市教育支援センター「ぱすてる」、市教育委員会学校教育課、こども家庭センター、秋田県の教育・子ども相談を、連絡先と利用の入口から整理しました。本人が相談を望まないときも、保護者から問い合わせてかまいません。
- 学校教育・在籍校との調整:にかほ市教育委員会 学校教育課 0184-38-2266(学校教育課の公式案内。受付時間は連絡時に確認)。
- 公的な通所型の学びと体験活動:教育支援センター「ぱすてる」0184-74-4181。月〜金曜8:00〜16:30。まず教育相談を予約し、体験通室後に正式入室を申請します。
- 18歳未満の子ども・家庭の相談:市こども家庭センター 子ども家庭支援班 0184-74-4045。平日8:30〜17:15、面接・電話相談。
- 教育相談:秋田県総合教育センター「すこやか電話」0120-377-804(平日8:30〜17:00)。夜間・休日の18歳未満の子ども相談:県「でんわ相談よい子に」0120-42-4152(24時間)。
- 差し迫った命の危険は119、暴力等の緊急事態は110へ。
この記事でわかること
この記事では、にかほ市で不登校や登校しぶりについて相談できる市・県の窓口と、教育支援センター「ぱすてる」の利用の流れを紹介します。学校内で相談できること、家庭から始められる相談、心身・家庭に関する窓口、夜間や休日の相談も一緒に整理しました。
今回確認したにかほ市・秋田県の公開資料では、市単独の最新不登校児童生徒数を確認できませんでした。未公表・確認できないことは、0人という意味ではありません。秋田県教育委員会公表の令和6年度公立小中学校の不登校児童生徒数は2,008人(小学校695人、中学校1,313人)、文部科学省公表の令和6年度全国値は国公私立小中学校で約35万4千人です。対象範囲の違いに注意して参考情報として扱います。
「理由が分からない」「本人が話をしたがらない」「休みが続き学校との連絡がつらい」という段階でも、相談できます。まず保護者だけで話す、電話で利用条件を尋ねる、見学の相談だけをすることも選べます。最初から登校再開や通所を決めなくて大丈夫です。
NIJINアカデミーはオンライン中心の民間オルタナティブスクールです。行政の相談・教育支援センターとは運営主体と役割が異なります。この記事ではまず市と県の公的な相談先を紹介し、後半で学校外の学び方の一つとして説明します。出席扱い等は在籍校の判断が必要です。
にかほ市で相談を始めるときに知っておきたいこと
欠席が増えると、保護者は「原因を説明しなければ」「この先どうなるのだろう」と焦りやすくなります。相談の最初に、理由や登校再開の日を決めておく必要はありません。「朝になると動けない」「学校の話を避ける」「休んでいる日は少し落ち着いている」など、今見えていることを一つ伝えるだけで相談の入口になります。

本人が理由を言葉にできないこともあります。友人関係、授業や集団の刺激、体調や睡眠、発達上の特性、家庭の変化など、複数の要因が重なることがあります。周囲が一つの原因を決めつけるより、安心できる場面、負担が大きくなる時間、本人が避けたいことを少しずつ確認するのが出発点です。
学校との連絡や校内支援は在籍校と市教育委員会学校教育課、学校以外の学び・体験の場は「ぱすてる」、18歳未満の子どもや家庭の相談は市こども家庭センターが相談先になります。どこが担当か分からない場合は、話しやすい窓口に「担当先を教えてほしい」と尋ねてください。
本人が相談に行きたがらない、外出が難しい、電話を嫌がるときは、保護者だけで先に相談できるかを確認します。相談先には「本人への連絡はまだ待ってほしい」「学校との共有は、範囲を確認してからにしたい」など希望を伝えられます。安全に関わる状況では必要な連携が行われることもあるため、情報の扱いも最初に聞いておくと安心です。
相談したからといって、利用や通室をその場で決めるものではありません。まず説明を聞く、見学や体験だけを申し込む、資料を持ち帰る、今回は保留にする進め方もあります。家庭の状況を一度にすべて説明しなくてかまいません。
相談前に準備はいらない|話せる範囲からで大丈夫
相談の前に、欠席日数を正確に数えたり、原因を一つに絞ったりする必要はありません。「学校に行きづらい様子があり、家でどう支えたらよいか悩んでいる」と伝えるだけで十分です。話が途中で止まる、泣いてしまう、本人の前では話しにくいことも、そのまま伝えてください。
電話が難しければ、まず受付時間、予約の要否、保護者だけで話せるかを確認できます。窓口によって面接・電話・学校を通した連絡など入口が違います。ぱすてるは公式案内で、学校を通すかセンターへ直接問い合わせて教育相談を予約する流れを示しています。利用前に現在の申込み方法を確かめましょう。
短いメモを作ると説明が楽になる人もいます。休み始めたころ、朝や夜の様子、眠りや食事、本人が安心すること、学校からの連絡で負担なことなど、書ける範囲で十分です。空欄があっても相談を受けられないわけではありません。
相談する内容は「今すぐ解決してほしいこと」に限りません。「何を聞けばよいか分からない」「制度を知りたい」「学校と話す前に整理したい」という相談もできます。本人に話すタイミングや学校に伝える内容を、一緒に考えてもらうこともできます。
不登校の状況を数字で見る|にかほ市・秋田県・全国
不登校の統計は、年度、学校種、国公私立の別、欠席日数などの集計条件をそろえて読む必要があります。文部科学省の調査でいう不登校児童生徒は、年度間に一定日数以上欠席し、病気や経済的理由等を除く定義に基づくものです。自治体の長期欠席集計や学校現場の相談件数とは同じではありません。
にかほ市について、今回確認した市の公式教育情報・公開統計と秋田県教育委員会の公表資料からは、市単独の最新小中学校別不登校人数・率を確認できませんでした。市町村値が未公表または確認できない場合は、県の数値から按分・推計しません。公表がないことは相談ニーズがないことを示しません。市へ問い合わせる場合は、年度、対象学校、国公私立の範囲、人数と在籍者に対する割合が公表対象かを尋ねると、数字の意味を確認しやすくなります。
秋田県教育委員会が公表した令和6年度の公立小学校の不登校児童数は695人、公立中学校は1,313人、合計2,008人です。全国は文部科学省の令和6年度調査で国立・公立・私立の小中学校を合わせ約35万4千人でした。県値は公立のみ、全国値は国公私立で、対象範囲が異なることに留意してください。
統計の増減は、個人の状態や家庭の努力を評価する尺度ではありません。必要な支援につながっているか、安心できる場所を確保できているかは、一人ひとり異なります。数値を参考にしつつ、本人の体調・希望・学びの状況を中心に相談先を選びましょう。
相談につながっていない子どもの最新全国データ
文部科学省の令和6年度調査では、小中学校の不登校児童生徒は約35万4千人で、学校内外の機関等で専門的な相談・指導等を受けていない児童生徒は約13万6千人でした。集計表の確定値では135,724人、全体の38.3%です。専門的な相談・指導等を受けた子は218,246人、61.7%でした。
この区分は、調査で定められた専門的な相談・指導等の有無を数えたものです。「誰とも会話していない」「家族が何もしていない」と意味する数字ではありません。学校との通常の連絡や家族・友人との会話を含むすべてのつながりを調べたものではない点に注意してください。
この割合は、相談につながるまでに時間がかかる家庭が少なくないことを示す全国的な状況として読めます。相談を迷っている場合に「もっと深刻になってから」と待つ必要はありません。本人の同意や同席が難しくても、保護者から利用方法を確認する一歩を踏み出せます。
相談につながったかどうかだけで支援の質が決まるわけでもありません。相談先が合わないと感じたときは、別の窓口や担当者を尋ねてよく、すぐに結論を出さなくても構いません。本人が話せる方法を選び直すことも支援の一部です。
困りごとから相談先を探す早見表
| いま気になっていること | 最初に相談しやすい場所 | 連絡時に伝えること |
|---|---|---|
| 学校への連絡や校内の配慮 | 在籍校・市教育委員会学校教育課 | 欠席の時期、連絡頻度の希望、本人への連絡方法 |
| 学校外の通所や学習の場 | 教育支援センター「ぱすてる」 | 教育相談の予約、体験通室、申込手順と対象 |
| 子どもの心身・家庭のこと | 市こども家庭センター | 保護者だけの相談可否、面接・電話の希望 |
| 学校生活・教育について県へ相談 | 秋田県総合教育センター「すこやか電話」 | 何を相談したいか、面接相談の予約方法 |
| 夜間・休日に子ども本人が相談 | 県「でんわ相談よい子に」 | 今いる場所、差し迫った危険がないか |
表は相談先を決めるための目安です。複数の窓口を一度に利用する必要はありません。一つの場所へ連絡して、事情に合う担当へつないでもらう方法もあります。電話番号の受付時間や担当部署は変更される場合があるため、連絡前に公式ページの最新案内を確認してください。
学校内で相談できること
学校へ相談するときは、すぐ毎日の登校や教室復帰を目標にしなくてもかまいません。欠席連絡の方法、連絡の頻度、プリントや課題の受け取り、保健室・別室・短時間の登校、オンラインで授業や面談に参加できるかなど、今できる配慮を一つずつ尋ねられます。実施の可否は学校と本人の状況により異なるため、希望を伝えて相談します。
担任とのやりとりが負担な場合は、養護教諭、学年主任、教育相談担当、スクールカウンセラーなど、別の大人を窓口にできるか聞いてみましょう。連絡担当を一人にしてほしい、電話をメールに変えてほしい、本人への声かけを急がないでほしいといった希望も具体的に伝えられます。
市公式案内では、学校生活サポートや通級指導教室、特別支援学級など、子どもの状態に応じた支援について保護者と協議すると説明されています。これらは不登校の子全員が利用する制度ではありませんが、心身の状態や学び方に関する相談を始める手がかりになります。まず在籍校へ、現在の困りごとと必要な配慮を相談してください。
学校と教育支援センターを併用する場合、どのように情報を共有するか、学習や活動の記録をどう届けるかも確認します。本人の安心を損なわない形で、必要な範囲だけを共有できるか話し合いましょう。学校との連絡が難しいほど保護者が疲れているときは、そのこと自体を市教育委員会やこども家庭センターへ相談できます。
にかほ市・秋田県の相談窓口
公的な窓口は、相談内容によって役割が分かれています。学校教育や学校との調整なら市教育委員会学校教育課、通所を含む学びと体験の場なら「ぱすてる」、18歳未満の子どもや家庭の幅広い相談ならこども家庭センターが入口です。どこに話すか迷うときは、最初の電話で相談内容を伝えて担当を確認してください。
- 運営
- にかほ市教育委員会
- 所在地
- にかほ市平沢字八森31番地1 総合福祉交流センター「スマイル」内
- 対象
- 学校に足が向かなくなった児童生徒。個別の利用条件は教育相談時に確認
- 開所
- 公式案内では月曜日から金曜日、8:00〜16:30
- 利用料
- 今回確認した公式公開情報で明記を確認できず。申込み時に確認
- 出席扱い
- 通室すれば自動的に出席扱いになるとは限らない。在籍校・校長へ確認
- 公式サイト
- にかほ市教育支援センター「ぱすてる」/電話 0184-74-4181
市教育委員会 学校教育課
市公式の小中学校案内に掲載されている学校教育課の電話は0184-38-2266です。所在地は金浦字南金浦49番地2、金浦勤労青少年ホーム内と案内されています。就学や特別な支援に関する案内とともに、教育支援センター「ぱすてる」の紹介があります。電話の受付時間は公開ページで確認できなかったため、連絡時に確認してください。学校での配慮、相談できる担当者、教育支援センターの利用手順など、聞きたいことを伝えてください。
市こども家庭センター
市公式案内は、18歳未満の子どもに関するさまざまな相談を受け付け、面接と電話で相談できるとしています。親子・家族関係、子どもの心身の発達、虐待、いじめ・対人関係・不登校、非行などが主な相談内容です。子ども家庭支援班は0184-74-4045、平日8:30〜17:15。所在地は平沢字八森31番地1、総合福祉交流センター「スマイル」内です。保護者だけで話したい場合も、受付時に希望を伝えてください。
秋田県の教育・子ども相談
県総合教育センター「すこやか電話」0120-377-804は、平日8:30〜17:00の教育相談です。県の子ども家庭相談電話「でんわ相談よい子に」0120-42-4152は18歳未満の子どもに関する相談を24時間受け付けています。市の窓口が休みの日や夜間に子ども本人が相談したいときの選択肢です。受付の最新情報、匿名相談の可否、相談後の連携については公式案内で確認してください。
にかほ市教育支援センター「ぱすてる」と学校外の居場所
「ぱすてる」は、さまざまな理由で学校へ足が向かなくなった児童生徒に、個々の学習状況に応じた学習支援と体験活動を提供する、市の教育支援センターです。公式サイトは、心身のリフレッシュやエネルギーの回復、社会的自立を目指すと説明しています。学校へ戻ることだけを急がず、安心して過ごせる時間をつくりながら、本人に合う学び方を探す場として検討できます。

申込みは教育相談から始まります。公式案内では、学校を通すか、直接ぱすてるへ連絡して教育相談を予約し、相談員が保護者から子どもの状況を聞きながらセンターの説明を行う流れです。その後、体験通室を経て、保護者が在籍校へ入室申込書を提出し、教育委員会の承認後に正式入室となります。体験は複数回でも、時間を選んで参加できると案内されています。
一日の流れとして、公式サイトは朝活動、学習時間、昼休み、午後の活動を掲載し、午前だけ・午後からの参加にも対応可能と説明しています。掲載情報は変更される可能性があるため、現在の活動内容や曜日を申込み前に確認してください。通所できない日があってもすぐに利用を断念せず、本人の体調や負担に応じた参加の方法を相談しましょう。
- 運営
- にかほ市教育委員会
- 所在地
- 平沢字八森31番地1、総合福祉交流センター「スマイル」内
- 対象
- 学校に足が向かなくなった児童生徒。詳細条件と在籍要件は教育相談で確認
- 時間
- 月〜金曜 8:00〜16:30(公式申込案内。祝日等の扱いは要確認)
- 費用
- 公開情報で明記を確認できず。教材・昼食・活動費を含め確認
- 出席扱い
- 学校外施設の利用だけで自動認定されない。学校長・在籍校と事前協議
- 連絡先
- 0184-74-4181/申込み・お問い合わせ
見学や体験の相談では、本人が参加できる時間帯、保護者の同席、交通手段、昼食の準備、持ち物、利用を休むときの連絡方法を尋ねると、生活のイメージを持ちやすくなります。保護者の説明だけで初回相談ができるか、本人の意思をどのように確認するかも聞いてみましょう。
心身・発達・家庭・福祉の窓口も使える
登校の困難と、頭痛・腹痛・吐き気・睡眠の乱れ・食欲低下などの体調変化は、別々に扱わなくてかまいません。まず医療機関や市の母子保健・子ども家庭相談へ、生活の様子を伝えてください。急激な体調悪化、食事や水分が取れない、本人の安全を守れないおそれがある場合は、通常の教育相談を待たず医療・緊急機関を利用します。

市こども家庭センターは、子どもの心身の発達、親子・家族関係、いじめや対人関係、不登校などの相談を受け付けています。子ども家庭支援班0184-74-4045のほか、子育て支援班0184-32-3040、母子保健班0184-32-3036が市公式ページに掲載されています。受付時間は平日8:30〜17:15です。相談内容により担当が異なるため、迷ったら「学校に行きづらい子どものことで相談したい」と伝えて案内を受けます。
県南児童相談所等の専門支援が必要な場合、市や県の担当者から紹介を受けることがあります。虐待や家庭内の安全に関する心配も、こども家庭センターで相談できます。相談したことだけで直ちに保護や処分が決まるわけではなく、状況を確認し必要な支援を検討するための窓口です。本人への説明や関係機関への情報共有の方法も確認してください。
家族の中で意見が違うとき、保護者が疲れ切っているときも支援の対象です。家庭内での声かけ、きょうだいへの説明、学校からの連絡の受け止め方などを相談できます。「家庭でできること」だけに負担を集中させず、学校・福祉・医療の担当と分担を話し合うことが大切です。
夜間・休日・電話・SNSなど相談手段を選ぶ
市役所や学校の受付時間内に連絡できない場合、県や国の電話・SNS相談を選べます。県「でんわ相談よい子に」は18歳未満の子どもに関する相談を24時間毎日受け付け、電話は0120-42-4152です。子ども本人が話したいときにも利用できる窓口として、県の相談先一覧に掲載されています。つながりにくいときは少し時間を置いてかけ直すか、別の相談手段を検討してください。
教育相談は秋田県総合教育センター「すこやか電話」0120-377-804、平日8:30〜17:00が入口です。面接相談を希望する場合の予約方法や会場は、電話で確認します。相談先の利用対象や受付時間は更新されることがあるので、連絡前に秋田県公式ページを確認してください。
夜間に本人の安全を確保できない、命に関わる可能性がある場合は、相談電話の返答を待たず119など緊急窓口を利用します。暴力など差し迫った危険は110です。SNS相談は文字で伝えられる利点がある一方、受付時間や対象年齢がサービスごとに異なります。公式アカウントで最新の受付日・時間を確認し、緊急時は電話や緊急機関を使いましょう。
民間の居場所・親の会を検討するとき
民間のフリースクール、学習支援、居場所、親の会は、公的な教育支援センターとは運営や利用条件が異なります。少人数で過ごしたい、興味のある活動をしたい、保護者同士で経験を共有したいといった希望に合う場合があります。にかほ市内・近隣で現在受け入れを行う施設は、対象年齢や開室状況が変わり得るため、秋田県の居場所情報や各運営者へ直接確認してください。

見学では、運営主体、子どもの年齢・在籍要件、活動日と時間、費用、交通、休んだときの扱い、個人情報の扱い、退会・休会条件を確認します。出席扱いを希望する場合は、利用を始める前に在籍校へ相談し、施設が記録や学校との連携に対応できるかを確認します。認定は校長が本人の状況や要件を踏まえて判断し、施設利用だけで自動的に認められるものではありません。
親の会は、情報交換や気持ちの共有の場として利用できます。参加の負担や守秘の考え方、子どもを同伴できるか、オンライン参加が可能かを確かめてください。周囲の経験が本人のケースにそのまま当てはまるとは限らないため、比較や助言がつらいときは距離を置く選択もできます。
市の公的窓口で民間の居場所を尋ねるときは、特定の施設への紹介が可能か、最新の一覧があるか、紹介先に情報が伝わるかを確認しましょう。費用補助や利用料助成があるかは自治体ごとに異なります。今回確認したにかほ市公式情報では、不登校児童生徒向け民間施設の利用料補助を確認できなかったため、制度の有無は市へ直接お尋ねください。
NIJINアカデミー|にかほ市から選べるオンラインの学び
NIJINアカデミーは、小中学生を対象としたオンライン中心の民間オルタナティブスクールです。家庭から参加しやすい学び方や、仲間・先生とつながる活動を、学校外の選択肢として検討できます。外出や移動が負担になっている子どもが、まず画面越しに雰囲気を見る方法もあります。参加方法、費用、対象、活動日程は変更されることがあるため、最新の公式案内で確認してください。
NIJINアカデミーは市の機関ではなく、教育支援センター「ぱすてる」と同じ制度でもありません。公的支援と併用する場合は、それぞれの役割や費用を分けて整理してください。入学や体験を急いで決める必要はなく、保護者が先に相談・説明を受ける方法も確認できます。
自宅での学習やオンライン参加が出席扱い、指導要録上の評価につながるかは、国の要件を踏まえた在籍校の判断です。利用開始前に学校へ相談し、学習計画、定期的な連絡、学習記録、学校との情報共有など必要条件を確認しましょう。参加日数や活動内容だけで認定を約束することはできません。
地元での居場所とオンラインの学びは、どちらか一方に決めるものではありません。本人の体力、興味、対面の負担、家庭の移動環境を考え、短時間の体験や見学から比較できます。市・県の公的相談を続けながら、本人にとって安全な範囲で情報を集めてください。
NIJINアカデミーの雰囲気を見る
公式チャンネルの人気動画から、実際に学ぶ子どもや家族の話が分かる一本を掲載しています。動画は出演する家庭の経験であり、全ての子に同じ結果や変化が起きることを示すものではありません。見ていてつらくなったり、情報を受け取る余裕がなかったりするときは、途中で止めてかまいません。
見学・体験の方法や最新の活動内容は公式案内で確認してください。動画を見た後に、本人が気になった点、負担に感じた点、試してみたいことを短く話せるだけでも十分です。
学校外の選択肢を比べる
| 選択肢 | 主な役割 | 事前に確かめたいこと |
|---|---|---|
| 在籍校の校内支援 | 連絡調整、別室・保健室、課題や学習の支援 | 担当者、利用できる時間、連絡頻度、本人への声かけ |
| ぱすてる | 市教育委員会の教育支援センター。相談、学習支援、体験活動 | 対象・教育相談予約・体験・入室申請・費用・交通 |
| 民間の居場所・親の会 | 施設や会ごとの特色ある活動、交流、保護者支援 | 受入れ、活動日、費用、出席扱いの記録協力、個人情報 |
| オンラインの学び | 家庭を拠点に授業・仲間・活動へ参加する方法 | 費用、参加方法、休み方、学習記録、学校との連携 |
| 家庭で休息する時間 | 心身の回復や安全な生活リズムを整える | 体調、安全、家族の負担、必要時に相談する先 |
どの選択肢を使う場合も、本人が安心できるか、通う・参加する負担が大きすぎないかを確かめます。複数の方法を並行する、時期をずらす、いったん休む進め方もあります。比べるときは、名称の印象だけでなく目的、対象、費用、活動内容、本人の意思を基準にしてください。

相談前のメモと、今日から1か月の動き方
メモは相談に値する状態を証明する書類ではありません。保護者が同じ説明を繰り返さず、希望を伝えやすくするための短い道具です。登校しづらくなった時期、眠り・食事・体調の変化、本人が安心できること、避けたいこと、学校からの連絡で負担なこと、保護者が助けてほしいことを、書ける範囲で記録します。空欄があっても問題ありません。
最初の一週間は、登校できたかだけでなく、安心して休めるか、安全に過ごせているか、食事や睡眠が保たれているかを見ます。在籍校には欠席と連絡方法の希望を短く伝えます。市こども家庭センターや「ぱすてる」へは、保護者のみで相談できるか、予約や見学に何が必要かを問い合わせます。
二週目は、学校や相談先から受けた説明を家族で確認し、本人に伝える内容を調整します。本人に話を迫らず、選択肢を一つずつ見せる、返答を急がない、保留を認めることができます。学校との連絡が過度な負担なら、窓口を一本化できるか相談しましょう。
三週目は、本人の気持ちと体調が許す範囲で、ぱすてるの見学や体験、教育相談、オンライン情報の確認などを検討します。本人が外出を望まない場合は、保護者だけで相談を続ける方法や、別の相談手段を確かめます。計画どおりに進まなくても失敗ではありません。
四週目は、続ける支援、負担が大きかったこと、次に相談したいことを振り返ります。学校・家庭・相談先で役割を共有し、次の連絡日を決めると見通しが立ちます。安全や健康状態に変化があれば、この予定を待たず医療機関や緊急窓口に相談してください。
よくある質問
一人で抱えず、話しやすい窓口から
にかほ市には、学校教育課、教育支援センター「ぱすてる」、18歳未満の子どもや家庭を支えるこども家庭センターがあります。秋田県の「すこやか電話」は学校生活や教育の相談、「でんわ相談よい子に」は夜間・休日を含む子ども家庭相談の入口です。相談先が決められないときは、まず連絡しやすい窓口を一つ選び、担当を尋ねてください。
本人が今すぐ外へ出られなくても、保護者だけで利用方法を確かめられます。説明を一度に全部しなくても、登校しづらいこと、家での心配、学校との連絡の負担など、話しやすい一つから始められます。本人の休息と安全を大切にしながら、学校・家庭・地域の支援を少しずつつないでいきましょう。
情報確認日:2026年10月21日。電話・受付時間・制度・利用条件は変更される場合があります。利用前に各機関の最新の公式案内をご確認ください。本文写真は施設や地域の活動をイメージしたもので、実際の施設を撮影した写真ではありません。
主な一次情報:にかほ市 小学校・中学校(学校教育課・教育支援センター「ぱすてる」)/にかほ市教育支援センター「ぱすてる」公式サイト/ぱすてるの申込み・お問い合わせ/にかほ市 子育て支援・こども家庭センター/にかほ市 ひきこもり相談先/秋田県 こども・若者の相談窓口/文部科学省 令和6年度調査結果

