こんにちは。
兵庫県神戸市中央区にある
NIJINアカデミー新神戸校、教室長のマリノです。
私はこれまで、長くダンスに関わってきました。
自分自身が踊ることはもちろん、子どもたちにダンスを教えたり、 ダンススクールを運営したりしながら、 たくさんの人の「踊る姿」を見てきました。
そんな中で、ずっと感じていることがあります。
上手い・下手。
勝った・負けた。
正解・不正解。
もちろん、ダンスにもコンテストやバトルがありますし、 技術を磨くこともダンスのおもしろさの一つです。
私自身も、そういう世界を経験してきました。
でも今、NIJINアカデミー新神戸校で、 学校に行きづらさを感じている子どもたちと関わる中で、 ダンスにある「正解がない」という感覚は、 教育にもすごく大切なんじゃないかと思うようになりました。
ダンスって、本来もっと自由なもの
音楽が流れて、なんとなく身体が動く。
うれしいときに踊る。
誰かと一緒にリズムを感じる。
その場にいるみんなで、同じ音楽を共有する。
ダンスは世界中のさまざまな文化の中で、 祝いごとや儀式、人と人との交流、自己表現などと深く関わってきました。
つまりダンスは、誰かに採点されるためだけのものではありません。
自分の身体で表現する。
同じ曲を聴いていても、感じ方は人それぞれです。
だから、大きく踊ってもいい。
小さく揺れているだけでもいい。
激しくても、ゆっくりでもいい。
そこに、ひとつだけの「正解」はありません。
私たちは、いつからこんなに「正解」を気にするようになったんだろう
私たちの生活の中には、たくさんの「評価」があります。
テストを受ければ点数がつく。
スポーツをすれば順位がつく。
受験をすれば合否が出る。
SNSを開けば、フォロワー数や「いいね」の数まで見える時代です。
もちろん、評価や競争そのものが悪いわけではありません。 目標になったり、成長を知るきっかけになったりすることもあります。
そんな言葉や基準に囲まれ続けていると、 いつの間にか、
「できる自分には価値がある」
「みんなと同じようにできなければいけない」
と思ってしまうことがあります。
私は、ちょっと窮屈だなと思うんです。
学校にも「みんな同じ」がたくさんある
学校では、多くの子どもたちが同じ時間に登校して、 同じ教室に入り、同じ時間割で勉強します。
もちろん、たくさんの子どもたちが一緒に学ぶためには、 ある程度共通したルールも必要です。
でも、人間は本来、一人ひとり全然違います。
大人数の中で過ごすのが好きな子もいれば、 少人数の方が安心できる子もいる。
机に座って勉強するのが得意な子もいれば、 身体を動かしたり、実際に何かをつくったりすることで 学びが深まる子もいる。
言葉で自分を表現することが得意な子もいれば、 絵や音楽、ダンスの方が気持ちを表しやすい子だっています。
それなのに、
「普通はこうだから」
「みんなできているから」
という一つの基準だけで考えてしまうと、 そこから少しはみ出した子が、
と思ってしまうことがあります。
私は、それがすごくもったいないと思っています。
ダンスの世界では、「違う」が魅力になる
ダンスって、おもしろいんです。
同じ音楽を聴いていても、一人ひとり全然違う動きをします。
大きく動く人。
小さく細かく音を取る人。
激しく踊る人。
ゆっくり踊る人。
身体が柔らかい人もいれば、 身体の硬さやクセがその人らしい「味」になることもあります。
学校生活では「みんなと違う」ことが、 コンプレックスになってしまう場合があります。
でもダンスでは、その違いが、
になることがあります。
誰かの踊りを見て、 「それいいやん!」と思う。
自分とは全然違う表現を見て、 「そんなやり方もあるんや」とおもしろがる。
比べて優劣をつけるだけではなく、 お互いの違いを認めて、共有する。
私は、そんなダンスの感覚が大好きです。
不登校も「ダメな状態」と決めつけなくていい
「不登校」という言葉を聞くと、
学校に行けていない。
普通の生活ができていない。
何とか学校に戻さないと。
そんなふうに考えてしまうこともあるかもしれません。
でも私は、子どもたちと関わる中で、 学校に行けないという一部分だけを見て、 その子自身を評価する必要はないと思っています。
もしかすると、
という、その子からのサインなのかもしれません。
学校が合う子もいれば、合わない子もいる。
今すぐ何かに挑戦したい子もいれば、 まずは安心できる時間が必要な子もいます。
それも、一人ひとり違っていい。
「あなたはどうしたい?」と聞いてもらえること
ダンスには振付もあります。
基礎もあります。
先生から教えてもらうこともたくさんあります。
でも、ダンスを続けていると、 最後には必ず、
というところにたどり着きます。
私は、この問いが教育の中にも もっと増えたらいいなと思っています。
「正解はこれです」だけではなく、
あなたはどう思う?
何が好き?
何をやってみたい?
今日はどう過ごしたい?
そして出てきた答えが誰かと違っていても、
「それもいいね」
と言ってもらえること。
そんな経験を積み重ねることが、 自分の人生を自分で選んでいく力につながるのではないでしょうか。
だから、新神戸校では「好き」から始めたい
NIJINアカデミー新神戸校で私が大切にしているのは、 子どもを「みんなと同じ」にすることではありません。
一人ひとりのペースや個性を知ること。
安心できる場所をつくること。
そして、ダンスや音楽、服づくり、デザインなど、 その子の「好き」や「ちょっと気になる」をきっかけに、
と思える瞬間を、少しずつ増やしていきたいと思っています。
自分らしさを見つけられる場所へ。
NIJINアカデミー新神戸校では、 子どもたち一人ひとりの「好き」や「やってみたい」を大切にしています。
最初から何かができなくても大丈夫。
まずは安心して過ごすことから始められる場所です。
- ✓ 最初は見ているだけでもOK
- ✓ ダンス未経験でもOK
- ✓ 保護者と一緒でもOK
- ✓ 無理に話したり参加したりしなくてもOK
- ✓ 少人数で過ごせる教室
ダンスも、学び方も、生き方も。一つじゃなくていい
ダンスには正解がありません。
同じ音楽でも、表現の仕方は一人ひとり違います。
それと同じように、 子どもたちの学び方や、生き方だって、 本当はもっといろいろあっていいのではないでしょうか。
学校に行くことだけが正解ではない。
今すぐ何かを頑張ることだけが正解ではない。
誰かと同じになることだけが正解ではない。
私は、
の方が、ずっと大切なんじゃないかと思っています。
違うリズムでいい。
「学校には行きづらいけれど、ダンスや音楽は好き」
「少人数なら外に出られるかもしれない」
「まずは教室を見るだけなら…」
そんな段階でも大丈夫です。
いきなり通うことを決める必要はありません。
お子さんに合う場所かどうか、一緒に考えていけたらと思っています。
見学・体験・ご相談についても、お気軽にお問い合わせください。

