お子さんが学校に行けない日が続くと、「どこに相談すればいいのか分からない」まま、毎日が過ぎていきませんか。さいたま市の不登校の相談先は、市内6か所の教育相談室(月〜金 9:00〜17:00)と併設の教育支援センター6か所、夜間・休日の24時間子どもSOS窓口(0120-0-78310)が中心です。民間のフリースクール等は、市の一覧表に市内17件(うち大宮区5件)が載っています。ほかにも、令和8年4月に開校したいろどり学園、子ども家庭・保健の相談窓口、夜間や休日の電話、民間の居場所や親の会まで、相談できる窓口が、思っている以上にたくさんあります。
この記事では、さいたま市にお住まいの保護者に向けて、2026年10月時点で公式ページで確認できた相談先を、困りごと別に整理しました。電話番号・受付時間・予約の要否・出席扱いとの関係まで載せています。全部に連絡する必要はありません。「今日はここに1本だけ電話してみる」という最初の一歩が決まれば十分です。
- 迷ったら、最初の1本は「お住まいの近くの教育相談室」——市内6か所(北・堀崎・あいぱれっと・岸町・美園・岩槻)。月〜金 9:00〜17:00。面接相談は予約制で、保護者が直接電話できます。迷うときは総合教育相談室 048-711-5495
- 学校に代わる居場所は、教育支援センター(市内6か所)——電話かオンラインフォームで申込み、見学から始められます。外出が難しいときはオンライン利用(カメラはオフでOK)も。出席扱いの最終判断は校長です
- 夜間・休日は、さいたま市24時間子どもSOS窓口 0120-0-78310——県の「彩の国 よりそうみんなの電話」にも24時間の子供用の電話があります
- いろどり学園・民間の居場所・親の会・NIJINアカデミーも選択肢——民間施設の出席扱いの最終判断は、在籍校の校長です。NIJINアカデミーは在籍校はそのままで、お隣の越谷市に週2回のリアル教室があります
- さいたま市の相談先を、困りごと別に選ぶ方法
- 学校の中・教育相談室・子ども家庭・保健の窓口の電話番号と受付時間
- 教育支援センター6か所・オンライン利用・いろどり学園の入り方(令和9年4月転入学の予定つき)
- 夜間・休日に使える窓口と、民間の居場所・親の会
- 出席扱いの考え方と、NIJINアカデミーという選択肢
この記事は、全国から累計1000名を超える子どもたちが通うオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の知見も踏まえて構成しています。NIJINには、学校に通いながら併用しているお子さんも在籍しています。さいたま市の近隣では、越谷市に週2回のリアル教室(越谷校)もあります。公的な窓口と並べて、選択肢の1つとして後半で紹介します。
この記事の結論
さいたま市の不登校の公的な相談先は、市立の教育相談室6か所(教育支援センターを併設)、区ごとのこども家庭センター10か所、児童相談所2か所、24時間子どもSOS窓口(0120-0-78310)が軸です。学校を通さず、保護者がお近くの教育相談室へ直接電話できます(月〜金 9:00〜17:00。迷ったら総合教育相談室 048-711-5495)。
民間のフリースクール等は、市の「フリースクール等一覧表」に市内17件(大宮区5・浦和区3・見沼区2・南区2・岩槻区2・西区1・北区1・中央区1)が載っています。費用は施設ごとに違うので、各施設に確認してください。フリースクールの利用料を補助する市の制度は、市の教育相談のページでは案内を確認できませんでした。出席扱いは、どの施設でも在籍校の校長が判断します。
さいたま市で不登校の相談先を探しはじめたとき、最初に知っておきたいこと
お子さんが学校に行けない日が続くと、保護者の頭に最初に浮かぶのは「どこに相談すればいいんだろう」ではないでしょうか。担任の先生に言い出しにくい。学校の外にどんな窓口があるのかも分からない。調べても、全国向けの一般的な情報ばかりで、さいたま市の話が出てこない。そんな状態で夜を迎える方は少なくありません。
先にお伝えしたいのは、相談は「学校に行くか行かないかを決める場」ではなく、「いま起きていることを整理する場」だということです。相談したからといって、何かを決めなければならないわけではありません。話してみて「うちの場合はこうかもしれない」と見えてくること自体が、次の一歩になります。
さいたま市には、学校の中の相談、市内6か所の教育相談室と教育支援センター、令和8年4月に開校した学びの多様化学校「いろどり学園」、子ども家庭・保健の相談窓口、夜間や休日でもつながる電話、民間の居場所や保護者同士の会まで、窓口がいくつもあります。ここでは、公式ページで確認できたものを順に紹介します。その前に、相談先を選ぶときの3つの考え方を図にまとめました。
最初の電話を、重く考えすぎなくて大丈夫です。
決断を迫られる場所ではありません。「学校に行けない日が続いている」という事実を、専門の相談員に話すだけで構いません。
学校の中・教育委員会・民間は、役割が違います。いくつかの窓口を組み合わせて使うご家庭が多くあります。
さいたま市の教育相談室は、お住まいの近くの相談室に直接電話をかけて予約できます。学校を通す必要はありません。
相談する前に、準備は要りません
「きっかけをうまく説明できない」「いつから行けなくなったか曖昧」という理由で、相談をためらう方がいます。ですが、相談は、まとまっていない話を一緒に整理していく場です。メモも要りません。「朝になるとお腹が痛いと言う日が続いています」くらいの一言から始めて大丈夫です。
もし相談前に何か用意するなら、お子さんの様子を「いつ・どんな場面で・どのくらい」の3点で、スマートフォンのメモに数行書いておく程度で十分です。この記事の最後にある「相談前のメモ」にも例を載せました。

通学以外の学び方について、まずは情報を集めてみませんか
体験・個別相談で、参加方法や費用、在籍校との連携などを確認できます。申し込みを急がず、保護者だけで話を聞くこともできます。
NIJINアカデミーの体験・相談を見る数字で見るさいたま市の不登校|ひとりで抱えているご家庭は少なくありません
相談に踏み出す前に、「うちだけなのだろうか」と感じている方に、数字を見ていただきたいと思います。
さいたま市の公表資料では、市立学校の不登校等の児童生徒数は、令和4年度に小学校767人、中学校1,336人、合計2,103人でした。平成30年度の合計1,273人から、4年間で約1.7倍になっています。そのうち、相談機関等で相談・指導等を受けていない児童生徒が757人いました。
埼玉県の公表(令和6年度、県の公立学校)では、不登校の児童生徒は小学校6,342人(1,000人あたり18.2人)、中学校10,696人(同61.8人)です。全国では、文部科学省の調査(令和6年度)で、小中学校の不登校の児童生徒は353,970人(小学校137,704人、中学校216,266人)。在籍する児童生徒1,000人あたりでは、小学校23.0人、中学校67.9人です。
| 小学校 | 中学校 | |
|---|---|---|
| さいたま市立学校の不登校等(令和4年度) | 767人 | 1,336人 |
| 埼玉県の公立学校の不登校(令和6年度) | 6,342人(1,000人あたり18.2人) | 10,696人(1,000人あたり61.8人) |
| 全国の不登校(令和6年度) | 137,704人(1,000人あたり23.0人) | 216,266人(1,000人あたり67.9人) |
表の年度と集計の範囲は、資料ごとに異なります。そのため、数字どうしを単純に比べることはできません。「中学校になると人数が大きく増える」という傾向は、どの資料にも共通しています。
出典:さいたま市「不登校対策について」(教育委員会事務局 総合教育相談室)/埼玉県「令和6年度埼玉県公立学校における児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」/文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」(2026年10月確認)
相談につながっていない子が、全国で約4割
同じ調査には、もう一つ見ておきたい数字があります。学校内外の専門的な相談・指導等を受けていない不登校の児童生徒は135,724人、不登校全体の38.3%にのぼります。つまり、不登校のお子さんの4割近くが、学校の中でも外でも、専門の相談につながっていないということです。
ここでいう「相談」には、スクールカウンセラーとの面談も、教育支援センターへの通所も、民間の居場所も含まれます。相談先を知ることが、最初の一歩になります。
不登校は、特別なご家庭だけに起きていることではありません。相談先に電話をかけることは、「うまくいっていない」という意味ではなく、情報を取りにいく行動です。
出典:文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校調査結果(概要)」(2026年10月確認)
困りごと別|さいたま市の不登校の相談先の選び方
相談先は、「何に困っているか」から選ぶと迷いません。下の表は、よくある困りごと別に、最初に連絡する先と、次の一手をまとめたものです。電話番号と受付時間は、このあとの各セクションに載せています。
| こんな状況 | まず連絡する先 | 次に考えたい窓口 |
|---|---|---|
| 行き渋りが始まったばかり | 担任・学校のスクールカウンセラー | お住まいの近くの教育相談室(電話相談) |
| 学校に話しづらい | 近くの教育相談室(保護者が直接電話・予約制) | 総合教育相談室 |
| 家以外に通える場所がほしい | 教育支援センター(市内6か所。電話かオンラインフォームで申込) | 民間の居場所・NIJINアカデミー |
| 外出がほとんどできない | 教育支援センターのオンライン利用(ウェルカムセッション) | NIJINアカデミー(自宅から参加) |
| 学校を30日以上休んでいて、学び直したい | いろどり学園(学びの多様化学校)を総合教育相談室に問い合わせ | 教育支援センター |
| 体調や発達のことが気になる | なんでも子ども相談窓口/区のこども家庭センター/児童相談所 | かかりつけ医や専門機関への相談 |
| 夜間・休日に不安が強くなった | 24時間子どもSOS窓口/彩の国よりそうみんなの電話 | 翌平日に教育相談室 |
| 同じ立場の保護者と話したい | 親の会(浦和エリアなどで開催) | 教育相談室での面接相談 |
| 出席扱いについて知りたい | 在籍校の担任・校長 | 教育相談室・教育支援センター |
困りごとが複数あっても、1つずつで大丈夫です
「学校も気になるし、体調も心配で、家計のことも不安」というように、困りごとが重なるのは普通のことです。そのときは、いちばん話しやすい窓口に1本電話をして、「ほかにもこういうことがあって」と付け加えてください。話の途中で、ほかの窓口の案内が必要かどうかも相談員に聞いてみてください。
- まず、近くの教育相談室に電話を1本月〜金 9:00〜17:00。今の状況を話して、「どの窓口が合うか」を聞いてみます。
- 学校内の窓口を確認する担任やスクールカウンセラーに、校内の居場所(Solaるーむ)の使い方を聞きます。
- 家以外の居場所を見学する教育支援センターや民間の居場所は、見学から始められます。
- 選択肢を広げて比べるオンラインの学びも含めて、お子さんの様子に合うものを選びます。

区ごとの早見|お住まいの区から近い相談先(大宮・浦和・岩槻など10区)
さいたま市は10の区に分かれています。市の案内では、教育相談室は「お近くの教育相談室」に相談する形で、住んでいる区で決まるわけではありません。教育支援センターも、6か所のうち通いやすい場所を選べます。下の表の教育相談室は、地図上の位置から見た目安です。こども家庭センターは各区にあり、児童相談所は区によって担当が分かれています。
| 区 | 近い教育相談室(教育支援センター)の目安 | こども家庭センター | 児童相談所 | 市の一覧表に載るフリースクール等(放課後等デイサービスを除く) |
|---|---|---|---|---|
| 西区 | 北教育相談室(はばたき)048-661-0050 | にし 048-620-2660 | 北部 048-711-3917 | 1件 |
| 北区 | 北教育相談室(はばたき)048-661-0050 | きた 048-669-6060 | 北部 048-711-3917 | 1件 |
| 大宮区 | 北教育相談室(はばたき)048-661-0050/堀崎教育相談室(ステップ)048-688-1414 | おおみや 048-646-3135 | 北部 048-711-3917 | 5件 |
| 見沼区 | 堀崎教育相談室(ステップ)048-688-1414 | みぬま 048-681-6041 | 北部 048-711-3917 | 2件 |
| 中央区 | あいぱれっと教育相談室(あおぞら)048-711-5433/岸町教育相談室(はぐくみ)048-838-8686 | ちゅうおう 048-840-6065 | 南部 048-711-2489 | 1件 |
| 桜区 | 岸町教育相談室(はぐくみ)048-838-8686 | さくら 048-856-6170 | 南部 048-711-2489 | 0件 |
| 浦和区 | あいぱれっと教育相談室(あおぞら)048-711-5433/岸町教育相談室(はぐくみ)048-838-8686 | うらわ 048-829-6056 | 南部 048-711-2489 | 3件 |
| 南区 | 岸町教育相談室(はぐくみ)048-838-8686 | みなみ 048-844-7169 | 南部 048-711-2489 | 2件 |
| 緑区 | 美園教育相談室(かけはし)048-711-7215 | みどり 048-712-1155 | 南部 048-711-2489 | 0件 |
| 岩槻区 | 岩槻教育相談室(たいよう)048-790-0227 | いわつき 048-790-0161 | 北部 048-711-3917 | 2件 |
教育相談室は北区・見沼区・浦和区(2か所)・緑区・岩槻区にあります。西区・大宮区・中央区・桜区・南区にお住まいの場合も、近くの区の相談室に電話できます。どこに電話すればよいか迷うときは、総合教育相談室(048-711-5495)に「住んでいる区」を伝えて聞いてみてください。教育相談室の受付は月〜金 9:00〜17:00、こども家庭センターは市役所の開庁時間(8:30〜17:15)が目安、児童相談所は月〜金 8:30〜18:00です。「市の一覧表に載るフリースクール等」の数は、このあとの民間の居場所の章で、名前と所在地を紹介しています。
出典:さいたま市「さいたま市の教育相談」(2026年9月9日更新)/さいたま市「こども家庭センターにご相談ください!」/さいたま市「児童相談所の紹介」/さいたま市「フリースクール等一覧表」(2026年10月確認)
学校の中で相談する|担任・スクールカウンセラー・Solaるーむ
学校の中の相談は、いちばん身近で、お子さんの様子を知っている人たちとつながる方法です。「学校に言うと大ごとになりそう」と感じる方もいますが、先に先生に伝えておくと、あとで出席扱いや居場所の相談がしやすくなります。
担任・管理職
最初の窓口は、担任の先生か、学年主任・教頭などの管理職です。「スクールカウンセラーに相談したい」「校内で過ごせる場所について知りたい」と伝えるところから始まります。
スクールカウンセラー
さいたま市の資料では、スクールカウンセラーは全市立学校に配置されています。教職員や保護者への相談・助言と、児童生徒のカウンセリングを行います。開いている曜日と時間は、学校によって異なりますので、担任に聞いてみてください。
校内教育支援センター「Solaるーむ」
教室に入れないとき、校内に安心して過ごせる別の場所があると、学校とのつながりが保ちやすくなります。さいたま市では、令和6年度から、全ての市立小・中学校と中等教育学校(前期課程)に「Solaるーむ」が導入されています。居場所、個別学習、コミュニケーションの3つの機能があります。使い方や利用の条件は学校ごとに違うので、担任か管理職に聞いてみてください。
スクールソーシャルワーカー
さいたま市の資料では、小学校に配置され、中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校には要請による派遣と案内されています。不登校のほか、子どもの貧困、児童虐待、ヤングケアラーといった課題に対して、社会福祉の専門知識で支援します。家庭の事情も絡む場合は、学校に「相談できるスタッフがいるか」を聞いてみる価値があります。
「最近、朝になると体調が悪くなる日が続いています。原因はまだ分かりません。スクールカウンセラーに相談する方法と、学校の中で過ごせる場所があるかを教えてください」——このくらいの一言で十分です。
学校の先生に話すこと自体がつらい場合は、次のセクションの教育相談室を先に使うこともできます。順番は決まっていません。
出典:さいたま市「さいたま市の教育相談」/さいたま市「令和7年度 第1回 さいたま市いじめのないまちづくりネットワーク 総合教育相談室資料」(2026年10月確認)
さいたま市教育委員会の窓口|6か所の教育相談室と総合教育相談室
学校とは別の立場で、専門の相談員に話を聞いてもらえる窓口があります。さいたま市教育委員会が市内6か所に置く教育相談室と、その取りまとめをする総合教育相談室です。
教育相談室(面接相談・電話相談)
不登校など学校生活の不安や悩みについて、専門の相談員が応じます。受付は月〜金の9:00〜17:00(土日祝日、12月29日〜1月3日は休み)です。面接相談は予約制で、電話などで申し込みます。電話相談は随時受け付けていて、市の案内では、最終受付は16時です。対象は、さいたま市在住で、市立の小・中・高等・中等教育学校に在籍する児童生徒と、その保護者です。保護者がご自身で、お住まいに近い相談室へ直接かけられます。
| 教育相談室 | 電話 | 所在地 |
|---|---|---|
| 北教育相談室 | 048-661-0050 | 北区日進町2-1915-1(つばさ小学校体育館2階) |
| 堀崎教育相談室 | 048-688-1414 | 見沼区堀崎町48-1(市職員研修センター1階) |
| あいぱれっと教育相談室 | 048-711-5433 | 浦和区上木崎4-4-10(子ども家庭総合センター3階) |
| 岸町教育相談室 | 048-838-8686 | 浦和区岸町6-13-15(市立教育研究所1階) |
| 美園教育相談室 | 048-711-7215 | 緑区美園4-19-1(美園コミュニティセンター3階) |
| 岩槻教育相談室 | 048-790-0227 | 岩槻区本町3-2-5(ワッツ東館4階) |
総合教育相談室
教育相談全般や、不登校等の児童生徒の支援を担う市の部署です。電話は048-711-5495(相談係)。どの相談室に連絡すればよいか迷うときの問い合わせ先にもなります。教育支援センターの申込と一緒に教育相談を申し込みたいときは、オンラインフォームではなく電話で、と案内されています。
SNSを活用した相談
さいたま市のSNS相談窓口は、市立の中学校・高等学校・中等教育学校の生徒が対象です。利用できる期間と方法は、学校で配られるリーフレットやカードに載っています。保護者が直接使う窓口ではないので、お子さんが中学生以上のときに、学校から配られたものを一緒に見てみてください。
市の教育相談室は、さいたま市立学校に在籍する子どもが中心の窓口です。私立・国立の学校に通っているご家庭や、市外の学校に通っているご家庭は、まず総合教育相談室(048-711-5495)に事情を伝えて、使える窓口を聞いてみてください。夜間・休日の電話(セクション8)は、在籍校に関わらず利用できるものがあります。
出典:さいたま市「さいたま市の教育相談」/さいたま市「さいたま市の教育相談(教育相談室一覧)」/さいたま市「教育相談のご案内」/さいたま市「総合教育相談室の紹介」(2026年10月確認)
家以外の居場所|教育支援センター6か所・オンライン・いろどり学園
「学校には行けないけれど、家の中にずっといるのも心配」という声は、とても多くあります。さいたま市には、学校に代わる居場所として、教育支援センターがあります。令和2年度から、以前の「適応指導教室」はこの名称になっています。
教育支援センター(市内6か所)
各教育相談室に設けられている居場所で、学習の場の確保と、体験活動を通した社会性の育成を目的にしています。対象は、さいたま市在住で、学校に通うことが難しい小・中学生です。6か所のうち、通いやすい場所を選べます。
| センター | 設置場所 | 電話 |
|---|---|---|
| はばたき | 北教育相談室(北区日進町) | 048-661-0050 |
| ステップ | 堀崎教育相談室(見沼区堀崎町) | 048-688-1414 |
| あおぞら | あいぱれっと教育相談室(浦和区上木崎) | 048-711-5433 |
| はぐくみ | 岸町教育相談室(浦和区岸町) | 048-838-8686 |
| かけはし | 美園教育相談室(緑区美園) | 048-711-7215 |
| たいよう | 岩槻教育相談室(岩槻区本町) | 048-790-0227 |
- 活動の内容午前中は個別学習。芸術活動や協働的な活動などの体験活動、バドミントンや卓球などの運動もあります。入室後は、調理実習や校外学習にも参加できます
- 申込電話、またはオンラインフォームで申し込みます。教育相談もあわせて希望するときは、電話で申し込みます
- 始まるまでの流れ見学、体験(30分〜1時間程度から始めて、徐々に延ばします)、入室面談を経て「入室」となります。見学は、お子さんと一緒にできます
- 体験期間の通い方来室する日や滞在時間は、担当と相談して柔軟に決められます
- 注意点定員に限りがあるため、当日の参加希望に応じられない場合があります。「入室」は、継続して参加できることや、自分で決めた曜日・時間に通えることなどが基準です。開室の曜日と時間は、各センターに電話でご確認ください
家から参加できる、教育支援センターのオンライン利用
外出が難しいお子さん向けに、教育支援センターにはオンラインで利用する方法もあります。「入室」の手続きはなく、いつでもどこからでも使えます。電話、またはオンラインフォームで希望の相談室の予約ページから申し込み、ウェルカムセッション(面談。来室またはオンライン)を経て、オンライン配信グループに招待されます。カメラはオフのままで構いません。配信は9:45〜10:00、10:10〜11:00、11:10〜12:00が毎日あり、木曜は11:10〜11:50にも別の枠があります。利用を始めて1か月後に面談があり、通室を希望するときは担当の相談室に連絡します。
以前あった「不登校等児童生徒支援センター(Growth)」は令和7年度で活動を終え、今後は6か所の教育支援センターでオンライン支援を行う形に変わっています。
さいたま市立いろどり学園(学びの多様化学校)
令和8年4月に開校した、小・中一貫型の学びの多様化学校です(小学部・中学部)。目的は、不登校等の児童生徒一人ひとりに応じた多様な支援を保障し、社会的自立を目指すことです。本校は市立教育研究所の一部にあり、市内6か所の教育相談室の一室が「キャンパス」になっています。対象は、原則として、学校を30日以上欠席している、またはしていた児童生徒です。
令和8年10月転入学の申請受付は終了しています。令和9年4月転入学の説明資料と説明動画は、令和8年11月中旬に市のページへ掲載される予定です。申請の手順と期限は、そのときにご確認ください。気になる方は、総合教育相談室(048-688-1453/048-711-5495)に早めに電話してみてください。
出典:さいたま市「教育支援センターについて」/さいたま市「さいたま市の教育相談」/さいたま市「「学びの多様化学校」について(令和8年4月開校)」/さいたま市「教育相談室・教育支援センター」/埼玉県「市町村の教育支援センター一覧」(令和8年4月1日時点)(2026年10月確認)

心・体・発達のことが気になるとき|子ども家庭・保健の相談窓口
朝起きられない、頭痛や腹痛が続く、教室の音や光がつらそう、気持ちが落ち込んでいる——学校に行けない背景に、体や心、発達の特性が関わっていると感じる保護者もいます。そのときは、学校や教育委員会の窓口に加えて、福祉や保健の窓口も選択肢になります。
なんでも子ども相談窓口
子ども家庭総合センター(あいぱれっと)1階にある、さいたま市の窓口です。対象は、概ね15歳までの子どもとそのご家族・関係者。来所(個室あり)、電話、FAX、メール、オンライン相談から選べます。
- 電話048-762-7757(日本語のみ)。FAXは048-711-8904、メールは nandemo-kodomo@city.saitama.lg.jp
- 来所の受付月・火・木・金は9:00〜18:30、土・日・祝日は9:00〜16:30。水曜日と年末年始(12月29日〜1月3日)は休みです
- オンライン相談「さいたま市みんなのアプリ」から予約します。開設は第2・第4火曜日(祝日を除く)です。相談は無料で、通信費は利用者の負担です
お住まいの区の「こども家庭センター」
各区役所の保健センターに隣接して、子育て世帯と子どもの相談を受けるこども家庭センターがあります。児童福祉と母子保健が一体になった窓口で、相談員が助言や、利用できるサービスの案内、専門の窓口との連絡調整を行います。ご本人以外の家族からの相談もできます。
| 区 | 窓口 | 電話 |
|---|---|---|
| 西区 | こども家庭センターにし | 048-620-2660 |
| 北区 | こども家庭センターきた | 048-669-6060 |
| 大宮区 | こども家庭センターおおみや | 048-646-3135 |
| 見沼区 | こども家庭センターみぬま | 048-681-6041 |
| 中央区 | こども家庭センターちゅうおう | 048-840-6065 |
| 桜区 | こども家庭センターさくら | 048-856-6170 |
| 浦和区 | こども家庭センターうらわ | 048-829-6056 |
| 南区 | こども家庭センターみなみ | 048-844-7169 |
| 緑区 | こども家庭センターみどり | 048-712-1155 |
| 岩槻区 | こども家庭センターいわつき | 048-790-0161 |
受付は、市役所の開庁時間(8:30〜17:15。土日祝・年末年始を除く)が目安です。窓口ごとの時間は、電話でご確認ください。
児童相談所(北部・南部)
子どもに関する相談を受ける、さいたま市の機関です。学校や友だち関係で困ったこと、発達の遅れが心配なとき、子育てやしつけ、家庭内の問題などを相談できます。相談は無料で、受付は月〜金の8:30〜18:00(祝祭日、12月29日〜1月3日を除く)です。
| 児童相談所 | 電話 | 担当する区 |
|---|---|---|
| 北部児童相談所 | 048-711-3917 | 西区・北区・大宮区・見沼区・岩槻区 |
| 南部児童相談所 | 048-711-2489 | 中央区・桜区・浦和区・南区・緑区 |
心の悩みを聞いてもらえる窓口
さいたま市こころの健康センター(浦和区上木崎4丁目、あいぱれっと4階)には、小学4年生から中学生の本人と家族、関係者が心の問題を相談できる「子どもの精神保健相談室」があります。センターへの問い合わせは048-762-8548。相談の受付時間や予約の方法は、市の「相談のご案内」でご確認ください。
保護者自身が眠れない、気持ちが沈むというときは、さいたま市にお住まいの方が使える「こころの電話」(048-762-8554、月〜金の9:00〜17:00。祝日と年末年始は休み。研修のため休止する日があります)もあります。
体の不調や発達が気になるとき
朝になるとなかなか起きられない、頭痛・腹痛が続く、強い不安や気分の落ち込みがあるといった場合は、かかりつけ医や専門機関への相談を考えてください。体の不調は「気持ちの問題」と片づけず、まず医療の目でも見てもらうと、家庭での関わり方も整理しやすくなります。どこに相談すればよいか迷うときは、上の「なんでも子ども相談窓口」や区のこども家庭センターで聞いてみてください。
出典:さいたま市「なんでも子ども相談窓口をご利用ください」/さいたま市「こども家庭センターにご相談ください!」/さいたま市「児童相談所の紹介」/さいたま市「こころの健康センター」/さいたま市「こころの電話」(2026年10月確認)
夜間・休日・電話が苦手なとき|24時間つながる電話
夜になるほど不安が強くなる、休日で窓口が開いていない、電話で話すのが苦手——そんなときのために、時間外でもつながる窓口をまとめました。一部のIP電話からは、フリーダイヤルにつながらないことがあります。
| 窓口 | 連絡先 | 受付 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| さいたま市24時間子どもSOS窓口(24時間子供SOSダイヤル) | 0120-0-78310(IP電話からは不可) | 24時間(通話無料) | さいたま市在住・在学の子ども・保護者 |
| 彩の国 よりそうみんなの電話(埼玉県立総合教育センター)・子供用 | #7300 または 0120-86-3192(無料) | 電話は24時間 | 県内の小・中・高校生(原則18歳まで) |
| 同・保護者用 | 048-556-0874 | 受付時間は県のページでご確認ください | 保護者 |
| 同・メール教育相談 | soudan@spec.ed.jp | 返信は平日 9:00〜17:00 | 子ども・保護者 |
| こどもの人権110番(法務省) | 0120-007-110 | 平日 8:30〜17:15(無料) | 子ども・大人 |
| チャイルドライン | 0120-99-7777 | 毎日 16:00〜21:00(無料)。年末年始は休み | 18歳までの子ども |
| 児童相談所 相談専用ダイヤル(さいたま市) | 0120-189-783(通話無料) | 夜間・土日祝など | 子ども・保護者 |
どれを選べばいい?
夜中に急に追い詰められた気持ちになったときは、さいたま市24時間子どもSOS窓口が、いつでもつながる最初の一本です。さいたま市在住・在学の子どもか、その保護者が対象で、通話は無料です。県の「彩の国 よりそうみんなの電話」にも、24時間の子供用の電話があります。
お子さん本人が、親にも先生にも言えないことを話したいときは、チャイルドラインや、学校で配られるSNS相談のカードが向いています。学校でのいじめや先生の対応が原因で、学校の外の公的な機関に相談したい場合は、こどもの人権110番(法務省)が窓口になります。
なお、埼玉県教育委員会の「学校関係の電話相談」や「SNS教育相談(LINE)」は、さいたま市立の学校は対象外と案内されています。さいたま市立学校に通うお子さんは、市の窓口を使ってください。
家庭の中で「つい手が出てしまう」「怒鳴ってしまう」「子どもがたたかれている」といった悩みがあるときは、児童相談所の相談ダイヤル「189」(24時間・通話料無料)につながります。不登校そのものの相談窓口ではありませんが、保護者自身が追い詰められているときのために、選択肢として知っておいてください。
出典:さいたま市「さいたま市の教育相談」/文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」/埼玉県立総合教育センター「教育相談」/埼玉県教育委員会「困ったときの相談窓口」/さいたま市「児童相談所の紹介」/法務省「こどもの人権110番」/チャイルドライン(2026年10月確認)

民間のフリースクール・居場所(区別)・出席扱い・親の会
公的な窓口に加えて、学校の外には、民間のフリースクールや居場所、保護者同士が話せる会があります。さいたま市は「フリースクール等一覧表」を公表していて(令和7年度の報告にもとづく、随時更新)、区ごとに施設の名称と所在地が載っています。利用を考えるときは、各施設に直接問い合わせる形です。
市の一覧表に載っている市内の民間施設(区別・17件)
さいたま市の「フリースクール等一覧表」は、令和7年度に市立小・中学校から児童生徒が在籍していると報告があり、掲載の許可があった民間の団体・施設をまとめたものです。市内の施設は、区別に次の17件が載っています(2026年10月確認。同じ一覧表にある放課後等デイサービスの表は含めていません)。市の注意書きのとおり、すべての団体を網羅したものではなく、個々の団体の良し悪しを評価するものでもありません。運営方針・活動内容・費用は大きく異なるため、対象学年や費用は各施設に直接確認してください。
| 区 | 施設名(市の一覧表の表記) | 所在地(市の一覧表の表記) |
|---|---|---|
| 西区 | デモクラティックスクール さいたま あみゅーず | 西区中野林799-4 |
| 北区 | 星槎プラチナフリースクール | 北区土呂町2-12-10 |
| 大宮区 | 学校法人角川ドワンゴ学園N中等部(通学コース・ネットコース) | 大宮区高鼻町1-20-1 大宮中央ビルディング6階 |
| 大宮区 | 第一学院 中等部 埼玉キャンパス | 大宮区下町1-42-2 TS-5BLDG.6-7階 |
| 大宮区 | 中央高等学院さいたま校 | 大宮区桜木町1-1-6 |
| 大宮区 | 公益財団法人 こども教育支援財団 東京大志学園さいたま校 | 大宮区高鼻町2-69-5 2階(クラーク記念国際高校 建物内) |
| 大宮区 | ベネッセ高等学院中等部 大宮キャンパス・浦和キャンパス | 大宮区桜木町2-4-1 DOMパートIII 3階/浦和区高砂2-1-1 明治安田生命浦和ビル4階 |
| 見沼区 | 丘のうえフリースクール | 見沼区春岡1-25-1「すばこ」 |
| 見沼区 | さいたま市児童育成支援拠点 あそぼっくすほりさき | 見沼区堀崎町12-39 |
| 中央区 | 学研のサポート校 WILL学園さいたまキャンパス | 中央区鈴谷2-744-1 第1フロンティアビル3階 |
| 浦和区 | 特定非営利活動法人アソマナ アソマナ学園 | 浦和区常盤9-17-1 ダイブサポート シーメイド内 |
| 浦和区 | 浦和高等学園 中学部 | 浦和区前地3-14-12 第二スミダビル3階 |
| 浦和区 | コドモギルド | 複数箇所で活動 |
| 南区 | わかば塾 | 南区大谷口989-10 |
| 南区 | フリースクール リエゾン | 南区別所6-6-8 D2 |
| 岩槻区 | 自発型学習スクールたけのこ | 岩槻区笹久保1843 |
| 岩槻区 | フリースクール くるーず | 岩槻区本町4-2-10 |
大宮でフリースクールを探すとき:一覧表では大宮区が5件と最も多く、大宮駅周辺の高鼻町・下町・桜木町に集まっています。名称に「中等部」とつく施設が多いので、小学生のお子さんは対象になるかを最初に問い合わせると比べやすくなります。大宮区に市の教育相談室はありませんが、北教育相談室(北区日進町)や堀崎教育相談室(見沼区堀崎町)が近くにあり、民間と市の教育支援センターを並べて比べることもできます。
一覧表には、市外やオンラインで学べる施設も載っています。NIJINアカデミー(株式会社NIJIN)も、東京都の欄に掲載されています。
フリースクールの費用と、市の補助について
市の教育相談のページ(2026年9月9日更新)には、フリースクール等連絡協議会と一覧表の案内がありますが、フリースクール等の利用料を補助する制度の案内は確認できませんでした。制度は変わることがあるため、費用の支援について知りたいときは、総合教育相談室(048-711-5495)に最新の状況を聞いてみてください。市の教育支援センターについては、市の案内に利用料の記載はありません。
出典:さいたま市「フリースクール等一覧表」/さいたま市「さいたま市の教育相談」(2026年10月確認)
民間の居場所の例(種類が違う3つ)
ここでは、公式サイトで内容を確認できた施設から、通い方のタイプが異なる3つを例として紹介します。これ以外にも施設はありますので、あくまで「どんなタイプがあるか」の目安としてご覧ください。費用は2026年10月に公式サイトで確認した金額で、税込です。費用が載っていない施設は、問い合わせで確認する形です。変更されることがあるため、申込の前に公式サイトでご確認ください。
| 施設(所在) | 通い方・特徴 | 費用 | 問い合わせ |
|---|---|---|---|
| NPO法人アソマナ フリースクール(浦和区) | 小学生〜高校生が対象。コースは週5日・週2日・週1日のグループコースと、完全個別学習コース。まずは無料相談から | 入学金39,800円(税込)。グループコース月額は、週5日98,000円・週2日58,330円・週1日49,130円。完全個別学習コース88,550円 | 048-866-0000(月〜金 9:00〜18:00) |
| フリースクールリエゾン(南区。武蔵浦和駅から徒歩3分) | 小学生〜中学生が通える。週1回からのスクーリングで、グループ・個別・毎日通うコースがある。発達の凸凹や個々の特性に配慮した活動。無料体験コースあり(スクーリング・オンライン) | 公式サイトに記載がないため、問い合わせで確認 | 048-767-4860(9:00〜19:00) |
| わかば塾(南区大谷口) | 幼児から年配者まで、いろいろな人がいろいろな形で関わっている小さな塾 | 公式サイトに記載がないため、問い合わせで確認 | 090-3597-5479 |
アソマナとリエゾンは、公式サイトで出席扱いに触れています。ただし、出席扱いにするかどうかは、どの施設の場合も在籍校の校長が判断します。施設の説明だけで決まるわけではないので、利用を考える段階で在籍校にも相談しておくと安心です。通う回数や時間帯、費用の組み立ては施設によってかなり違うので、「週に何日通えるか」「費用は月いくらまでか」を、見学の前に家庭で話しておくと比べやすくなります。
民間施設に通う場合の出席扱い
さいたま市教育委員会は、不登校児童生徒の「指導要録上の出席扱い」に係るガイドラインを公表しています。それによると、学校外の公的機関やフリースクール等での相談・指導は、一定の要件を満たす場合に出席扱いの対象になります。出席扱いにするかどうかは、校長が総合的に判断します。学校は、施設での学習の状況を把握し、学習の評価を指導要録に記入します。出席扱いとした日数は出席日数の内数として、利用した施設名とともに記録されます。
- 施設を決める前に、担任に相談する「学校の外で学ぶことを考えています。出席扱いについて相談させてください」と伝えます。施設が決まっていない段階で構いません。
- 教育相談室・教育支援センターにも相談するどの窓口でも、迷ったときは総合教育相談室(048-711-5495)に電話で聞けます。
- 施設に確認する「出席扱いの実績はあるか」「学校へ出す記録は何を、どのくらいの頻度で出してもらえるか」を聞きます。
- 記録を学校に出し、校長の判断を待つ判断には時間がかかることがあるので、早めの相談が安心です。
保護者同士で話せる場
「同じ立場の人と話したい」という声も多くあります。埼玉県が公表している「不登校の子を持つ親の会(保護者の会)」の一覧から、さいたま市内で開かれている会の例を紹介します。
- 学校に行ってない子の親の会・浦和緑区大間木で、毎月第2土曜の18:30から。参加費は1回200円
- ぷらっとほーむ ~さいたま不登校ネットワーク~浦和ふれあい館(浦和区常盤9-30-22)で、毎月第3木曜日(変更の場合あり)。参加費は無料で、ものづくりなどのときは材料費がかかる場合があります
- 不登校に学ぶ親の会くるみ浦和区内の公民館で、毎月、午後と夜に1回ずつ。参加費は1回200円
連絡先と最新の日程は、県の一覧や各会の案内に載っています。会場や日程が変わることがありますので、参加前にご確認ください。
出典:さいたま市「フリースクール等一覧表」/さいたま市教育委員会「不登校児童生徒の「指導要録上の出席扱い」に係るガイドライン」/NPO法人アソマナ フリースクール/同・料金/フリースクールリエゾン/わかば塾/埼玉県「不登校の子供たちとその保護者を支援するためのサイト」/埼玉県「不登校の子を持つ親の会(保護者の会)」(2026年10月確認)

NIJINアカデミー|学校に在籍したまま使える、もうひとつの場所
ここまで、さいたま市の公的な窓口と、民間の居場所を紹介してきました。もう一つ、選択肢として知っておいていただきたいのが、NIJINアカデミーです。メタバース(バーチャル)校舎を中心にしたオルタナティブスクールで、全国から累計1000名を超える子どもたちが通っています(2026年7月時点)。
この記事の文脈で大事なのは、学校に在籍したまま、もうひとつの場所として使えるという点です。「学校をやめる」「通う場所を1つに決める」という話ではありません。
- 平日毎日開校。月100コマの授業から、受けたいものを選んで参加します
- 8〜10人の少人数×異年齢クラス。全国のいろいろな地域の子が同じクラスです
- カメラ・音声はオフでも参加できます。チャットだけの参加から始められます
- 在籍校はそのまま。出席扱いを希望した生徒の97%が、在籍校で出席として認められています(NIJIN公表。最終判断は在籍校)
- 費用は月額25,443円(メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)。入学金33,000円は初月のみ
さいたま市の近隣のリアル教室
オンライン中心ですが、全国52か所に、対面で集まれるリアル教室もあります。さいたま市の近隣では、お隣の越谷市に教室があります。体験の日程は公式サイトで選べます。
| 教室 | 所在地 | 開室日・時間 |
|---|---|---|
| NIJINアカデミー越谷校 | 越谷市赤山町1-147 マリフラット2 | 毎週火・木曜 10:00〜15:00(18:00までの延長預かりあり) |
さいたま市内に教室があるかどうかは、公式サイトの教室一覧でご確認ください。メタバース校舎は、全国どこからでもオンラインで参加できます。どの教室も「通わなければいけない」ものではありません。メタバース校舎だけで学ぶこともできますし、週に1回だけリアル教室に顔を出す、という使い方もあります。「まず話だけ聞いてみたい」という段階の方も、LINEで質問できます。
「明るくない子どもなんていない。問題児なんてたったの一人もいない」——これは、公立小学校の教員だった星野達郎(タツロー)校長が、NIJINアカデミーを設立した原点にある言葉です。学校に行けない日が続いているのは、その子に問題があるからではなく、いまの場所とお子さんの特性が噛み合っていないだけかもしれません。だからこそ、相談先も居場所も、いくつか見てから選んでいただければと思います。
出典:NIJINアカデミー 学費・プラン/出席認定の仕組み/NIJINアカデミー越谷校(2026年10月確認)
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
NIJINアカデミー公式チャンネルの「人気の動画」上位に掲載されている動画です。学校に合わない子どもたちの学びの選択肢を紹介しています。動画は保護者の方が先に確認するだけでも構いません。
NIJINアカデミーがどんな場所なのかを、3分弱でまとめた紹介動画です。メタバース校舎の授業や、リアル教室のようすが見られます。「いきなり申し込むのは不安」という段階で、雰囲気だけでもご覧ください。
学校の外の3つの選択肢を比べる|費用・通い方・出席扱い
学校の外の場所は、教育支援センター、民間の居場所、NIJINアカデミーのように、性格が違います。どれが上、という話ではなく、お子さんの状態とご家庭の事情に合うものが違います。比べやすいように、観点ごとに整理しました。
| 教育支援センター(市) | 民間の居場所(3施設の例) | NIJINアカデミー | |
|---|---|---|---|
| 在籍校に在籍したまま利用できる | ○ | ○ | ○ |
| 出席扱いの相談ができる(最終判断は在籍校) | ○ | ○ | ○ |
| 自宅から参加できる | ○ | △ | ○ |
| 平日に毎日、対面で通える場所がある | ○ | △ | × |
○=対応 △=一部・施設や内容による ×=対応していない / ※公式サイトの記載にもとづく整理(2026年10月)。教育支援センターのオンライン利用は、希望の相談室への申込とウェルカムセッションが必要。
| 教育支援センター(市) | 民間の居場所(3施設の例) | NIJINアカデミー | |
|---|---|---|---|
| 対象 | さいたま市在住で、学校に通うことが難しい小・中学生 | 施設ごとに異なる(小学生〜高校生、小学生〜中学生など) | 小・中・高の子ども(全国) |
| 費用 | 市の案内に利用料の記載はなし。申込時に電話で確認 | アソマナは入学金39,800円+月額49,130〜98,000円(グループコース)。ほかの2施設は問い合わせ | 月額25,443円+入学金33,000円(初月のみ) |
| 入り方 | 見学→体験→入室面談。オンラインはウェルカムセッションから | 見学・無料相談・無料体験から直接申込 | 無料の体験・説明会(予約サイト)またはLINEで相談 |
| 向いているご家庭 | 家の近くで、学校に代わる居場所と学習の場がほしい | 少人数の対面の居場所を探している/回数を選びたい | 外出が難しい/全国の異年齢の子と少人数でつながりたい |
上の表の「民間の居場所」の費用は、公式サイトに金額が載っていたアソマナの例です。入会金や保険料などが別に必要な施設もあるため、申込の前に各施設へご確認ください。
選択肢はどれか1つに決めなくて構いません。たとえば、市の教育支援センターに週に何日か通いながら、家ではNIJINのメタバース校舎の授業を受ける、という組み合わせも考えられます。お子さんのエネルギーの量に合わせて、途中で変えられることも大切な条件です。

相談前のメモと、今日から1か月の動き方
相談先が分かっても、「いつ、どう動くか」で止まってしまう方は多いものです。最後に、相談前の準備と、今日から1か月の動き方を整理します。
完璧でなくて大丈夫です。数行のメモで十分です。
最初に行き渋った時期と、いま週に何日休んでいるか。分からなければ「2〜3か月前から」で構いません。
朝の準備、特定の授業、人間関係、行事の前など。思い当たる場面だけで大丈夫です。
寝つきや朝の起きやすさ、食欲、頭痛・腹痛の有無。受診の相談にもつながります。
今日から1か月の動き方
- 今日〜3日以内お住まいの近くの教育相談室(月〜金 9:00〜17:00。例:あいぱれっと教育相談室 048-711-5433)に電話して、状況を一度話してみます。迷うときは総合教育相談室(048-711-5495)へ。
- 1週間以内担任に「学校の外の相談も含めて考えている」ことを伝え、スクールカウンセラーや校内の居場所(Solaるーむ)の使い方を聞きます。
- 2週間以内教育支援センターか、民間の居場所、NIJINアカデミーのいずれか1つを見学・体験の予約まで進めます。
- 1か月後見学して感じたお子さんの反応を振り返り、続けるもの、足すもの、やめるものを決め直します。
お子さんには、「どうして行けないの?」と理由を聞き出すよりも、「話したくなったら、いつでも聞くよ」と伝えておくほうが、あとで本音を話してもらいやすくなるといわれます。理由が自分でも分からない子は少なくありません。相談の場は、保護者が「聞き出す」ためではなく、保護者自身が「聞いてもらう」ためのものでもあります。
相談を始めた時点で、状況はもう動き始めています。最初の電話は、ほんの10分で終わることも多いものです。ためらう気持ちがあっても、できる範囲の1本から始めてみてください。
よくある質問
まとめ
さいたま市で不登校の相談をするときの窓口は、学校の中、市内6か所の教育相談室と教育支援センター、いろどり学園、子ども家庭・保健の相談窓口、夜間・休日の電話、民間の居場所と親の会と、いくつもあります。すべてに連絡する必要はありません。迷ったときは、まずお住まいの近くの教育相談室に1本。どの窓口がお子さんの状態に合うかも、相談員に聞いてみてください。
家以外の居場所がほしいときは、教育支援センター(はばたき・ステップ・あおぞら・はぐくみ・かけはし・たいよう)や、民間の居場所があります。外出が難しいときは、教育支援センターのオンライン利用や、メタバースを使った学びも選択肢になります。NIJINアカデミーは、学校に在籍したまま使える、もうひとつの場所です。お隣の越谷市には、週2回のリアル教室もあります。
選ぶ順番や正解はありません。最初の1本の電話が、状況を整理する入口になります。相談は1回で終わらなくて構いませんし、途中で窓口を変えても構いません。お子さんのペースと、保護者の気持ちの両方を大切にしながら、できることから進めてください。


