品川区のインターナショナルスクール3校|学費・認定・最寄り駅を公式情報で比較【2026年最新】

品川区のインターナショナルスクール3校|不登校の子の学びの場と費用

品川区内に校舎があるインターナショナルスクールは、東京都の公式ポータルと各校の公式サイトで確認できた範囲で3校です。小・中学生の年間授業料は約224万〜280万円、入学時の費用を足した初年度は約324万〜412万円。日本の義務教育の籍の扱いは、品川区の教育委員会に先に確かめておくと安心です。

この記事は、東京都「Tokyo International Schools Portal」、各校の公式サイト、品川区・文部科学省の公式情報で2026年10月に確認できた内容だけで作りました。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし(要問い合わせ)」と書いています。

結論:品川区のインターナショナルスクール選びの要点
  • 区内に校舎があるのは3校——品川インターナショナルスクール、カナディアン・インターナショナルスクール東京、KAインターナショナルスクール(KAIS)。東京都のポータルで「品川区」に載っている学校と同じ3校です
  • 小1から中3まで区内の校舎だけで通えるのは1校——品川インターナショナルスクールです。ほかの2校は、小学部(KAISは小・中学部)の校舎が目黒区にあります
  • 年間授業料は約224万〜280万円——入学金・施設関係の費用を足すと、初年度は約324万〜412万円になります
  • 認定はIB・WASC・CISなど——学校によって課程が違います。国際バカロレアの3つのプログラムをそろえる学校、カナダの州の課程で学ぶ学校、米国式の学校に分かれます
  • 籍の扱いは区に確認——文部科学省は、一条校でないインターナショナルスクールに通わせても就学義務を果たしたことにならない、と説明しています

品川区でインターナショナルスクールを探す前に、押さえておきたい3つのこと

1. 「区内に校舎がある」と「区内で小学校から通える」は別の話です

品川区に住所のある学校は3校ありますが、学年によって通う校舎が区の外になる学校が2校あります。カナディアン・インターナショナルスクール東京は、幼稚部と中学部・高校部が北品川、小学部は目黒区中目黒です。KAISは高校が上大崎、小・中学部は目黒区中根です。

「品川区のインター」と思って調べていたのに、通うのは中目黒や都立大学のあたりだった、ということが起こります。お子さんの学年が通う校舎の住所を、最初に確かめてください。

2. 年間の授業料だけでは、払う金額がわかりません

3校とも、授業料のほかに入学時に1回だけ払う費用(入学金、施設関係の費用)と、毎年払う費用(施設維持費、教材費など)があります。入学時の一時金は80万〜104万円と学校によって差があり、初年度の合計に大きく響きます。この記事では、公式の金額を足し合わせた表を載せました。

3. 日本の学校の籍は、学校ではなく区が判断します

インターナショナルスクールに通うあいだ、区立の小・中学校の籍がどうなるか。あとで区立や私立の中学校、日本の高校へ進むときに何が必要か。これは学校が決めることではなく、お住まいの区の教育委員会が扱うことです。入学を決める前に相談しておくと、あとで慌てずにすみます。

【一覧表】品川区のインターナショナルスクール3校|学費・対象・認定・最寄り

東京都のポータルで「品川区」に掲載されている3校です。所在地は品川区内の校舎を先に書き、区の外にある校舎は( )で添えました。授業料は2026-2027年度の公式の金額です。

学校名品川区内の校舎最寄り対象認定・課程年間の授業料(小・中学生の学年)
01 品川インターナショナルスクール(SIS)南品川・東品川(3校舎すべて区内)青物横丁・品川シーサイド・大井町3歳〜Grade 12IB(PYP・MYP・DP)/CIS/WASCGrade 1〜5:2,675,000円/Grade 6〜10:2,775,000円
02 カナディアン・インターナショナルスクール東京(CIS Tokyo)北品川(幼稚部、中学部・高校部)※小学部は目黒区中目黒JR大崎駅(小学部は中目黒駅)Kindergarten 4〜Grade 12カナダ・プリンスエドワード島州の課程/WASC/IB PYPGrade 1〜5:2,650,000円/Grade 6〜8:2,800,000円
03 KAインターナショナルスクール(KAIS)上大崎(高校)※小・中学部は目黒区中根公式サイトに記載なし(要問い合わせ)Pre-K〜Grade 12米国式(東京都ポータルの記載:Advanced Placement/US Common Core、CIS)Pre-K〜Grade 2:2,244,358円/Grade 3〜8:2,294,358円

※2026年10月に各校の公式サイトと東京都のポータルで確認。金額に消費税を含むかどうかは、3校とも学費のページに書かれていませんでした。学費は年度ごとに改定されるため、出願前に各校へお確かめください。

NIJINアカデミーの校外活動で、橋の見える公園に集まって手を上げる子どもたちインターや私立だけじゃない、オルタナティブスクールという選択肢

学校に合わないからこそ、輝く個性がある。

NIJINアカデミーは、日本初、公教育を持ち運び可能にした
オルタナティブスクール(小中高一貫校)です。

  • 累計入学 1000名超
  • 出席認定率 97%(希望者)
  • 全国52か所のリアル教室

※出席扱いの最終判断は在籍校です。数字はNIJINアカデミー公式サイトの掲載値。

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る

初年度にかかる学費の計算|入学時の費用と毎年の費用を足すといくらになるか

各校の学費ページに載っている項目を、「入学時に1回だけ払うもの」と「毎年払うもの」に分けて足しました。小学生の学年と中学生の学年で、それぞれ計算しています。

学校名入学時に1回払う費用毎年払う費用初年度の目安
01 SIS出願料40,000円+入学金1,000,000円授業料(Grade 1〜5:2,675,000円/Grade 6〜10:2,775,000円)+施設維持費250,000円+教材等の費用50,000円+PTA会費6,000円Grade 1〜5:4,021,000円/Grade 6〜10:4,121,000円
02 CIS Tokyo登録料300,000円+施設拡充費600,000円(Grade 1〜12)授業料(Grade 1〜5:2,650,000円/Grade 6〜8:2,800,000円)+施設維持費250,000円Grade 1〜5:3,800,000円/Grade 6〜8:3,950,000円
03 KAIS入学金400,000円+施設維持費400,000円(どちらも1回のみ)授業料(Pre-K〜Grade 2:2,244,358円/Grade 3〜8:2,294,358円)+教材費154,642円+行事・遠足費(Pre-K〜Grade 2:40,000円/Grade 3〜8:90,000円)Pre-K〜Grade 2:3,239,000円/Grade 3〜8:3,339,000円

※公式サイトの金額を足した目安です。SISの授業料は3学期分の合計で、Grade 6〜10の金額には「WWW fee」を含むと注記されています。KAISの出願料は公式の入学案内ページに記載がありませんでした。

見落としやすい費用

表に入れていない費用もあります。SISは、英語の追加指導(EAL)が必要な場合に年500,000円(3学期の合計)、学習支援が必要な場合に年500,000円、制服代、遠足の入場料などが別にかかると案内しています。CIS Tokyoは幼稚部の英語集中クラス(EIC)などの金額が学費ページでは空欄で、問い合わせになっています。

スクールバスは、東京都のポータルによるとSISが「あり」、CIS TokyoとKAISは「なし」です。バス代、昼食代、放課後の活動費は学校ごとに扱いが違うので、「1年間に学校へ払う合計はいくらですか」と一度に聞くのが確実です。

IB・WASC・CIS・カナダの州の認定とは?|3校の認定と課程を整理

インターナショナルスクールの案内には、アルファベットの略語がたくさん出てきます。3校の公式サイトと東京都のポータルに書かれているものだけを整理しました。

名前どんなものか今回の3校での記載
IB(国際バカロレア)国際バカロレア機構の教育プログラム。年齢に応じてPYP(初等)、MYP(中等)、DP(高校の最後の2年)に分かれますSIS:PYP・MYP・DPの3つをそろえる学校と記載/CIS Tokyo:PYP(幼稚部〜Grade 5)
WASC米国西部の学校を認定する団体(Western Association of Schools and Colleges)による学校認定SIS/CIS Tokyo(幼稚部〜Grade 12)
CIS国際的な学校認定団体(Council of International Schools)による学校認定SIS/KAIS(東京都のポータルに記載)
カナダ・プリンスエドワード島州の認定カナダの州の教育課程で学ぶ学校としての認定CIS Tokyo(幼稚部〜Grade 12)
Advanced Placement(AP)高校段階で大学初級レベルの科目を学ぶ米国の仕組みKAIS(高校でAPとオナーズのクラスを提供と記載)/CIS Tokyo(東京都のポータルに記載)
気をつけたい点

「CIS」は認定団体の名前ですが、カナディアン・インターナショナルスクールの略称も「CIS」です。カナディアン・インターナショナルスクール東京の公式サイトに載っている認定は、プリンスエドワード島州・WASC・IB PYPの3つで、認定団体のCISは挙がっていません。また、認定は「学校の運営や教育の質が一定の基準を満たしている」ことを示すもので、日本の学校教育法上の学校(一条校)かどうかとは別の話です。

日本の学校の籍はどうなる?|文部科学省と品川区の説明

文部科学省の説明

文部科学省は「就学事務Q&A」で、インターナショナルスクールについて次のように説明しています。法令上の特別な決まりはなく、一条校(学校教育法第1条の学校)として認められた学校もあるものの、多くは各種学校か、認可を受けていない施設であること。そして、日本国籍の子どもを一条校でないインターナショナルスクールに通わせても、法律上の就学義務を果たしたことにはならないことです。

同じ説明のなかで、一条校でないインターナショナルスクールの小学部を終えた子が中学校から一条校へ入りたいと希望しても認められないこと、中学部の途中で日本の中学校へ編入したい場合も同じであることが書かれています。そのうえで市町村の教育委員会には、やむを得ない事情で子どもが実際に学校へ通えない状態にならないよう配慮を求めています。

つまり、原則と実際の運用のあいだに幅があります。だからこそ、入学前に区の教育委員会へ相談しておくことが大切になります。

品川区で確かめておきたいこと

今回の3校が一条校か、各種学校か、そのどちらでもないかは、各校の公式サイトと東京都のポータルでは確認できませんでした。入学を考えるときは、学校と区の両方に次のことを聞いてみてください。

区の教育委員会と学校に聞いておきたいこと
  • 通っているあいだ、区立学校の籍はどう扱われますか——学区の小・中学校との関係を確かめます
  • 途中で区立学校へ移りたくなったとき、どんな手続きになりますか——学年の途中でも相談できるかを聞きます
  • 中学部を終えたあと、日本の高校を受けられますか——学校には、卒業生の進路の実例を聞きます
  • 区の支援(教育相談、助成金など)は使えますか——品川区のフリースクール等利用料助成金は、区立学校に在籍する子どもの保護者が対象です

出典:文部科学省「就学事務Q&A(11. 学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について)」/品川区 令和8年度品川区フリースクール等利用料助成金(2026年10月確認)。品川区の就学の担当窓口の名称と電話番号は、今回の調査では区の公式ページで確認できませんでした。区役所の代表番号から教育委員会へつないでもらってください。

品川区のインターナショナルスクールを検討するイメージ。多様な子どもたちが教室で世界地図のパズルに取り組んでいる場面(イメージ)

品川区のインターナショナルスクール3校を1校ずつ紹介

01 品川インターナショナルスクール(SIS)(南品川・東品川)

3歳からGrade 12までが通う学校で、3つの校舎がすべて品川区内にあります。公式サイトによると2007年に渋谷で開校し、いまは品川シーサイドのエリアに移っています。国際バカロレアのPYP・MYP・DPの3つをそろえる学校として認められており、CISとWASCの認定も受けていると書かれています。

校舎は学年で分かれます。幼稚部(3〜5歳)は南品川5丁目の青横キャンパス、Grade 1〜3は東品川4丁目のシーサイドキャンパス、Grade 4〜12は南品川3丁目の鮫洲キャンパスです。どの校舎も京急線の青物横丁駅、りんかい線の品川シーサイド駅、大井町駅が最寄りとして案内されています。

授業料は3学期に分けて払う形で、Grade 1〜5は年2,675,000円、Grade 6〜10は年2,775,000円、Grade 11〜12は年2,900,000円。入学金は1人1回1,000,000円です。公式サイトには、40を超える国籍の子どもが在籍していること、1クラスは最大24名であることも載っています。東京都のポータルによると、授業は英語で行われ、日本語は国語の授業のみ。体育館とプール、スクールバスがあります。

所在地
青横キャンパス:東京都品川区南品川5-12-4(幼稚部)/シーサイドキャンパス:品川区東品川4-8-8(Grade 1〜3)/鮫洲キャンパス:品川区南品川3-6-21(Grade 4〜12)
最寄り
公式サイトの表記(徒歩かどうかは明記なし):鮫洲キャンパスは青物横丁3分・品川シーサイド7分・大井町15分/シーサイドキャンパスは品川シーサイド5分・青物横丁5分・大井町15分/青横キャンパスは青物横丁5分・大井町7分・品川シーサイド15分
対象
幼稚部(3〜5歳)/Primary(Grade 1〜5)/Secondary(Grade 6〜12)
課程・認定
国際バカロレア(PYP・MYP・DP)/CIS/WASC
学費
出願料40,000円/入学金1,000,000円/授業料(年)幼稚部2,575,000円・Grade 1〜5 2,675,000円・Grade 6〜10 2,775,000円・Grade 11〜12 2,900,000円/施設維持費(年)250,000円/教材等の費用50,000円/PTA会費(年)6,000円(2026-2027年度)
公式サイト
https://sistokyo.jp/

出典:SIS 学校概要/学費/校舎とアクセス/東京都ポータル 品川インターナショナルスクール(2026年10月確認)

02 カナディアン・インターナショナルスクール東京(CIS Tokyo)(北品川)

カナダのプリンスエドワード島州の教育課程で学ぶ学校です。幼稚部(Kindergarten 4・5)からGrade 12まであり、公式サイトには、プリンスエドワード島州の認定、WASCの認定(どちらも幼稚部〜Grade 12)、IB PYPの認定(幼稚部〜Grade 5)が載っています。

校舎は3か所です。本部と幼稚部が北品川5丁目、中学部・高校部も北品川5丁目、小学部は目黒区中目黒1丁目にあります。小学生のあいだは中目黒へ、中学生になると大崎へ通う形になるので、ご家庭からの経路を両方見ておくと安心です。中目黒の校舎は、東急線・東京メトロ日比谷線の中目黒駅から徒歩7分と案内されています。大崎の校舎は公式サイトの地図にJR大崎駅が示されていますが、徒歩の分数は書かれていませんでした。

授業料は2026-2027年度(2026年9月〜2027年6月)で、Grade 1〜5が年2,650,000円、Grade 6〜8が年2,800,000円、Grade 9〜12が年2,900,000円。入学時に登録料300,000円と、Grade 1〜12は施設拡充費600,000円がかかります。東京都のポータルによると、指導言語は英語と日本語、教員は日本語の教師を除いてプリンスエドワード島州の教員免許を持つことが求められています。入学の選考は、適性考査(英語・数学など)と保護者同伴の面接です。

所在地
大崎校舎(本部・幼稚部):東京都品川区北品川5-8-20/大崎校舎(中学部・高校部):品川区北品川5-7-13/中目黒校舎(小学部):目黒区中目黒1-6-1
最寄り
大崎校舎:JR大崎駅(徒歩の分数は公式サイトに記載なし)/中目黒校舎:中目黒駅 徒歩7分
対象
Kindergarten 4(4歳)〜Grade 12(その年の12月31日時点の年齢で学年が決まります)
課程・認定
カナダ・プリンスエドワード島州の課程/WASC/IB PYP(幼稚部〜Grade 5)
学費
登録料300,000円/施設拡充費600,000円(Grade 1〜12)/授業料(年)幼稚部2,350,000円・Grade 1〜5 2,650,000円・Grade 6〜8 2,800,000円・Grade 9〜12 2,900,000円/施設維持費(年)250,000円(2026-2027年度)
公式サイト
https://www.cisjapan.net/

出典:CIS Tokyo 認定/学費/校舎案内/学年と年齢/東京都ポータル カナディアンインターナショナルスクール(2026年10月確認)

03 KAインターナショナルスクール(KAIS/帰国子女アカデミーインターナショナルスクール)(上大崎)

Pre-KからGrade 12までの学校で、東京都のポータルには「帰国子女アカデミーインターナショナルスクール」の名前で載っています。品川区にあるのは高校(Grade 9〜12)の校舎で、上大崎3丁目です。小学部・中学部(Pre-K〜Grade 8)の校舎は目黒区中根1丁目にあります。小・中学生が通うのは目黒区の校舎、という点にご注意ください。

東京都のポータルによると、学校全体の定員は188名、小学校・中学校は1クラス平均12名の少人数です。課程は米国式(Advanced Placement、US Common Core)で、国際認証の欄にはCISが載っています。公式サイトには「国際的な認定を受けた学校」という表示がありますが、認定団体の名前はページの本文では確認できませんでした。入学案内には、英語を最優先にしていて日本語の授業は週2コマであること、Grade 3以上は教科ごとに先生が変わることが書かれています。

授業料は2026-2027年度で、Pre-K〜Grade 2が年2,244,358円、Grade 3〜8が年2,294,358円、Grade 9〜12が年2,410,659円。入学金400,000円と施設維持費400,000円は1回だけ払います。

所在地
高校:東京都品川区上大崎3-10-60/小学部・中学部:目黒区中根1-6-8
最寄り
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
対象
幼児(3〜5歳)/小学部(Pre-K〜Grade 4)/中学部(Grade 5〜8)/高校(Grade 9〜12)
課程・認定
米国式(東京都のポータルの記載:Advanced Placement/US Common Core、国際認証 CIS)
学費
入学金400,000円・施設維持費400,000円(どちらも1回のみ)/授業料(年)Pre-K〜Grade 2 2,244,358円・Grade 3〜8 2,294,358円・Grade 9〜12 2,410,659円/教材費154,642円(高校は242,674円)/行事・遠足費40,000〜96,800円(2026-2027年度)
公式サイト
https://kainternationalschool.com/

出典:KAIS 入学案内・学費/校舎の所在地/東京都ポータル 帰国子女アカデミーインターナショナルスクール(2026年10月確認)

プリスクールについて

未就学児だけが通うプリスクール(英語で過ごす保育・幼児教室)は、この記事の数に入れていません。今回の3校のうち、SISは南品川に幼稚部(3〜5歳)、CIS Tokyoは北品川に幼稚部(4〜5歳)があります。なお、校名に「品川」と付いていても品川区の外にある園があります。たとえばキンダーキッズインターナショナルスクール品川校の所在地は、公式サイトでは港区高輪です。園を探すときも、住所を町名まで確かめてください。

品川区でインターナショナルスクールの学費を比べる親子。学校の資料と電卓を前に話し合っている場面(イメージ)

エリア・沿線別の通いやすさ|大井町・青物横丁・大崎・目黒のどこに通うか

品川区は、JR・京急・りんかい線が走る東側と、東急の各線が走る西側で、動きやすい方向が変わります。公式サイトに書かれているアクセスだけで整理しました。

エリア・沿線学校・校舎公式サイトのアクセス表記
京急線 青物横丁/りんかい線 品川シーサイド/大井町01 SIS(青横・シーサイド・鮫洲の3校舎)青物横丁3〜5分、品川シーサイド5〜15分、大井町7〜15分(校舎により異なる)
JR大崎駅02 CIS Tokyo 大崎校舎(幼稚部、中学部・高校部)地図にJR大崎駅を表示(徒歩の分数は記載なし)
東急線・日比谷線 中目黒駅(目黒区)02 CIS Tokyo 中目黒校舎(小学部)中目黒駅 徒歩7分
上大崎(品川区)03 KAIS 高校公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
中根(目黒区)03 KAIS 小学部・中学部公式サイトに記載なし(要問い合わせ)

大井町・東大井・南大井・八潮など区の東側にお住まいなら、SISの3校舎が生活圏に入ります。大崎・五反田のあたりからは、CIS Tokyoの大崎校舎が近くなります。武蔵小山・旗の台・中延など西側のご家庭は、区内の校舎より目黒区の校舎のほうが通いやすい場合もあります。見学は、実際に通う時間帯に、実際の経路で行ってみると、朝の電車の混み具合まで確かめられます。

区外だが通いやすい学校

目黒区には、上で紹介したCIS Tokyoの小学部(中目黒1丁目)とKAISの小学部・中学部(中根1丁目)があります。品川区の学校として名前が挙がることが多い2校ですが、小学生が通う校舎は目黒区です。

港区は、品川駅・高輪・白金・麻布方面に学校が集まっています。学費と認定、籍の扱いは「港区のインターナショナルスクール6校」にまとめました。

大田区については、小・中学生が毎日通える全日制のインターナショナルスクールを、今回の調査では公式サイトで確認できませんでした(無いと断定するものではありません)。東急大井町線で二子玉川方面へ出られるご家庭は、「世田谷区のインターナショナルスクール6校」もあわせてご覧ください。

学費・英語力・通学が壁になるとき|品川区でほかに選べる4つの道

調べていくうちに、「年300万円を超える学費を中学卒業まで続けられるだろうか」「英語だけの授業についていけるだろうか」「毎朝の電車通学は負担にならないだろうか」と、立ち止まるご家庭は少なくありません。それは準備が足りないのではなく、お子さんに合う環境を真剣に考えているからこその迷いです。

インターナショナルスクールを考えた理由が「いまの学校が合わない」「もっとその子らしく学べる場所を探したい」ということなら、ほかにも道があります。4つを並べて比べました。

比べる点公立のまま通い方を変える私立小・中学校フリースクール・オルタナティブスクールオンライン
費用の目安公的な支援は無料のものが中心学校ごとに異なる(各校の募集要項で確認)施設ごとに異なる(都と区の助成の対象になる場合あり)NIJINアカデミーの場合 月額25,443円(税込)
授業の言葉日本語日本語(英語に力を入れる学校もある)日本語が中心日本語が中心
日本の学校の籍いまの学校のまま転入・編入先の学校へ移るいまの学校のままいまの学校のまま
入るときの選考なし(利用の相談・申し込み)入学試験・編入試験見学・体験・面談が中心体験・説明会が中心
通学学区の学校、区内の教室学校による施設による自宅から参加
向いている場面費用をかけずに、まず居場所を確保したい教育方針のはっきりした学校に移りたいその子のペースで学び直したい外に出るのが難しい、近くに合う場所がない

公立のまま通い方を変える|品川区の支援

品川区には、学校に行きづらい子どものための教育支援センター「マイスクール」が五反田・浜川・八潮・西大井の4か所にあります。東京都の「TOKYO 多様な学びの場・居場所ナビ」によると、対象は品川区立学校に在籍する子どもで、教室によって対象学年が違います(八潮と西大井は小学3年生から、五反田は小学5年生から、浜川は中学生)。

このほか、仮想空間で学習や交流ができるオンライン教育支援センター(小学1年生〜中学3年生、月〜金)と、すべての区立学校に支援員を置く校内別室があります。相談は、教育相談室(03-3490-2006、月〜土 9時00分〜17時00分、祝日を除く)へ。不登校に関する問い合わせは、教育総合支援センターの不登校・相談担当(03-3490-2011)が受けています。

私立小・中学校、フリースクールという道

私立の小・中学校へ移る場合は、編入試験の有無と時期が学校によって違います。基準の考え方は「私立小学校の選び方」に、中学受験を考える前に知っておきたいことは「品川区で中学受験を考える前に」にまとめています。

フリースクールは、いまの学校に籍を置いたまま通う場所です。東京都は、フリースクール等に通う不登校の小・中学生の保護者に利用料を月額上限2万円まで助成しています。品川区にはこれに上乗せする「品川区フリースクール等利用料助成金」(1人1か月あたり上限20,000円)があり、都の助成の交付決定を受けていること、品川区立学校に在籍していることなどが条件です。令和8年度の申請は2027年3月31日までで、予算に達すると早く締め切られることがあります。区内の施設は「品川区のフリースクール10選」をご覧ください。

出典:TOKYO 多様な学びの場・居場所ナビ(品川区)/品川区 令和8年度品川区フリースクール等利用料助成金/東京都フリースクール等利用者支援事業(2026年10月確認)

NIJINアカデミーという選択肢|日本語で学べるオルタナティブスクール

NIJINアカデミーは、不登校の小学生・中学生のための、日本語で学ぶオルタナティブスクールです。インターナショナルスクールでも私立小学校でもありません。いまの学校に籍を置いたまま、自宅から参加するメタバース校舎と、全国52か所のリアル教室を組み合わせて学びます。

メタバース校舎は平日毎日開校し、月100コマのオンライン授業から選んで参加できます。カメラもマイクも使わず、アバターとチャットだけで参加するところから始められます。費用は月額25,443円(メタバース料23,760円+施設利用料1,683円、税込)、初月のみ入学金33,000円。年払いにすると年間47,520円の割引、きょうだいは2人目以降が月5,000円引きです。

品川区から通えるリアル教室|自由が丘校(自由が丘駅南口 徒歩5分)

品川区内にリアル教室はありません。区内から向かいやすいのは、東急大井町線・東横線の自由が丘駅に近い自由が丘校です。大井町・中延・旗の台など大井町線の駅からは、乗り換えなしで自由が丘駅へ行けます。

項目内容
教室NIJINアカデミー自由が丘校
所在地東京都世田谷区奥沢6丁目33-7 内海ビルⅢ 205号室
最寄り東急東横線 自由が丘駅南口 徒歩5分
開校日時月曜日 10時〜15時
対象・定員小学生・中学生/定員5名
費用ハイブリッド通学(メタバース+リアル教室を週1回)月額47,443円/初月のみ入学金33,000円。備品・教材費や希望者だけが参加する行事の費用が別にかかる場合があります

リアル教室は週1日、ほかの平日はメタバース校舎、という組み合わせが基本です。自由が丘まで通うのが負担なら、まずメタバース通学だけで始めることもできます。学校の雰囲気は「無料体験説明会の日程を見る」から予約できる説明会で確かめられます。保護者の方だけの参加でもかまいません。

出典:NIJINアカデミー 学費・プラン/全国のリアル教室一覧/自由が丘校(2026年10月確認)

合う子・合わない子を正直に

NIJINアカデミーが合いやすいお子さん
  • いまの学校に行きづらく、まず安心できる居場所がほしい——顔も声も出さずに参加するところから始められます
  • 日本語で、自分のペースで学びたい——授業は日本語です。興味のある授業を選んで参加できます
  • 籍はいまの学校に置いたままにしたい——在籍校で出席として認めてもらうための相談を、担任がサポートします(認めるかどうかは在籍校の校長が判断します)
  • 毎日の電車通学が負担になっている——自宅から参加でき、通うのは週1日からです
ほかの場所のほうが合うお子さん
  • 英語で全教科を学びたい、海外の大学へつながる課程で学びたい——IBなどの課程はありません。この記事の3校のようなインターナショナルスクールが向いています
  • 毎日、同じ校舎に通って対面で過ごしたい——リアル教室は週1日が基本です。通学型の学校やフリースクールのほうが合います
  • 受験に向けた進学指導を中心にしたい——進学塾や、進学指導に力を入れる私立学校が向いています
品川区の自宅からオンラインのオルタナティブスクールに参加する小学生。パソコンの前で授業を受けている場面(イメージ)

学校見学・説明会で聞いておきたい7つのこと

インターナショナルスクールでも、ほかの学びの場でも、見学のときに聞いておくと比べやすくなることをまとめました。

聞くこと確かめたい理由
うちの子の学年は、どの校舎に通いますか。進級すると校舎は変わりますか品川区の3校は、学年で校舎が分かれています
1年間に学校へ払う合計はいくらですか。授業料に含まれないものは何ですか英語の追加指導、バス、昼食、制服、行事の費用は学校ごとに違います
入学の時点で、どのくらいの英語力が必要ですか。保護者の英語力は必要ですか選考の内容と、入学後の英語サポートの有無・費用を確かめます
日本語(国語)の授業は週に何時間ありますか日本の学校へ戻る可能性や、日本の高校受験を考えるときの土台になります
この学校は、日本の法律上どの種類の学校ですか一条校か、各種学校か、どちらでもないかで、籍と進学の扱いが変わります
卒業生は、どんな進路に進んでいますか日本の高校・大学、海外の大学への実例を聞きます
合わなかったとき、学年の途中で退学するとお金はどうなりますか入学金や学期ごとの授業料が返金されない学校があります

よくある質問

品川区にインターナショナルスクールは何校ありますか。
東京都の「Tokyo International Schools Portal」で品川区に掲載され、各校の公式サイトで区内の校舎を確認できたのは3校です(品川インターナショナルスクール、カナディアン・インターナショナルスクール東京、KAインターナショナルスクール)。未就学児だけが通うプリスクールは数に入れていません。
品川区内の校舎だけで、小学1年生から中学3年生まで通える学校はありますか。
品川インターナショナルスクールは、Grade 1〜3が東品川、Grade 4〜12が南品川の校舎で、どちらも品川区内です。カナディアン・インターナショナルスクール東京は小学部が目黒区中目黒、KAISは小学部・中学部が目黒区中根にあります。
学費は年間いくらくらいですか。
2026-2027年度の公式の金額では、小・中学生の学年の年間授業料は約224万〜280万円です。入学金や施設関係の費用、毎年の施設維持費・教材費などを足すと、初年度は約324万〜412万円になります。英語の追加指導やバス、制服などが別にかかる学校もあります。
インターナショナルスクールに通うと、日本の義務教育はどうなりますか。
文部科学省は、日本国籍の子どもを一条校でないインターナショナルスクールに通わせても、法律上の就学義務を果たしたことにはならないと説明しています。区立学校の籍の扱いや、あとで日本の学校へ移るときの手続きは、入学前に品川区の教育委員会へ相談してください。
英語が話せなくても入学できますか。
学校と学年によります。東京都のポータルには、カナディアン・インターナショナルスクール東京は英語・数学などの適性考査と保護者同伴の面接、KAISは書類審査と数学・英語の学力テスト、品川インターナショナルスクールは書類審査と面接(Grade 1以降はテストあり)と載っています。必要な英語力の目安は、各校の入学担当に直接お確かめください。
品川区や東京都のフリースクールの助成金は、インターナショナルスクールの学費に使えますか。
東京都と品川区の助成金は、フリースクール等に通う不登校の小・中学生の保護者を対象にした制度です。品川区の助成金は、都の助成の交付決定を受けていること、品川区立学校に在籍していることなどが条件になっています。対象になるかどうかは、教育総合支援センターの不登校・相談担当(03-3490-2011)にお確かめください。
NIJINアカデミーはインターナショナルスクールですか。
いいえ。NIJINアカデミーは、不登校の小学生・中学生のための、日本語で学ぶオルタナティブスクールです。いまの学校に籍を置いたまま、メタバース校舎とリアル教室で学びます。英語で全教科を学ぶ課程やIBの課程はありません。
品川区にNIJINアカデミーの教室はありますか。
品川区内にリアル教室はありません。区内から向かいやすいのは、自由が丘駅南口から徒歩5分の自由が丘校(世田谷区奥沢、月曜日10時〜15時)です。メタバース校舎なら、自宅から平日毎日参加できます。

まとめ

品川区でインターナショナルスクールを探すときの順番を、もう一度整理します。

1つめは、お子さんの学年が通う校舎の住所を確かめること。区内に校舎がある学校は3校ですが、小1から中3まで区内の校舎で通えるのは品川インターナショナルスクールで、ほかの2校は小学部(KAISは小・中学部)が目黒区にあります。

2つめは、初年度と2年目以降の合計で学費を比べること。年間授業料は約224万〜280万円、初年度は約324万〜412万円。授業料に含まれない費用を、見学のときにまとめて聞いてください。

3つめは、籍の扱いを区の教育委員会に先に相談すること。あとで日本の学校へ移る可能性があるなら、とくに大切です。

そして、学費や英語、通学のことで迷ったら、道はひとつではありません。区立のまま使える支援、私立、フリースクール、オンライン。どれを選んでも、お子さんが安心して学べる場所を探しているという点は同じです。焦らず、ひとつずつ見比べてみてください。

NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

NIJINアカデミーを選ぶ家庭が、増えています。

2023年9月の開校から、累計1000名を超える子どもたちが入学。
まずはLINEで、体験会の日程や学費を聞いてみませんか。

  • 平日毎日ひらく、メタバース校舎
  • 8〜10人の少人数クラス
  • カメラ・マイクオフから参加OK

友だち追加は無料・相談だけでもOKです|デジタルパンフレットを見る