松戸市から通えるフリースクール7選|費用と市の補助金(月1万円まで)を比較【2026年版】

エリア別ガイド|千葉県松戸市
松戸市から通えるフリースクールを探す親子

松戸市でフリースクールを探しはじめると、「費用はどのくらいかかるのか」「市の補助金はどこに通えば使えるのか」で迷うご家庭が多いようです。松戸市には、フリースクールの利用料を保護者に補助する制度があります。ただし対象は市が認定した施設に通う場合で、施設選びと制度の確認をセットで進める必要があります。

この記事では、松戸市から通えるフリースクール・学びの場を7か所、市と各施設の公式情報で比較しました。補助金の条件、費用、対象学年、出席扱い(学校外での学びを在籍校の出席として認めてもらうこと)まで整理しています。

結論:この記事でわかること
  • 松戸市には、認定施設の利用料の3分の1(月1万円まで)を補助する制度があります
  • 補助の認定事業者は一覧で公開されていて、市外やオンラインの施設も含まれます
  • 市の教育支援センター「ふれあい学級」「ほっとステーション」は、教育相談(受理面談)から始まります
  • 出席扱いは在籍校の校長先生が判断します

松戸市でフリースクールを探すときに、先に知っておきたい3つのこと

1. 松戸市には、保護者向けの利用料補助があります

「松戸市フリースクール等利用児童生徒支援補助金」は、市が認定したフリースクール等に通う小中学生の保護者に、月額利用料の3分の1(月1万円まで)を補助する制度です。

2. 補助の対象は「市が認定した施設」です

認定事業者は一覧で公開されていて、市外の施設やオンラインの施設も含まれます。一覧にない施設でも、保護者が申請したあとに市が認定する流れがあります。

3. 市の教育支援センターは、まず教育相談から

ふれあい学級・ほっとステーションを利用するには、児童生徒課での教育相談(受理面談)を受け、見学・体験を経て利用を始めます。受理面談は保護者のみで受けられます。

【一覧表】松戸市から通えるフリースクール7選

施設名市町村種別対象費用(税込)
ふれあい学級(教育支援センター)松戸市公的市内の児童生徒公式ページに記載なし(要問合せ)
ほっとステーション(教育支援センター)松戸市公的小1〜中3と保護者公式ページに記載なし(要問合せ)
フリースクール興学社松戸市民間小5〜中31日4,000円(月謝制)
N中等部 松戸キャンパス松戸市民間(中等部)中学生週1日37,400円〜 ほか
まなビーバー(共育ステーション地球の家)松戸市民間満3歳〜高校生(曜日による)公式の料金一覧で要確認
早稲田自由スクール 柏校柏市民間小4〜中3要確認
NIJINアカデミー我孫子校我孫子市民間(ハイブリッド)小学生・中学生月49,943円(週1回)

※表は横にスクロールできます。2026年10月に市と各施設の公式情報で確認した内容です。最新情報は各施設にお問い合わせください。

松戸市の教育支援センター2か所|教育相談から始まる公的な居場所

① 松戸市教育支援センター「ふれあい学級」

公的松戸市
場所
松戸市古ヶ崎1の3073(松戸市立第一中学校・みらい分校 隣接 東側校舎1階)
対象
不登校で悩む市内の児童・生徒
開級
月〜金 9:30〜14:05(個々の状況に応じて柔軟に対応)
利用の流れ
教育相談(受理面談)→ 継続相談 → 見学・体験 → 通級開始
申し込み
児童生徒課 047-366-7600(月〜金 8:30〜17:00)。受理面談は保護者のみ
費用・出席扱い
市の公式ページに記載なし(要問合せ)

出典:松戸市「不登校児童生徒への支援について」

② 松戸市教育支援センター「ほっとステーション」

公的松戸市
場所
古ケ崎分室:松戸市古ヶ崎1の3073(第一中学校・みらい分校 東側校舎4階)/常盤平分室:松戸市常盤平7の1(常盤平第一小学校 第三校舎2階)
対象
不登校等の悩みを抱える小学1年生〜中学3年生とその保護者
開級
火・水・木 9:30〜14:30
特徴
学校生活に準じたものではない居場所・活動の場。家から出られない子には家庭訪問も行います
費用・出席扱い
市の公式ページに記載なし(要問合せ)

出典:松戸市「不登校児童生徒への支援について」

松戸市内の民間施設3か所|補助金の認定事業者

3か所とも、松戸市の補助金の認定事業者一覧に掲載されています。

③ フリースクール興学社

民間新松戸
所在地
千葉県松戸市新松戸4-35
対象
小学5年生〜中学3年生
開所
月曜・金曜 10:00〜15:00(1日5コマ)
費用
1日4,000円(月謝制)
出席扱い
「在籍校の校長先生の判断で出席扱いとなります」(公式サイト)
松戸市の補助
認定事業者一覧に掲載

出典:フリースクール興学社 公式サイト・松戸市「認定事業者一覧」

④ N中等部 松戸キャンパス

民間中等部松戸駅
所在地
千葉県松戸市松戸1307-1 松戸ビル2階
対象
中学生
費用(通学コース)
入学金110,000円、学費は週1日37,400円・週3日56,100円・週5日73,700円、設備管理費11,000円/月(すべて税込)
出席扱い
公式の学費ページに記載なし(要問合せ)
松戸市の補助
認定事業者一覧に掲載

出典:N中等部「通学コースの学費」・松戸市「認定事業者一覧」

⑤ まなビーバー(共育ステーション地球の家)

民間松戸市
会場
松戸市内の集会所や21世紀の森と広場など(日程により異なる)/オンライン(Zoom・Realm)
対象
不登園・不登校・ホームエデュケーションの子ども。火・金は満3歳〜高校生、水は小4〜高校生
活動日
火・水・金(オンラインは月・木)
費用
公式サイトの「利用料金等一覧」で要確認
松戸市の補助
認定事業者一覧に掲載(公式サイトでも補助金の活用を案内)

出典:共育ステーション地球の家 公式サイト・松戸市「認定事業者一覧」

柏・我孫子の2か所|常磐線で市外へ

松戸駅からJR常磐線で北へ向かった先の施設です。2か所とも、松戸市の補助金の認定事業者一覧に掲載されています。

⑥ 早稲田自由スクール 柏校

民間柏駅
所在地
千葉県柏市柏4-5-10 サンプラザビル6階
アクセス
柏駅東口から徒歩7分(松戸駅からJR常磐線で柏駅へ)
対象
小学4年生〜中学3年生
費用
要確認(公式サイトの学費案内をご確認ください)
出席扱い
「原則として、在籍校の校長先生のご判断により、出席扱いと認めていただきます」(公式サイト)
松戸市の補助
認定事業者一覧に掲載

出典:早稲田自由スクール 公式サイト・松戸市「認定事業者一覧」

⑦ NIJINアカデミー我孫子校

民間我孫子市
所在地
千葉県我孫子市白山1-6-5 ABISON内(料理教室「たべるのcooking」)
アクセス
JR常磐線「我孫子駅」徒歩8分/無料駐車場9台
対象
小学生・中学生
開校
毎週火曜日 10:00〜15:00(月4回)/定員5名
費用
ハイブリッド通学(週1プラン)月額49,943円(税込)=メタバース通学25,443円+我孫子校授業料16,500円+我孫子校施設料8,000円(昼食代・材料費込み)/初月のみ入学金33,000円(税込)
出席扱い
NIJINアカデミー全体で、希望者の97%が在籍校の出席認定を受けています(最終判断は在籍校の校長先生)
松戸市の補助
NIJINアカデミーは認定事業者一覧に掲載(オンライン型・通所型)。対象範囲は市に要確認

出典:NIJINアカデミー我孫子校 公式ページ・学費・料金プラン

松戸市のフリースクール補助金|対象・金額・申請の流れ

3分の1月額利用料のうち補助される割合
月1万円1人あたりの補助の上限
30日程度過去1年の欠席日数の目安

対象になる人

不登校などでフリースクール等を利用する小中学生の保護者で、子どもが松戸市内に住んでいるか、市外に住んでいて松戸市立の学校に在籍していることが条件です。過去1年間でおおむね30日以上欠席していること、学校とフリースクールの情報共有に同意することなども求められます。

補助される金額

月額利用料の3分の1で、1人あたり月1万円が上限です。入会金・施設料・消費税は対象外で、100円未満は切り捨てになります。令和8年度は、2026年4月1日〜2027年3月31日の利用料が対象です。

申請の流れ

  1. 補助申請:申請書と、施設との契約書の写しを提出(オンラインまたは郵送。年度ごとに申請が必要)
  2. 実績報告:上半期(4〜9月分)は2026年10月30日まで、下半期(10〜3月分)は2027年3月31日までに、領収書や施設の利用証明などを提出
  3. 交付請求:交付決定の通知を受けたあとに請求し、補助金が支払われます

認定事業者は市の一覧で公開されています。一覧にない施設でも、保護者が申請したあとに市が認定する流れがあります。問い合わせは松戸市教育委員会 児童生徒課(047-366-7461)です。料金の内訳は学費・料金プランのページもあわせてご覧ください。

NIJINアカデミー我孫子校を、もう少し詳しく

⑦で紹介したNIJINアカデミー我孫子校は、私たちが運営する教室です。松戸駅からはJR常磐線の快速で約13分、乗り換えなしで通えます。オンラインのメタバース校舎に毎日通い、毎週火曜日に我孫子校で仲間や先生と直接会う「ハイブリッド通学」の形で、教室は料理教室「たべるのcooking」の中にあります。教室長は調理師・製菓衛生士・保育士で、『食』を通した活動を中心に過ごしますが、料理ができなくても問題ありません。

  • 松戸駅 → 我孫子駅約13分JR常磐線 快速(各駅停車は約20分)
  • 我孫子駅 → 教室徒歩8分手賀沼公園まで徒歩1分
  • 車で通う場合無料駐車場9台送迎の方も停められます
  • 通う日毎週火曜日10:00〜15:00(月4回)
松戸市から通えるフリースクール NIJINアカデミー我孫子校の子どもたち
我孫子校での活動の様子
松戸市から通えるNIJINアカデミー我孫子校の教室の外観
NIJINアカデミー我孫子校の教室

オンラインという選択肢|NIJINアカデミーのメタバース通学

松戸市の自宅からオンラインのフリースクールで学ぶ子ども
自宅からオンラインで授業に参加する様子

近くに通える施設がない、または家から出るのが難しい時期には、オンラインで通う方法もあります。NIJINアカデミーは、インターネット上の仮想空間につくられた「メタバース校舎」に毎日通える学校です。顔出しをしなくても、チャットや見るだけでも参加でき、全国の仲間と授業や交流ができます。月100コマ超のオンライン授業のほか、好きなことから自分のペースで学ぶ自学自習、全国の仲間と体を動かすホーム体育などがあります。メタバース通学は月25,443円(税込)で、リアル校と組み合わせるハイブリッド通学も選べます。

NIJINアカデミーの雰囲気を見る

NIJINアカデミーのタツロー校長が我孫子校を訪れた動画です。日々の様子は我孫子校のInstagramでも発信しています。

データで見る|千葉県と全国の不登校の現状

文部科学省の調査によると、令和6年度に全国の小・中学校で不登校だった児童生徒は353,970人で、12年連続で増え、過去最多になりました。

10万20万30万40万196,127令和2年度244,940令和3年度299,048令和4年度346,482令和5年度353,970令和6年度

全国の小・中学校の不登校児童生徒数の推移(出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」)

千葉県でも、令和6年度の公立小学校の不登校は6,121人と前年度から408人増えました。松戸市が保護者向けの補助制度を設けている背景には、学校以外の学びの場が必要な子どもが増えている現状があります。

6,121人千葉県の公立小学校の不登校(在籍者の2.09%)
8,478人千葉県の公立中学校の不登校(在籍者の5.89%)
353,970人全国の小・中学校の不登校(過去最多)

出典:千葉県教育委員会「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査の概要」、文部科学省 同調査

出席扱いを相談するときの進め方

文部科学省の通知(令和元年10月25日「不登校児童生徒への支援の在り方について」)では、一定の要件を満たせば、学校外の施設で指導を受けた日を校長の判断で出席扱いにできるとされています。相談は次の順番で進めるとスムーズです。

フリースクールや出席扱いについて家族で話し合う様子
通い方は、子どもの気持ちを聞きながら家族で話し合って決めましょう
  1. 担任の先生に相談する:学校外の施設に通いたいこと、そこでの学習や活動の記録を共有できることを伝えます。
  2. 教育委員会に問い合わせる:市の窓口に、出席扱いの考え方や公的な支援の利用方法を確認します。
  3. 公的な支援を確認する:教育支援センターなど、市の居場所が使えるかどうかを確かめます。
  4. 民間・オンラインを検討する:通える距離、日数、費用、子どもの希望をもとに候補を絞り、体験・見学に行きます。
  5. 記録を提出し、判断を待つ:通い始めたら、施設の活動記録を学校に共有します。出席扱いは在籍校の校長先生が判断します。
見学のときに聞いておきたいこと
  • 1日の流れと、通う日数・時間の決め方
  • 在籍している人数と学年の構成
  • 出席扱いになった例があるか
  • 学校に渡せる記録の内容と頻度
  • 途中でやめるときの費用の扱い
  • 送迎や交通手段の注意点

よくある質問

松戸市立の学校に通っています。まずどこに相談すればいいですか?

まずは在籍校の担任の先生やスクールカウンセラーにご相談ください。市の教育支援センターの利用は、児童生徒課(047-366-7600)での教育相談(受理面談)から始まります。

ふれあい学級とほっとステーションは何が違いますか?

ふれあい学級は月〜金の9:30〜14:05に開級し、学習を中心に過ごす教室です。ほっとステーションは火・水・木の9:30〜14:30に開級し、学校生活に準じたものではない居場所・活動の場で、家庭訪問も行います。どちらも教育相談(受理面談)から利用が始まります。

松戸市の補助金は、我孫子市の施設に通っても使えますか?

補助の対象は、松戸市が認定したフリースクール等です。認定事業者一覧には市外の施設も掲載されていて、NIJINアカデミーも含まれています。ただし、補助の対象になる範囲や金額は個別に確認が必要なため、申請前に松戸市教育委員会 児童生徒課(047-366-7461)にご確認ください。

費用が公式に分かる施設はどこですか?

この記事で公式情報から費用を確認できたのは、フリースクール興学社、N中等部、早稲田自由スクール柏校、NIJINアカデミー我孫子校です。ほかの施設は「要問合せ」「要確認」と記載しています。

この記事の情報はどこまで確認したものですか?

2026年10月に、松戸市と各施設の公式サイト・公式資料を確認した内容です。公式情報で確認できなかった項目は「要問合せ」「要確認」と記載しています。

まとめ

  • 松戸市から通えるフリースクール・学びの場を7か所、公式情報で比較しました
  • 松戸市には、認定施設の利用料の3分の1(月1万円まで)を保護者に補助する制度があります
  • 市内の民間3か所と、柏・我孫子の2か所は、いずれも補助金の認定事業者一覧に掲載されています
  • 市のふれあい学級・ほっとステーションは、教育相談(受理面談)から利用が始まります
  • 補助の対象範囲や出席扱いは、市と在籍校に事前に確認するのが安心です

補助金があることで、松戸市では民間施設も検討しやすくなっています。費用だけでなく、子どもが「行ってみたい」と思える場所かどうかを、体験や見学で確かめてみてください。松戸市全体のフリースクール事情は、教育情報メディア「にじいろ」の松戸市のフリースクール一覧でも紹介しています。

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