お子さんが学校に行けない日が続くと、「どこに相談すればいいのか分からない」まま、毎日が過ぎていきませんか。仙台市には、学校の中、仙台市教育委員会、教育支援センター「児遊の杜」、こども若者相談支援センター、夜間や休日の電話・LINE、保護者同士の会まで、相談できる窓口が、思っている以上にたくさんあります。
この記事では、仙台市にお住まいの保護者に向けて、2026年10月時点で公式ページで確認できた相談先を、困りごと別に整理しました。電話番号・受付時間・予約の要否・出席扱いとの関係まで載せています。全部に連絡する必要はありません。「今日はここに1本だけ電話してみる」という最初の一歩が決まれば十分です。
- 迷ったら、最初の1本は「仙台市多様な学び相談ダイヤル(022-725-2595)」——2026年8月に開設された、不登校と多様な学びの相談窓口。月・水・木・金 9:00〜17:30、火・土 9:00〜17:00。匿名でも相談できます
- 学校に代わる居場所は、教育支援センター「児遊の杜」と市内8か所の杜のひろば——電話は022-303-6551。来所相談は電話予約制で、訪問対応もあります。出席扱いの最終判断は在籍校の校長です
- 夜間・休日は、24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310——仙台市のこども若者電話相談(0120-783-017)も24時間。文字で話したいときは、みやぎSNS相談(LINE)があります
- 民間の居場所・親の会・NIJINアカデミーも選択肢——民間施設の出席扱いの最終判断は、在籍校の校長です。NIJINアカデミーは在籍校はそのままで、名取市にも教室があります
- 仙台市の相談先を、困りごと別・区ごとに選ぶ方法
- 学校の中・教育委員会・児童相談所・こども若者相談支援センターの電話番号と受付時間
- 児遊の杜・杜のひろば・メタバース・学びの多様化学校の入り方
- 夜間・休日・LINEで使える窓口と、民間の居場所・親の会
- 出席扱いの考え方と、NIJINアカデミーという選択肢
この記事は、全国から累計1000名を超える子どもたちが通うオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の知見も踏まえて構成しています。NIJINには、学校に通いながら併用しているお子さんも在籍しています。宮城県の名取市には、リアル教室(宮城名取校)もあります。公的な窓口と並べて、選択肢の1つとして後半で紹介します。
この記事の結論
仙台市で不登校の相談をするなら、最初の1本は仙台市多様な学び相談ダイヤル(022-725-2595)です。相談は無料(通話料のみ負担)で、匿名でも話せます。学校に代わる居場所は、仙台市の教育支援センター「児遊の杜」(022-303-6551)と、5区にある8か所のサテライト「杜のひろば」です。
お住まいの区の区役所家庭健康課(こども家庭総合相談)でも、家庭のことを電話や窓口で相談できます。夜間・休日は24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)と、こども若者電話相談(0120-783-017)が24時間つながります。教育支援センターや学校外の施設に通う交通費の一部を補助する制度もあります。
仙台市で不登校の相談先を探しはじめたとき、最初に知っておきたいこと
お子さんが学校に行けない日が続くと、保護者の頭に最初に浮かぶのは「どこに相談すればいいんだろう」ではないでしょうか。担任の先生に言い出しにくい。学校の外にどんな窓口があるのかも分からない。調べても、全国向けの一般的な情報ばかりで、仙台市の話が出てこない。そんな状態で夜を迎える方は少なくありません。
先にお伝えしたいのは、相談は「学校に行くか行かないかを決める場」ではなく、「いま起きていることを整理する場」だということです。相談したからといって、何かを決めなければならないわけではありません。話してみて「うちの場合はこうかもしれない」と見えてくること自体が、次の一歩になります。
仙台市には、学校の中の相談、仙台市教育委員会の窓口、教育支援センター「児遊の杜(じゆうのもり)」、こども若者相談支援センター、24時間つながる電話やLINE、保護者同士の会まで、窓口がいくつもあります。2026年8月には、不登校と多様な学びに特化した「仙台市多様な学び相談ダイヤル」も開設されました。ここでは、公式ページで確認できたものを順に紹介します。その前に、相談先を選ぶときの3つの考え方を図にまとめました。
最初の電話を、重く考えすぎなくて大丈夫です。
決断を迫られる場所ではありません。「学校に行けない日が続いている」という事実を、専門の相談員に話すだけで構いません。
学校の中・教育委員会・民間は、役割が違います。いくつかの窓口を組み合わせて使うご家庭が多くあります。
仙台市多様な学び相談ダイヤルは、匿名での相談ができます。学校に言いにくくても、まず電話でき、通話料のみ相談者の負担です。
相談する前に、準備は要りません
「きっかけをうまく説明できない」「いつから行けなくなったか曖昧」という理由で、相談をためらう方がいます。ですが、相談は、まとまっていない話を一緒に整理していく場です。メモも要りません。「朝になるとお腹が痛いと言う日が続いています」くらいの一言から始めて大丈夫です。
もし相談前に何か用意するなら、お子さんの様子を「いつ・どんな場面で・どのくらい」の3点で、スマートフォンのメモに数行書いておく程度で十分です。この記事の最後にある「相談前のメモ」にも例を載せました。

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NIJINアカデミーの体験・相談を見る数字で見る仙台市の不登校|ひとりで抱えているご家庭は少なくありません
相談に踏み出す前に、「うちだけなのだろうか」と感じている方に、数字を見ていただきたいと思います。
仙台市教育委員会の資料(令和6年度)によると、仙台市の不登校の児童生徒は、在籍1,000人あたり小学校で23.6人、中学校で79.7人です。中学校では、仙台市の不登校の生徒数が令和2年度の1,166人から令和6年度には2,006人へと増えています。
全国では、文部科学省の調査(令和6年度)で、小中学校の不登校の児童生徒は353,970人(小学校137,704人、中学校216,266人)。在籍する児童生徒1,000人あたりでは、小学校23.0人、中学校67.9人です。
| 在籍1,000人あたり(令和6年度) | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|
| 仙台市 | 23.6人 | 79.7人 |
| 政令指定都市の平均 | 24.2人 | 74.7人 |
| 全国 | 23.0人 | 67.9人 |
宮城県全体(仙台市を含む)の不登校出現率は、令和6年度で小学校2.79%、中学校8.28%です。仙台市の中学校は、政令指定都市の中でも1,000人あたりの数が多いほうに入ります(7位)。
出典:仙台市教育委員会「令和8年度 資料」/仙台市「学びの多様化学校(中学校)の設置準備について」/宮城県「令和6年度調査について(宮城県分)」/文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」(2026年10月確認)
相談につながっていない子が、全国で約4割
同じ調査には、もう一つ見ておきたい数字があります。学校内外の専門的な相談・指導等を受けていない不登校の児童生徒は135,724人、不登校全体の38.3%にのぼります。つまり、不登校のお子さんの4割近くが、学校の中でも外でも、専門の相談につながっていないということです。
ここでいう「相談」には、スクールカウンセラーとの面談も、教育支援センターへの通所も、民間の居場所も含まれます。相談先を知ることが、最初の一歩になります。
不登校は、特別なご家庭だけに起きていることではありません。相談先に電話をかけることは、「うまくいっていない」という意味ではなく、情報を取りにいく行動です。
出典:文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校調査結果(概要)」(2026年10月確認)
仙台市の区ごとの不登校の相談先|青葉区・宮城野区・若林区・太白区・泉区
仙台市の不登校の相談は、市全体の窓口(多様な学び相談ダイヤル・児遊の杜・こども若者相談支援センターなど)と、お住まいの区の窓口を組み合わせて使えます。どの区に住んでいても、多様な学び相談ダイヤル(022-725-2595)と児遊の杜(022-303-6551)は同じように相談できます。区ごとに違うのは、区役所の窓口と、近くにある「杜のひろば」、発達の相談の担当です。
| 区 | 区役所の相談(こども家庭総合相談) | 区内の杜のひろば・児遊の杜 | 発達の相談(予約制) |
|---|---|---|---|
| 青葉区 | 青葉区役所 家庭健康課 022-225-7211(上杉一丁目5-1) 宮城地区は宮城総合支所 保健福祉課 022-392-2111(下愛子字観音堂5) | 立町(立町小学校4階)・青葉(五橋2-1-15)・広瀬(栗生小学校3階)/児遊の杜(水の森3-24-1) | 北部アーチル 022-375-0110 |
| 宮城野区 | 宮城野区役所 家庭健康課 022-291-2111(五輪二丁目12-35) | 宮城野(五輪1-4-22) | 北部アーチル 022-375-0110 |
| 若林区 | 若林区役所 家庭健康課 022-282-1111(保春院前丁3-1) | 若林(南小泉小学校北校舎3階) | 南部アーチル 022-247-3801 |
| 太白区 | 太白区役所 家庭健康課 022-247-1111(長町南三丁目1-15) | 太白(大野田小学校4階)・八木山(八木山市民センター4階) | 南部アーチル 022-247-3801 |
| 泉区 | 泉区役所 家庭健康課 022-372-3111(泉中央二丁目1-1) | 泉(将監小学校南校舎2階) | 北部アーチル 022-375-0110 |
区役所の「こども家庭総合相談」は、こどもと家庭の保健・福祉の相談に総合的に応じる窓口です。受付は月〜金の8:30〜17:00(祝日・年末年始を除く)で、予約なしで電話・面接とも受け付けています。不登校だけを扱う窓口ではないので、「家庭のことを誰に相談してよいか分からない」ときの入口として使い、学校のことは多様な学び相談ダイヤルと組み合わせるのがおすすめです。電話は区役所の代表番号です。
発達の相談は、仙台市北部発達相談支援センター(北部アーチル、泉区泉中央二丁目24-1)が青葉区・宮城野区・泉区、南部発達相談支援センター(南部アーチル、太白区長町南三丁目1-30)が若林区・太白区にお住まいの方を受け持っています。どちらも予約制で、受付は月〜金の8:30〜17:00です。
青葉区で不登校の相談をするとき
青葉区には、教育支援センター「児遊の杜」(水の森)と、杜のひろばが3か所(立町・青葉・広瀬)あります。こども若者相談支援センター(錦町)、仙台市児童相談所(東照宮)、いじめ等相談支援室S-KET(国分町)も青葉区にあり、市の中心の窓口に足を運びやすい区です。宮城地区(愛子など)にお住まいの方の区の窓口は、宮城総合支所の保健福祉課です。
宮城野区で不登校の相談をするとき
区内には杜のひろば・宮城野(五輪1-4-22、022-296-7590)があります。杜のひろば・宮城野では、教育支援センターの「親の会」も年2回開かれています。区役所の窓口は宮城野区役所の家庭健康課、発達の相談は北部アーチルです。
若林区で不登校の相談をするとき
区内には杜のひろば・若林(一本杉17-10 南小泉小学校北校舎3階、022-782-7830)があります。区役所の窓口は若林区役所の家庭健康課、発達の相談は南部アーチルです。
太白区で不登校の相談をするとき
区内には杜のひろばが2か所、太白(大野田5-27-2 大野田小学校4階、022-308-4163)と八木山(八木山本町1-43 八木山市民センター4階、022-226-7586)があります。杜のひろば・八木山でも親の会が年2回開かれています。区役所の窓口は太白区役所の家庭健康課、発達の相談は同じ長町南にある南部アーチルです。
泉区で不登校の相談をするとき
区内には杜のひろば・泉(将監3-10-1 将監小学校南校舎2階、022-372-2441)があります。区役所の窓口は泉区役所の家庭健康課、発達の相談は泉中央にある北部アーチルです。
杜のひろばの開所の曜日・時間と、どのひろばに通うかは、市のページに書かれていません。通う場所は家からの近さだけでなく、お子さんの様子でも変わるので、児遊の杜(022-303-6551)か多様な学び相談ダイヤルで相談して決めてください。
出典:仙台市「こども家庭総合相談」/仙台市「こども・子育てに関する相談窓口の一覧」/仙台市「市役所各庁舎」/仙台市「教育支援センターサテライト(杜のひろば)」/仙台市「教育支援センターにおける支援」(2026年10月確認)
困りごと別|仙台市の不登校の相談先の選び方
相談先は、「何に困っているか」から選ぶと迷いません。下の表は、よくある困りごと別に、最初に連絡する先と、次の一手をまとめたものです。電話番号と受付時間は、このあとの各セクションに載せています。
| こんな状況 | まず連絡する先 | 次に考えたい窓口 |
|---|---|---|
| 行き渋りが始まったばかり | 担任・学校のスクールカウンセラー | 仙台市多様な学び相談ダイヤル |
| 学校に話しづらい | 仙台市多様な学び相談ダイヤル/宮城県総合教育センターの登校相談 | 教育支援センター「児遊の杜」 |
| 家以外に通える場所がほしい | 教育支援センター「児遊の杜」・杜のひろば(見学・相談) | 民間の居場所・NIJINアカデミー |
| 外出がほとんどできない | 教育支援センターの訪問対応(ひきこもり傾向の児童生徒向け) | NIJINアカデミー(自宅から参加) |
| 体調や発達のことが気になる | 仙台市児童相談所/親子こころの相談室/宮城県の発達支援教育相談 | 小児科・児童精神科の受診 |
| 夜間・休日に不安が強くなった | 24時間子供SOSダイヤル/こども若者電話相談 | 翌平日に多様な学び相談ダイヤル |
| 同じ立場の保護者と話したい | 教育支援センターの「親の会」 | 親の会 |
| 出席扱いについて知りたい | 在籍校の担任・校長 | 多様な学び相談ダイヤル・教育支援センター |
困りごとが複数あっても、1つずつで大丈夫です
「学校も気になるし、体調も心配で、家計のことも不安」というように、困りごとが重なるのは普通のことです。そのときは、いちばん話しやすい窓口に1本電話をして、「ほかにもこういうことがあって」と付け加えてください。話の途中で、ほかの窓口の案内が必要かどうかも相談員に聞いてみてください。
- まず、多様な学び相談ダイヤルに1本022-725-2595。今の状況を話して、「どの窓口が合うか」を聞いてみます。
- 学校内の窓口を確認する担任やスクールカウンセラーに、校内の相談や在籍学級外の教室(ステーション)の有無を聞きます。
- 家以外の居場所を見学する教育支援センターや民間の居場所は、相談や見学から始められます。
- 選択肢を広げて比べるメタバースなどのオンラインの学びも含めて、お子さんの様子に合うものを選びます。

学校の中で相談する|担任・スクールカウンセラー・ステーション
学校の中の相談は、いちばん身近で、お子さんの様子を知っている人たちとつながる方法です。「学校に言うと大ごとになりそう」と感じる方もいますが、先に先生に伝えておくと、あとで出席扱いや別の教室の相談がしやすくなります。
担任・管理職
最初の窓口は、担任の先生か、学年主任・教頭などの管理職です。相談を考えたら、担任に「スクールカウンセラーに相談したい」と伝えるところから始まります。
スクールカウンセラー
仙台市では、スクールカウンセラーを全市立学校に週1日配置しています。令和8年度からは、相談件数の多い21校で週2日に拡充されました。令和7年度の不登校に係る相談は7,130件でした。開いている曜日と時間は学校によって異なるので、担任か学校に聞いてみてください。
スクールソーシャルワーカー
令和7年度から、拠点校の市立中学校等に週1日(大規模な4つの中学校区は週2日)配置され、学区の小学校を含め、全市立学校をカバーする体制です。令和7年度の不登校に係る相談件数は500件でした。家庭の事情も絡む場合は、学校に「相談できるスタッフがいるか」を聞いてみる価値があります。
在籍学級外教室「ステーション」
教室に入るのがつらいとき、校内に安心して過ごせる別の場所があると、学校とのつながりが保ちやすくなります。仙台市では、専任の担当教諭を置いた在籍学級外教室「ステーション」を、令和8年度に小学校20校(全118校)、中学校55校(全64校)に設置しています。小学校ではまだ一部の学校です。お子さんの学校にあるかどうかは、担任か管理職に聞いてみてください。
「最近、朝になると体調が悪くなる日が続いています。原因はまだ分かりません。スクールカウンセラーに相談する方法と、学校の中で過ごせる場所があるかを教えてください」——このくらいの一言で十分です。
学校の先生に話すこと自体がつらい場合は、次のセクションの教育委員会の窓口を先に使うこともできます。順番は決まっていません。
出典:仙台市教育委員会「令和8年度 資料」/仙台市「登校に不安や悩みを抱えている児童生徒への支援」(2026年10月確認)
仙台市教育委員会と宮城県の窓口|多様な学び相談ダイヤル・教育相談室・LINE
学校とは別の立場で、専門の相談員に話を聞いてもらえる窓口があります。仙台市教育委員会の「多様な学び相談ダイヤル」と教育相談室、そして宮城県総合教育センターの相談です。
仙台市多様な学び相談ダイヤル(2026年8月開設)
登校への不安や悩み、教育支援センターや民間のフリースクール等の利用についての相談を受け付けています。専門の相談員が対応し、匿名でも相談できます。教育支援センターへの通級や、学校・関係機関との調整を希望する場合は、氏名や学校名を聞かれることがあります。対象は、仙台市内在住の小・中学生とその保護者、市立小・中学校の教員等です。相談は無料で、通話料は相談者の負担です。
| 窓口 | 電話 | 受付 |
|---|---|---|
| 仙台市多様な学び相談ダイヤル | 022-725-2595 | 月・水・木・金 9:00〜17:30/火・土 9:00〜17:00 |
| 仙台市教育相談室 | 022-214-0002 | 平日 9:00〜17:00 |
| 宮城県総合教育センター「子供の相談・登校相談」 | 022-784-3567 | 電話は月〜金 9:00〜16:00 |
| 宮城県総合教育センター「発達支援教育相談」 | 022-784-3565(来所予約 022-784-3563) | 電話は月〜金 9:00〜16:00 |
仙台市教育相談室
学校生活の悩み、養育の悩み、特別支援教育や生徒指導上のことについて、来室や電話での相談に応じています。対象は児童生徒・保護者・教職員です。
宮城県総合教育センターの相談
「子供の相談・登校相談」は、教育全般、いじめ、友人関係、登校の悩みを抱える児童生徒とその保護者、教職員が対象です。来所相談は火〜木の10:00〜12:00と13:00〜16:00で、要予約(予約も022-784-3567)です。障害や発達の遅れ・偏りがあると思われるお子さんの相談は、「発達支援教育相談」が受け付けています。来所は月〜金の9:30〜11:00と13:30〜15:00で、要予約です。
LINEで相談する|みやぎSNS相談
電話が苦手なお子さん向けに、宮城県の「みやぎSNS相談」があります。令和8年4月1日から令和9年3月31日までの期間、18:00〜21:00に受け付けています。対象は、県内の公立・私立の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校などの児童生徒で、LINEで「みやぎSNS相談」を友だち追加して利用します(リーフレットのQRコードから)。
多様な学び相談ダイヤルは、市内在住の小・中学生と保護者が対象で、通っている学校が市立かどうかは条件に書かれていません。一方、教育支援センターへの通級は、在籍校の先生とも連絡を取りながら進みます。まずダイヤルで状況を話し、そのあとの進め方を聞いてみてください。
出典:仙台市「多様な学び相談ダイヤルを開設します」/仙台市「多様な学び相談ダイヤル(質疑応答)」/仙台市「学校以外の教育相談機関」/宮城県「児童生徒・保護者・教職員等の相談窓口」(2026年10月確認)
家以外の居場所|児遊の杜・杜のひろば・メタバース・学びの多様化学校
「学校には行けないけれど、家の中にずっといるのも心配」という声は、とても多くあります。仙台市には、学校に代わる居場所として、教育支援センター「児遊の杜」と、市内8か所のサテライト「杜のひろば」があります。
教育支援センター「児遊の杜」・サテライト「杜のひろば」
仙台市教育委員会が運営する、学校に行きにくさを感じている小・中学生のための場所です。令和7年度の利用者は267名でした。支援には3つの形があります。
- 小集団対応小集団での活動が可能な児童生徒が対象。学習やコミュニケーション活動、体験活動を通じて社会的自立を支援します
- 個別対応一対一での対応を求める児童生徒が対象。相談員と、学習や興味関心に応じた活動をします
- 訪問対応ひきこもり傾向のある児童生徒が対象。相談員が家庭を訪問し、保護者への心理的なケアも行います
相談の窓口は、児遊の杜(仙台市青葉区水の森3-24-1)の電話022-303-6551です。電話相談は月・水・木・金が9:00〜17:30、火・土が9:00〜17:00。来所相談は月〜土の9:00〜17:00で、電話での予約が必要です。メールでの相談(jiyu@sendai-c.ed.jp)も受け付けています。
| 杜のひろば | 所在地 | 電話 |
|---|---|---|
| 宮城野 | 宮城野区五輪1-4-22 | 022-296-7590 |
| 立町 | 青葉区立町8-1(立町小学校4階) | 022-721-8845 |
| 泉 | 泉区将監3-10-1(将監小学校南校舎2階) | 022-372-2441 |
| 太白 | 太白区大野田5-27-2(大野田小学校4階) | 022-308-4163 |
| 青葉 | 青葉区五橋2-1-15 | 022-222-4270 |
| 八木山 | 太白区八木山本町1-43(八木山市民センター4階) | 022-226-7586 |
| 若林 | 若林区一本杉17-10(南小泉小学校北校舎3階) | 022-782-7830 |
| 広瀬 | 青葉区栗生6-6-1(栗生小学校3階) | 022-393-4388 |
開所の曜日と時間、通い始めるまでの手続きは、児遊の杜の電話で聞いてください。出席扱いにするかどうかは、在籍校の校長が判断します。学校外の施設に通う場合の交通費の一部を補助する「学校外施設通所に係る交通費補助事業」もあります。対象や申請方法は、市のページか多様な学び相談ダイヤルで確認できます。
メタバースの居場所「杜のひろば・C-リンク」
仙台市は、人とつながるきっかけをつくることを目的に、メタバースを活用した居場所づくり事業として「杜のひろば・C-リンク」を行っています。外出が難しいお子さんは、利用方法を児遊の杜か多様な学び相談ダイヤルに聞いてみてください。
学びの多様化学校
不登校の子どものために、特別な教育課程を組める学校です。宮城県内には、令和8年4月現在で、ろりぽっぷ学園小学校(仙台市)、白石市立白石南小・中学校(白石きぼう学園)、富谷市立富谷中学校西成田教室の3校があります。仙台市は、公立の学びの多様化学校(中学校)の設置に向けて準備中で、令和9年3月31日まで、「せんだいオンライン申請サービス」で意見を募っています。開校の時期や場所はまだ公表されていないので、続報は市のページで確認してください。
ろりぽっぷ小学校に通う仙台市在住の児童の保護者には、通学費補助(片道3キロメートル以上で、スクールバスまたは送迎で継続して通学する場合)と就学援助の制度があります。申請の窓口は、ろりぽっぷ小学校または教育局学事課(022-214-8861)です。
出典:仙台市「教育支援センター「児遊の杜」・サテライト「杜のひろば」」/仙台市教育支援センターサテライト「杜のひろば」/仙台市「登校に不安や悩みを抱えている児童生徒への支援」/仙台市教育委員会「令和8年度 資料」/仙台市「学びの多様化学校(中学校)の設置準備について」/仙台市「学びの多様化学校(ろりぽっぷ小学校)へ通学する児童の支援」(2026年10月確認)

心・体・発達のことが気になるとき|児童相談所・こども若者相談支援センター
朝起きられない、頭痛や腹痛が続く、教室の音や光がつらそう、気持ちが落ち込んでいる——学校に行けない背景に、体や心、発達の特性が関わっていると感じる保護者もいます。そのときは、学校や教育委員会の窓口に加えて、福祉や保健の窓口も選択肢になります。
仙台市児童相談所
仙台市内に住む18歳未満の子どもに関する相談を受ける機関です。養育、非行、虐待のほか、不登校の相談も対象です。相談の内容は秘密が守られます。電話相談は022-718-2580。来所での相談は原則として予約が必要で、窓口の受付は月〜金の8:30〜17:00(土日祝・年末年始を除く)です。所在地は青葉区東照宮1丁目18-1(代表 022-219-5111)。相談専用の022-718-2580と、児童相談所の全国共通ダイヤル189は、24時間年中無休です。
親子こころの相談室
仙台市内に住む18歳未満の子どもと保護者が対象で、予約制(予約電話 022-219-5220)の面接相談です。月〜金(祝休日を除く)の8:30〜17:00、費用は無料で、児童相談所の1階で行います。
こども若者相談支援センター
子どもから39歳までの本人と家族のための相談機関で、学校、家庭、人間関係、不安な気持ち、子育てなど、相談先が分からないときにも問い合わせできます。必要に応じて、専門の窓口を紹介してもらえます。
| 相談の種類 | 連絡先 | 受付 |
|---|---|---|
| こども若者電話相談(小学校高学年〜39歳の本人と家族) | 0120-783-017(無料) | 24時間365日 |
| 面接相談 | 022-214-8602 | 予約の電話は月〜金 8:30〜17:00、面接は月〜金 9:00〜16:30(予約制。祝日・年末年始を除く) |
面接相談の会場は、青葉区錦町1-3-9の錦町庁舎2階です。同じ施設の「ふれあい広場」は、小学校高学年からおおむね20歳くらいまでの方の日中の居場所で、問い合わせは022-214-8602です。
発達の特性が気になるとき
宮城県総合教育センターの「発達支援教育相談」(022-784-3565)は、障害や発達の遅れ・偏りがあると思われるお子さんとその保護者、教職員が対象です。仙台市の教育相談室(022-214-0002)や、特別支援教育課(022-214-8879。障害のあるこどもの就学相談)も窓口です。「学校の集団が苦手」「こだわりが強い」「感覚が敏感」といったお子さんの特性が気になる保護者は、相談先の1つとして覚えておいてください。診断名がつくかどうかを決める場ではなく、お子さんに合う関わり方を一緒に考える窓口です。
体の不調が強いとき
朝になるとなかなか起きられない、頭痛・腹痛・立ちくらみが続く、強い不安や気分の落ち込みがあるといった場合は、かかりつけ医や専門機関に相談してください。体の不調は「気持ちの問題」と片づけず、まず医療の目でも見てもらうと、家庭での関わり方も整理しやすくなります。受診先の選び方に迷うときは、児童相談所や親子こころの相談室に聞いてみてください。
保護者自身の心が疲れたとき
お子さんのことで、眠れない、気持ちが沈む、という保護者のための窓口もあります。仙台市精神保健福祉総合センター(はあとぽーと仙台)では、年齢を問わず、こころの悩みの相談を受けています。面接相談は予約制(022-265-2191、平日 8:30〜17:00)。電話相談の「はあとライン」は022-265-2229(平日 10:00〜12:00、13:00〜16:00)、「ナイトライン」は022-217-2279(年中無休、18:00〜22:00)です。
出典:仙台市「児童相談所」/仙台市「親子こころの相談室」/仙台市「こども若者相談支援センターの相談」/仙台市「学校以外の教育相談機関」/仙台市教育委員会「令和8年度 相談窓口一覧」/宮城県「児童生徒・保護者・教職員等の相談窓口」/仙台市「相談機関等一覧(はあとぽーと仙台)」(2026年10月確認)
夜間・休日・電話が苦手なとき|24時間つながる電話とLINE
夜になるほど不安が強くなる、休日で窓口が開いていない、電話で話すのが苦手——そんなときのために、時間外でもつながる窓口と、LINEで相談できる窓口をまとめました。
| 窓口 | 連絡先 | 受付 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| 24時間子供SOSダイヤル(文部科学省) | 0120-0-78310 | 24時間365日(無料) | 子ども・保護者 |
| こども若者電話相談(仙台市こども若者相談支援センター) | 0120-783-017 | 24時間365日(無料) | 小学校高学年〜39歳の本人と家族 |
| 24時間いじめ相談専用電話(仙台市教育委員会) | 0120-81-2455 | 24時間365日 | 児童生徒・保護者 |
| みやぎSNS相談(宮城県・LINE) | 「みやぎSNS相談」を友だち追加 | 18:00〜21:00(令和8年4月1日〜令和9年3月31日) | 県内の児童生徒 |
| はあとぽーと仙台「ナイトライン」 | 022-217-2279 | 年中無休 18:00〜22:00 | 保護者を含むこころの悩みのある方 |
| こどもの人権110番(法務省) | 0120-007-110 | 平日 8:30〜17:15(無料) | 子ども・大人 |
| チャイルドライン | 0120-99-7777 | 電話は毎日 16:00〜21:00(年末年始を除く・無料) | 子ども |
どれを選べばいい?
夜中に急に追い詰められた気持ちになったときは、24時間子供SOSダイヤルか、仙台市のこども若者電話相談が、いつでもつながる最初の一本です。「電話は緊張するけれど、文字なら話せる」というお子さんには、みやぎSNS相談があります。
お子さん本人が、親にも先生にも言えないことを話したいときは、チャイルドラインが向いています。学校でのいじめや先生の対応が原因で、学校の外の公的な機関に相談したい場合は、こどもの人権110番(法務省)が窓口になります。
なお、家庭の中で「つい手が出てしまう」「怒鳴ってしまう」「子どもがたたかれている」といった悩みがあるときは、児童相談所の相談ダイヤル「189」(24時間・通話料無料)につながります。不登校そのものの相談窓口ではありませんが、保護者自身が追い詰められているときのために、選択肢として知っておいてください。
出典:文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」/仙台市教育委員会「令和8年度 相談窓口一覧」/仙台市「こども若者相談支援センターの相談」/宮城県「児童生徒・保護者・教職員等の相談窓口」/仙台市「相談機関等一覧(はあとぽーと仙台)」/法務省「こどもの人権110番」/チャイルドライン/仙台市「児童相談所」(2026年10月確認)
LINEで話したいとき|仙台市こども若者SNS相談
仙台市にも、LINEで相談できる窓口があります。「仙台市こども若者SNS相談」は、仙台市に住む小学校高学年から39歳までのこども・若者と、その家族が対象です。受付は毎日17:00〜22:00(土日・祝日・年末年始も受付)。LINEで「仙台市こども若者SNS相談」を友だち追加し、メニューの「LINEで相談する」から相談します。混み合うと順番待ちになり、受付時間内に対応できないことがあります。
いじめが関わっているとき|仙台市いじめ等相談支援室S-KET
学校に行けない背景にいじめがあるときは、仙台市いじめ等相談支援室S-KET(エスケット)も窓口です。電話は0120-303-836で、受付は月〜土の10:00〜17:00(火・金は12:00〜19:00)。法律や心理の専門家などが、相談員と一緒に解決に向けた手伝いをします。場所は青葉区国分町2-14-18 定禅寺パークビル3階です。
出典:仙台市「仙台市こども若者SNS相談事業」/仙台市「こども・子育てに関する相談窓口の一覧」(2026年10月確認)

民間の居場所・出席扱い・保護者同士で話せる場
公的な窓口に加えて、学校の外には、民間のフリースクールや居場所、保護者同士が話せる会があります。仙台市は、市の教育支援センターや民間のフリースクール等の利用についても、多様な学び相談ダイヤル(022-725-2595)で相談を受けています。どの施設が合うかを、まず電話で聞いてみる形です。
民間施設を探すときの入口
- フリースクール相談会仙台市教育委員会は、不登校や登校に不安を抱える子どもと保護者のためのフリースクール相談会を開いています。開催の日程や会場は、市のページか児遊の杜(022-303-6551)で確認してください
- 不登校支援情報誌「With」不登校への理解、こどもの発達、多様な学びの場、民間施設との連携などを特集した情報誌です。市の「登校に不安や悩みを抱えている児童生徒への支援」のページで案内されています
- 交通費の補助教育支援センターや学校外施設への通所にかかる交通費の一部を補助する事業が、市にあります
施設ごとに、通える日数、対象の年齢、費用が違います。見学や相談の前に、「週に何日通えるか」「費用は月いくらまでか」を家庭で話しておくと、比べやすくなります。費用は各施設の公式サイトで直接確認してください。
民間施設に通う場合の出席扱い
仙台市教育支援センターのホームページで分かること
児遊の杜には、市のページとは別に、仙台市教育支援センターのホームページがあります。ここでは、フリースクール等の民間施設の情報(施設の自己紹介・出欠の取扱い)、フリースクール等でつくる団体と仙台市教育委員会との「共同宣言」、親の会の案内、交通費補助金の申請書類(要綱は令和8年7月1日付。オンラインでの申請もできます)、メタバースの居場所の案内がまとまっています。共同宣言に参加しているのは、多様な学びを共につくる・みやぎネットワーク、仙台みやぎフリースクールネットワーク、相談・まなび塾の3団体です。
出典:仙台市教育支援センターホームページ(2026年10月確認)
文部科学省の通知(令和元年10月25日)では、不登校の児童生徒が民間施設で相談・指導を受けている場合の出席扱いは、原則として公的機関が想定され、公的機関に通えない、または通いにくい場合などに、民間施設も考慮されるとされています。判断するのは在籍校の校長です。
- 施設を決める前に、担任に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階で構いません。
- 多様な学び相談ダイヤルか教育支援センターに相談する民間のフリースクール等の利用についても、相談を受けています。
- 施設に確認する「出席扱いの実績はあるか」「学校へ出す記録は何を、どのくらいの頻度で出してもらえるか」を聞きます。
- 記録を学校に出し、校長の判断を待つ判断には時間がかかることがあるので、早めの相談が安心です。
保護者同士で話せる場
「同じ立場の人と話したい」という声も多くあります。公式ページで確認できたものを紹介します。
- 教育支援センターの「親の会」不登校や登校に不安を抱える児童生徒の保護者が対象。毎月2回、土曜日の10:00〜12:00に児遊の杜で開かれています。杜のひろば・宮城野と八木山では、それぞれ年2回開催です。日程は児遊の杜(022-303-6551)で確認してください
- ふれあい広場こども若者相談支援センターの日中の居場所で、小学校高学年からおおむね20歳くらいまでが対象です(022-214-8602)
このほかにも、仙台市は不登校の子どもと保護者を支援する民間団体の活動に、助成金(上限30万円)を出しています(令和8年度)。団体による保護者向けの会が開かれることもあるので、多様な学び相談ダイヤルで聞いてみてください。
出典:仙台市「登校に不安や悩みを抱えている児童生徒への支援」/仙台市「多様な学び相談ダイヤルを開設します」/仙台市「令和7年度 進路相談会・フリースクール相談会」/仙台市「令和8年度 多様な学びの体験活動及び保護者支援活動等助成事業」/仙台市「教育支援センターにおける支援」/仙台市「こども若者相談支援センターの相談」(2026年10月確認)

NIJINアカデミー|学校に在籍したまま使える、もうひとつの場所
ここまで、仙台市の公的な窓口と、民間の居場所の探し方を紹介してきました。もう一つ、選択肢として知っておいていただきたいのが、NIJINアカデミーです。メタバース(バーチャル)校舎を中心にしたオルタナティブスクールで、全国から累計1000名を超える子どもたちが通っています(2026年7月時点)。
この記事の文脈で大事なのは、学校に在籍したまま、もうひとつの場所として使えるという点です。「学校をやめる」「通う場所を1つに決める」という話ではありません。
- 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加します
- 8〜10人の少人数×異年齢クラス。全国のいろいろな地域の子が同じクラスです
- カメラ・音声はオフでも参加できます。チャットだけの参加から始められます
- 在籍校はそのまま。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(NIJIN公表。最終判断は在籍校)
- 費用は月額25,443円(メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)。入学金33,000円は初月のみ
全国どこからでもオンラインで参加できるので、仙台市内のご自宅からでも授業を受けられます。
近隣のリアル教室
オンライン中心ですが、全国には対面で集まれるリアル教室もあります。宮城県には「NIJINアカデミー宮城名取校」(名取市)があり、公式サイトでは仙台市や仙南地域からも通いやすい場所と案内されています。体験の申込は、公式サイトの日程予約から行えます。
リアル教室は「通わなければいけない」ものではありません。メタバース校舎だけで学ぶこともできますし、リアル教室に顔を出す、という使い方もあります。「まず話だけ聞いてみたい」という段階の方も、LINEで質問できます。
「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、NIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。学校に行けない日が続いているのは、その子に問題があるからではなく、いまの場所とお子さんの特性が噛み合っていないだけかもしれません。だからこそ、相談先も居場所も、いくつか見てから選んでいただければと思います。
出典:NIJINアカデミー 学費・プラン/出席認定の仕組み/NIJINアカデミー宮城名取校(2026年10月確認)
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
NIJINアカデミー公式チャンネルの「人気の動画」上位に掲載されている動画です。学校に合わない子どもたちの学びの選択肢を紹介しています。動画は保護者の方が先に確認するだけでも構いません。
NIJINアカデミーがどんな場所なのかを、3分弱でまとめた紹介動画です。メタバース校舎の授業や、リアル教室のようすが見られます。「いきなり申し込むのは不安」という段階で、雰囲気だけでもご覧ください。
学校の外の3つの選択肢を比べる|費用・通い方・出席扱い
学校の外の場所は、教育支援センター、民間の居場所、NIJINアカデミーのように、性格が違います。どれが上、という話ではなく、お子さんの状態とご家庭の事情に合うものが違います。比べやすいように、観点ごとに整理しました。
| 教育支援センター(市) | 民間の居場所 | NIJINアカデミー | |
|---|---|---|---|
| 在籍校に在籍したまま利用できる | ○ | ○ | ○ |
| 出席扱いの相談ができる(最終判断は在籍校) | ○ | ○ | ○ |
| 自宅から参加できる | △ | △ | ○ |
| 平日に毎日、対面で通える場所がある | △ | △ | × |
○=対応 △=一部・施設や内容による ×=対応していない / ※公式サイトの記載にもとづく整理(2026年10月)。教育支援センターの訪問対応・メタバースの居場所は、利用方法を事前に確認してください。
| 教育支援センター(市) | 民間の居場所 | NIJINアカデミー | |
|---|---|---|---|
| 対象 | 仙台市内の小・中学校に在籍し、学校に行きにくさを感じている児童生徒 | 施設ごとに異なる | 小・中・高の子ども(全国) |
| 費用 | 市のページに利用料の記載はなし。通所の交通費の一部を補助する事業あり | 施設ごとに異なる(各公式サイトで確認) | 月額25,443円+入学金33,000円(初月のみ) |
| 入り方 | 児遊の杜(022-303-6551)に電話で相談・予約 | 見学・体験から直接申込。多様な学び相談ダイヤルでも相談できる | 無料の体験・説明会(予約サイト)またはLINEで相談 |
| 向いているご家庭 | 家の近くで、学校に代わる居場所と学習の場がほしい | 少人数の対面の居場所を探している/回数を選びたい | 外出が難しい/全国の異年齢の子と少人数でつながりたい |
選択肢はどれか1つに決めなくて構いません。たとえば、市の教育支援センターに週に何日か通いながら、家ではNIJINのメタバース校舎の授業を受ける、という組み合わせも考えられます。お子さんのエネルギーの量に合わせて、途中で変えられることも大切な条件です。

相談前のメモと、今日から1か月の動き方
相談先が分かっても、「いつ、どう動くか」で止まってしまう方は多いものです。最後に、相談前の準備と、今日から1か月の動き方を整理します。
完璧でなくて大丈夫です。数行のメモで十分です。
最初に行き渋った時期と、いま週に何日休んでいるか。分からなければ「2〜3か月前から」で構いません。
朝の準備、特定の授業、人間関係、行事の前など。思い当たる場面だけで大丈夫です。
寝つきや朝の起きやすさ、食欲、頭痛・腹痛の有無。受診の相談にもつながります。
今日から1か月の動き方
- 今日〜3日以内仙台市多様な学び相談ダイヤル(022-725-2595)か、こども若者電話相談(0120-783-017)で、状況を一度話してみます。
- 1週間以内担任に「学校の外の相談も含めて考えている」ことを伝え、スクールカウンセラーや在籍学級外の教室(ステーション)の有無を聞きます。
- 2週間以内教育支援センターか、民間の居場所、NIJINアカデミーのいずれか1つを見学・体験の予約まで進めます。
- 1か月後見学して感じたお子さんの反応を振り返り、続けるもの、足すもの、やめるものを決め直します。
お子さんには、「どうして行けないの?」と理由を聞き出すよりも、「話したくなったら、いつでも聞くよ」と伝えておくほうが、あとで本音を話してもらいやすくなるといわれます。理由が自分でも分からない子は少なくありません。相談の場は、保護者が「聞き出す」ためではなく、保護者自身が「聞いてもらう」ためのものでもあります。
相談を始めた時点で、状況はもう動き始めています。最初の電話は、ほんの10分で終わることも多いものです。ためらう気持ちがあっても、できる範囲の1本から始めてみてください。
よくある質問
まとめ
仙台市で不登校の相談をするときの窓口は、学校の中、仙台市教育委員会、教育支援センター、こども若者相談支援センター、夜間・休日の電話とLINE、保護者同士の会と、いくつもあります。すべてに連絡する必要はありません。迷ったときは、まず多様な学び相談ダイヤル(022-725-2595)に1本。家庭のことも含めて相談したいときは、お住まいの区の区役所家庭健康課(宮城地区は宮城総合支所保健福祉課)も窓口です。どの窓口がお子さんの状態に合うかも、相談員に聞いてみてください。
家以外の居場所がほしいときは、教育支援センター「児遊の杜」と市内8か所の「杜のひろば」や、民間の居場所があります。外出が難しいときは、メタバースを使った学びも選択肢になります。NIJINアカデミーは、学校に在籍したまま使える、もうひとつの場所です。仙台市の近く、名取市にも、リアル教室があります。
選ぶ順番や正解はありません。最初の1本の電話が、状況を整理する入口になります。相談は1回で終わらなくて構いませんし、途中で窓口を変えても構いません。お子さんのペースと、保護者の気持ちの両方を大切にしながら、できることから進めてください。


