横浜市のインターナショナルスクール7校|学費・認定・小中の入り方と籍の扱いを比較【2026年最新】

横浜市のインターナショナルスクール7校|不登校の子の学びの場と費用

横浜市内で小学生・中学生が通えるインターナショナルスクール(外国人学校を含む)は、公式サイトで確認できたものだけで7校あります。授業料は年およそ43万円〜335万円と大きな開きがあります。横浜市は公式サイトで、市内に一条校のインターナショナルスクールは現在ないと説明しています。日本国籍のお子さんは、入学前に就学義務と学校の籍の扱いを確かめておく必要があります。

この記事は、各校・横浜市・文部科学省の公式サイトで2026年10月に確認できた内容だけで作りました。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし(要問い合わせ)」と書いています。

結論:横浜市のインターナショナルスクール選びの要点
  • 掲載は7校——中区に5校(本牧・山手・関内・石川町・山下町)、神奈川区に1校(横浜駅の近く)、都筑区に1校。英語で学ぶ学校が4校、ドイツ語が1校、中国語と日本語が2校です
  • 授業料は年43万円〜335万円——英語で学ぶ4校のうち金額を確認できた3校は、小学部の授業料が年211万〜321万円。入学時の費用を足すと、初年度は約286万〜514万円になります
  • 認定は学校ごとに違う——国際バカロレア(IB)の全課程をもつ学校が2校、IBの初等課程(PYP)認定校が1校、CIS・NEASC・WASCの認定を掲げる学校が3校あります
  • 籍の扱いは国籍で変わる——横浜市の説明では、日本国籍のみのお子さんが一条校でない学校に通っても、就学義務を果たしたことにはなりません。相談先は教育委員会の就学係です
  • 途中から入れるかは「空き」と「言葉」しだい——年度の途中でも受け付ける学校が複数あります。ただし英語・ドイツ語・中国語の力を見る選考があります

【一覧表】横浜市のインターナショナルスクール7校|学費・最寄り・対象年齢・認定

小学生・中学生の年齢で通える7校です。授業料は各校の公式サイトにある最新年度の金額で、入学金などの一時金は次の章の表に分けました。学校ごとに年度の区切りが違う点にご注意ください。

学校名所在地最寄り(公式の表記)対象授業料(小・中の年齢)認定・課程
01 横浜インターナショナルスクール(YIS)中区小港町元町・中華街駅からバス「小港」/根岸駅からバス「本牧宮原」3歳〜12年生年3,210,000円(K〜5年)/年3,345,000円(6〜11年)IB(PYP・MYP・DP)、CIS、NEASC
02 サンモール・インターナショナルスクール中区山手町石川町駅・元町・中華街駅から徒歩(分数の記載なし)2歳半〜12年生公式ページ本文に金額の記載なし(要問い合わせ)IB、CIS、NEASC、ケンブリッジ国際。小学部はIPC
03 ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクール(HJIS)神奈川区大野町横浜駅から徒歩すぐ(分数の記載なし)3歳〜12年生年2,790,000円(1〜5年)/年2,890,000円(6〜10年)IB一貫校、CIS、WASC
04 CGKインターナショナルスクール中区南仲通馬車道駅 徒歩4分/日本大通り駅 徒歩5分/関内駅 徒歩5〜7分2歳〜9年生年2,112,000円(1〜5年・6〜9年)IB PYP認定校、MYP候補校
05 東京横浜独逸学園(Deutsche Schule Tokyo Yokohama)都筑区茅ケ崎南市営地下鉄ブルーライン 仲町台駅(分数の記載なし)幼稚園〜12年生年1,700,000円(1〜4年)/年1,840,000円(5〜12年)ドイツ国際アビトゥア
06 横浜山手中華学校中区吉浜町JR石川町駅 北口を出てすぐ小学部・中学部(幼稚園あり)月38,000円(小学部)/月40,000円(中学部)公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
07 横濱中華學院中区山下町公式サイトに記載なし(要問い合わせ)小学部・中学部・高等部月36,000円(小学部)/月38,000円(中学部)公式サイトに記載なし(要問い合わせ)

※2026年10月に各校の公式サイトで確認。01・03は2026–2027年度、04は2027年度、05は2026/27年度、06は2026年度、07は2027年度新1年生と2026年度下学期転入生の募集要項の金額です。学費は改定されることがあるため、出願前に各校へお確かめください。

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横浜市のインターナショナルスクールの学費はいくら?|初年度にかかる額を計算

インターナショナルスクールの費用は、授業料だけを見ると実際より安く見えます。入学時に一度だけ払う登録料や建設基金、毎年かかる施設費が別にあるからです。公式サイトに金額が載っている6校について、小学1年生で入る場合を並べました。

学校(小学1年生で入る場合)授業料(年)毎年かかる費用入学時のみ単純合計(初年度)
01 YIS3,210,000円キャンパス開発費 399,000円出願料50,000円+登録料1,480,000円5,139,000円
03 HJIS2,790,000円維持費250,000円+PTA会費5,000円(1年生は別にテクノロジー費25,000円)出願料45,000円+登録料500,000円+建設基金750,000円4,340,000円(1年生は4,365,000円)
04 CGK2,112,000円施設維持費 158,400円出願料44,000円+登録料550,000円2,864,400円
05 東京横浜独逸学園1,700,000円—サービス料75,000円+入学金650,000円2,425,000円
06 横浜山手中華学校456,000円(月38,000円×12か月)設備維持費60,000円(月5,000円×12か月)受験料25,000円+入学金200,000円741,000円+教材費・活動費・PTA会費
07 横濱中華學院432,000円(月36,000円×12か月)施設維持費42,000円(月3,500円×12か月)+諸費用 約53,000円受験料15,000円+入学金150,000円約692,000円

※各校の公式サイトの金額を足しただけの目安です。06・07は月額を12か月分として計算しました。スクールバス代、昼食、制服、英語の補習(EAL)などは入っていません。02 サンモールは、公式ページの本文で金額を確認できなかったため載せていません。

この表から読み取れることは2つあります。

1つめは、英語で学ぶ学校の初年度は約286万〜514万円になること。2年目からは入学時の費用がなくなり、YISは年3,609,000円、HJISは年3,045,000円、CGKは年2,270,400円が目安です。小学1年生から中学3年生の年齢まで9年間通うと、合計は数千万円の単位になります。

2つめは、英語の補習に別の費用がかかる学校があること。HJISは必要な場合のEALサポートが年500,000円、CGKは年346,500円です。英語の力に不安があるときは、この金額も初めから計算に入れておくと安心です。

出典:YIS Tuition & Fees/HJIS Tuition & Fees/CGK 小学部 入学案内/東京横浜独逸学園 学費/横浜山手中華学校 入学について/横濱中華學院(2026年10月確認)

IB・WASC・CIS・NEASCとは?|横浜の7校の認定を見比べる

学校案内に並ぶアルファベットは、大きく2種類に分かれます。「何を学ぶか」を決める教育課程と、「学校の運営の質」を外部が確かめる学校認定です。

国際バカロレア(IB)は教育課程です。3〜12歳向けのPYP、11〜16歳向けのMYP、16〜19歳向けのDPがあり、DPの修了資格は海外の大学への出願に広く使われています。CIS・NEASC・WASCは学校認定の団体で、授業・運営・安全管理などを定期的に審査します。IPCは初等教育向けの国際的な教育課程、ドイツ国際アビトゥアはドイツの大学入学資格です。

学校教育課程学校認定など(公式サイトの記載)主に使う言葉
01 YISIB(PYP・MYP・DP)CIS、NEASC英語
02 サンモールモンテッソーリ(幼児)、IPC(小学部)、ケンブリッジ国際、IBCIS、NEASC英語
03 HJISIB(幼児期から高校まで一貫)CIS、WASC英語
04 CGKIB PYP(2024年7月認定)、MYPは候補校公式サイトに記載なし(要問い合わせ)英語(日本語の授業以外)
05 東京横浜独逸学園ドイツの教育課程(ドイツ国際アビトゥア)公式サイトに記載なし(要問い合わせ)ドイツ語
06 横浜山手中華学校中国語と日本語の2言語教育公式サイトに記載なし(要問い合わせ)中国語・日本語
07 横濱中華學院台湾の小学校標準課程に沿い、日本の学習指導要領を参照公式サイトに記載なし(要問い合わせ)中国語・日本語・英語

気をつけたいのは、「候補校」は認定校ではないという点です。CGKの中学部はMYPの候補校で、認定を目指している段階にあります。また、これらの認定は日本の法律上の「学校」かどうかとは別の話です。IBやCISの認定があっても、日本の義務教育の学校として扱われるわけではありません。ここは次の章で整理します。

日本の学校の籍はどうなる?|義務教育とインターナショナルスクールの関係

インターナショナルスクールを考えるとき、学費の次に大事なのが「日本の小学校・中学校の籍をどうするか」です。ここを確かめないまま入学すると、あとで日本の学校に戻りたくなったときに困ることがあります。

横浜市の説明|市内に一条校のインターナショナルスクールは現在ない

学校教育法の第1条にある学校(小学校・中学校・義務教育学校など)を「一条校」と呼びます。横浜市は「インターナショナルスクール等への就学について」というページで、横浜市内には一条校のインターナショナルスクールは現在存在しないと説明しています。CGKも公式のよくある質問で、一条校ではないと答えています。

そのうえで市は、国籍ごとに次のように案内しています。

お子さんの国籍横浜市の説明手続き
日本国籍のみ一条校でないインターナショナルスクール等に通っても、法律上の就学義務を果たしたことにならない。指定された学校の欠席が学年末まで続くと、原則として進級は認められず除籍となる。卒業しても義務教育の修了とはみなされず、市立中学校への入学は原則として認められない入学を決める前に教育委員会の就学係へ相談
日本国籍と外国籍の両方就学義務はあるが、将来外国籍を選ぶ可能性が高く、ほかに教育の機会が確保されていると認められる場合は、就学義務の猶予・免除ができる外国人学校等の在学証明書、外国籍を証明する書類(パスポートなど)、保護者の本人確認資料を用意して相談
外国籍のみインターナショナルスクール等への就学を希望する場合、手続きは不要市立学校に通いたくなったときは、区役所の戸籍課で外国人就学の手続き

問い合わせ先は、横浜市教育委員会事務局 学校支援・地域連携課 就学係(電話 045-671-3270)です。

文部科学省の説明|公立の小・中学校に戻れない可能性がある

文部科学省も就学事務のQ&Aで、一条校として認められていないインターナショナルスクールに通わせても就学義務の履行にはならないこと、その課程を修了しても公立の小・中学校への進学や編入学が認められない可能性があることを説明しています。同時に、やむを得ない事情で子どもが実際に学校に通えない状態にならないよう、市町村の教育委員会が配慮することも求めています。

つまり、「あとから日本の学校に戻れるか」は家庭ごとに教育委員会と話して決まることで、この記事で一律に言い切れる話ではありません。中華学校を含め、検討している学校がどの位置づけなのか、通った場合に籍がどうなるのかは、学校と就学係の両方に確かめてください。

出典:横浜市「インターナショナルスクール等への就学について」/文部科学省 就学事務Q&A/CGK 小学部 よくある質問(2026年10月確認)

横浜市のインターナショナルスクールをイメージした教室で、小学生がグループで学んでいる場面(イメージ)

小学校・中学校の途中から入れる?|7校の入学条件と編入の受け入れ

「今の学校が合わないので、途中からインターへ」と考えるご家庭は少なくありません。7校の公式サイトを読むと、途中入学の窓口は開いているものの、言葉の力と空きの有無が条件になることがわかります。

学校公式サイトにある入学の条件・選考年度途中の受け入れ
01 YIS外国籍、またはインターナショナル教育を受けてきた日本国籍の子。同居する保護者の少なくとも1人が英語を流暢に話し・読み・書けること。本人と両親がともに日本国籍の場合は、志望理由を書いた保護者の手紙が必要日本の学年暦の学校からの転校など特別な事情がある場合、校長の判断で認められることがある
02 サンモール日本国籍の子は、帰国して間もない子、英語で学ぶ全日制インターからの転校生などが対象。1〜11年生は入学前に評価を行う(4〜11年生は英語と算数・数学)公式サイトに記載なし(要問い合わせ)。12年生は通常受け入れていない
03 HJIS幼児部を除き、レベルテストと面接。保護者面接あり。小学部は授業についていける英語力が目安(EALサポートで例外あり)、中高は高い英語力学年の空きに応じて年間を通じて受け付け。手続きは2〜6週間ほど
04 CGKオープンスクール参加→出願→子どもの審査と保護者面接。1年生は先生と意思疎通できる英語力が目安(インターナショナルプリスクール卒園程度。厳密な基準ではない)クラスに空きがあれば年度途中の転入も可能
05 東京横浜独逸学園原則として、ドイツ語で学ぶ学校に通っていること。年齢相応のドイツ語の会話と読み書きの力が前提厳密な締め切りはなく、学年の途中でも受け入れ可能
06 横浜山手中華学校国籍は問わない(外国籍の子は永住または中長期の在留資格が必要)。新1年生は76名、総合考査と面接。1年生の中国語はゼロから始める欠員が出た学年について7月・12月・2〜3月に編入試験
07 横濱中華學院新1年生は定員60名、適性試験と面接。転入は年齢と学力が当該学年の水準に達していること下学期転入は小1〜中3で各若干名。筆記試験(中国語・日本語・数学・英語)と親子面接

英語で学ぶ学校のうち、YISとサンモールは「もともと国際的な環境で育ってきた子」を主な対象にしています。日本の小学校だけに通ってきたお子さんが途中から入る道は、HJISやCGKのように英語の補習の仕組みを用意している学校のほうが開かれています。それでも選考はありますから、見学のときに今の英語力を正直に伝え、入ったあとの補習の中身と費用を聞くのが近道です。

出典:YIS Admissions/サンモール Admissions Criteria and Guidelines/HJIS Eligibility Requirements/CGK よくある質問/東京横浜独逸学園 入学案内(2026年10月確認)

横浜市のインターナショナルスクール7校を1校ずつ紹介

ここからは1校ずつ、公式サイトで確認できた事実をまとめます。順番は、英語で学ぶ学校、ドイツ語で学ぶ学校、中国語と日本語で学ぶ学校の順です。

01 横浜インターナショナルスクール(YIS)|中区小港町

1924年創立のインターナショナルスクールです。2022年1月に本牧の新しいキャンパスへ移り、現在の住所は中区小港町2-100-1です。3歳からの幼児部(ELC)、小学部、中学部(6〜8年生)、高校(9〜12年生)がそろっています。

教育課程は国際バカロレアのPYP・MYP・DPの3つすべて。学校認定はCISとNEASCです。1クラスは16〜22人と案内されています。授業料には、学校が貸し出すパソコンやタブレット、ほとんどの校外学習、IBディプロマなどの試験料が含まれます。

所在地
神奈川県横浜市中区小港町2-100-1
最寄り
みなとみらい線 元町・中華街駅(4番出口)から市営バス8・58系統「小港」下車/JR根岸駅から58・101系統「本牧宮原」下車。東京(六本木・広尾・麻布十番)からのスクールバスあり
対象
3歳(ELC)〜12年生
認定・課程
IB(PYP・MYP・DP)/CIS/NEASC
学費
2026–2027年度 授業料:K〜5年 3,210,000円、6〜11年 3,345,000円、12年 3,440,000円/キャンパス開発費 年399,000円/出願料50,000円/登録料1,480,000円/スクールバス 年395,000円
連絡先
045-622-0084

出典:Yokohama International School 公式サイト/Tuition & Fees/Contact(2026年10月確認)

02 サンモール・インターナショナルスクール|中区山手町

1872年創立。公式サイトは、キリスト教の理念にもとづき、多文化・多宗教の国際的なコミュニティに教育を提供する男女共学の学校だと紹介しています。2歳半からのモンテッソーリ幼児部から12年生までが山手の丘の上で学びます。

小学部はIPC(インターナショナル・プライマリー・カリキュラム)を歴史・理科・社会・地理の土台にしており、日本語や、英語が母語でない子のための英語(EAL)の授業もあります。上の学年ではケンブリッジ国際の資格やIBに進みます。通学は公共交通機関か徒歩・自転車と決められています。

学費のページには出願料・登録料・授業料・キャンパス開発維持基金などの項目が並んでいますが、金額はページの本文では確認できませんでした。詳しい資料へのリンクが案内されているので、最新の額は学校に確かめてください。

所在地
神奈川県横浜市中区山手町83
最寄り
JR石川町駅から徒歩/みなとみらい線 元町・中華街駅(元町口・アメリカ山公園方面)から徒歩/JR山手駅から徒歩またはバス20系統「妙香寺前」/JR桜木町駅からバス11系統「元町公園前」(いずれも分数の記載なし)
対象
2歳半(モンテッソーリ)〜12年生
認定・課程
IB/CIS/NEASC/ケンブリッジ国際/小学部はIPC
学費
公式ページ本文に金額の記載なし(要問い合わせ)
連絡先
045-641-5751

出典:Saint Maur International School 公式サイト/Tuition Fees/School Access(2026年10月確認)

03 ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクール(HJIS)|神奈川区大野町

横浜駅の近くにキャンパスを構える学校で、公式サイトの住所は「1-24 Ono-cho, Yokohama-shi 221-0055」です。3歳のプリスクールから12年生まで、国際バカロレアを幼児期から高校まで一貫して学べます。学校認定はCISとWASC。公式サイトには、在籍520人以上、45以上の国籍と書かれています。

特徴は年間を通じて出願を受け付けていること。幼児部を除く全員がレベルテストと面接を受け、保護者にも面接があります。きょうだいの授業料は2人目が20%引き、3人目が30%引きです。

所在地
神奈川県横浜市神奈川区大野町1-24(公式の表記:1-24 Ono-cho, Yokohama-shi 221-0055)
最寄り
横浜駅から徒歩すぐ(公式サイトに分数の記載なし)
対象
3歳(プリスクール)〜12年生
認定・課程
IB一貫校/CIS/WASC
学費
2026–2027年度 授業料:幼児部2,440,000円、1〜5年2,790,000円、6〜10年2,890,000円、11〜12年3,040,000円/維持費 年250,000円/出願料45,000円/登録料500,000円/建設基金750,000円/EALサポート(必要な場合)年500,000円/スクールバス 往復 年300,000円
連絡先
045-624-8717

出典:Horizon Japan International School 公式サイト/Tuition & Fees/Eligibility Requirements(2026年10月確認)

04 CGKインターナショナルスクール|中区南仲通(関内)

関内と馬車道にキャンパスがあり、小学部・中学部は関内キャンパス(中区南仲通2-25-2)で学びます。2〜5歳のプリスクール、1〜5年生の小学部、6〜9年生の中学部があり、高校は2028年4月に開校予定と案内されています。

小学部は2024年7月にIB PYPの認定校になりました。日本語以外の教科は英語で学び、1クラスは約20人。授業は1・2年生が週25時間、3〜5年生が週29時間です。放課後は16時までのアフターケア、19時までのアフタースクールがあります。保護者は英語か日本語のどちらかが話せればよい、とされています。

所在地
神奈川県横浜市中区南仲通2-25-2(関内キャンパス)
最寄り
みなとみらい線 馬車道駅 徒歩4分/日本大通り駅 徒歩5分/関内駅 徒歩5〜7分。朝のバスあり(低年齢を優先)
対象
プリスクール(2〜5歳)/小学部(1〜5年生)/中学部(6〜9年生)
認定・課程
IB PYP認定校(プリスクール・小学部)/IB MYP候補校(中学部)
学費
2027年度 授業料:小学部・中学部とも年2,112,000円/施設維持費 年158,400円/出願料44,000円/登録料550,000円/バス(利用者のみ)年224,400円または250,800円/EALサポート(該当する場合)年346,500円
連絡先
045-211-4427(日本語)/045-211-4690(英語)

出典:CGK International School 小学部/小学部 入学案内/中学部 入学案内(2026年10月確認)

横浜・山手の坂道を、インターナショナルスクールの見学に向かう親子が歩いている場面(イメージ)

05 東京横浜独逸学園(Deutsche Schule Tokyo Yokohama)|都筑区茅ケ崎南

港北ニュータウンにあるドイツ学校です。幼稚園から12年生までがドイツ語で学び、日本語と英語の授業もあります。公式サイトは、日本でドイツ国際アビトゥアを取得できる唯一の学校だと紹介しています。

小学部・中等部に入るには、原則としてドイツ語で学ぶ学校に通っていることと、年齢相応のドイツ語力が前提です。1年生で入る場合は、直前に2年間ドイツ語の幼稚園に通っていたこと、または学校の言語テストで十分なドイツ語力を示すことが求められます。ドイツ語にゆかりのあるご家庭の学校と考えるのが実際に近いでしょう。

所在地
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎南2-4-1
最寄り
横浜市営地下鉄ブルーライン 仲町台駅(徒歩の分数は記載なし)。スクールバスあり
対象
幼稚園〜12年生
認定・課程
ドイツ国際アビトゥア
学費
2026/27年度 授業料:1〜4年 1,700,000円、5〜12年 1,840,000円、幼稚園(8時〜15時)1,870,000円/サービス料75,000円/入学金650,000円/スクールバス 年380,000円
連絡先
045-941-4841

出典:Deutsche Schule Tokyo Yokohama 公式サイト/学費/アクセス(2026年10月確認)

06 横浜山手中華学校|中区吉浜町

学校法人横浜山手中華学園が運営する、小学部・中学部の学校です(同じ学園に熊猫幼稚園があります)。場所はJR石川町駅の北口を出てすぐ。2010年4月に吉浜町の現在の校舎へ移りました。

1年生から中国語と日本語の2言語で学ぶのが特徴です。中国語・算数・中国の歴史などは中国語で、日本語・理科・社会などは日本語で教えます。英語は小学3・4年生で週1時間の英会話、5・6年生で週2時間。公式のよくある質問には、国籍は問わない、1年生の中国語はゼロから始めると書かれています。スクールバスと給食はなく、小学生対象のアフタースクール(平日18時30分まで)があります。

所在地
神奈川県横浜市中区吉浜町2-66
最寄り
JR石川町駅 北口を出てすぐ
対象
小学部・中学部(学園内に熊猫幼稚園)
認定・課程
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
学費
2026年度 入学金200,000円/学費(月額)小学部38,000円・中学部40,000円/設備維持費 月5,000円/ほかに教材費・活動費・PTA会費/受験料25,000円
連絡先
045-641-0479

出典:横浜山手中華学校 入学について/アクセス・お問い合わせ(2026年10月確認)

07 横濱中華學院|中区山下町

中華街のある山下町の学校で、小学部・中学部・高等部があります。公式サイトの沿革によると、前身は1897年に孫文の提議で生まれた華僑学校です。2020年12月に新しい校舎が完成しました。

小学1年生から中国語・日本語・英語の3つの言葉を同時に学び始めるのが特色です。小学部の教育課程は、台湾の小学校標準課程に沿いつつ日本の学習指導要領を参照して組まれています。高等部は日本の大学への進学に対応した課程と説明されています。

2027年度の新1年生は定員60名で、適性試験と面接。転入は年2回の募集があり、2026年度下学期は小学1年〜中学3年で各若干名、筆記試験(中国語・日本語・数学・英語)と親子面接でした。

所在地
神奈川県横浜市中区山下町142
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
対象
小学部・中学部・高等部
認定・課程
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
学費
入学金150,000円/授業料(月額)小学部36,000円・中学部38,000円/施設維持費 月3,500円/修学旅行積立金(小4以上)月2,500円〜/諸費用 年約4〜6.5万円/受験料 新1年生15,000円・転入25,000円
連絡先
045-681-3608

出典:横濱中華學院 公式サイト(2027年度 小学部新一年生募集要項、2026年下学期転入生募集要項)(2026年10月確認)

横浜のインターナショナルスクールはどこにある?|エリア・沿線別の通いやすさ

7校のうち5校は中区にあります。ただし同じ中区でも、駅から歩ける学校と、バスに乗り継ぐ学校に分かれます。公式サイトのアクセス表記だけで整理しました。

エリア・沿線学校公式サイトのアクセス表記
横浜駅の周辺(JR・東急・京急・相鉄・市営地下鉄)03 HJIS横浜駅から徒歩すぐ
関内・馬車道(みなとみらい線・JR根岸線)04 CGK馬車道駅 徒歩4分/日本大通り駅 徒歩5分/関内駅 徒歩5〜7分
石川町・山手(JR根岸線・みなとみらい線)06 横浜山手中華学校/02 サンモール石川町駅北口を出てすぐ/石川町駅・元町・中華街駅から徒歩
山下町・中華街07 横濱中華學院公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
本牧(バス)01 YIS元町・中華街駅からバス「小港」/根岸駅からバス「本牧宮原」
港北ニュータウン(市営地下鉄ブルーライン)05 東京横浜独逸学園仲町台駅。渋谷から約40分、新横浜から25〜40分

青葉区・都筑区・港北区など市の北側にお住まいなら、東急線や市営地下鉄で横浜駅に出てHJISへ、さらにみなとみらい線に乗り継いで関内・元町方面へ、という経路になります。戸塚区・泉区・栄区など南西側からは、JRで横浜駅か石川町駅に出るのが基本です。磯子区・金沢区からは根岸線で根岸駅・石川町駅が近くなります。

小学生が毎日通うとなると、乗り換えの回数と、朝の混み具合が続けやすさを左右します。サンモールはスクールバスがなく、横浜山手中華学校は入学後1週間ほど保護者の送迎が必要と案内しています。見学は、実際に通う時間帯に、実際の経路で行ってみてください。

見学・説明会で聞いておきたい8つの質問
  • 日本国籍の子が通う場合、就学義務と今の学校の籍はどう扱われますか——学校の位置づけと、ほかのご家庭の例を聞いておくと、教育委員会に相談するときの材料になります
  • 今の英語(ドイツ語・中国語)の力で、授業についていけますか——入学前の評価の中身と、入ったあとの補習の時間数・費用まで確かめます
  • 初年度に払う総額と、2年目からの年額はいくらですか——登録料・建設基金・維持費・バス・昼食・制服を足した金額で比べます
  • 途中で日本の小学校・中学校に戻る子はいますか。そのとき学校はどんな書類を出してくれますか——戻る道を残しておけるかの確認です
  • 卒業したあと、日本の中学校・高校へ進む子はどのくらいいますか——進学先の実例を聞くと、その先の見通しが立ちます
  • 保護者に求められる英語力や、行事・送迎への関わりはどの程度ですか——学校からの連絡が英語だけの学校もあります
  • 今、空きはありますか。待つ場合はどのくらいですか——学年によって状況が違います
  • 学校に行くのがつらくなったとき、どんな支えがありますか——カウンセラーや学習サポートの体制を聞いておくと安心です

学費・英語力・通学が壁になるとき|横浜でほかに選べる4つの道

ここまで読んで、「年300万円は難しい」「英語の選考に通る自信がない」「毎日あの距離は通えない」と感じた方もいると思います。それは家庭の努力が足りないからではありません。インターナショナルスクールは、もともと対象が限られた学校だからです。

「今の学校が合わない」「もっと合う環境で学ばせたい」という出発点に立ち返ると、横浜で選べる道はほかにもあります。

比べる点公立のまま通い方を変える私立小・中学校フリースクール・オルタナティブスクールオンライン
籍今の学校のままその学校に移る(一条校)今の学校に籍を置いたまま利用今の学校に籍を置いたまま利用
費用授業料はかからない学校により異なる(入学金・授業料・施設費など)施設により異なる(月数万円が多い)NIJINアカデミーの場合 月25,443円
学ぶ言語日本語日本語(英語に力を入れる学校もある)日本語日本語
入るまで学校・教育委員会に相談入学試験・編入試験見学・体験のあと入会体験のあと入会。時期を問わない
通学学区の学校、または市の支援の場学校まで毎日通う週1日〜5日など選べる自宅から参加

公立のまま通い方を変える|横浜市の支援

横浜市は不登校の児童生徒への支援として、ハートフルセンター・ハートフルスペース・ハートフルルームという通える場を設けています。活動は月曜〜金曜(学校の休業日を除く)の9時30分〜15時で、週1回1時間から週5回まで相談できます。申し込みは在籍校か、教育支援センター(045-671-4637)への相談から始まります。

家で過ごしているお子さんには、大学生などが家庭を訪ねるハートフルフレンド、オンラインのハートフルオンラインがあります。中学校では、校内の別室で過ごせる校内ハートフルが全校で行われています。なお、民間のフリースクールの利用料に対する横浜市の助成は、市の不登校支援のページでは確認できませんでした。

出典:横浜市 不登校児童生徒支援(2026年10月確認)

私立小・中学校、フリースクールという道

私立の小学校・中学校は一条校なので、籍の心配がありません。少人数や独自の教育方針をもつ学校もあり、英語の時間を多くとる学校もあります。横浜市内の私立小学校は横浜市の私立小学校をまとめた記事で紹介しています。

フリースクールやオルタナティブスクールは、今の学校に籍を置いたまま通える場です。試験がなく、年度の途中からでも始められます。市内の通い先は横浜市のフリースクールの記事にまとめました。

横浜市の自宅でインターナショナルスクール以外の選択肢としてオンラインの授業に参加する中学生と見守る保護者(イメージ)

NIJINアカデミーという選択肢|英語のインターではなく、日本語で学ぶオルタナティブスクールです

最後に、わたしたちNIJINアカデミーのことを紹介します。先にお伝えしておくと、NIJINアカデミーはインターナショナルスクールではありません。不登校や、学校が合わない小学生・中学生のための、日本語で学ぶオルタナティブスクールです。

学びの中心は、自宅からアバターで通うメタバース校舎です。平日は毎日ひらいていて、月100コマのオンライン授業から選んで参加できます。クラスは8〜10人の少人数制。今の学校に籍を置いたまま利用する形で、出席扱いを希望した生徒の97%が在籍校で出席として認められています(最終的に判断するのは在籍校の校長です)。全国52か所にリアル教室があり、横浜市内には2つあります。

横浜市内のリアル教室|横浜反町校と横浜泉校

教室場所・最寄り開校日時・定員月額(税込)
横浜反町校神奈川区上反町2-16-7/東急東横線 反町駅 徒歩1分、横浜駅 徒歩15分、市営地下鉄 三ッ沢下町駅 徒歩7分毎週木曜 10時〜15時/定員8名/小学生〜中学生ハイブリッド通学(メタバース+リアル校週1回)49,943円
横浜泉校泉区弥生台16-1 相鉄ライフ2階/相鉄いずみ野線 弥生台駅 徒歩1分毎週木曜 10時〜15時/定員5名(先着)/小学1年生〜中学3年生ハイブリッド通学プラン43,743円/リアル教室プラン33,743円

どちらの教室も、木曜日は教室に通い、ほかの平日は自宅からメタバース校舎に参加するのが基本です。メタバース通学だけなら月額25,443円(税込)。初月のみ入学金33,000円がかかります。横浜泉校は、公式ページで「現在は定員がいっぱいのため、空きしだいの案内」とされています(体験には参加できます)。

出典:NIJINアカデミー 学費・プラン/横浜反町校/横浜泉校/全国のリアル教室一覧(2026年10月確認)

合う子・合わない子を正直に

合いやすいのは、こんなお子さんです。今の学校の集団や時間割が合わず、行きしぶりや不登校が続いている。好きなこと・得意なことはあるのに、教室では出せていない。まず家から、顔も声も出さずに参加するところから始めたい。試験や英語の選考なしで、年度の途中から動き出したい。

合わないのは、こんな場合です。英語で授業を受けさせることがいちばんの目的なら、NIJINアカデミーは目的に合いません。国際バカロレアなどの資格をとりたい場合も同じです。毎日、校舎に通って友だちと過ごす生活を望むなら、リアル教室が週1日のNIJINアカデミーでは物足りないはずです。

インターナショナルスクールとNIJINアカデミーは、どちらが上という関係ではなく、目的が違う場です。「英語で学ばせたい」のか、「この子が安心して学べる場所を見つけたい」のか。ご家庭の出発点に合わせて、並べて考えてみてください。様子を知りたい方は、無料体験説明会の日程を見るからどうぞ。お子さんの参加は必須ではなく、保護者の方だけで聞いていただけます。

よくある質問

横浜市には、インターナショナルスクールが何校ありますか。
小学生・中学生の年齢で通える学校として、この記事では公式サイトで情報を確認できた7校を載せています。英語で学ぶ学校が4校(YIS、サンモール、HJIS、CGK)、ドイツ語で学ぶ東京横浜独逸学園、中国語と日本語で学ぶ横浜山手中華学校と横濱中華學院です。このほかに幼児だけを対象にしたプリスクールもありますが、この記事には含めていません。
横浜市のインターナショナルスクールの学費は、年間いくらくらいですか。
公式サイトで金額を確認できた範囲では、英語で学ぶ学校の小学部の授業料が年2,112,000円〜3,210,000円です。登録料や維持費などを足した初年度の単純合計は約286万〜514万円でした。東京横浜独逸学園は授業料が年1,700,000円〜1,840,000円、中華学校の2校は月36,000円〜40,000円です。
日本人の子どもがインターナショナルスクールに通うと、義務教育はどうなりますか。
横浜市は、日本国籍のみのお子さんが一条校でないインターナショナルスクール等に通っても、法律で定められた就学義務を果たしたことにはならないと説明しています。市内に一条校のインターナショナルスクールは現在ないとも書かれています。卒業しても義務教育の修了とはみなされず、市立中学校への入学は原則として認められません。入学を決める前に、教育委員会の就学係(045-671-3270)に相談してください。
英語が話せなくても入れますか。
学校によります。YISとサンモールは、インターナショナル教育を受けてきた子や帰国して間もない子を主な対象にしています。HJISは小学部で授業についていける英語力を目安にしつつ、EALサポートつきの例外を認めています。CGKは英語力が一定の基準に届かない子にEALの先生をつけると案内しています。横浜山手中華学校は、1年生の中国語をゼロから始めます。
小学校・中学校の途中から編入できますか。
受け入れている学校はあります。HJISは空きに応じて通年で受け付け、CGKはクラスに空きがあれば年度途中の転入が可能、東京横浜独逸学園も学年の途中で受け入れています。横浜山手中華学校は欠員が出た学年に限り年3回、横濱中華學院は年2回の転入試験があります。どの学校も言葉の力を見る選考があります。
インターナショナルスクールが難しい場合、ほかにどんな選択肢がありますか。
公立の学校に籍を置いたまま横浜市のハートフルスペースなどを使う、私立の小学校・中学校に移る、フリースクールやオルタナティブスクールに通う、オンラインで学ぶ、の4つが考えられます。NIJINアカデミーは日本語で学ぶオルタナティブスクールで、メタバース校舎は月額25,443円(税込)、横浜市内には横浜反町校と横浜泉校があります。

まとめ

横浜市でインターナショナルスクールを探すときの順番を、もう一度整理します。

1つめは、籍の扱いを先に確かめること。横浜市内に一条校のインターナショナルスクールは現在なく、日本国籍のみのお子さんは就学義務の扱いが問題になります。教育委員会の就学係(045-671-3270)に、入学を決める前に相談してください。

2つめは、初年度の総額で比べること。授業料に登録料・建設基金・維持費を足すと、英語で学ぶ学校は初年度が約286万〜514万円。バスや英語の補習は別にかかります。

3つめは、言葉と通学の現実を見ること。入学前の選考、入ったあとの補習、毎朝の経路。見学では、実際に通う時間帯に足を運んでみてください。

そして、どの条件も合わなかったとしても、お子さんに合う場所がなくなったわけではありません。公立のまま通い方を変える道、私立、フリースクール、オンライン。選べる場所は一つではありません。

NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

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