NIJINアカデミーには、子どもたちが「好きなこと」をとことん深められるサークル活動があります。今回はそのひとつ、鉄道研究サークルの活動報告です。メタバースで開催したフォトコンテスト、審査員にプロのカメラマンや鉄道会社の方をお招きした様子、そして一人ひとりの「好き」が広がっていく日々の活動を紹介します。学校が合わなくても、好きを軸に安心して過ごせる——そんなフリースクールのサークル活動の一場面です。
鉄道研究サークルってどんな場所?
鉄道研究サークルは、2026年8月から5名体制で活動しています。メンバーはそれぞれ「好きな鉄道のポイント」がちがい、ある子は車両、ある子は路線や景色、ある子は鉄道ゲーム……と、興味の向く先はバラバラです。
NIJINアカデミーのサークルでは、その「バラバラ」を無理にひとつにまとめません。一人ひとりの“好き”をそのまま尊重するのが基本です。好きな鉄道を調べて深めたり、おすすめの動画を共有したり、リアルイベントを企画したり。それぞれが思い思いのかたちで、自分の「好き」を育てています。
ポイント
「みんなで同じことをする」だけが活動ではありません。好きの方向がちがっても、同じ場所で認め合える——それ自体が、子どもにとって大切な居場所になります。
メタバースで「フォトコンテスト」を開催しました
サークルの大きな挑戦のひとつが、5月27日(15:00〜16:00)に開催したフォトコンテストです。特徴は、会場がメタバース空間だったこと。
きっかけは、メンバーの気づきでした。「リアルのイベントだと、遠くに住んでいる人が来られない。それなら、メタバース上でできるフォトコンテストがいいと思った」——場所の制約をこえて、誰もが参加できる形を子ども自身が考えたのです。審査には、プロのカメラマンや鉄道会社にお勤めの方を審査員としてお招きしました。鉄道にくわしい人も、そうでない人も参加できる、開かれたコンテストを目指しました。
▶ 全校HRで行った、フォトコンテストの事前告知の様子(NIJINアカデミー)
事前告知でメンバーが伝えたこと
- 開催日時:5月27日 15:00〜16:00、メタバース上で開催
- なぜメタバース?:リアルイベントだと遠くの人が来られない。オンラインなら誰でも参加できるから
- 審査員:プロのカメラマンや鉄道会社の方にアプローチ(心当たりのある人はぜひ紹介を、と呼びかけ)
- 参加のよびかけ:鉄道にくわしくない人も、好きな人も、ぜひ参加してほしい
応募写真に集まった「投票理由」
コンテストでは、応募された写真に対して見た人から投票が集まりました。単に「上手い・下手」ではなく、写真から伝わる空気感や気持ちに共感する声が多かったのが印象的です。実際に寄せられた投票理由を紹介します。
寄せられた投票理由(一部)
- 写真からローカルの温かな空気感とのんびり感が伝わってきて、ぬくもりを感じた
- 「みなかみに行くととても居心地がよい」という気持ちに共感でき、それが写真からも伝わってきた
- 車両と風景の比率もよく、とても素敵な写真だと思った
「その場所に行ってみたくなる」「気持ちが伝わる」——写真を通じて、撮った子の“好き”が見る人の心を動かしたことが伝わってきます。
サークルの「今」の活動
フォトコンテストのあとも、メンバーそれぞれの「好き」を深める活動が続いています。最近の様子を紹介します。
① 初のリアルイベントを計画中
あるメンバーは、サークル初となるリアルイベントを計画中です。9月に、関東圏で景色が美しいと有名な駅に集まり、海をバックに沈む夕日と駅をみんなで撮影しようという企画。メタバースのコンテストから、今度はリアルの場へと活動が広がっています。

② スペーシアX「完全ガイドブック」を作成中
新入生のメンバーは、特急スペーシアXが大好き。座席シート・値段・車内アナウンス・外観などを徹底的に調査して、「スペーシアX完全ガイドブック」を作成しています。この調査が、メンバー同士の「○○いいよね〜」「わかる〜」という会話のきっかけにもなっています。

③ Canvaで「おすすめ集」づくり/Slackで写真を共有
自分の好きな電車や鉄道ゲームをCanvaにまとめて、おすすめ集を作り始めたメンバーもいます。また、サークルのSlackでは、夏休み中に乗ったり撮ったりした電車の写真をみんなで投稿し合い、日々「好き」を共有しています。

「好き」を真ん中に、自分のペースで
鉄道研究サークルの活動には、NIJINアカデミーが大切にしていることが詰まっています。学年やクラスの枠をこえて、「好き」でつながること。うまくできるかどうかより、やってみたい気持ちを応援すること。そして、メタバースもリアルも使いながら、その子が参加しやすい形を一緒に考えること。
学校が合わなくても、好きなことに夢中になれる場所があれば、子どもは自分から動き出します。フォトコンテストの企画も、ガイドブックづくりも、はじめは小さな「好き」から始まりました。安心できる居場所と仲間がいれば、「好き」は挑戦へ、そして自信へと育っていきます。
NIJINアカデミーをのぞいてみませんか?
NIJINアカデミーは、オンラインで、その子のペースで学び・つながれる不登校の子のための学校です。鉄道研究サークルのように、「好き」を深められるサークル活動もたくさんあります。まずは公式LINEで最新情報を受け取り、無料の体験会で雰囲気を見てみてください。
まとめ
鉄道研究サークルは、5名それぞれの「好き」を尊重しながら活動しています。メタバースでのフォトコンテストは、「遠くの人も参加できるように」という子どもの発想から生まれ、プロのカメラマンや鉄道会社の方も審査に加わりました。応募写真には「空気感が伝わる」「共感した」という投票が集まり、今はリアルイベントの計画やスペーシアXの徹底調査など、活動がさらに広がっています。好きを真ん中に、自分のペースで挑戦できる——それがNIJINアカデミーのサークル活動です。
よくある質問
- Q. サークルには途中から入れますか?
- A. はい。興味を持ったタイミングで参加できます。「見ているだけ」から始めてもかまいません。どんなサークルがあるかはサークル紹介ページや体験会で見てみてください。
- Q. 鉄道にくわしくなくても参加できますか?
- A. もちろんです。フォトコンテストも「鉄道にくわしくない人もぜひ」と呼びかけていました。「なんとなく好き」「気になる」という気持ちが入り口で大丈夫です。
- Q. サークルは鉄道以外にもありますか?
- A. NIJINアカデミーには、子どもたちの「好き」から生まれたさまざまなサークル・活動があります。一覧はサークル紹介ページからご覧いただけます。
- Q. オンライン中心でも、リアルの活動はありますか?
- A. あります。鉄道研究サークルでも、メタバースのコンテストに加えてリアルの撮影イベントを計画中です。オンラインとリアルの両方で、参加しやすい形を大切にしています。

