沖縄のインターナショナルスクール7校|学費・英語力・通学を比較【2026年最新】

沖縄のインターナショナルスクール

沖縄本島の中南部で、一般の家庭が入学を相談できるインターナショナルスクールは、各校の公式サイトで確かめられたものだけで7校です。学費は月3万6,000円(授業料)から年間約187万円(授業料と学習環境整備費)まで幅があります。日本の小学校・中学校として認可された一条校は1校だけで、ほかの学校に日本国籍の子が通うときは、就学義務と公立校の籍の扱いを先に確かめる必要があります。

この記事は、各校・文部科学省・沖縄県・那覇市の公式サイトで2026年10月に確認できた内容だけで作りました。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし(要問い合わせ)」と書いています。米軍基地の中にある学校は、一般の家庭が入れないため一覧に入れていません。

結論:沖縄のインターナショナルスクール選びの要点
  • 選択肢は7校——南城市(那覇市に幼児部)、読谷村、うるま市に2校、北谷町に2校、宜野湾市。那覇市内のキャンパスは幼児向けで、小学生からは南城市のキャンパスに通います
  • 学費の幅は月3万6,000円〜年間約187万円——アメラジアンスクールの授業料からOIS中等部の授業料+学習環境整備費まで。初年度は入学金や施設費が加わり、学校によっては200万円を超えます
  • 一条校はうるま市の沖縄アミークスインターナショナルだけ——ほかの学校は、日本国籍の子が通っても就学義務を果たしたことにはなりません(文部科学省)
  • 英語力の求め方は学校ごとに違う——入試で英語力を合否に使わない学校もあれば、学年相当の英語力を求める学校もあります
  • 英語・学費・通学が壁なら、別の道もある——公立のまま通い方を変える、フリースクール・オルタナティブスクール、オンラインの学校。後半で比べます

まずは、どんな家庭にどの学校が近いのかを早見表にしました。くわしい数字は、このあとの一覧表と1校ずつの紹介で確かめてください。

こんな家庭ならまず見たい学校ひとことで
幼児から高校まで、国際バカロレア(IB)で通したい01 オキナワインターナショナルスクール県内で唯一、PYP・MYP・DPの3つを持つIB認定校
アメリカ式の授業で、海外の大学も視野に入れたい02 沖縄クリスチャンスクールインターナショナルWASC・ACSIの認定を受けたK〜12年生の学校
英語で学びつつ、日本の小学校・中学校の卒業資格もほしい03 沖縄アミークスインターナショナル県の設置認可を受けた私立の小学校・中学校
北谷町の近くで、英語100%の環境に入りたい04 ホープインターナショナルアカデミー小学部はIPC(国際初等カリキュラム)で学ぶ
キリスト教の教育を大切にしたい05 ザイオン・クリスチャン・アカデミー・インターナショナル1995年設立、K5〜12年生
日本ともう一つの国にルーツがある06 アメラジアンスクール・イン・オキナワ日本語と英語の「ダブル」で学ぶNPOの学校
うるま市で、独自の少人数の学び方を見てみたい07 ダヴィンチインターナショナルスクール体験入学でクラス分けのテストを受けられる

沖縄でインターナショナルスクールを探す前に、知っておきたい3つのこと

1. 米軍基地の中の学校は、一般の家庭は入れません

沖縄でインターナショナルスクールを調べると、英語で授業をする学校がたくさん出てきます。その中には、米軍基地の中にある、アメリカ国防総省の教育部門(DoDEA)が運営する学校が含まれています。これらは米軍関係者の家族のための学校で、基地の外に住む一般の家庭が入学を申し込むことはできません。この記事の一覧には入れていません。

2. 「一条校かどうか」で、卒業後の進路が変わります

日本の法律では、保護者は日本国籍の子を、学校教育法の第1条に定める学校(いわゆる一条校:小学校・中学校など)に通わせる義務があります。文部科学省は、一条校ではないインターナショナルスクールに通わせても、就学義務を果たしたことにはならないと説明しています。また、一条校ではないインターの小学部を終えても、日本の中学校への入学は認められない、という考え方も示しています。

今回の7校のうち、一条校として県の設置認可を受けているのは、うるま市の沖縄アミークスインターナショナル(小学校・中学校)だけです。南城市のオキナワインターナショナルスクールは、公式サイトで「一条校ではない」と明記したうえで、県内の公立小学校・中学校に籍を置いたまま通う形を案内しています。ほかの学校は、日本の学校との籍の関係について公式サイトでの説明が少ないため、出願前に学校と、お住まいの市町村の教育委員会に聞いてください。

3. 那覇市内にあるのは幼児部。小学生からは車やスクールバスで通う学校が中心です

「那覇 インターナショナルスクール」で探す方が多いのですが、今回確認できた範囲では、那覇市内のキャンパスはオキナワインターナショナルスクールの那覇キャンパス(保育部・幼稚部)だけでした。小学生以上は、南城市・宜野湾市・北谷町・読谷村・うるま市の学校に通うことになります。

沖縄は電車がゆいレールだけなので、通学は保護者の送り迎えか、学校のスクールバスが前提になります。学費と同じくらい、毎朝の通学の現実を早めに考えておくと、あとで困りません。

【一覧表】沖縄のインターナショナルスクール7校|所在地・対象・学費・授業言語・認定

各校の公式サイトの記載をそのまま並べました。学費は、比べやすいように「授業料」の欄を中心に載せています。入学金や施設費などの費用は、1校ずつの紹介と、後の「初年度にかかる金額」の表で確かめてください。

学校名所在地対象授業料(公式)授業の言語認定・位置づけ
01 オキナワインターナショナルスクール(OIS)南城市玉城富里(幼児部は那覇市壺川)保育部〜高等部初等部 年1,197,900円/中等部 年1,472,900円(別に学習環境整備費)初等部はバイリンガル、中等部は大半が英語IB認定(PYP・MYP・DP)/一条校ではない
02 沖縄クリスチャンスクールインターナショナル(OCSI)読谷村座喜味K〜12年生小学部 年1,080,000円/中学部 年1,120,000円英語WASC・ACSI
03 沖縄アミークスインターナショナルうるま市字栄野比幼稚園年中〜中学3年小学校 月54,800円/中学校 月59,800円国語と社会の一部を除き英語県の設置認可を受けた私立小学校・中学校
04 ホープインターナショナルアカデミー北谷町宮城5歳(Prep)〜12年生月99,000円(2人目以降は月77,000円)小学部は英語100%の環境小学部はIPC認定(2024-28)
05 ザイオン・クリスチャン・アカデミー・インターナショナル北谷町桑江K5〜12年生幼稚園〜6年生 83,600円×10回/7〜12年生 86,500円×10回公式サイトに記載なし(要問い合わせ)ACSI加盟校
06 アメラジアンスクール・イン・オキナワ宜野湾市志真志プレK〜9年生(中学3年)月36,000円(ほかに諸費)主要教科を日本語と英語の両方で認定NPO法人が運営
07 ダヴィンチインターナショナルスクールうるま市上江洲プリスクール〜高等部公式サイトに記載なし(要問い合わせ)公式サイトに記載なし(英語が中心とみられる・要問い合わせ)米国の提携機関を通じたUS認定と記載(機関名の記載なし)

※2026年10月に各公式サイトで確認。01は2026年度の税込金額、02は2026-27年度(税込)、03は2026年度、04は2026-27年度、05は2026年8月〜2027年5月分の金額です。03〜05は税込かどうかの記載が公式サイトにありません。費用は改定されることがあるため、出願前に各校へお確かめください。

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那覇でインターナショナルスクールを探すなら|那覇から通える範囲と学校の場所

那覇市にお住まいの場合、小学生以上で通える学校は、すべて市の外にあります。南へ向かうなら南城市(OIS)、北へ向かうなら宜野湾市(アメラジアンスクール)、北谷町(ホープ・ザイオン)、さらに北の読谷村(OCSI)やうるま市(アミークス・ダヴィンチ)という並びです。

那覇から北の学校へは、国道58号線や沖縄自動車道を使う通学になります。朝の渋滞を考えると、スクールバスの停留所が自宅の近くにあるかどうかが、通い続けられるかを左右します。OCSIは区域(ゾーン)ごとのバスの年額を公表していて、アミークス・ホープ・ダヴィンチもバスの案内ページを用意しています。OISは、発着ルートの詳細は問い合わせるように案内しています。アメラジアンスクールはスクールバスがなく、家庭で送り迎えをする形です。

場所が近くても、募集している学年に空きがなければ入れません。見学を申し込む前に、受け付けている学年を確かめておくと安心です。

沖縄のインターナショナルスクールの見学に向かう親子の後ろ姿(イメージ)

01〜07|沖縄のインターナショナルスクールを1校ずつ解説

01 オキナワインターナショナルスクール(OIS)|南城市・那覇市

2003年に那覇市で始まった学校で、国際バカロレア(IB)のPYP(2011年)・MYP(2016年)・DP(2020年)の認定を受けています。幼児から高校まで、IBのプログラムを続けて学べるのが大きな特徴です。キャンパスは2つで、那覇市壺川の那覇キャンパスが保育部・幼稚部、南城市玉城富里の南城キャンパスが小学部・中学部・高等部です。

初等部(5年間)は、国語を日本語で学び、算数・理科・社会などの探究の授業はバイリンガルで行うと案内されています。中等部(Grade6〜9)は、国語と日本語の授業以外はすべて英語です。入学時の英語力について、初等部は「授業についていく基礎的な力」と「本気で英語を身につけたいという意欲」を、中等部は「成績が平均以上で英検3級以上なら、英語力を伸ばすことが可能」と書いています。

大事なのは学校の位置づけです。公式サイトは、IB認定校だが文部科学省の一条校ではないこと、県内の公立小学校・中学校に在籍している子は、そこに籍を置いたまま通学することを明記しています。中等部の案内には、出欠や成績などを公立学校に定期的に報告する、とも書かれています。

所在地
南城キャンパス:沖縄県南城市玉城富里143番地(小学部〜高等部)/那覇キャンパス:沖縄県那覇市壺川2-13-26 4F(保育部・幼稚部)
対象
保育部・幼稚部・初等部(5年間)・中等部(Grade6〜9)・高等部
授業の言語
初等部:国語は日本語、探究の授業はバイリンガル/中等部:国語・日本語以外はすべて英語
認定
国際バカロレア(PYP・MYP・DP)/一条校ではない(公立校に籍を置いたまま通学)
学費
2026年度・税込。初等部:年間授業料1,197,900円、学習環境整備費386,100円、入学金440,000円、年1回納付金100,000円、入学審査費用16,500円/中等部:年間授業料1,472,900円、学習環境整備費394,900円、入学金・年1回納付金・審査費用は初等部と同じ。きょうだい割引あり
入試
2027年度は第1回2026年11月28日、第2回2027年1月30日(中等部は第3回2027年3月1日も)。転入試験は随時
連絡先
南城キャンパス 098-948-7711/那覇キャンパス 098-835-1851

出典:オキナワインターナショナルスクール/学校について/初等部/中等部(2026年10月確認)

02 沖縄クリスチャンスクールインターナショナル(OCSI)|読谷村

読谷村座喜味にある、K(幼稚園年長)から12年生までの学校です。授業は英語で、アメリカ式の進め方をとっています。WASC(米国西部地区の学校認定協会)とACSI(国際キリスト教学校協会)の認定を受けています。

入学の英語力は、学年ごとにはっきり決められています。K〜3年生は面接で準備の度合いと英語力を見る、4〜5年生はオンラインの評価で学年の2学年差以内、6〜8年生は1学年差以内、9〜12年生は学年相当が目安です。入学時に英語の支えが必要な場合は、リテラシーサポート(ESL)のクラスに入ることがあり、別に1回分の費用がかかります。また、保護者か法的な後見人と一緒に日本に合法的に住んでいることが条件になっています。

所在地
沖縄県中頭郡読谷村座喜味1835
対象
小学部(K〜5年生)・中学部(6〜8年生)・高校(9〜12年生)
授業の言語
英語
認定
WASC・ACSI
学費
2026-27年度・税込。出願料40,000円、入学金240,000円、建設協力金300,000円(2人目以降は半額)/年間授業料 小学部1,080,000円・中学部1,120,000円・高校1,160,000円/年間費用 施設110,000円・教材52,000円・テクノロジー25,000円(4〜12年生)/給食・スクールバスは別料金
英語力
学年ごとの目安あり(上記)。必要に応じてESLクラス(別料金)
連絡先
098-958-3000(月〜金)

出典:Okinawa Christian School International/Tuition and Fees/Admissions Policies(2026年10月確認)

03 沖縄アミークスインターナショナル|うるま市

学校法人アミークス国際学園が運営する、幼稚園・小学校・中学校です。2011年度に幼稚園・小学校、2014年度に中学校の設置認可を受けていて、沖縄県の小学校・中学校の一覧にも載っています。つまり、日本の小学校・中学校として通える学校です。

公式サイトのよくある質問によると、国語と社会の一部を除いて、授業はすべて英語です。それでいて、入試では英語力は合否に影響しないと書かれていて、親子面接は英語と日本語の両方で行われます。課程は幼稚園の年中から中学3年までの11年間。学年を下げての受験は、特別な事由がない限りできません。編入には編入試験があります。校内に高校はなく、提携する日本の高校の受験に「アミークス枠」があると案内されています。

2027年4月入学(幼稚園・小学校)の出願は2026年7月1日〜9月14日で、すでに締め切られています。途中からの入学を考えるなら、編入試験の案内を確かめてください。

所在地
沖縄県うるま市字栄野比1212-1
最寄り
沖縄自動車道 沖縄北ICから3.2km/バス「いずみ病院入口」下車 徒歩約20分
対象
幼稚園(年中から)・小学校・中学校
授業の言語
国語と社会の一部を除き英語
位置づけ
県の設置認可を受けた私立の小学校・中学校(一条校)
学費
2026年度。入学金250,000円/授業料 小学校月54,800円・中学校月59,800円/教材費 年103,000円・施設費 年120,000円・厚生費 年15,000円(制服・バス・ランチは別)
連絡先
098-979-4711(平日8時15分〜17時00分)

出典:沖縄アミークスインターナショナル/学費・諸費一覧/よくある質問/沿革・概要/沖縄県 小学校一覧(2026年10月確認)

04 ホープインターナショナルアカデミー|北谷町

北谷町宮城にある学校で、0〜5歳のプリスクールのキャンパスと、5歳から12年生までの「インターディビジョン」のキャンパスに分かれています。小学部(Prep〜5年生)は英語100%の環境で、IPC(国際初等カリキュラム)を使ったプロジェクト型の学びをしています。中学部(6〜8年生)はIMYC、高校は提携する米国の学校のプログラムなどで学ぶ、と案内されています。

入学までの流れは、見学→英語と算数の入学試験と保護者面接→出願→前の学校の成績証明書の提出→1日体験→合格通知、です。英語力の最低ラインの数字は書かれていませんが、入学試験で英語の今の到達度を見るとされています。1年生に入るには、9月1日までに6歳になっている必要があります。運営は学校法人で、沖縄県の認可を受けた教育機関と書かれていますが、日本の就学義務との関係(一条校かどうか)は公式サイトに記載がありません。

所在地
インターディビジョン:沖縄県中頭郡北谷町宮城3-6/プリスクール:北谷町宮城1-51
対象
Prep(5歳)〜5年生(小学部)・6〜8年生(中学部)・9〜12年生(高校)
授業の言語
小学部は英語100%の環境
認定
小学部はIPC認定(2024-28)。日本の学校制度上の位置づけは公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
学費
2026-27年度。出願料22,000円、入学金88,000円(2人目以降44,000円)、授業料 月99,000円(2人目以降 月77,000円・高校はきょうだい割引なし)、教材費 年66,000円・テクノロジー費 年44,000円・施設費 年11,000円、入学試験料11,000円(税込かどうかの記載なし)
連絡先
インターディビジョン 098-926-3886/プリスクール 098-988-7784

出典:Hope International Academy/Fees/Elementary/Enrollment(2026年10月確認)

05 ザイオン・クリスチャン・アカデミー・インターナショナル|北谷町

北谷町桑江にある、1995年設立のキリスト教の学校です。対象はK5(5歳)から12年生。ACSI(国際キリスト教学校協会)の加盟校で、アメリカのAbekaのカリキュラムに、ACSIの教材などを組み合わせて学ぶと案内されています。

入学は、入学申込書の提出→校長などとの面接(子どもも同席)→必要に応じてクラス分けのテスト、という流れです。人種・宗教・国籍などを問わず受け入れると書かれていますが、英語力の条件や、日本の学校との籍の関係は公式サイトに記載がありません。学費の表は日本語版も公開されていて、比べやすい学校です。

所在地
沖縄県中頭郡北谷町字桑江586-10
対象
K5〜12年生
授業の言語
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
認定
ACSI加盟校
学費
2026年8月〜2027年5月の10回払い。学費 幼稚園〜6年生 83,600円×10回・7〜12年生 86,500円×10回/出願料3,300円、新規登録料55,000円、制服44,000円/年間利用料 教材費83,600円・テクノロジー費33,000円・施設利用料38,500円(税込かどうかの記載なし)
連絡先
098-936-9986

出典:Zion Christian Academy International/Admissions/学費及びその他費用(PDF)(2026年10月確認)

06 アメラジアンスクール・イン・オキナワ(AASO)|宜野湾市

宜野湾市志真志にある、認定NPO法人が運営する学校です。もともと日本とアメリカにルーツを持つ子どものためにつくられ、主要な教科を日本語と英語の両方で学ぶ「ダブル・イマージョン」で、二つの言語をバランスよく育てることを目指しています。

入学の条件は、国籍またはルーツの面で二つの国につながっていることです。親の出身国は問わないとされています。誰でも入れる学校ではない点に注意してください。英語と日本語の両方が話せることは条件ではなく、一つの言語だけの子は、5日間の体験週間でもう一方の言語を身につけられそうかを見ます。体験と面接を経て、年間を通して受け入れています。公式サイトには、AASOに通うことで日本の公立学校の卒業証書を得られると書かれています。

所在地
沖縄県宜野湾市志真志1-15-22
対象
プレK〜9年生(中学3年)。年度ごとに受け付ける学年を公表
授業の言語
主要教科を日本語と英語の両方で
入学の条件
国籍またはルーツで二つの国につながっていること/5日間の体験週間と面接
学費
授業料 月36,000円(ほかに諸費)。スクールバスなし、給食は希望制
連絡先
098-896-1966/office@amerasianschoolokinawa.org

出典:AmerAsian School in Okinawa/Admissions/FAQs(2026年10月確認)

07 ダヴィンチインターナショナルスクール|うるま市

うるま市上江洲にある学校で、プリスクール・幼稚園から小学部、中学部、高等部までのプログラムを案内しています。18年かけて研究・開発してきたという独自の教育法(DA·VINCI Holistic Approach)で、学年と子どもの進み具合に合わせてカリキュラムを調整すると書かれています。小学部は1日約6時間で宿題はなし、中学部は8時00分〜14時00分です。

特徴的なのは、今の学校(公立・私立・ホームスクール)をやめずに、1〜2日の体験入学ができること。体験の中で算数・言語・読解・作文のクラス分けテストを受けられます。英語がまったく話せない子にも英語を教える、とも書かれています。ただし、学費、対象年齢、授業の言語、認定機関の名前は公式サイトに記載がありません。見学や体験の前に、問い合わせて確かめてください。

所在地
沖縄県うるま市上江洲449-3
対象
プリスクール・幼稚園/小学部/中学部/高等部(年齢の記載なし)
授業の言語
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
認定
米国の提携機関を通じたUS認定と記載(機関名の記載なし)
学費
公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
連絡先
098-973-4637(9時00分〜18時00分)/info@davinci.okinawa

出典:DA·VINCI International School/Elementary/Jr. High School(2026年10月確認)

補足

沖縄には、英語で保育をするプリスクール(幼児だけの施設)もたくさんあります。この記事は小学生・中学生の学校選びが中心なので、幼児だけの施設は一覧に入れていません。また、塾や英会話教室の「小学部」も、学校ではないため載せていません。

沖縄のインターナショナルスクールの学費|初年度にかかる金額を比べる

インターナショナルスクールの学費は、授業料だけでは比べられません。入学金や施設費、教材費、そして学校によっては「建設協力金」のような1回だけの費用がかかります。年間の金額が公式サイトで計算できる3校について、小学生が1年目に払う金額を並べました。

学校(小学生の場合)授業料(年間)毎年かかる費用入学時だけ1年目の合計
01 OIS 初等部1,197,900円学習環境整備費386,100円+年1回納付金100,000円入学金440,000円+審査費用16,500円2,140,500円
02 OCSI 小学部(K〜3年生)1,080,000円施設110,000円+教材52,000円出願料40,000円+入学金240,000円+建設協力金300,000円1,822,000円
05 ザイオン(幼稚園〜6年生)836,000円(83,600円×10回)教材83,600円+テクノロジー33,000円+施設38,500円出願料3,300円+新規登録料55,000円1,049,400円(制服44,000円は別)

※各校の公式サイトの金額を足し合わせたもの(2026年10月確認)。給食・スクールバス・制服・行事などは含みません。OCSIの4〜5年生はテクノロジー費25,000円が加わります。05は税込かどうかの記載がありません。

月額で案内している学校は、年間の支払い回数が公式サイトに書かれていないため、合計は計算していません。アミークスは授業料が月54,800円(小学校)で、年間の教材費・施設費・厚生費が合わせて238,000円、入学金250,000円。ホープは授業料が月99,000円で、年間の教材・テクノロジー・施設費が合わせて121,000円、入学金88,000円。アメラジアンスクールは月36,000円に諸費がかかります。見学のときに「1年間で、全部でいくらになりますか」と聞くと、比べやすくなります。

きょうだい割引はOIS・OCSI・ホープ・ザイオンが、SOFAの対象の家族などへの割引はOCSI・ホープが公表しています。

沖縄の自宅でインターナショナルスクールの学費や資料を比べる親子(イメージ)

エリア別|那覇・浦添・宜野湾・沖縄市・うるま・北中城から通うとき

学校の場所と、お住まいの地域から見た位置関係を整理しました。所要時間は道路の状況で大きく変わるため、ここでは載せていません。実際に通う時間帯に、一度走ってみるのがいちばん確かです。

お住まいの地域位置関係が近い学校確かめておきたいこと
那覇市01 OIS(幼児は那覇キャンパス、小学生からは南城キャンパス)南城キャンパスへのスクールバスの発着ルート
浦添市・宜野湾市06 アメラジアンスクール(宜野湾市)、04 ホープ・05 ザイオン(北谷町)アメラジアンスクールはスクールバスなし。入学の条件
北谷町・北中城村・沖縄市04 ホープ・05 ザイオン(北谷町)、02 OCSI(読谷村)OCSIはゾーンごとにバスの年額が違う
読谷村・嘉手納町02 OCSI(読谷村)学年ごとの英語力の目安
うるま市03 アミークス、07 ダヴィンチ(どちらもうるま市)アミークスは入学試験の時期、ダヴィンチは学費
南城市・南風原町・与那原町01 OIS 南城キャンパス通学の手段(送迎かバスか)

浦添市・沖縄市・北中城村の中には、今回の条件(一般の家庭が入れて、小学生以上が通える学校)に当てはまる学校は見つかりませんでした。北中城村や沖縄市からは北谷町が近く、うるま市にも向かいやすい位置です。

英語が話せなくても入れる? 学年ごとの英語力の目安

保護者の方からいちばん多い心配が「英語ができないけれど大丈夫か」です。公式サイトの記載を比べると、学校ごとの考え方の違いがよくわかります。

学校入学時の英語力について公式サイトの記載
01 OIS初等部は基礎的な力と意欲を重視。中等部は成績が平均以上で英検3級以上なら伸ばせる、と記載
02 OCSIK〜3年生は面接で確認、4〜5年生は学年の2学年差以内、6〜8年生は1学年差以内、9〜12年生は学年相当
03 アミークス入試で英語力は合否に影響しない(英語ができなくても受験できる)
04 ホープ入学試験で英語と算数の到達度を見る(最低ラインの記載なし)
05 ザイオン必要に応じてクラス分けテスト(英語力の条件は記載なし)
06 アメラジアンスクール英語と日本語の両方ができることは条件ではない。体験週間で見る
07 ダヴィンチ英語がまったく話せない子にも教えると記載。体験でクラス分けテスト

学年が上がるほど、英語で教科を学ぶ力が求められます。小学校高学年や中学生から入るなら、英語の授業についていけるかどうかを、体験で子ども自身が確かめることがとても大切です。「入れるか」だけでなく、「入ったあと毎日楽しく過ごせるか」を一緒に見てください。

日本国籍の子が通うときの就学義務と、学校の籍のこと

前半でも触れましたが、ここは家族の将来に関わるので、もう一度整理します。文部科学省は、日本国籍の子を一条校ではないインターナショナルスクールに通わせても就学義務を果たしたことにはならず、インターの小学部を終えたあとに日本の中学校に入ることも認められない、と説明しています。

学校のタイプ該当する学校日本の学校との関係
一条校(県の設置認可を受けた私立の小学校・中学校)03 アミークス日本の小学校・中学校として卒業できる
一条校ではなく、公立校に籍を置いて通う形を公式に案内01 OIS公立校に在籍したまま通い、出欠や成績を公立校に報告
日本の公立校の卒業証書を得られると公式に記載06 アメラジアンスクールくわしい仕組みは学校と市町村に確認
日本の学校との籍の関係について公式サイトに記載なし02 OCSI、04 ホープ、05 ザイオン、07 ダヴィンチ出願前に学校と市町村の教育委員会に確認

公立校に籍を置いたままインターに通う場合、出席の扱いは在籍校の校長が判断します。学校によって対応が違うことがあるので、入学を決める前に、お住まいの市町村の教育委員会と在籍校に相談しておくと安心です。二重国籍の子の扱いは、自治体ごとに案内が異なるため、こちらも教育委員会に確かめてください。

出典:文部科学省「学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について」/各校公式サイト(2026年10月確認)

見学・説明会で聞いておきたい7つのこと
  • 日本国籍の子は、日本の学校の籍をどう扱っていますか——一条校かどうか、公立校との連絡のしかたを聞きます
  • 今の学年に空きはありますか。途中からの入学はできますか——転入試験が随時か、決まった日だけかを確かめます
  • 入学時の英語力は、どのくらい必要ですか。入学後の英語の支えはありますか——ESLクラスの有無と費用も聞きます
  • 1年間で、全部でいくらかかりますか——入学金・施設費・教材費・バス・給食・制服まで含めた金額を聞きます
  • スクールバスは、どこを通りますか——自宅の近くに停留所があるか、ない場合の送迎の負担を確かめます
  • 中学・高校はどこへ進む子が多いですか——校内に上の学年がない学校は、その先の道を聞いておきます
  • 体験入学はできますか。今の学校に通いながらでもいいですか——子ども自身が「ここに通いたい」と思えるかを確かめる機会です

学費・英語力・通学が壁になるとき|インター以外の4つの道

見学をしてみて、「学費が続かない」「英語の授業についていくのが難しそう」「毎朝の送り迎えができない」と感じることは、少しもおかしなことではありません。インターナショナルスクールは魅力のある学校ですが、どの家庭にも合う学校ではないからです。

ここでは、インター以外の4つの道を並べます。どれが上ということではなく、お子さんとご家庭の今に合うものを選ぶための材料です。

公立のまま、通い方を変える

今の学校に籍を置いたまま、別室で過ごす、時間を短くする、教育委員会の教室に通う、といった方法があります。那覇市では、那覇市教育委員会 教育相談課(098-941-7868)が相談を受けていて、学校に代わる居場所として自立支援教室(あけもどろ学級・きら星学級)があります。ほかの市町村にも、教育委員会の相談窓口や教室があります。まずは担任の先生か、市町村の教育委員会に話してみてください。

私立の小学校・中学校

英語の授業を大切にしている私立校もあります。今回紹介したアミークスは、英語で学ぶ私立の小学校・中学校です。私立校は日本の卒業資格が得られる一方、入学試験や転入試験があり、学費もかかります。

フリースクール・オルタナティブスクール

今の学校に籍を置いたまま通える、学校の外の学びの場です。沖縄県には、在籍校が出席扱いとするフリースクールへの通学費支援があり、所得などの条件にあてはまる中学生・高校生のバス・モノレールの通学費が支援されます(オキカなどを交付)。問い合わせは沖縄県教育庁 教育支援課(098-866-2711)です。那覇市や沖縄市の施設は、関連記事でくわしく紹介しています。

オンラインの学校

家から参加できるオンラインの学びの場は、通学の負担がありません。外に出るのがまだ難しい時期や、送り迎えが難しい家庭でも始めやすいのが利点です。インターのオンライン校もありますが、日本語で学べるオンラインのオルタナティブスクールもあります。

比べる点公立のまま通い方を変える私立小・中学校フリースクール・オルタナティブスクールオンライン
籍今の公立校私立校に移る今の学校に置いたまま今の学校に置いたまま(多くの場合)
費用公立校の費用(教育委員会の教室の費用は市町村に確認)入学金・授業料など施設ごとに違う(月額制が多い)サービスごとに違う(月額制が多い)
学ぶ言語日本語日本語(英語に力を入れる学校もある)多くは日本語日本語・英語どちらもある
入るまで担任・教育委員会に相談入学試験・転入試験見学・体験から説明会・体験から
通学今の学校・教育委員会の教室学校まで通う施設まで通う家から参加
出席の扱い在籍校の出席私立校の出席在籍校の校長が判断在籍校の校長が判断

出典:那覇市「学校が苦手な児童生徒の保護者の方へ」(令和7年12月更新)/沖縄県「在籍校が出席扱いとするフリースクールへの通学費支援」(2026年9月更新)/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日(2026年10月確認)

NIJINアカデミーという選択肢|インターではなく、日本語で学べるオルタナティブスクール

NIJINアカデミーは、インターナショナルスクールではありません。不登校の小学生・中学生のための、日本語で学べるオルタナティブスクールです。今の学校に籍を置いたまま、自宅からアバターで通うメタバース校舎を中心に学びます。2026年10月時点の公式の教室一覧では、全国52か所にリアル教室がありますが、沖縄県内にリアル教室はありません。沖縄からは、メタバース校舎で参加する形になります。

メタバース校舎は平日毎日ひらいていて、月100コマのオンライン授業から選んで参加できます。クラスは少人数(8〜10人)で担任の先生がつき、顔も声も出さずに参加できます。チャットだけ、見ているだけの参加からでも大丈夫です。これまでの累計入学は1000名超。出席扱いを希望したご家庭のうち97%が、在籍校で出席として認められています(最終的な判断は在籍校の校長が行います)。

形
オンライン(メタバース校舎・自宅から参加)。沖縄県内にリアル教室はありません
対象
不登校の小学生・中学生
授業の言語
日本語
開校日
平日毎日(月100コマ)
費用
月額25,443円(メタバース料23,760円+施設利用料1,683円、税込)/初月のみ入学金33,000円(税込)/年払いは年間47,520円お得
出席扱い
希望したご家庭の97%が在籍校で出席として認められています(最終判断は在籍校)

合いやすいお子さんは、たとえば次のような子です。今は外に出るのがしんどいけれど、家から誰かとつながっていたい子。英語よりも先に、安心して過ごせる場所がほしい子。沖縄の離れた地域に住んでいて、通える場所が近くにない子。学校の籍はそのままにして、出席扱いの相談も進めたいご家庭にも向いています。

合いにくいお子さんもいます。英語で教科を学ぶ環境に、毎日どっぷり浸かりたい子には、インターナショナルスクールのほうが合っています。また、毎日、決まった建物に通って、たくさんの友だちと体を動かしたい子には、沖縄県内に教室がない以上、オンラインだけでは物足りないかもしれません。その場合は、地域のフリースクールと組み合わせる使い方も考えられます。

まずは授業の様子を見てから考えたい、という方は、無料体験説明会の日程を見るからどうぞ。保護者の方だけの参加でも大丈夫です。

出典:NIJINアカデミー 学費・プラン/全国のリアル教室一覧(2026年10月確認)

沖縄の自宅からオンラインのオルタナティブスクールの授業に参加する中学生(イメージ)

よくある質問

沖縄にインターナショナルスクールは何校ありますか。
米軍基地の中の学校をのぞき、一般の家庭が入学を相談できて、小学生以上が通える学校は、この記事で公式サイトを確かめられたもので7校です。南城市(那覇市に幼児部)のOIS、読谷村のOCSI、うるま市のアミークスとダヴィンチ、北谷町のホープとザイオン、宜野湾市のアメラジアンスクールです。
那覇市内に、小学生が通えるインターナショナルスクールはありますか。
今回確認できた範囲では、那覇市内のキャンパスはOISの那覇キャンパス(保育部・幼稚部)だけでした。小学生以上は、OISの南城キャンパスや、宜野湾市・北谷町・読谷村・うるま市の学校に、送り迎えかスクールバスで通うことになります。
沖縄のインターナショナルスクールの学費は、いくらくらいですか。
授業料だけで見ると、アメラジアンスクールの月36,000円から、OIS中等部の年間1,472,900円(別に学習環境整備費394,900円)まで幅があります。1年目は入学金や施設費が加わり、OIS初等部は合計2,140,500円、OCSI小学部(K〜3年生)は1,822,000円になります(いずれも公式サイトの金額の合計)。
日本国籍の子がインターに通うと、義務教育はどうなりますか。
文部科学省は、一条校ではないインターナショナルスクールに通わせても就学義務を果たしたことにはならないと説明しています。今回の7校で一条校はアミークスだけです。OISは公立校に籍を置いたまま通う形を案内しています。ほかの学校は、出願前に学校と市町村の教育委員会に確認してください。
英語が話せなくても入れますか。
学校によります。アミークスは入試で英語力を合否に使わないと書いています。OCSIは学年ごとに英語力の目安を決めていて、学年が上がるほど学年相当の力が求められます。アメラジアンスクールやダヴィンチは、体験の中で様子を見る形です。体験入学で、子ども自身が授業についていけそうかを確かめるのがおすすめです。
学校に行きづらい子が、インターに転校するのはどうですか。
環境が変わることで元気になる子もいますが、新しい学校と英語の授業という二つの変化が重なり、負担が大きくなることもあります。体験入学で、子どもが「ここなら通いたい」と思えるかを大切にしてください。あわせて、公立のまま通い方を変える、フリースクールやオンラインを使う、といった道も比べてみてください。
NIJINアカデミーはインターナショナルスクールですか。沖縄に教室はありますか。
NIJINアカデミーはインターナショナルスクールではなく、日本語で学べる、不登校の小学生・中学生のためのオルタナティブスクールです。2026年10月時点で沖縄県内にリアル教室はなく、沖縄からは自宅から参加するメタバース校舎(平日毎日・月額25,443円、税込)で学ぶ形になります。

まとめ

沖縄でインターナショナルスクールを探すときの順番を、もう一度整理します。

1つめは、「一般の家庭が入れる学校」と「一条校かどうか」を先に分けること。米軍基地の中の学校は一般の家庭は入れません。7校のうち一条校はアミークスだけで、ほかの学校は就学義務と公立校の籍の扱いを、学校と教育委員会に確かめる必要があります。

2つめは、1年間の総額と、毎朝の通学で比べること。学費は、月3万6,000円(アメラジアンスクールの授業料)から年間約187万円(OIS中等部の授業料と学習環境整備費)まで。1年目は入学金などが加わります。那覇市内のキャンパスは幼児部だけなので、小学生からはスクールバスか送り迎えが前提です。

3つめは、英語力と、子ども自身の気持ちを体験で確かめること。英語力の求め方は学校ごとに大きく違います。「入れるか」より「楽しく通い続けられるか」を見てください。

学費・英語力・通学のどれかが壁になったときは、公立のまま通い方を変える、フリースクール・オルタナティブスクール、オンラインという道もあります。どの道を選んでも、お子さんが安心して学べる場所を探すことは、前に進んでいる証です。

NIJINアカデミーのイベントに集まった全国の子どもたちとスタッフの集合写真日本最大級のオルタナティブスクール|小中高一貫校

NIJINアカデミーを選ぶ家庭が、増えています。

2023年9月の開校から、累計1000名を超える子どもたちが入学。
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