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一年生の頃、突然始まった吐き気と頭痛。
食事もほとんど喉を通らず、体重は減っていきました。
病院で検査を受けても異常は見つからず、医師から告げられたのは、「学校へのストレスが体調に表れている」ということでした。
それから約3年間。
夜になると、翌日の学校のことを考えて涙が出る。
時には手を引いて学校まで送り届ける日々。
「無理に連れて行っていいのだろうか。」
そんな葛藤を抱えながら、お母さんは毎日悩み続けました。
保護者の私も「何がつらいのか」が分からなかった
こうペンには、はっきりとした原因がありませんでした。
先生との関係も良好。
友達もたくさんいる。
勉強もできる。
それでも体は悲鳴を上げていました。
お母さんは話します。
「本人も、私たち親も、先生も、何がそんなにつらいのか分からなかったんです。」
繊細な性格で、周りの刺激をたくさん受け取ってしまうこうペン。
学校という環境そのものが、大きな負担になっていたのかもしれません。
出会ったのは「ニジンアカデミー」
三年生になり、お母さんはフリースクールを探し始めました。
そこで出会ったのがニジンアカデミーです。
最初はオンラインの学校という仕組みが想像できず、「通えるリアル校があるなら」と入学を決めたそうです。
ところが実際にオンライン授業を見て驚きました。
担任の先生がいて、
クラス会議があり、
画面越しでも子ども同士がつながっている。
「オンラインなのに、ちゃんと学校なんだ。」
その印象は、お母さんの想像を大きく超えていました。

たった1か月で起きた変化
ニジンアカデミーに通い始めてから、1か月もしないうちに変化が現れます。
続いていた吐き気が、消えたのです。
そこで始めたのが
週3日学校、週2日ニジンアカデミー
という生活。
すると体調はさらに安定していきました。
「もし合わなければニジンを増やそうと思っていました。でも、このバランスが息子にはぴったりだったんです。」
今では、
「学校のいいところ」と
「ニジンのいいところ」
その両方を受け取れる生活になっています。

「休んでもいい」と思えたことが救いだった
大きかったのは、親子の気持ちの変化でした。
それまでは、
「学校へ行かなきゃ。」
という罪悪感が、親子を苦しめていました。
休んで公園へ行けば、
「学校休んでるの?」
と言われるかもしれない。
そんな不安もありました。
だからこそ、お母さんは学校のクラスメイトにも、ニジンアカデミーに通うことを伝える決断をします。
すると返ってきたのは、意外な言葉でした。
「すごい!」
「楽しそう!」
「僕も行ってみたい!」
周囲が理解してくれたことで、親子の罪悪感は少しずつ薄れていきました。
お母さんはこう振り返ります。
「罪悪感がなくなったことも、体調が良くなった大きな理由だったと思います。」
修学旅行でできた友達
ニジンアカデミーの修学旅行では、りょっぴと出会いました。
きっかけは、バンダナ配りのお手伝い。
自然と会話が生まれ、一緒に夕食のバイキングを楽しみました。
今ではLINEで連絡を取り合い、一緒にゲームをする仲です。
オンラインだけではなく、実際に会えたことも、友情を深めるきっかけになりました。
また、オンラインでも背景から好きなゲームの話で盛り上がり、新しい友達ができたり、サークル活動を通じて交流が続いたりと、人とのつながりも広がっています。

「自由」があるから挑戦できる
今の夢は、ゲームのYouTuber。
担任の先生からは、
「最初は休憩の場所だったけれど、これからは挑戦する場所にもしていこうね。」
そんな声もかけてもらったそうです。
インタビューを終えて、「学校がつらかった自分」に伝えたいこと
最後に、
「学校がつらかった頃の自分に声をかけるなら?」
と尋ねると、こうペンは少し考えて答えてくれました。
「ニジンのことを教えてあげたい。こんな場所もあるよって。」
そして、
「ニジンアカデミーを一言で表すと?」
という質問には、迷わずこう答えてくれました。
「自由。」
学校へ行くか、行かないか。
その二択ではなく、自分に合った学び方を選べること。
こうペン親子の歩みは、「選択肢があること」が子どもだけでなく、保護者の心も軽くするのだと教えてくれました。
NIJINアカデミーは、カメラ・音声オフでの見学も可能な、少人数制のオルタナティブスクールです。

