お子さんが学校に行けない日が続くと、「どこに相談すればいいのか分からない」まま、毎日が過ぎていきませんか。広島市には、学校の中、広島市教育委員会、青少年総合相談センター、児童相談所、夜間や休日の電話・SNS、ふれあい教室や保護者の会まで、相談できる窓口が、思っている以上にたくさんあります。
この記事では、広島市にお住まいの保護者に向けて、2026年10月時点で公式ページで確認できた相談先を、困りごと別に整理しました。電話番号・受付時間・予約の要否・出席扱いとの関係まで載せています。全部に連絡する必要はありません。「今日はここに1本だけ電話してみる」という最初の一歩が決まれば十分です。
- 迷ったら、最初の1本は「青少年総合相談センター(082-242-2117)」——月〜土 9:00〜17:00。保護者・家族が直接相談でき、電話と面接(要予約)に対応。相談は無料で、秘密は守られます
- 学校に代わる居場所は、広島市のふれあい教室(市内6か所)——中・北・西・安佐南は各教室に直接電話、南はパルクのお問い合わせフォーム。困ったときは生徒指導課(082-504-2786)
- 夜間・休日は、24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310——広島市のこどものSOS相談窓口(082-242-2110)も24時間。文字で話したいときは広島市SNS24時間こども・若者相談窓口
- 民間の居場所・保護者の会・NIJINアカデミーも選択肢——民間施設の出席扱いの最終判断は、在籍校の校長です。NIJINアカデミーは在籍校はそのままで、広島県内の福山市に週1回のリアル教室があります
- 広島市の相談先を、困りごと別・8区別に選ぶ方法
- 学校の中・青少年総合相談センター・教育委員会・児童相談所の窓口の電話番号と受付時間
- ふれあい教室6か所・県のSCHOOL“S”・オンラインプログラムの入り方
- 夜間・休日・SNSで使える窓口と、保護者の会「木の実の会」
- 出席扱いの考え方と、NIJINアカデミーという選択肢
この記事は、全国から累計1000名を超える子どもたちが通うオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の知見も踏まえて構成しています。NIJINには、学校に通いながら併用しているお子さんも在籍しています。広島県内の福山市には、週1回のリアル教室(広島福山校)もあります。公的な窓口と並べて、選択肢の1つとして後半で紹介します。
この記事の結論
広島市で不登校の相談をするなら、最初の1本は青少年総合相談センター(082-242-2117・月〜土9:00〜17:00・相談無料)です。学校に代わる居場所は市のふれあい教室が市内6か所、子どもの問題の相談は8区すべての区役所のこども家庭センターで受けられ、夜間は24時間の電話・SNSもあります。市立の全小中学校には校内の居場所「ふれあいひろば」も置かれています。
広島市の不登校の児童生徒は3,512人(令和5年度・速報値)。民間フリースクールの利用料を市が補助する制度は、市の公式ページでは確認できませんでした。お住まいの区の窓口は、下の「8区ごとの相談先早見表」をご覧ください。
広島市で不登校の相談先を探しはじめたとき、最初に知っておきたいこと
お子さんが学校に行けない日が続くと、保護者の頭に最初に浮かぶのは「どこに相談すればいいんだろう」ではないでしょうか。担任の先生に言い出しにくい。学校の外にどんな窓口があるのかも分からない。調べても、全国向けの一般的な情報ばかりで、広島市の話が出てこない。そんな状態で夜を迎える方は少なくありません。
先にお伝えしたいのは、相談は「学校に行くか行かないかを決める場」ではなく、「いま起きていることを整理する場」だということです。相談したからといって、何かを決めなければならないわけではありません。話してみて「うちの場合はこうかもしれない」と見えてくること自体が、次の一歩になります。
広島市には、学校のスクールカウンセラー、広島市教育委員会の生徒指導課、青少年総合相談センター、市内6か所のふれあい教室(教育支援センター)、児童相談所、夜間や休日でもつながる電話とSNS相談、保護者同士で話せる「木の実の会」まで、窓口がいくつもあります。ここでは、公式ページで確認できたものを順に紹介します。その前に、相談先を選ぶときの3つの考え方を図にまとめました。
最初の電話を、重く考えすぎなくて大丈夫です。
決断を迫られる場所ではありません。「学校に行けない日が続いている」という事実を、専門の相談員に話すだけで構いません。
学校の中・市の窓口・民間は、役割が違います。いくつかの窓口を組み合わせて使うご家庭が多くあります。
広島市の青少年総合相談センターは、保護者や家族が直接電話で相談できます。学校を通す必要はありません。
相談する前に、準備は要りません
「きっかけをうまく説明できない」「いつから行けなくなったか曖昧」という理由で、相談をためらう方がいます。ですが、相談は、まとまっていない話を一緒に整理していく場です。メモも要りません。「朝になるとお腹が痛いと言う日が続いています」くらいの一言から始めて大丈夫です。
もし相談前に何か用意するなら、お子さんの様子を「いつ・どんな場面で・どのくらい」の3点で、スマートフォンのメモに数行書いておく程度で十分です。この記事の最後にある「相談前のメモ」にも例を載せました。

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NIJINアカデミーの体験・相談を見る数字で見る広島市・広島県の不登校|ひとりで抱えているご家庭は少なくありません
相談に踏み出す前に、「うちだけなのだろうか」と感じている方に、数字を見ていただきたいと思います。
広島県の公表資料(令和6年度)によると、広島県内の不登校の児童生徒は、小学校で3,559人、中学校で5,179人です。在籍する児童生徒1,000人あたりでは、小学校25.4人、中学校68.5人。これは国公私立の学校を合わせた県全体の数字で、広島市だけの数字ではありません。
全国では、文部科学省の調査(令和6年度)で、小中学校の不登校の児童生徒は353,970人(小学校137,704人、中学校216,266人)。1,000人あたりでは、小学校23.0人、中学校67.9人、合計38.6人です。
| 小学校 | 中学校 | |
|---|---|---|
| 広島県の不登校(令和6年度・人数) | 3,559人 | 5,179人 |
| 広島県・1,000人あたり | 25.4人 | 68.5人 |
| 全国の不登校(令和6年度・人数) | 137,704人 | 216,266人 |
| 全国・1,000人あたり | 23.0人 | 67.9人 |
広島市教育委員会の資料には、市内の不登校の児童生徒数が令和元年度の1,694人から、令和5年度(速報値)の3,512人へと増えてきた経過が載っています。4年間で2倍以上です。広島市でも、不登校は特別なご家庭だけに起きていることではありません。
出典:広島県「令和6年度の広島県における不登校の現状」/広島県「不登校児童生徒数の年次推移」/広島市教育委員会「不登校児童生徒等への支援について」/文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」(2026年10月確認)
相談につながっていない子が、全国で約4割
同じ調査には、もう一つ見ておきたい数字があります。学校内外の専門的な相談・指導等を受けていない不登校の児童生徒は135,724人、不登校全体の38.3%にのぼります。つまり、不登校のお子さんの4割近くが、学校の中でも外でも、専門の相談につながっていないということです。
ここでいう「相談」には、スクールカウンセラーとの面談も、教育支援センターへの通所も、民間の居場所も含まれます。相談先を知ることが、最初の一歩になります。
相談先に電話をかけることは、「うまくいっていない」という意味ではなく、情報を取りにいく行動です。
出典:文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校調査結果(概要)」(2026年10月確認)
区別|広島市8区ごとの不登校の相談先早見表
広島市の不登校の相談先を調べても、自分の区のどこに行けばいいのかは分かりにくいものです。ここでは、広島市の8区それぞれで、区役所の中にある相談窓口と、区内にある市のふれあい教室・保護者の会(木の実の会)の会場を1つの表にまとめました。相談時間は、こども家庭センターと保健センターとも月〜金 8:30〜17:15(祝・休日、年末年始、8月6日を除く)です。
| 区 | 区の窓口の所在地 | こども家庭センター | 保健センター(保健師) | 区内の市のふれあい教室 | 区内の木の実の会の会場 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中区 | 中区大手町四丁目1番1号 | 082-504-2739 | 082-504-2109/082-504-2528 | ふれあい教室・中(国泰寺町) | 中区地域福祉センター/ふれあい教室・中 |
| 東区 | 東区東蟹屋町9番34号 | 082-568-7794 | 082-568-7735/082-568-7729 | ふれあい教室・東(対象が限られます) | 区内の会場なし |
| 南区 | 南区皆実町一丁目4番46号 | 082-250-4160 | 082-250-4133/082-250-4108 | ふれあい教室・南(段原・パルク) | ふれあい教室・南 |
| 西区 | 西区福島町二丁目24番1号 | 082-294-6519 | 082-294-6384/082-294-6235 | 区内になし | 区内の会場なし |
| 安佐南区 | 安佐南区中須一丁目38番13号 | 082-831-5017 | 082-831-4944/082-831-4942 | ふれあい教室・安佐南(祇園) | ふれあい教室・安佐南 |
| 安佐北区 | 安佐北区可部三丁目19番22号 | 082-819-0639 | 082-819-0616/082-819-0586 | ふれあい教室・北(可部) | ふれあい教室・北 |
| 安芸区 | 安芸区船越南三丁目2番16号 | 082-821-2827 | 082-821-2820/082-821-2809 | 区内になし | 安芸区民文化センター |
| 佐伯区 | 佐伯区海老園一丁目4番5号 | 082-943-9773 | 082-943-9733/082-943-9731 | ふれあい教室・西(佐伯区役所内) | ふれあい教室・西 |
こども家庭センターは、子どもの問題で困っている保護者の相談に、家庭相談員や社会福祉主事が応じる窓口です(いずれも区役所厚生部 地域支えあい課の中にあります)。保健センターには地区ごとに担当の保健師がいて、子育ての心配ごとを相談できます。ふれあい教室(東を除く)の対象は、広島市内に住む不登校の児童生徒(広島市立の学校に籍がある市外在住の児童生徒も含む)です。区内に教室が無い区の方がどの教室を使えるかは、生徒指導課(082-504-2786)に確認してください。
中区の不登校の相談先
中区には、市全体の窓口が集まっています。青少年総合相談センター(国泰寺町一丁目4番15号・市役所北庁舎別館1階)、教育委員会の生徒指導課(国泰寺町一丁目7番40号)、ふれあい教室・中(市役所北庁舎別館)があり、木の実の会も中区地域福祉センターとふれあい教室・中の2か所で開かれています。区の窓口は、中区のこども家庭センター(082-504-2739)です。
東区の不登校の相談先
東区の光町には、広島市児童相談所(082-263-0694)、広島市こども療育センター(082-263-0683)、児童家庭支援センターのこどもの相談センター わかくさ(082-263-3058・水曜と年末年始を除く毎日10:00〜19:00)があります。ふれあい教室・東はこども療育センター愛育園の中にありますが、愛育園の通所部・児童相談所・こども療育センターの外来で相談や治療を受けている児童生徒が対象で、直接の申し込みはできません。区の窓口は東区のこども家庭センター(082-568-7794)です。
南区の不登校の相談先
南区の段原には、ふれあい教室・南(不登校支援センター パルク)があります。申し込みはパルクのホームページのお問い合わせフォームからで、木の実の会もここで開かれています(参加はメールで資料請求)。区の窓口は南区のこども家庭センター(082-250-4160)です。
西区の不登校の相談先
西区には市のふれあい教室はありません(「ふれあい教室・西」は佐伯区役所の中にあります)。まずは西区のこども家庭センター(082-294-6519)か、市全体の青少年総合相談センターに相談し、通える教室を生徒指導課に確認するのが近道です。
安佐南区の不登校の相談先
安佐南区の祇園には、ふれあい教室・安佐南(安佐南区役所祇園出張所内・082-874-3005)があり、木の実の会の会場にもなっています。区の窓口は、中須にある安佐南区のこども家庭センター(082-831-5017)です。
安佐北区の不登校の相談先
安佐北区の可部には、ふれあい教室・北(安佐北区総合福祉センター内・082-814-9888)があり、木の実の会も開かれています。区のこども家庭センター(082-819-0639)も、同じ可部三丁目19番22号にあります。
安芸区の不登校の相談先
安芸区には市のふれあい教室はありませんが、木の実の会は安芸区民文化センターで開かれています(参加の連絡は生徒指導課 082-504-2786)。区の窓口は安芸区のこども家庭センター(082-821-2827)です。
佐伯区の不登校の相談先
佐伯区の海老園には、佐伯区役所の中にふれあい教室・西(082-922-0090)があり、木の実の会の会場にもなっています。区の窓口は佐伯区のこども家庭センター(082-943-9773)です。
出典:広島市「妊娠・出産・子育てに関する相談窓口」(更新日2026年3月26日)/広島市「ふれあい教室(教育支援センター)」(更新日2026年4月14日)/広島市「ふれあい教室」総合案内/広島市「木の実の会(不登校児童生徒の保護者の会)」(更新日2026年8月18日)/広島市「こどもへの接し方や子育ての悩み等に関する相談窓口(広島市青少年総合相談センター)」(更新日2026年3月23日)
困りごと別|広島市の不登校の相談先の選び方
相談先は、「何に困っているか」から選ぶと迷いません。下の表は、よくある困りごと別に、最初に連絡する先と、次の一手をまとめたものです。電話番号と受付時間は、このあとの各セクションに載せています。
| こんな状況 | まず連絡する先 | 次に考えたい窓口 |
|---|---|---|
| 行き渋りが始まったばかり | 担任・学校のスクールカウンセラー | 青少年総合相談センター(青少年相談) |
| 学校に話しづらい | 青少年総合相談センター/生徒指導課 | ふれあい教室(見学・面談) |
| 家以外に通える場所がほしい | ふれあい教室(各教室に直接電話) | 民間の居場所・NIJINアカデミー |
| 外出がほとんどできない | 在籍校の担任・スクールカウンセラー | ひろしまオンラインプログラム(県)・NIJINアカデミー |
| 体調や発達のことが気になる | 児童相談所/区のこども家庭センター | かかりつけの小児科などへの相談 |
| 夜間・休日に不安が強くなった | 24時間子供SOSダイヤル/こどものSOS相談窓口 | 翌平日に青少年相談 |
| 同じ立場の保護者と話したい | 木の実の会(市教育委員会) | 親の会(民間) |
| 出席扱いについて知りたい | 在籍校の担任・校長 | 生徒指導課 |
困りごとが複数あっても、1つずつで大丈夫です
「学校も気になるし、体調も心配で、家計のことも不安」というように、困りごとが重なるのは普通のことです。そのときは、いちばん話しやすい窓口に1本電話をして、「ほかにもこういうことがあって」と付け加えてください。話の途中で、ほかの窓口の案内が必要かどうかも相談員に聞いてみてください。
- まず、青少年総合相談センターに1本082-242-2117(月〜土 9:00〜17:00)。今の状況を話して、「どの窓口が合うか」を聞いてみます。
- 学校内の窓口を確認する担任やスクールカウンセラーに、校内の相談や別室の有無を聞きます。
- 家以外の居場所を見学するふれあい教室や民間の居場所は、まず電話や問い合わせから始められます。
- 選択肢を広げて比べるオンラインの学びも含めて、お子さんの様子に合うものを選びます。

学校の中で相談する|担任・スクールカウンセラー・保護者向け資料
学校の中の相談は、いちばん身近で、お子さんの様子を知っている人たちとつながる方法です。「学校に言うと大ごとになりそう」と感じる方もいますが、先に先生に伝えておくと、あとで出席扱いや別室の相談がしやすくなります。
担任・管理職
最初の窓口は、担任の先生か、学年主任・教頭などの管理職です。広島市のスクールカウンセラーの予約は、各学校の教育相談担当教員、担任、またはスクールカウンセラー本人に連絡して行うと案内されています。相談を考えたら、担任に「スクールカウンセラーに相談したい」と伝えるところから始まります。
スクールカウンセラー
広島市立の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校の全校に、臨床心理士などの専門家がスクールカウンセラーとして配置されていると、市教育委員会が案内しています。友人関係、学習、登校しぶりなどの悩みを、児童生徒本人も保護者も相談できます。勤務する曜日と時間帯は学校によって異なるので、予約のときに確認してください。
市教育委員会の保護者向け資料
広島市教育委員会は、「学校に行こうとすると頭やお腹が痛くなる」「家や自分の部屋から出たがらない」といったお子さんの保護者に向けて、「学校が苦手な児童生徒の保護者の方へ」という情報提供のパンフレットを公開しています。冒頭には「不登校は誰にでも起こり得ることです」とあります。相談先の一覧も載っているので、手元に置いておくと便利です。
「最近、朝になると体調が悪くなる日が続いています。原因はまだ分かりません。スクールカウンセラーに相談する方法と、学校の中で過ごせる場所があるかを教えてください」——このくらいの一言で十分です。
学校の先生に話すこと自体がつらい場合は、次のセクションの市の窓口を先に使うこともできます。順番は決まっていません。
出典:広島市「スクールカウンセラーの紹介」/広島市「学校が苦手な児童生徒の保護者の方へ(保護者への情報提供資料)」(2026年10月確認)
校内の居場所「ふれあいひろば」とスクールソーシャルワーカー
教室に入るのがつらくても、学校の建物までは行けるという子もいます。広島市教育委員会の資料によると、広島市はすべての市立小・中学校と中等教育学校(前期課程)に「ふれあいひろば」を設け、終日開室しています(令和4年度からガイドラインを施行)。ICT機器を使った学習や、飼育・創作などの体験的な活動ができる校内の居場所で、令和5年度には小学生1,220人、中学生1,037人が利用しています。使い方は学校ごとに違うため、担任に「ふれあいひろばを使えますか」と聞いてみてください。
家庭の事情や体調など、いくつかの課題が重なっているときは、スクールソーシャルワーカーが、児童相談所や区のこども家庭センター、医療機関などとのつなぎ役になります。相談したいときは、まず学校に伝えてください。
出典:広島市教育委員会「不登校児童生徒等への支援について」(2026年10月確認)
市と県の相談窓口|青少年総合相談センター・生徒指導課・心のふれあい相談室
学校とは別の立場で、広島市や広島県の専門の相談員に話を聞いてもらえる窓口があります。広島市教育委員会の生徒指導課、広島市青少年総合相談センター、広島県の「心のふれあい相談室」です。
青少年総合相談センター(青少年相談)
不登校、ひきこもり、子育てなどの悩みを受け付ける、広島市の窓口です。月〜土の9:00〜17:00(祝・休日、年末年始、8月6日を除く)。電話と面接で相談でき、面接は要予約です。相談は無料で、秘密は守られます。対象は、広島市に住んでいるか、市内に通勤・通学している幼児から30歳未満の本人と、その保護者・家族です。
| 窓口 | 電話 | 受付 |
|---|---|---|
| 青少年総合相談センター(青少年相談) | 082-242-2117 | 月〜土 9:00〜17:00(祝・休日、年末年始、8月6日を除く) |
| 教育委員会 生徒指導課(ふれあい教室・木の実の会の窓口) | 082-504-2786 | 電話で確認 |
| 障害のある子どもの就学・教育相談 | 082-504-2197(分室 082-264-0422) | 月〜金 9:00〜17:00(祝・休日、年末年始、8月6日を除く) |
| 広島県 心のふれあい相談室 | 082-428-7110 | 月〜金 9:00〜16:00(祝日、12月29日〜1月3日は休み) |
- 所在地(青少年総合相談センター)広島市中区国泰寺町一丁目4番15号(広島市役所北庁舎別館1階)
- 所在地(生徒指導課)広島市中区国泰寺町一丁目7番40号 APエルテージ国泰寺ビル3階
教育委員会 生徒指導課
市のふれあい教室(教育支援センター)と、保護者の会「木の実の会」を担当しています。ふれあい教室の入室方法で困ったときや、各教室に電話がつながらないときは、生徒指導課(082-504-2786)に連絡する形です。学校にまだ話していない段階でも、まずは入口の確認として問い合わせられます。
広島県の心のふれあい相談室
広島県教育委員会が、広島県教育センター(東広島市八本松南)内に置いている相談窓口です。不登校とその周辺の問題について、児童生徒、保護者、教職員が相談できます。電話、来所、オンラインに対応しています。予約の要否は、電話で聞いてみてください。
広島市の青少年相談は、学校を通さずに、保護者・家族が直接電話できる窓口です。「学校には、もう少し整理してから話したい」というときの、最初の1本に向いています。
出典:広島市「こどものSOS相談窓口(旧:いじめ110番)」/広島市「青少年相談窓口のリーフレット(令和8年3月)」/広島市「不登校児童生徒への支援」/広島県「心のふれあい相談室」(2026年10月確認)
家以外の居場所|ふれあい教室6か所・SCHOOL“S”・オンラインプログラム
「学校には行けないけれど、家の中にずっといるのも心配」という声は、とても多くあります。広島市には、学校に代わる居場所として、ふれあい教室(教育支援センター)があります。
広島市ふれあい教室(市内6か所)
不登校の児童生徒の社会的自立を支えることを目的に、広島市教育委員会が設置している教育支援センターです。対象は、広島市内に住む不登校の児童生徒です(広島市立の学校に在籍している市外在住の児童生徒も含みます)。東教室だけは、愛育園の通所部、児童相談所、こども療育センターの外来で相談や治療を受けているお子さんが対象です。
| 教室 | 所在地 | 電話 |
|---|---|---|
| 中 | 中区国泰寺町1丁目4番15号 市役所北庁舎別館 | 082-242-0800 |
| 北 | 安佐北区可部3丁目19番22号 安佐北区総合福祉センター内 | 082-814-9888 |
| 西 | 佐伯区海老園2丁目5番28号 佐伯区役所内 | 082-922-0090 |
| 安佐南 | 安佐南区祇園2丁目48番7号 安佐南区役所祇園出張所内 | 082-874-3005 |
| 南(不登校支援センター パルク) | 南区段原2丁目5番11号 シャルム山田101号 | 080-3375-0869 |
| 東 | 東区光町2丁目15番55号 こども療育センター愛育園内 | 直接の申込はできません(生徒指導課 082-504-2786へ) |
- 開室日月〜金(祝日、8月6日、年末年始は休み)。開室時間は教室によって10:00〜15:00と9:00〜16:00があります。南教室は9:00〜16:00です
- 入室の流れ中・北・西・安佐南は、各教室に直接電話で申し込みます。電話での面談予約は9:30〜16:15、面談は10:00〜15:00です。つながらないときは生徒指導課(082-504-2786)に連絡します
- 南教室の申込パルクのホームページのお問い合わせフォームから申し込み、後日メールで面談の日程を調整します
- 職員体制相談員1名と、指導員3〜4名程度が配置されています(東は指導員のみ)
通い始めるときは、まず在籍校の担任に「ふれあい教室を見学したい」と伝えておくと、あとの出席扱いの相談がスムーズです。ふれあい教室に通った日の出席扱いについては、市の案内ページに記載がないため、在籍校の担任か校長、または生徒指導課に確認してください。費用についても案内ページに記載がないので、面談のときに聞いてみてください。
広島県教育支援センター SCHOOL“S”(スクールエス)
広島県が設置している教育支援センターで、広島県に住む不登校等の小中学生を支援しています。居場所であり、相談や不安を打ち明ける場であり、好きなことや得意なことを見つける場、と案内されています。所在地は東広島市八本松南1丁目2-1(広島県立教育センター 特別支援教育棟2階)で、利用や見学の相談は082-228-3500です。広島市中心部からは距離があるので、通い方は電話で相談してみてください。
外出が難しいとき|ひろしまオンラインプログラム
広島県は、不登校をはじめ、学校での集団学習になじめない子ども向けに、オンラインのプログラムを毎月配信しています。体験的・探究的なプログラム、大学と連携した広域交流型の学習、子どもが企画するクラブ活動の3種類です。利用には事前の登録が必要で、在籍校の先生に登録してもらう形です。費用や出席扱いは、県のページに記載がないため、担任に相談してください。
出典:広島市「ふれあい教室(教育支援センター)」/広島市「ふれあい教室」総合案内/不登校支援センター パルク(ふれあい教室・南)/広島県「SCHOOL“S”」/広島県「ひろしまオンラインプログラム」(2026年10月確認)

心・体・発達のことが気になるとき|児童相談所・こども家庭センター・療育センター
朝起きられない、頭痛や腹痛が続く、教室の音や光がつらそう、気持ちが落ち込んでいる——学校に行けない背景に、体や心、発達の特性が関わっていると感じる保護者もいます。そのときは、学校や教育委員会の窓口に加えて、福祉や保健の窓口も選択肢になります。
広島市児童相談所
18歳未満のこどもに関する相談を受ける、広島市の機関です。発達の悩み、性格や行動、ひきこもり、不登校、子育ての悩みなどを相談できます。相談は無料で、秘密は守られます。受付は月〜金の8:30〜17:15(祝・休日、年末年始、8月6日を除く)。電話は082-263-0694で、事前に電話で予約をすると相談がスムーズです。所在地は東区光町二丁目15-55です。
区役所のこども家庭センター
各区の区役所(地域支えあい課)にある窓口で、子どもの問題で困っている方の相談に、家庭相談員や社会福祉主事が応じます。受付は月〜金の8:30〜17:15(祝・休日、年末年始、8月6日を除く)です。お住まいの区の番号に電話をします。
| 区 | 電話 | 区 | 電話 |
|---|---|---|---|
| 中区 | 082-504-2739 | 安佐南区 | 082-831-5017 |
| 東区 | 082-568-7794 | 安佐北区 | 082-819-0639 |
| 南区 | 082-250-4160 | 安芸区 | 082-821-2827 |
| 西区 | 082-294-6519 | 佐伯区 | 082-943-9773 |
こどもの相談センター わかくさ
児童家庭支援センターで、子育てで困っている家庭の相談を、社会福祉士や心理療法担当職員が受けています。電話は082-263-3058、場所は東区光町一丁目9-19-1階です。水曜日と年末年始を除く毎日10:00〜19:00で、土日祝も開いているので、平日に電話しにくい保護者に向いています。
発達や情緒が気になるとき|こども療育センター
18歳未満のこどもの発達や情緒の相談を受ける、広島市の機関です。専門職員が相談に応じ、必要に応じて診断や判定、訓練も行います。診察や訓練は有料で、事前の電話予約が必要です(月〜金 8:30〜17:15)。小学生以上の相談は、東区の広島市こども療育センター(082-263-0683)が全区を担当しています。「学校の集団が苦手」「感覚が敏感」といった特性が気になる保護者は、相談先の1つとして覚えておいてください。診断名がつくかどうかを決める場ではなく、お子さんに合う関わり方を一緒に考える窓口です。
体の不調が強いとき
朝になるとなかなか起きられない、頭痛・腹痛・立ちくらみが続く、強い不安や気分の落ち込みがあるといった場合は、かかりつけの小児科などに相談してください。体の不調は「気持ちの問題」と片づけず、まず医療の目でも見てもらうと、家庭での関わり方も整理しやすくなります。受診先の選び方に迷うときは、児童相談所や区のこども家庭センターに聞いてみてください。
出典:広島市「児童相談所」/広島市「妊娠・出産・子育ての相談窓口」(2026年10月確認)
夜間・休日・電話が苦手なとき|24時間つながる電話とSNS
夜になるほど不安が強くなる、休日で窓口が開いていない、電話で話すのが苦手——そんなときのために、時間外でもつながる窓口と、SNSやチャットで相談できる窓口をまとめました。一部のIP電話からは、フリーダイヤルにつながらないことがあります。
| 窓口 | 連絡先 | 受付 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| 24時間子供SOSダイヤル(文部科学省) | 0120-0-78310 | 24時間365日(無料) | 子ども・保護者 |
| 広島市 こどものSOS相談窓口(旧:いじめ110番) | 082-242-2110 | 24時間365日 | 子ども・保護者 |
| 広島市SNS24時間こども・若者相談窓口 | 広島市のページからSNS相談の専用窓口へ | 24時間365日 | 広島市在住または通学の小学生〜おおむね29歳 |
| こどもの人権110番(法務省) | 0120-007-110 | 平日 8:30〜17:15(無料) | 子ども・大人 |
| チャイルドライン | 0120-99-7777/チャットあり | 電話は毎日 16:00〜21:00(無料・12月29日〜1月3日は休み) | 18歳までの子ども |
どれを選べばいい?
夜中に急に追い詰められた気持ちになったときは、24時間子供SOSダイヤルか、広島市のこどものSOS相談窓口(082-242-2110)が、いつでもつながる最初の一本です。「電話は緊張するけれど、文字なら話せる」という保護者やお子さんには、広島市SNS24時間こども・若者相談窓口があります。広島市在住か市内に通学している小学生からおおむね29歳までが対象で、24時間365日受け付けています。
お子さん本人が、親にも先生にも言えないことを話したいときは、チャイルドラインが向いています。学校でのいじめや先生の対応が原因で、学校の外の公的な機関に相談したい場合は、こどもの人権110番(法務省)が窓口になります。
なお、家庭の中で「つい手が出てしまう」「怒鳴ってしまう」「子どもがたたかれている」といった悩みがあるときは、児童相談所の相談ダイヤル「189」(24時間・通話料無料)につながります。不登校そのものの相談窓口ではありませんが、保護者自身が追い詰められているときのために、選択肢として知っておいてください。
出典:文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」/広島市「こどものSOS相談窓口(旧:いじめ110番)」/広島市「広島市SNS24時間こども・若者相談窓口」/法務省「こどもの人権110番」/チャイルドライン(2026年10月確認)

民間の居場所・出席扱い・保護者同士で話せる場
公的な窓口に加えて、学校の外には、民間のフリースクールや居場所、保護者同士が話せる会があります。広島県が公表している「広島県子ども・若者支援機関マップ」(令和8年5月改訂)には、広島市内の居場所・フリースクール系の団体が掲載されています。各団体の掲載内容は令和8年5月現在の自己申告に基づくため、利用を考えるときは、各団体に直接問い合わせる形です。
広島市内の居場所の例
県のマップに載っている広島市内の団体から、所在する区が異なる3つを例として挙げます。これ以外にも団体はあります。費用や対象年齢、開いている曜日は団体によって異なるので、「どんなタイプがあるか」の目安としてご覧ください。
| 団体 | 所在 | マップでの紹介内容 | 問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 一般社団法人 青少年ワークサポートセンター広島 | 東区光町二丁目9-30 | フリースペース活動、不登校支援、就労支援など | 082-569-5252 |
| フリースペースくろす | 西区 | 居場所・フリースクール系の団体として掲載 | 県のマップをご確認ください |
| NPO法人 フリースクール・グロービー | 安芸区 | 居場所・フリースクール系の団体として掲載 | 県のマップをご確認ください |
費用や利用条件は、県のマップにも載っていません。見学や問い合わせの前に、「週に何日通えるか」「費用は月いくらまでか」を家庭で話しておくと、比べやすくなります。
民間施設に通う場合の出席扱い
文部科学省の整理(県が保護者向けに掲載しているリーフレット)によると、民間施設での相談・指導を出席扱いにできるのは、保護者と学校の間で十分な連携・協力体制があり、教育支援センターなどの公的機関で指導を受けられない、または通うのが困難な場合に、本人・保護者の希望も踏まえて適切と判断されたときです。民間施設が適切かどうかは、校長が設置者の教育委員会と連携して判断します。最終的な判断は学校が行うため、詳しくは在籍校か教育委員会に確認してください。
- 施設を決める前に、担任に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階で構いません。
- 教育委員会(生徒指導課)に確認する市の窓口は、082-504-2786です。
- 施設に確認する「出席扱いの実績はあるか」「学校へ出す記録は何を、どのくらいの頻度で出してもらえるか」を聞きます。
- 記録を学校に出し、校長の判断を待つ判断には時間がかかることがあるので、早めの相談が安心です。
保護者同士で話せる場
「同じ立場の人と話したい」という声も多くあります。広島市では、教育委員会が保護者の会を開いています。
- 木の実の会(不登校児童生徒の保護者の会)保護者が不安や悩みを語り合い、子どもへの理解やかかわり方を深め合う会です。対象は、広島市に住んでいるか、広島市立の学校に在籍している、不登校または不登校傾向の児童生徒の保護者。臨床心理士が進行します。令和8年度は年間44回、7か所(中区地域福祉センター、ふれあい教室の中・北・西・安佐南・南、安芸区民文化センター)で開かれます。申込は、会場により生徒指導課(082-504-2786)か、不登校支援センターパルクへのメールです。日程は、市のページの日程表(令和8年7月改訂)でご確認ください
日程や会場は変わることがあります。参加の前に、市の公式ページでご確認ください。
出典:広島県「広島県子ども・若者支援機関マップ(令和8年5月改訂)」/広島県「【保護者等向け】不登校児童生徒の出席扱い・成績評価について(文部科学省)」/広島県「不登校等児童生徒支援相談ガイド」/広島市「木の実の会(不登校児童生徒の保護者の会)」(2026年10月確認)

広島市の出席扱いのガイドラインと、利用料の補助について
広島市教育委員会は、民間施設で相談・指導を受けた日を指導要録上の出席扱いにできるようにガイドラインを作り、令和元年10月に学校へ通知しています。自宅でICTなどを使って学習した場合のガイドラインもあります。また、フリースクールなどの民間施設と学校・教育関係機関との意見交換会も開いています(令和5年度は40施設が参加)。ガイドラインがあっても、出席扱いにするかどうかは在籍校の校長の判断です。
自治体によっては、フリースクールの利用料を補助する制度があります。広島市については、2026年10月時点で、民間施設の利用料を補助する制度を市の公式ページで確認できませんでした。家計の負担が心配なときは、生徒指導課や区のこども家庭センターで、使える制度がないか聞いてみてください。
出典:広島市教育委員会「不登校児童生徒等への支援について」(2026年10月確認)
NIJINアカデミー|学校に在籍したまま使える、もうひとつの場所
ここまで、広島市の公的な窓口と、居場所の種類を紹介してきました。もう一つ、選択肢として知っておいていただきたいのが、NIJINアカデミーです。メタバース(バーチャル)校舎を中心にしたオルタナティブスクールで、全国から累計1000名を超える子どもたちが通っています(2026年7月時点)。
この記事の文脈で大事なのは、学校に在籍したまま、もうひとつの場所として使えるという点です。「学校をやめる」「通う場所を1つに決める」という話ではありません。
- 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加します
- 8〜10人の少人数×異年齢クラス。全国のいろいろな地域の子が同じクラスです
- カメラ・音声はオフでも参加できます。チャットだけの参加から始められます
- 在籍校はそのまま。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(NIJIN公表。最終判断は在籍校)
- 費用は月額25,443円(メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)。入学金33,000円は初月のみ
広島市からも、全国どこからでもオンラインで参加できます。外出が難しい時期は、自宅から参加するだけで構いません。
広島県内のリアル教室
対面で集まれるリアル教室も全国にあり、広島県内では福山市に教室があります。体験や説明会の申込は公式サイトから行えます。
| 教室 | 所在地 | 開室日・時間 |
|---|---|---|
| NIJINアカデミー広島福山校(Sports Smile Days) | 広島県福山市水呑町2704-5(鞆鉄バス「商業高校」バス停から徒歩1分) | 水曜 9:00〜14:00(定員8名・小学生・中学生) |
どの教室も「通わなければいけない」ものではありません。メタバース校舎だけで学ぶこともできます。「まず話だけ聞いてみたい」という段階の方も、LINEで質問できます。
「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、NIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。学校に行けない日が続いているのは、その子に問題があるからではなく、いまの場所とお子さんの特性が噛み合っていないだけかもしれません。だからこそ、相談先も居場所も、いくつか見てから選んでいただければと思います。
出典:NIJINアカデミー 学費・プラン/出席認定の仕組み/NIJINアカデミー広島福山校(2026年10月確認)
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
NIJINアカデミー公式チャンネルの「人気の動画」上位に掲載されている動画です。学校に合わない子どもたちの学びの選択肢を紹介しています。動画は保護者の方が先に確認するだけでも構いません。
NIJINアカデミーがどんな場所なのかを、3分弱でまとめた紹介動画です。メタバース校舎の授業や、リアル教室のようすが見られます。「いきなり申し込むのは不安」という段階で、雰囲気だけでもご覧ください。
学校の外の3つの選択肢を比べる|費用・通い方・出席扱い
学校の外の場所は、教育支援センター、民間の居場所、NIJINアカデミーのように、性格が違います。どれが上、という話ではなく、お子さんの状態とご家庭の事情に合うものが違います。比べやすいように、観点ごとに整理しました。
| ふれあい教室(市) | 民間の居場所 | NIJINアカデミー | |
|---|---|---|---|
| 在籍校に在籍したまま利用できる | ○ | ○ | ○ |
| 出席扱いの相談ができる(最終判断は在籍校) | ○ | ○ | ○ |
| 自宅から参加できる | × | △ | ○ |
| 平日に対面で通える場所がある | ○ | △ | △ |
○=対応 △=一部・施設や内容による ×=対応していない / ※公式サイトの記載にもとづく整理(2026年10月)。
| ふれあい教室(市) | 民間の居場所 | NIJINアカデミー | |
|---|---|---|---|
| 対象 | 広島市内に住む不登校の児童生徒(東教室は相談・治療を受けている児童生徒) | 団体ごとに異なる | 小・中・高の子ども(全国) |
| 費用 | 案内ページに記載なし。面談のときに確認 | 団体によって異なる | 月額25,443円+入学金33,000円(初月のみ) |
| 入り方 | 各教室に電話(南はお問い合わせフォーム) | 団体に問い合わせ | 無料の体験・説明会(予約サイト)またはLINEで相談 |
| 向いているご家庭 | 家の近くで、学校に代わる居場所がほしい | 少人数の対面の居場所を探している | 外出が難しい/全国の異年齢の子と少人数でつながりたい |
選択肢はどれか1つに決めなくて構いません。たとえば、近くのふれあい教室に週に何日か通いながら、家ではNIJINのメタバース校舎の授業を受ける、という組み合わせも考えられます。お子さんのエネルギーの量に合わせて、途中で変えられることも大切な条件です。

相談前のメモと、今日から1か月の動き方
相談先が分かっても、「いつ、どう動くか」で止まってしまう方は多いものです。最後に、相談前の準備と、今日から1か月の動き方を整理します。
完璧でなくて大丈夫です。数行のメモで十分です。
最初に行き渋った時期と、いま週に何日休んでいるか。分からなければ「2〜3か月前から」で構いません。
朝の準備、特定の授業、人間関係、行事の前など。思い当たる場面だけで大丈夫です。
寝つきや朝の起きやすさ、食欲、頭痛・腹痛の有無。受診の相談にもつながります。
今日から1か月の動き方
- 今日〜3日以内青少年総合相談センター(082-242-2117)か、教育委員会の生徒指導課(082-504-2786)で、状況を一度話してみます。夜なら、広島市のSNS24時間こども・若者相談窓口も使えます。
- 1週間以内担任に「学校の外の相談も含めて考えている」ことを伝え、スクールカウンセラーや校内の別室の有無を聞きます。
- 2週間以内ふれあい教室か、民間の居場所、NIJINアカデミーのいずれか1つを見学・体験の予約まで進めます。
- 1か月後見学して感じたお子さんの反応を振り返り、続けるもの、足すもの、やめるものを決め直します。
お子さんには、「どうして行けないの?」と理由を聞き出すよりも、「話したくなったら、いつでも聞くよ」と伝えておくほうが、あとで本音を話してもらいやすくなるといわれます。理由が自分でも分からない子は少なくありません。相談の場は、保護者が「聞き出す」ためではなく、保護者自身が「聞いてもらう」ためのものでもあります。
相談を始めた時点で、状況はもう動き始めています。最初の電話は、ほんの10分で終わることも多いものです。ためらう気持ちがあっても、できる範囲の1本から始めてみてください。
よくある質問
まとめ
広島市で不登校の相談をするときの窓口は、学校の中、広島市教育委員会の生徒指導課、青少年総合相談センター、児童相談所、夜間・休日の電話とSNS、ふれあい教室、保護者の会と、いくつもあります。すべてに連絡する必要はありません。迷ったときは、まず青少年総合相談センター(082-242-2117)か、生徒指導課(082-504-2786)に1本。どの窓口がお子さんの状態に合うかも、相談員に聞いてみてください。
家以外の居場所がほしいときは、広島市の6か所のふれあい教室や、民間の居場所があります。外出が難しいときは、オンラインの学びも選択肢になります。NIJINアカデミーは、学校に在籍したまま使える、もうひとつの場所です。広島県内の福山市には、週1回のリアル教室もあります。
選ぶ順番や正解はありません。最初の1本の電話が、状況を整理する入口になります。相談は1回で終わらなくて構いませんし、途中で窓口を変えても構いません。お子さんのペースと、保護者の気持ちの両方を大切にしながら、できることから進めてください。


