【NIJIN教育万博2026】出展企業が続々決定!詳しく見る

ディスレクシアの子が不登校に。進路の不安にどう向き合う?

ディスレクシアと進路のイメージ画像
読み書きに時間がかかる、板書を写すのが極端に苦手——そんなディスレクシア(読み書き障害)の特性を抱えたまま不登校になった場合、「この先、進路はどうなるのか」という不安は特に大きくなりがちです。この記事では、ディスレクシアの子が不登校になったときに直面しやすい進路の悩みと、学校の勉強とは違うかたちで力を伸ばし、進路につなげていく方法について解説します。
この記事でわかること
  • ディスレクシアの子が不登校になりやすい理由
  • 「読み書き」中心の評価が進路の不安を強めるしくみ
  • 学校の勉強以外の力を進路につなげる方法

ディスレクシアの子が不登校になりやすい理由

ディスレクシアは、知的な発達に遅れがないにもかかわらず、文字の読み書きに著しい困難を抱える学習障害(LD)の一種です。授業の多くが「教科書を読む」「板書をノートに写す」「テストで文字を書いて答える」という前提で進むため、内容を理解する力があっても、読み書きの負担だけで疲れきってしまうことがあります。

努力しても成果が周囲に伝わりにくく、「頑張っていない」と誤解されてしまうことも少なくありません。音読を指名される、作文を時間内に書き終えられない、テストの問題文を読むだけで時間がかかってしまう——こうした場面が毎日のように繰り返されることで、学校そのものへの苦手意識や不登校につながっていくケースがあります。

「読み書きができない=勉強ができない」ではない

ディスレクシアがあっても、耳で聞いて理解する力や、話して考えを組み立てる力、映像やビジュアルで発想する力に優れている子は多くいます。読み書きの困難と、思考力・表現力の高さは別物だという理解が、進路を考えるうえでの出発点になります。

「読み書き」中心の評価が進路の不安を強める理由

日本の学校教育や入試の多くは、依然として筆記中心の評価に大きく依存しています。そのため、不登校でなくてもディスレクシアの子は「テストで実力が発揮できない」という壁にぶつかりやすく、不登校が重なると、内申点や出席日数への不安がさらに重なり、「この先の進路がまったく見えない」という焦りにつながりがちです。

しかし、進路の選択肢は筆記試験だけではありません。ICTツールを活用した学習記録や、探究活動・制作物によるポートフォリオ評価など、読み書き以外の力を評価する仕組みを取り入れている学びの場も増えています。「今の学校の評価基準に合わないから進路がない」のではなく、「別の評価軸で力を伸ばせる場を探す」という発想の転換が、不安を和らげる第一歩になります。

学校の勉強以外の力を進路につなげる

NIJINアカデミーでは、AI型学習ドリル「navima」で、読み上げ機能やヒント機能を活用しながら自分のペースで学び直しや先取りができます。定期テストは行わず、1:1の専任サポート担任による所見ベースのポートフォリオ評価で、日々の取り組みや成長を可視化します。読み書きの速さではなく、理解の深まりや意欲の変化を評価に反映できる仕組みです。

実例

NIJINアカデミーに通うSTARさん(中学2年生)は、ディスレクシアの特性があり、デジタルツールを使ったCG制作に打ち込んでいます。企業連携・社会共創プログラムを通じてEDIXのステージにも登壇し、自分の得意分野を形にして発表する経験を積みました。読み書きが得意でなくても、「作る」「伝える」力を伸ばし、進路につなげていける一例です。

企業と連携したキャリア探究プログラムや、少人数制クラスでの発表機会を通じて、筆記試験だけでは見えない強みを、進路選びの材料として積み上げていくことができます。こうした活動記録や制作物は、進路先に提出する自己アピール資料としても活用でき、「テストの点数」以外の形で自分を伝える手段になります。

NIJINアカデミーならではの学び方

NIJINアカデミーは、2021年度まで小学校教員を務めた星野達郎校長が、「学校の一斉授業では本来の力を発揮できない子どもたち」と数多く出会った経験から立ち上げたオルタナティブスクールです。不登校の子どもは全国で過去最多の34万人にのぼるとされ、読み書きの困難を含む発達特性によって、既存の学校の学び方が合わない子どもも数多くいます。

8〜10人の少人数制クラスで、カメラ・音声オフでの参加やチャットでの発言も可能なため、文字にすること・声を出すことへのハードルが高い子でも、自分に合った形で学びに参加できます。1:1の専任サポート担任が、読み書きの得意・不得意を含めた特性を把握したうえで日々の学習に伴走するため、「できないこと」を責められる場面を減らしながら、少しずつ自信を積み上げていくことができます。

実績データ

出席認定を希望する生徒の9割以上が在籍校の出席認定を獲得しています(2025年4月時点、株式会社NIJIN公式プレスリリースより)。学習記録や在籍校・教育委員会との連携体制により、不登校期間があっても進路選択の幅を保ちやすくなります(最終判断は在籍校による)。

NIJINアカデミー星野達郎校長のYouTubeチャンネル「脱・学校のタツロー校長」でも、学び方の多様性やディスレクシアを含む発達特性に関する発信を行っています。あわせてご覧ください。

よくある質問

ディスレクシアがあると、高校進学は難しいですか?
読み書きの困難があっても、通信制高校や特色ある選抜方式を持つ学校など、進学先の選択肢は広がっています。筆記試験の配慮申請ができる場合もあるため、早めに情報収集しておくことをおすすめします。
学校に行けていなくても、内申点への影響は避けられますか?
出席日数や内申点の扱いは在籍校や自治体によって異なります。フリースクールやオルタナティブスクールでの学習記録が出席認定に反映されるケースもあるため、在籍校に相談しながら進めることが大切です。
読み書きが苦手でも、探究活動やICT学習にはついていけますか?
読み上げ機能や音声入力などのICTツールを活用すれば、読み書きの負担を減らしながら学習や発表に取り組むことができます。得意な形での参加方法を見つけることがポイントです。
ディスレクシアの診断を受けていなくても相談できますか?
診断の有無にかかわらず相談は可能です。読み書きに時間がかかる、板書を写すのが苦手といった特性が見られる場合は、診断前の段階でも学び方を工夫することで負担を減らせることがあります。

まとめ

ディスレクシアによる不登校は、「読み書きができないから進路がない」という話ではありません。読み書き以外の力を評価し、伸ばせる環境を選ぶことで、進路の選択肢は広げていけます。学校の勉強の形にとらわれず、子どもの得意な学び方を軸に、次の一歩を考えてみてください。

▶ 動画で解説:【ディスレクシア】書けない子でも高校に行ける?識字障害と不登校の関係を専門家が解説します|学習障害|脱・学校のタツロー校長
「読み書き」だけじゃない、得意を伸ばす学び方があります

NIJINアカデミーは、ICT学習と少人数制のサポートで、一人ひとりの得意を伸ばしながら進路につなげるオルタナティブスクールです。