「学校に行けない」「朝になると動けなくなる」「休みが続き、どこへ相談したらよいか分からない」。横手市でお子さんの登校に悩んでいるとき、最初から登校再開の方法を決めたり、理由をうまく説明したりする必要はありません。横手市には、学校と連携する3つの教育支援センター「かがやき教室」、こども・若者相談窓口Yotte・Cotto、秋田県の教育相談・児童相談など、状況に応じてつながれる窓口があります。
この記事では、横手市と秋田県、国の公式情報をもとに、相談先の対象・電話・受付時間・利用の流れを整理しました。すべてに連絡しなくて大丈夫です。今いちばん話しやすい先を一つ選び、「何から相談したらよいか分からない」と伝えることから始められます。
- 学校を休んでいる小中学生の居場所・教育相談は、南・西・東かがやき教室。平日(月〜木・祝日除く)9時〜15時。住所区域により原則の教室が決まり、所属校に相談して利用方法を確認します。
- 本人や保護者が、学校以外の相談相手・居場所を探すならYotte・Cotto(0182-35-4056)。月〜金9時〜16時、祝祭日・年末年始を除く。おおむね20歳代までの子ども・若者が対象で、メール・予約フォームもあります。
- 県の教育相談は、秋田県南教育事務所「すこやか電話」0120-377-943。月〜金8時30分〜17時(祝日・年末年始を除く)。県総合教育センターの相談や24時間の子どもSOSダイヤルも利用できます。
- 急な危険や自傷・虐待など安全に関わる心配は、緊急時は110・119、子どもの虐待・養育相談は児童相談所相談専用ダイヤル189、県の子ども家庭相談電話0120-42-4152(24時間)など、内容に合う窓口へ。
- 横手市と秋田県で、不登校の相談をどこから始められるか
- 3つのかがやき教室の開室日・時間、所在地、電話、利用の基本
- Yotte・Cottoの対象と相談方法、保護者だけで相談するときの考え方
- 県のすこやか電話、総合教育センター、24時間相談などの使い分け
- 欠席中の学び、在籍校との連携、民間の居場所やオンライン学習を検討する手順
NIJINアカデミーは、学校に在籍しながら利用できるオンライン中心のオルタナティブスクールです。ここでは公的窓口の案内を優先し、後半に学校外の選択肢の一つとして紹介します。入会を前提にせず、費用・参加方法・学校との連携を比べる材料としてご覧ください。
横手市で不登校の相談先を探しはじめたとき、最初に知っておきたいこと
不登校について相談するとき、「学校へ戻すにはどうしたらよいか」をすぐ決める必要はありません。まずは、子どもが何に疲れているのか、家での休み方をどう整えるか、学校とどの程度連絡を取るか、学びの機会をどう確保するかを整理することができます。相談は、本人を説得する場ではなく、いま起きていることと選べる支援を一緒に考える場です。
横手市の特徴は、学校を欠席している児童生徒と保護者を支援する「かがやき教室」が南・西・東の3か所にあることです。市の案内では、各教室の指導員が子どもの指導にあたり、面接や電話での相談・連絡も行うとしています。開室は月曜日から木曜日の9時〜15時。居住区域により原則利用する教室が決まり、詳しい区域や申込みは所属校と相談します。
また、学校教育の担当窓口とは別に、子ども・若者と家族が悩みを話せるYotte・Cottoがあります。市公式ページは、おおむね20歳代までの子ども・若者世代が、カウンセラーに相談したり、安心して過ごせる居場所として利用したりできると案内しています。対象年齢を超える保護者だけの相談や、教育支援センターの利用の詳細は、ページに記載された連絡先へ確認してください。
迷っている段階でも、相談して構いません。
「休みが続いている」「本人は理由を話せない」など、確認できていることだけを共有します。
学校との連絡、かがやき教室、Yotte・Cotto、県の相談など、相談員に合う窓口を尋ねます。
見学、短時間の利用、電話相談など、本人の負担が小さい方法から考えます。
相談する前に、準備は要りません
電話で話すことがまとまっていなくても大丈夫です。「横手市で、子どもが学校に行けない日が続いています。どこに相談したらよいか分かりません」と伝えれば、窓口の担当者が確認したいことを質問してくれます。保護者が先に相談し、本人の希望や心身の様子を相談員と整理する方法もあります。
もし言葉が出にくければ、紙やスマートフォンに「いつ頃から」「朝や学校の話題でどんな変化があるか」「本人が安心できる時間・場所」を一言ずつ書いておくと便利です。欠席日数や診断名が分からなくても、相談は始められます。聞かれた項目に答えられないときは、「今は分からない」と伝えてください。
相談窓口に電話しただけで学校へ自動的に情報が伝わるとは限りません。共有が必要な場合は、誰に何を伝えるかを確認しましょう。Yotte・Cottoや県の相談機関の守秘・情報共有の扱いは個別に窓口へ問い合わせてください。学校に相談した場合も、連絡頻度や方法、本人に直接連絡する前に保護者へ相談してほしいことなど、希望を具体的に伝えて構いません。

数字で見る横手市・秋田県・全国の不登校
不登校の相談先を探すとき、「同じ状況の家庭はあるのだろうか」と不安になることがあります。横手市の令和6年度主要施策成果資料では、「不登校児童生徒の出現率」が指標として掲載され、令和5年度実績3.3%、令和6年度実績3.5%と記載されています。これは市の施策評価上の割合であり、児童生徒の実数そのものではありません。資料のこの指標欄には小学校・中学校別の人数は示されていないため、本記事では市全体の人数を推計せず、この参照資料では人数は公表されていないと明記します。
秋田県教育委員会の令和6年度調査では、県内公立小中学校の不登校児童生徒数は小学校695人、中学校1,313人、合計2,008人と公表されています。学校種や母数が異なるため、横手市の割合と単純に比較する数字ではありません。県全体の数は、地域で相談や支援の選択肢を整える必要性を考える基礎情報です。
全国では文部科学省の令和6年度調査で、小中学校の不登校児童生徒数は353,970人(小学校137,704人、中学校216,266人)。在籍児童生徒1,000人当たりでは合計38.6人です。ここでいう不登校は、心理的・情緒的・身体的・社会的要因や背景により、登校しない、またはしたくてもできない状況にある者のうち、病気や経済的理由による者を除き、年度間に30日以上欠席した者など、文部科学省調査の定義に基づく集計です。
| 地域・資料 | 対象と公表値 | 読み方 |
|---|---|---|
| 横手市・令和6年度 | 施策評価の出現率3.5%。人数は同指標欄で確認できず | 市の割合と人数を混同しない |
| 秋田県・令和6年度 | 公立小中学校2,008人 | 小695人・中1,313人 |
| 全国・令和6年度 | 小中学校353,970人 | 小137,704人・中216,266人 |
出典:横手市「令和6年度における主要な施策の成果を説明する書類」/秋田県「令和6年度 秋田県の不登校、いじめ、暴力行為の状況」/文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2026年10月確認)
相談につながっていない子が、全国で約4割
文部科学省の令和6年度調査では、不登校の小中学生のうち、学校内外の専門的な相談・指導等を受けていない児童生徒が135,724人、全体の38.3%とされています。これは「誰も気にかけていない」という意味ではなく、調査で定める専門的相談・指導等の対象機関につながっていない数です。家族が相談先を探している途中だったり、本人が話す準備をしていたりする場合もあります。
数字を見て焦る必要はありません。相談につながる時期は家庭ごとに違います。本人が相談を拒むときは、保護者だけが窓口に状況を話し、親の関わり方や学校との連絡について助言を受けることもできます。まずは家の中で安心して休める時間をつくり、必要な支援を少しずつ選べる状態を目指します。
困りごと別|横手市の相談先の選び方
相談先は、困りごとを一つに絞ってから選ぶ必要はありません。まず動かしたいことに合わせ、入り口を選べます。具体的な対象や条件は、各窓口の公式案内と直接の問い合わせで確認してください。
| いま気になっていること | 最初の相談候補 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 休みが続き、家での過ごし方を相談したい | 所属校、かがやき教室 | 利用区域、見学・体験、学校との連絡方法 |
| 学校に話しづらく、第三者と話したい | Yotte・Cotto、県南教育事務所 | 保護者のみの相談可否、相談内容、予約 |
| 子どもが安心して行ける場所を探したい | 南・西・東かがやき教室、Yotte・Cotto | 距離、曜日、本人の負担、利用の手順 |
| 外出が難しい、電話で話せない | Yotte・Cottoのメール・予約フォーム、学校への連絡 | 訪問相談の予約可否、オンライン手段 |
| 発達・心身の不調や生活面が心配 | かかりつけ医、市の子育て・福祉窓口 | 症状の緊急性、医療・福祉の専門相談 |
| 夜や休日に、子どもがつらさを訴える | 24時間子供SOSダイヤル、県子ども家庭相談電話 | 急を要する安全確保が必要か |
| 出席扱いや学習の記録を知りたい | 在籍校の担任・管理職 | 学校の評価方法、教育支援センター等との連携 |
一度にすべての課題を解決しなくてかまいません。「朝の声かけで親子ともに消耗する」「本人が家から出られない」など、今週いちばん負担になっていることを一つ伝えるだけで、相談は前に進みます。窓口の担当が専門外の内容と判断した場合は、次の相談先を尋ねてください。複数の課題がある場合に、どの機関が全体を調整できるかを一緒に確認することもできます。

学校の中で相談する|担任・管理職・スクールカウンセラー
在籍校は、欠席状況や学習、友人関係など日々の変化を共有する身近な窓口です。ただし、学校へ連絡することが負担になっていたり、本人が先生との接触を望まなかったりする場合もあります。連絡の頻度や方法は、家庭の希望を伝えながら調整できます。保護者が「今は本人に登校の話を繰り返さず、体調と安心を優先したい」と伝えることも、支援の相談です。
担任・管理職と決めておくとよいこと
欠席連絡を電話からアプリへ変える、毎日の連絡を週1回にする、本人への直接の連絡は事前に保護者へ確認してもらう、宿題を一時的に減らすなど、具体的な負担を小さくする方法を話し合えます。先生が変わる際の引き継ぎや、学年・教科担当との情報共有の範囲も確認しましょう。「学校へ行く前提で話されると苦しくなる」など、本人の反応も共有して構いません。
校内別室やスクールカウンセラーの確認
校内教育支援センターや別室の設置状況、利用できる時間、教室へ入る必要があるか、付き添いの要否は学校ごとに違います。全校で同じ制度があるとは限らないため、現在の学校で利用可能な支援を確認してください。スクールカウンセラーの配置・相談方法・予約枠も学校に問い合わせます。最初は保護者だけの面談が可能か、本人が話さなくても利用できるかを尋ねると、予定を立てやすくなります。
学校との連絡が難しい場合は、先に市のかがやき教室やYotte・Cotto、県の教育相談へ相談し、「学校とどう連絡すれば負担が少ないか」を一緒に整理できます。学校に伝える内容は、本人の同意を確認し、目的を決めたうえで共有しましょう。
横手市と秋田県の窓口|まずはかがやき教室・Yotte・Cotto
市内の教育支援の中心となるのは、教育委員会の3つの「かがやき教室」です。学校を欠席している児童生徒と保護者を支援する教室で、学習指導に加え、面接や電話での相談・連絡に対応します。月曜日から木曜日(祝日を除く)の9時〜15時に開室し、昼食は各自持参です。カウンセリングも可能ですが、詳細は所属校へ問い合わせるよう市が案内しています。
| 教室 | 所在地 | 電話 |
|---|---|---|
| 南かがやき教室 | 平鹿町醍醐字四ツ屋76(醍醐地区交流センター2階) | 0182-25-3080 |
| 西かがやき教室 | 大雄字三村東18(大雄農業団地センター2階) | 0182-23-8648 |
| 東かがやき教室 | 大町7番9号(旧横手図書館1階) | 0182-23-7717 |
教室の案内は、住所区域に応じて原則利用先を定めています。どこへ通うかを自分で決める前に、所属校または市教育委員会教育指導課へ確認しましょう。見学・体験・入級までの必要書類、保護者の送迎、利用頻度、学習内容、学校への出席状況報告などは、最新のリーフレットと担当窓口で確認するのが確実です。市の案内には全教室の電話・メールが掲載されています。
子ども・若者相談窓口Yotte・Cottoは、横手市駅前町1-21、ニッパツY2ぷらざ内にあります。開設時間は月〜金の9時〜16時(祝祭日・年末年始を除く)、電話0182-35-4056、メールkodomo-wakamono@city.yokote.lg.jpです。市の公式ページには、来所・訪問の相談予約フォームが掲載されています。おおむね20歳代までの相談窓口で、相談だけでなく安心して過ごす居場所としての利用も案内されています。開所中の利用方法、初回相談の予約、保護者単独での相談、対象年齢などは事前に問い合わせてください。
この窓口は「子どもが学校に行かないので、学校以外にも話せる人を探したい」「本人が悩みを言葉にできないため、親として何をすればよいか知りたい」というときの候補です。教育指導課は学校教育や教室の利用、Yotte・Cottoは子ども・若者と家族の相談、というように役割の入口が異なります。どちらに連絡するか迷うときは、電話で内容を伝え、適切な担当につないでもらえるか尋ねましょう。
市の「教育に関する事務の点検・評価」資料では、教育相談・不登校適応指導教室の取組を掲載しています。市教育指導課はかがやき教室の情報を案内しており、ページ記載の問い合わせ先は教育指導課教育指導係(0182-35-2123)です。電話番号や担当が変更される場合があるため、連絡前に市の公式ページを確認してください。

教育支援センター等の居場所とオンラインの学び
「毎日学校へ戻ること」だけを目標にせず、安心して過ごせる居場所、少しずつ学習に向き合う時間、家族以外の人と関わる機会を探すこともできます。横手市のかがやき教室は、市が学校を欠席している児童生徒と保護者を支援する教室として案内している公的な選択肢です。開室時間は月〜木の9時〜15時。昼食は各自持参とされ、利用教室は居住区域により原則決まります。
教室に通うことへの不安が強い場合は、まず保護者だけで相談し、施設の場所や雰囲気を聞く、見学の可否を確認する、短時間の体験から始めるなど、段階を小さくできます。教室の利用により学校との関係がどうなるか、出欠の扱い、学習の進め方、所属校との連携は個別に確認してください。公的施設の制度や学校での出席扱いの運用は、在籍校・教育委員会の判断が関わります。
外出や対面の場への参加が難しい場合、オンラインの相談・学習を検討できます。学校のオンライン配信、教育委員会が提供する学習教材、民間のオンラインスクールなど、形式はさまざまです。オンライン利用が出席扱いになるかは自動的に決まるものではありません。文部科学省の通知に基づく要件と、在籍校が確認する学習状況・連携方法などを、始める前に学校へ相談しましょう。
本人が「何もしたくない」と言う時期に、学習の場を急いで増やす必要はありません。睡眠や食事、安心できる過ごし方を整え、本人の気持ちが少し動く時に、見学・オンライン体験・短い面談など負担の小さい選択肢を提示します。保護者が先に施設を調べ、パンフレットを見てから本人に選択肢を示す方法もあります。
心身・発達・家庭・福祉の相談
欠席の背景は一つとは限らず、体の不調、睡眠リズム、発達の特性、人間関係、家庭の疲れなどが重なることもあります。相談先を選ぶときは、原因を決めつけず、いま最も困っていることに応じて窓口を選びます。腹痛や頭痛などが続く場合は、まず医療機関に相談し、急な症状や危険がある場合は救急相談・救急要請を検討してください。
子ども・若者と家族の相談
Yotte・Cottoはおおむね20歳代までの子ども・若者を対象とし、カウンセラーへの相談、居場所利用を案内しています。市のひきこもりや孤独・孤立に関する案内には、本人・家族が相談しやすい窓口として掲載されています。登校のことだけでなく、家族との会話、昼夜逆転、外出への不安などを相談できるか、初回連絡で確認してください。

発達や学習の困りごとが気になるとき
発達特性が気になる場合も、診断の有無を先に決めなくて構いません。学校の特別支援教育担当や教育委員会、県の発達障害者支援センター「ふきのとう秋田」などに、相談対象・予約方法を確認できます。県の公式一覧では、ふきのとう秋田は発達障害やその疑いのある本人・家族の相談を扱い、電話018-826-8030、平日9時〜17時(祝日・年末年始除く)と案内されています。窓口の最新条件は公式情報で再確認してください。
家庭での養育や安全に関わる心配
養育や虐待、家庭の安全に関する心配は、県南児童相談所(横手市旭川一丁目3-46、0182-32-0500)や児童相談所虐待対応ダイヤル189に相談できます。秋田県の「でんわ相談よい子に」0120-42-4152は18歳未満の子どもに関する養育、いじめ、不登校、非行・虐待などを24時間受け付け、子ども自身の相談も可能です。家庭児童相談室や福祉窓口の受付時間・対象を確認し、必要に応じてつないでもらいましょう。
保護者自身が疲れ切っているときも、相談してよい状況です。「子どものことを考えると眠れない」「学校からの連絡に出るのがつらい」などを伝えてください。家庭内だけで支え続けるのではなく、学校・市・県・医療や福祉が役割を分ける方法を相談できます。
夜間・休日・電話・SNSで相談したいとき
平日の窓口が閉まった後や、週末に気持ちが急に苦しくなることがあります。危険が差し迫っている場合は、まず安全を確保し、緊急通報や医療機関につないでください。緊急ではないけれど誰かに話したい時には、全国共通の24時間子供SOSダイヤル0120-0-78310、秋田県子ども家庭相談電話「でんわ相談よい子に」0120-42-4152があります。県の公式ページでは、後者は24時間毎日、子ども本人と家族からの相談を受け付けています。
電話で話すのが難しいときは、Yotte・Cottoのメールアドレスまたは公式ページの相談・予約フォームを利用できます。メールには詳しい経緯を書きすぎず、「相談したいことがある」「来所か訪問の相談を希望」といった要点だけでも構いません。返信までの時間や、フォーム送信後の連絡方法は市の窓口で確認してください。
| 相談先 | 方法・時間 | 向いている相談 |
|---|---|---|
| 24時間子供SOSダイヤル | 0120-0-78310/24時間365日 | 子どものSOS、学校生活の悩み |
| 秋田県「でんわ相談よい子に」 | 0120-42-4152/24時間毎日 | 18歳未満の養育・いじめ・不登校等 |
| 秋田県南教育事務所「すこやか電話」 | 0120-377-943/平日8:30〜17:00 | 不登校・いじめなど学校教育の相談 |
| Yotte・Cotto | 電話・メール・予約フォーム/平日9〜16時 | 子ども・若者、家族の相談・居場所 |
受付時間は公式ページで確認できた内容です。祝日・年末年始などの扱いを含め、利用前に各窓口へご確認ください。

民間の居場所・出席扱い・保護者のつながり
公的な教育支援センター以外にも、地域のフリースクール、親の会、オンラインの学びの場などがあります。民間の活動は、開所日や年齢、費用、通所条件、支援内容がそれぞれ異なります。施設の名称だけで判断せず、見学や説明会で、本人が安心して過ごせるか、欠席時の連絡や休会の条件、送迎、費用の総額を確認しましょう。
民間施設や自宅でのICT学習が在籍校の出席として扱われるかは、利用すれば一律に認められるものではありません。文部科学省の通知に示された要件等を踏まえ、学校が本人の状況や施設との連携、学習状況を確認し、校長が判断します。利用を始める前に、在籍校へ「どのような記録や連絡が必要か」「誰が確認するのか」を相談しておくと、後から行き違いが起きにくくなります。
保護者同士の場は、制度の説明だけでは得にくい日々の工夫を共有できることがあります。横手市内の親の会・交流会の開催状況は時期により変わるため、市の相談窓口、社会福祉協議会、県の支援機関マップなどで最新情報を確認してください。初回参加が不安なら、主催者に「見学だけ可能か」「話さずに参加できるか」「参加者の個人情報をどう扱うか」を聞いておくと安心です。
選択肢を探すときに、学校復帰だけを基準にしないことも大切です。睡眠や食事が戻る、家族以外と短く話せる、好きな活動を再開するなど、小さな変化を支援の成果として見てよいのです。居場所を利用するか、学校と連絡するかは、本人の状態と希望を確認しながら調整できます。
NIJINアカデミー|在籍校とつながりながら選べるオンラインの学び
NIJINアカデミーは、全国から参加できるオンライン中心のオルタナティブスクールです。学校に在籍したまま学びの場を追加する選択肢として、授業の形式、費用、活動頻度、在籍校との連携を説明会や個別相談で確認できます。横手市から利用する場合も、通学距離に左右されずオンライン参加を検討できる点が特徴です。
利用を考える際は、学習内容が本人の関心や体力に合うか、カメラや発言を求められるか、欠席・休会や料金の条件、家庭で必要な端末・通信環境、在籍校への報告資料を確認します。公的機関とは役割や費用が異なるため、かがやき教室や学校の支援と併用するかどうかも含め、無理のない範囲で比べてください。出席扱いの最終判断は在籍校にあります。
まずは体験や個別相談で、本人が参加しなくても保護者が話を聞けるか、授業の様子を見られるか、必要な手続きを確認してから判断できます。学校に戻る時期を決めていない段階でも、学ぶ場の情報を集めることは可能です。
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
教室の説明だけでは、授業のテンポや子ども同士の関わり方は分かりにくいものです。公式チャンネルの動画を、オンラインの学び方や参加者の雰囲気を知る材料としてご覧ください。NIJINアカデミー公式サイトの記事で「公式チャンネルの人気動画」として紹介されている動画を選びました。動画を見た後に、本人が興味を示した点や気になった点を、体験相談で確かめられます。
学校外の選択肢を比べる|かがやき教室・民間の居場所・オンライン
どれか一つがすべての子に合うわけではありません。横手市内で公的な対面支援を希望するなら、かがやき教室の利用区域や開室曜日を確認します。地域の民間施設は、それぞれの活動内容と費用を調べます。外出の負担が大きい場合は、Yotte・Cottoへの相談、学校のオンライン学習、民間のオンライン学習を候補にできます。
| 比べる点 | かがやき教室 | 地域の民間施設 | オンライン学習 |
|---|---|---|---|
| 運営 | 横手市教育委員会 | 団体ごとに異なる | 学校・民間等で異なる |
| 利用条件 | 市の案内・区域・在籍校との相談を確認 | 対象・定員・条件を確認 | 学年・端末・契約条件を確認 |
| 費用 | 利用条件と実費の有無を市へ確認 | 月謝・入会金・交通費等を確認 | 無料教材から有料サービスまで幅広い |
| 通い方 | 月〜木、9〜15時の案内 | 施設ごとに異なる | 自宅等から参加 |
| 出席扱い | 在籍校に確認 | 在籍校の判断 | 要件と学校の判断を確認 |
比較では、「毎日通えるか」より「今の本人が無理なく試せるか」を軸にします。最初は資料を見るだけ、施設の外観だけ確認する、保護者だけで見学するなど、本人の負担を少なくできます。利用開始後に合わないと感じた場合の休止・変更条件も事前に確認してください。

相談前のメモと、今日から1か月の動き方
相談前に完璧な説明を用意する必要はありません。話したいことが多ければ、次の3点を箇条書きにします。①いつ頃から休みが増えたか、②本人がつらそうな場面と少し安心できる場面、③家族がいま困っていること。診断名や欠席の正確な日数は、分かる範囲で構いません。
「横手市に住んでいて、子どもが学校を休む日が続いています。相談先や、利用できる場所を一緒に整理したいです。」
今日から1か月の動き方
- 今日〜数日子どもの安全と休息を優先し、急な体調不良がある場合は医療機関に相談します。夜間の強い不安は24時間窓口を使います。
- 1週間以内保護者がYotte・Cotto(0182-35-4056)または県南教育事務所「すこやか電話」(0120-377-943)に連絡し、相談先と次の手順を聞きます。
- 2週間以内本人の負担を確認しながら、所属校へ連絡方法を相談し、かがやき教室の利用区域・見学・体験の方法を確かめます。
- 1か月後試した相談や見学の後、本人の疲れ具合、安心できた点、続けたいことを振り返ります。合わない支援は変更して構いません。
「何があったのか話して」と理由を急いで聞き出すより、「話したくなったら聞くよ」「今は休んでいいよ」と伝えるほうが、本人が自分のタイミングで話しやすくなることがあります。保護者も一人で抱え込まず、相談先に気持ちを話してください。
よくある質問
横手市で不登校の相談先を探すときに覚えておきたいこと
横手市では、学校と相談しながら利用できる南・西・東かがやき教室、子ども・若者と家族の相談窓口Yotte・Cotto、秋田県南教育事務所や総合教育センターなど、複数の入り口があります。何から始めるか迷ったら、「学校に相談するのが難しい」「居場所があるか知りたい」と、そのまま窓口に伝えて構いません。
統計資料に掲載された市の出現率は、子ども一人ひとりの状況を説明するものではありません。数字に急かされず、本人が安心できる時間や場所を少しずつ増やすことを大切にしてください。相談は何度しても、途中で別の窓口に移っても大丈夫です。
まずは一つ、電話・メール・予約フォームのいずれかでつながり、保護者だけでも現状を話してみてください。利用先を決めるのは、話を聞き、見学し、本人の反応を確かめた後でも遅くありません。


