大潟村教育委員会、村立小・中学校のスクールカウンセラー、保健センター、社会福祉協議会の「なんでも相談支援センター」、秋田県の教育相談窓口を整理しました。中学校のスクールカウンセラーは村の案内で月1回来校とされ、保護者も相談できます。村単独の不登校人数は今回確認した公開資料から特定できなかったため未公表とし、県・全国の数字から推計しません。
- 学校・就学の相談:大潟村教育委員会・学校教育班 0185-45-3240。公民館内。相談の予約や時間は電話で確認。
- 学校での相談:大潟中学校はスクールカウンセラーが月1回来校し、保護者相談も受付。希望者は担任または保健の先生へ。
- 心身・保健:大潟村保健センター 0185-45-2613。定期の健康・栄養相談日があり、随時相談の案内も掲載。
- 家庭や暮らしの困りごと:大潟村社会福祉協議会「なんでも相談支援センター」0185-45-2840。無料・秘密厳守、平日8:30〜17:00、LINE受付も案内。
- 県の教育相談:秋田県総合教育センター「すこやか電話」0120-377-804、平日8:30〜17:00(祝日・年末年始除く)。
この記事でわかること
このページでは、秋田県大潟村で不登校や登校しづらさについて相談したいとき、村の教育委員会・学校、保健センター、社会福祉協議会、県の窓口をどう使い分けるかをまとめています。本人が学校へ行けるようになることだけをゴールにせず、まず休息、健康、家庭での過ごしやすさ、学校との連絡や学びの環境について相談できる入口を探します。
情報確認日は2026年10月21日です。村役場、村立学校、村社会福祉協議会、秋田県、文部科学省などの公開情報を確認しました。受付時間やスクールカウンセラーの日程、施設の対象条件は変わることがあるため、連絡前には各窓口の最新案内もご確認ください。大潟村単独の不登校児童生徒数は、今回確認した公表資料から特定できませんでした。
村の教育相談、学校でのカウンセリング、福祉の総合相談、県の教育相談はそれぞれ役割が異なります。民間の居場所やNIJINアカデミーは選択肢の一つとして後半で紹介し、学校・行政の相談や医療・福祉を置き換えるものとして扱いません。必要な支援を並行して考えるための情報としてご覧ください。
大潟村で相談を始めるときに知っておきたいこと
相談を始めるのに、欠席が何日以上になるまで待つ必要はありません。登校前に腹痛や吐き気がする、学校の話題で緊張する、眠れない、食べられない、休みが増えたなど、家庭が気づいた段階で連絡できます。理由を本人が話せない場合や、保護者自身が状況を整理できていない場合も、まず「学校へ行きづらくて困っている」と伝えれば相談の入口になります。
学校や就学に関する相談先として、大潟村教育委員会の学校教育班が案内されています。電話は0185-45-3240、場所は大潟村公民館内です。村のウェブ案内には就学相談のほか、こども園・小中学校、教育環境、学校保健衛生などの担当業務が掲載されています。不登校相談専用の受付時間や予約方法は掲載資料だけでは確認できないため、電話で担当者、保護者のみの相談、面談場所、予約の要否を尋ねてください。
大潟村では小学校と中学校がそれぞれ村内にあります。学校に直接伝える場合は、担任、養護教諭、学年主任、教頭など、話しやすい相手を選べます。中学校では村の案内に月1回のスクールカウンセラー来校と、希望する生徒・保護者の相談が記されています。学校に行くのが難しい場合は、まず電話で相談方法を確認し、本人同席を急がない形が可能か尋ねましょう。
家庭や生活上の複数の悩みが重なる場合は、大潟村社会福祉協議会の「なんでも相談支援センター」もあります。令和7年12月発行の案内では、包括化推進員が話を聞き、問題解決への一歩を一緒に考える総合相談窓口と説明されています。子ども・家庭に関する悩みが他の生活課題と結びついているときも、必要な機関との調整について相談できる入口です。
保健センターは健康・栄養相談や母子保健、精神保健等を担当し、電話は0185-45-2613です。定期の健康・栄養相談は毎月第1水曜日午後と第3火曜日午前、保健師・管理栄養士への相談は随時受け付けると村が案内しています。学校の相談が中心でも、睡眠、頭痛、腹痛、気分の落ち込みなど体調面の心配があるとき、対象や予約方法を問い合わせられます。
電話では「大潟村の子どもの不登校について相談したい」「どこが担当かわからない」と言えば十分です。何をどこまで話すかは相談しながら決められます。学校や他機関と情報を共有する場合は、何を、誰に、どの目的で伝えるのか確認してください。窓口が違うとき、適切な担当へ案内・取次ぎができるかも尋ねられます。
相談前に準備はいらない|話せる範囲からで大丈夫
相談前に、欠席日数を正確に数えたり、原因を一つに決めたり、本人に無理に説明させたりする必要はありません。「朝になると体が動かない」「学校からの連絡に保護者も疲れている」「本人は理由を話したがらない」など、今わかっていることを一つ伝えるだけで相談を始められます。話がまとまらないことをそのまま伝えても大丈夫です。
話すことが多い場合は、いちばん負担の大きい困りごとを一つ選びます。朝の支度、学校とのやりとり、きょうだいへの影響、本人の睡眠や食事、家庭での声かけなどです。わからないことは「まだ確認できていない」「本人には聞けていない」と答えれば構いません。本人の言葉と大人の推測を分けると、学校や支援者と共有するときに誤解が生まれにくくなります。
メモを作るなら、本人の学年、困り始めた時期、今いちばん困ること、希望する連絡方法の四つで十分です。書けなくても相談できます。電話が難しい場合は、学校にメールや連絡帳で面談をお願いする、社会福祉協議会のLINE相談を利用する、県総合教育センターへメールで相談するなど、利用可能な方法を各窓口の案内で確かめてください。
相談は、保護者だけで始められる場合があります。子ども本人が窓口に行くことを望まないときは、最初に大人が状況を伝え、本人への説明の仕方や共有範囲を相談できます。面談や見学は、情報を集めてから決めてもかまいません。利用を急いで決めず、本人に負担の少ない順序を確認しましょう。
不登校の状況を数字で見る|大潟村・秋田県・全国
| 令和6年度の秋田県公立小・中学校 | 人数 | 前年差 |
|---|---|---|
| 小学校 | 695人(国立含む699人) | +57人(国立含む+55人) |
| 中学校 | 1,313人(国立含む1,328人) | +34人(国立含む+25人) |
| 合計 | 2,008人(国立含む2,027人) | +91人(国立含む+80人) |
| 千人当たり・小中平均 | 秋田県36.4人/全国38.6人 | 前年差:県+2.6人/全国+1.4人 |

不登校の人数を比べるときは、年度、学校種、欠席日数の定義、国公私立の範囲が同じかを確かめます。大潟村単独の不登校児童生徒数は、今回確認した村の公開ページ、学校案内、教育関係資料では公表を確認できませんでした。本記事では「未公表」とし、県や全国の割合を村の児童生徒数に掛けて推計することはしていません。
秋田県が文部科学省調査に基づき公表した令和6年度の資料では、公立小・中学校の不登校児童生徒は計2,008人で、小学校695人、中学校1,313人です。国立を含む合計は2,027人。令和5年度の公立小・中学校計1,917人から91人増加しました。県内の人数は秋田県全体の値であり、大潟村の人数ではありません。
同じ資料の国公私立小・中学校の千人当たり不登校児童生徒数は、秋田県36.4人、全国38.6人です。令和5年度は県33.8人、全国37.2人でした。年度による変化を読む目安にはなりますが、村の学校の実態を示す数字ではありません。地域の状況を知りたい場合は、村教育委員会が公表する資料があるか直接問い合わせてください。
文部科学省の令和6年度調査では、全国の小・中学校の不登校児童生徒数は約35万4千人、高等学校は約6万8千人と公表されています。国の調査は全国的な動向を把握するためのものです。秋田県や全国の数値を大潟村の実人数として読み替えず、相談先や支援の使い方を考える背景情報としてご覧ください。
相談につながっていない子どもの最新全国データ
文部科学省の令和6年度調査では、学校内外の機関等で専門的な相談・指導等を受けていない不登校児童生徒が全国に約13万6千人いると公表されています。これは、全国の不登校児童生徒約35万4千人の中に、調査上の専門的な相談・指導等につながっていない子どもがいることを示すデータです。大潟村だけの人数ではありません。
ここでいう「相談につながっていない」は、家族や友人と話していない、学校が何もしていない、という意味ではありません。調査で定められた学校内外の機関等から専門的な相談や指導等を受けたかという区分です。非公式な支えや家庭内での話し合い、日々の学校との連絡をすべて測定するものではないため、数字の意味を限定して読む必要があります。
本人が窓口へ行くことを嫌がるときは、保護者が先に教育委員会、学校、保健センター、社会福祉協議会などに相談し、本人の負担を減らす方法を尋ねられます。相談は登校を迫るためではなく、生活や心身の状態、安心できる居場所、学校との連絡方法を整えるための入口です。
困りごとから相談先を探す早見表
| 今の困りごと | 最初に連絡しやすい先 | 聞いておきたいこと |
|---|---|---|
| 学校生活・登校しづらさ | 大潟村教育委員会 学校教育班/在籍校 | 担当、保護者のみ相談、予約、共有範囲 |
| 中学校の気持ちや人間関係 | 大潟中学校の担任・保健の先生・スクールカウンセラー | 相談日の確認、本人を介さない連絡、保護者相談 |
| 心身の不調・健康・栄養 | 大潟村保健センター | 対象、予約、定期相談日、保健師への相談方法 |
| 家庭や生活の困りごとが重なる | 大潟村社協 なんでも相談支援センター | 電話・LINE、利用方法、必要機関との連携 |
| 県の専門的な教育相談 | 秋田県総合教育センター | 電話・来所・メール、受付時間、予約の要否 |
| 夜間・休日に急いで話したい | 24時間子供SOSダイヤル | 本人・家族からの相談方法、危険時の緊急対応 |
早見表は相談先を一つに限定するものではありません。迷ったら、大潟村教育委員会か社会福祉協議会の総合相談へ「どこが担当かわからない」と伝え、内容に応じた案内を受ける方法があります。子どもの健康や心の状態が気になる場合は保健センター、県域の専門相談を希望する場合は総合教育センターにも直接問い合わせられます。
学校内で相談できること
学校との連絡では、連絡担当を一人にする、電話の時間を決める、欠席連絡の頻度を調整する、課題やプリントの受け渡し方法を選ぶ、本人が校内で落ち着ける場所を相談するなど、負担を減らす方法があります。すべてを一度に決めず、家庭がまず変えたい点を一つか二つ伝え、見直す時期を決めると話し合いやすくなります。
大潟小学校は、養護教諭やスクールカウンセラーとの相談機能を充実させる方針を公表しています。小学校のスクールカウンセラーの配置頻度や具体的な日程は、今回確認した公開ページでは特定できませんでした。担任、養護教諭、教頭、教育委員会へ、現在の相談体制、保護者だけの相談、本人が登校しない状態での面談方法を確認しましょう。
学校で相談するときは、担任だけに限らず、養護教諭、学年主任、教頭、校長、教育相談担当などから話しやすい人を選べます。まず「欠席が増えている」「本人が学校のことを話したがらない」「朝の体調が悪い」など、家庭から見えた事実を伝えます。本人に理由を決めさせたり、登校できる見通しをすぐに約束させたりする必要はありません。
大潟中学校は、村の案内でスクールカウンセラーが月1回来校し、希望する生徒のカウンセリングと保護者相談を受け付けると説明しています。相談を希望する場合は担任または保健の先生へ連絡する案内です。年間行事予定では相談日が掲載されていますが、日時は年度や月によって異なるため、最新日程と申込み方法を学校へ確かめてください。
中学校の学校生活アンケート、生活ノートを活用した相談、担任以外の相談窓口など、学校側が公表する取組もあります。大潟中学校のいじめ防止基本方針は、担任以外に学年主任、教頭、生徒指導主事、教育相談担当も相談先となり得ることを示しています。アンケートやノートを使うことが本人の負担になる場合は、別の方法を学校と相談できます。

大潟村・秋田県の相談窓口
大潟村では、学校や就学の相談は教育委員会、校内の相談は在籍校、心身の健康は保健センター、家庭の生活課題を含む総合相談は社会福祉協議会へ相談できます。中学校のスクールカウンセラーに保護者も相談できると村が案内しています。担当がわからない場合、まず一つの窓口に電話し、適切な相談先を案内してもらえるか尋ねてください。
大潟村教育委員会・学校教育班
- 相談内容
- 教育委員会の学校教育・就学、教育環境、学校保健衛生等。村の子育て案内では就学相談も案内。
- 対象
- 村内の就学・教育に関する相談。保護者のみでの相談方法は要確認。
- 電話
- 0185-45-3240
- 所在地
- 〒010-0443 秋田県南秋田郡大潟村字中央1番地21(公民館内)
- 受付
- 不登校相談専用の受付時間・予約方法は公開案内で確認できず。電話で要確認。
- 公式案内
- 教育委員会・村の組織案内
大潟村立小・中学校の相談体制
- 相談内容
- 中学校ではスクールカウンセラーが月1回来校し、生徒と保護者の相談を受付。
- 対象
- 大潟中学校の生徒・保護者。小学校の配置・相談日程は学校へ確認。
- 電話
- 小学校 0185-45-2121/中学校 0185-45-2330
- 所在地
- 〒010-0443 秋田県南秋田郡大潟村字中央5番地1
- 受付・予約
- 中学校は担任または保健の先生へ相談希望を連絡。日程は学校へ確認。
- 公式案内
- 結婚・子育てまるごとサポート
大潟村保健センター
- 相談内容
- 健康・栄養相談、保健師や管理栄養士への相談、母子保健・精神保健等。
- 対象
- 健康や心身の相談。学齢期の不登校相談としての対象範囲は電話で確認。
- 電話
- 0185-45-2613
- 所在地
- 〒010-0494 秋田県南秋田郡大潟村字中央1番地13
- 受付
- 定期の健康・栄養相談は毎月第1水曜午後・第3火曜午前。保健センターは随時相談の案内。
- 公式案内
- 健康増進事業
大潟村社協「なんでも相談支援センター」
- 相談内容
- 暮らし・子育て・学校等を含む複合的な悩みの総合相談。包括化推進員が話を聞き、問題解決への一歩を支援。
- 対象
- 子どもや家庭を含む困りごと。個別の取扱いは問い合わせ。
- 電話
- 0185-45-2840
- 所在地
- 〒010-0441 秋田県南秋田郡大潟村字北1丁目3番地(ふれあい健康館内)
- 受付
- 平日8:30〜17:00、土日祝・年末年始休み。無料・秘密厳守。LINE受付も案内。
- 公式案内
- 大潟村社会福祉協議会 サービス案内
秋田県総合教育センター「すこやか電話」
- 相談内容
- 学校生活・登校しぶり、いじめ、学習・進路、性格・行動、発達・支援等。
- 対象
- 幼児から高校生まで。家族からも相談可、無料・秘密厳守。
- 電話
- すこやか電話 0120-377-804
- 来所予約
- 児童生徒支援担当 018-873-7205/特別支援教育担当 018-873-7215
- メール
- soudan@e-akita.ed.jp
- 受付
- 平日8:30〜17:00。土日祝・12月29日〜1月3日休業。来所相談は要予約。
- 公式案内
- 教育相談
妊娠・出産・子育てを切れ目なく支援する「おおがたネウボラ」も村の制度として案内されています。対象時期や相談内容により担当が異なるため、学齢期の不登校相談として利用できるかは福祉保健課保健センターまたは教育委員会へ確認してください。各窓口で示されている電話番号、場所、時間を、相談前に以下の概要カードにまとめました。

電話での相談内容は「不登校の相談」とだけ伝えても構いません。何を話すか、どの機関と情報を共有するか、本人と保護者のどちらが話すかを、相談の中で確認してください。
教育支援センターなどの居場所・オンライン相談
大潟村内の教育支援センターや適応指導教室について、今回確認できた村の公開資料では施設名、開室日、利用対象、申込み条件を特定できませんでした。村内に施設がないと断定することもできません。大潟村教育委員会へ、教育支援センター、校内教育支援室、近隣市町の施設や広域利用の有無、見学の可否を確認してください。
秋田県総合教育センターは、電話、予約制の来所、メールで教育相談を受け付けています。幼児から高校生までの学校生活、登校しぶり、学習・進路、発達・支援などが対象です。学校へ足を運ぶことが難しい場合も、電話やメールで最初の相談を始められるか県の案内で確認できます。来所は担当窓口への予約が必要です。
放課後子ども教室「大潟村きらきら塾」は、村教育委員会が体験・学習・スポーツ・文化活動等の機会を提供する事業として案内しています。これは放課後や週末の地域活動であり、不登校のための教育支援センターと同じ制度ではありません。活動日や対象学年を確認し、本人が興味を持つ活動として参加できるかを公民館へ相談してください。
登校以外の場所を検討するときは、まず保護者だけで情報を集めてもかまいません。見学や体験に参加すること、通所を続けることを本人に約束させず、対象、活動内容、費用、送迎、昼食、在籍校との連絡、欠席時の対応を確認します。近隣施設を県の子ども・若者支援機関マップで探し、最新の受入れ状況は各施設へ問い合わせましょう。
心身・発達・家庭・福祉の相談窓口
登校しづらさには、学校での出来事だけでなく睡眠や体調、発達の特性、家庭の負担、生活上の困りごとが重なることがあります。原因を一つに決めてから相談しなくて大丈夫です。教育委員会や在籍校に学校生活の相談をしながら、体調は保健センター、複数分野にまたがる悩みは「なんでも相談支援センター」に相談することもできます。
大潟村保健センターは健康・栄養相談、母子保健事業、精神保健事業などを担当しています。健康相談・栄養相談の定期日は毎月第1水曜日午後と第3火曜日午前と案内され、保健センターでの相談は随時とされています。思春期の心身の不調を相談できる担当や個別の時間は、連絡時に確かめてください。急な体調悪化は医療機関や救急へ相談します。
「おおがたネウボラ」は妊娠・出産・子育ての不安や悩み、サービスに関する相談窓口として村が紹介し、保健師や医療機関、子育て支援機関等との連携を案内しています。学齢期の不登校を個別に受け付けるかは掲載内容だけで確定できません。子どもの年齢と相談内容を伝え、担当部署や教育委員会との連携方法を確認してください。
大潟村社会福祉協議会の「なんでも相談支援センター」は、包括化推進員が話を聞き、解決への一歩を一緒に考える窓口です。令和7年12月発行の案内には、無料・秘密厳守、平日8:30〜17:00、LINE受付が記載されています。住所はふれあい健康館内です。個人情報の共有や関係機関との調整を希望する場合は、誰と何を共有するかを確認してください。
障がい福祉、子どもの福祉、虐待防止などの具体的な制度は、福祉保健課福祉班の役割として村の組織案内や手引きに掲載されています。発達や障害福祉サービスを検討するときは、診断や手帳の有無だけで判断せず、現在困っている生活場面を伝え、利用できる相談や支援を確認してください。緊急の安全上の危険がある場合は、通常の相談時間を待たず警察や救急へ連絡します。
夜間・休日・電話で相談できる窓口
村の教育委員会や学校、保健センター、社会福祉協議会の受付時間外に相談したい場合、秋田県総合教育センター「すこやか電話」0120-377-804は平日8:30〜17:00の案内です。受付時間外の教育相談には、全国共通の24時間子供SOSダイヤル0120-0-78310があります。県や国の公式案内で最新の受付方法をご確認ください。
秋田県の子ども・若者相談窓口の案内では、24時間こどもSOSダイヤルが0120-0-78310、受付は24時間365日とされています。相談は無料で、家族からも電話を受け付け、秘密を守ると説明されています。電話をかけるとき、本人の名前や学校名を最初から話す必要があるか不安であれば、匿名でどこまで相談できるか尋ねてください。
悩みの種類によって、県の電話・メール・SNS窓口が異なります。県が公表する「こども・若者相談窓口」や支援機関マップには対象、曜日、時間、方法が掲載されています。窓口は更新されるため、利用時に新しい情報を確認しましょう。命に関わる差し迫った危険は110番、急な体調悪化は119番へ連絡してください。
民間の居場所・親の会を検討するとき
秋田県の「あきたこども・若者支援機関マップ」(令和8年6月更新)は、不登校やひきこもり等で困っている子ども・若者と家族を支援する公的機関やNPO等の民間団体を掲載しています。大潟村内や近隣の候補を地域別に探せます。掲載は現在の空き状況や対象を保証するものではないため、見学前に各機関へ問い合わせてください。
民間のフリースクールや居場所を比較するときは、対象年齢と居住地、活動日・時間、費用、見学や体験、送迎、食事、スタッフ、安全管理、在籍校との連絡方法を確認します。通所を始めた場合の出席の扱いは施設が保証するものではありません。在籍校の校長が、本人の状況や施設での活動、学校との連携状況などを踏まえて個別に判断します。

保護者の会やピアサポートは、似た経験を持つ人から情報を得る機会になります。参加費、開催頻度、子ども同伴、オンライン参加、個人情報の扱いを確認し、本人の意思を尊重しましょう。施設や会にすぐ参加せず、保護者だけで見学・質問する段階を設けられるか尋ねることもできます。
NIJINアカデミー|大潟村から検討できるオンラインの学び
NIJINアカデミーはオンラインを活用した民間の学びの選択肢です。大潟村から検討する場合も、対象、学習活動、参加方法、費用、体験の可否、端末や通信環境、保護者との連絡方法を公式案内で確かめてください。画面での交流を負担に感じる子どももいるため、紹介資料を保護者だけで確認し、本人が見たいと思った段階で体験を検討できます。
学校外の学びを選んでも、在籍校や大潟村教育委員会、保健センター、福祉の相談は別の役割を持ちます。学校に伝える情報の範囲、学習記録の共有、出席扱いの希望は、利用を始める前に在籍校へ相談してください。特定のサービスを利用すれば出席扱いや成績、進路が自動的に決まるわけではありません。
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
オンラインの学びや子ども同士の交流は、文章だけでは想像しにくいことがあります。公式チャンネルの動画は活動の雰囲気を知る参考になります。動画の印象だけで利用を決めず、対象、費用、参加方法、現在の体験条件は公式案内で別途ご確認ください。
学校外の選択肢を比べる
| 選択肢 | 主な役割 | 事前に確かめたいこと |
|---|---|---|
| 在籍校 | 校内相談、学習・連絡の調整 | 相談相手、本人への連絡、校内の居場所 |
| 大潟村教育委員会 | 就学・教育相談、窓口案内 | 担当、面談方法、保護者のみの相談 |
| 保健センター | 健康・栄養・母子保健、心身の相談 | 対象、定期相談日、保健師への相談方法 |
| なんでも相談支援センター | 家庭や暮らしの複合的な悩み、機関との調整 | 電話・LINE、時間、共有範囲 |
| 県総合教育センター | 学校生活・学習・発達等の教育相談 | 電話・来所・メール、予約、受付時間 |
| 民間の居場所・オンライン学習 | 個別の活動・交流・学びの機会 | 対象、費用、体験、安全、在籍校との連携 |
どの選択肢にも向き不向きがあり、最初に一つへ絞る必要はありません。相談だけ、保護者だけの情報収集、資料の確認、見学など小さな段階から始められます。本人が安心できるか、移動や画面参加が負担にならないか、家庭が続けられるかを確かめ、必要なら学校・公的窓口と民間サービスを併用してください。

相談前のメモと、今日から1か月の動き方
最初の数日は、本人に登校や進路の結論を求めず、保護者が窓口の情報を確認します。学校の相談なら教育委員会または在籍校、体調面なら保健センター、家庭や生活上の複合的な心配は社会福祉協議会のなんでも相談支援センターへ連絡できます。保護者だけで先に相談できるか、予約や持ち物が必要かを尋ねましょう。
1週目は、睡眠や食事、安心して過ごせる時間、負担になりやすい場面を責めずに見守ります。記録は登校状況を評価するためではなく、どの連絡や活動が負担か、何をすると少し落ち着くかを知る材料にします。本人が話した言葉と大人の推測を分け、本人の了承なく多くの人へ一度に共有しないようにします。
2週目は、本人の気持ちを確認しながら学校や教育委員会との話し合いを検討します。本人が同席しない面談、養護教諭やスクールカウンセラーとの相談、欠席連絡の方法、校内での居場所、課題の受け渡しなど、優先したいことを一つか二つに絞ると進めやすくなります。話し合った内容をいつ見直すかも決めておきましょう。
3週目は、校外の居場所や支援について情報を集めます。村内の放課後子ども教室は地域活動の事業であり、教育支援センターとは制度や役割が異なります。県の支援機関マップや教育委員会への問い合わせで近隣施設を調べ、対象、活動日、費用、送迎、見学、在籍校との連携を確認してください。本人が望まない見学や体験は急がないでください。
4週目は、登校日数だけでなく本人と家族の負担、安心できる時間、学校との連絡が整理されたかを振り返ります。相談先がわかった、保護者が話せた、眠れる日が増えたなど小さな変化も記録します。状況が変わらなくても、別の窓口へ相談する、少し休んでから再連絡するなど次の一歩を考えられます。
相談メモは、日付、窓口と担当者、確認したこと、次に連絡する先を書けば十分です。同じ説明を繰り返す負担が減ります。相談機関へ共有する情報は必要な範囲にし、本人にも誰に何を伝えるかを説明できる形にしておきましょう。
よくある質問
一人で抱えず、話しやすい窓口から
大潟村では、学校や就学の相談は教育委員会・在籍校、心身の相談は保健センター、家庭や暮らしの複合的な悩みは社会福祉協議会の「なんでも相談支援センター」、専門的な教育相談は秋田県総合教育センターへ相談できます。学校では中学校のスクールカウンセラーについて保護者相談も案内されています。本人や家族が話しやすい入口から始めてください。
大潟村単独の不登校人数や、教育支援センターの利用条件は、今回確認した公表資料から特定できなかったため未公表・要問い合わせとしました。村の放課後子ども教室や民間の居場所は、それぞれ対象や目的を確かめて検討します。電話口で「担当がわからない」と伝えても大丈夫です。必要な情報を一つずつ確認し、本人のペースで次の一歩を考えていきましょう。
確認した公式情報
- 大潟村「村の組織・業務(教育委員会、学校、保健センター)」
- 大潟村「村内連絡先」
- 大潟村「結婚・子育てまるごとサポート」
- 大潟村「健康増進事業」
- 大潟村社会福祉協議会「サービス情報のご案内」
- 大潟村社会福祉協議会「なんでも相談支援センター(令和7年12月発行)」
- 大潟村立大潟小学校「学校紹介・基本情報」
- 大潟村立大潟小学校「いじめ防止基本方針」
- 大潟村立大潟中学校「学校生活・相談窓口」
- 大潟村「令和6年度 大潟村の教育」
- 秋田県「児童生徒の問題行動等の状況について」
- 秋田県総合教育センター「教育相談」
- 秋田県「こども・若者の相談窓口、支援機関マップ」
- 大潟村「健康・栄養相談(健康増進事業)」
- 文部科学省「令和6年度調査結果・対応の充実について」
- 文部科学省「調査結果一覧」

