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不登校生が社会を動かす|保護動物プロジェクトでEDIX2026に登壇したパケロンの挑戦

保護犬や保護猫たちのために、自分たちにできることはないだろうか。

そんな一人の不登校生の想いから始まったプロジェクトがあります。

今回紹介するのは、NIJINアカデミー生のパケロンがリーダーを務める「保護動物プロジェクト」です。

保護犬を2匹飼っているパケロンは、日頃から保護犬と暮らしているからこそ、保護動物の現状に強い関心を持っていました。

かわいそうで終わらせたくない。

その想いに共感したのが、りょっぴ、夢犬、夢猫、もじゃ、萌芦(めろ)。

住んでいる場所も年齢も違う子どもたちがオンラインで集まり、「どうしたら社会に伝わるのか」を考え始めました。

「正解のない問い」と向き合う

最初のミーティングは4月24日。

メンバーは、

  • 保護犬・保護猫の現状
  • 保護動物になってしまう原因
  • 保護団体の活動
  • 私たちにできる支援

などを調べることにしました。

その日の理科の授業では「保護動物」をテーマに意見交換を実施しました。

殺処分は良くない!

殺処分は仕方のない部分もある。

殺処分する人が許せない!

さまざまな意見が飛び交い、保護動物問題が簡単に答えの出るテーマではないことを実感しました。

この授業をきっかけに、萌芦 と もじゃ もプロジェクトへ加わります。

仲間たちの探究

保護動物プロジェクト

4月29日のミーティングでは、それぞれが調べてきた内容を共有しました。

りょっぴは譲渡会に注目し、

広い公園で動物たちと触れ合える譲渡会ができたらどうだろう

とアイデアを提案。

夢猫は保護動物が増える原因や頭数について調査し、問題の背景に迫りました。

夢犬は「500円でできる支援」を調べ、少額でも命を支える行動につながることを発見

萌芦は殺処分の現状だけでなく、動物愛護センター職員や獣医師など、命と向き合う人たちの葛藤についても調べました。

もじゃは日本とドイツの動物保護制度を比較し、「なぜドイツでは殺処分が少ないのか」を探究しました。

子どもたちは調べた内容だけでなく、理科の授業で出た率直な意見も発表に盛り込むことを決めます。

さまざまな声があるからこそ、多くの人に考えてもらうきっかけになると考えたのです。

こうしてEDIX2026に向けた発表内容が少しずつ形になっていきました。

NIJINアカデミー全校での発表に、初めて顔出しし、保護動物プロジェクトの取り組みについて勇気を出して発表してくれました。

保護活動家との出会い

5月7日。

子どもたちは、一緒にEDIX2026で登壇してくださるお二人との初ミーティングを行いました。

NPO法人日本動物生命尊重の会 A.L.I.S代表の坂本由美(さかもと ゆみ)さん

そして、

現在は保護犬・保護猫活動に力を注いでいる元競輪選手の高木真備(たかぎ まきび)さん

保護動物活動の第一線で活躍するお二人から伝えられたのは、

「子どもたちだからこそ見えることがある。」

「みんなの率直な意見を聞かせてほしい。」

というお言葉でした。

専門家のように話す必要はない。

自分たちが感じたことを、自分たちの言葉で伝えることが大切だと教えていただきました。

その言葉は、子どもたちがEDIX2026の舞台に立つ大きな自信となったのです。

EDIX東京2026の舞台へ

そして迎えた5月13日。

日本最大級の教育展示会「EDIX東京2026」。

多くの教育関係者や企業が集まる会場で、代表として登壇したのはパケロンでした。

ステージには、高木真備さん、坂本由美さんも並びます

初めてのリアルでの発表

大人でも緊張するような舞台…

それでもパケロンは、自分の言葉で堂々と伝えました。

  • 「かわいそうで終わらせないでほしい。」
  • 保護犬や保護猫の現状を知ること。
  • 知った後に、私たちに何ができるかを考えること。
  • 保護団体を知ることかもしれない。
  • 家族として保護犬や保護猫を迎えることかもしれない。
  • 飼わないという選択肢を持つことかもしれない。

行動の形は人それぞれです。

でも、

無関心で終わらせないこと

それが何より大切なのだと訴えました。

保護犬と暮らしているパケロンだからこそ語れる言葉は、多くの来場者の心に届きました。

高木さんが活動のときに使ってらっしゃる紙芝居

不登校だからこそ感じたこと

このプロジェクトを通して感じたことがあります。

それは、

「不登校だからできない」

はなく、

不登校だからこそ見える世界がある

ということです。

学校に行けなくなった経験

人との違いに悩んだ経験。

孤独を感じた経験。

そうした経験があるからこそ、声を上げられない存在に目を向けられる

パケロンたちの活動は、そのことを私たちに教えてくれました。


社会を変えるのは、大人だけじゃない

保護動物のために何かをしたい。

パケロンの一言から始まった挑戦。

その想いは仲間を集め、大人たちを巻き込み、EDIX東京2026という大舞台へとつながりました。

NIJINアカデミーには、不登校の子どもたちが社会とつながり、自分の興味関心から学びを広げていく環境があります。

社会を変える力は、年齢では決まりません

そして、不登校かどうかでも決まりません

誰かを想う気持ちと、一歩踏み出す勇気

その小さな一歩が、未来を変える大きな力になるのです。

パケロンたちの保護動物プロジェクトはこれからも続きます。

不登校だからこそ見える世界がある

最後に、ご協力・ご尽力くださった高木さん、坂本さん、本当にありがとうございました

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