沢:岩手県奥州市水沢大畑小路(番地は市のページに記載なし)/えさし:江刺地区の江刺こども支援施設(旧岩谷堂幼稚園の園舎)
対象
学校に登校できない小学生・中学生
開所日時
在籍校の授業日の毎週月〜木曜日 9:00〜15:00
費用
市の紹介ページに記載なし(要問合せ)
出席扱い
市のページに記載なし(在籍校に確認)
開設
水沢:平成10年10月/えさし:令和6年4月
連絡先
フロンティア奥州 0197-22-5752/フロンティア奥州えさし 0197-35-4620(県の一覧に掲載)/学校教育課 教育研究所 0197-34-1636
教育相談
教育研究所 月〜木曜日 9:00〜16:30(祝祭日・年末年始を除く)

出典:奥州市「「フロンティア奥州」について」(2025年4月22日更新)(2026年9月確認)/奥州市「フロンティア奥州のご紹介」(2024年7月8日更新)//奥州市「学校生活に関する教育相談」/岩手県「教育支援センター」(令和7年12月24日更新)

02 ワラタネスクエア奥州(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 北上笑いのたね事業所)

奥州市水沢西町にある、市が「ひきこもりの状態にある本人やその家族などが安心してすごせる場」として開設している居場所です。市の公式ページでは、年齢や居住地を問わずどなたでも利用でき、スタッフが常駐して相談にも応じると案内されています。運営は北上市の「北上笑いのたね事業所」で、岩手県の民間団体の一覧にも北上市の団体として載っています。

開設は毎週火曜日から土曜日の午後1時〜5時です。費用は市のページに記載がありません。

市のページの本文には、小・中学生や「不登校」という言葉は出てきません。子どもが利用できるかは、電話(0197-34-2533)で先に確認してください。出席の扱いも記載がないので、在籍校に相談しましょう。

所在地
岩手県奥州市水沢西町2-23(〒023-0816)
対象
ひきこもりの状態にある本人やその家族など。年齢・居住地は問わない(市のページ)
開所日時
毎週火曜日〜土曜日 13:00〜17:00
内容
スタッフ常駐の居場所/相談対応
費用
市のページに記載なし(要問合せ)
出席扱い
市のページに記載なし(在籍校に確認)
運営
労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 北上笑いのたね事業所
連絡先
0197-34-2533/oshu-waratane@roukyou.gr.jp

出典:奥州市「ワラタネスクエア奥州」(2026年5月11日更新)(2026年9月確認)/岩手県「フリースクール等民間団体」(令和8年2月4日更新)

日本の街並み

北上市・花巻市の施設(3か所)

奥州市外の施設です。北上市と花巻市の公式情報で確認できた内容を紹介します。所在地はいずれも奥州市外なので、通う場合の移動も含めて考えてください。

03 KINOスクール(新しい小学校をつくる会)

北上市のみちのく民俗村などで活動する、「新しい小学校をつくる会」が運営するフリースクールです。対象は小学1年生から中学3年生相当の年齢で、学校に通っていない、または困難を抱えている子ども、自分のペースで学びたい子どもです。

公式サイトの利用案内には、開校は毎週月・水・金曜日が中心で、10:00〜14:15、月平均10日とあります。費用は入会金10,000円、月謝17,000円、単発利用は1回2,500円(いずれも税込)で、体験参加は1回のみ無料です。

出席については、公式サイトが「在籍校の指導要録上での出席となるように学校長と連携」し、毎月、活動報告書を提出すると案内しています。最終判断は学校長が行うため、利用を決める前に在籍校へ相談してください。所在地は北上市内のため、通う場合は移動も含めて検討してください。

所在地
岩手県北上市立花14-62-3(みちのく民俗村内 民俗資料館1階コワーキングスペース)。実習内容によって活動場所が変わる場合あり
対象
小学1年生〜中学3年生相当の年齢で、学校に通っていない/困難を抱えている子ども、自分のペースで学びたい子ども
開所日時
毎週月・水・金曜日中心 10:00〜14:15(月平均10日)
費用
入会金10,000円/月謝17,000円/単発2,500円(回)/体験参加は1回のみ無料(税込)
出席扱い
「在籍校の指導要録上での出席となるように学校長と連携」し、毎月活動報告書を提出
運営
新しい小学校をつくる会
連絡先
090-6053-1976/nschool875@gmail.com

出典:KINOスクール「フリースクール利用案内」(2026年9月確認)/KINOスクールの活動場所/新しい小学校をつくる会 公式サイト/岩手県「フリースクール等民間団体」

04 学びのサポートセンター なないろ(北上市教育委員会)

北上市教育委員会が設けている、学校に行きにくい子どもたちの学びの場です。市の紹介ページでは、対象を「学校に行きにくいと感じている小中学生」と、帰国子女・外国籍の児童生徒としています。市の広報(2022年1月24日付)によると、場所はおでんせプラザぐろーぶ3階です。岩手県の教育支援センター一覧にも載っています。

見学の予約は、直接電話するか、学校を通じて連絡する形です。開所日時・費用・出席の扱いと、他市在住の子どもが使えるかは記載がないため、先に電話(0197-62-7725)か在籍校の先生に相談してください。

所在地
岩手県北上市内(おでんせプラザぐろーぶ3階。番地は市の紹介ページに記載なし)
対象
学校に行きにくいと感じている小中学生/帰国子女児童生徒/外国籍児童生徒
開所日時
市の紹介ページに記載なし(要問合せ)
費用
市の紹介ページに記載なし(要問合せ)
出席扱い
市の紹介ページに記載なし(在籍校に確認)
見学
直接、または学校を通じて予約
連絡先
0197-62-7725(なないろ)/教育相談員 0197-65-3365

出典:北上市「「学びのサポートセンター なないろ」の紹介」(2025年5月13日更新)(2026年9月確認)/北上市「学びのサポートセンターなないろ開室」/岩手県「教育支援センター」

05 いわて南ユースセンター キャリノバ(フリースクール)

花巻市桜台にある、NPO法人はなのばが運営するフリースクールです。公式サイトでは、対象を「小学生〜中学生くらいの年齢」とし、月〜金曜日の9:30〜12:00に開いています。場所は、花巻市内の学習塾の中です。

費用は、年会費10,000円、月謝8,800円(就学支援対象者は5,500円)です。このほかに、個別学習支援(月4回11,000円または月8回22,000円、税込)があります。出席の扱いは公式サイトに記載がありません。奥州市からは別の市への通学になるため、移動の負担も含めて検討してください。

所在地
岩手県花巻市桜台2丁目27-14(ほめのば学習塾内)
対象
小学生〜中学生くらいの年齢
開所日時
月〜金曜日 9:30〜12:00
費用
年会費10,000円/月謝8,800円(就学支援対象者は5,500円)/個別学習支援 月4回11,000円・月8回22,000円(税込)
出席扱い
公式サイトに記載なし(在籍校に確認)
運営
特定非営利活動法人はなのば
連絡先
080-5866-2389(岩手県の一覧に掲載)

出典:キャリノバ フリースクール 公式サイト(2026年9月確認)/岩手県「フリースクール等民間団体」(令和8年2月4日更新)

奥州市と岩手県の公的な支援|教育相談・助成の確認結果・近隣の教育支援センター

奥州市の公的な窓口は、上で紹介したフロンティア奥州と、学校教育課の教育相談です。ここでは、相談先、市の不登校支援の全体像、助成の有無、近隣の教育支援センター、岩手県の支援、学びの多様化学校について、公式ページで確認できたことを整理します。

最初の相談先は教育研究所の「学校生活に関する教育相談」

奥州市教育委員会の教育相談は、小学校・中学校に通う児童生徒、保護者、学校関係者が対象です。電話相談、来所相談、学校での相談があり、来所・学校での相談は事前に電話で予約します。受付は月曜日〜木曜日の9:00〜16:30(祝祭日・年末年始を除く)で、相談は無料と案内されています。教育研究所は、フロンティア奥州・えさしとも連携しています。

名称
奥州市教育委員会 学校教育課 教育研究所
場所
岩手県奥州市江刺大通り1-8(〒023-1192)
受付
月〜木曜日 9:00〜16:30(祝祭日・年末年始を除く)
方法
電話・来所・学校での相談(来所・学校は事前予約)
電話
0197-34-1636

出典:奥州市「学校生活に関する教育相談」(2024年4月12日更新)(2026年9月確認)

市の不登校支援|校外と校内の取り組み

市の「不登校支援」のページによると、校外ではフロンティア奥州の運営、学びと心の指導員による相談支援、「ICT等を活用した学習に取り組む児童生徒の指導要録上の出席認定」を行っています。校内では、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによる相談支援、別室における個別支援などが書かれています。別室の使い方やICT学習の出席認定の進め方は、在籍校の担任の先生や相談担当に聞いてみてください。

市は、令和5年3月の文部科学省「COCOLOプラン」を踏まえ、登校のみでなく多様な学びの場を確保する方針です。2026年9月15日更新の「教室以外の居場所を紹介します」には、不登校支援チラシが掲載されています。

出典:奥州市「不登校支援」(2026年9月確認)/奥州市「教室以外の居場所を紹介します」

フリースクール利用料の助成

奥州市の公式ページ(不登校支援、教育相談、就学援助など)と、岩手県教育委員会の不登校支援ポータルサイトを確認しましたが、フリースクール等の利用料を保護者に補助する制度の記載は確認できませんでした。市の就学援助のページには、民間施設の費用が対象かどうかの記載がありません。通う施設が決まったら、学校教育課(学事係 0197-34-1632)に最新の状況を確認してください。

出典:奥州市「就学援助申請を受け付けます」(2025年11月25日更新)(2026年9月確認)/岩手県「不登校支援ポータルサイト」

近隣の市町の教育支援センターと民間団体

岩手県の「教育支援センター」一覧(令和7年12月24日更新)には、奥州市の周辺として次の施設が載っています。西和賀町は、この一覧に掲載がありませんでした。

  • 北上市「学びのサポートセンター なないろ」:0197-62-7725(上で紹介)
  • 花巻市教育支援センター「風の子ひろば」:花巻市生涯学園都市会館(まなび学園)3階、火〜金曜日 9:00〜16:00、0198-23-0260
  • 一関市「たんぽぽ広場」:山目市民センターと千厩支所で火曜日・木曜日の9:00〜12:00(市のページは2023年5月23日更新)、一関市教育研究所 0191-82-2239(内線375)
  • 金ケ崎町教育支援センター:0197-42-4111
  • 平泉町 適応支援教室「カラフル」:0191-46-5576

金ケ崎町と平泉町は、所在地・開所日時・出席の扱いを町の公式ページで確認できませんでした。電話番号から各町の教育委員会に問い合わせてください。岩手県のフリースクール等民間団体の一覧(令和8年2月4日更新)には、奥州市・金ケ崎町・平泉町・西和賀町の団体は載っていません。近隣で載っているのは、北上市のわらすば・KINOスクール・北上笑いのたね事業所、花巻市のキャリノバ、一関市の虹の学園・森の寺小屋です。

出典:岩手県「教育支援センター」(2026年9月確認)/花巻市「不登校児童・生徒対象の教室について教えてください」/一関市「教育に関する相談」/岩手県「フリースクール等民間団体」

岩手県の支援|不登校支援ポータルと相談電話

岩手県教育委員会の不登校支援ポータルサイトは、子どもの状況(教室に入りづらい/登校が難しい/外出が難しい/ひきこもり状態)に合わせた支援を紹介しています。家庭学習の支援のページでは、自宅や別室を教室とオンラインでつなぎ、授業の様子を見られる方法が紹介されています。問い合わせ先は、県教育委員会事務局 学校教育室 生徒指導担当(019-629-6146)です。出席の判断は在籍校が行います。

電話で話を聞いてほしいときは、次の窓口があります。

  • 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(市の相談窓口のページにも掲載)
  • 岩手県立総合教育センター ふれあい電話:0198-27-2331(月〜金 9:00〜17:00、祝日を除く)/登校困難、進路、対人関係などの相談。児童・生徒・保護者・教職員等が対象で、相談は無料です

出典:岩手県「不登校支援ポータルサイト」(令和8年1月29日更新)(2026年9月確認)/岩手県「家庭学習の支援、スクールカウンセラーへの相談」/岩手県「教育相談電話窓口」(令和8年6月16日更新)/岩手県立総合教育センター「ふれあい電話」/奥州市「相談窓口のお知らせ」

学びの多様化学校

文部科学省の学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧(84校)では、岩手県の記載は確認できませんでした。校内の居場所は、上で紹介した「別室における個別支援」が市の公式ページに書かれています。

出典:文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」(2026年9月確認)

3つの選択肢を正直に比較
奥州市のフロンティア奥州・民間の居場所・NIJINを5観点で
フロンティア奥州(市)民間・居場所(ワラタネスクエア奥州・KINOスクールなど)NIJIN(オンライン)
自宅から参加できる××○
平日に毎日参加できる△△○
奥州市内に対面の居場所がある○○×
出席扱いについて公式に記載がある×△○
費用が公式に明記されている×△○

○=対応 △=一部・施設による ×=非対応 / フロンティア奥州は月〜木曜日の開室で、費用・出席扱いの記載がありません。ワラタネスクエア奥州は火〜土曜日の開設で、費用・出席扱いの記載がありません。KINOスクールは月・水・金曜日中心の開校(北上市)で、費用と出席扱いの記載があります。※一般的な傾向。費用・制度は2026年9月時点。

NIJINアカデミー(メタバース校舎とリアル教室の様子)
メタバース校舎を、
のぞいてみませんか。

無料の体験説明会では、実際の授業の様子をご覧いただけます。保護者の方だけの参加でも大丈夫です。

希望者の出席認定率 97%メタバース+リアル教室参加日も休みも柔軟に

メタバース通学 月25,443円(税込・施設利用料込)/入学金33,000円(税込)
ハイブリッド通学は月41,943円〜。リアル教室の料金・開校日は教室によって異なります。

NIJINアカデミー|岩手県からのメタバース通学

NIJINアカデミーは、メタバース校舎を中心に、全国に教室を展開しているオルタナティブスクールです。岩手県内にリアル教室はありませんので、奥州市からは、自宅から参加できるメタバース通学(オンライン)を使う形になります。

メタバース校舎は、アバターで教室に入り、顔も声も出さずにチャットから参加できます。平日毎日開校し、月100コマの授業から受けたいものを選べます。クラスは8〜10人の少人数で、全国から累計1000名を超える子どもたちが在籍しています。通学のための移動がないので、市内のどの地域にいても、同じ時間割に参加できるのが特徴です。

費用は、教育費が月額23,760円(年払いの場合は月あたり19,800円)、施設利用料が月1,683円で、月25,443円(税込)です。入学金は33,000円(税込)です。

岩手県内のリアル教室
2026年9月時点でなし(メタバース通学=オンラインで参加)
メタバース校舎
平日毎日開校、月100コマ、少人数8〜10人のクラス
参加のしかた
アバターで参加。顔も声も出さずにチャットで参加可
出席扱い
希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
費用
教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円=月25,443円(税込)/入学金33,000円(税込)
在籍
全国から累計1000名を超える子どもたちが在籍

出典:NIJINアカデミー リアル教室一覧(2026年9月確認)

日本の街並み

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

フロンティア奥州は月〜木曜日、ワラタネスクエア奥州は火〜土曜日の午後の開設で、北上市や花巻市の施設は別の市への通学になります。「外に出るのはまだ難しい」「平日毎日どこかに所属していたい」という場合、自宅から参加できるNIJINアカデミーのメタバース校舎が選択肢になります。

メタバース校舎では、アバターで教室に入り、顔も声も出さずにチャットから参加できます。平日毎日開校し、月100コマの授業から受けたいものを選べます。クラスは8〜10人の少人数です。タツロー校長のもと、全国から累計1000名を超える子どもたちが同じ教室で学んでいます。

文部科学省の通知(令和元年10月25日)では、民間施設で指導を受けている場合に加え、自宅でICT等を活用した学習活動も、保護者と学校の十分な連携、計画的な学習プログラム、対面指導などの要件を満たせば、校長の判断で出席扱いにできるとされています。NIJINアカデミーでは、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められていますが、最終的な判断は在籍校の校長が行います。

出典:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(2026年9月確認)/奥州市「不登校支援」

メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

感覚の過敏さが理由で学校がつらくなったお子さんと、そのお母さんが「環境を変える」という答えにたどり着くまでの話です。越谷校に通うご家庭のインタビューです。

出席扱いを相談するときの進め方

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 市町村の教育委員会(学務課・指導室など)に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、教育委員会が実質的な窓口です。市役所・町村役場の代表番号からつないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を必ず確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です
日本の街並み

よくある質問

奥州市の教育支援センター(適応指導教室)はどこですか?
奥州市教育委員会の適応指導教室は「フロンティア奥州」(水沢)と「フロンティア奥州えさし」(江刺)の2か所です。在籍校の授業日の月曜日から木曜日、9時から15時まで利用できます。電話は、県の一覧でフロンティア奥州が0197-22-5752、えさしが0197-35-4620です。費用は市の紹介ページに記載がないため、教育研究所(0197-34-1636)か在籍校に確認してください。
フロンティア奥州に通うと出席扱いになりますか?
市の紹介ページには、出席扱いの記載がありません。対象は「学校に登校できない小学生・中学生」と書かれています。出席の扱いは最終的に在籍校が判断するため、利用の前に在籍校と教育研究所(0197-34-1636)に確認してください。
不登校の相談はどこにすればよいですか?
奥州市教育委員会 教育研究所の「学校生活に関する教育相談」(0197-34-1636)が、小・中学校に通う児童生徒と保護者の相談を受けています。月〜木曜日の9:00〜16:30で、来所と学校での相談は事前に電話で予約します。夜間や休日は、24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)が使えます。
奥州市にフリースクール利用料の補助はありますか?
奥州市と岩手県の公式ページでは、フリースクール等の利用料を補助する制度の記載を確認できませんでした。市の就学援助のページにも、民間施設の費用が対象かどうかの記載はありません。通う施設が決まったら、学校教育課に最新の状況を確認してください。
奥州市内にフリースクールはありますか?
岩手県が公表している「フリースクール等民間団体」の一覧(令和8年2月4日更新)には、奥州市の団体は載っていません。市内では、市が開設している居場所「ワラタネスクエア奥州」(火〜土曜日の13時〜17時)が、公式ページで案内されています。隣の北上市のKINOスクール、花巻市のキャリノバなども選択肢です。
オンラインのフリースクールでも出席扱いになりますか?
文部科学省の通知(令和元年10月25日)では、自宅でICT等を活用した学習活動を行った場合も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。NIJINアカデミーでは、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています。

まとめ

奥州市で居場所を探すときは、まず在籍校の担任の先生か、教育研究所の教育相談(0197-34-1636、月〜木曜日 9:00〜16:30)に相談するところから始められます。市の適応指導教室「フロンティア奥州」は水沢と江刺の2か所で、月〜木曜日の9時〜15時に開きます。費用と出席の扱いは記載がないため、電話と在籍校で確認します。

市内には、火〜土曜日の13時〜17時に開いている居場所「ワラタネスクエア奥州」もあります。民間のフリースクールは県の一覧に奥州市の団体がなく、北上市のKINOスクールが入会金10,000円・月謝17,000円、花巻市のキャリノバが月謝8,800円と、公式サイトで費用を案内しています。奥州市と岩手県の公式ページで、フリースクール利用料の補助制度の記載は確認できなかったので、費用は先に確認しておきましょう。

平日毎日の居場所や、自宅から参加する形も考えるなら、NIJINアカデミーのメタバース校舎も比べてみてください。出席扱いは早めに在籍校と話しておくのが確実です。

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