「学校に行かない選択をして、本当に良かったのだろうか。」
そう悩みながらも、お子さんに合った居場所を探し続けたIさん。
学校では毎日のようにストレスを抱え、笑顔を失っていた息子さんが、今ではイベントの実行委員や全校ホームルームの司会に挑戦するまでに成長しました。 今回は、保護者だからこそ見えた息子さんの変化についてお話を伺いました。

「学校に行かない選択をして、本当に良かったのだろうか。」
そう悩みながらも、お子さんに合った居場所を探し続けたIさん。
学校では毎日のようにストレスを抱え、笑顔を失っていた息子さんが、今ではイベントの実行委員や全校ホームルームの司会に挑戦するまでに成長しました。 今回は、保護者だからこそ見えた息子さんの変化についてお話を伺いました。
小学4年生の2学期頃から、クラスでの人間関係をきっかけに学校生活へのストレスが大きくなりました。
学校では同級生とのトラブルが増え、先生から注意を受けることが続きました。
その頃から夜も眠れなくなり、「また怒られるかもしれない」という不安を抱えるようになりました。
「学校へ行くと、また怒られるかもしれない。」 その気持ちが強くなるにつれ、だんだんと学校へ行けなくなっていきました。
学校を休ませることへの罪悪感が一番大きかったです。
「学校へ行かなくて大丈夫なのか」「勉強は遅れないか」「将来はどうなるのか」と、不安ばかりでした。
義務教育だから学校へ行くのが当たり前だと思っていたので、休ませる決断にはとても勇気が必要でした。
職場の上司や夫、家族など、本当にたくさんの人へ相談しました。
でも、それぞれ家庭環境も子どもの性格も違うので、「その通りだ」と思える答えにはなかなか出会えませんでした。
頭の中では、「この子には今の環境が合っていないのかもしれない」と、なんとなく答えはわかっていました。
それでも、「学校へ行くことが正しい」という思い込みを手放すには時間が必要でした。
私たちと似たような経験をしている方の話も見つからず、「相談したくても相談先がない」と感じることもありました。
3〜4か所のフリースクールを見学しました。
越谷校を訪ねたとき、先生から「ここでは騒いでもいいよ」「暴れてもいいよ」と声をかけていただいたことが、とても印象に残っています。
学校では「また怒られるかもしれない」という気持ちが強かった息子にとって、その言葉は本当に安心につながったと思います。 また、自分たちでイベントを企画したり、好きなことに挑戦できる環境にも魅力を感じ、「ここならこの子らしく過ごせる」と思い、入学を決めました。
学校では行事にも消極的だった息子が、NIJINアカデミーでは夏祭りの実行委員に自分から立候補しました。
全校ホームルームでは司会にも挑戦し、今はマイプロジェクトで動画投稿にも取り組んでいます。
「将来は収益化したい」と、自分で目標を持って活動するようになりました。 自分から発言して、自分から挑戦する姿を見ることが、こんなに増えるとは思っていませんでした。
以前は、息子は消極的な性格だと思っていました。
でも、NIJINアカデミーで過ごす姿を見て、「本当はこんなに積極的な子だったんだ」と気づきました。
学校ではルールに合わせることが苦しくて、いつもイライラしていた息子も、ここでは「面白いね」と個性を受け止めてもらえます。
環境が変わることで、本来の姿が自然と出てきたのだと思います。 息子が毎日楽しそうに過ごしていることが、親として一番うれしい変化です。

私自身も中学生の頃に不登校を経験しました。
そして今回、息子が強いストレスを抱え、イライラしたり眠れなくなったりする姿を見てきました。
だから今は、「無理をしてまで学校へ行かなくてもいい」と心から思っています。
大切なのは、苦しい環境で我慢を続けることではありません。
その子が安心して過ごせて、自分らしく成長できる場所を見つけることです。
学校だけが選択肢ではないことを、私自身が息子から教えてもらいました。
子どもは将来のためだけではなく、「今」を生きています。
だからこそ、今安心して笑顔で過ごせる居場所を見つけてあげてほしいと思います。
決められたレールに乗ることよりも、その子の個性や特性を生かせる環境に出会えることが大切です。
焦らず、お子さんに合った居場所を探してみてください。