<親子対談>宿題に「これ以上結構です」と書いて先生によく呼ばれた小5|学校が合わなかった小5と母が語る将来のこと
うをまんとご家庭(小学5年生)
- 不登校の経緯
- 小学4年生の遠足で友達とのトラブルに巻き込まれ、自分だけが先生に注意されたことがきっかけに。3学期は特に、迎えに来てほしいと連絡が続く日々が続いた
- 入学
- 2026年4月からニジアカへ
- 現在
- 入学から半年、鉄道と動画編集を楽しみながらリアルイベントにも積極的に参加。仙台のビジネスカンファレンスでは企業の前でプレゼンも行った
タツロー校長のYouTubeチャンネルでは、不登校の親子にお話を伺う対談を続けています。今回のゲストは、鉄道と動画編集が大好きなうをまん。小学4年生の遠足でのトラブルをきっかけに学校へ行きづらくなり、2026年4月からニジアカに入学しました。それからわずか半年ほどで、鉄道の旅を楽しみ、リアルイベントに参加し、ついには仙台のビジネスカンファレンスで企業の前でプレゼンをするまでに。ユーモアたっぷりのうをまんと、お母さん、タツロー校長との対談でその変化をお届けします。
- 小学4年生の遠足でのトラブルで自分だけが注意されたことが、学校へ行きづらくなる大きなきっかけに
- 幼稚園の頃からなんとなく周りと合わない感覚があり、言葉にできない苛立ちを抱えていた
- 「問題行動がしたくて生まれてくる子はいない。問題なのは社会や学校の側」という母の考え方
- 2026年4月にニジアカへ入学。鉄道・動画編集・リアルイベントを存分に楽しんでいる
- 仙台のビジネスカンファレンスでは、企業の前で堂々とプレゼンするまでに成長
- 「もっと自分らしく行きましょう」というメッセージに表れる、うをまんらしい前向きさ
1「これ以上長いので結構です」。ユニークな少年だった
まずはうをまんから自己紹介をお願いします。

うをまんと言います。ニジアカを4月に入学して、自分は10歳。今年で5年生です。好きなのは鉄道や動画編集などで、最近はよく鉄道に乗ったり撮ったりしていて楽しいです。みんなとも仲良くしたいなと思います。それではよろしくお願いします。
自己紹介のあいだ、ずっと手にしていたのは梅の形をしたぬいぐるみ。ストレス解消のために、家を出るときはいつも持ち歩いているという「梅めちゃん」と「梅っちゃん」なのだそうです。こうした独自のこだわりを大切にしながら、うをまんはとても自分の言葉で、はっきりと話す子でした。
学校の国語の授業でも、そのユニークさは発揮されていたといいます。

教科書の説明文を読んで感想を書きなさいっていう宿題があったんですけど、分が長すぎて書くのめんどくさいから、もう「長いので結構です」って自分の感想をはっきり正直に書いてみました。
それで先生に呼ばれてしまったと、お母さんは笑いながら振り返ります。枠からはみ出てしまう子は学校の先生には理解してもらえないことが多いけれど、タツロー校長は「そういう子が大好きだ」と語っていました。
24年生の遠足がきっかけで、学校に行きづらくなった
いつぐらいから学校に通いにくくなったんですか?

4年生の遠足のときに、友達と何かあって。おそらく、うちの子だけが先生に注意されたんです。原因は他にもあったのに、自分だけ注意されたことを後から聞かされて。それが今年の1月から3月ぐらいに重なって、3学期が特に大変で、迎えに来てほしいという連絡がもう続いて。
実は、幼稚園の頃からなんとなく合わないという感覚はあったそうです。

最近になって、幼稚園が鬼畜だったって言い出して。なんで鬼畜だったのか聞いたら「疲れた」って言ってるのに「頑張って」みたいな声をかけられて、嫌だったみたいです。その頃から、思っていたことを口に出せなくてイライラして、物を投げたりしていたんだと思います。
自分でもどうすればいいのか分からなかったと、うをまんは当時をこう振り返ります。

自分ではできなくて、どうすればいいのかなって。
タツロー校長は「過去にそういう傷をちゃんと負っているからこそ、今こんなに周りをハッピーにしようと頑張れるんだな」と、うをまんの明るさの背景に触れていました。
3「問題行動がしたくて生まれてくる子はいない」
お母さんが起業しようと思ったきっかけも、まさにこの経験からだったといいます。

「問題児」って呼ばれてるような子が、私から見るとどっからどう見ても問題じゃなくて。問題なのはあの社会側、学校側だろうっていう風に思っちゃう節があって。問題行動したくて生まれてきた子なんていないから、やっぱりストレスが溜まって、その結果問題になっちゃうっていうパターンがほとんどな気がしてるんです。
タツロー校長も、不登校の子どもたちの多くに、同じようなストレス反応が見られると話します。キャノン博士の言う「逃走か闘争か」――引きこもりという形で自分を隠してしまう子もいれば、ストレスに打ち勝つための防衛反応として問題行動に出てしまう子もいる。どちらも「問題」として扱われがちだけれど、本当に問題があるのは学校の側ではないか、という視点です。

環境が合ってなかったと思います。今環境を変えて、多分これが本来の姿。今までが合ってなかったんだと思います。
当時のことを、本人はあまり覚えていないといいます。

結局、本人は結構昔だし覚えてない。どうしてそれをやっちゃうのか。やったことは覚えてるけど、自分としてはもう制御できなかった。うをまんとしても、多分制御できなかったんじゃないかな。
4ニジアカに入学して半年、「もうやばい。楽しい」
うをまんとしては、今は楽しんでるなっていう感じはあるんですか?

うん、めっちゃ楽しんでます。もうやばい、やばい。
特に楽しかったことを尋ねると、迷わずリアルイベントの話を教えてくれました。

特に最近楽しかったことはやっぱりニジアカのリアルイベントですね。大阪にも行きました。大阪、自分はもう大でした。
工場見学でのエプソンの話題でも、お母さんとの掛け合いで会場を和ませていました。それ以外にも、埼玉・越ヶ谷のイベントに教えてもらって参加させてもらっているそうです。
学び方について聞くと、うをまんらしい答えが返ってきました。

学びはたまにやります。全てが学びなら、例えば動画編集でこんな機能が使えるんだとか。最近めっちゃ便利なのを知ったんですよ。それも勉強の1つだなって思います。
大人が言うようなことを、全て勉強だと言ってくれる。タツロー校長は、そのしなやかな学び方の捉え方に驚いていました。
5仙台のビジネスカンファレンスで見せた、新しい顔
このインタビューのすぐ後、うをまんは仙台で開かれるビジネスカンファレンスへの参加を控えていました。

仙台修学旅行があるんですよ。来週からあるやつに行くんすね。あのビジネスカンファレンスのやつ。多くの企業にニジアカの存在を伝えるプレゼンをするんですよ。それを調べるのも学習で、それを発表するのも学習。
タツロー校長は「学校の社会科のレベルじゃなくて、本物の社会で問題発見・問題解決をしているから素晴らしい」と評していましたが、この言葉は現実になりました。2026年9月、うをまんは仙台で開催された東北最大級のスタートアップイベント「DATERISE! 2026」のブースに立ち、大人たちの前で自分の言葉でプレゼンをしたのです。
以前は「自分から”これをやりたい”と言うタイプではなかった」と話していたお母さんにとっても、大きな変化でした。宮城県が中学校の不登校の割合で全国トップクラスという事実を知ったうをまんは、自分から課題意識を持ち、こう語りました。

自分はNIJINアカデミーに救われた。だから、不登校がいちばん多い宮城の子にも知ってほしい。
調べていくうちに「数」よりも「地域差」――地方には通えるフリースクールが少ないという課題に気づき、ユニークなアイデアを提案しました。

働いている人の子どもが不登校になったら、親は仕事を辞めないといけなくなる。だから、会社の中にフリースクールがあったらいいと思いました。

うまく話せるかどうかよりも、自分から手を挙げて「やる」と決めたこと。それが、うをまんにとっての大きな一歩でした。
体験会の日程・学費のご案内もできます。
6もっとニジアカで活躍したい、世界も飛び出したい
これから6年生や中学生になって、やりたいことはありますか?

もっとニジアカで活躍できたらなって。もっとさらに上を目指すため。もっとできることはある気がするんだよ、ニジアカで。だってニジアカは自由なんだから、もうどんどんできることはやって。すごい大きく成長したいって思った。
お母さんの分析によると、その原動力の一つはコミュニケーション力の高さにあるようです。

元々、力はすごい高いと思う。大人に対しては非常に高くて、IQも検査したらそこそこあって、だから同じ学年の子とは話が合わないから、大人の人との方がコミ力は高い。でも友達と一緒には遊ばないみたい。
タツロー校長も「めっちゃ同じタイプだわ」と共感を示す場面がありました。同年代とは合わなくても、企業家や個性的な大人たちの集まりに行くと、ちゃんと認められる体験があったといいます。タツロー校長はこれを笑いながらも「忘れないでほしい」と念を押していました。将来については、冗談を交えながらこんな大きな夢も語ってくれました。

日本飛び出して、世界も飛び出して……もっと地球の回転を早くしたいなって。
7「自分らしく行きましょう」。うをまんとお母さんからのメッセージ
最後に、視聴者にメッセージをいただいてもよろしいですか?

視聴者はもっと自分らしく行きましょう。もう自分らしいことが、もうここなんですよ。リアルイベントとか、ニジアカでしかできないこととか。もっと頑張りたいと思います。
お母さんからも、同じように不登校に悩む家庭へメッセージが寄せられました。

不登校ってあまり他の人に言いふらすような感じのことじゃないと思うんですけど、結構いろんな人に言っていて。そうすると、実はうちの子も学校行けてないとか、最近本当に多くて。こういう素敵な場所があるよっていうのを今色々広めてるんですけど、でも結局、自分が行動しないと変わっていかないじゃないですか。だから、ちゃんと居場所を見つけてあげてほしいなとは思っています。
タツロー校長は「親が見つけないと、環境自体は選ぶことができないですよね」と受け止め、対談を締めくくりました。
「もっと自分らしく」。うをまんのように、好きなことから自信を育てる一歩があります。まずは無料の体験会で、お子さんの様子をご覧ください。
保護者の方だけのご参加も大丈夫です
