NIJINアカデミー(以下、ニジアカ)には、子どもたちの「好き」から生まれた11のサークル活動があり、ゲーム、イラスト、ポケットモンスターなど、それぞれの「好き」をきっかけに子どもたちが集まり、自分たちで「やってみたい!」を形にしています。
今回ご紹介するのは『自然いきものサークル』。
動物や生き物が好きなメンバーが集まり、オンライン上で日々いきものに関する活動をし、時にはみんなで生き物に会いに行くリアルイベントも開催しています。
サークルメンバーのみさきさん(小学2年生)は鳥好き。自宅では1歳の文鳥「ナッツ」と一緒に暮らしています。ぬいさん(小学6年生)は犬と猫が好きで、以前はチワックス(チワワとミニチュアダックスフントのミックス犬)の双子と暮らしていたと言います。
入部して約半年というみさきさんとぬいさん。
入って感じたサークルの魅力や活動のこと、今後の展望などをお話しいただきました!

「動物が好き」でサークルを覗いてみたら…そこは居心地の良い空間だった
みさきさんがニジアカに入学したのは、小学1年生の11月。
いきものサークルに入った理由を聞くと、とてもシンプルな答えが返ってきました。
みさきさん
「文鳥飼っていて。ぴったりかなって思ったから入りました」
実際にサークルを覗いてみると、みんな元気で楽しそう。そんなところに魅力を感じたと言います。
一方、ぬいさんがいきものサークルを知ったきっかけは、みさきさんでした。
以前同じクラスだったみさきさんがSlackでいきものサークルへの参加を呼びかけているのを見て、興味を持ったぬいさん。
サークルの一斉見学日に参加し、「ここ、いいな」と感じました。
しかし、ぬいさんが惹かれたのは、ただ生き物の話ができることだけではなかったと言います。
ぬいさん
「意見を一つ一つ聞いて、それをできるだけ取り込んで、進んでいくのが心地いいなって思いました」
誰か一人が「これをやる」と決めるのではなく、みんなの意見を聞く。
出てきた意見をできるだけ取り入れながら、「じゃあ、こんな企画にしてみよう」と一緒に形にしていく。自分の「やってみたい」がちゃんと聞いてもらえる。
そんなサークルの空気にぬいさんは惹かれました。
犬・猫から、地球上の生き物へ。進化してきたサークル
いきものサークルには、これまで何度も姿を変えてきた歴史があります。
サークルの始まりは猫好きが集まる「ねこねこサークル」でした。
その後、別で犬好きが集まる「いぬいぬサークル」が生まれ、やがて2つが一緒になって「もふもふサークル」に。
さらに、犬や猫だけではなく爬虫類などさまざまな生き物が好きなメンバーが加わったことで、「地球上の生き物、みんな好きだよね」と対象を広げ、現在の「自然いきものサークル」へと変わっていきました。
メンバーが変われば、サークルも変わる。
誰かが作った形をそのまま守り続けるのではなく、そこにいる子どもたちの「好き」に合わせて形を変えてきたサークルです。
そして現在のバトン引き継いでいるのがみさきさんやぬいさんたちです。
週2回、動物好きをつなぐ1時間。
いきものサークルの活動は毎週水曜日と金曜日の14時~15時。
オンラインで集まって活動をしています。
みさきさん
「(活動では)動物しりとりをしたり、動物めしを作ったりしています。」
「動物めし」とは動物をかたどったおにぎりなどの料理のこと。
しりとりやごはん作り以外にもそれぞれが好きな動物について調べ、オリジナルの「動物図鑑」も作っていると言います。
「これをやってみたい」
「こんなのはどう?」
そんな声を出し合い、みんなで相談しながら、その日の活動を決めていきます。
いきものサークルの活動時間は「一人ひとりの意見を聞いて、できるだけ取り込んでくれる」という、ぬいさんが入るときに感じた雰囲気が息づいた1時間になっています。

不定期でリアルイベントを開催。「会えてうれしい」イベント!
いきものサークルでは不定期でリアルイベントも開催しています。
2026年8月。みさきさんとぬいさんも初めて大阪で開催されたリアルイベントに参加しました。
ぬいさん
「とにかく自由に遊んだ1日でした!」
行き先は大阪万博公園内にある『生きてるミュージアム ニフレル』。
館内では魚やホワイトタイガーなど、さまざまな生き物を見ながら写真を撮ったと言います。
しかしこの日の特別なところは、生き物を見られたことだけではありません。
みさきさんとぬいさんにとって、この日は初めてリアルでメンバーに会う日でもありました。
ぬいさん
「初めてみんなに会って緊張はしましたけど、なんか『会えてうれしい』の方が大きかったです」
「緊張」よりも「会えてうれしい」。
オンラインで一緒に過ごしてきた時間があったから、直接会うことへの緊張は、そこまで大きくなかったと語ってくれました。
みさきさん
「みんなでニフレルに行ったのが一番の思い出!」
オンラインで一緒に活動してきた仲間と、同じ生き物を見て、同じものを食べて、体を動かして遊ぶ。
「リアルで会って初めて気づく、動物たちやサークルメンバーの魅力がある。
時々行われるこのリアルイベントがいきものサークルの活動に彩りを添えています。


いきものサークルはここが素敵
お二人に、いきものサークルの魅力を伺いました。
みさきさん
「動物を飼ってない人も入れるし、みんな明るくて元気がもらえる」
ぬいさん
「意見を尊重してくれて、自由に自分の意見が言えるんです。安心とちょっと違うけど、なんかこうほっこりした感じが好き」
実際に動物と暮らしていなくても、知識がたくさんなくても「好き」「気になる」という気持ちがあれば仲間になれる。
そして自分の意見や考えを尊重してくれる。
ぬいさんは初めてサークルに参加した時に「歓迎してくれている感じ」がしたと言います。
ぬいさん
「初めてサークルに出たとき、あったかくて歓迎されているなって感じがしたんですよね。自分なんかがいいのかな…って戸惑いましたけど嬉しかった。」
元気な仲間がいて、自分の意見を聞いてもらえて、初めて来た人も歓迎してもらえる。
かつて『もふもふサークル』と呼ばれていた、その名前のようにどこかほっこりする。
いきものサークルには、そんなあたたかな空気が流れています。
「もっと人数を増やして、いっぱいリアルイベントをしたい」
最後に、これからいきものサークルでやってみたいことを聞きました。
みさきさん
「もっと人数を増やしたいし、リアルイベントもたくさんしたいです」
いきものサークルの在籍メンバーは現在3人。
よりたくさんの人にサークルのことを知ってもらいたい。
ニフレルの時のようにリアルでメンバーと会う機会を作りたい。
そんな思いが重なり、いきものサークルは2026年11月に開催される『NIJIN教育万博』でブースの出展をすることが決まりました。
NIJIN教育万博に向けて、現在、さまざまなことを計画していると言います。

教育万博への出展、そして新しいメンバー募集という次なる一歩を踏み出した、いきものサークルの活動をこれからも応援しています。
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