千葉市のインターナショナルスクール4校|市内1校と浦安・江東区・柏の学費・認定を公式情報で比較【2026年最新】

千葉市のインターナショナルスクール4校|不登校の子の学びの場と費用

千葉市内にあって小学生が通えるインターナショナルスクールは、公式情報で確認できた範囲では幕張インターナショナルスクール1校です。浦安・東京都江東区・柏まで広げると、千葉市から通える学校は4校。授業料は年174万円(幕張)から年450万〜550万円(柏・中高生)まで開きがあります。中学生以上が通える学校は市内では確認できませんでした。

この記事は、各校・千葉市・NIJINアカデミーの公式サイトで2026年10月に確認できた内容だけで作りました。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし(要問い合わせ)」と書いています。幼児向けのプリスクールと、市立の国際系の学校は別枠で紹介します。

結論:千葉市でインターナショナルスクールを探すときの要点
  • 市内で小学生まで通えるのは幕張インターナショナルスクール——美浜区若葉、海浜幕張駅から徒歩約13分。幼稚部から小学6年生まで。CIS認定の一条校です
  • 市外の通学圏は3校——浦安市明海のChuo International School 新浦安キャンパス(3〜12歳)、江東区白河のK. International School Tokyo(K1〜G12)、柏市柏の葉のラグビースクール・ジャパン(11〜18歳)
  • 中学生以上の選択肢は市外だけ——今回確認できた範囲では、千葉市内に中学生以上が通えるインターナショナルスクールはありませんでした
  • 幼児向けは市内に複数——幕張周辺の英語のプリスクール・アフタースクールは「学校」とは分けて考えるのがおすすめです
  • 市立の国際系は稲毛国際中等教育学校——千葉市在住が出願の条件。インターナショナルスクールではなく、日本の公立の中高一貫校です

千葉市でインターナショナルスクールを探す前に、知っておきたい3つのこと

1. 「一条校」かどうかで、卒業後の進路の考え方が変わります

インターナショナルスクールと呼ばれる学校には、日本の学校教育法第1条に定められた学校(一条校)と、そうでない学校があります。千葉市内の幕張インターナショナルスクールは、公式サイトで一条校であることを明記しています。一条校の小学校を卒業すれば、日本の中学校へ進む道もそのまま開かれています。

一方で、一条校ではないインターナショナルスクールに日本国籍のお子さんが通う場合は、就学義務との関係を事前に確かめておく必要があります。入学を決める前に、住んでいる市の教育委員会へ相談しておくと、あとで慌てずに済みます。くわしい整理はインターナショナルスクールの選び方でまとめています。

2. 千葉市内の選択肢は「小学生まで」。中学生以上は市外になります

幕張インターナショナルスクールの対象は、幼稚部(3〜6歳)と小学部(1〜6年生)です。今回の調べでは、千葉市内に中学生以上が通えるインターナショナルスクールは確認できませんでした。小学校卒業後もインターで学び続けたい場合は、東京都内や柏市の学校まで視野に入れることになります。

そのため、小学校入学の段階から「6年生のあとはどうするか」まで家族で話しておくと、途中で迷いにくくなります。日本の中学校へ戻る道、市外のインターへ移る道、寮のある学校を選ぶ道、それぞれ費用と通学の負担がまったく違います。

3. 幕張周辺には英語のプリスクールが多い。学校とは分けて考えます

海浜幕張駅のまわりには、英語で過ごす幼児向けのプリスクールや、小学生向けのアフタースクールがいくつもあります。名前に「インターナショナル」と付いていても、小学校の代わりになる全日制の学校とは仕組みが違います。この記事では、全日制の学校とは別の枠で紹介しています。

【一覧表】千葉市から通えるインターナショナルスクール4校|対象・学費・最寄り駅

千葉市内の1校と、浦安市・東京都江東区・柏市の3校です。学費と対象は各校の公式サイトの記載をもとにしています。学費の区切り方(年額・学期ごと)は学校によって違うため、原文の単位のまま載せました。

学校名所在地最寄り対象授業料認定・位置づけ
01 幕張インターナショナルスクール千葉市美浜区若葉海浜幕張駅 徒歩約13分幼稚部(3〜6歳)・小1〜小6小学部 年1,740,000円CIS認定・一条校
02 Chuo International School 新浦安キャンパス浦安市明海公式サイトに記載なし(要問い合わせ)3〜12歳(K1〜G6)小学部 1学期ごと358,000円Cambridge認定校と記載
03 K. International School Tokyo東京都江東区白河清澄白河駅 徒歩約1分K1〜G12G1〜G9 年2,930,000円CIS認定・IBワールドスクール
04 ラグビースクール・ジャパン柏市柏の葉公式サイトに記載なし(要問い合わせ)Year 7〜13(11〜18歳)通学生 年4,500,000〜5,500,000円COBISのロゴ掲載・千葉県知事認可の学校法人

※2026年10月に各公式サイトで確認。01は年度の明記がない学費ページの金額、03は2027年8月からの年度の金額、04は2026-27年度の金額です。入学金・施設費などは各校の紹介と下の比較表に分けて載せています。学費は改定されることがあるため、出願前に各校へお確かめください。

NIJINアカデミーの校外活動でスタジアムの芝生に集まった子どもたちとスタッフインターや私立だけじゃない、オルタナティブスクールという選択肢

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01|千葉市内の1校|幕張インターナショナルスクール(美浜区若葉)

千葉市内で小学生まで通える全日制のインターナショナルスクールとして、今回確認できたのはこの学校です。場所は美浜区若葉3丁目、JR京葉線の海浜幕張駅から徒歩約13分。公式サイトによると、千葉・稲毛・船橋などの周辺地域へスクールバスも走らせています。

特徴は、一条校でありながら、CIS(Council of International Schools)の認定を2017年4月に受けていることです。千葉県教育委員会の指針に沿って運営され、千葉県私立小学校協会・千葉県幼稚園協会、EARCOS(東アジア地域の国際学校の協議会)にも加盟していると公式サイトに書かれています。

幼稚部は3〜6歳のKindergarten 1〜3で、日本の学習指導要領の目標を扱いながら、英国の幼児教育の枠組み(EYFS)の到達目標も取り入れていると説明されています。2歳児向けに週2回のプリスクールもあります。IB(国際バカロレア)の認定については、公式サイトの認定のページに記載がありませんでした。

所在地
千葉県千葉市美浜区若葉3-2-9
最寄り
JR京葉線 海浜幕張駅 徒歩約13分/スクールバスあり(千葉・稲毛・船橋などの周辺地域)
対象
幼稚部 Kindergarten 1〜3(3〜6歳)/小学部 1〜6年生/2歳児のプリスクール(週2回)
認定
CIS認定(2017年4月)/学校教育法第1条の学校(一条校)/EARCOS加盟
学費
入学金200,000円/Maintenance Fee 400,000円/授業料 幼稚部 年1,380,000円・小学部 年1,740,000円(年3回の分割払い)
備考
学費ページに年度の明記なし。学費は毎年変わる場合があると記載

出典:幕張インターナショナルスクール 認定/学費/所在地/幼稚部(2026年10月確認)

千葉市のインターナショナルスクールのような明るい教室で、子どもたちが協力して課題に取り組む場面(イメージ)

02〜04|千葉市の外まで広げると通える3校|浦安・江東区・柏

小学生なら浦安市の新浦安キャンパス、幼稚部から高校生まで一貫で学ぶなら江東区のK. International School Tokyo、中高生で英国式の教育を考えるなら柏市のラグビースクール・ジャパン。3校は対象の年齢も教育の仕組みもかなり違います。まず「何歳から何歳まで通わせたいか」で絞ると、候補がはっきりします。

02 Chuo International School 新浦安キャンパス(浦安市明海)

浦安市明海5丁目の「パークシティ東京ベイ新浦安SOL」内の建物にあるキャンパスです。対象は3〜12歳。幼児部K1〜K3と小学部G1〜G6のプログラムがあり、公式サイトでは「Cambridge認定のインターナショナルスクール」と紹介されています。東京にもキャンパスがあります。

学費は学期ごとの表示で、小学部の授業料は1学期ごと358,000円(9時00分〜15時00分)、幼児部は1学期ごと230,000〜340,000円(9時00分〜14時30分)です。このほかに出願料20,000円、登録料250,000円、施設・教材費55,000〜90,000円がかかります。制服・給食・放課後プログラムは別料金です。CIS・WASC・IBなどの認定や、一条校・各種学校かどうかの記載は、公式サイトでは確認できませんでした。

所在地
千葉県浦安市明海5-7-8 Doctor’s Bay Bldg. C(パークシティ東京ベイ新浦安SOL)
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
対象
K1〜K3(3〜6歳)/G1〜G6(6〜12歳)
認定
Cambridge認定校と記載。CIS・WASC・IB・各種学校などは公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
学費
出願料20,000円/登録料250,000円/施設・教材費55,000〜90,000円/授業料 幼児部 1学期ごと230,000〜340,000円・小学部 1学期ごと358,000円
備考
授業料は毎年見直し。小学部は認可外保育の補助の対象外と記載

出典:Chuo International School/学費(2026年10月確認)

03 K. International School Tokyo(東京都江東区白河)

江東区白河1丁目、清澄白河駅から徒歩約1分の場所にある学校です。対象はK1からGrade 12までで、CIS認定校であり、2002年からIBワールドスクールとして認定されていると公式サイトに書かれています。

学びの流れは、K1〜G5がIBの初等教育プログラム(PYP)、G6〜G8が学校独自の中等プログラム、G9〜G10がIGCSE、G11〜G12がIBディプロマ(DP)です。幼稚部から高校卒業まで1つの学校で通えるので、千葉市内の幕張インターナショナルスクールを卒業したあとの進路先として候補に挙がることもあるでしょう。ただし、千葉市からは毎日の通学時間が長くなる点は、見学のときに実際に乗って確かめるのがおすすめです。

所在地
東京都江東区白河1-5-15
最寄り
清澄白河駅 徒歩約1分
対象
K1〜G12(PYP:K1〜G5/独自プログラム:G6〜G8/IGCSE:G9〜G10/DP:G11〜G12)
認定
CIS認定/IBワールドスクール(2002年〜)
学費
出願料40,000円/入学金300,000円/Capital Fee 800,000円/Building Maintenance Fee 250,000円(4月入学は100,000円)/授業料 K1〜K3 年3,100,000円・G1〜G9 年2,930,000円・G10〜G12 年3,050,000円(2027年8月〜2028年6月の金額)
備考
キャンプ費・学年進行時の費用などが別にかかる場合あり

出典:K. International School Tokyo/About KIST/学費(2026年10月確認)

04 ラグビースクール・ジャパン(柏市柏の葉)

英国式の教育を行う学校で、柏市柏の葉6丁目にあります。対象はYear 7〜13(11〜18歳)で、小学生は対象外です。寮生(ボーディング)と通学生(デイ)の両方を受け入れていて、Year 10〜11でIGCSE、Year 12〜13でAレベルという英国の資格課程を学びます。

公式サイトには、英国の学校の評価団体COBISのロゴと、千葉県知事の認可を受けた学校法人であることが載っています。CIS・IB・WASCについての記載はありませんでした。学費は4校の中でいちばん高く、通学生の授業料が2026-27年度で年4,500,000〜5,500,000円。入学金500,000円、学校開発費500,000円、施設維持費(年額)500,000円が別にかかります。千葉市から毎日通うのが難しければ、ウィークリー寮(5日制)という選び方もあります。

所在地
千葉県柏市柏の葉6-2-5
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
対象
Year 7〜13(11〜18歳)/寮生・通学生
認定
COBISのロゴを掲載/千葉県知事認可の学校法人。CIS・IB・WASCは記載なし
学費
2026-27年度:出願料40,000円/入学金500,000円/学校開発費500,000円/施設維持費 年500,000円/通学生の授業料 Year 7 年4,500,000円・Year 8〜9 年4,750,000円・Year 10〜11 年5,300,000円・Year 12〜13 年5,500,000円/寮費 フル寮 年3,200,000円・ウィークリー寮 年2,900,000円
備考
2027-28年度は授業料・諸費用とも値上げの予定が公式サイトに掲載

出典:ラグビースクール・ジャパン/学費(2026年10月確認)

4校の初年度費用を比べる|入学金・授業料・施設費

インターナショナルスクールの費用は、授業料だけでなく入学時の費用が大きいのが特徴です。公式サイトで確認できた項目を並べました。学期ごとの表示は年額に直さず、そのまま載せています。

学校入学時にかかる費用授業料(小学生)授業料(中高生)
01 幕張インターナショナルスクール入学金200,000円+Maintenance Fee 400,000円年1,740,000円対象外
02 Chuo International School 新浦安出願料20,000円+登録料250,000円1学期ごと358,000円(+施設・教材費)対象外
03 K. International School Tokyo出願料40,000円+入学金300,000円+Capital Fee 800,000円+Building Maintenance Fee年2,930,000円G7〜G9 年2,930,000円/G10〜G12 年3,050,000円
04 ラグビースクール・ジャパン出願料40,000円+入学金500,000円+学校開発費500,000円対象外通学生 年4,500,000〜5,500,000円(+施設維持費 年500,000円)

※各校公式サイトの記載(2026年10月確認)。制服・給食・スクールバス・校外学習などは含みません。

表を見ると、同じ「小学生のインター」でも、幕張と江東区では授業料だけで年に100万円以上の差があります。さらにスクールバスや給食、制服、放課後のプログラムを加えると、1年あたりの総額は表の数字より大きくなります。資料請求のときに「1年間で、授業料以外に何がいくらかかるか」を一覧でもらえるか聞いておくと、比べやすくなります。

【別枠】幕張周辺の幼児向けプリスクール・アフタースクール

ここからは、小学校の代わりになる学校ではなく、未就学児の英語保育や、小学生の放課後の英語プログラムです。「まずは幼児期に英語に慣れたい」「平日は日本の小学校、放課後だけ英語」という家庭の選択肢として紹介します。

施設名所在地最寄り対象月額
キッズインターナショナル 幕張センター千葉市美浜区打瀬海浜幕張駅 徒歩約10分生後6か月〜年長・就園児の放課後16,000円〜(Kindergarten 週3回 60,900円〜)
SOLTILO GSA International School 幕張ベイパーク校千葉市美浜区若葉海浜幕張駅 徒歩15分/若葉公園バス停 徒歩2分0歳〜年長・小学生のアフタースクール公式サイトに記載なし(要問い合わせ)

出典:キッズインターナショナル 幕張センター(所在地:美浜区打瀬2-9 パティオス16番街1F、金額は税込)/SOLTILO GSA International School 幕張ベイパーク校(所在地:美浜区若葉3-1-18 幕張ベイパーククロスレジデンス2F)(2026年10月確認)

キッズインターナショナル 幕張センターは、生後6か月からのBabysteps(月16,000円)、2歳のPreschool(月29,400円〜)、年少〜年長年齢のKindergarten(週3回 月60,900円〜)などのコースがあります。SOLTILO GSA 幕張ベイパーク校は、2〜6歳のメインプログラムと、0〜1歳の日本語の保育、小学生のアフタースクールを運営しています。このほかにも幕張・おゆみ野周辺には英語のプリスクールがありますが、公式サイトで対象や所在地を確かめきれなかったものは載せていません。

千葉市のインターナショナルスクール選びのイメージ:ノートパソコンを使う手元(イメージ)

【別枠】千葉市立の国際系の学校|稲毛国際中等教育学校

「インターは費用が大きい。でも国際的な学びに近い環境がほしい」という家庭がよく調べるのが、千葉市立稲毛国際中等教育学校です。前の千葉市立稲毛高等学校・附属中学校の場所(美浜区高浜3丁目1-1)にあり、2022年(令和4年)4月に1年生が入学して始まりました。千葉市の資料では、教育の特色として「中高一貫教育の特性を生かした国際教育」と「課題を探究する学習」が挙げられています。

ただし、この学校はインターナショナルスクールではなく、日本の公立の中高一貫校(中等教育学校)です。授業は日本の学習指導要領に沿って行われます。IB(国際バカロレア)の実施については、今回確認した千葉市の公式ページには記載がありませんでした。

所在地
千葉市美浜区高浜3丁目1-1
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
対象
中学1年生〜高校3年生にあたる6年間(中等教育学校)
出願資格
令和9年3月に小学校等を卒業見込みで、保護者とともに千葉市内に住み、入学後も市内に住み続ける人(ほか、校長が志願を承認した人)
募集
令和9年度入学 140名(男女別の定員なし)/一次検査 令和8年12月5日(土)・二次検査 令和9年1月24日(日)・発表 令和9年2月1日(月)
IB
千葉市の公式ページに記載なし(要問い合わせ)

出典:千葉市「令和9年度稲毛国際中等教育学校入学者決定の基本方針」/千葉市「中等教育学校の開校について」(2026年10月確認)

千葉市から通うときに考えておきたいこと|通学時間・スクールバス・帰国後の進路

4校のうち、千葉市内にあるのは幕張インターナショナルスクールだけです。ほかの3校は、毎日の通学が電車での移動になる前提で考えます。通学時間は住んでいる区によって大きく変わるため、ここでは目安の分数を書かず、確かめておきたい点を整理しました。

スクールバスがあるかどうか

幕張インターナショナルスクールは、千葉・稲毛・船橋などの周辺地域へスクールバスを走らせていると公式サイトに書いています。乗り場の位置や料金は年度で変わることがあるので、自宅の近くに乗り場があるかを最初に聞いておくと、通えるかどうかの判断が早くつきます。ほかの3校のスクールバスについては、今回の確認では公式サイトに記載を見つけられませんでした。

小学校卒業後の進路

市内のインターは小学部までなので、6年生のあとの進路を入学前に考えておくことが大切です。日本の中学校へ進む、江東区など都内のインターへ移る、柏の寮のある学校を選ぶ、市立の中等教育学校を受検する。どの道も、英語と日本語のどちらで学ぶかで準備の中身が変わります。

朝の時間帯の電車に、子どもが毎日乗れるか

市外の学校を選ぶ場合は、見学の日だけでなく、平日の通学時間帯に親子で一度乗ってみるのがおすすめです。混雑や乗り換えが、思っていた以上に子どもの負担になることもあります。

学費・英語力・通学が壁になるとき|インター以外の学び方を比べる

インターナショナルスクールを調べていくと、「学費が想像以上だった」「子どもの英語力で入学できるか不安」「毎日の通学が遠い」といった壁にぶつかることがあります。また、今の学校に行きづらくなっていて、環境を変えたくてインターを調べている、というご家庭もあるかもしれません。

そんなときは、インターかどうかにこだわらず、「子どもが安心して学べる場所はどこか」から考え直してみるのも一つの方法です。主な選択肢を比べました。

選択肢学ぶ言語費用の目安通学在籍校との関係
公立の小・中学校のまま(別室・教育支援センターも含む)日本語授業料なし近いそのまま在籍
私立の小・中学校(国際系を含む)日本語中心(学校により英語の時間が多い)学校により異なる学校により異なる転校・受験
インターナショナルスクール英語中心年100万円台〜500万円台(この記事の4校の授業料)千葉市内は1校のみ一条校でなければ就学義務の確認が必要
フリースクール・オルタナティブスクール日本語中心施設により異なる週1〜5日など施設により異なる在籍校に籍を置いたまま通う
オンラインのスクールスクールにより異なるスクールにより異なる自宅から参加在籍校に籍を置いたまま参加できるものが多い

※インターナショナルスクールの費用はこの記事で確認した4校の授業料の幅です。フリースクールの出席扱いは在籍校の校長が判断します(文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日)。

フリースクールとオルタナティブスクールは、どちらも在籍校に籍を置いたまま通えるのが基本です。両者の違いはフリースクールとオルタナティブスクールの違いで、千葉市から通える施設は千葉市から通えるフリースクール10選で紹介しています。

NIJINアカデミーという選択肢|千葉市から向かえるのは佐倉・東金の教室とメタバース校舎

NIJINアカデミーは、インターナショナルスクールではありません。不登校の小学生・中学生のための、日本語で学ぶオンライン中心のオルタナティブスクールです。平日はメタバース校舎(オンライン)で授業や交流があり、全国52か所のリアル教室と組み合わせて通うこともできます。英語で学ぶ環境を求めているご家庭には合いませんが、「今の学校がつらい」「まず家から安心して学び直したい」というときの選択肢になります。

千葉市内にリアル教室はありません。千葉市から向かえる範囲では、次の2つの教室があります。

教室場所最寄り開室日月額(税込)
千葉佐倉校佐倉市(志津エリア・志津コミュニティセンター)山万ユーカリが丘線 公園駅 徒歩1分毎週木曜 10時00分〜15時00分ハイブリッド通学 47,443円
東金校東金市八坂台駅から車で5分毎週土曜 10時00分〜12時00分ハイブリッド通学 41,943円
メタバース校舎オンライン自宅から参加平日25,443円

※入学金は初月のみ33,000円(税込)。千葉佐倉校の内訳はリアル校(週1回)16,500円・施設料等5,500円・メタバース授業料25,443円。東金校は定員5名で、小学生・中学生・高校生が対象と教室ページに記載。出典:全国のリアル教室一覧/千葉佐倉校/東金校/学費・プラン(2026年10月確認)

千葉佐倉校は京成線のユーカリが丘駅から山万ユーカリが丘線で公園駅へ。駅から徒歩1分の志津コミュニティセンターで、毎週木曜日にひらいています。対象は小学1年生〜中学3年生、8〜10人の少人数クラスです。東金校は毎週土曜日の午前に、地域で働く大人のところへ学びに行く活動をしています。

リアル教室まで通うのが負担なら、まずメタバース校舎だけで始めることもできます。月額25,443円(税込)で、カメラやマイクをオフにして、アバターとチャットで参加するところからで大丈夫です。

NIJINアカデミーが合いやすい子・合いにくい子
  • 合いやすい子——今の学校に行きづらく、まず家から安心して人とつながりたい子/好きなことをきっかけに学び直したい子/週1回くらいなら外に出られそうな子
  • 合いにくい子——英語で教科を学ぶ環境をいちばんに求めている子(インターナショナルスクールの代わりにはなりません)/毎日、決まった校舎に通う全日制の学校を求めている子

まず話を聞いてみたい場合は、無料体験説明会の日程を見るから、日程を選べます。

千葉市のインターナショナルスクール選びのイメージ:海と島の風景(イメージ)

千葉市の公的な相談先|教育センター・ライトポート・通所費の助成

インターや民間のスクールを考える前に、または同時に、市の相談窓口を知っておくと安心です。千葉市の公式サイトで確認できた窓口は次のとおりです。

窓口内容連絡先
千葉市教育センター 教育相談(電話)子どもの学校生活や不登校などの相談。教育支援センター「ライトポート」もこの教育センターの支援の一つとして案内されています043-255-3702
千葉市教育委員会 教育支援課フリースクール等の通所費・活動費の助成についての問い合わせ先043-245-5935

出典:千葉市「不登校児童生徒支援サイト」(2026年10月確認)。ライトポートの場所・開室時間、助成の金額と条件は、このページでは確認できませんでした。各窓口へお問い合わせください。

窓口を困りごと別に整理した記事として、千葉市の不登校の相談先もあわせてご覧ください。インターナショナルスクールは、市の助成の対象になるかどうかも学校ごとに違うため、気になる場合は教育支援課へ先に確かめておくと安心です。

見学・説明会で確かめたいチェック表

インターナショナルスクールの説明会は、英語での実施や、保護者の面接がある学校もあります。聞きそびれがないよう、事前に確認したいことを表にしました。

確かめることなぜ大事か
一条校か、各種学校か、そのどちらでもないか就学義務と、日本の中学校・高校へ進むときの扱いが変わるため
CIS・IB・WASCなどの認定と、その時期認定の種類で、教育の枠組みや海外への進学のしやすさが変わるため
入学時の英語力の目安と、英語の補習(EAL)の有無・費用英語が初めての子は、補習の有無で入学後の負担が変わるため
1年間の総額(授業料以外の費用を含む)入学金・施設費・バス・給食・制服・校外学習で、表の金額より大きくなるため
スクールバスの乗り場と料金千葉市から毎日通えるかどうかを左右するため
卒業後の進路(中学・高校へのつながり)市内のインターは小学部までなので、6年生のあとを決めておく必要があるため
日本語・日本の教科の学び方日本の学校へ戻る可能性があるなら、日本語の読み書きの時間が大切になるため

よくある質問

千葉市内にインターナショナルスクールは何校ありますか。
小学生が通える全日制のインターナショナルスクールは、公式情報で確認できた範囲では美浜区若葉の幕張インターナショナルスクール1校です。幼稚部(3〜6歳)と小学部(1〜6年生)があります。このほか、幕張周辺には英語の幼児向けプリスクールやアフタースクールがあります。
千葉市から中学生が通えるインターナショナルスクールはありますか。
千葉市内では確認できませんでした。市外では、東京都江東区のK. International School Tokyo(K1〜G12)と、柏市のラグビースクール・ジャパン(11〜18歳、寮あり)があります。どちらも通学時間と費用が大きくなるため、見学で実際の通学経路を確かめてください。
幕張インターナショナルスクールの学費はいくらですか。
公式サイトの学費ページでは、入学金200,000円、Maintenance Fee 400,000円、授業料は幼稚部が年1,380,000円、小学部が年1,740,000円(年3回の分割払い)です。ページに年度の明記はなく、学費は毎年変わる場合があると書かれているため、出願前に学校へお確かめください。
千葉市でIB(国際バカロレア)の学校はありますか。
今回、千葉市内でIBの認定を公式サイトで確認できた学校はありませんでした。幕張インターナショナルスクールと市立稲毛国際中等教育学校は、確認した公式ページにIBの記載がありませんでした。千葉市から通える範囲では、江東区のK. International School TokyoがIBワールドスクールです。
稲毛国際中等教育学校はインターナショナルスクールですか。
いいえ。千葉市立の中等教育学校(公立の中高一貫校)で、日本の学習指導要領に沿って学びます。国際教育を特色の一つにしていますが、英語で全教科を学ぶインターナショナルスクールとは違います。出願には、保護者とともに千葉市内に住んでいることなどの条件があります。
英語が話せなくてもインターナショナルスクールに入れますか。
学校によって入学時に求める英語力が違い、公式サイトに目安を載せていない学校も多くあります。幼稚部からの入学と、小学校高学年からの入学でも条件が変わることがあるので、説明会で「英語が初めての子の受け入れ」と「英語の補習があるか」を直接聞いてみてください。
千葉市にNIJINアカデミーの教室はありますか。
千葉市内にリアル教室はありません。千葉市から向かえる範囲では、佐倉市の千葉佐倉校(毎週木曜)と東金市の東金校(毎週土曜)があります。メタバース校舎なら、自宅から平日に参加できます。NIJINアカデミーは日本語で学ぶオルタナティブスクールで、インターナショナルスクールではありません。

まとめ

千葉市でインターナショナルスクールを探すときのポイントを、もう一度整理します。

1つめは、市内で小学生が通えるのは幕張インターナショナルスクールだということ。CIS認定の一条校で、幼稚部から小学6年生まで。授業料は小学部で年174万円です。

2つめは、中学生以上や別の教育の仕組みを望むなら、市外まで広げること。浦安の新浦安キャンパス(3〜12歳)、江東区のK. International School Tokyo(K1〜G12、IB)、柏のラグビースクール・ジャパン(11〜18歳、英国式)。費用と通学時間は大きく違います。

3つめは、英語の環境だけでなく「子どもが安心して学べるか」を軸にすること。幼児期のプリスクール、市立の中等教育学校、フリースクールやオンラインの学びなど、インター以外の道もあります。

学校選びに正解は一つではありません。見学して「ここは違うかも」と感じたことも、次の候補を絞る大事な手がかりです。迷ったときは、市の相談窓口や、気になる学校・スクールの説明会で、遠慮なく聞いてみてください。

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