「できない」を「やってみたい」に変えていく~NIJIN(ニジン)アカデミー京都金閣寺校は一人ひとりの心に寄り添いながら自分らしく学ぶ力を育てる教室です。

京都金閣寺校にて、タツロー校長と教室長が笑顔で記念撮影



\NIJINアカデミーリアル教室 京都金閣寺校/

カルメラ焼きに挑戦!うまく膨らむかな

  「先生、この実験、失敗した!」

  教室には、そんな声がよく響きます。
  でも、この教室では失敗は残念な結果ではありません。
  「なんで失敗したんだろう?」
  「もう一回やってみよう。」
  そんな”次の一歩”が始まる合図です。

  実験やものづくり、工作、外での体験活動――。
  一見すると楽しそうな活動が並ぶ教室ですが、
  その奥には、教室長が大切にしている一つの思いがあります。

  それは、「子どもが自分で問いを持つこと」です。
  安心できる場所だからこそ、人は挑戦できます。
  失敗しても受け止めてもらえる安心感があるからこそ、
  「もう一回やってみよう」と前を向くことができます。

  ここはそんな教室です。
  

固有振動数の実験

NIJINアカデミー 京都金閣寺校 教室長:なお(山﨑尚子)

自己紹介
出身:京都生まれ、京都育ち
好き:空を眺めること、散歩、ものづくり、文字を書くこと、短歌・俳句・詩をつくること、歌うこと
苦手:ホラー、押しつけられること
モットー:人も自分も大切に

NIJINアカデミー京都金閣寺校ってどんな教室?

NIJINアカデミー 京都金閣寺校を開校するきっかけ

「学校に行かない」だけでは、終わらなかった

フリースクールを開く一番大きなきっかけは、やはり我が子の不登校でした。
大きな理由があったような、なかったような。
それでも、学校のことを考えると顔が曇り、朝になると布団の中に潜り込んでしまう。
そんな子どもの姿を見ているうちに、私は意外と早い段階で「学校に行かないこと」そのものは受け入れられるようになっていました。
「今は学校に行かなくてもいい。」
そう思えたんです。

けれど、学校に行かなくなったからといって、子どもがすぐに生き生きと毎日を過ごせるようになったわけではありませんでした。
むしろ、学校に行けない自分を責め、自分には価値がないのではないかと悩み、「みんなと違う自分は、この先どうなるんだろう」「頑張れない自分はダメなんじゃないか」と、自分自身を責め続ける日々がありました。

「そのままでいいんだよ。」

何度そう伝えても、なかなか心には届かない。
部屋に閉じこもる子どもを見ながら、私は「好きなことをすればいいのに」と思っていました。
でも、あるとき気づいたんです。

「好きなことをすればいい」と言われても、好きなことさえ分からなくなっていることがある。

それなら、まずは安心して過ごせる場所が必要なのではないか。
誰かと比べられることなく、自分自身を少しずつ取り戻していける場所。
そして、「これ、ちょっとやってみたい」と思えるものに出会える場所。
そんな場所を探し始めました。

けれど、なかなか「ここなら」と思える場所には出会えませんでした。
その経験が、私の中に一つの思いを生みました。

「ないのなら、自分でつくろう。」

子どもが安心して過ごせること。人とつながれること。
そして、学校に行かないという選択をしたとしても、「学ぶこと」まであきらめなくていい場所であること。
そんな場所をつくりたい。

それが、私がフリースクールを始めるきっかけになりました。
今振り返ると、あの頃の子どもの姿が、今の教室の原点になっています。
だから私は、子どもたちに「何かをできるようになってほしい」と思う前に、

「ここにいていい」
「自分のペースでいい」
「まだ好きなことが見つからなくてもいい」

そう思える場所をつくることを大切にしています。
そして、その安心の中で、いつか子ども自身の中から

「これ、やってみたい」

という小さな気持ちが生まれてくれたら。
私は、その瞬間を一緒に見つけていきたいと思っています。

京都の地図で地図記号を探せ!

「できるようにする」より「やってみたい」を大切に

「我が子の不登校を経験したことで、私自身の「教育」に対する考え方も大きく変わりました。
学校に行けなくなったとき、周りからは「勉強は大丈夫ですか?」「遅れないようにしたほうがいいですよ」と心配されることがあります。
もちろん、学ぶことは大切です。
でも、私はその前に、もっと大切なことがあるのではないかと思うようになりました。
それは、「自分は自分でいい」と思えること。
そして、もう一度何かに興味を持ったり、「やってみたい」と思ったりすること。
だから、この教室では「何をできるようにするか」だけを考えるのではなく、子ども自身の中にある「やってみたい」をどう育てるかを大切にしています。


ギターを弾いてみる。この日から彼はギター片手に教室でやってくるように。

「やりなさい」ではなく、「やってみたい」を待つ

教室では、実験やものづくりなど、いろいろな活動をします。でも、私は「みんなで一緒にやりましょう」と一方的に進めることは、できるだけしないようにしています。
もちろん、最初は「やってみようかな」と思えるきっかけをこちらから用意します。
でも、その先は子ども自身に決めてほしい。
「やってみる」のもいい。
「今日は見ておく」のもいい。
途中でやめるのもいい。
そして、あとから「やっぱりやってみたい」と戻ってきてもいい。
そういう余白を残しておきたいと思っています。

以前、活動のたびに「僕は見てる」と言っていた子がいました。
きっと、その子にとっては「やらない」のではなく、「失敗するのが怖い」という気持ちがあったのだと思います。
だから、様子を見ながら声はかけつつ、無理に参加させることはしませんでした。
しばらく見ている。
友達がやっているのを見る。
失敗する姿も見る。

そして、あるとき、その子が自分から「ちょっとやってみる」と動きました。ほんの小さな一歩です。
でも、私にとっては、その一歩がとても大きな出来事でした。


割れないシャボン玉をつくる!からの水遊び

失敗できる場所でありたい

私は、子どもたちにもっと失敗してほしいと思っています。
もちろん、「失敗しても平気」と簡単に言えるものではありません。失敗するのは怖いです。
特に、「間違えたらどうしよう」「できなかったら恥ずかしい」と感じている子にとっては、挑戦することそのものに勇気がいります。
だからこそ、教室では失敗しても大丈夫だと思える経験を、少しずつ積み重ねてほしい。
実験なら、予想と違う結果になってもいい。
工作なら、思ったように作れなくてもいい。

「なんでこうなったんだろう?」

そこから考えればいい。もう一度やってみてもいい。やめてもいい。そして、また別の日に挑戦してもいい。
そうやって、「失敗=終わり」ではなく、「失敗=次に進むための一つの出来事」になっていけばいいと思っています。


声を形にする。クラドニ図系の実験。

「答え」を渡すのではなく、「問い」を見つけてほしい

私が子どもたちに身につけてほしいと思っているのは、たくさんの知識だけではありません。もちろん知識も大切です。でも、これからの時代は、分からないことがあれば調べることができます。
だからこそ私は、**「答えを知っていること」よりも、「自分で問いを持てること」**を大切にしたいと思っています。

「なんでだろう?」
「もっとこうしたらどうなるんだろう?」
「これ、作ってみたい。」

そんな気持ちが生まれたら、そこから学びが始まります。
大人が用意した「学ぶ時間」の中だけではなく、子ども自身の「知りたい」「やってみたい」から始まる学びです。
子どもを変えるのではなく、子どもの中にすでにあるものを一緒に見つけていく。
そして、本人が「これ、やってみたい」と思ったときには、その気持ちを思いきり応援できる場所でありたい。

そんな教室をつくっていきたいと思っています。


土偶を作ったよ!

一日のながれ・スケジュール

保護者の声

社会見学で社会とのつながりを

教室では社会見学にもよく行きます。
美術館や3Dプリンタの会社の見学、あるいはAIを使ってゲームを作るワークショップの講師の方に来ていただくなど、社会との接点を持つことで「こんな仕事があるんだ」「こんな大人がいるんだ」という実感を得、自分と社会とのつながりを作っていってほしいと願っています。
3Dプリンタの会社でその会社で作った心臓の模型が、実際の医療の現場で役立っている話などを聞き、一つの仕事が社会の役に立つという実感を得ることができました。

Screenshot

京都金閣寺校 概要