甲府市のフリースクール/オルタナティブスクール15選|補助と相談先【2026年】

山梨県甲府市のフリースクール10選 費用・助成・出席扱いのまとめ
甲府市には、フリースクールの利用料を月額30,000円まで補助する制度があります。山梨県も、市町村が行うフリースクール利用料の助成に対して1人月額15,000円までを補助する仕組みをつくっています。全国的に見てもかなり手厚い部類です。ただし、どちらにも同じ条件がついています。「在籍校から指導要録上の出席扱いとして認められていること」。つまり施設を選ぶ順番が、補助を受けられるかどうかを決めます。甲府市とその周辺から通える15か所を、甲府市・山梨県の公式資料と各施設の公式サイトだけを出典にまとめました(2026年10月に5か所を追加し、最新の公式情報で更新)。
結論:甲府市から通えるフリースクール選びの要点
  • 選択肢は15か所——甲府市から通える学びの場を、公的な支援・民間フリースクール・オンラインに分けて、費用・開所日時・出席扱いの対応とあわせて一覧表にまとめました
  • この記事のポイント——昭和町・南アルプスまで費用と補助金を公式情報で比較(2026年9月時点・各公式情報で確認)
  • 出席扱いは在籍校の校長が判断——通えば自動的に出席になるわけではありません。施設を決める前に担任の先生と教育委員会へ相談するのが近道です(文部科学省通知 令和元年10月25日)
  • 外出が難しい日はオンラインも——NIJINアカデミーのメタバース校舎は平日毎日開校、月100コマ、顔も声も出さずに参加でき、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています
この記事でわかること
  • 甲府市と周辺から通える15か所の、住所・対象・費用・開所日と、エリア別の通いやすさ
  • 甲府市の補助(月3万円まで)の要件と申請先、山梨県の補助(月1.5万円まで)との関係
  • 両方とも「出席扱いとして認められていること」が条件になっていること
  • 山梨県がフリースクール等20以上の紹介資料をPDFで公表しており、一次情報で確認できること

この記事の結論

甲府市とその周辺から通えるフリースクール・居場所は、この記事で15か所(市の「あすなろ学級」を含む)。民間の月謝はおおむね月2万〜3万円台、日額制は1日500〜3,300円で、無料の場もあります。甲府市には利用料を月30,000円まで補助する制度があり、就学援助の認定と在籍校からの出席扱いの認定が要件です。最初の相談先は担任の先生か、市の無料窓口「すてっぷ」(0120-078-070)です。

甲府駅の周り・市の北側・東側・西側・昭和町・南アルプス市のどこから通いやすいかは、一覧表の下の「エリア別の早見表」にまとめました。

甲府でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 補助は2種類ある。どちらも「出席扱い」が条件

甲府市の「甲府市フリースクール利用支援事業費補助金」は、児童生徒1人につき月額30,000円が上限です。山梨県の助成は1人あたり月額15,000円が上限で、令和7年度から新設されました。県の交付要綱では、この補助金は市町村(市町村教育委員会)が保護者に支給した助成の費用に対して、県が2分の1以内を市町村へ補助する仕組みと定められています。

注意したいのは要件です。甲府市の場合、①甲府市に住所があり原則同居していること、②甲府市就学援助制度の認定を受けていること、③フリースクール等民間施設の利用を在籍学校から指導要録上の出席扱いとして認められていること——この3つすべてを満たす必要があります。県の補助の対象は、令和8年度の交付要綱では「生活困窮世帯・ひとり親世帯・多子世帯(22歳までの就学中の子どもが3人以上)」のいずれかの小中学生で、出席扱いが認められているフリースクールを利用していることが条件です。

つまり「出席扱いになるかどうか」が、そのまま「補助が使えるかどうか」に直結します。施設を決める前に、在籍校と教育委員会に相談しておく順序がここでも効いてきます。なお、保護者が申請するのは甲府市の補助です。甲府市の補助額に県の分が含まれるのか、別に上乗せされるのかは、市と県の公式ページでは確認できませんでした。甲府市教育委員会学事課(055-223-7322)にご確認ください。

出典:甲府市フリースクール利用支援事業費補助金/やまなしケアラー支援ポータルサイト/山梨県 フリースクール利用支援事業費補助金交付要綱(PDF)(2026年10月確認)

2. 山梨県は、施設ごとの紹介資料をPDFで公表している

山梨県教育委員会の「教育支援センター・フリースクール等」のページには、フリースクール等20以上と居場所6か所について、各施設が記入した紹介資料がPDFで公開されています(2026年9月30日更新。甲府市内のフリースクール等は8か所)。所在地・対象年齢・開所時間・料金・学校との連携状況まで、県公式ドメインから直接確認できます。

まとめサイトを見るより先に、ここを見るほうが確実です。全国的に見ても、ここまで情報を開示している県は多くありません。

3. 月謝が29,000〜33,000円に集中している

甲府市周辺の民間フリースクールの月謝を並べると、ぴーす29,700円、ステップアップくらぶ29,000円、ほんもの寺子屋30,000円、YMCAわいわいクラブ33,000円(毎日利用)、夢舎・紬33,000円——ほぼ3万円前後に集まります。

これは甲府市の補助上限(月30,000円)とほぼ一致する数字です。もちろん偶然かもしれませんが、比較検討するときの相場観として知っておくと判断が早くなります。この帯から外れているのは、あめかえる(20,000円)とみんなのおうち(39,800円)で、いずれも対象年齢や開所時間が他と違います。

【一覧表】甲府市から通えるフリースクール15選

甲府市とその周辺から通える15か所です(⑪〜⑮は2026年10月に追加)。費用・対象・開所日は各施設の公式サイトまたは山梨県が公表している施設紹介資料(PDF)に記載されている内容をそのまま掲載しています(2026年9月確認)。記載がない項目は「要問合せ」としています。

施設名市町村種別対象費用
① あすなろ学級(甲府市)甲府市 3拠点公的小1〜中3記載なし
② NIJINアカデミー山梨甲府校甲府市和戸町民間小・中41,943円/月
③ フリースペース ぴーす甲府市堀之内町民間〜20歳29,700円/月
④ 甲府フリースクール ステップアップくらぶ甲府市美咲民間小3〜高329,000円/月
⑤ 山梨YMCA わいわいクラブ甲府市中央民間小1〜中313,200円〜/月
⑥ ほんもの寺子屋甲府市富竹民間小1〜中330,000円/月
⑦ 森のがっこう 森っこくらぶ甲府市緑ヶ丘民間6歳〜2,500円/日
⑧ あめかえる甲府市貢川本町民間12歳以上20,000円/月
⑨ フリースクール夢舎・紬昭和町民間小4〜高3,300円/日
⑩ 体験型フリースクール「みんなのおうち」南アルプス市民間7〜15歳39,800円/月
⑪ KAI高等学院 中学生部甲府市武田民間中学生無料
⑫ 星槎フリースクール甲府甲府市中央民間中学生・中学既卒2,000円〜/月
⑬ つくば開成高等学校 山梨校 中等部甲府市北口民間中1〜中330,000円/月
⑭ 明光フリースクール甲府昭和校昭和町民間小・中(高校生も可)20,000円〜/月
⑮ 子どもの居場所 ゆこか甲府市湯村居場所小1〜18歳500円/日(会員)
床に座って作業する子どもたち

【エリア別】甲府市のどこから通いやすいか早見表

住所(町名)をもとに、甲府市内を大きく分けて並べました。実際の通いやすさは、車・バス・電車のどれを使うかで変わります。見学の前に、各項目の住所を地図で確かめてください。

エリア町名通える場所
甲府駅の周り中央・北口・武田⑤山梨YMCA わいわいクラブ(中央3丁目)、⑫星槎フリースクール甲府(中央2丁目)、⑬つくば開成高等学校 山梨校 中等部(北口2丁目)、⑪KAI高等学院 中学生部(武田1丁目)
市の北側・北西岩窪町・湯村・緑ヶ丘・美咲①あすなろ学級 本級(岩窪町)、⑮ゆこか(湯村3丁目)、⑦森っこくらぶ(緑ヶ丘2丁目)、④ステップアップくらぶ(美咲2丁目)
市の東側城東・和戸町①あすなろ学級 東分級と相談窓口「すてっぷ」(城東一丁目)、②NIJINアカデミー山梨甲府校(和戸町)
市の西側・南西貢川本町・富竹・国母⑧あめかえる(貢川本町)、⑥ほんもの寺子屋(富竹)、①あすなろ学級 南分級(国母四丁目)
堀之内町堀之内町③フリースペース ぴーす
昭和町西条⑨フリースクール夢舎・紬(西条4266)、⑭明光フリースクール甲府昭和校(西条91)
南アルプス市在家塚⑩体験型フリースクール「みんなのおうち」
家から山梨県内どこでもNIJINアカデミーのメタバース校舎(平日毎日)

小学生が通える場所と、中学生だけの場所があります。小学生も通えるのは①②③④⑤⑥⑦⑨⑩⑭⑮(対象学年は施設ごとに違います)。⑪⑫⑬は中学生向け、⑧は12歳以上です。

甲府市の公的な受け皿|まずここから

甲府市立の小中学校に在籍しているなら、ここが出発点です。市が3拠点に分けて設置しています。

① あすなろ学級(甲府市児童生徒支援センター)

甲府市が設置する適応指導教室で、本級(岩窪町)・東分級(城東)・南分級(国母)の3か所に分かれています。月〜金の9:00〜15:00で、交流活動、5教科の学習、指導員とのふれあい、体験活動・遠足を行います。

申し込みは在籍校の担任または生徒指導担当を経由します。利用料と出席扱いについては公式ページに明記がなかったため、学校教育課(055-223-7321)に直接ご確認ください。なお同じ甲府市には相談専門の「すてっぷ」(東分級と同じ建物)もあります。

所在地(本級)
甲府市岩窪町261(北部幼児教育センター2階)
所在地(東分級)
甲府市城東一丁目12-28(甲府市教育研修所1階)
所在地(南分級)
甲府市国母四丁目1-12(甲府市国母教育プラザ2階)
対象
小学1年生〜中学3年生(甲府市立小中学校在学者または市内在住者)
開所
月〜金 9:00〜15:00(祝祭日等を除く)
費用
公式サイトに記載なし
出席扱い
公式ページに明記なし(要問合せ)
申込
在籍校の担任または生徒指導担当を経由

出典:甲府市 あすなろ学級(2026年10月確認)

② NIJINアカデミー山梨甲府校

和戸町にある木曜開校のリアル教室です。定員5名(都度変更)、対象は小学生・中学生。開校日以外の平日は、自宅からメタバース校舎の授業に参加できる形です。詳しくは記事の後半で紹介します。

所在地
山梨県甲府市和戸町1303
開校
木曜日 10:00〜15:00
定員
5名(都度変更します)
対象
小学生〜中学生
連絡先
055-237-5311/nijinacademy.yamanashikofu@gmail.com
費用
ハイブリッド通学(週1プラン)合計 月額41,943円。内訳:メタバース23,760円+施設料1,683円+リアル校16,500円。材料費別途。初月のみ入学金33,000円
出席扱い
NIJINアカデミー全体として、希望者の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

出典:NIJINアカデミー山梨甲府校(2026年9月確認)

ステージで実演を見せるスタッフ

甲府市内の民間6か所

この章では甲府市内の民間6か所を紹介します(甲府駅周辺の中学生向け3か所と湯村の居場所は、後の「追加の5か所」で紹介します)。山梨県の一覧(2026年9月30日更新)では、フリースクール等20以上のうち8か所が甲府市にあり、県内で最も選択肢が多いエリアです。

③ フリースペース ぴーす

堀之内町にあるフリースペースです。不登校を経験したスタッフが、東京のフリースクールでの勤務を経て開設しました。対象は20歳までと幅広く、入会は18歳までです。

月会費は上限29,700円(税込)で、学習サポートコースは11,000円。来室頻度や家庭の状況に応じた減額対応があると明記されています。送迎の相談もできます。なお来年度から平日夕方以降・不定期の開所に変更予定とのことなので、時間帯を確認してください。

所在地
甲府市堀之内町773 ハイツあずさ202号
アクセス
公式サイトに記載なし
対象
〜20歳(入会は〜18歳まで)
開所
火〜土 9:00〜16:00(個別学習タイムは17時まで)※来年度より平日夕方以降・不定期に変更予定
費用
月会費 上限29,700円(税込)/学習サポートコース11,000円(税込)。来室頻度・家庭状況に応じた減額対応あり
出席扱い
公式サイトに記載なし

出典:フリースペース ぴーす(2026年9月確認)

④ 甲府フリースクール ステップアップくらぶ

美咲にある少人数制の教室で、民家と町工場の跡地を活用しています。公認心理師の代表による心理的サポートがあり、数学検定・漢字検定の検定会場にもなっています。

月額29,000円で、所得に応じた減免制度があります。出席扱いについては、在籍校と連携して認定の申請・学習報告をサポートすると県の資料に記載されています。開所は月〜金の8:15〜13:00と、朝から昼までの時間帯です。

所在地
甲府市美咲2-14-17
アクセス
公式サイトに記載なし
対象
小学3年生〜高校3年生
開所
月〜金 8:15〜13:00
費用
月額29,000円(所得に応じた減免制度あり)
出席扱い
記載あり(在籍校と連携し、出席扱い認定の申請・学習報告をサポート)

出典:山梨県 施設紹介資料(PDF)(2026年9月確認)

⑤ 山梨YMCA わいわいクラブ

公益財団法人が運営する施設です。臨床心理士によるカウンセリングがあり、保育園や高齢者デイサービスとの交流活動、YMCAの行事参加も組み込まれています。

料金の構成が細かく公開されているのが特徴で、週2日利用なら月13,200円、毎日利用で月33,000円。通う日数で選べます。出席扱いについては「出席認定やケース会議等への出席により、学校と連携します」と県の資料に記載されています。

所在地
甲府市中央3丁目10-7 にじの家東館
アクセス
公式サイトに記載なし
対象
6歳〜15歳(小学1年生〜中学3年生)
開所
月〜金 11:00〜15:00(土日祝・長期休業は休み)
費用
入会金4,400円(初年度)/YMCA会費3,000円(年額)/施設費1,650円(月額)/月謝 毎日利用33,000円・週2日利用13,200円/カウンセリング費6,000円(1回約60分)
出席扱い
記載あり(「出席認定やケース会議等への出席により、学校と連携します」)

出典:山梨YMCA(2026年9月確認)

⑥ ほんもの寺子屋

富竹の民家を活用した施設で、月〜金の週5日制という、この地域では珍しいフルタイム型です。地域の専門家やプロが講師となり、「郷土と日本の故きを温ねて新しきを知る」を掲げた実学教育を行っています。毎年キャンプも実施しています。

入学金30,000円、月謝30,000円(年36万円の12回払い)。出席扱いについては「出席扱いの認定を受けているお子さんもいます」と、実績ベースで県の資料に記載されています。

所在地
甲府市富竹
アクセス
公式サイトに記載なし
対象
小学1年生〜中学3年生
開所
月〜金(週5日)
費用
入学金30,000円/月謝30,000円(年36万円の12回払い)
出席扱い
記載あり(「出席扱いの認定を受けているお子さんもいます」)

出典:ほんもの寺子屋(2026年9月確認)

⑦ 森のがっこう 森っこくらぶ

緑ヶ丘を拠点に、森・畑・田んぼでの自然体験を軸にしたプロジェクト学習を行っています。農作業・調理・工作・絵画造形・調べ学習を横断する形です。

週2日程度、9:30〜14:00の開所で、費用は1日2,500円。通った日だけの支払いなので、少ない回数から試せます。学校とは「必要に応じて連携している」と県の資料に記載されています。

所在地
甲府市緑ヶ丘2-11-18-7
アクセス
公式サイトに記載なし
対象
6歳〜(幼児〜小中学生)
開所
週2日程度 9:30〜14:00
費用
1日2,500円
出席扱い
県の施設紹介資料に「必要に応じて(学校と)連携している」と記載

出典:山梨県 施設紹介資料(PDF)(2026年9月確認)

⑧ あめかえる(ボードゲームスクール/フリースクール)

この記事の中でいちばん時間割がはっきりしている施設です。月曜・木曜の13:00〜17:00で、前半の13〜15時が学習時間、後半の15〜17時がボードゲームの時間という二部構成になっています。

高校数学・英語の教員免許を持つスタッフが在籍し、通信制高校生にも対応。対象は12歳以上なので、小学生は対象外です。月謝は20,000円と、この地域では低めの設定です。

所在地
甲府市貢川本町13-1 サンライト南西1-E/コミュニティースペースENISHI
アクセス
公式サイトに記載なし(専用駐車場あり)
対象
12歳以上
開所
毎週月曜・木曜 13:00〜17:00(13〜15時は学習、15〜17時はボードゲーム)
費用
月謝20,000円
出席扱い
公式サイトに記載なし

出典:あめかえる(2026年9月確認)

包丁を使って調理に取り組む子ども

昭和町・南アルプス市まで広げると選べる2か所

甲府市から車で20〜30分の範囲です。通い方の選択肢が広い施設が集まっています。

⑨ フリースクール夢舎・紬

義清神社の隣にある公会堂を使った施設です。居場所/フリースクール/オンライン/家庭訪問を、その日の状況に応じて選べるのが最大の特徴。AI学習や教育版マインクラフトなど、自宅から参加できるプログラムも用意されています。

スクールソーシャルワーカーのスキルを活かして、学校や医療機関との連携も行っています。1日3,300円・1か月33,000円と、日割りと月額の両方から選べます。

所在地
中巨摩郡昭和町西条4266(義清神社隣 公会堂)
アクセス
公式サイトに記載なし
対象
小学4年生〜高校生(小3以下は相談対応)
開所
月〜金 13:30〜16:30(午前中の活動も相談可)
費用
1日利用3,300円/1か月33,000円
出席扱い
記載あり(「指導要録上の出席扱いについてもご相談に応じます」)

出典:山梨県 施設紹介資料(PDF)(2026年9月確認)

⑩ 体験型フリースクール「みんなのおうち」

2世帯住宅の1階を活用した施設で、「答えはその子の中にある」を理念に、子ども主体のミーティングで活動内容を決めています。何をするかを自分たちで決めるところから始まる形です。

月額39,800円とこの地域では高めですが、チケット制と所得に応じた減免措置があります。出席扱いについては「学校及び教育委員会と定期的に面談するなど連携」し「出席扱いの認定を受けているお子さんもいます」と県の資料に記載されています。

所在地
南アルプス市在家塚1409-2
アクセス
公式サイトに記載なし
対象
小中学生(7〜15歳)
開所
火〜金 10:00〜17:00
費用
月額39,800円(チケット制あり、所得に応じた減免措置あり)
出席扱い
記載あり(「出席扱いの認定を受けているお子さんもいます」)

出典:体験型フリースクール「みんなのおうち」(2026年9月確認)

甲府駅の周りと昭和町・湯村で選べる追加の5か所

2026年10月に、山梨県の一覧と各施設の公式サイトで確かめた5か所を追加しました。甲府駅の周りには、通信制高校や予備校と同じ建物にある中学生向けのフリースクールが集まっています。

⑪ KAI高等学院 中学生部

学習塾が運営する、中学生のための無料の居場所です。毎週火曜・木曜の午後に開いています。県の紹介資料には「生徒一人一人の希望を重視し、その活動をサポートする」とあり、今は通っている全員が学習を希望していると書かれています。

  • 所在地:甲府市武田1-2-19(甲斐大学予備校 北館4階教室。公式サイトの表記は「北口本部教室」)
  • 対象:中学生
  • 開所:毎週火曜日・木曜日 13:00〜15:30
  • 費用:無料
  • 学校との連携:県の紹介資料では「なし」
  • 申込:電話または問い合わせフォーム

出典:KAI高等学院 中学生部/山梨県 施設紹介資料(PDF)(2026年10月確認)

⑫ 星槎フリースクール甲府

通信制高校の星槎国際高等学校 甲府学習センターと同じ校舎で活動するフリースクールです。今の学校に籍を置いたまま通います。週1日1時間から週5日5時間まで、通う日数とコマ数を選べます。午前の「SEISAチャレンジプログラム」と、高校生と一緒に受ける「選択ゼミ授業」があります。

  • 所在地:甲府市中央2丁目2-8(星槎国際高等学校 甲府学習センター内)
  • 対象:中学生・中学既卒者(小学生は要相談)
  • 開所:月〜金。SEISAチャレンジプログラム 9:30〜10:20、選択ゼミ授業 10:30〜12:20・13:00〜14:50
  • 費用:月謝制。週1日1コマで月2,000円(4週分)、週5日・最大25コマで月50,000円。登録料10,000円(初回)。校外活動などは実費の場合あり
  • 出席扱い:公式サイトに「原籍校の学校長の判断により、フリースクールに登校した日数を正式な登校日数に振り替え」る場合があると記載

出典:星槎フリースクール甲府(2026年10月確認)

⑬ つくば開成高等学校 山梨校 中等部(フリースクール)

予備校の建物の中にある、中学生のためのフリースクールです。午前は個別指導、午後は映像授業を使った授業で、探究学習やカウンセリングの時間もあります。月謝は通う回数に関係なく同じ額です。

  • 所在地:甲府市北口2丁目15-4(西東京予備校内。県の紹介資料では甲府駅北口から徒歩2分、県立図書館の北側)
  • 対象:中学1年生〜3年生
  • 開所:原則 月〜金 10:10〜14:50(時間は相談可。週1回からの利用も相談可)
  • 費用:入会金11,000円・システム登録料1,100円(入所時のみ)、月謝30,000円(税込)
  • 学校との連携:学習記録簿を毎日つけ、学習や生活の様子をまとめた報告書を中学校長へ定期的に提出(県の紹介資料)

出典:つくば開成高等学校 山梨校 中等部/山梨県 施設紹介資料(PDF)(2026年10月確認)

⑭ 明光フリースクール甲府昭和校

昭和町の明光義塾 甲府昭和教室の1階を、平日の9時〜15時に使って開いているフリースクールです。午前は授業(マインクラフト、プログラミング、ボードゲームなど)、午後はICT教材で教科の学習をする時間です。授業への参加は必須ではなく、自由に過ごせる場所も別にあります。

  • 所在地:中巨摩郡昭和町西条91(明光義塾 甲府昭和教室 1階)
  • 対象:小学生・中学生(高校生も可)
  • 開所:平日 9:00〜15:00
  • 費用:入学金22,000円、ライトコース(週1日)月20,000円、ステップコース(週3日)月55,000円(いずれも税込)
  • 学校との連携:1か月の様子をレポートにして毎月保護者へ共有。状況により学校や自治体と直接やりとりも可能(県の紹介資料)
  • 見学:申し込み不要で見学できる校舎開放日の案内を公式サイトに掲載(県の紹介資料)

出典:山梨県 施設紹介資料(PDF)/明光フリースクール(2026年10月確認)

⑮ 子どもの居場所 ゆこか

山梨県の一覧では「フリースペース・居場所」に分類されている場所です。三階建ての一軒家で、決まった活動はなく、料理やお菓子作り、工作、ボードゲームなど、子どもがやりたいことをして過ごします。勉強よりも、まず家の外で安心して過ごせる場所を探している家庭に向いています。

  • 所在地:甲府市湯村3-18-12
  • 対象:小学1年生〜18歳
  • 開所:毎週火曜日・金曜日 10:00〜15:00
  • 費用:年会費3,000円+参加費1日500円(会員でない場合は1日1,000円)
  • 見学:開所日は見学自由。見学のあとに申し込み(県の紹介資料)
  • 学校との連携:県の紹介資料に記載なし

出典:山梨県 フリースペース・居場所紹介資料(PDF)(2026年10月確認)

甲府市の無料の相談先と、学校の中の居場所

フリースクールを決める前に、無料で使える市の窓口も確認しておくと、出席扱いや補助金の話が進めやすくなります。市のリーフレットでは、まず学校へ相談し、学校への相談が難しいときは「すてっぷ」へ、という順番が案内されています。

窓口・場所内容場所・連絡先
甲府市児童生徒支援センター「すてっぷ」不登校・いじめ・特別支援教育の相談。電話と面接で相談でき、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの専門スタッフが対応。無料甲府市城東一丁目12-28(甲府市教育研修所1階)。0120-078-070/055-232-8019。月〜金 9:00〜16:30(祝日などを除く)
あすなろ学級(本級・東分級・南分級)学校の外の居場所。小学1年生〜中学3年生。月〜金 9:00〜15:00申し込みは在籍校の担任または生徒指導担当へ。問合せ:学校教育課 055-223-7321
校内教育支援センター「ほっとルーム」自分のクラスに入りづらい子のための、学校の中の居場所。専任の教員が常駐し、学習支援や教育相談を行う令和7年度は東・西・北・南西・北西・富竹・城南・上条の8中学校に設置(市のリーフレット)
甲府市教育委員会 学事課フリースクール利用支援事業費補助金の申請・相談甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎9階)。055-223-7322

出典:甲府市 児童生徒支援センター(すてっぷ)/甲府市教育委員会 不登校リーフレット(PDF・2025年9月)(2026年10月確認)

甲府市・山梨県の補助金と公的支援

保護者が申請するのは甲府市の補助です。山梨県の補助は、市町村が行う助成を県が支える仕組みです。どちらも「出席扱いの認定」が前提で、甲府市の補助は「就学援助の認定」も要件です。

制度内容
甲府市フリースクール利用支援事業費補助金児童生徒1人につき月額30,000円が上限。要件は3つすべて——①甲府市に住所があり、原則、対象児童生徒と同居していること ②対象期間中に甲府市就学援助制度の認定を受けていること ③フリースクール等民間施設の利用を在籍学校から指導要録上の出席扱いとして認められていること。申請は交付申請書ほか4種類を教育委員会学事課へ。実績報告は四半期ごとに領収書等とあわせて提出。問合せ:055-223-7322
山梨県 フリースクール利用料助成
(令和7年度新設)
1人あたり月額15,000円が上限。市町村(市町村教育委員会)が保護者に支給した助成の費用に、県が2分の1以内を補助する仕組み。令和8年度の要綱の対象は——①生活困窮世帯・ひとり親世帯・多子世帯(22歳までの就学中の子どもが3人以上)のいずれかの小中学生 ②在籍学校で指導要録上の出席扱いを認めているフリースクールの利用。県が公表した令和7年度の交付先は、大月市・甲斐市・甲州市・富士川町の4市町。問合せ:県特別支援教育・児童生徒支援課 055-223-1789、またはお住まいの市町村教育委員会
山梨県 教育支援センター・フリースクール等一覧フリースクール等20以上と居場所6か所について、各施設が記入した紹介資料をPDFで公開(2026年9月30日更新)。所在地・対象年齢・開所時間・料金・学校との連携状況まで確認できる
あすなろ学級(甲府市)本級(岩窪町)・東分級(城東)・南分級(国母)の3拠点。月〜金 9:00〜15:00。対象は小1〜中3。申込は在籍校経由
令和7年度の申請時期(甲府市)市の公式ページ(令和7年度)では、9月30日までに申請すれば4月分から、10月1日以降の申請は申請した月の分からが対象。令和8年度の期限は公式ページで確認できなかったため、学事課(055-223-7322)へ
「出席扱い」の書かれ方には温度差があります

県の施設紹介資料を読み比べると、出席扱いについての書き方が施設ごとにかなり違います。「出席扱いの認定を受けているお子さんもいます」(ほんもの寺子屋・みんなのおうち)、「連携します/サポートします」(YMCA・ステップアップくらぶ)、「相談に応じます」(夢舎・紬)——いずれも確定的な保証ではなく、学校・教育委員会との個別協議が前提です。
補助金の要件が「出席扱いとして認められていること」である以上、ここは見学のときに確認したい項目です。「対応可能ですか」ではなく「実績は何件ありますか」「学校に渡す記録はどの頻度で出ますか」と聞くのが確実です。
なお、甲府市の補助額に県の補助分が含まれるのか、別に上乗せされるのかは、公式ページでは確認できませんでした。学事課にご確認ください。

出典:甲府市フリースクール利用支援事業費補助金/山梨県 教育支援センター・フリースクール等/山梨県 補助金交付要綱(PDF)/山梨県 補助金の支出状況の公表(2026年10月確認)

美文字クラスで書いた「平和」「世界」の作品
NIJINアカデミーの校外活動で笑顔を見せる不登校を経験した子どもたちオルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 1000名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

NIJINアカデミー山梨甲府校を、もう少し詳しく

甲府市和戸町にある、木曜開校の教室です。定員は5名で、その時々の状況に応じて調整されています。対象は小学生・中学生。

甲府市は、フリースクールの選択肢が県内でいちばん多い地域です。県の一覧に載るフリースクール等20以上のうち8か所が甲府市にあります。ただし、そのほとんどが「週2日」「月〜金の午前中だけ」「月・木の午後だけ」というように、開所の枠が決まっています。

NIJINアカデミー山梨甲府校のもうひとつの柱が、リアル教室とメタバース校舎の組み合わせです。甲府校の開校は木曜日ですが、それ以外の平日は自宅からメタバース校舎の授業に参加できます。「木曜は外に出て、残りは家から」という組み方ができます。

NIJINアカデミー山梨甲府校で活動に取り組む子どもたち
所在地
山梨県甲府市和戸町1303
開校
木曜日 10:00〜15:00
定員
5名(都度変更します)
対象
小学生〜中学生
連絡先
055-237-5311/nijinacademy.yamanashikofu@gmail.com
費用
ハイブリッド通学(週1プラン)合計 月額41,943円(税込)。内訳:メタバース授業料23,760円+施設料1,683円+リアル校16,500円。材料費が別途かかります。年払いの場合はメタバース授業料が19,800円。初月のみ入学金33,000円

出典:NIJINアカデミー山梨甲府校(2026年9月確認)

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

甲府市は選択肢が多い地域ですが、開所の枠に合わない子はどうしても出ます。ステップアップくらぶは8:15〜13:00、YMCAわいわいクラブは11:00〜15:00、あめかえるは月・木の13:00〜17:00で対象は12歳以上。森っこくらぶは週2日程度。時間帯と曜日が固定されている施設が大半です。

そして補助金の要件が「出席扱いとして認められていること」である以上、出席扱いの実績がはっきりしている施設を選ぶこと自体が、費用の問題に直結します。NIJINアカデミーのメタバース校舎は、平日毎日開いていて、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で認められています(最終判断は在籍校)。甲府市に限らず、山梨県内のどこからでも同じ条件で通えます。

NIJINアカデミーのメタバース校舎の授業画面(お題「ねこ」「夏」)
メタバース校舎の特徴
  • 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加できます
  • 少人数8〜10人のクラス。異年齢で構成され、担任の先生がつきます
  • 顔も声も出さずに参加できます。チャットだけでの参加からで大丈夫です
  • 出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)
  • 教育費 月額23,760円(年払いの場合 月あたり19,800円)+施設利用料1,683円

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

文章だけでは、実際の空気感まではなかなか伝わりません。写真が好きな子どもたちが集まるサークル活動の様子です。何をどう撮るかを自分で決めて、それを仲間と見せ合う——その一連の流れがそのまま映っています。

出席扱いを相談するときの進め方

並んだ色鉛筆

フリースクールに通えば自動的に出席になる制度ではありません。文部科学省の通知は、校長が設置者である教育委員会と十分に連携をとって判断するものと定めています。判断するのは在籍校です。

  1. 施設を決める前に、担任の先生に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階でかまいません。事後報告より、検討中に話しておくほうが進みます。
  2. 市町村の教育委員会 学校教育課に問い合わせる校長は教育委員会と連携して判断するため、市町村教委が実質的な窓口です。市役所の代表番号から「教育委員会 学校教育課」につないでもらえます。
  3. 公的な教育支援センターを先に確認する通知は、まず教育委員会等が設置する公的機関を基本としています。無料または低額で、出席扱いにも対応していることが多いため、話が整理されます。
  4. 民間・オンラインを検討するここで施設側に「出席扱いの実績はありますか」「学校へ渡す記録は出してもらえますか」「頻度はどのくらいですか」を確認します。
  5. 記録を学校に提出し、判断を待つ判断には時間がかかることがあります。学期の途中でも、早めに動くほうが安全です。

参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

見学のときに聞いておきたい6つのこと
  • 1日の流れは決まっていますか、自由ですか——構造化された時間割が合う子と、自由なほうが合う子で真逆になります
  • 今、何人くらい通っていますか。学年の内訳は——同年代がいるかどうかで、通い続けられるかが変わります
  • 出席扱いの実績は何件くらいありますか——「対応可能」と「実績あり」は違います
  • 学校に渡す記録は、どんな粒度で、どのくらいの頻度ですか——ここが曖昧だと学校が判断できません
  • 途中で行けなくなったとき、費用はどうなりますか——日額制か月額制かで負担がまったく違います
  • 送迎はありますか。ない場合、最寄りの公共交通は——通い続けられるかを決める、いちばん大きな要因です

よくある質問

甲府市立の学校に通っています。まずどこに相談すればいいですか?
在籍校の担任の先生と、甲府市の「あすなろ学級」の2つです。あすなろ学級は本級(岩窪町)・東分級(城東)・南分級(国母)の3拠点で、申し込みは在籍校の担任または生徒指導担当を経由します。あわせて、甲府市教育委員会学事課(055-223-7322)に補助金の要件も確認しておくと、施設選びの順序が決まります。
補助金は、どの施設を使っても対象になりますか?
なりません。甲府市の補助金は「フリースクール等民間施設の利用を在籍学校から指導要録上の出席扱いとして認められていること」が要件です。山梨県の助成も「在籍学校で指導要録上の出席扱いを認めているフリースクール」であることが条件です。施設を決める前に、在籍校と教育委員会に相談してください。
甲府市の補助と山梨県の助成は、両方使えますか?
山梨県の補助は、市町村が保護者に支給する助成の費用を県が支える仕組み(県の交付要綱)なので、甲府市に住んでいる場合に申請するのは甲府市の補助です。甲府市の補助額に県の分が上乗せされるかどうかは、公式ページでは確認できませんでした。甲府市教育委員会学事課(055-223-7322)または山梨県特別支援教育・児童生徒支援課(055-223-1789)にご確認ください。
信頼できる施設の一覧はどこで見られますか?
山梨県教育委員会の「教育支援センター・フリースクール等」のページです。フリースクール等20以上と居場所6か所について、各施設が記入した紹介資料がPDFで公開されており、所在地・対象年齢・開所時間・料金・学校との連携状況まで県公式ドメインから直接確認できます。まとめサイトより先にここを見るのが確実です。
この記事の情報は最新ですか?
2026年9月に甲府市・山梨県の公式資料と各施設の公式サイトを確認して作成し、2026年10月に最新の公式ページで確認し直して5か所を追加しました。費用や開所日は変更されることがあるため、見学のお申し込み前に各施設へ直接ご確認ください。公式に記載がない項目は、推測で埋めず「記載なし」「要問合せ」としています。
甲府市のフリースクールの費用は、どのくらいですか?
この記事で紹介した民間施設では、月額制はおおむね月2万〜3万円台が中心です(あめかえる20,000円、つくば開成30,000円、ぴーす上限29,700円など。明光フリースクールの週3日コースは55,000円)。日額制は1日500円(ゆこか・会員)〜3,300円(夢舎・紬)、KAI高等学院 中学生部は無料です。市の「あすなろ学級」は公式ページに費用の記載がありません。補助を受けられるかは、就学援助の認定と出席扱いの認定で決まります。
小学生と中学生で、選べる場所は違いますか?
違います。小学生も通えるのは、あすなろ学級(小1〜)、YMCAわいわいクラブ・ほんもの寺子屋(小1〜)、森っこくらぶ(6歳〜)、ステップアップくらぶ(小3〜)、夢舎・紬(小4〜)、みんなのおうち(7〜15歳)、明光フリースクール、ゆこか(小1〜)、NIJINアカデミーなどです。KAI高等学院 中学生部・星槎フリースクール甲府・つくば開成 山梨校 中等部は中学生向け、あめかえるは12歳以上が対象です。
見学や体験はできますか?
多くの施設が見学や体験の申し込みを受け付けています。山梨県の紹介資料では、ゆこかは開所日の見学が自由、明光フリースクールは申し込み不要の校舎開放日があると書かれています。見学では、出席扱いの実績と、学校に渡す記録の内容を聞いておくと、補助金の申請まで見通せます。
甲府市で不登校の相談は、どこにすればいいですか?
まずは在籍校の担任の先生です。学校に相談しにくいときは、甲府市児童生徒支援センター「すてっぷ」(0120-078-070、月〜金 9:00〜16:30、無料)に電話や面接で相談できます。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの専門スタッフが対応し、あすなろ学級とも連携しています。

まとめ

甲府市とその周辺から通える15か所を見てきました。選び方の軸は次の3つです。

甲府エリアでの選び方
  • 補助金を使いたいなら——就学援助の認定と、在籍校からの出席扱いの認定が前提。出席扱いの実績がはっきりしている施設(ほんもの寺子屋、みんなのおうち、ステップアップくらぶ、NIJINアカデミー)から検討する
  • 費用を抑えたいなら——まず甲府市の「あすなろ学級」。民間なら1日2,500円の森っこくらぶ、週2日13,200円のYMCAわいわいクラブ
  • 時間帯が合わないなら——通い方を選べる夢舎・紬(昭和町)、週1日1コマから選べる星槎フリースクール甲府、または自宅から学べるメタバース校舎

甲府は、補助制度と情報公開の両方で全国的にも進んでいる地域です。県がフリースクール等20以上の紹介資料をPDFで出し、市が月3万円まで補助し、県が市町村の助成を月1.5万円まで支える。ここまで揃っている県は多くありません。ただし、どちらの補助も「出席扱いが認められていること」が入口の条件です。施設選びと学校への相談は、同時に進めるのがいちばん早い進め方です。どの施設に決めるにしても、見学は複数行ったほうが判断しやすくなります。

お堀と石垣を撮影する様子
NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

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