- パニック障害が起こる原因
- 発作が起きたときの対応方法
- 相談先と改善に向けたステップ
まだ何も決められなくて大丈夫です
2学期の「行きたくない」に、家庭でどう向き合うか。同じ時期の保護者の声と、校長からの短い手紙をLINEでお届けしています。名前を出さずに、まず読むだけでも。
LINEで受け取る(無料)子どものパニック障害とは
パニック障害は、動悸・息苦しさ・めまい・強い恐怖感などを伴う「パニック発作」が、特定の理由なく突然起こる状態です。発作自体は数分から長くても数十分でおさまることが多いものの、「また発作が起きるのでは」という予期不安が、外出や登校そのものを避ける原因になることがあります。身体的な検査では異常が見つからないことが多く、「気のせい」「わがまま」と誤解されやすい点にも注意が必要です。
パニック障害の原因
パニック障害の原因は一つに特定できるものではなく、複数の要因が重なって起こると考えられています。
- ストレスの蓄積:学校での人間関係や成績へのプレッシャーなど、慢性的なストレスが背景にあることがあります
- 不安になりやすい気質:もともと敏感で、変化や刺激に強く反応しやすい特性がある子どもに見られやすい傾向があります
- 過去の強い恐怖体験:事故や災害、いじめなど、強い恐怖を感じた経験がきっかけになることがあります
- 脳内の神経伝達物質のバランス:不安や恐怖に関わる脳の働きが関係していると考えられています
原因を一つに決めつけず、複数の視点から本人の状況を理解しようとする姿勢が大切です。

子供のパニック障害の原因|4つの要因を家庭の目線で整理
子供のパニック障害の原因は1つに決まるものではなく、いくつかの要因が重なって起こると考えられています。上の4つの要因を、家庭で気づけることと、避けたい受け止め方に分けて並べました。
| 要因 | ありうる背景 | 家庭で気づけること | 避けたい受け止め方 |
|---|---|---|---|
| ストレスの蓄積 | 学校での人間関係や成績へのプレッシャーなど、慢性的なストレス | 最近の学校生活の変化を、落ち着いているときに本人のペースで聞く | 「気のせい」と片づける |
| 不安になりやすい気質 | もともと敏感で、変化や刺激に強く反応しやすい | 進級・行事などの変化の前後で様子を見る | 性格の問題として責める |
| 過去の強い恐怖体験 | 事故や災害、いじめなど強い恐怖を感じた経験 | 本人が話したいタイミングを待つ | 発作中に「何がきっかけ?」と問い詰める |
| 脳内の神経伝達物質のバランス | 不安や恐怖に関わる脳の働き | 本人の意思でコントロールできるものではないと理解する | 「わがまま」と誤解する |
パニック障害で小児科に行く理由
パニック発作では動悸や息苦しさ、めまいといった体の症状が強く出ます。一方で、身体的な検査では異常が見つからないことが多いとされています。だからこそ最初に小児科やかかりつけ医で体の病気がないかを確かめ、必要に応じて児童精神科・心療内科など専門医を紹介してもらうという順番が安心です。
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発作が起きたときの対応方法
1. 「大丈夫、そばにいるよ」と伝える
発作の最中は、本人が強い恐怖を感じています。まずは落ち着いた声で安心できる言葉をかけ、そばにいることを伝えてください。
2. 呼吸を整えるサポートをする
ゆっくりとした呼吸を一緒に行うことで、症状が和らぐことがあります。「息を吸って、ゆっくり吐いて」と、本人のペースに合わせて声をかけてみてください。
3. 発作中に原因を問い詰めない
「何がきっかけだったの」と発作中に聞くことは、かえって不安を強めてしまいます。落ち着いてから、本人が話したいタイミングで聞くようにしてください。
4. 発作が終わったら安心して休める環境を用意する
発作の後は心身ともに疲労しています。無理に何かをさせようとせず、静かに休める時間を確保してください。
「そばにいるよ」と声をかける
ゆっくりした呼吸を一緒に
静かに休める環境を用意
| 場面 | してよいこと | 避けたいこと |
|---|---|---|
| 発作の最中 | 落ち着いた声で「大丈夫、そばにいるよ」と伝える | 慌てた声で状況を説明させる |
| 呼吸 | 「息を吸って、ゆっくり吐いて」と本人のペースに合わせる | 原因を聞き出そうとする |
| 発作のあと | 静かに休める時間と場所を用意する | すぐに何かをさせようとする |
| 落ち着いてから | 本人が話したいタイミングで話を聞く | 「また起きたらどうするの」と不安をあおる |
| 学校との関係 | 発作が起きたときの対応方法をあらかじめ共有しておく | 事情を伝えないまま登校を急がせる |
改善に向けた「治し方」=家庭でできるステップ
パニック障害は、適切な対応と治療によって症状が和らいでいくことが期待できるとされています。ただし「治し方」といっても、自己判断で治療を行うものではなく、専門的な治療と並行して家庭でできることを積み重ねるという考え方が基本になります。
- 生活リズムを整え、十分な睡眠を確保する
- 「発作が起きても大丈夫」という安心材料(対処法・逃げ場)を本人と共有しておく
- 予期不安が強い場面を無理に避けさせすぎず、本人のペースで少しずつ慣れていく機会を作る
- 本人を責めず、症状について家庭内でオープンに話せる雰囲気を作る
医療機関では、認知行動療法や、必要に応じた薬物療法が行われることがあります。治療の進め方は症状の程度によって異なるため、必ず専門医と相談しながら進めてください。
NIJINアカデミーでは、カメラ・音声オフでの参加が可能で、発作への不安から外出や対面が難しい日でも、無理のない形で学びとのつながりを保てます。1:1の専任サポート担任が、本人の状態に合わせたペースを尊重しながら継続的に伴走します。
学校以外の「居場所」を先に用意しておく
NIJINアカデミーは、午前でも午後からでも参加できるオンラインのオルタナティブスクールです。在籍校の出席扱いになる例も多く、まずは体験会で雰囲気を見てから決められます。
無料体験会に申し込む相談先
パニック障害が疑われる場合、以下のような相談先があります。症状の程度に応じて、まずは身近な窓口から相談してみてください。
- 児童精神科・心療内科:診断と治療(認知行動療法・薬物療法など)を受けられます
- 小児科・かかりつけ医:まず身体的な検査を行い、必要に応じて専門医を紹介してもらえます
- スクールカウンセラー:学校生活での配慮や、学校側との連携について相談できます
- 自治体の教育相談センター:不登校や学校生活の悩み全般について相談できる窓口です
| 相談先 | できること | こんなときに |
|---|---|---|
| 小児科・かかりつけ医 | 身体的な検査。必要に応じて専門医を紹介 | 最初にどこへ行けばよいか迷うとき |
| 児童精神科・心療内科 | 診断と治療(認知行動療法・薬物療法など) | 発作がくり返す、予期不安で外出や登校が難しいとき |
| スクールカウンセラー | 学校生活での配慮、学校側との連携 | 教室や登校場面で不安が強いとき |
| 自治体の教育相談センター | 不登校や学校生活の悩み全般 | 学校に行けない日が続いてきたとき |
NIJINアカデミーという選択肢
NIJINアカデミーは、小学1年生から中学3年生を対象としたオンラインのオルタナティブスクールです。通学のプレッシャーがなく、発作への不安を抱えながらでも、自分のペースで学びを続けられる環境があります。在籍校と併用しながら通う生徒も多くいます。

まずは無料の体験説明会で、雰囲気を確かめてみませんか。
NIJINアカデミーの雰囲気が伝わる動画
子どもたちの声
「発作が起きたらどうしようという不安がずっとあったけど、逃げ場があると分かってから、少しずつ外に出られるようになった」という声が聞かれます。
「原因を探しすぎて自分を責めていたが、専門医に相談してから、家庭でできることに目を向けられるようになった」という声も寄せられています。
予期不安との付き合い方
パニック障害では、発作そのものよりも「また起きるかもしれない」という予期不安が、本人の行動を大きく制限してしまうことがあります。「発作が起きても対処できる」という経験を少しずつ積み重ねることが、予期不安を和らげる助けになるとされています。焦らず、本人のペースで段階的に取り組むことが大切です。

保護者自身のケアも大切に
子どもの発作に寄り添い続けることは、保護者にとっても大きな負担になります。一人で抱え込まず、周囲や専門機関のサポートを頼ることも、結果的に子どもへの安定したサポートにつながります。
よくある質問
まとめ
子どものパニック障害は、ストレスや気質、過去の体験など複数の要因が重なって起こるとされ、本人の意思でコントロールできるものではありません。発作が起きたときは安心を伝え、呼吸を整えるサポートをしながら、専門的な治療と家庭でのサポートを組み合わせて、無理のないペースで改善を目指していくことが大切です。
このテーマはデリケートな内容を含みます。お子さまの心身の状態について心配なことがある場合は、一人で抱え込まず、児童精神科や心療内科など専門機関にご相談ください。

NIJINアカデミーでは、無料の体験説明会を実施しています。
参考文献:厚生労働省・発達障害情報・支援センター等の公的情報を参考に作成


