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人見知りで声が出せなかった小学生が、フリースクールで「やってみたい」を見つけるまで|NIJINアカデミー

みなさんは、自分の好きなものをはっきりと人に話すことができますか?大きくうなづける人もいれば「ちょっぴり恥ずかしい」「声に出すには勇気がいる」という人もいるのではないでしょうか?

「好き」や「ワクワク」は、目に見える大きな声や言葉じゃなくても、誰の心の中にも静かに、けれど確かにあるはず。

NIJINアカデミーで過ごす子どもたちの中にも、最初は恥ずかしがり屋で、なかなか声を出すのが難しかった小学生の女の子がいます。入学当初、とても恥ずかしがり屋で、クラスの様子を静かに伺っていたみおんさんです。

お母さんも面談で「元々内気な性格なんです」と教えてくれました。今回は、そんな彼女の内気な心の奥にある”好き”を少しずつ咲かせ、自分らしい一歩を踏み出すまでの物語をお伝えします。

NIJINアカデミーより

NIJINアカデミーは、全国から900名を超える子どもたちが通うオルタナティブスクールです。声を出す・前に立つことが苦手な子も、カメラ・音声オフでの参加から少しずつ自分のペースで一歩を踏み出せます。

カメラ越しにそっと見えてきた、好奇心と可能性

最初は照れくさくて、声を出して話すことが難しかった一人の女の子。みおんさん。でも、そんな彼女はクラスの友達の発表を聞くと、いつも画面の向こうでニッコリと素敵な笑顔を見せてくれていました。

自分から「これやったよ!」と大きくアピールすることはなくても、カメラをオンにした机の上には、みおんさんの可能性が広がっていました。ある日は、一生懸命作った渾身のレゴ作品がそっと置かれていたり、また ある日はマグネットがいっぱいの冷蔵庫の前から参加していて、話を聞いてみると実は家族でたくさん海外旅行に行っていたりしました。

一見静かに見えても、心の中にはこんなにもたくさんの『好き』や『ワクワク』が詰まっているんだ。」 一緒に過ごしていくうちに、少しずつ彼女の想いやユーモアが見えて来ました。

たったひとことのつぶやきから動き出す、大きな変化

そんなみおんさんに、大きな転機が訪れます。

ある日、いつもサクサクと司会進行をしてくれていたお友達がお休みになり、みんなが「どうしようか?」と困っていたときのことです。 みおんさんが、ボソッと一言つぶやいてくれたんです。

「私、やりましょうか?」

その勇気ある一言をきっかけに、彼女の世界は一気に広がり始めます。 その日を境に、今ではすっかり司会進行の常連さんに。お気に入りのアプリを見つけると「これおすすめだよ!」と教えてくれたり、ホームチームでの発表や新しい企画にもどんどん挑戦するようになっていきました。

「見て楽しむ」から「自分たちでつくる」へ

みおんさんの挑戦は、誰かに用意されたものを楽しむだけにとどまりません。自分で考えて「つくり出す」楽しさへと変わっていきました。

ある時、ランチタイムに集まったメンバーに折り紙を披露することになったみおんさん。その時のみんなの反応が嬉しくて、担任も知らぬ間に「折り紙企画」を立ち上げました。 しかし、企画は簡単にはいきません。1回目はなんと参加者ゼロ。「誰も来ませんでした!」と報告してくれたみおんさん。せっかく企画したのに大きなショックを受けているのではないかと心配しましたが、彼女はそこで諦めたりはしませんでした。誰かに届けるためにはどうすればいいんだろう…一生懸命考えて、勇気を出して呼びかけたり、作った折り紙を紹介したりしました。
そうして作戦を練り直して挑んだ2回目、無事に開催できたときの嬉しそうな笑顔は、大きな自信に満ち溢れていました。

メタバースから、リアルな世界へ!

オンラインのメタバース空間で少しずつ自信のつぼみを膨らませていったみおんさんは、ついに「リアルな場」での挑戦へと足を踏み出します。 教育の展示会イベント「EDIX」に足を運び、自らブースのお手伝いに参加してくれたのです。

ブースに来たばかりのみおんさんは、お母さんの後ろに隠れていました。「メタバースで毎日会っているじゃん!」と思わずツッコミましたが、初めてのリアルな場は初めからいつも通りという訳にもいきません。ですが、少しずつ場に慣れてくるとその場で出会ったニジアカの友達と一緒にチラシ配りを手伝うことになりました。最初は、「無理無理絶対もらってくれない…!」と不安な様子でした。 けれど、周りのお友達が一生懸命チラシを配る姿を見ているうちに、自分もそっと手を伸ばし始めます。

するとどうでしょう。15分後には「チラシが足りません!ブースに戻りましょう!」と友達と元気に駆け戻り、企業の方々へ素敵な笑顔でチラシを届ける頼もしい姿がありました。帰っていくときの後姿は、最初の不安が嘘だったかのような輝く笑顔に包まれていました。

図解:みおんさんの「好き」が芽吹くまで
1カメラ越しに見えた好奇心

画面越しの笑顔と、机の上の「好き」

2「私、やりましょうか?」

ひとことのつぶやきから広がる世界

3メタバースからリアルへ

EDIXでのチラシ配りに挑戦

心の奥にある「好き」の芽を、これからも一緒に見守りたい

現在は、「リアルイベントも自分で企画してみたい!」と、みんなで骨の博物館へ行く企画に挑戦中のみおんさん。

最初は小さかった挑戦の芽が、友達との関わりや温かな承認の中で、少しずつ大きな花を咲かせようとしています。

NIJINアカデミーが目指しているのは、最初から上手くできることではありません。 一人ひとりの心の奥にある「好き」や「やってみたい」に寄り添い、小さな勇気をみんなで温かく応援すること。

みおんさんの心の中に詰まったたくさんの「ワクワク」が、これからどんな景色を見せてくれるのか、私たちはこれからも温かな眼差しで見守り、応援していきます。

オンラインで笑顔を見せる女の子
「やってみたい」の芽を、少しずつ育てる場所へ

NIJINアカデミーは、内気な子・人見知りな子も安心して過ごせるオンラインフリースクールです。まずはカメラオフの見学から始められます。

在籍900名超出席認定 希望者の9割以上少人数8〜10人制