岩沼市の不登校・引きこもり相談先|青少年室・あいるーむ・HATCHを紹介

岩沼市の不登校相談先を案内する、親子の学びと相談を描いた明るい写真

岩沼市で不登校の相談先を探している保護者の方へ

「朝になると動けない」「学校からの電話がつらい」「本人に合う場所が分からない」。そんなとき、登校を再開する方法を急いで決めなくても大丈夫です。岩沼市には、青少年室・教育相談センターの曜日別相談、教育支援センター「あいるーむ」、市のこども家庭センターがあります。宮城県の専門相談や市の委託によるHATCHいわぬまも選択肢です。まずは状況に合う窓口を一つだけ選び、保護者から話し始めることができます。

この記事でわかること

  • 青少年室・教育相談センターの相談曜日、電話、場所
  • あいるーむ、学校内ほっとルーム、HATCHいわぬまの違い
  • 市・宮城県・全国の統計を同じ数字のように比べない方法
  • 夜間の電話相談や、相談後の一か月の進め方
相談先を選ぶ目安

いま気になっていること 最初の相談先 確認すること
学校・友人関係・登校の悩み 青少年室・教育相談センター 相談曜日、予約、学校との連携
安心できる通所先や学び方 あいるーむ/在籍校 対象、見学、通所・送迎の条件
家庭の困りごと・発達・健康 こども家庭センター 保護者相談、他機関とのつなぎ方
15歳以上の本人や家族の生活相談 HATCHいわぬま 相談方法、居場所・訪問の現在の空き

相談先を探す前に、今困っていることを一つだけ選ぶ

相談先探しを始めるとき、「なぜ行けないのか」を家庭だけで説明できなくても問題ありません。朝に頭痛がする、玄関までは行けるが校門で止まる、学校の連絡が来ると家族全員が緊張するなど、見えていることから話せます。本人が理由を言えない場合も、相談の対象です。

岩沼市の青少年室・教育相談センターでは、小・中学生や高校生等の家庭・学校・地域での悩みを受け付けています。不登校やいじめの教育相談は火・水・木曜日、青少年相談は月・水・金曜日です。どの相談を選ぶべきか迷う場合は、0223-22-3333へ電話し、受付時間や相談内容を確認してください。

「学校の先生と話したい」「家で休む時間を確保したい」「通える居場所を知りたい」は別々の希望です。一度の電話で全部決める必要はありません。最初は、本人が嫌がる連絡方法や、保護者だけで話したいという希望を伝え、次に担当者と確認することを決めるだけでも十分です。

岩沼市の相談先は、青少年室・教育相談センター、学校教育課、こども家庭センター、教育支援センター「あいるーむ」など役割が分かれています。相談窓口が複数あるのは、家庭に問題があるという意味ではありません。学校生活、心身、家庭、学びの環境のどこから話してもよく、必要に応じて担当先を案内してもらえます。

保護者と子どもが相談先を一緒に探すイメージ

相談先を一緒に探す選択肢もあります

市の相談窓口と並行して、オンラインの学びや居場所について情報を集めることもできます。参加の仕方や本人に合うペースは、体験や個別相談で確認できます。

NIJINアカデミーの体験・相談を見る

相談前に準備はいりません

初めての電話で経過を時系列にまとめたり、本人に相談を了承させたりする必要はありません。「学校に行けない日が続き、保護者だけで相談したい」と伝えるだけで、窓口から必要な質問をしてもらえます。本人が同席できない場合も、家庭で気づいたことを話せます。

話す内容がまとまらないときは、最近気になった場面を一つだけ選びます。「朝は腹痛があるが午後には落ち着く」「週末は少し食べられる」「クラスの話題を避ける」など、観察した事実が手がかりになります。原因や診断名を決めつけず、分からない部分はそのまま伝えましょう。

窓口によって、面談の曜日、予約の要否、本人の同伴、電話相談の対象が異なります。連絡時に「相談日を確認したい」「保護者だけで先に相談できるか」「本人に連絡する前に保護者へ確認してほしい」と質問して構いません。学校や別機関に情報共有する場合は、目的と共有範囲も確かめられます。

相談は登校再開だけを目標にするものではありません。睡眠や食事を整える、学校からの連絡の受け方を変える、本人が安心できる人を見つける、保護者の負担を軽くすることも支援の成果です。本人の安全や体調を優先し、相談後にすぐ利用を決められないと伝えても問題ありません。

岩沼市・宮城県・全国の不登校データを分けて見る

岩沼市の最新の教育要覧として、令和8年度版が市の学校教育課ページから公開されています。教育要覧や市の不登校支援資料で、支援の方針や教育支援センター等は確認できますが、今回確認した公開資料では、最新年度の市内不登校児童生徒数を確定できる数値表を確認できませんでした。この記事では市の人数を推計せず、市区町村値は未公表として扱います。

宮城県の令和6年度生徒指導調査では、小学校の不登校児童が3,002人、中学校の不登校生徒が4,723人で、小・中学校の計は7,725人です。高等学校は別区分で1,857人です。これは県全体の集計であり、岩沼市だけの人数を示しているわけではありません。

文部科学省が公表した令和6年度調査では、全国の小・中学校の不登校児童生徒は353,970人、在籍者1,000人当たり38.6人でした。専門的な相談・指導等につながっていない子どもは約13万6千人、90日以上欠席した子どもは約6万7千人とされています。全国値から岩沼市の人数を割り出すことはできません。

自治体、県、全国の数値は、対象年度や定義、学校種、集計方法が異なります。長期欠席の総数と不登校の人数も同じではありません。市の公表資料で数値を確認できない場合は、近隣市や県の数値で埋めず、「未公表」とするのが正確です。統計は地域の支援体制を考える背景資料として読み、本人や家庭の状態を評価するために使わないようにします。

集計範囲・年度 小学校 中学校 注記
岩沼市・最新の公開資料を確認 未公表 未公表 市内の最新人数を確定できる表は確認できず
宮城県・令和6年度 3,002人 4,723人 県全体。高校1,857人は別区分
全国・令和6年度 353,970人 文部科学省の全国調査
落ち着いて話せる教育相談室のイメージ

相談につながっていない子どもにも支援の入口が必要です

全国調査の「専門的な相談・指導等につながっていない」という区分は、担任との連絡など一切の支援がないという意味ではありません。また、相談していない理由を一つに決める数字でもありません。人に会うのがつらい、何を相談したらよいか分からない、保護者の仕事や家事で時間がないなど、事情は家庭ごとに異なります。

数字が示すのは、支援機関につながる手前にいる子どもが全国に少なくないという状況です。相談開始時に本人が話せない、学校へ情報を伝えることに不安がある、保護者だけで情報を集めたい場合も、入口を小さくすることができます。電話で制度だけ確認することや、保護者が先に相談方法を聞くことも一歩です。

岩沼市では、電話による教育相談、こども家庭センター、通所型のあいるーむ、学校内の学び支援教室など、支援の形が複数あります。特定の施設にすぐ通う必要はありません。本人が電話を嫌がる場合は、まず保護者が話し、本人への説明や学校との共有をどう進めるかを相談員と決められます。

相談につながること自体を本人の課題として扱わず、安心できる大人や情報の入り口を増やす視点が大切です。支援先を利用しない選択も含め、本人の負担を見ながら選び直せます。次の電話や見学をいつ行うかは、家族が落ち着いて決められる時期でよく、返事を急がせないことも相談時に伝えてください。

353,970人

全国の小・中学校の不登校児童生徒(令和6年度)

38.6人

在籍者1,000人当たり(全国)

約13万6千人

専門的な相談・指導等につながっていない子ども(全国)

約6万7千人

90日以上欠席した子ども(全国)

困りごと別に相談先を選ぶ早見表

相談窓口を選ぶときは、問題を一つの原因にまとめず、「学校に関すること」「通う場所や学び」「心や体・家庭」のように入口を分けると、最初に伝える内容が見つかります。複数が重なっているときは、最も急いで支えが必要なことから話し、担当窓口を案内してもらいましょう。

岩沼市青少年室の教育相談は不登校・いじめ等を扱い、火・水・木曜日の9時から16時までです。青少年相談は月・水・金曜日の同時間帯です。電話番号はどちらも0223-22-3333で、昼休みの12時から13時を除きます。曜日が合わない場合は、県の相談電話や学校教育課へ相談方法を尋ねられます。

通所型の場所を知りたい場合は、あいるーむの対象や開所日を確認します。家庭や発達、虐待・DVなど幅広い相談は市こども家庭センター、15歳以上の本人や家族の生活相談はHATCHいわぬまが入口の一つです。名称だけでは支援内容が分かりにくい場合、電話で「どのような状況を相談できるか」と確認してください。

相談先を次の表にまとめました。受付曜日や時間は公開ページの記載に基づきます。臨時の休止や予約枠は変わる場合があるため、訪問前に電話で確認してください。本人の同伴が必要か、匿名での相談が可能か、学校へ連絡するかも、利用を決める前に尋ねられます。

学校の中でできる相談と連絡の調整

在籍校は、出欠連絡や学習、クラスとのつながりを相談できる身近な窓口です。登校できない日でも、担任や養護教諭、教育相談担当者に、どの方法なら家庭が受け取りやすいかを伝えられます。毎朝の電話が本人の緊張につながる場合は、連絡する曜日や連絡先を保護者に限定するなど、具体的な変更を相談してください。

岩沼市の教育資料では、教育相談体制の充実や、学校内の居場所づくり、家庭とオンラインをつないだ学習機会の確保が方針として示されています。実際にどの学校でどの時間に利用できるかは、在籍校によって異なります。別室登校や短時間の参加を希望するときは、利用場所、付き添い、出入りの方法、本人が途中で帰りたい場合の対応を確かめましょう。

スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーにつながる方法も、学校または教育委員会に確認できます。相談予約や配置曜日は学校ごとに異なるため、常時いると断定せず、次に相談できる日と申込先を尋ねます。本人が話したくないときは、保護者だけで情報を得られるかを先に確認してください。

欠席中の課題や配布物は、本人の体調を見ながら量や受け取り方を調整できます。「毎日取りに行くのは負担」「課題がたまっていると聞くだけで苦しくなる」など、困りごとを具体的に伝えると話し合いやすくなります。学習の保障を求めながら、休養を妨げない方法を一緒に考えることができます。

落ち着いた校内支援室のイメージ

岩沼市と宮城県の相談窓口

青少年室・教育相談センターは、岩沼市総合福祉センター(iあいプラザ)内にあります。青少年相談は月・水・金曜日、教育相談(不登校・いじめ等)は火・水・木曜日で、いずれも9時から16時まで、昼休みの12時から13時を除きます。電話は0223-22-3333です。電話と面談の使い分け、予約の要否を事前に確かめてください。

こども家庭センターの家庭児童相談では、子育て、発達、心身の障害、虐待、DV、ヤングケアラー等について、家庭児童相談員が話を聞きます。受付は平日8時30分から17時15分、電話は0223-22-1115、市役所3階です。不登校に家庭の疲れや健康上の不安が重なる場合も相談できます。

宮城県総合教育センターの教育相談は022-784-3568、不登校相談は022-784-3567、発達支援相談は022-784-3565です。岩沼市の相談一覧では平日9時から16時と案内されています。りんくるみやぎの児童生徒支援教育相談も022-784-3567で、平日9時から16時に受け付けています。対象や来所相談の予約方法は県の最新案内で確かめましょう。

県の仙台保健福祉事務所岩沼地域事務所は、平日10時から15時、予約制、電話0223-22-2189です。福祉や健康面の困りごとがある場合の相談先として、市の一覧にも掲載されています。窓口が合うか迷うときは、市役所代表0223-22-1111に相談内容を説明し、担当課を案内してもらう方法もあります。

窓口 受付の目安 電話
青少年相談 月・水・金 9:00~16:00(12~13時除く) 0223-22-3333
教育相談(不登校・いじめ等) 火・水・木 9:00~16:00(12~13時除く) 0223-22-3333
こども家庭センター 平日 8:30~17:15 0223-22-1115
宮城県総合教育センター 教育相談 平日 9:00~16:00 022-784-3568
同 不登校相談 平日 9:00~16:00 022-784-3567
あいるーむ 問合せ 9:00~16:00 0223-23-0670

教育支援センターなど、学校以外の居場所を探す

教育支援センター「あいるーむ」は、学校に足が向かない状態や不登校傾向にある岩沼市立小・中学校の児童生徒が対象です。市教育委員会の特設案内では、安心して過ごす場所、教育・進路相談、学習支援を行うと説明されています。問い合わせ電話は0223-23-0670、受付は9時から16時です。

あいるーむの開所日は原則月曜日から金曜日、開所時間は9時から15時です。土日、祝日、年末年始のほか、月に1回の情報交換会の日は休みと案内されています。住所は岩沼市三色吉字松150番地の1、勤労者活動センター内です。実際の見学や通所開始の手順、送迎、保護者の同伴は、問い合わせ時に確認してください。

市は岩沼北中学校と岩沼西中学校に、学び支援教室「ほっとルーム」を設置していると教育資料で示しています。これは学校内の支援教室であり、地域の誰でも自由に通える施設とは異なります。在籍校で利用できる部屋や支援内容、利用時間を確認し、本人が校内に入ること自体に不安を感じる場合は段階的な方法を相談しましょう。

市の教育資料は、あいるーむ、ほっとルーム、別室登校、家庭とのオンライン接続など、子どもの実情に応じた学習機会を確保する方針を紹介しています。仙南地区の「けやき教室」など地域の支援先が候補に出る場合は、現在の受入対象や通室方法を教育委員会に確かめてください。資料に載る事業名だけで、利用条件や空き状況を判断しないことが大切です。

少人数で安心して学べる場のイメージ

心身・発達・家庭の困りごとも一緒に相談する

不登校とともに、頭痛、腹痛、睡眠や食事の変化、強い不安、感覚のつらさが見られることがあります。身体症状が続く場合は、かかりつけ医や小児科にも相談し、家庭だけで原因を決めないようにしましょう。学校生活と健康の両方を相談する際、本人の了承や安心を尊重しながら必要な情報を共有できます。

こども家庭センターは、子育てや発達、心身の障害、虐待、DV、ヤングケアラーなど幅広い相談を受け付けています。平日8時30分から17時15分、0223-22-1115です。本人の欠席だけでなく、家庭のなかで保護者が疲れている、きょうだいへの影響が心配、支援の優先順位が分からないといった相談も、現状をそのまま話せます。

発達の偏りや学習上の困難が気になる場合は、宮城県総合教育センターの発達支援相談022-784-3565へ問い合わせられます。電話相談は平日9時から16時と市の相談一覧に記載されています。電話相談と来所相談の予約先、対象年齢、必要な書類は最新の県案内で確認してください。診断を受けていなくても、困っている場面を伝えて相談できます。

家庭での負担が大きい場合、相談先を一つにまとめてもらえるか、関係機関へ何を共有するかを担当者と話し合えます。本人の同意が必要な共有と、緊急時の対応は異なることがあります。記録や学校への連絡について不安があれば、初回に確認してください。安全に関わる状況は、遠慮せずそのまま伝えます。

保護者が相談内容をメモするイメージ

夜間・休日にも利用できる電話・相談窓口

学校や市の受付時間が終わった後、気持ちが不安定になったときは、文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310が利用できます。いじめや学校生活など、子どもや保護者等の悩みを24時間受け付ける全国共通窓口です。IP電話からは022-797-0820が宮城県の案内に掲載されています。

宮城県警察の少年相談電話022-222-4970と、いじめ110番022-221-7867は、県の相談一覧で無休・24時間対応と案内されています。暴力やいじめ、家出など、警察の相談が必要な内容に利用します。緊急の危険が差し迫っている場合は、相談電話だけで抱えず、119番や110番など緊急の支援につないでください。

夜に連絡する前に、電話口で名前を言う必要があるか、相談記録を学校と共有するかを尋ねてもかまいません。すぐに説明できない場合は、「今夜は話を聞いてほしい」「明日、どこに相談すればよいか知りたい」と伝えられます。落ち着いてから市の窓口や学校へ連絡し直すこともできます。

宮城県のりんくるみやぎでは、児童生徒の学校生活や教育相談を電話で受け付けています。平日昼間の相談と、夜間休日の24時間窓口は目的や担当が異なります。家庭の事情に応じて使い分け、翌日以降に市の青少年室やこども家庭センターにつなぐ場合は、本人が望む連絡方法を相談してください。

オンラインで学ぶ子どもたちのイメージ

家庭に合う学び方を相談する

学校や自治体への相談と並行して、オンラインの学びや居場所を情報収集できます。本人の気持ちを確認しながら、体験や相談の方法を選んでください。

NIJINアカデミーの体験・相談を見る

民間の居場所や出席扱いを検討するとき

岩沼市の委託事業「HATCHいわぬま」は、NPO法人アスイクが運営する相談・訪問支援・居場所です。運営者の案内では、本人や家族の個別相談を電話、メール、LINE、対面で受け付け、フリースペースや訪問支援も行っています。相談は月曜日から金曜日の11時から19時、フリースペースは火・水・金曜日の14時から17時と案内されています。

HATCHいわぬまの案内では、岩沼市在住の15歳以上の人または家族などが主な対象で、15歳未満も相談可能とされています。参加費は無料ですが、活動内容によって費用や交通費がかかる場合があります。受付方法や今の空き状況は変わる可能性があるため、070-1160-8832、メールやLINEで最新情報を確認してください。

民間のフリースクールや居場所は、対象年齢、曜日、費用、活動内容、訪問支援の有無が異なります。見学の際は、本人が参加しない状態で保護者だけ話を聞けるか、短時間利用や途中退出ができるか、休むときの連絡方法、個人情報の管理を確認しましょう。利用を急がず、まず説明を聞くだけでもかまいません。

施設へ通ったりオンライン学習をしたりすれば、自動的に学校の出席として扱われるわけではありません。出席扱いは在籍校が本人の状況や学習内容、学校との連携を確かめて判断します。利用前に必要な記録、連絡頻度、学校へ提出する資料、評価への反映を学校に確認し、合意した内容をメモに残しておくと安心です。

NIJINアカデミーというオンラインの学び方

学校や市の相談先と並行して、オンラインを中心とした学びや居場所を検討できます。NIJINアカデミーは、学校に合わない子どもたちが自分に合う学び方や人とのつながりを探すオルタナティブスクールです。利用を考える際は、授業の形式、参加頻度、費用、保護者の関わり、在籍校との情報共有を最新の公式案内で確かめてください。

オンラインの場は、教室へ出向かずに説明を聞けることが利点ですが、画面越しの活動が全ての子に合うとは限りません。カメラをオフにできるか、聞くだけで参加できるか、短時間の体験や途中退出が可能かを確認し、本人が安心できる条件を探しましょう。慣れていない場合は、保護者が説明を聞いてから本人に伝える方法もあります。

地域の通所支援や在籍校との連絡をやめて、オンラインだけに切り替える必要はありません。複数の選択肢を同時に調べ、体調が良い日に短時間だけ試すこともできます。本人が興味を示さない場合は、すぐに勧め続けず、情報を保管して必要な時に見返せるようにしておく方法があります。

体験や個別相談では、学習内容だけでなく、友達との交流、担任との相談、欠席時のフォロー、途中で休会する場合の費用などを確認します。出席扱いは在籍校の判断であることを踏まえ、学校との連携に必要な報告書や学習記録があるかを問い合わせましょう。焦って契約せず、家族が納得できるまで質問できます。

NIJINアカデミーの雰囲気を公式動画で見る

公式チャンネルの公開動画から、子どもたちが活動や発表に参加する様子を紹介します。動画は入会や相談を決めるためのものではありません。学びの雰囲気や人との関わり方が本人・保護者に合いそうかを知る参考として、気になる箇所だけ見ることができます。

動画を見た後に、本人へ感想を聞き出す必要もありません。少し興味を持った部分があれば、体験や相談で具体的に確認できます。画面越しの交流が負担なら、まず保護者だけで説明を受けるなど、参加方法を選ぶ余地があるかを尋ねてください。

公式チャンネルの人気動画から、教室の雰囲気や子どもたちの活動が伝わる一本を紹介します。動画を見ることは利用の申込みではありません。本人が見たくない場合は、保護者だけで確認できます。

学校・公的相談・民間・オンラインを比べる

相談先や居場所を比べる際は、知名度だけで決めず、本人が安心できるか、家庭の負担が続けられるかを考えます。学校内の別室やスクールカウンセラーは、在籍校との情報共有を取りやすい一方、校舎へ入ること自体が負担の子には難しいことがあります。通う場所を変えるときは、移動時間や保護者の送迎も含めて確認します。

あいるーむは市立小中学校に在籍し、学校に足が向かない状態や不登校傾向にある児童生徒を対象とした教育支援センターです。市の委託事業HATCHは15歳以上を中心とする本人・家族の相談や訪問、居場所を案内しています。どちらも役割や対象が異なり、利用条件や費用は直接確認が必要です。

オンラインの学びは移動の負担を減らせますが、通信環境や画面参加との相性があります。民間施設では活動内容や費用の幅が大きいため、契約前に料金表、欠席時の扱い、相談の回数、学校への報告方法を確認します。見学や体験をした日だけで判断せず、本人の疲れや翌日の様子も見てください。

選択肢は一度決めたら変更できないものではありません。学校、教育委員会、家庭支援、民間、オンラインを組み合わせたり、時期によって使い分けたりできます。本人が無理なく続けられる形を探すため、まずは「相談だけ」「見学だけ」「資料を読むだけ」など、負担の小さい行動から試しましょう。

自宅で自分のペースで学ぶ様子のイメージ

相談前のメモと、最初の1か月の動き方

メモには、直近一週間の睡眠・食事・体調、学校の連絡で負担になったこと、少し安心できた時間や場所を書ける範囲で記録します。欠席日数を正確に数えることより、本人の変化や家族が困っている点を把握することが目的です。書けない項目は空欄のままで構いません。

最初の一週間は、電話相談か在籍校への連絡など、保護者ができることを一つだけ行います。二週目は担当者に次に相談できる日や、学校への共有の範囲を確かめます。三週目以降に本人が望めば、あいるーむやHATCHの見学、オンラインの体験について情報を集めます。予定通りに進まなくても問題ありません。

1か月の目標は、登校再開と決めなくて大丈夫です。朝の不安が少し軽くなる、家族が相談先を知る、本人が連絡の方法を選べるなど、小さな変化も意味があります。学校や相談先から提案を受けたときは、すぐ返事をせず、本人の負担と家庭の生活に合うかを持ち帰って考えられます。

面談後には、相談先の名前、次回予定、家族が同意した情報共有の内容を短く残します。同じ説明を繰り返すのが負担なら、メモを見せたり、担当者間で必要な情報を共有してもらえるか相談したりできます。支援の計画を変えたいときは、うまくいかなかった理由ではなく、本人にとって負担だった点を伝えましょう。

よくある質問

Q. 保護者だけで相談できますか? A. 青少年室やこども家庭センターなどに、保護者だけで相談できるかを電話で確認できます。本人が話す準備ができていなくても、まず保護者が相談の方法や選択肢を聞くことは可能です。

Q. 青少年室の教育相談は毎日ですか? A. 市の案内では、不登校・いじめ等の教育相談は毎週火・水・木曜日、青少年相談は月・水・金曜日です。いずれも9時から16時で、12時から13時を除きます。電話は0223-22-3333です。

Q. あいるーむは誰でも利用できますか? A. 市の特設案内では、岩沼市立小・中学校に在籍し、学校に足が向かない状態または不登校傾向にある児童生徒が対象です。見学や申込の方法、送迎などは教育支援センターへ確認してください。

Q. 市内の不登校人数は何人ですか? A. 今回確認した市の最新公開資料では、最新年度の市内人数を確定できる表を見つけられませんでした。市の数値を推計せず、県と全国の公表数値を別の範囲として紹介しています。

Q. 施設を利用すると学校の出席になりますか? A. 自動的に出席扱いになるわけではありません。在籍校が本人の状況や学習内容、学校との連携などを踏まえて判断します。利用前に必要な記録や連絡方法を学校へ確認してください。

緊急時

生命や身体に差し迫った危険がある場合は、通常の教育相談の受付を待たず、119番・110番など緊急の支援を利用してください。夜間の相談先は、内容に応じて24時間子供SOSダイヤル等につなげます。

岩沼市の相談先から、次の一歩を選ぶ

岩沼市には、青少年室・教育相談センター、こども家庭センター、教育支援センター「あいるーむ」、学校内の支援教室があり、宮城県の相談電話や市の委託事業HATCHいわぬまも利用できます。市の窓口は相談曜日や対象が異なるため、本人や家庭が話しやすい入口を一つ選び、現在の予約方法を確かめてください。

市内人数が公表資料から確定できない場合でも、相談を始めることはできます。保護者から「子どもの不登校について相談したい」と伝えるだけで十分です。本人の体調と気持ちを尊重しながら、安心できる人や場所、学校との連絡方法を少しずつ整えていきましょう。

参考にした公式情報

公園で親子がタブレットを見て話すイメージ

本人に合う一歩を一緒に探す

まずは公的窓口への相談からでも、オンラインの居場所について情報を集めることからでも構いません。参加方法や費用は公式案内でご確認ください。

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