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「好き」が、誰かとつながるきっかけに。ー専任サポートで見つけたコミュニケーションの楽しさが世界を広げた瞬間ー

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「人と関わって話すこと、楽しいかもしれない。」

その気持ちを少しずつ取り戻していった、NIJINアカデミーのTさん。

中学2年生のTさんは、小学5年生の終わり頃から、外出することに不安を感じるようになりました。
家では楽しく過ごせていたものの、最近では「家にいても、することがない」と落ち込むことも。

人とコミュニケーションをとることの楽しさを、もう一度感じてほしい。楽しく話すことのできる友達が欲しい。

そんな思いから、Tさんと専任サポートとの1対1の時間が始まりました。

「好きなこと」なら、いくらでも話せる

専任サポートとの時間に、Tさんが話してくれたのは、大好きなポケモンやそのトレーナーのこと。

「このポケモンが好き」
「このトレーナーが好き」

好きなものについて話す時間は、少しずつ会話を楽しむ時間になっていきました。

そして、もう一つTさんには大好きなことがありました。
それが、ゲーム「トモコレ」のデザイン。
Tさんが作ったキャラクターを見せてもらうと、その完成度の高さに驚かされます。


1対1の安心できる関係の中で、自分の「好き」を深め、それを誰かに伝える。
そんな小さな経験を重ねる中で、Tさんは少しずつ、**「話すって楽しい」**という感覚を取り戻していきました。

トモコレで作った服

次の一歩は、「ポケモンサークル」への見学

そんなTさんに、あるきっかけが訪れます。

NIJINアカデミーには、好きなことをテーマに子どもたちが集まるさまざまなサークルがあります。

Tさんは、大好きなポケモンをテーマにした「ポケモンサークル」を見学することに。

最初は「見てみる」だけだったはずが――

なんと、サークルに入ることになりました。

1対1の専任サポートとの会話から、少しずつ仲間のいる場所へ。

Tさんの世界が、ほんの少し広がった瞬間でした。

「大好きなポケモン」を、今度はみんなに

そして、その翌月。

Tさんは、大好きなポケモントレーナーについてのクイズを作り、サークルのみんなに披露しました。

「このトレーナーについて、どれくらい知ってる?」

Tさんが出すクイズに、みんなが答えていきます。

会場は大盛り上がり。

自分が大好きなものを、自分の言葉で伝える。

そして、それを仲間が「面白い!」「もっと知りたい!」と受け止めてくれる。

そこには、以前のTさんにはなかった新しいコミュニケーションの形がありました。

「好き」を話すことが、誰かとつながることになる。

Tさんにとって、それは大きな発見でした。

↓こちらをご覧ください
http://youtube.com/shorts/h3TRlpXQouI?feature=share

「好き」が、また別の「好き」につながっていく

Tさんの世界が広がったのは、ポケモンだけではありません。

イラストが好きなNIJINアカデミー生とつながり、今度は「アイビスペイント」の使い方を教えてもらうことに。また、「トモコレ」好きの仲間と集まって、自分で描いた作品をみんなに披露しました。

「上手!」
「すごい!」

自分の「好き」を見てもらい、認めてもらう。

その喜びは、また誰かと話してみたいという気持ちにつながっていきます。

「好き」が、また別の「好き」につながっていく

まずは、人と話すこと。

好きなことを話してみること。

誰かに自分のことを知ってもらうこと。

そして、自分の「好き」を誰かと共有すること。

1対1の安心できる関係から始まったコミュニケーションは、少しずつ仲間とのつながりへと広がっていきました。

「ポケモンが好き」

「イラストが好き」

「トモコレが好き」

そんな何気ない「好き」が、誰かと出会うきっかけになる。

そして、「もっと誰かとつながってみたい」という次の一歩を生み出していく。

Tさんの物語は、子どもの世界を広げるのは、必ずしも大きな一歩ではないことを教えてくれます。

その子が安心できる場所で、その子の「好き」に耳を傾けること。

そこから生まれた小さな「話してみたい」が、やがて「誰かとつながりたい」に変わっていくのかもしれません。

専任サポートでは一人ひとりの「好き」を大切にしながら、子どもたちが自分らしく誰かとつながれる場所をつくっていきます。